JPH01301618A - 冷却用エアゾール製品 - Google Patents

冷却用エアゾール製品

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Publication number
JPH01301618A
JPH01301618A JP63130144A JP13014488A JPH01301618A JP H01301618 A JPH01301618 A JP H01301618A JP 63130144 A JP63130144 A JP 63130144A JP 13014488 A JP13014488 A JP 13014488A JP H01301618 A JPH01301618 A JP H01301618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
propellant
aerosol
dimethyl ether
aerosol product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63130144A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Shinosawa
篠沢 孝紘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyo Aerosol Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Aerosol Industry Co Ltd filed Critical Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Priority to JP63130144A priority Critical patent/JPH01301618A/ja
Publication of JPH01301618A publication Critical patent/JPH01301618A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冷却用エアゾール製品に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、人体の打撲などによる炎症の鎮静化若しくは消
炎のためには、当該患部を直ちに冷却して低温に保つこ
とがきわめて有効である。このような目的のために冷却
用エアゾール製品が広く利用されており、それは、エア
ゾール製品は携帯性がある上に使用が簡便でしかも即時
的に利用し得るからである。
従来、冷却用エアゾール製品としては、主としてフロン
12とフロン11との混合物を冷却性噴射剤として用い
、この冷却性噴射剤を、消炎剤などの薬効成分を含有す
る被噴射成分と共にエアゾール容器内に充填してなるも
のが知られている。この従来の冷却用エアゾール製品は
、冷却効果および冷却効果の持続時間の長さの点では、
一応満足すべきものとされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この従来の冷却用エアゾール製品におい
て冷却性噴射剤として用いられているフロン12および
フロン11は、化学的にきわめて安定であり、そのため
に地球の環境を破壊するおそれのあるもの止して、フロ
ン113、フロン114、フロン115 、ハロン12
11、ハロン1301ヨヒハロン2402などの他のフ
ロン化合物と共にその使用が禁止または制限されようと
している。
このような状況から、従来のフロン12およびフロン1
1の混合物に十分に代替することができ、あるいはそれ
より優れた冷却効果および長い冷却効果持続時間が得ら
れ、しかも環境の損壊するおそれのない冷却用エアゾー
ル製品の提供が求められている。
本発明は以上のような事情に基づいてなされたものであ
って、優れた冷却効果および長い冷却効果持続時間が得
られ、しかも環境の損壊などの公害問題を招くおそれの
ない冷却用エアゾール製品を提供することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による冷却用エアゾール製品は、70〜30重量
%のジメチルエーテルおよび30〜70重量%のフロン
22よりなる冷却性噴射剤を、全内容物の90重量%と
なる割合でエアゾール容器内に充填してなることを特徴
とする。
以下本発明について具体的に説明する。
本発明においては、70〜30重量%のジメチルエーテ
ルと30〜70重量%のフロン22 (CHCAF2)
との混合物よりなる冷却性噴射剤を用い、この冷却性噴
射剤を、全内容物に対して占める割合が90重量%とな
るよう、必要に応じて用いられる被噴射成分と共に、エ
アゾール容器内に充填して冷却用エアゾール製品とする
以上において、冷却性噴射剤を組成するジメチルエーテ
ルの割合が70重量%を越えると、可燃性が高くなり過
ぎて危険であり、一方、ジメチルエーテルの割合が30
重量%未満では、十分な冷却効果を得ることができず、
更に十分な溶解性が得られなくなる場合がある。そして
特に60〜40重量%のジメチルエーテルと、40〜6
0重量%のフロン22とを用いることが好ましい。
以上の冷却性噴射剤を単独でエアゾール容器内に充填す
れば目的とする冷却用エアゾール製品が得られるが、実
用上は、この冷却性噴射剤と共に目的に応じた被噴射成
分を充填することが好ましい。しかしながら、エアゾー
ル容器内に充填される全内容物の90重量%以上の部分
が前記冷却性噴射剤でない場合には、十分な冷却効果が
得られなくなり、従って被噴射成分の使用量は、全内容
物の10重量%以下とされる。
被噴射成分としては、噴射されたときに冷却効果を促進
する補助成分、特定の薬効を得るための有効成分および
各種の添加成分などを、使用目的などに応じて適宜選択
し、適宜の量で使用することができる。
補助成分の具体例としては、水またはエタノールを挙げ
ることができ、特に人体用の冷却用エアゾール製品とす
る場合にこの補助成分を使用するのが好ましい。そして
、水としてはイオン交換水を、またエタノールとしては
純度99%以上のものを用いるのが好ましい。
また有効成分としては、例えばカロット油、センブリエ
キス、ニンジンエキス、ハマメリス水すどの植物抽出物
類、例えばT−オリザノール、酢酸d、β−α−トコフ
ェロール、ニコチン酸d、A−α−トコフェロール、ビ
タミン油Aなどのビタミン類、例えばヒノキチオール、
サリチル酸メチル、クリチルレチン酸ステアリル、アラ
ントインなどの消炎剤、イソプロピルメチルフェノール
、均化クロルヘキシジン、グルコン酸りロルヘキンジン
液、ハロカルパン、パラオキシ安息香酸メチノペパラオ
キシ安息香酸プロピルなどの殺菌・防腐剤、例えばカラ
ミン、パラフェノールスルホン酸亜鉛などの収斂剤、オ
イゲノール、α−カンフル、d。
l−カンフル、クマリン、d、β−メントール、その他
を挙げることができる。
さらに、添加成分としては、例えばカオリン、カーサミ
ン、タルクなどの色材、香料、その他を挙げることがで
きる。
〔発明の作用〕
本発明の冷却用エアゾール製品は、その噴射剤がジメチ
ルエーテルとフロン22の混合物よりなる冷却性噴射剤
であるため、適用したききに、当該冷却性噴射剤が適用
対象部分に噴射され、主としてその気化熱によって冷却
作用が発揮される。そしてその結果、当該適用部分が冷
却されて例えば20℃の環境雰囲気中において一30℃
程度あるいはそれより更に低い温度となり、同時に、こ
の冷却効果が最長約180秒間程度も持続されるように
なる。従って、例えば人体の局部を冷却すべきときには
当該部分に布あるいは包帯を巻き、その上から当該冷却
用エアゾール製品を噴射して適用すればよく、それだけ
で十分な冷却効果を得ることができる。
本発明の冷却用エアゾール製品は、以上のように人体用
のものとして好適に使用することができるが、人体用に
限られるものではなく、他の局部的な冷却にも好適に使
用することができる。
以下本発明の実施例について説明するが、本発明がこれ
らによって限定されるものではない。
参照例および実施例1〜6 第り表に示した処方の組成に従って、種々の冷却用エア
ゾール組成物を調製し、その各々を、ステム径がQ、5
mm、ハウジング下孔径が2.0mm、押釦のノズル径
が0.5mmであるバルブおよび押釦を装着してなるエ
アゾール容器内に充填して、参照例および本発明に係る
冷却用エアゾール製品を製作した。なお参照例は、冷却
性噴射剤がフロン12およびフロン11の等景混合物よ
りなる従来の冷却用エアゾール製品である。
そして、これらの冷却用エアゾール製品の各々を用い、
連続して5秒間水平方向に噴射させ、噴射ノズルから前
方に5cm離間した位置に配置した温度センサーにより
、噴射完了直後、噴射完了後7秒間、10秒間、15秒
間、20秒間、25秒問および30秒間を経過した各時
刻における測定温度を調べた。
結果は第2表に示すとおりである。
第2表の結果から明らかなように、本発明の冷却用エア
ゾール製品によれば、従来好適に使用されてきた参照例
のものに比して優れた冷却効果および冷却効果持続時間
を得ることができる。すなわち、本発明の冷却用エアゾ
ール製品は、噴射直後における温度が参照例のものより
最高20℃も低く (実施例4)、また30秒間経過後
においてもなお十分に低温が得られている。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の冷却用エアゾール製品によれば
、その全内容物の90重量%の割合でエアゾール容器内
に充填されている冷却性噴射剤が70〜30重量%のジ
メチルエーテルおよび30〜70重量%のフロン22よ
りなるものであるため、実施例の結果からも明らかなよ
うに、噴射させることによって優れた冷却効果が得られ
ると共に、長い冷却効果持続時間が得られる。しかも、
当該冷却性噴射剤を組成するジメチルエーテルとフロン
22との混合物は、いずれも毒性あるいは刺激性のない
比較的分解しやすい化合物であり、従って環境を損壊す
るなど公害を招くおそれはなく、人体用としてきわめて
好適である。
また、このジメチルエーテルとフロン22との混合物は
大きな溶解性を有しており、従って、水やエタノールな
どの補助成分、種々の有効成分および添加成分などを被
噴射成分として当該冷却用エアゾール製品と共に使用す
ることができ、これにより、例えば打撲傷治療用として
きわめて有用な冷却用エアゾール製品を得ることができ
、また局部的な冷却を簡便に達成することのできる冷却
用エアゾール製品を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)70〜30重量%のジメチルエーテルおよび30〜
    70重量%のフロン22よりなる冷却性噴射剤を、全内
    容物の90重量%となる割合でエアゾール容器内に充填
    してなることを特徴とする冷却用エアゾール製品。
JP63130144A 1988-05-30 1988-05-30 冷却用エアゾール製品 Pending JPH01301618A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63130144A JPH01301618A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 冷却用エアゾール製品

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JP63130144A JPH01301618A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 冷却用エアゾール製品

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JPH01301618A true JPH01301618A (ja) 1989-12-05

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994013753A1 (en) * 1992-12-08 1994-06-23 Nelly Kamel Rizk Composition, apparatus and method for providing a supply of water-based cool mixture
US5976504A (en) * 1993-08-10 1999-11-02 The Boots Company, Plc Topical aerosol formulation for cooling of mammalian tissues
US6214318B1 (en) 1997-10-02 2001-04-10 Oms Holdings Llc Aerosol ointment compositions for topical use

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