JPH0135750B2 - - Google Patents

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JPH0135750B2
JPH0135750B2 JP56207258A JP20725881A JPH0135750B2 JP H0135750 B2 JPH0135750 B2 JP H0135750B2 JP 56207258 A JP56207258 A JP 56207258A JP 20725881 A JP20725881 A JP 20725881A JP H0135750 B2 JPH0135750 B2 JP H0135750B2
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masking
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Kaure Biteitsuhi
Shubenku Geruharuto
Shutentsueru Geruharuto
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GEE AA OO G FUYUURU AUTOMATSUIOON UNTO ORUGANIZATSUIOON MBH
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GEE AA OO G FUYUURU AUTOMATSUIOON UNTO ORUGANIZATSUIOON MBH
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Publication date
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Publication of JPH0135750B2 publication Critical patent/JPH0135750B2/ja
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    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/22Luminous paints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M3/00Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
    • B41M3/14Security printing
    • B41M3/144Security printing using fluorescent, luminescent or iridescent effects
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/14Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
    • D21H21/40Agents facilitating proof of genuineness or preventing fraudulent alteration, e.g. for security paper
    • D21H21/44Latent security elements, i.e. detectable or becoming apparent only by use of special verification or tampering devices or methods
    • D21H21/48Elements suited for physical verification, e.g. by irradiation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
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    • G06K19/14Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code using markings of different kinds or more than one marking of the same kind in the same record carrier, e.g. one marking being sensed by optical and the other by magnetic means at least one kind of marking being used for authentication, e.g. of credit or identity cards the marking being sensed by radiation
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータキヤリヤーに関し、更に詳しく
は、データキヤリヤーの或る部分におけるその存
在又は不存在によつてコード化された情報を構成
する発光性マーキング物質及びこの情報をマスク
するために更に加えられるマスク物質から成るデ
ータキヤリヤーにおいて、前記マスク物質が、前
記マーキング物質に比較して、同一の化学元素で
構成されているが、発光しないか又は同じように
は発光しないものを含んで構成され、そしてデー
タキヤリヤーのマーキング物質を含む領域のほか
に、マスク物質のみから成る領域が設けられてお
り、マスク物質から成る領域がマーキング物質と
マスク物質との組成が類似しているために、マー
キング物質の分布によつて表わされる情報が化学
分析によつて検知できないように、マーキング物
質から構成される領域を完成させるか、又はデー
タキヤリヤーにおけるその存在又は不存在によつ
てコード化された情報を構成する発光性マーキン
グ物質から成るデータキヤリヤーにおいて、前記
マーキング物質が本質的には発光性の異なつた物
質から構成され、それらの物質の一部のみが発光
性を有する形態で存在し、それらの物質の他の部
分が非励起状態で存在して、対応する発光性物質
の発光励起に際してこの部分が発光しないように
したデータキヤリヤーに関する。
本発明において特定するデータキヤリヤーなる
語は、例えば、身分証明書及び有価証券、並びに
小切手、キヤツシユカード、銀行券などのような
セキユリテイーペーパー(security paper)を意
味する。
この種のセキユリテイーペーパー、特に有価証
券は、摸倣、文書偽造及び悪用に対して特別の安
全保障特性によつて保護されていなければならな
いことは言うまでもない。これらの安全保障特性
は、一つもしくはそれ以上のビツトから構成させ
ることができる情報の符合を一般に有する。情報
は、この発明に関する限り、分類又は同定特性を
有することができる。情報は、例えば、それがク
レジツトカードのクレジツト量を定める場合、銀
行券の金額差を指示する場合、あるいは許可証の
限られた部分への接近を規制する場合には分類的
である。本発明に関する限り、分類情報は、デー
タキヤリヤーが一群の等価な書類の真正の代替物
であることを証明する。もつとも単純な場合に
は、信憑性の符合がこの目的に対して十分である
ので、1ビツト情報が書類の信憑性を保証する。
一方、本発明に従つた同定情報は、問題のデー
タキヤリヤーが1群の等価なデータキヤリヤーの
あるサンプルであることを証明する。このような
情報の実例としては銀行券及びそれに類似した書
類の連続番号である。
本発明は、書類の信憑性を保証するのに使用す
ることができるすべての情報に関するものではな
く、コード化された形で存在する情報に限られ
る。この情報は、自動検査装置がコード化された
情報を特に検出及び処理することができるので、
自動化装置において使用することができるセキユ
リテイーペーパーの保護に特に適している。
このように、本発明に関連した情報は、視覚検
査のために準備された透かし又は金属の浮彫のよ
うな従来知られた信憑性の情報とは基本的に異な
るものである。これらの従来の信憑性を保障する
特性は、その製造に必要な熟練した手細工に基づ
きかつ一般には偽造者に利用することができない
ような高度な技術的な手段に基づくものである。
コード化された情報を有する保護すべき書類の
安全保障は信憑ある情報を偽造するかあるいは少
なくとも検査装置によつて信憑性あるものと認め
られる程度までにその情報を摸倣するに偽造者が
成功しないようにすることに本質的に依存する。
このことは、実際には、入手が非常に困難な一般
的でない物質をマーキング物質として用いること
及び/又はそのために非常に精巧な製造技術及
び/又は試験方法によつて検知することが非常に
困難でかつそれから簡単にはマーキング物質の組
成がわからないように選ばれたマーキング物質の
特性に焦点をあわせることによつて成し遂げるこ
とができる。
視覚的に検知することができない物質であつて
かつマーキングに使用されたその量が人間の五感
によつて検知できないマーキング物質を選定する
ことは有利である。更に、検知物質をその物理的
性質によつても化学的性質によつても同定するこ
とができない場合には信憑性の保障に非常に有利
である。
この種のマーキング物質並びにそれらの物理的
性質をマスクする手段は専門家の間においては知
られている。従つてそれらは本発明の目的ではな
い。本発明の目的は既に知られているマーキング
物質の化学的性質をマスクすることにある。
例えば、ドイツ公開出願第1261790号は放射性
及び/又は活性化可能な物質で銀行券をマーキン
グ物質することを記載している。
これらの放射性は信憑性の試験に際し強度及び
エネルギーについて分析される。マーキング物質
の物理的性質に基づく同定は混合物中に幾つかの
物質を用いることによつて困難とされる。この種
の特性を有する書類は化学分析によるマーキング
物質の確認に対しては保護されていない。
スイス特許出願第194466号もその物理的性質に
基づいて特性物質の同定を防止する方法を提供し
ている。この特許は特徴的な発光スペクトルを有
する螢光物質による銀行券の保護を教えている。
しかしながら螢光分析の進歩した発展状態を考慮
に入れても、その発光スペクトルによる特徴的な
物質の同定は、それ自身が螢光物質であることが
ある定着剤によつて前記した特徴的な物質が紙繊
維に結合されることによつて困難になる。このよ
うに、“螢光混合”が起ると、その中のマーキン
グ物質をそのスペクトルの挙動から検知すること
は容易にはできない。
この1938年の保護方法は、今日の要求にはもは
やあわない。更に、1ビツト情報を超えるコード
化は上に述べた方法によつて保護できる可能性は
ない。物理的性質に基づく特性物質の検出は難し
いが、除かれることはない。
この種の書類はその化学的性質に基づく特性物
質の同定に対してはなにも保護されていない。
スイス特許明細書第516196号はデータキヤリヤ
ー、例えば銀行券はバンド幅の狭い発光性マーキ
ング物質でコード化されている。このコードは、
その非常に幅の狭い発光線に基づいて明瞭に検知
できるある種の発光団(luminophore)の存在及
び/又は不存在からなる。この目的のために使用
される発光団は、主として光学スペクトルの可視
領域(VIS)において発光する、主に希土類金属
のキレートである。
前記特許明細書に記載されたルミネツセンスコ
ード化は書類の自動よみとりに非常に適している
が、コード化された情報は前述の本発明の範囲内
の偽造及び変造に対して保護されていない。発光
団自身は目に見えず、従つて検知できないが、そ
れらは励起された場合にはVISにおいて発光し、
従つて検知することができる。マーキング物質の
組成の検出は、決して容易ではないが、化学分析
方法によつて実施することができる。この明細書
において“化学分析”なる語は、物質の化学的組
成を検出するのに一般に使用されるすべての方法
を言う。
従つて、マーキング物質でコード化されたデー
タキヤリヤーをこの主の分析に対して保護するこ
とができる手段を見出すことは非常に価値のある
ことである。
一方、この種のデータキヤリヤーとその物理的
性質に基づく分析に対して保護することができる
方法は知られている。この目的のためには、マー
キング物質にそれをマスクする他の物質を添加す
ることがおこなわれる。例えば、これらのマスク
物質も発光性であり、その発光スペクトルにおい
てコード化に使用されたシグナルが秘密にされ
る。
このことは二つの方法において行うことができ
る。まず、バンド幅の広い発光を行う、例えば有
機の、発光団を用いて特徴的な発光ラインをマス
クし、その特徴的な発光ラインをマスク物質の発
光スペクトル上にたたされた小さな先端部として
のみ検知できるようにする方法である。別の方法
は、一つもしくはそれ以上のバンド幅の狭い発光
団をマーキング物質に添加し、それは他の波長に
おいて発光し、そしてその発光ラインは信憑性試
験において評価されない。偽造者はまずマーキン
グ物質とマスク物質の区別ができないので分析並
びに摸倣は測定されるデータの複雑さのゆえに本
質的に妨げられる。
従来技術において知られるすべての方法は、共
通して、それらがマーキング物質の化学的組成及
び構造の同定に対しての保護を与えるものではな
いということである。このことは、情報が1ビツ
ト情報、すなわ信憑性特性に関するものではな
く、むしろ数ビツト情報、すなわち前述での意味
での合言葉に関するものである場合に特に正し
い。
金銭的価値のある紙又はカードを特に、偽造、
変造及び悪用に対して完全に保護する必要性があ
るが故に、偽造もしくは変造の基礎となることが
できる化学的分析の可能性を防止することが価値
のある目的である。
従つて、データキヤリヤー上にマーキング物質
によつてコード化された情報を、検出、判読及び
化学的検査方法による物質の分析に対して保護す
ることが本発明の解決すべき問題である。この問
題は特許請求の範囲第1項に記載した特徴部分に
よつて解決される。本発明のその他の展開は特許
請求の範囲の従属項に認めることができる。
本発明の基本的な技術思想に従えば、データキ
ヤリヤーは、励起性のマーキング物質をマスクす
る物質を付加的に与えられる。このマスク物質は
化学的分析においてマーキング物質と同じ結果を
生じるが、マーキング物質のようには励起するこ
とができないかあるいは少なくとも同一の手段及
び同一の方法では励起することができない。これ
らのマスク物質はマーキング物質と同じ位置か、
その位置の間の位置に付着される。
かくして、コード化を、例えばバーコードとし
て実施する場合には、情報を有するバーはマーキ
ング物質からなり、そしてマスク物質をバー(複
数)の間の間隔を埋めることができる。この結
果、コードバーとマスクバーを化学的手段で区別
することができなくなる。規則正しい表面又は同
一物質の規則正しいパターンを、せいぜい検出で
きるだけで、情報を発見することはできない。
これに対し、マスクバーが存在しない場合に
は、人はコードパターンを発見すべく試みること
ができ、そしてデータキヤリヤーを小さな部分に
分割しその部分の各々を解析することによつてか
なりの確率で目的を達することができる。この目
的のために、必要あれば、同じようにして等価の
書類を分割し、そして対応する部分を一緒にはし
かけすることによつて解析のために使用される物
質の量を増大させることができる。
もちろん、コードパターンに関する制限はなに
もない。従つて、同一の利点でもつて、例えばマ
トリツクスパターンを使用することができる。こ
のマトリツクスパターンは、最も単純な場合に
は、チエス盤の形のパターンとすることができ、
その中にコードを記録することができる。コード
化のためにマーキング物質を作用させない部分に
は本発明に従つてマスク物質が与えられる。マス
ク物質をマークした部分の間に正確にプリントし
た場合には情報を有する全表面が化学的にはあた
かも均質なごとくに見える。
マスク物質とマーキング物質との化学分析に基
づく同定がマーキングに使用される性質に結び付
かないのがこの発明における本質的なことであ
る。ある、所定のマーキングの形、例えば、バ
ー、スクエアーなどを用いることなく実施するこ
とも可能であり、そしてコードサイン部分自身を
真似することも可能である。例えば、マーキング
物質とマスク物質をインクに添加し、そのインク
によつて連続番号の数字をプリントすることがで
きる。次いで、マスク物質でもつて与えられた数
字に対し、マーキング物質でもつて与えられた数
字に従つた二元の情報として情報が存在する。
今日まで、合言葉の方法で分類もしくは同定す
ることによつてデータキヤリヤーの信憑性を証明
する情報が取り扱われてきた。適当な適用の可能
性は、銀行券のような金銭的価値のある書画の系
統のさまざまな副区分の値を区分することであ
る。
信憑性の特殊な場合には、その書画が信憑性が
有るか無いかを記録する一つのビツト部分のみが
全情報に対して与えられる。この場合には、本発
明に従つた、保護はマーキング物質と同じ位置に
マスク物質を適用することによつても実施するこ
とができる。そして偽造者はその解析の間に当然
の事ながら化学的に分析することが非常に難しい
多成分系がこれらの場所に存在することを見出
し、そして仮に偽造者がこの特性を解析すること
に成功したとしても、それを摸倣及び偽造するに
はかなり多い原料を必要とする。
勿論、マーキング物質又はマスク物質をデータ
キヤリヤーの表面上に適用もしくはプリントする
ことは必要でない。
特に、データキヤリヤーが紙製の場合には、マ
ーキング物質及びマスク物質が紙パルプ中に導入
するのが有利な場合もある。このことは、例え
ば、紙の製造中にパルプに適当な物質を添加する
ことによつて行う事ができ、或いは我々のドイツ
特許公開出願第2905441号に詳細に記載されてい
るように排水前に抄紙機上のウエブ中にインキジ
エツト(ink−jet)プリント基によつて行うこと
ができる。
本発明において使用されるマーキング物質は既
に公知文献に記載されているものである。本発明
はこれらのマーキング物質をそれらの化学的性質
の同定に対してマスクすることに関する。
放射性アイソトープ(同位体)をマーキングと
して使用する場合には、対応する非放射及び/ま
たは非活性化アイソトープを本発明に従つてマス
ク物質として使用する。勿論、これらのアイソト
ープは化学的方法によつてマーキング物質から分
離することはできない。化学的に等価なマスク物
質を、マーキング物質で処理していないビツト領
域に適用した場合には、その情報は化学的方法で
得ることはできない。
マーキング物質として、適当な基本格子中に主
として希土類金属イオンとして存在するバンド幅
の狭い発光性発光団を用いた場合にはマーキング
物質から区別することができない、又は区別する
ことが非常に難しい、そしてマーキング物質と同
じ発光性をもたないか、或いは可能であれば全く
発光しない物質をマスク物質として用いる。ま
ず、希土類金属は内部電子殻の異なつた配置によ
つてのみ区別され、従つて非常に類似した化学的
挙動を示すことに注目しなければならない。それ
故、希土類金属は化学的方法で区別することがき
わめて困難である。それ自身非常に困難な分析
が、類似の成分の数を増加させることによつてよ
り一層困難にすることができることは全く自明の
ことである。
しかしながら、化学的分析を困難にすることに
のみ限られるわけではなく、複数の成分を正しく
選定することによつてそれを全体的に不可能にす
ることもできる。この目的のために、マスク物質
及びマーキング物質は、前述のごとくそれらが化
学分析方法によつて区別することが不可能になる
ように選定されなければならない。
マーキングとして使用される発光団の性質は純
粋であり、普通にはこのようには存在しない。す
なわち、本発明に従つたマスク物質の製造は、特
定のマーキング物質に対して製造方法のある段階
を改変した場合に、成功裡に行われる。
この種の発光性物質の製造において、いわゆる
“ルミネツセンスキラー2”
(luminescencekiller)と呼ばれる、重金属のよ
うな不純物を非常にわずかに存在させることによ
つてこれらの発光団のルミネツセンスを防止する
に十分である。ルミネツセンスキラーのわずかな
量は化学的分析方法によつては検知することはで
きない。
更に、発光団の製造における粉砕プロセスによ
つて生じる機械的な妨害がルミネツセンス発光を
使用する価値のない低いレベルの強度まで低下さ
せてしまう。使用することができる発光団を得る
ためには、対応する粉体を、粉砕後、適当な温度
処理にさらさなければならない。この温度処理を
実施しない場合には、本発明に従つた適当なマス
ク物質は対応するマーキング物質として得られ
る。
この製造プロセスは、更に、希土類金属を与え
られた格子中に組み入れるのではなく、むしろ、
例えば希土類金属の酸化物のような他の化合物の
形において対応する格子と単に混合するだけのや
りかたで実施することもできる。この種の混合物
中には同一の化学成分が存在するので、対応する
螢光物質から化学的に区別することはできない。
しかし、格子と希土類金属イオンとは物理的に相
互作用することができないので、この種の混合物
はルミネツセンス発光を示さない。上に述べた方
法及び、普通はコスト面から回避する、ルミネツ
センスを防止する更に適当な工程は本発明に従つ
て使用することのできるマスク物質の製造をもた
らす。
すなわち、化学分析に対して発光性のコードを
マスクする単純な方法が開示される。
前述の方法の一つ又はそれらの組合せに従え
ば、希土類金属発光団が発生し、そして同時に適
当なマスク物質が製造される。このマスク物質
を、マーキング物質と交互に、コード化パターン
中にプリントした場合には、化学的な探索を実施
した場合に、いかなる情報も含むことができない
均質なパターンを生じる。
もちろん、マーキング物質又はマスク物質とし
て一成分系のみを使用することはできない。全く
同じ方法において、材料化合物をマーキング物質
又はマスク物質として使用することができ、これ
らの物質は数種類の活性もしくは不活性成分を含
み、そして、従つて、偽造者に混同を起させる。
これらは非常に有用でかつ効果的なマスクとな
り、合言葉の型でルミネツセンス的にコード化さ
れた情報の場合に、最も実際的な問題に対して十
分なマスクを提供する。
他方、1ビツト情報、すなわち信憑性特性をマ
スクするために、上述のようにマーキング物質及
びマスク物質用の多成分系システムの使用を更に
超えた改良に望まれる。
本発明に従つてマスク物質でコード化された情
報をマスクする特に価値のある方法は、それぞれ
活性化可能な及び活性化不可能な成分を含むマー
キング物質及び対応するマスク物質を使用する。
マーキング物質及びマスク物質は同一の成分か
らなり、従つて、化学的分析によつては区別する
ことはできない。しかしながら、マーキング物質
はマスク物質とは活性化可能な形態で物理的に異
なつた状態を含むので、それらは物理的手段物理
的手段によつて依然として区別することができ
る。
同一の希土類金属イオン及び/又はイオン水を
活性化可能な成分及び活性化不可能な成分に使用
することによつて、その相違はより高いオーダー
の物理的効果に限定することができ、従つてマー
キング物質の物理的性質並びに化学的性質を同時
に効果的にマスクすることができる。専門家は、
このことが非常に多い数の成分で同様に実施でき
ることを知つている。
この目的のために、物質Aは、例えば、格子
W1中に希土類金属イオンSを含んで製造される。
これはA∧S−W1のごとく示すものとする。こ
れはこの式のごとく示すものとする。この物質は
活性化可能なように製造される。すなわち、この
ものはルミネツセンス現象を起すことができる。
このものは、A*∧S*−W1で表わされる。あ
るいは、活性化不可能な、すなわち非ルミネツセ
ンスの形A*∧S*−W1に製造することができ
る。そしてこれは*印のつかない型で示される。
同様にして、第二の物質Bが同一の希土類金属イ
オンSを別の格子Wの中に組み入れることによつ
て製造される。これによる二つの変体は再び活性
化可能なものには*印を付して、B*∧S*−
W2として示され、そして活性化不可能なものは
*印を付すことなく、B∧S−W2として示され
る。
例えば、組合せA*Bはコードの論理1として
使用することができ、そして組合せB*Aは論理
0に対して使用することができる。これらの二つ
の組合せのうち、一方は現在まで使用されている
呼称「マーキング物質」に相当し、そしてもう一
方は呼称「マスク物質」に相当する。二つの物質
が化学的に等価であることは明らかである。これ
らの発光スペクトルは、マスク系とは反対に、よ
り高いオーダーの細部においてのみ異なる。すな
わち、発光線は両者の場合に殆ど同じ場所であ
る。格子を選定した場合には、発光線(複数)
は、特定することが難しい、強度、減衰時間及び
類似のスペクトル細部において異なる。それにも
かかわらず、専門家にとつて、彼がマーキング物
質とマスク物質として用いる系によく熟知してい
る場合には、公知の手段でこれらのスペクトルの
特徴的細部を検査するのに使用することができ
る。本明細書に記載のマスク方法を用いることに
よつて、多ビツト情報を、偽造、変造及び悪用に
対しきわめて効果的に保護することができる。こ
れは、より高いオーダーの効果を除けば、マーキ
ング物質の物理的及び化学的性質がマスク物質の
それらと同一であるからである。すなわち、偽造
者はマスク物質とマーキング物質との間の相違を
物理的又は化学的手段によつて、非常な専門家で
あつたとしてもそして完全な検査を行つたとして
も検知することはできないであろう。このよう
に、偽造者は情報を読むこともそして偽造するこ
ともできないのである。
上に述べたシステムは1ビツト情報、すなわち
信憑性の特性をも大きな度合で保護する。例え
ば、組合せA*Bが信憑性のある場合に、偽造者
は物理的もしくは化学的検索で信憑性の特性が組
合せA*B又はB*Aのいずれであるかを確認す
ることができない。たとえ偽造者がこのことを部
分的に知つたとしても彼は摸倣として物質A*B
*を開発しようとするであろうし、これが誤りで
あることも信憑性検査において気がつくであろ
う。このマスク方法における格子W及びWは、例
えば化学量論においてのみ異なる、非常に類似し
た化合物とすることができるが、それらは、ま
た、例えば、ガラスのような非結晶性物質とする
こともできる。格子(W1)の一つを他の格子
(W2)の成分の極く一部から組み合せ、そしてル
ミネツセンスになんの影響を与えることもなく、
不均質混合物中に(W2の)成分の残りを付着さ
せることも有利に行うことができる。以下の実施
例4において、この発明のこの対応について詳細
に述べる。
マーキング及びマスク物質システムの保護性を
更に一層増加させることも可能である。特許文献
にはこの種のルミネツセンスコード化は準共鳴発
光団で実施することもできる旨記載されている。
準共鳴発光団はせまい波長領域においてもつぱら
励起性でかつ同一の又はきわめて隣接した領域に
おいて発光する発光団であることが理解されてい
る。これらの発光団の場合には、発光は、もつと
強いオーダーの励起光によつて秘密にされたりあ
るいはマスクされたりする。通常の発光団とは違
つて、ルミネツセンス光は、例えば、スペクトル
範囲によつては励起光から簡単には分離すること
はできない。従つて、これらの発光団のルミネツ
センス発光は標準な分光写真方法によつても検出
又は測定することができない。この種の発光を検
出するには非常に細かな試験装置が必要であり、
それは例えば永続的間手段によつて可能となる。
それ自体公知の、これらの準共鳴発光団を上述の
多成分系においてマーキング及びマスク情報とし
て用いた場合には、実際上偽造できないというこ
とができる程度まで保護することができる。
以下に、本発明を4つの実施例に基づいて更に
詳細に説明する。
実施例 1 化学式Y2.8Fe4InO12:Er0.2の、マーキング物質
として適当な発光団を以下のようにして製造し
た。
酸化イツトリウム63.22g、酸化エルビウム
7.65g、酸化鉄64g、酸化インジウム27.76g及
び脱水硫酸ナトリウム60gを均一に混合し、酸化
アルミニウムるつぼにおいて840℃に6時間加熱
し、再び粉砕し、そして1100℃において14時間加
熱した。
冷却後、反応生成物を粉砕し、このフラツクス
(融剤)を水で洗浄し、そして100℃で空気乾燥し
た。できるだけ細かい粒子を得るために、次い
で、この粉体を撹拌ボールミル中で粉砕した。平
均粒子サイズが1μm未満の淡緑色粉体を得た。
これは可視光線で励起した場合に、1.5μmの赤外
領域で発光した。
本発明に従つたマスク物質及び発光団を有する
オフセツト印刷インキを製造するために、オイル
変性ウレタンアルキド樹脂100g、ジルコニウム
オクトエート10g、磨きペースト60g、漂白アマ
ニ油160g、フエノール変性ロジン樹脂250g、高
沸点非芳香族ミネラルオイル210gを3本ロール
ミル中で均質に混合した。発光団Y2.8Fe4InO12
Er0.2100g並びに以下に述べるマスク物質100g
及び着色顔料ホスタパームブルー(Hostaperm
Blue)AR(ヘキストの商標名)をこのワニス中
に添加した。このようにして製造された印刷イン
キは使用した顔料のように強い青色であつた。
マスク物質として、酸化亜鉛、銅で活性化した
硫化亜鉛を、セリウム、ネオジミウム、ランタ
ン、テルビウム、サマリウム及び又はその他の元
素のトレース量を含む金属混合物酸化物と混合し
た。市販の発光性の硫化亜鉛顔料は緑色の幅の広
い発光を示し、そしてマーキング物質の検出を妨
げることなく付加的にマスクする。
このインキで印刷されたセキユリテイーペーパ
ーは十分な量で化学的に分解され、かつその組成
について探索された場合に、適当な器具を用いて
正しく分析されたとしても、ほとんどすべての希
土類金属が、その他の元素と一緒に、同一の濃度
で存在することが認められるにすぎない。従つ
て、分析データからマーキング物質を推論するこ
とは事実上難しい。
実施例 2 本例においてもマーキング物質として実施例1
と同じようにしてY2.8Fe4InO12:Er0.2を調製し
た。
対応するマスク物質の製造のために、同一の基
本物質を同一の組成で均質に混合し、そしてアル
ミニウムるつぼ中で800℃に6時間加熱した。再
び粉砕した後、温度処理は行なわなかつた。
このようにして製造したマスク物質は赤外線領
域において検知出来るルミネツセンス発光を示さ
なかつた。バーコード型の情報をマーキング物質
を用いて紙の上にプリントした。このコードパタ
ーンは、マスク物質をマーキング物質で処理しな
かつた場所にプリントする第二のプリントサイク
ルで完成された。このようにして処理された表面
は全く同じ化学的性質を示し、従つて化学的手段
によつては情報を検出することはできなかつた。
他方、励起された後、マーキング質バーのみが赤
外線(IR)領域の1.5μmでルミネツセンス発光を
示した。しかし、この情報は、マーキング物質マ
スク物質の物理的性質の相違に基づいて適当な手
段によつて読み取ることができる。
実施例 3 本例においてもマーキング物質として実施例1
と同じようにしてY2.8Fe4InO12:Er0.2を調製し
た。
マスク物質として、化合物 (La0.45Y0.3Nd0.4Dy0.2Er0.012O2S をフラツクス含有硫黄の存在下に対応する希土類
金属酸化物を燃焼することによつて公知の方法で
結晶として合成した。これらのマーキング物質と
マスク物質を、紙の製造過程において、水懸濁液
として紙パルプに添加した。このようにして製造
した紙は、燃焼させそして化学的に分析した場合
に、最悪の場合でも、ほとんどすべての希土類金
属が成分として存在することを見出すことができ
るにすぎない。これらの分析データからはマーキ
ング物質を推論することはできない。
実施例 4 発光性のマーキング物質Gd1.95Eu0.05O3/B2O3
及び等しく発光性の非晶質マスク物質Gd1.95
Eu0.05O3/B2O3からマスク系を製造した。これに
よつてマーキング物質とマスク物質はそれらの減
衰時間において異なるが、それらの化学総和式又
は発光線の波長においては相違しない。
マーキング物質Gd1.95Eu0.05O3/B2O3を以下の
ようにして製造した。すなわち、ユーロピウム−
活性化ガドリニウム酸化物を、公知の方法で塩化
物の水溶液から蓚酸塩を沈殿させることによつて
製造した。この蓚酸塩を空気中1000℃の温度で混
合酸化物に分解した。このようにして得られかつ
ユーロピウムで活性化されたガドニウム酸化物
36.2gを20gのホウ酸と混合して、均質な粉体と
した。この粉体は、紫外線で輻射した場合に強い
赤色の螢光を発し、かつ半減期が8ms.であつ
た。
非晶質のマスク物質Gd1.95Eu0.05O3B2O3を製造
するために、Gd2O335.34g、Eu2O30.88g及びホ
ウ酸20gを均質に混合し、そして白金るつぼ中で
1150℃に30分間加熱した。室温に冷却後、無色の
生成物が得られ、これを粉砕し、そしてボールミ
ル中で微細な粉体に粉砕した。この粉体は紫外線
中で強い赤色の螢光を発し、半減期は2ms.であ
つた。
両方の成分は共に紫外線中でつよい赤色の螢光
を示すが、その半減期においてかなり相違する。
両方の成分は注意深い化学分析においても全く同
じ元素組成を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 データキヤリヤーの或る部分におけるその存
    在又は不存在によつてコード化された情報を構成
    する発光性マーキング物質及びこの情報をマスク
    するために更に加えられたマスク物質から成るデ
    ータキヤリヤーにおいて、前記マスク物質が、前
    記マーキング物質に比較して、同一の化学元素で
    構成されているが、発光しないか又は同じように
    は発光しないものを含んで構成され、そしてデー
    タキヤリヤーのマーキング物質を含む領域のほか
    に、マスク物質のみから成る領域が設けられ、マ
    スク物質から成る領域がマーキング物質とマスク
    物質との組成が類似しているために、マーキング
    物質の分布によつて表わされる情報が化学分析に
    よつて検知できないように、マーキング物質から
    構成される領域を完成させることを特徴とするデ
    ータキヤリヤー。 2 マーキング物質又はマーキング物質及びマス
    ク物質を有する領域が、マスク物質のみを有する
    領域に直接隣接しているか又はマスク物質のみを
    有する領域によつて囲まれていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のデータキヤリヤ
    ー。 3 情報がマーキング物質からなるバーコードの
    形で存在していることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載のデータキヤリヤー。 4 情報がマーキング物質からなるマトリツクス
    コードの形で存在していることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載のデータキヤリヤー。 5 データキヤリヤー上の視覚的に認識できる印
    刷された形の一部がマスク物質で構成され、印刷
    された形の他の部分がマーキング物質で構成さ
    れ、そしてマーキング物質とマスク物質の分布に
    よつてコード化された情報が構成されることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載のデータキヤ
    リヤー。 6 情報がデータキヤリヤーを識別するデータを
    構成する特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれ
    か1項に記載のデータキヤリヤー。 7 情報が銀行券の価値を構成する特許請求の範
    囲第6項記載のデータキヤリヤー。 8 マーキング物質及びマスク物質がデータキヤ
    リヤーの容積中に存在することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載
    のデータキヤリヤー。 9 マーキング物質及びマスク物質が目に見えな
    いものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第8項のいずれか1項に記載のデータキヤ
    リヤー。 10 マーキング物質が燐光物質を含み、その発
    光が適当な基本格子中に存在する希土類金属イオ
    ンによつて行われることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項〜第9項のいずれか1項に記載のデー
    タキヤリヤー。 11 対応するマスク物質が別の基本格子中に存
    在する同じ希土類金属イオンを含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第10項記載のデータキヤリ
    ヤー。 12 マーキング物質及びマスク物質が、活性又
    は不活性成分を更に含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第11項記載のデータキヤリヤー。 13 マーキング物質が準共鳴的に発光すること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載のデー
    タキヤリヤー。 14 マーキング物質及び/又はマスク物質が結
    晶的に合成されたものである特許請求の範囲第1
    項〜第13項のいずれか1項に記載のデータキヤ
    リヤー。 15 マーキング物質が、そして必要であればマ
    スク物質も、非可視光で励起することができ、か
    つ、少なくともマーキング物質は非可視光のみを
    放出するものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項〜第14項のいずれか1項に記載のデ
    ータキヤリヤー。 16 データキヤリヤーがマーキング物質及びマ
    スク物質を含み、そしてそれらの励起及び発光が
    光学スペクトルの赤外領域で行われることを特徴
    とする特許請求の範囲第15項記載のデータキヤ
    リヤー。 17 データキヤリヤーにおけるその存在又は不
    存在によつてコード化された情報を構成する発光
    性マーキング物質から成るデータキヤリヤーにお
    いて、前記マーキング物質が本質的には発光性の
    異なつた物質から構成され、それらの物質の一部
    のみが発光性を有する形態で存在し、それらの物
    質の他の部分が非励起状態で存在して、対応する
    発光性物質の発光励起に際してこの部分が発光し
    ないようにしたことを特徴とするデータキヤリヤ
    ー。 18 発光性物質がランタニド族の元素を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第17項記載のデ
    ータキヤリヤー。
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