JPH0131565Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0131565Y2 JPH0131565Y2 JP1982017249U JP1724982U JPH0131565Y2 JP H0131565 Y2 JPH0131565 Y2 JP H0131565Y2 JP 1982017249 U JP1982017249 U JP 1982017249U JP 1724982 U JP1724982 U JP 1724982U JP H0131565 Y2 JPH0131565 Y2 JP H0131565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- striker
- seat
- seat cushion
- cushion
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用シートベルト装置に関する。
公知のシートベルト０４を具えたシート０１に
おいては、例えば、第１図側面図に示すように、
ストライカ０１０の取付けは後端のみであり、シ
ート０１の動きにつれて自由に回動するので、衝
突時シートベルト０４からの外力によつて、鎖線
で示すように、上方に大きく変形するから、シー
トベルトによる乗員拘束性が悪く、その安全性が
十分とはいい難い。
おいては、例えば、第１図側面図に示すように、
ストライカ０１０の取付けは後端のみであり、シ
ート０１の動きにつれて自由に回動するので、衝
突時シートベルト０４からの外力によつて、鎖線
で示すように、上方に大きく変形するから、シー
トベルトによる乗員拘束性が悪く、その安全性が
十分とはいい難い。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、安全な自動車のシートベルト装置を提供す
ることを目的とし、自動車用シートクツシヨンの
下方のフロア上に配設され車体前後方向に延びる
棒状のストライカと、上端部が上記シートクツシ
ヨンのフレームに固着され下端部が上記ストライ
カに緩く挿通されたアンカリーンフオースを備え
た自動車シートにおいて、上記シートクツシヨン
の後方より上記シートクツシヨンとシートバツク
との間を通り上記シートクツシヨン上に延びるシ
ートベルトの下端が上記アンカリーンフオースに
対しオフセツトをもつて連結され、同シートベル
トに大きな張力が加わつたとき、上記アンカリー
ンフオースが上記クツシヨンフレームの周りに車
体後方へ傾き上記ストライカの歯に係合するよう
にしたことを特徴とする。
ので、安全な自動車のシートベルト装置を提供す
ることを目的とし、自動車用シートクツシヨンの
下方のフロア上に配設され車体前後方向に延びる
棒状のストライカと、上端部が上記シートクツシ
ヨンのフレームに固着され下端部が上記ストライ
カに緩く挿通されたアンカリーンフオースを備え
た自動車シートにおいて、上記シートクツシヨン
の後方より上記シートクツシヨンとシートバツク
との間を通り上記シートクツシヨン上に延びるシ
ートベルトの下端が上記アンカリーンフオースに
対しオフセツトをもつて連結され、同シートベル
トに大きな張力が加わつたとき、上記アンカリー
ンフオースが上記クツシヨンフレームの周りに車
体後方へ傾き上記ストライカの歯に係合するよう
にしたことを特徴とする。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第２図はその斜視図、第３図は第２図の部分分解
図、第４図は第３図の後端部を示す部分拡大側面
図、第５図は第４図の部分正面図、第６図は第４
図の−に沿つた断面図、第７図は第５図の
−に沿つた断面図、第８図は第３図の前端部を
示す部分拡大側面図、第９図は第８図の正面図、
第１０図Ａ，Ｂはそれぞれ第４図の略図で、同図
Ａは衝突前、同図Ｂは衝突後をそれぞれ示す。
第２図はその斜視図、第３図は第２図の部分分解
図、第４図は第３図の後端部を示す部分拡大側面
図、第５図は第４図の部分正面図、第６図は第４
図の−に沿つた断面図、第７図は第５図の
−に沿つた断面図、第８図は第３図の前端部を
示す部分拡大側面図、第９図は第８図の正面図、
第１０図Ａ，Ｂはそれぞれ第４図の略図で、同図
Ａは衝突前、同図Ｂは衝突後をそれぞれ示す。
上図において、１はシート、２はシートクツシ
ヨン、３はシートバツク、４はシートベルト、５
はシートクツシヨンフレーム、６および７はアン
カボルトおよびナツト、８はストライカ１０に挿
通するベルトアンカリンフオース、９はリンフオ
ース、１１はストライカ１０の後端をフロア固定
するストライカ固定ブラケツト、１２はストライ
カ１０の前端をフロアに固定するストライカ支持
ブラケツト、１３はリベツト、１４はストライカ
支持ブラケツト１２のＺ字状断面形状のベースプ
レート、１５はベースプレート１４に突設されス
トライカ１０の前端が挿通するフツク、１６はベ
ースプレート１４の上端に固着されストライカ１
０の前端部下面に当接するダンパーゴム、１７は
シートベルト４のアンカープレート間に挿入され
アンカーボルト６によつて適宜間隔を存して上記
アンカープレートをベルトアンカリーンフオース
８に固定するスペーサである。
ヨン、３はシートバツク、４はシートベルト、５
はシートクツシヨンフレーム、６および７はアン
カボルトおよびナツト、８はストライカ１０に挿
通するベルトアンカリンフオース、９はリンフオ
ース、１１はストライカ１０の後端をフロア固定
するストライカ固定ブラケツト、１２はストライ
カ１０の前端をフロアに固定するストライカ支持
ブラケツト、１３はリベツト、１４はストライカ
支持ブラケツト１２のＺ字状断面形状のベースプ
レート、１５はベースプレート１４に突設されス
トライカ１０の前端が挿通するフツク、１６はベ
ースプレート１４の上端に固着されストライカ１
０の前端部下面に当接するダンパーゴム、１７は
シートベルト４のアンカープレート間に挿入され
アンカーボルト６によつて適宜間隔を存して上記
アンカープレートをベルトアンカリーンフオース
８に固定するスペーサである。
このような装置において、まずシートベルト４
の衝突時の力はベルトアンカリンフオース８およ
びストライカ１０を介してフロアに伝達され、ス
トライカ１０はベルトアンカリンフオース８との
噛合いを良くするために鋸歯状に成形されてお
り、衝突時のストライカ１０の変形量を少なくす
るためにストライカ１０の前後端がそれぞれスト
ライカ支持ブラケツト１２およびストライカ固定
ブラケツト１１によりフロアに固定される。
の衝突時の力はベルトアンカリンフオース８およ
びストライカ１０を介してフロアに伝達され、ス
トライカ１０はベルトアンカリンフオース８との
噛合いを良くするために鋸歯状に成形されてお
り、衝突時のストライカ１０の変形量を少なくす
るためにストライカ１０の前後端がそれぞれスト
ライカ支持ブラケツト１２およびストライカ固定
ブラケツト１１によりフロアに固定される。
次に、ストライカ１０とストライカ支持ブラケ
ツト１２をそれぞれ別体構造となし、ストライカ
１０がベルトアンカリンフオース８と干渉するこ
とのないように互いに調節可能とし、ストライカ
１０の前端を下方から支持するベースプレート１
４にはダンパーゴム１６を固着することによりス
トライカ１０に上下方向の若干の自由度を与える
とゝもに防振作用を行なわせる等により、ストラ
イカ１０の組合せ精度を向上させ、ストライカ１
０の上下左右方向の調節を可能としている。勿論
ストライカ１０の前端を後端固定と同一要領で固
定することもできる。
ツト１２をそれぞれ別体構造となし、ストライカ
１０がベルトアンカリンフオース８と干渉するこ
とのないように互いに調節可能とし、ストライカ
１０の前端を下方から支持するベースプレート１
４にはダンパーゴム１６を固着することによりス
トライカ１０に上下方向の若干の自由度を与える
とゝもに防振作用を行なわせる等により、ストラ
イカ１０の組合せ精度を向上させ、ストライカ１
０の上下左右方向の調節を可能としている。勿論
ストライカ１０の前端を後端固定と同一要領で固
定することもできる。
さらに、シートベルト４の下端がベルトアンカ
リンフオース８に後向きでスペーサ１７を介して
オフセツトｆをもつて固定されているので、衝突
時等にシートベルト４に外力が加わつた場合、ベ
ルトアンカリーンフオース８は第１０図Ａに示す
状態から同図Ｂに示すように、オフセツトに基因
するモーメントにより、後方へ変形してストライ
カ１０と噛合うので、シートベルト４の前方への
移動量を少なくし、乗員に対する安全性を高める
ことができる。
リンフオース８に後向きでスペーサ１７を介して
オフセツトｆをもつて固定されているので、衝突
時等にシートベルト４に外力が加わつた場合、ベ
ルトアンカリーンフオース８は第１０図Ａに示す
状態から同図Ｂに示すように、オフセツトに基因
するモーメントにより、後方へ変形してストライ
カ１０と噛合うので、シートベルト４の前方への
移動量を少なくし、乗員に対する安全性を高める
ことができる。
要するに本考案によれば、自動車用シートクツ
シヨンの下方のフロア上に配設され車体前後方向
に延びる棒状のストライカと、上端部が上記シー
トクツシヨンのフレームに固着され下端部が上記
ストライカに緩く挿通されたアンカリーンフオー
スを備えた自動車シートにおいて、上記シートク
ツシヨンの後方より上記シートクツシヨンとシー
トバツクとの間を通り上記シートクツシヨン上に
延びるシートベルトの下端が上記アンカリーンフ
オースに対しオフセツトをもつて連結され、同シ
ートベルトに大きな張力が加わつたとき、上記ア
ンカリーンフオースが上記クツシヨンフレームの
周りに車体後方へ傾き上記ストライカの歯に係合
するようにしたことにより、安全性の大きな自動
車用シートベルト装置を得るから、本考案は産業
上極めて有益なものである。
シヨンの下方のフロア上に配設され車体前後方向
に延びる棒状のストライカと、上端部が上記シー
トクツシヨンのフレームに固着され下端部が上記
ストライカに緩く挿通されたアンカリーンフオー
スを備えた自動車シートにおいて、上記シートク
ツシヨンの後方より上記シートクツシヨンとシー
トバツクとの間を通り上記シートクツシヨン上に
延びるシートベルトの下端が上記アンカリーンフ
オースに対しオフセツトをもつて連結され、同シ
ートベルトに大きな張力が加わつたとき、上記ア
ンカリーンフオースが上記クツシヨンフレームの
周りに車体後方へ傾き上記ストライカの歯に係合
するようにしたことにより、安全性の大きな自動
車用シートベルト装置を得るから、本考案は産業
上極めて有益なものである。
第１図は公知の乗用車のシートを示す側面図、
第２図は本考案の一実施例を示す斜視図、第３図
は第２図の部分分解図、第４図は第３図の後端部
を示す部分拡大側面図、第５図は第４図の部分正
面図、第６図は第４図の−に沿つた断面図、
第７図は第５図の−に沿つた断面図、第８図
は第３図の前端部を示す部分拡大側面図、第９図
は第８図の正面図、第１０図Ａ，Ｂはそれぞれ第
４図の略図で、同図Ａは衝突前、同図Ｂは衝突後
をそれぞれ示す。 １……シート、２……シートクツシヨン、３…
…シートバツク、４……シートベルト、５……シ
ートクツシヨンフレーム、６……アンカボルト、
７……アンカナツト、８……ベルトアンカリンフ
オース、９……リンフオース、１０……ストライ
カ、１１……ストライカ固定ブラケツト、１２…
…ストライカ支持ブラケツト、１３……リベツ
ト、１４……ベースプレート、１５……フツク、
１６……ダンパーゴム、１７……スペーサ。
第２図は本考案の一実施例を示す斜視図、第３図
は第２図の部分分解図、第４図は第３図の後端部
を示す部分拡大側面図、第５図は第４図の部分正
面図、第６図は第４図の−に沿つた断面図、
第７図は第５図の−に沿つた断面図、第８図
は第３図の前端部を示す部分拡大側面図、第９図
は第８図の正面図、第１０図Ａ，Ｂはそれぞれ第
４図の略図で、同図Ａは衝突前、同図Ｂは衝突後
をそれぞれ示す。 １……シート、２……シートクツシヨン、３…
…シートバツク、４……シートベルト、５……シ
ートクツシヨンフレーム、６……アンカボルト、
７……アンカナツト、８……ベルトアンカリンフ
オース、９……リンフオース、１０……ストライ
カ、１１……ストライカ固定ブラケツト、１２…
…ストライカ支持ブラケツト、１３……リベツ
ト、１４……ベースプレート、１５……フツク、
１６……ダンパーゴム、１７……スペーサ。
Claims (1)
- 自動車用シートクツシヨンの下方のフロア上に
配設され車体前後方向に延びる棒状のストライカ
と、上端部が上記シートクツシヨンのフレームに
固着され下端部が上記ストライカに緩く挿通され
たアンカリーンフオースを備えた自動車シートに
おいて、上記シートクツシヨンの後方より上記シ
ートクツシヨンとシートバツクとの間を通り上記
シートクツシヨン上に延びるシートベルトの下端
が上記アンカリーンフオースに対しオフセツトを
もつて連結され、同シートベルトに大きな張力が
加わつたとき、上記アンカリーンフオースが上記
クツシヨンフレームの周りに車体後方へ傾き上記
ストライカの歯に係合するようにしたことを特徴
とする自動車用シートベルト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1724982U JPS58121742U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 自動車用シ−トベルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1724982U JPS58121742U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 自動車用シ−トベルト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121742U JPS58121742U (ja) | 1983-08-19 |
| JPH0131565Y2 true JPH0131565Y2 (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=30029579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1724982U Granted JPS58121742U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 自動車用シ−トベルト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121742U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5243220U (ja) * | 1975-09-19 | 1977-03-28 |
-
1982
- 1982-02-12 JP JP1724982U patent/JPS58121742U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58121742U (ja) | 1983-08-19 |
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