JPH01299187A - エレベーターの戸の案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はエレベータ−の戸の下端を案内する装置に関
するものである。

［従来の技術］ 第５図〜第７図は１例えば実開昭５４−１６３４７１号
公報に示された従来のエレベータ−の戸の案内装置を示
す図で、第５図は昇降路側から見た乗場戸の正面図、第
６図は乗場戸の下部斜視図、第７図は第５図の■−■線
断面図である。

図中、（１）は建物の壁、（２）は壁（１）に設けられ
た出入口、（３）は出入口（２）の昇降路側（第５図で
は手前側）に配置された乗場戸、（４）は乗場戸（３）
の上端に固定されたドアハンガ、（５）はドアハンガ（
４）の上部に装着されたハンガローラ、（６）は出入口
（２）の上方の壁（１）に固定されたハンガケース、（
７）はハンガケース（６）に固定されて横通しハンガロ
ーラ（５）を案内するドアレール、（８）は乗場床に敷
設され溝（８ａ）が凹設された敷居、（９）は乗場戸（
３）の下端に固着された下部補強材、　（１０）は案内
脚で、平板状の取付金（１１）とその下端に固着された
摺動片（１２）からなっており、取付金（１１）の上端
は調整片（１３）を介してボルト（１４）で下部補強材
（９）に締結され、摺動片（１２）は敷居（８）の溝（
８ａ）に収納されている。

従来のエレベータ−の戸の案内装置は上記のように構成
され、乗場戸（３）はドアハンガ（４）及びハンガロー
ラ（５）−によってドアレール（７）に懸架され、駆動
機（図示しない）によって駆動されると、ハンガローラ
（５）はドアレール（７）上を転動して、乗場戸（３）
は出入口（２）を開閉する。このとき、乗場戸（３）の
下端は摺動片（１２）が敷居（８）の溝（８ａ）内を摺
動することによって案内される。なお、案内脚〔１０）
の取付位置は、調整片（１３）の挿入枚数によって調整
される。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来のエレベータ−の戸の案内装置では、
案内脚（１０）を取り付ける際、調整片（１３）によっ
てそれぞれ位置を調整しているため、据付調整作業に手
間取るという問題点がある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、案内脚の取付は作業時間及び調整作業時間が短縮でき
るようにしたエレベータ−の戸の案内装置を提供するこ
とを目的とする。

また、この発明の別の発明は、上記目的に加えて部品点
数も減少できるようにしたエレベータ−の戸の案内装置
を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るエレベータ−の戸の案内装置は。

戸の下端に戸の前後方向への変位可能に締結された取付
具を設け、この取付具の下端に複数個の案内脚を締結し
たものである。

また、この発明の別の発明に係るエレベータ−の戸の案
内装置は、上記のものにおいて、取付具の下端に複数個
の摺動片を固着したものである。

［作　用］ この発明においては、戸の前後方向への変位可能な取付
具に複数個の案内脚を締結したため、案内脚は取付具の
変位に伴って位置が変わる。

また、この発明の別の発明においては、取付具に複数個
の摺動片を固着したため、取付具は案内脚を兼用する。

［実施例］ 第１図及び第２図はこの発明の一実施例を示す図で、第
１図は乗場戸の下部斜視図、第２図は第５図の■−■線
断面図であり、従来装置と同様の部分は同一符号で示す
、なお、第５図はこの実施例にも共用される。

図中、（１８）は横断面り字状の長手部材で構成された
取付具で、その上辺に乗場戸（３）の前後方向に延びた
長穴（１８ａ）が設けられ、これを通じてボルト（１９
）で下部補強材（９）に締結されている。また、取付具
（１８）の下端には２個の案内脚（ｌＯ）の取付金（１
１）がボルト（１４）で締結されている。

上記のように構成されたエレベータ−の戸の案内装置に
おいては、取付具（１８）は長大（ｌａａ）により１乗
場戸（３）の前後方向へ変位させることができるので、
２個の案内脚（１０）　（１０）は従来の調整片（１３
）を用いることなく、同時に位置の調整ができる。また
、摺動片（１２）の摩耗等のため新品と交換する際は、
取付具（１８）は既に正しい位置に調整されているため
、特別な調整を行なうことなく、ボルト（１４）で締結
するだけでよい。

第３図及び第４図はこの発明の他の実施例を示す図で、
第３図は乗場戸の下部斜視図、第４図は第５図の■−■
線断面図相当図である。

この実施例は、取付具（１８）の下端を敷居（８）の溝
（８ａ）内まで延長し、ここに摺動片（１２）を固着し
たものである。

すなわち、取付具（１８）は案内脚（ｌＯ）を兼用し。

第１図の取付金（１１）及び４本のボルト（１４）は不
要となり、ボルト（１９）　２本だけで摺動片（１２）
の位置の固定及び調整が可能となる。

なお、実施例では、乗場戸（３）について説明したが、
かご戸（図示しない）についても適用可能である。

［発明の効果コ 以上説明したとおりこの発明では、戸の下端に戸の前後
方向への変位可能に締結された取付具を設け、この取付
具の下端に複数個の案内脚を締結したので、案内脚は取
付具の変位に伴って位置が変わり、案内脚の取付作業時
間及び調整作業時間を短縮することができる効果がある
。

また、この発明の別の発明では、取付具の下端に複数個
の摺動片を固着したので、取付具は案内脚を兼用し１部
品点数を減少することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるエレベータ−の戸の案内装置の
一実施例を示す乗場戸の下部斜視図、第２図は第５図の
■−■線断面図、第３図はこの発明の他の実施例を示す
乗場戸の下部斜視図、第４図は第５図のｕ−ｎ線断面図
相当図、第５図はこの発明及び従来のエレベータ−の戸
の案内装置を示す昇降路側から見た乗場戸の正面図、第
６図は乗場戸の下部斜視図、第７図は第５図のｎ−ｎ線
断面図である。 図中、（３）は戸（乗場戸）、（８）は敷居、（８ａ）
は溝、（１０）は案内脚、（１２）は摺動片、　（１４
）はボルト、（１８）は取付金、（１８ａ）は長穴、（
１９）はボルトである。 なお１図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）戸の下端に間隔を置いて複数個の案内脚を締結し
   、この案内脚の下端に固着された摺動片が敷居溝内を摺
   動して上記戸の移動を案内するものにおいて、上記戸の
   下端に上記戸の前後方向への変位可能に締結された取付
   具を設け、この取付具の下端に上記案内脚をそれぞれ締
   結したことを特徴とするエレベーターの戸の案内装置
2. （２）戸の下端に間隔を置いて設けられた複数個の摺動
   片が敷居溝内を摺動して上記戸の移動を案内するものに
   おいて、上記戸の下端に上記戸の前後方向への変位可能
   に締結された取付具を設け、この取付具の下端に上記摺
   動片をそれぞれ固着したことを特徴とするエレベーター
   の戸の案内装置。