JPH018177Y2 - - Google Patents

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JPH018177Y2
JPH018177Y2 JP1983180518U JP18051883U JPH018177Y2 JP H018177 Y2 JPH018177 Y2 JP H018177Y2 JP 1983180518 U JP1983180518 U JP 1983180518U JP 18051883 U JP18051883 U JP 18051883U JP H018177 Y2 JPH018177 Y2 JP H018177Y2
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JP
Japan
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buckle
rotating body
belt
reversed
bent
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JP1983180518U
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JPS6086112U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は衣服等のベルトあるいはバンドの端部
を挟着するベルトの尾錠に関する。
従来、この種のベルトの尾錠としては、たとえ
ば実公昭57−11523号の考案が提案されている。
すなわち、この考案の基本的構成は矩形状の尾
錠枠と、該尾錠枠の後端杆中央に取付けられた止
ピンと、この止ピンを挟むようにして前記後端杆
に捲付けられた屈曲部を有するベルト取付主板
と、このベルト取付主板の後端に回動自在に取付
けられたベルト喰込み部を有する締付用回移板と
から構成されていた。
したがつて、このような基本的構成からなるベ
ルトの尾錠は、ベルト取付主板を反転することが
できないので、看者の視覚に訴えるためにはベル
トの表側しか利用することができなかつた。
本考案は上記の欠点に鑑み、ある場においてベ
ルトの異なる色彩が施こされた表裏面を使用者の
所望にしたがい選択使用することができ、またベ
ルトを挾着する回動体を反転しても尾錠本体とズ
レることもなく、さらに係脱操作などが簡単な安
価なベルトの尾錠を得るにある。
以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に
説明する。
第1図ないし第4図の実施例において、1は図
示しない洋服などのベルトの挿入孔を有する先端
部を締結する尾錠本体である。この尾錠本体1は
前軸杆に回動筒2を一方後軸杆の略中央部に止ピ
ン3が回動できるようにそれぞれ装着された矩形
状の尾錠枠体4と、この尾錠枠体4の後軸杆に回
動自在に取付けられた尾錠連結体5とから構成さ
れる。尾錠連結体5は一枚の板部材の両端部を折
曲形成して成り、前記止ピン3を挾むように後軸
杆に捲付けられる左右の円筒状屈曲部6,6と、
これらの屈曲部から一方向に一体に延設し屈曲部
側の中央部に止ピン3の回動に支障を来さないた
めに形成された切欠部7を有する板状の連結部8
と、この連結部8と一体に設けられた第3図で示
すように左右の部位に小突起9,9を有する端面
略三角形状の折曲係合部10と、この折曲係合部
10の前記小突起9を有する背面壁の中央部に形
成された軸孔11とから構成されている。12は
第4図で示す洋服、ズボンなどのベルトBの末端
部bを挟着することができるように一枚の板部材
を対向状に折曲して形成された回動体で、この回
動体12は前述の尾錠連結体5の小突起9,9と
係合できる左右の小凹部13,13を正面壁に有
する端面略三角形状の折曲係合部14と、この折
曲係合部14から一体に延設して拡開状に対向し
て設けられた複数のベルト取付孔15,15をそ
れぞれ有する挟着部16,16aと、前記尾錠連
結体の軸孔11と対応するように折曲係合部14
の正面壁の中央部に形成された軸孔117とから
構成されている。18は第3図で示すように尾錠
連結体5と回動体2とをそれぞれの軸孔11,1
7を介して連結するピンなどの連結部材である。
この連結部材18で尾錠連結体5と回動体12を
連結するときはカシメの方法によつて連結するの
であるが、尾錠連結体5と回動体12が略同一平
面上に位置するときは、第4図で示すように回動
体12が反転できるようにし、一方両者5,12
の位置を多少角度方向に傾けたとき、すなわち、
両者5,12が互いに腹部などの曲線に従つて反
り状態となつたときは、両者5,12の各折曲係
合部10,14の小突起9と小凹部13が確実に
係合するようになるのが望ましい。
なお、ベルトBの末端部bが第4図で示すよう
に回動体14の上下の挟着部16,16a間に挟
着されたときには、前述したベルト取付孔15を
利用して図示しない止め具で固定される。
上記構成にあつては、尾錠本体1をそのままの
状態にしておいて、第4図示のように回動体14
をベルトBと共に、180度いずれの方向にでも反
転させることができる。
次に、第5図および第6図に示す本考案の異な
る実施例について説明する。なお、これらの実施
例の説明に当つて、前記実施例と同一と考えられ
る部分には同一符号を付して重複する説明を省略
する。
第5図の実施例において、前記実施例と主に異
なる点は連結部材18Aで、該連結部材18Aの
両端には頭部18aとストツパー部18bとがそ
れぞれ設けられ、連結部材18Aの棒状部18C
で前記頭部18aと回動体12の折曲係合部14
の内壁面14aとの間の外周には、尾錠連結体5
および回動体12のそれぞれの折曲係合部10,
14が常時衝合するように付勢する弾発性部材1
9が巻装されている。このように構成することに
より尾錠連結体5と回動体12との係脱操作がき
わめて容易にできる。
第6図の実施例において、前記実施例および第
5図の実施例と主に異なる点は、尾錠連結体5A
の折曲係合部10Aで、この折曲係合部10Aの
正面壁10aの中央部で左右端寄りの位置には、
回動体12の折曲係合部14に設けられた左右の
小凹部13,13と係合する係合ピン9a,9a
が進退自在に移動できる案内孔が形成されてお
り、前記係合ピン9a,9aの外周部には連結部
材18Aに巻装され弾発性部材19よりもバネ力
が弱く、かつ尾錠連結体5Aを第6図の矢印A方
向に引いた際に係合ピン9a,9aを前記小凹部
13,13から離脱させるように付勢するコイル
バネ20,20が巻装されている。このように構
成しても前記実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
以上の説明から明らかなように本考案にあつて
は、次に列挙する効果がある。
(1) 尾錠本体に挾着部で挾着したベルトを反転す
ることができるように回動体を取付けたので、
冠婚葬祭などのある場において、ベルトの表裏
面を使用者の所望にしたがい選択使用すること
ができる。また普通の時においても洋服の色に
あわせて自由にベルトの表裏面を選ぶことがで
きる。
(2) ピンなどの連結部材で尾錠本体と回動体を連
結したので、簡単に回動操作ができる。
(3) 尾錠連結体と回動体にそれぞれ対向する折曲
係合部を設けたので、使用時に両者が揺動する
など不安定にならない。
(4) 回動体を反転した場合外観上尾錠を裏返して
使用しているとは全くわからないし、また尾錠
連結体5、回動体12がそれぞれ腹部の曲線に
したがつて容易に反り状態となる。
(5) 構造が簡単なので安価に製作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の−線断面からの説明図、第3図
は本考案の要部を示す斜視からの説明図、第4図
は本考案の回動体の回転状態を示す説明図、第5
図および第6図はそれぞれ本考案の異なる実施例
を示す説明図である。 1……尾錠本体、4……尾錠枠体、5,5A…
…尾錠連結体、10,10A,14……折曲係合
部、11,17……軸孔、12……回動体、15
……ベルト取付孔、B……ベルト、16,16a
……挾着部、18,18A……連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 尾錠枠体と、この尾錠枠体に回動自在に取付け
    られた尾錠連結体と、この尾錠連結体に反転する
    ことができるようにピンで連結されかつ1枚の板
    部材を対向状態に折曲して形成した回動体とから
    成り、前記尾錠連結体5および回動体12にはそ
    れぞれ端面三角形状の折曲係合部10,14を形
    成し、尾錠連結体と回動体が略同一平面上に位置
    するとき回動体は反転し、一方、両者5,12が
    互いに腹部などの曲線に従つて反り状態となつた
    とき回動体が反転しないように前記折曲係合部1
    0,14の対向壁にそれぞれ複数の小突起9,
    9、小凹部13,13を形成したことを特徴とす
    るベルトの尾錠。
JP18051883U 1983-11-22 1983-11-22 ベルトの尾錠 Granted JPS6086112U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18051883U JPS6086112U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 ベルトの尾錠

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JP18051883U JPS6086112U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 ベルトの尾錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6086112U JPS6086112U (ja) 1985-06-13
JPH018177Y2 true JPH018177Y2 (ja) 1989-03-03

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ID=30391396

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JP18051883U Granted JPS6086112U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 ベルトの尾錠

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JPS6086112U (ja) 1985-06-13

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