JPH01275022A - 反応射出成形装置 - Google Patents
反応射出成形装置Info
- Publication number
- JPH01275022A JPH01275022A JP10616388A JP10616388A JPH01275022A JP H01275022 A JPH01275022 A JP H01275022A JP 10616388 A JP10616388 A JP 10616388A JP 10616388 A JP10616388 A JP 10616388A JP H01275022 A JPH01275022 A JP H01275022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- mold
- molded product
- fed
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010107 reaction injection moulding Methods 0.000 title claims description 10
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 16
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 abstract description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 4
- GSEJCLTVZPLZKY-UHFFFAOYSA-N Triethanolamine Chemical compound OCCN(CCO)CCO GSEJCLTVZPLZKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- IMNIMPAHZVJRPE-UHFFFAOYSA-N triethylenediamine Chemical compound C1CN2CCN1CC2 IMNIMPAHZVJRPE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PISLZQACAJMAIO-UHFFFAOYSA-N 2,4-diethyl-6-methylbenzene-1,3-diamine Chemical compound CCC1=CC(C)=C(N)C(CC)=C1N PISLZQACAJMAIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004970 Chain extender Substances 0.000 description 1
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical group OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- UKLDJPRMSDWDSL-UHFFFAOYSA-L [dibutyl(dodecanoyloxy)stannyl] dodecanoate Chemical compound CCCCCCCCCCCC(=O)O[Sn](CCCC)(CCCC)OC(=O)CCCCCCCCCCC UKLDJPRMSDWDSL-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 239000007809 chemical reaction catalyst Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 239000012975 dibutyltin dilaurate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 125000000325 methylidene group Chemical group [H]C([H])=* 0.000 description 1
- 229920001451 polypropylene glycol Polymers 0.000 description 1
- 230000009257 reactivity Effects 0.000 description 1
- 238000010133 reinforced reaction injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C37/00—Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
- B29C37/0003—Discharging moulded articles from the mould
- B29C37/0014—Discharging moulded articles from the mould by flexibly or permanently deforming undercut portions of the articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/44—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles
- B29C33/46—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles using fluid pressure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/0266—Local curing
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、反応射出成形装置の改良に関する。
[従来の技術]
周知のように、例えば自動車のバンパーなど、複准な形
状の製品を反応射出成形(RIM成形)によって一体成
形する場合、製品の形状に応じて成形用の金型も複雑化
し、例えば、製品に内方への折り返し部を形成する場合
などには、この折り返し部に対応したアンダカット部が
金型に設けられる。
状の製品を反応射出成形(RIM成形)によって一体成
形する場合、製品の形状に応じて成形用の金型も複雑化
し、例えば、製品に内方への折り返し部を形成する場合
などには、この折り返し部に対応したアンダカット部が
金型に設けられる。
このような場合、成形品を金型から取り出す脱型時に、
該成形品の折り返し部を強制的に弾性変形させて金型か
ら離脱させる、いわゆる無理抜きを強いられる場合が多
い。そして、この方法だけで脱型できない場合には、成
形品に対して前後動することができるスライドコアを金
型内に設け、脱型時にこのスライドコアを後退させるこ
とにより脱型を容易にし、成形品に永久変形あるいは破
れなどの不具合を生じさけることなく取り出す方法は一
般に良く知られている(例えば特公昭59−10298
号公報参照)。
該成形品の折り返し部を強制的に弾性変形させて金型か
ら離脱させる、いわゆる無理抜きを強いられる場合が多
い。そして、この方法だけで脱型できない場合には、成
形品に対して前後動することができるスライドコアを金
型内に設け、脱型時にこのスライドコアを後退させるこ
とにより脱型を容易にし、成形品に永久変形あるいは破
れなどの不具合を生じさけることなく取り出す方法は一
般に良く知られている(例えば特公昭59−10298
号公報参照)。
[発明が解決しようとする3、題]
ところが、金型に上記のようなスライドコアを設ける場
合、一般に、金型構造上スライドコアの設置箇所あるい
はスライド時の後退量などについて制限を受け、例えば
成形品の全周にわたって内方へ折り返すフランジ部か形
成されている場合などには、このフランツ部に対してス
ライドコアを十分に後退させることが円錐な場合が多い
。このような場合には、脱型時に、やはり無理抜きを行
わざるをえない。そして、特に、素材中にガラス繊維等
の強化繊維を添加して成形する繊維強化反応射出成形(
R−RIM)では、強化繊維の添加によって製品の剛性
が向上するため無理抜きがより円錐となり、脱型性が著
しく悪くなる。
合、一般に、金型構造上スライドコアの設置箇所あるい
はスライド時の後退量などについて制限を受け、例えば
成形品の全周にわたって内方へ折り返すフランジ部か形
成されている場合などには、このフランツ部に対してス
ライドコアを十分に後退させることが円錐な場合が多い
。このような場合には、脱型時に、やはり無理抜きを行
わざるをえない。そして、特に、素材中にガラス繊維等
の強化繊維を添加して成形する繊維強化反応射出成形(
R−RIM)では、強化繊維の添加によって製品の剛性
が向上するため無理抜きがより円錐となり、脱型性が著
しく悪くなる。
このため、例えば、エチレングリコール系鎖延長剤を使
用する、あるいは反応触媒を調整するなどして金型内で
の反応硬化(1次硬化)を遅らせ、無理抜き時の成形品
の変形を容易にすることが考えられるが、この場合には
、成形品の剛性の低下に伴って脱型時の成形品の強度も
低下するので、無理抜きを行う際に成形品に永久変形や
破れ等の不具合が生じ易くなり、その上、1次硬化に時
間がかかるため成形サイクルタイムが長くなり、生産性
が大幅に低下するという問題があった。
用する、あるいは反応触媒を調整するなどして金型内で
の反応硬化(1次硬化)を遅らせ、無理抜き時の成形品
の変形を容易にすることが考えられるが、この場合には
、成形品の剛性の低下に伴って脱型時の成形品の強度も
低下するので、無理抜きを行う際に成形品に永久変形や
破れ等の不具合が生じ易くなり、その上、1次硬化に時
間がかかるため成形サイクルタイムが長くなり、生産性
が大幅に低下するという問題があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、複雑
な形状を有する製品のRI M成形において、生産性を
維持しつつ、製品の変形や破損等の不具合を生じること
なく容易に脱型を行うことができる反応射出成形装置を
提供することを目的とするユ [課題を解決するための手段] このため、この発明は、成形品を強制的に弾性変形させ
て金型のアンダカソト部がら上記成形品を脱型させるよ
うにした金型を備えた反応射出成形装置において、上記
金型の成形品の強制変形部に対向する部位に、脱型時に
上記強制変形部に対して該変形部の反応硬化を促進さ仕
る触媒を含んだ加熱気体を供給する加熱気体供給手段を
設けたらのである。
な形状を有する製品のRI M成形において、生産性を
維持しつつ、製品の変形や破損等の不具合を生じること
なく容易に脱型を行うことができる反応射出成形装置を
提供することを目的とするユ [課題を解決するための手段] このため、この発明は、成形品を強制的に弾性変形させ
て金型のアンダカソト部がら上記成形品を脱型させるよ
うにした金型を備えた反応射出成形装置において、上記
金型の成形品の強制変形部に対向する部位に、脱型時に
上記強制変形部に対して該変形部の反応硬化を促進さ仕
る触媒を含んだ加熱気体を供給する加熱気体供給手段を
設けたらのである。
E発明の効果コ
この発明によれば、脱型時、成形品を強制的に弾性変形
させて金型から無理抜きする際に、上記成形品の強制変
形部に対して、反応硬化を促進させる触媒を含んだ加熱
気体を供給するようにしfこので、加熱気体で加熱する
ことにより上記強制変形部を弾性変形しやすくするとと
もに、触媒の作用により強制変形部の反応硬化を促進し
て加熱による強度の低下を補うことができる。この結果
、成形サイクルタイムを維持しつつ、成形品の永久変形
や破れなどの不具合を生じることなく成形品を金型から
無理抜きさせることができ、脱型を容易に行うことがで
きる。
させて金型から無理抜きする際に、上記成形品の強制変
形部に対して、反応硬化を促進させる触媒を含んだ加熱
気体を供給するようにしfこので、加熱気体で加熱する
ことにより上記強制変形部を弾性変形しやすくするとと
もに、触媒の作用により強制変形部の反応硬化を促進し
て加熱による強度の低下を補うことができる。この結果
、成形サイクルタイムを維持しつつ、成形品の永久変形
や破れなどの不具合を生じることなく成形品を金型から
無理抜きさせることができ、脱型を容易に行うことがで
きる。
[実施例]
以下、この発明の実施例を、ウレタン樹脂成形品のR−
RIM成形に適用した場合について、添付図面を参照し
ながら説明する。
RIM成形に適用した場合について、添付図面を参照し
ながら説明する。
第3図に示すように、本実施例に係る反応射出成形装置
lは相対的に接離自在に設けられた下型2と上型3とを
備えており、該上型3は定置された下型2に対して上下
方向に移動することができるようになっている。上記上
型3の前端部には上部ミキシングヘット8が取り付けら
れ、一方、下型2には、上記上部ミキシングへブト8と
組み合わされる下部ミキシングヘッド7が取り付けられ
ている。
lは相対的に接離自在に設けられた下型2と上型3とを
備えており、該上型3は定置された下型2に対して上下
方向に移動することができるようになっている。上記上
型3の前端部には上部ミキシングヘット8が取り付けら
れ、一方、下型2には、上記上部ミキシングへブト8と
組み合わされる下部ミキシングヘッド7が取り付けられ
ている。
それぞれ所定の化学成分を有する2種類の反応性液体材
料(A液及びB液)は、良く知られた機構をaするミキ
シングヘッド7.8により、見合され、上記金型2.3
が組み合わされて形成される成形空間内に注入・射出さ
れる。
料(A液及びB液)は、良く知られた機構をaするミキ
シングヘッド7.8により、見合され、上記金型2.3
が組み合わされて形成される成形空間内に注入・射出さ
れる。
尚、上記ミキシングヘッド7.8は、従来より良く知ら
れているものと同様の構成を有し、同様の作用を行うも
のであるので、その詳細な図示伎び説明は省略する。
れているものと同様の構成を有し、同様の作用を行うも
のであるので、その詳細な図示伎び説明は省略する。
本実施例では、上記A液及びB液として、以下の組成の
ものをそれぞれ使用した。
ものをそれぞれ使用した。
A液:メチレンジフェニルノイソノアネート(100重
電部) B液:ポリプロピレングリコール(85ffi、2部)
ノエチルトルエンジアミン(151m部)また、触媒と
して以下の6のを使用した。
電部) B液:ポリプロピレングリコール(85ffi、2部)
ノエチルトルエンジアミン(151m部)また、触媒と
して以下の6のを使用した。
トリエチレンジアミン (0,15mm部)ジブチ
ルチンジラウレート (0,1重世部)更に、強化繊維
としてミルバフアイバーグラスを26重置部添加した。
ルチンジラウレート (0,1重世部)更に、強化繊維
としてミルバフアイバーグラスを26重置部添加した。
以上の組成を有する混合液を用いて、以下の条件により
RIM成形を行った。
RIM成形を行った。
注入用 :4.5Kg
金型1鳳変 ニア0”C
キュア(型内での1次硬化)時間 二 20秒尚、上記
反応性液体材料のうちB液にジエチルトルエンジアミン
を添加したのは、混合液の反応性を高めて1次硬化時間
を短縮し、成形サイクルタイムを短くするためである。
反応性液体材料のうちB液にジエチルトルエンジアミン
を添加したのは、混合液の反応性を高めて1次硬化時間
を短縮し、成形サイクルタイムを短くするためである。
以上のような材料及び成形条件でRIM成形される成形
品\■は、第1図及び第2図に示すように、内方に折り
返すフランツ部Waを宵している。そして、上記上型3
は、後で詳しく述べろスライドコア4が設けられた可動
部3aと、該可動部3aを保持する固定部3bとで(1
カ成されている。
品\■は、第1図及び第2図に示すように、内方に折り
返すフランツ部Waを宵している。そして、上記上型3
は、後で詳しく述べろスライドコア4が設けられた可動
部3aと、該可動部3aを保持する固定部3bとで(1
カ成されている。
上記スライドコア4は、上型可動部3a内において、上
記成形品Wのフランジ部Waに対応する部位(アンダカ
ット部)に設けられており、上型3の上下動に連動して
作動するシリンダ5によって左右方向に駆動される。即
ち、上記スライドコア4は、第2図において破線で示す
ように、材料混合液の射出時には図の右方(成形位置)
に位置して上型可動部3aのアンダカット部を構成し、
射出後、混合液の型内での1次硬化に要する所定時間(
キュア時間)が経過した後、このアンダカソト部4でフ
ランジ部Waを係止した状態で上型3が上方に移動させ
られる。そして、その後、上型3と共に持ち上げられた
成形品Wを型3から脱型させる際には、第2図において
実線で示すように、シリンダ5により図の左方(脱型位
置)に駆動されるようになっている。
記成形品Wのフランジ部Waに対応する部位(アンダカ
ット部)に設けられており、上型3の上下動に連動して
作動するシリンダ5によって左右方向に駆動される。即
ち、上記スライドコア4は、第2図において破線で示す
ように、材料混合液の射出時には図の右方(成形位置)
に位置して上型可動部3aのアンダカット部を構成し、
射出後、混合液の型内での1次硬化に要する所定時間(
キュア時間)が経過した後、このアンダカソト部4でフ
ランジ部Waを係止した状態で上型3が上方に移動させ
られる。そして、その後、上型3と共に持ち上げられた
成形品Wを型3から脱型させる際には、第2図において
実線で示すように、シリンダ5により図の左方(脱型位
置)に駆動されるようになっている。
尚、上型可動部3aには、上型固定部3bの内部に形成
された段部21に係合するつば部22が設けられており
、型開時に上記上型固定部3bが上方へ移動させられる
ことにより、該固定部3bに係合して上型可動部3aも
上方へ持ち上げられるようになっている。
された段部21に係合するつば部22が設けられており
、型開時に上記上型固定部3bが上方へ移動させられる
ことにより、該固定部3bに係合して上型可動部3aも
上方へ持ち上げられるようになっている。
本実施例では、スライドコア4を脱型位置に後退させた
後に、成形品Wのフランジ部Wah上型可動部3aとの
係合状態を完全に解除するために、第2図において2点
鎖線で示すように、作業者が上記フランジ部Waを強制
的に外方に弾性変形させ、所謂、無理抜きを行うことに
よって成形品Wを上型可動部3aから取り外すようにし
ている。
後に、成形品Wのフランジ部Wah上型可動部3aとの
係合状態を完全に解除するために、第2図において2点
鎖線で示すように、作業者が上記フランジ部Waを強制
的に外方に弾性変形させ、所謂、無理抜きを行うことに
よって成形品Wを上型可動部3aから取り外すようにし
ている。
ところで、本実施例では、上記のようにして成形品〜■
を上型可動部3aから脱型させる際に、成形サイクルタ
イムを推持しながら、成形品Wに永久変形あるいは破れ
等の不具合を生じさせることなく脱型を行うことができ
るように、強制的に弾性変形させられる上記フランツ部
Waに対して、反応硬化を促進させる触媒を含んだ加熱
気体を供給するようにしている。
を上型可動部3aから脱型させる際に、成形サイクルタ
イムを推持しながら、成形品Wに永久変形あるいは破れ
等の不具合を生じさせることなく脱型を行うことができ
るように、強制的に弾性変形させられる上記フランツ部
Waに対して、反応硬化を促進させる触媒を含んだ加熱
気体を供給するようにしている。
すなわち、上型可動部3aの上記アンダカット部の斜め
下方にはエア加熱部11が設けられており、該エア加熱
部11は、連通路12を介して、スライドコア4の後退
時にフランジ部Waの下方に形成される空間部13に連
通ずる一方、フレキノプルチューブ14を介して、上型
固定部3bの外側面に配置された触媒霧化器■5に接続
されている。また上記エア加熱部11の内部には、金型
外部の電源(不図示)に接続されたヒータ16か設置さ
れている。上記触媒霧化器15には、触媒タンク17か
ら触媒が供給されるとともに、バルブ18を開くことに
より圧縮エアが供給されるようになっており、この圧縮
エアにより霧化され1こ触媒を、上記フレキシブルチュ
ーブ14を介して、エアと共に上記エア加熱部11に送
給することができる。そして、霧化された触媒を含んだ
エアは、このエア加熱部It内でヒータI6によって所
定の温度に加熱され、その後、成形品Wのフランジ部W
aに直接に吹き付けて供給される。
下方にはエア加熱部11が設けられており、該エア加熱
部11は、連通路12を介して、スライドコア4の後退
時にフランジ部Waの下方に形成される空間部13に連
通ずる一方、フレキノプルチューブ14を介して、上型
固定部3bの外側面に配置された触媒霧化器■5に接続
されている。また上記エア加熱部11の内部には、金型
外部の電源(不図示)に接続されたヒータ16か設置さ
れている。上記触媒霧化器15には、触媒タンク17か
ら触媒が供給されるとともに、バルブ18を開くことに
より圧縮エアが供給されるようになっており、この圧縮
エアにより霧化され1こ触媒を、上記フレキシブルチュ
ーブ14を介して、エアと共に上記エア加熱部11に送
給することができる。そして、霧化された触媒を含んだ
エアは、このエア加熱部It内でヒータI6によって所
定の温度に加熱され、その後、成形品Wのフランジ部W
aに直接に吹き付けて供給される。
本実施例では、上記触媒として製産カ月000〜200
0PPMのトリエタノールアミンを使用し、フランツ部
Waに吹き付けられるエアの温度を70〜90°Cに設
定した。
0PPMのトリエタノールアミンを使用し、フランツ部
Waに吹き付けられるエアの温度を70〜90°Cに設
定した。
上記フランジ部Waに加熱されたエアを吹き付けるよう
にしたのは、本実施例に係るウレタン樹脂成形品の表面
温度と曲げ弾性率との間には、例えば第4図に示すよう
な相関関係があり、フランジ部’vVaの温度を上昇さ
せることにより曲げ弾性率を低下什しめ、該フランジ部
Waを無理抜きさ仕る際に弾性変形しやすくするためで
ある。すなわち、上記フランジ部Waの表面温度は、金
型2゜3からの熱伝導のみにより加熱される従来では、
15〜51’C+平均48°Cであったが(第4図のA
部参照)、加熱エアを直接に吹き付けて加熱ずろことに
より、67〜75°C:平均71℃に維持され(第4図
の8部参照)、この結果、曲げ弾性率は、従来の260
0−2700Kg/cm’から170 (1−2000
Kg/am’に低下し、より小さい力で容易に弾性変形
させることができるようになった。
にしたのは、本実施例に係るウレタン樹脂成形品の表面
温度と曲げ弾性率との間には、例えば第4図に示すよう
な相関関係があり、フランジ部’vVaの温度を上昇さ
せることにより曲げ弾性率を低下什しめ、該フランジ部
Waを無理抜きさ仕る際に弾性変形しやすくするためで
ある。すなわち、上記フランジ部Waの表面温度は、金
型2゜3からの熱伝導のみにより加熱される従来では、
15〜51’C+平均48°Cであったが(第4図のA
部参照)、加熱エアを直接に吹き付けて加熱ずろことに
より、67〜75°C:平均71℃に維持され(第4図
の8部参照)、この結果、曲げ弾性率は、従来の260
0−2700Kg/cm’から170 (1−2000
Kg/am’に低下し、より小さい力で容易に弾性変形
させることができるようになった。
また、上記加熱エアに霧状にした触媒(トリエタノール
アミン)を含ませるようにしたのは、触媒の添加により
上記フランジ部Waの1次硬化を促進し、高温のエアで
加熱することによるフランツ部Waの強度の低下を補い
、無理抜き時に強制変形部(フランツ部Wa)に破れ等
の損傷が生じることを防止するためである。すなわち、
70〜90°Cの高温エアのみを吹き付けた場合には、
上記フランジ部Waの引裂強さは75Kg/cmであっ
たが、この高温エアに上記触媒を加えることにより引裂
強さを90Kg/cmに向上させることができた。
アミン)を含ませるようにしたのは、触媒の添加により
上記フランジ部Waの1次硬化を促進し、高温のエアで
加熱することによるフランツ部Waの強度の低下を補い
、無理抜き時に強制変形部(フランツ部Wa)に破れ等
の損傷が生じることを防止するためである。すなわち、
70〜90°Cの高温エアのみを吹き付けた場合には、
上記フランジ部Waの引裂強さは75Kg/cmであっ
たが、この高温エアに上記触媒を加えることにより引裂
強さを90Kg/cmに向上させることができた。
以上、説明したように、本実施例によれば、成形品Wを
強制的に弾性変形させて金型(上型3)から無理抜きす
る際に、上記成形品Wの強制変形部(フランジ部Wa)
に対して、反応硬化を促進させる触媒(トリエタノール
アミン)を含んだ加熱エアを供給するようにしたので、
この加熱エアで加熱することにより上記フランジ部Wa
の曲げ弾性率を低下させて弾性変形しやすくするととも
に、触媒の作用によりフランジ部Waの反応硬化を促進
して加熱による強度の低下を補うことができる。
強制的に弾性変形させて金型(上型3)から無理抜きす
る際に、上記成形品Wの強制変形部(フランジ部Wa)
に対して、反応硬化を促進させる触媒(トリエタノール
アミン)を含んだ加熱エアを供給するようにしたので、
この加熱エアで加熱することにより上記フランジ部Wa
の曲げ弾性率を低下させて弾性変形しやすくするととも
に、触媒の作用によりフランジ部Waの反応硬化を促進
して加熱による強度の低下を補うことができる。
この結果、成形サイクルタイムを維持しつつ、成形品W
の永久変形や破れなどの不具合を生じることなく成形品
Wを金型3から無理抜きさせることができ、脱型を容易
に行うことができるのである。
の永久変形や破れなどの不具合を生じることなく成形品
Wを金型3から無理抜きさせることができ、脱型を容易
に行うことができるのである。
図面はいずれも本発明の詳細な説明するためのもので、
第1図はスライドコア及びエア加熱部が設けられた金型
要部の断面説明図、第2図は金型のアンダカット部の拡
大断面図、第3図は反応射出成形装置の全体斜視図、第
4図は成形品の温度と曲げ弾性率の関係を示すグラフで
ある。 ■・・・反応射出成形装置、3・・・上型、3a・・・
上型可動部、II・・・エア加熱部、!2・連通路、1
4・・・フレキシブルチューブ、15・・・触媒霧化器
、16・・・ヒータ、II・触媒タンク、18・・・バ
ルブ、W・・・成形品、Wa・・・フラッジ部。
第1図はスライドコア及びエア加熱部が設けられた金型
要部の断面説明図、第2図は金型のアンダカット部の拡
大断面図、第3図は反応射出成形装置の全体斜視図、第
4図は成形品の温度と曲げ弾性率の関係を示すグラフで
ある。 ■・・・反応射出成形装置、3・・・上型、3a・・・
上型可動部、II・・・エア加熱部、!2・連通路、1
4・・・フレキシブルチューブ、15・・・触媒霧化器
、16・・・ヒータ、II・触媒タンク、18・・・バ
ルブ、W・・・成形品、Wa・・・フラッジ部。
Claims (1)
- (1)成形品を強制的に弾性変形させて金型のアンダカ
ット部から上記成形品を脱型させるようにした金型を備
えた反応射出成形装置において、上記金型の成形品の強
制変形部に対向する部位に、脱型時に上記強制変形部に
対して該変形部の反応硬化を促進させる触媒を含んだ加
熱気体を供給する加熱気体供給手段を設けたことを特徴
とする反応射出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10616388A JPH01275022A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 反応射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10616388A JPH01275022A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 反応射出成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01275022A true JPH01275022A (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=14426614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10616388A Pending JPH01275022A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 反応射出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01275022A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1236578A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-09-04 | Océ-Technologies B.V. | Method and mold for manufacturing pellets of hot-melt ink |
EP1236577A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-09-04 | Océ-Technologies B.V. | Method and mold for manufacturing pellets of hot-melt ink |
CN102412814A (zh) * | 2010-09-26 | 2012-04-11 | 上海杰得微电子有限公司 | 便携式消费类电子产品的强制关机电路 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP10616388A patent/JPH01275022A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1236578A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-09-04 | Océ-Technologies B.V. | Method and mold for manufacturing pellets of hot-melt ink |
EP1236577A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-09-04 | Océ-Technologies B.V. | Method and mold for manufacturing pellets of hot-melt ink |
CN102412814A (zh) * | 2010-09-26 | 2012-04-11 | 上海杰得微电子有限公司 | 便携式消费类电子产品的强制关机电路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1110816A (en) | In mold coating of freshly molded articles | |
US4783298A (en) | In-mold coating method and apparatus | |
EP0625418B1 (en) | Process and apparatus for forming a resin moulded product including a moulded body and a moulded coating | |
EP2253445B1 (en) | Injection mold and injection molding method using the same | |
EP0032052B1 (en) | Method for producing panels | |
CN106514958B (zh) | 汽车车门线束密封套专用生产模具以及注塑设备 | |
KR20050044511A (ko) | 강화콘크리트부품의 제조장치 | |
JPH01275022A (ja) | 反応射出成形装置 | |
CN210208555U (zh) | 一种上下对射脱箱造型机 | |
US5695791A (en) | Apparatus for producing foamed plastics parts | |
JPS6089322A (ja) | 反応射出成形方法およびその装置 | |
KR20030084652A (ko) | 기계식 신발제조의 경우의 신발창의 제조방법 | |
WO2011078539A2 (ko) | 발포수지재 스티어링 휠의 제조장치 및 제조방법 | |
KR102240758B1 (ko) | 사출기의 노즐장치 | |
KR100331038B1 (ko) | 사출금형과 사출품의 탈거방법및 탈거장치 | |
KR950009714B1 (ko) | 열가소성 화합물로부터 압축 모울딩되는 재료의 제조방법 및 장치 | |
KR101083530B1 (ko) | 고무제품 진공사출성형 장치 | |
JPH0438971Y2 (ja) | ||
CN215359611U (zh) | 一种乘用车风门齿轮空调件注塑模具 | |
KR102524837B1 (ko) | 3d 프린팅 코어 금형 냉각 시스템 | |
JPS5872434A (ja) | 反応射出成形方法とその装置 | |
JPS58110228A (ja) | 樹脂成形用金型装置 | |
JP2977148B2 (ja) | 積層成形体の成形方法ならびに成形装置 | |
TW202311008A (zh) | 中空成形體的製造方法及射出拉伸吹塑成形機 | |
JP3646803B2 (ja) | 蛇腹部を有する筒状ゴム製品の製造方法及びこれに用いる筒状ゴム製品の製造装置 |