JPH0130632Y2 - - Google Patents

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JPH0130632Y2
JPH0130632Y2 JP1985153496U JP15349685U JPH0130632Y2 JP H0130632 Y2 JPH0130632 Y2 JP H0130632Y2 JP 1985153496 U JP1985153496 U JP 1985153496U JP 15349685 U JP15349685 U JP 15349685U JP H0130632 Y2 JPH0130632 Y2 JP H0130632Y2
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air
pressure control
solenoid valve
control solenoid
pressure
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JP1985153496U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 イ−1 産業上の利用分野 本考案は空気圧制御装置に関する。
イ−2 従来技術 従来、例えば実開昭59−44532号公報に示され
るように、コンプレツサで圧縮された空気をその
まゝ車高調整装置の空圧機器へ導入すると、高圧
空気中の水分により故障が生じるので、空気乾燥
器により除湿を行なつている。前記空気乾燥器に
は、圧縮空気を大気へ排出する時に作動する圧力
制御用電磁弁が設けられているが、従来の圧力制
御用電磁弁は、空気乾燥器のボデー外端部に取り
付けられていた。尚、こゝに車高調整装置とは、
積載荷重の大小にかゝわらず、サスペンシヨン本
体内の空気を増減することにより車高を一定に保
つ装置で、その目的は乗り心地の向上、ヘツドラ
ンプの光軸の一定保持、走行安定性などがある。
イ−3 本考案が解決しようとする問題点 前記従来の如く、圧力制御用電磁弁が空気乾燥
器外に設けられていると、圧力制御用電磁弁自体
を高圧より保護するために耐圧性、気密性を確保
する必要があり、圧力制御用電磁弁の素材を肉厚
にしたり、Oリング等のシール材を多数使用して
いる。また、外部から圧力制御用電磁弁内部への
水の侵入を防止するために、コイル外周に樹脂モ
ールドを施したり、ゴム製のキヤツプを使用して
いる。従つて、該圧力制御用電磁弁は高品質を要
求されることになり、構造的にも複雑化し、その
結果、重量も増え高価になる問題点があつた。そ
こで本考案は、圧力制御用電磁弁を空気乾燥器等
のハウジング内に内蔵して前記の問題点を解決す
ることを目的とするものである。
ロ 考案の構成 ロ−1 問題点を解決するための手段 本考案は前記の問題点を解決するために、圧縮
空気を乾燥、蓄蔵等の処理をするためのハウジン
グと、該ハウジング内の圧縮空気の圧力を制御す
る圧力制御用電磁弁を有するものにおいて、前記
圧力制御用電磁弁を、そのフランジ部を前記ハウ
ジング内壁面に固着してボデー内に内装したこと
を特徴とするものである。
ロ−2 実施例 第1図は本考案を車高調整装置に使用する空気
乾燥器に適用した実施例を示すものであるが、そ
の使用の理解を容易にするため、先ず車高調整装
置の概略を第2図により説明する。
この車高調整装置は、高圧空気を発生するため
の電動式空気圧縮機1と、この圧縮機1からの空
気の除湿を行なう空気乾燥器2と、この空気乾燥
器2内に設けられた圧力制御用電磁弁7と、高圧
空気の導入、排出により伸縮するサスペンシヨン
本体4とからなる。車高検出センサ5によつて車
高が一定値以下となつたことが検出されると、コ
ンピユータ6から圧縮機1に作動信号が送られ、
圧力制御用電磁弁7は閉作動する。このため、圧
縮機1の吐出空気は、サスペンシヨン本体4に供
給されてサスペンシヨン本体4を伸張させて車高
を高くする。一方車高が一定値以上となつたこと
が車高検出センサ5によつて検出されると、コン
ピユータ6から信号が送られて圧力制御用電磁弁
7が開作動し、車高が一定値になるまで通電され
る。この間サスペンシヨン本体4内の高圧空気は
空気乾燥器2及び圧力制御用電磁弁7を通つて大
気中へ排出されるので、サスペンシヨン本体4は
収縮して車高は一定に保持される。
次に、前記のように使用される空気乾燥器2と
圧力制御用電磁弁7について第1図により説明す
る。
空気乾燥器2は、ボデー22と該ボデー22内
に充てんされたシリカゲルから成る乾燥剤25
と、該乾燥剤25をサスペンシヨン本体4への空
気孔29側で保持する保持プレート24と、乾燥
剤25を押圧する押圧プレート23と、空気乾燥
器2内の高圧空気を大気へ排出する時に作動する
圧力制御用電磁弁7とからなる。ボデー22は、
側壁を構成する側部ボデー22aと、サスペンシ
ヨン本体4に接続された空気孔29を設けたスリ
ーブ34が接合されたボデー端部22bと、側部
ボデー22aとのシールを高めるために外周にO
リング30が嵌合されているハウジング16とか
らなる。ハウジング16には、空気圧縮機1に接
続された空気導入孔20と、圧力制御用電磁弁7
を介して大気に連通する流入孔18と流出孔19
及び排出孔21と、圧力制御用電磁弁7に電流を
供給するターミナルB37を保持する絶縁体38
が設けられている。前記絶縁体38は弾性のある
樹脂やゴム或いは弾性のない樹脂からなり、気密
性を確保してハウジング16と一体に成形されて
いる。ターミナルA36は、ねじ35でハウジン
グ16に接合されており、車体にボデーアースさ
れ、ターミナルB37はコンピユータ6を介して
バツテリへ接続されている。ハウジング16の内
側にねじ35で固定されている圧力制御用電磁弁
7は、ボビン10に未端がターミナルA36、タ
ーミナルB37と接合されている。
コイル9を巻き周囲を磁性材よりなるケース8
及びプレート13で被い、ボビン10の中心孔に
磁性材よりなる固定鉄心11を装着する。固定鉄
心11との間に非磁性材よりなるスペーサ31と
スプリング12を介在させて磁性材よりなるプラ
ンジヤー14を前記ボビン10の中心孔に軸方向
に摺動可能に配設し、プランジヤー14の先端に
はゴム等によりなる弁15を設け、この弁15を
ハウジング16の弁座17に開閉するようにし、
前記ハウジング16の弁座17を介して流入孔1
8と流出孔19を連通し、排出孔21から大気へ
排出する。尚、固定鉄心11とケース8は錆に強
い電磁ステンレス材で形成されている。
次に前記実施例の作用について説明する。
車高を上げる時には、コンプレツサ1の作動に
より圧縮空気を空気導入孔20より導入し、その
導入された圧縮空気は、押圧プレート23の通孔
32、乾燥剤25、保持プレート24の通孔32
及び空気孔29を通つてサスペンシヨン本体4へ
導入され、車高が一定になるとコンプレツサ1の
運転は停止する。この場合、乾燥剤25により高
圧空気中の水分が除去され、サスペンシヨン本体
4には乾燥した空気が供給される。
次に車高を下げる時には、コンピユータ6から
圧力制御用電磁弁7のコイル9にターミナルB3
7を介して電流が印加される。前記コイル9に電
流を印加すると磁束が発生し、固定鉄心11、プ
ランジヤ14、ケース8、プレート13を磁気回
路として磁束はループを作り、固定鉄心11とプ
ランジヤ14は吸引される。吸引力がスプリング
12の荷重より大きくなつた時、プランジヤ14
は図示左方へ移動し、弁15は開口され、サスペ
ンシヨン本体4内の空気が排出される。
前記サスペンシヨン本体4内の空気は、空気孔
29より乾燥剤25を通過した後、流入孔18、
圧力制御用電磁弁の流出孔19、及びハウジング
16の排出孔21を通つて大気中へ放出される。
この場合、乾燥剤25は、サスペンシヨン本体
4への空気供給時の流量よりも少ない所定流量に
制限された乾燥空気の通過により、乾燥剤25の
間の水分が除去され、乾燥能力が再生される。
第3図は本考案の第2実施例を示すものであ
る。すなわち、エンジン39を負圧源とし、サー
ジタンク40に負圧を蓄積して、この負圧により
アクチユエータ41を作動させるようにし、負圧
が一定値になると圧力センサ42が検出し、コン
ピユータ43の信号により圧力制御用電磁弁7を
開作動してその負圧を大気へ放出するようにした
ものにおいて、前記圧力制御用電磁弁7をサージ
タンク40内に設置したものである。
第4図は本考案の第3実施例を示すもので、工
場エアー源44からサージタンク45に正圧を蓄
積し、アクチユエータ46を作動させるものにお
いて、エアーが不必要な場合にエアーを大気へ放
出するための排出孔47に、ジエツト48を備え
た圧力制御用電磁弁7を、サージタンク45内に
収納されるようにして設置したものである。
ハ 考案の効果 以上のように本考案は、圧力制御用電磁弁をハ
ウジング内に内蔵したことにより、高圧空気に対
する耐圧性はハウジング部についてのみ考慮すれ
ばよく、圧力制御用電磁弁としての耐圧性は全く
考慮する必要がない。したがつて、圧力制御用電
磁弁の外壁の肉厚決定は、磁束が通るのに必要最
小限の断面積が確保できる肉厚でよく、そのた
め、圧力制御用電磁弁の軽量化、低コスト化が可
能になる。また、外部からの圧力制御用電磁弁内
部への水の侵入を考慮する必要がないから、その
コイル外周の防水用樹脂モールド、ゴム製キヤツ
プ、Oリング等のシール材が不必要となり、軽量
化、低コスト化、構造の簡素化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を空気乾燥器に適用した第1実
施例の断面図、第2図は同空気乾燥器を使用した
車高調整装置の空圧回路図、第3図及び第4図は
本考案の他の2例を示す空圧回路図である。 16,22,40,45……ハウジングを構成
する部材、7……圧力制御用電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮空気を乾燥、蓄蔵等の処理をするためのハ
    ウジングと、該ハウジング内の圧縮空気の圧力を
    制御する圧力制御用電磁弁を有するものにおい
    て、前記圧力制御用電磁弁を、そのフランジ部を
    前記ハウジング内壁面に固着してボデー内に内装
    したことを特徴とする空気圧制御装置。
JP1985153496U 1985-10-07 1985-10-07 Expired JPH0130632Y2 (ja)

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JP1985153496U JPH0130632Y2 (ja) 1985-10-07 1985-10-07

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JPS6261978U JPS6261978U (ja) 1987-04-17
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JPS6261978U (ja) 1987-04-17

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