JPH0127014Y2 - - Google Patents

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JPH0127014Y2
JPH0127014Y2 JP7193286U JP7193286U JPH0127014Y2 JP H0127014 Y2 JPH0127014 Y2 JP H0127014Y2 JP 7193286 U JP7193286 U JP 7193286U JP 7193286 U JP7193286 U JP 7193286U JP H0127014 Y2 JPH0127014 Y2 JP H0127014Y2
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heat
shape memory
memory alloy
insulating material
heat insulating
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JP7193286U
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は保温技術に係るもので、殊に形状記憶
合金を用いた自動保温装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、被保温物を各種断熱材で覆う保温構
造が種々の装置に利用されており、例えば太陽熱
利用温水器又は園芸用温室等においても昼間吸収
した熱エネルギーを夜間に放出しないように、
種々の保温構造が被設されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記太陽熱利用温水器についてみれ
ば、表面を断熱材で覆うことは温められた水の放
熱を抑える作用をする反面、水を温めようとする
太陽の輻射熱もまた該断熱材の蓋を透過し難く、
加熱作用を妨げる問題を有しており、外気温度の
高温雰囲気において断熱材を除去し、且つまた低
温雰囲気において断熱材を覆うような自動覆い装
置を具備した保温装置が要望されていた。
本考案は上記要望に鑑み、被保温物を周囲温度
雰囲気により、高温雰囲気においては断熱材を被
保温物から除去し、且つまた低温雰囲気において
は断熱材を被保温物に覆うような自動装置からな
る、形状記憶合金を用いた保温装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の形状記憶合金を用いた保温装置は、被
保温物の保温面において、予め設定した高温雰囲
気時に蛇腹状に折畳み変形するように形状記憶変
形付勢した面状或は線状の適宜記憶合金製伸縮基
板を並列し、該記憶合金の両面又は片面に上記保
温面を被塞可能な可撓性断熱材を沿設一体化する
と共に、上記伸縮基板の一端を保温面の一側端に
固定し、他端を該伸縮基板の形状記憶変形付勢力
より小さい力により、該保温面に沿う方向に引張
付勢することを要旨とするものである。
従つて上記断熱材は伸縮基板の折畳み変形を阻
害しない構成であれば良いため、曲折部の充分な
可撓性が得られない場合は、該曲折部を分断した
断熱材を使用することもできる。
また上記伸縮基板を低温雰囲気時に保温面に沿
つて引張付勢する構造は、スプリングを利用して
弾性付勢するもの、又は重力を利用して引張付勢
するものの他、種々の構造を構成することができ
る。
〔作用〕
伸縮基板が予め設定した高温雰囲気時に、蛇腹
状に折畳み変形するように形状記憶変形付勢した
面状或は線状の適宜記憶合金であるため、雰囲気
温度が設定値を越えると形状記憶作用が顕出し、
該伸縮基板の他端に設けた引張付勢に抗して蛇腹
状に折畳変形する。この変形により、伸縮基板と
一体化した断熱材も蛇腹状に折れ曲り、被保温物
の保温面から後退する。
また設定した温度より低温雰囲気になると、伸
縮基板の形状記憶作用が消滅し、引張付勢力によ
つて該伸縮基板を保温面に沿つて伸展する。従つ
て被保温物の保温面には断熱材が被設されるよう
になり、被保温物からの放熱を阻止する。
〔実施例〕
以下、本考案形状記憶合金を用いた保温装置の
一実施例を第1図及び第2図に従つて説明する。
本実施例は太陽熱利用の温水器に実施したものを
示す。符号1は上面を開放し、加熱する水aを収
容するようにした容器本体であり、該容器本体1
の開放面にはガラス等の透光性材料から成る覆蓋
2を設けると共に、開放面の一側に支持縁部3を
形成して成る。上記覆蓋2の上面には一端を支持
縁部3の端部に固着した形状記憶合金からなる帯
板状の伸縮基板4を複数個並設すると共に、各伸
縮基板4を予め設定した高温雰囲気時に蛇腹状に
折畳み変形し、支持縁部3位置に折畳み移動(第
1図参照)するように形状記憶変形付勢してな
る。符号5は上記伸縮基板4の下面に屈曲自在に
沿設し、伸展時に前記開放面を被塞可能になる可
撓性断熱材であり、伸縮基板4の自由端側に連繋
した紐部材6の端部に重鎮7を取付けるととも
に、プーリ8を経由して該伸縮基板4が伸展する
方向(矢印A)に引張付勢して成るものであり、
該引張力は伸縮基板4の形状記憶変形付勢力より
小さく、且つ形状記憶付勢力が解消されたとき該
伸縮基板4を伸展せしめるに充分な大きさの力を
有するものである。
上記構成の太陽熱利用の温水器は、昼間におい
て太陽が水aを温め得る熱エネルギーを照射して
いる場合は、形状記憶合金製の伸縮基板4も同時
に加熱するようになる。従つて、伸縮基板4のこ
のときの温度を蛇腹状の形状記憶温度に設定して
おくことにより、温度雰囲気が「設定温度」を越
えると伸縮基板4は重鎮7の加重による引張力に
抗して第1図に示すように支持縁部3位置に折畳
まれ、これに伴つて伸縮基板4と一体的になる断
熱材5が開放面から後退するようになる。
また夜間等において太陽から水aを温め得る充
分な熱エネルギーが得られない場合は、温度雰囲
気が「設定温度」より降下しするため伸縮基板4
の形状記憶が消失し、重鎮7の加重により該伸縮
基板4が紐部材6を介して覆蓋2の上面に沿つて
伸展(第2図参照)し、伸縮基板4と一体になる
断熱材5が開放面を被塞するようになる。
即ち、上記伸縮基板4の伸縮作用に伴つてこれ
と一体になる断熱材5が容器本体1の開放面を塞
ぎ、又は開放するようになるため、太陽の輻射熱
が大きい場合は開放して水aを加熱すると共に、
太陽の輻射熱が小さくなり、水aからの放熱が大
きい場合は開放面を断熱材5で覆い保温する自動
調節作用を成す。
なお上記実施例では、伸縮基板4を開放面方向
に伸展するための引張力を重鎮7の加重によつて
得る構造にしているが、適当な弾性力を有するス
プリングを設けることによつても同様の作用を成
さしめることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の形状記憶合金を用い
た保温装置は、被保温物を周囲温度雰囲気によ
り、高温雰囲気においては断熱材を被保温物から
除去し、且つまた低温雰囲気においては断熱材を
被保温物に覆うような自動装置であるため、太陽
熱利用温水器のほか園芸用温室の覆い装置等に利
用できるものであり、本考案実施後の実用的効果
は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案形状記憶合金を用いた保温装置の
一実施例を示す太陽熱利用温水器であり、第1図
は高温雰囲気における一部切欠した斜視図、第2
図は低温雰囲気における一部切欠した斜視図であ
る。 1……容器本体、2……覆蓋、3……支持縁
部、4……伸縮基板、5……断熱材、7……重
鎮、a……水。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被保温物の保温面において、予め設定した高温
    雰囲気時に蛇腹状に折畳み変形するように形状記
    憶変形付勢した面状或は線状の適宜記憶合金製伸
    縮基板を並列し、該記憶合金の両面又は片面に上
    記保温面を被塞可能な可撓性断熱材を沿設一体化
    すると共に、上記伸縮基板の一端を保温面の一側
    端に固定し、他端を該伸縮基板の形状記憶変形付
    勢力より小さい力により、該保温面に沿う方向に
    引張付勢して成ることを特徴とする形状記憶合金
    を用いた保温装置。
JP7193286U 1986-05-15 1986-05-15 Expired JPH0127014Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7193286U JPH0127014Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

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JP7193286U JPH0127014Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

Publications (2)

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JPS62184365U JPS62184365U (ja) 1987-11-24
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ID=30914933

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