JPH0193611A - 緩み防止機能付ナット - Google Patents

緩み防止機能付ナット

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JPH0193611A
JPH0193611A JP25092087A JP25092087A JPH0193611A JP H0193611 A JPH0193611 A JP H0193611A JP 25092087 A JP25092087 A JP 25092087A JP 25092087 A JP25092087 A JP 25092087A JP H0193611 A JPH0193611 A JP H0193611A
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JP
Japan
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nut
loosening
loosening prevention
prevention function
tightening
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Pending
Application number
JP25092087A
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English (en)
Inventor
Kuraji Yoshida
吉田 庫治
Kenzo Handa
半田 健三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用針W) 本発明は、ナツト、特に、ナツトの緩みを防止しナツト
の締め付けの信頼性を向上し得る緩み防止機能付ナツト
に関する。
(従来の技術) 従来、このような緩み防止機能付ナツトとして、第9図
に示すような緩み防止機能付ナツト100がある。緩み
防止機能付ナツト100は、上ナツト101と下ナツト
102とからなる。このような緩み防止機能付ナツト1
00では、まず、下ナツト102をボルト103に締め
付は次に上ナツト101を締め付けるようになっている
。下ナツト102の上に上ナツト101が締め付けられ
ると、締め付は力Fにより上ナツト101の下面103
と下ナツト102の上面104の接触面及び上ナツト1
01及び下ナツト102とボルト103αのねし山同士
の接触面の摩擦抵抗が大きくなり、両ナツト100の緩
み止めとなる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、斯かる従来技術の緩み防止機能付ナツト
100の場合には、ボルト103cL及び上ナツト10
1及び下ナツト102が取り付けられる機械の振動によ
って上ナツト101、下ナツト102のいずれかが少し
でも緩むと急激に締め付は力Fが低乍し上ナツト101
及び下ナツト102の緩み速度が増長する。
緩み防止を行なっているのは、摩擦抵抗であるが、上ナ
ツト101及び下ナツト102が金属性であるために摩
擦抵抗が小さ(緩み防止を充分に発揮し得ないとの問題
がある。
本発明は上記諸問題に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、機械の振動等によるナツトの緩みを防止
して、機械の機能低下を防止し締め付は性能の信頼性を
高めることによりナツトの緩みの確認の為の点検及び増
締めの周期を長くし得る緩み防止機能付ナツトを提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ボルトに螺合するナツトであって、ナツトの
座面にナツトの榎みを防止する超弾性合金材によって形
成される緩み防止材をり4えろ。
(作 用) 而して本発明の緩み防l)、機能付ナツトによれば、超
弾性合金材の緩み防止材を備えるためナツトの座面と暖
み防止材及び緩み防止材と締め付は面との間の接着面は
、超弾性合金材と金属であり、超弾性合金材は、ゴム状
の弾性をnするために接着面の摩擦力は金属同士よりも
大きくなりす・ントの回転方向(緩み方向)の動きは、
確実に固定される。従ってナツトの緩みが防止され、ナ
ツトによる締め付けの信頼性を大巾に向上させることが
できる。
(′A施例) 以下に、本発明のナツトを図示の実施例に基づいて説明
する。第1図に本考案の緩み防止機能付ナツト1を示す
。緩み防止機能付ナラI−1は、好ましくは、多角形の
頭部2を有する。頭部2は、側面3と座面4とを有する
。座面4に多角形状の凹部5が設けられている。凹部5
は軸線方向に段部6を有し、段部6と凹部5との境界部
に面取り部7が設けられている。また凹部5と座面4と
の間の縁部にも面取り部8が設けられている。
一方、環状の緩み防止材9が凹部5に嵌合されている。
緩み防止材9の軸線は頭部2の軸線と一致して外周面1
0が、凹部5の内周面11に内接している。内周部12
には、緩み防止機能付ナツト1のねじ山と同一ピッチの
ねじ山が切られている。
超弾性合金材は、Ni−Ti合金であって、その割合は
50.7%Ni、残部Tiである。そして、その熱処理
はNi−Ti合金を1000℃に加熱して2時間保持し
た後に、急冷したものである。
このNi−Ti合金は約10%の回復可能な弾性的伸縮
を有すると共に、耐蝕性及び耐摩耗性にすぐれている。
特に、密着性を向上させる材質としてはCu−Aj−N
i合金を用いることが好ましい。この場合は、約20%
の回復可能な弾性的伸縮を有する。この他の材質として
、Cu−Zn 、 Ag 、 Cd 、 In 、 T
i 。
Cu、Aj等の合金も適している。これらの超弾性合金
は弾性率が5〜8Kgf/njであり、応カー歪の関係
を線図に示したものが第8図のようになす、縦軸が応力
で横軸が歪である。この歪が約1.5〜5.5%の範囲
では応力がほぼ一定の値となっている。
このように構成された緩み防止機能付ナツト1は、次の
ような動作をする。緩み防止機能付ナツト1をボルト1
3にねじ込み締め付ける方向に回わすと座面4が締め付
は面16に到達する前に緩み防止材9が弾性的伸縮を開
始し、凹部5内で圧縮される。凹部5内で圧縮された緩
み防止材9は、段部6へ入り込みさらに凹部5内のねじ
山14の谷部まで入り込みボルト13にきつ(密着する
また緩み防止材9の下面15も締め付は面16に密着す
る。ボルト13のねじ山14及び締め付は面16と緩み
防止材9の密着面は超弾性合金と金属であるため、摩擦
力が金属同士より大きくなり、緩み防止機能付ナフト1
の回転方向(緩み方向)への動きを確実に阻止し得る。
第4図には、ナツト20と緩み防止材21とを別体にし
、緩み防止材21をワッシャとして使用する例を示す。
このようにワッシャとして使用すると、ナツト20をボ
ルト22にねじ込むと、超弾性合金のゴム状弾性力の作
用により緩み防止材がナツト20の側面3に盛り上がる
ようになる。
このように、ナツト20と緩み防止材21との間の互い
の反力により接触面の面圧が高くなり摩擦力が大きくな
る。
また、ナツト20が樹脂製の場合にさらに有効な緩み防
止機能が発揮される。すなわちナツト20を締め付けた
とき、超弾性合金製の緩み防止材21による反力によっ
て樹脂製のナツト20が張力を受け、両部材の対向する
強力な反力により、さらに有効な緩み防止が行なわれる
次に、第5図乃至第7図を参照すると、本発明の緩み防
止機能付ナツトの第3実施例が示されている。
本実施例の緩み防止機能付ナツト31は上ナツト32と
下ナツト33とからなる。34は、上ナツト32及び下
ナツト33がねじ込まれるボルトである。下ナツト33
には、凹部35が設けられており、凹部35 内にゴム
部材36が配置されている。さらに、ゴム部材36の上
に金属性のワッシャ37が配置されており、ワッシャ3
7は上ナツト32を締め込む時、ゴム部材36と上ナツ
ト32の摩擦力を小さくする作用を行なう。
また、ゴム部材36とワッシャ37とは接着されて取扱
い易くなっている。下ナツト33とゴム部材36は、下
面38だけ接着している。ゴム部材36には下ナツト3
3と同様ねじ山39が切られているがねじ山39は下ナ
ツト33のねじより深めに切られている。
ワッシャ37の上面40は、下ナツトの上面41より長
さしだけ高くなっている。このように構成された緩み防
止機能付ナツト31は次のように作動する。下ナツト3
3を所定の位置へねじ込んだ後、下ナツト33及びボル
ト34を固定し上ナツト32を下ナツト33に締め付け
る(第5図(b)参照)。
上ナツト32を締め付けることによって、ワッシャ37
は、Lだけ沈み、同時にゴム部材36も変形する。ゴム
部材36はボルト34、下ナツト33、ワッシャ37に
周囲が囲まれているためボルト34及び下ナツト33に
密着するまで変形し、その変形に応じて圧力が発生する
。ボルト34とゴム部材36との密着面はゴムと金属で
ありgiIwA力は金属同士よりも大きいため、ボルト
34とゴム部材36及びゴム部材36と下ナツト33は
回転方向(緩み方向)への動きは確実に固定される。
上ナツト32は緩む場合があるが、わずかの緩みに対し
、締付力Fは、ゴム部材36の弾性力により、従来の様
な急激な減少はない。また、上ナツト32及び下ナツト
33のボルトねじ山39への接触力及び上ナツト32及
び下ナツト33の接触面の抵抗も締め付は効果を有する
。従って、本発明の緩み防止機能付ナツト31は、締め
付は効果とゴム部材36とを加えた締め付は効果であり
、緩み止め機能の向上が行なわれる。緩み防止機能付ナ
ツト31の戻しは、上ナツト32を緩めることにより、
ゴム部材36及びワッシャ37が元の形に復元し、下ナ
ツト33を自由に回転し得る。
第7図に緩み止め機能付ナツト31の使用例を示す。緩
み止め機能付ナツト31は被締結部材40゜41を締め
付けている。下ナツト33及びボルト34で必要な締付
力で締めた後、上ナツト32で下ナツト33を締め、緩
みを防止する。
本実施例では、主にゴム部材36を下ナツト33に取り
付けた例を示したが上ナツト32に取り付けてもよい。
また、36として弾性体としてのゴム部材を使用するこ
とを中心に説明したが、第1実施例と同様超弾性合金材
を使用してもよい。
このように緩み防止機能付ナツト31に超弾性合金材ま
たは、ゴム部材36を使用するため、ボルト孔を介して
内部の空気1ずもれることを防止する場合、従来はシー
ルワッシャを使用しなければならないが本発明の緩み防
止材は、ゴム状弾性に富むため、内部の空気等をシール
し得る。特に、超弾性合金材の場合はシールする流体が
高温又は酸等の流体であっても金属的性質を有するので
耐久性が向上する。
さらに緩み防止材が、くり返し使用される場合において
もゴム状弾性的に変形するので永久変形されることがな
い。
(発明の効果) 本発明の緩み防止機能付ナツトによれば、緩み防止材特
に超弾性合金製の緩み防止材を使用することによって、
ナツトの緩みを゛有効に防止し、締め付は性能の信頼性
を高めることによってナツトの緩みの確認の為の点検増
締めの周期を長期とすることができる。
また、ボルト孔を介する内部の空気等の漏れを有効に防
止し得、内部に酸等の流体を含む場合であっても腐食せ
ず耐久性が向上し、さらにく秒返し応力が加えられても
、ゴム状弾性的な変形により、永久変形することがない
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の緩み防止機能付ナツトの第1実施例
の部分断面図、第2図は、第1図の底面図、第3図は、
緩み防止機能付ナツトの部分断面図、第4図(a) (
b)は本発明の緩み防止機能付ナツトの第2実施例の縦
断面図、第5図(a) (b>は、本発明の緩み防止機
能付ナツトの第3実施例の部分断面図であり、(a)は
締め付は前の断面図、(b)は、締め付は後の断面図、
第6図は、ナツトの締め付は後のゴム部材の力を表わし
た説明図、第7図は、緩み防止機能付ナツトの取り付は
状態を示す説明図、第8図は、超弾性合金の応カー歪の
関係を示すグラフ、第9図は、従来技術によるダブルナ
ツトの縦断面図である。 符号の説明 1・・・緩み防止機能付ナツト、 2・・・頭部、     3・・・側面、4・・・座面
、     5・・・凹部、6・・・段部、     
7・・・面取外部、9・・・緩み防止材、  10・・
・外周面、11・・・内周面、   12・・・内周部
、13・・・ボルト。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第8図 kQ/mm*

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ボルトに螺合するナットであって、ナットの座面
    にナットの緩みを防止する超弾性合金材によって形成さ
    れる緩み防止材を備えることを特徴とする緩み防止機能
    付ナット。(2)前記超弾性合金材は、Ni−Ti合金
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    緩み防止機能付ナット。 (3)上ナットと、上ナットの下方に配置される下ナッ
    トとからなり、下ナットの上ナットとの接触面に弾性体
    を備え、弾性体の上部にワッシャを備えることを特徴と
    する緩み防止機能付ナット。 (4)前記弾性体は、ゴム部材で形成されることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項に記載の緩み防止機能付ナ
    ット。 (5)前記弾性体は、超弾性合金材で形成されることを
    特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の緩み防止機能
    付ナット。
JP25092087A 1987-10-05 1987-10-05 緩み防止機能付ナット Pending JPH0193611A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998009086A1 (fr) * 1996-08-26 1998-03-05 Hideo Moroi Contre-ecrou
WO2005080807A1 (ja) * 2004-02-06 2005-09-01 Fusao Yamada 緩み止め能を有する締結体
JP2007211892A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Teruo Nakagami 締結用組部材及びそれを用いた締結構造体

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WO1998009086A1 (fr) * 1996-08-26 1998-03-05 Hideo Moroi Contre-ecrou
WO2005080807A1 (ja) * 2004-02-06 2005-09-01 Fusao Yamada 緩み止め能を有する締結体
JP2007211892A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Teruo Nakagami 締結用組部材及びそれを用いた締結構造体

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