JPH0143063Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0143063Y2 JPH0143063Y2 JP7765185U JP7765185U JPH0143063Y2 JP H0143063 Y2 JPH0143063 Y2 JP H0143063Y2 JP 7765185 U JP7765185 U JP 7765185U JP 7765185 U JP7765185 U JP 7765185U JP H0143063 Y2 JPH0143063 Y2 JP H0143063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tampon
- tampon body
- ring
- shape
- yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims description 17
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 17
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 239000002202 Polyethylene glycol Substances 0.000 claims description 2
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 2
- 229920001223 polyethylene glycol Polymers 0.000 claims description 2
- 238000009941 weaving Methods 0.000 claims 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 16
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 16
- 230000002175 menstrual effect Effects 0.000 description 14
- 210000001215 vagina Anatomy 0.000 description 14
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000002195 soluble material Substances 0.000 description 2
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/20—Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
- A61F13/2051—Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor characterised by the material or the structure of the inner absorbing core
- A61F13/206—Tampons made of rolled-up material
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、経血を漏らすことなく確実に吸引し
得ると共に、使用後の取出しが容易なタンポンに
関する。
得ると共に、使用後の取出しが容易なタンポンに
関する。
（従来技術）
生理用等に使用されるタンポンには種々の構造
のものがあるが、大別すると次の２つのものに分
けることができ、その一つは、脱脂綿、吸収紙等
の吸収体を巾広の帯状に形成し、これを巻きほぐ
れないように堅く渦巻き状に巻回した後、外周方
向から圧力をかけて弾丸状に形成したもので、ま
た他の一つは帯状の吸収体をそのままの形で、上
下及び水平方向から圧縮してステイツク状に形成
したものである。
のものがあるが、大別すると次の２つのものに分
けることができ、その一つは、脱脂綿、吸収紙等
の吸収体を巾広の帯状に形成し、これを巻きほぐ
れないように堅く渦巻き状に巻回した後、外周方
向から圧力をかけて弾丸状に形成したもので、ま
た他の一つは帯状の吸収体をそのままの形で、上
下及び水平方向から圧縮してステイツク状に形成
したものである。
そして、これら従来のタンポンは、上記のよう
に圧縮成形されると共に、附随的に種々の構造が
採用されることによつて、腟内への挿入を楽に行
なえるようになつているが、基本的に次の点で問
題を有している。
に圧縮成形されると共に、附随的に種々の構造が
採用されることによつて、腟内への挿入を楽に行
なえるようになつているが、基本的に次の点で問
題を有している。
即ち、先ず前者にあつては、腟内で経血を吸収
して膨潤するが、その膨潤する方向が径方向であ
るために、腟壁を伝つて落る経血を良く吸収する
ものの、使用後には、その膨潤した大径のタンポ
ン本体をそのままの形状を保つた状態で軸方向に
引つ張り出さなければならないことから、取出し
が容易でなく、場合によつては取出し紐が途中で
切れてしまい、医師の手を借りなければならない
こともしばしばである。
して膨潤するが、その膨潤する方向が径方向であ
るために、腟壁を伝つて落る経血を良く吸収する
ものの、使用後には、その膨潤した大径のタンポ
ン本体をそのままの形状を保つた状態で軸方向に
引つ張り出さなければならないことから、取出し
が容易でなく、場合によつては取出し紐が途中で
切れてしまい、医師の手を借りなければならない
こともしばしばである。
一方、後者にあつては、経血を吸収して主とし
て上下方向に膨潤するために、前者に比較して取
出しが容易である反面、使用中に腟壁との間に隙
間が生じてしまい、経血を充分に吸収し得ない欠
点を有する。
て上下方向に膨潤するために、前者に比較して取
出しが容易である反面、使用中に腟壁との間に隙
間が生じてしまい、経血を充分に吸収し得ない欠
点を有する。
（目的）
本考案はこのような点に鑑み、経血をその量の
多寡にかかわらず、確実に吸収することができる
と共に、その取出しが容易なタンポンを提供する
ことを目的とするもので、その特徴とするところ
は、吸水性に富んだ素材によつて帯状に形成され
ると共にケバ立ちを押さえる表面処理が施された
タンポン本体に取出し紐を取付け、このタンポン
本体を、少なくとも内周面側にその巾方向に多数
の襞を有するリング状に軽く一次圧縮形成し、こ
のリング状タンポン体を、その外周から再圧縮す
ることにより、弾丸状に形成して成る点にある。
多寡にかかわらず、確実に吸収することができる
と共に、その取出しが容易なタンポンを提供する
ことを目的とするもので、その特徴とするところ
は、吸水性に富んだ素材によつて帯状に形成され
ると共にケバ立ちを押さえる表面処理が施された
タンポン本体に取出し紐を取付け、このタンポン
本体を、少なくとも内周面側にその巾方向に多数
の襞を有するリング状に軽く一次圧縮形成し、こ
のリング状タンポン体を、その外周から再圧縮す
ることにより、弾丸状に形成して成る点にある。
（実施例）
以下図示した実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。第１図及び第２図は本考案の一実施例
に係るタンポン本体１を示しており、図中符号２
はこのタンポン本体１を構成する吸収体で、脱脂
綿、吸収紙などの吸収性に優れた素材、あるいは
これらの素材に高分子吸収材を混入して成り、例
えばレギユラーサイズの場合、直径４cm、長さ12
cm程度のふんわりした細長い塊りを平たくなるよ
うその表面から若干押さえぎみにして厚み１cm、
巾４cm、長さ12cmの直方体に形成され、従来より
もその厚みを若干厚くしてある。
説明する。第１図及び第２図は本考案の一実施例
に係るタンポン本体１を示しており、図中符号２
はこのタンポン本体１を構成する吸収体で、脱脂
綿、吸収紙などの吸収性に優れた素材、あるいは
これらの素材に高分子吸収材を混入して成り、例
えばレギユラーサイズの場合、直径４cm、長さ12
cm程度のふんわりした細長い塊りを平たくなるよ
うその表面から若干押さえぎみにして厚み１cm、
巾４cm、長さ12cmの直方体に形成され、従来より
もその厚みを若干厚くしてある。
３はこの吸収体２の外表面を覆い、そのケバ立
ちを押さえる袋状の外包体で、ポリエチレングリ
コール等の水溶性の素材によつて形成された糸を
横糸の一部に、綿糸を縦糸にして薄手のガーゼ状
に織込まれており、吸収体２の長さよりも長めに
形成された開放側の端部はより込まれて取出し紐
４を形成している。尚、この外包体３は、シート
状に形成し、この外包シートによつて上記吸収体
２の表裏面のみを覆うようにしても良い。この場
合には、取出し紐４は別途、吸水体２に取付けら
れる。また、外包体３自体は、吸水体２表面のケ
バ立ちを押さえるためのものであり、従来技術に
おいて圧縮後の製品表面を被覆する際に用いられ
るシート状のものを利用しても良い。
ちを押さえる袋状の外包体で、ポリエチレングリ
コール等の水溶性の素材によつて形成された糸を
横糸の一部に、綿糸を縦糸にして薄手のガーゼ状
に織込まれており、吸収体２の長さよりも長めに
形成された開放側の端部はより込まれて取出し紐
４を形成している。尚、この外包体３は、シート
状に形成し、この外包シートによつて上記吸収体
２の表裏面のみを覆うようにしても良い。この場
合には、取出し紐４は別途、吸水体２に取付けら
れる。また、外包体３自体は、吸水体２表面のケ
バ立ちを押さえるためのものであり、従来技術に
おいて圧縮後の製品表面を被覆する際に用いられ
るシート状のものを利用しても良い。
このタンポン本体１は、第３図に示すように、
タンポン本体１の長さよりも長めの外周を有する
と共に表面に多数の歯が形成された巻付け芯５に
巻付けられ、その外側から巾広のバンド６によつ
て締付けられることにより、内表面の巾方向にピ
ツチの大きな襞Ｐが、また外表面にシワ状の小さ
な襞がそれぞれ形成されつつ、その厚み方向に若
干圧縮されたリング状に一次圧縮成形される。上
記襞Ｐを形成するにあたつては、この他公知の
種々の手段を採り得るものであることはいうまで
もない。
タンポン本体１の長さよりも長めの外周を有する
と共に表面に多数の歯が形成された巻付け芯５に
巻付けられ、その外側から巾広のバンド６によつ
て締付けられることにより、内表面の巾方向にピ
ツチの大きな襞Ｐが、また外表面にシワ状の小さ
な襞がそれぞれ形成されつつ、その厚み方向に若
干圧縮されたリング状に一次圧縮成形される。上
記襞Ｐを形成するにあたつては、この他公知の
種々の手段を採り得るものであることはいうまで
もない。
このようにして形成されたリング状タンポン体
１′は、第４図に見られるようにその両端１′ａ，
１′ａ間にわずかな隙間７を有し、また、内部に
空隙部８を備えている。
１′は、第４図に見られるようにその両端１′ａ，
１′ａ間にわずかな隙間７を有し、また、内部に
空隙部８を備えている。
そして、本考案に係るタンポンＴは、この状態
においてリング状タンポン体１′の外周の任意の
方向、例えば径方向に均等な角度をもつて８方向
から圧力をかけて徐々に圧縮することにより、第
５図に示す弾丸状に形成される。
においてリング状タンポン体１′の外周の任意の
方向、例えば径方向に均等な角度をもつて８方向
から圧力をかけて徐々に圧縮することにより、第
５図に示す弾丸状に形成される。
而して、従来例と同様に手指であるいは図示し
ないアプリケータを用いて腟内に挿入された上記
タンポンＴは、経血を吸収して膨潤し、径方向に
広がつて、第４図に示した圧縮前のリング状タン
ポン１′の状態に復帰する。この状態において、
タンポンＴは、その内周面に襞Ｐが形成されてい
ることから、この襞が伸ばされる方向、即ち両端
１′ａ，１′ａが拡開する方向に若干の復元力を有
し、従つて、たとえ、腟の中央に位置しない場合
であつてもその外周面が腟の内壁に柔らかく当接
してこの壁面に沿つて流動する経血を確実に吸収
するものである。尚、上記襞Ｐは、吸収された血
液によつて伸びた際、リング状タンポン体１′を
拡開する方向に若干の復元力を与える面に設けれ
ば良い。
ないアプリケータを用いて腟内に挿入された上記
タンポンＴは、経血を吸収して膨潤し、径方向に
広がつて、第４図に示した圧縮前のリング状タン
ポン１′の状態に復帰する。この状態において、
タンポンＴは、その内周面に襞Ｐが形成されてい
ることから、この襞が伸ばされる方向、即ち両端
１′ａ，１′ａが拡開する方向に若干の復元力を有
し、従つて、たとえ、腟の中央に位置しない場合
であつてもその外周面が腟の内壁に柔らかく当接
してこの壁面に沿つて流動する経血を確実に吸収
するものである。尚、上記襞Ｐは、吸収された血
液によつて伸びた際、リング状タンポン体１′を
拡開する方向に若干の復元力を与える面に設けれ
ば良い。
そして、一定時間が経過してこのタンポンＴを
取出す場合には、取出し紐４を引つ張ると、第６
図乃至第９図に見られるように、リング状タンポ
ン体１′の一端が下方にずれてリングが変形し
（第６図及び第７図）、腟の内壁を摺るようにして
その端部１ａから徐々に外部に取出され（第８
図）、最終的には、帯状の上記したタンポン本体
１の形状に戻つて取出されることとなり、膨潤し
た円柱形のまま外部に引つ張り出すのとは異な
り、少しの力が容易に取出し得るものである。
取出す場合には、取出し紐４を引つ張ると、第６
図乃至第９図に見られるように、リング状タンポ
ン体１′の一端が下方にずれてリングが変形し
（第６図及び第７図）、腟の内壁を摺るようにして
その端部１ａから徐々に外部に取出され（第８
図）、最終的には、帯状の上記したタンポン本体
１の形状に戻つて取出されることとなり、膨潤し
た円柱形のまま外部に引つ張り出すのとは異な
り、少しの力が容易に取出し得るものである。
また、このタンポンＴは、腟内にあつて経血を
吸収する際に、外包体３の横糸の一部が血液によ
つて溶融し、ゲル状となつて吸水体表面を湿潤し
ていることから、上記取出し動作を一層円滑化す
るものである。
吸収する際に、外包体３の横糸の一部が血液によ
つて溶融し、ゲル状となつて吸水体表面を湿潤し
ていることから、上記取出し動作を一層円滑化す
るものである。
尚、上記のようにして取出し時に帯状のタンポ
ン本体１に復元してしまうとしても、このタンポ
ン本体１は外包体３によつて被覆され、ケバ立ち
を押さえる表面処理が施されているから、吸水体
２の綿糸等が腟内に残留する必配もない。
ン本体１に復元してしまうとしても、このタンポ
ン本体１は外包体３によつて被覆され、ケバ立ち
を押さえる表面処理が施されているから、吸水体
２の綿糸等が腟内に残留する必配もない。
更に上記実施例では、取出し紐４をタンポン本
体表裏面のケバ立ちを押さえる外包体の端部によ
つて形成してあるから、取出し紐を別途に形成
し、これを吸水体２に取付ける手間が省けるもの
であり、またこの取出し紐４は、その横糸を水溶
性の素材によつて形成されているが、縦糸が綿糸
によつて形成されているから、引つ張り力にも充
分耐え得るものである。
体表裏面のケバ立ちを押さえる外包体の端部によ
つて形成してあるから、取出し紐を別途に形成
し、これを吸水体２に取付ける手間が省けるもの
であり、またこの取出し紐４は、その横糸を水溶
性の素材によつて形成されているが、縦糸が綿糸
によつて形成されているから、引つ張り力にも充
分耐え得るものである。
また、経血の吸水量は、タンポン本体の体積に
よることから、その長さ、巾あるいは厚みを適宜
増減するようにすれば、当然に経血量の多寡に応
じた種々のタイプのタンポンを形成できるもので
あるが、いずれの場合においても、取出し時にそ
の径が必要最小限の径となるから、その取出しを
容易に行うことができるものである。
よることから、その長さ、巾あるいは厚みを適宜
増減するようにすれば、当然に経血量の多寡に応
じた種々のタイプのタンポンを形成できるもので
あるが、いずれの場合においても、取出し時にそ
の径が必要最小限の径となるから、その取出しを
容易に行うことができるものである。
（効果）
以上述べたように本考案によれば、帯状を成す
タンポン本体を、少なくとも内周面側にその巾方
向の多数の襞を有するリング状に形成し、このリ
ング状タンポン体をその外周から圧力をかけるこ
とにより、弾丸状に圧縮成形してあるから、腟内
部で経血等を吸収すると、径方向に膨潤してリン
グ状タンポン体の形にまで広がり復元し、この状
態において内外周面の襞の伸びようとする力によ
つて両端が拡開方向に付勢されて腟内壁面に柔ら
かく当接することとなるので、この部分を流動す
る経血を確実に吸収できるものである。
タンポン本体を、少なくとも内周面側にその巾方
向の多数の襞を有するリング状に形成し、このリ
ング状タンポン体をその外周から圧力をかけるこ
とにより、弾丸状に圧縮成形してあるから、腟内
部で経血等を吸収すると、径方向に膨潤してリン
グ状タンポン体の形にまで広がり復元し、この状
態において内外周面の襞の伸びようとする力によ
つて両端が拡開方向に付勢されて腟内壁面に柔ら
かく当接することとなるので、この部分を流動す
る経血を確実に吸収できるものである。
また、本考案によれば、取出し紐を引つ張る
と、リング状タンポン体の形に膨潤して腟内にあ
るタンポンが、その一端側を下方に引つ張られて
上記リング形状をくずし、タンポン本体の帯状に
復元して取出されることとなるから、その取出し
を少ない力で容易に行なうことができるものであ
る。
と、リング状タンポン体の形に膨潤して腟内にあ
るタンポンが、その一端側を下方に引つ張られて
上記リング形状をくずし、タンポン本体の帯状に
復元して取出されることとなるから、その取出し
を少ない力で容易に行なうことができるものであ
る。
従つて、腟径の小さな使用者にあつても、吸収
体の体積が大きなもの、例えば従来品と比較して
その２倍の体積、即ち吸収量が倍加するものを使
用でき、しかもこの場合、タンポン外表面が腟の
内壁に良くなじむことから、流動する経血を実際
には２倍以上の効果をもつて確実に吸収すること
ができるものである。
体の体積が大きなもの、例えば従来品と比較して
その２倍の体積、即ち吸収量が倍加するものを使
用でき、しかもこの場合、タンポン外表面が腟の
内壁に良くなじむことから、流動する経血を実際
には２倍以上の効果をもつて確実に吸収すること
ができるものである。
また、取出し時に帯状になつて取出されるとし
ても、タンポン本体の表裏面にはケバ立ちを押さ
える表面処理が施こされているから、腟内に綿等
が残留するおそれはない。
ても、タンポン本体の表裏面にはケバ立ちを押さ
える表面処理が施こされているから、腟内に綿等
が残留するおそれはない。
図面は本考案の一実施例に係るタンポン等を示
すもので、第１図はタンポン本体の全体斜視図、
第２図はその横断面図、第３図はリング状タンポ
ン体を形成する手順を示す説明図、第４図はリン
グ状タンポン体の斜視図、第５図はリング状タン
ポン体を圧縮成形した後の製品を示す斜視図、第
６図乃至第９図は使用後の取出し状態を順次示す
説明図である。 図中符号１はタンポン本体、１′はリング状タ
ンポン体、Ｔは製品としてのタンポン、２は吸収
体、３は外包体、４は取出し紐、Ｐは襞をそれぞ
れ示す。
すもので、第１図はタンポン本体の全体斜視図、
第２図はその横断面図、第３図はリング状タンポ
ン体を形成する手順を示す説明図、第４図はリン
グ状タンポン体の斜視図、第５図はリング状タン
ポン体を圧縮成形した後の製品を示す斜視図、第
６図乃至第９図は使用後の取出し状態を順次示す
説明図である。 図中符号１はタンポン本体、１′はリング状タ
ンポン体、Ｔは製品としてのタンポン、２は吸収
体、３は外包体、４は取出し紐、Ｐは襞をそれぞ
れ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸水性に富んだ素材によつて帯状に形成され
ると共にケバ立ちを押さえる表面処理が施され
たタンポン本体に取出し紐を取付け、このタン
ポン本体を、少なくとも内周面側にその巾方向
に多数の襞を有するリング状に軽く一次圧縮形
成し、このリング状タンポン体を、その外周か
ら再圧縮することにより、弾丸状に形成して成
るタンポン。 (2) 上記タンポン本体は、ポリエチレングリコー
ル等の水溶性の高分子吸収材から成る糸を一部
織り込んで形成した袋状の外包体内に、脱脂綿
等の吸収体を装填することにより構成されてい
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１項記載のタンポン。 (3) 前記取出し紐は、上記高分子吸収材から成る
糸を横糸の一部に、綿等の糸を縦糸とし、両糸
を織り込んで形成した外包体の開放側端部を、
より合わせて形成したことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項及び第２項記載のタン
ポン。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7765185U JPH0143063Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | |
| NL8620197A NL8620197A (nl) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Hygienische tampon. |
| BR6602623U BR6602623U (pt) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Tampao higienico |
| PCT/JP1986/000269 WO1986006956A1 (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Tampon |
| AT901586A AT395528B (de) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Monatstampon |
| HU863341A HUT41626A (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Hygienic tampon |
| GB8701861A GB2191096B (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Tampon |
| DE19863690266 DE3690266T1 (ja) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | |
| AU59076/86A AU5907686A (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | Tampon |
| EP19860903571 EP0224594A4 (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | BUFFER. |
| FI870311A FI870311A0 (fi) | 1985-05-27 | 1987-01-23 | Tampong. |
| DK041487A DK41487D0 (da) | 1985-05-27 | 1987-01-26 | Tampon |
| NO87870305A NO870305L (no) | 1985-05-27 | 1987-01-26 | Sanitaer tampong. |
| SE8700298A SE453960B (sv) | 1985-05-27 | 1987-01-27 | Sanitetstampong |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7765185U JPH0143063Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61194522U JPS61194522U (ja) | 1986-12-04 |
| JPH0143063Y2 true JPH0143063Y2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=13639791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7765185U Expired JPH0143063Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Country Status (13)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0224594A4 (ja) |
| JP (1) | JPH0143063Y2 (ja) |
| AT (1) | AT395528B (ja) |
| AU (1) | AU5907686A (ja) |
| DE (1) | DE3690266T1 (ja) |
| DK (1) | DK41487D0 (ja) |
| FI (1) | FI870311A0 (ja) |
| GB (1) | GB2191096B (ja) |
| HU (1) | HUT41626A (ja) |
| NL (1) | NL8620197A (ja) |
| NO (1) | NO870305L (ja) |
| SE (1) | SE453960B (ja) |
| WO (1) | WO1986006956A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102220182B1 (ko) * | 2019-09-02 | 2021-02-25 | 김형훈 | 관절경 출혈 컨트롤장치 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3469286A (en) * | 1965-03-31 | 1969-09-30 | Kimberly Clark Co | Method for fabricating compressed and folded absorbent tampons |
| US4341214A (en) * | 1977-07-01 | 1982-07-27 | Kimberly-Clark Corporation | Sleeve-enclosed hydrophilic foam tampon with improved after-use withdrawal characteristics |
| JPS5525008U (ja) * | 1978-08-01 | 1980-02-18 | ||
| JPS6217065Y2 (ja) * | 1978-10-12 | 1987-04-30 | ||
| BE891419A (fr) * | 1981-12-10 | 1982-06-10 | Vroey Edmond De | Tampon periodique perfectionne. |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP7765185U patent/JPH0143063Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-05-27 GB GB8701861A patent/GB2191096B/en not_active Expired
- 1986-05-27 WO PCT/JP1986/000269 patent/WO1986006956A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1986-05-27 NL NL8620197A patent/NL8620197A/nl not_active Application Discontinuation
- 1986-05-27 AU AU59076/86A patent/AU5907686A/en not_active Abandoned
- 1986-05-27 EP EP19860903571 patent/EP0224594A4/en not_active Withdrawn
- 1986-05-27 AT AT901586A patent/AT395528B/de not_active IP Right Cessation
- 1986-05-27 HU HU863341A patent/HUT41626A/hu unknown
- 1986-05-27 DE DE19863690266 patent/DE3690266T1/de not_active Withdrawn
-
1987
- 1987-01-23 FI FI870311A patent/FI870311A0/fi not_active IP Right Cessation
- 1987-01-26 DK DK041487A patent/DK41487D0/da not_active Application Discontinuation
- 1987-01-26 NO NO87870305A patent/NO870305L/no unknown
- 1987-01-27 SE SE8700298A patent/SE453960B/sv not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3690266T1 (ja) | 1987-12-10 |
| SE8700298L (sv) | 1987-01-27 |
| DK41487A (da) | 1987-01-26 |
| GB2191096A (en) | 1987-12-09 |
| JPS61194522U (ja) | 1986-12-04 |
| DK41487D0 (da) | 1987-01-26 |
| AT395528B (de) | 1993-01-25 |
| WO1986006956A1 (en) | 1986-12-04 |
| GB8701861D0 (en) | 1987-03-04 |
| NL8620197A (nl) | 1987-04-01 |
| FI870311A (fi) | 1987-01-23 |
| HUT41626A (en) | 1987-05-28 |
| EP0224594A4 (en) | 1988-06-27 |
| NO870305L (no) | 1987-03-25 |
| AU5907686A (en) | 1986-12-24 |
| GB2191096B (en) | 1989-04-05 |
| EP0224594A1 (en) | 1987-06-10 |
| SE8700298D0 (sv) | 1987-01-27 |
| ATA901586A (de) | 1992-06-15 |
| SE453960B (sv) | 1988-03-21 |
| FI870311A0 (fi) | 1987-01-23 |
| NO870305D0 (no) | 1987-01-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3712305A (en) | Tampon for taking up menstrual liquids | |
| US2499414A (en) | Tampon | |
| US4341214A (en) | Sleeve-enclosed hydrophilic foam tampon with improved after-use withdrawal characteristics | |
| US3981305A (en) | Low density tampon of intermeshed deformable strip material and inserter therefor | |
| US2330257A (en) | Process for making tampons | |
| US2328795A (en) | Catamenial device | |
| US2286817A (en) | Tampon | |
| US8840598B2 (en) | Wrapper having a tab | |
| US4185631A (en) | Readily removable expanding catamenial tampon | |
| KR20030044034A (ko) | 보호력이 개선된 탐폰 및 그의 제조방법 | |
| US4278088A (en) | Bag tampon containing discrete pieces of absorbent | |
| EP1481656A1 (en) | Tampon having differentiated expansion capacity | |
| WO2010069908A1 (en) | Tampon with modified constricted withdrawal end | |
| US6533771B2 (en) | Sanitary tampon of small fiber agglomerations | |
| EP0735848B2 (en) | Tampon | |
| US2491017A (en) | Tampon with built-in applicator | |
| JPH0143063Y2 (ja) | ||
| CN115066221A (zh) | 卫生棉条 | |
| JPH0254742B2 (ja) | ||
| JPS628754A (ja) | タンポン | |
| JPS6217065Y2 (ja) | ||
| JPH0438427B2 (ja) | ||
| US20030004480A1 (en) | Catamenial device change indicator | |
| JPS6247543B2 (ja) | ||
| CA1040351A (en) | Inserter for delivering soft, deformable tampons into body cavities and the combination of a tampon therewith |