JPH0126943B2 - - Google Patents

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JPH0126943B2
JPH0126943B2 JP56148727A JP14872781A JPH0126943B2 JP H0126943 B2 JPH0126943 B2 JP H0126943B2 JP 56148727 A JP56148727 A JP 56148727A JP 14872781 A JP14872781 A JP 14872781A JP H0126943 B2 JPH0126943 B2 JP H0126943B2
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JP
Japan
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locking
container
circumferential direction
container lid
protrusion
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JP56148727A
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JPS5852055A (ja
Inventor
Toshihiro Yoshida
Seiji Suzuki
Masato Yamashita
Akira Gyoten
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NIPPON CROWNCORK
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NIPPON CROWNCORK
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Publication date
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Publication of JPS5852055A publication Critical patent/JPS5852055A/ja
Publication of JPH0126943B2 publication Critical patent/JPH0126943B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、それに限定されるものではないが殊
にインスタントコーヒ粉末等のための容器として
好適に使用される、容器本体と容器蓋との組合せ
から成る容器に関する。 〔従来の技術〕 インスタントコーヒ粉末等のための容器として
は、例えば実開昭53−33542号公報又は特公昭55
−34071号公報に開示されている如き形態の容器
本体と容器蓋との組合せから成る容器が好都合に
使用されている。かかる容器の容器本体は、頂面
が開放された容器口部を有し、そして容器口部の
外周面には、周方向に連続して環状に延びる1個
の係止フランジ又は周方向に間隔を置いて位置す
る複数個の係止フランジ、及び周方向に間隔を置
いて位置する複数個の案内リード条が形成されて
いる。他方、容器蓋は、天面及びこの天面から垂
下する筒状スカートを有し、そして筒状スカート
の内面には、周方向に間隔を置いて位置し且つ上
記係止フランジと協働する複数個の係止突起、及
び周方向に間隔を置いて位置し且つ上記案内リー
ド条と協働する複数個の被案内リード条が形成さ
れている。かような容器においては、容器蓋の弾
性変形に起因して上記係止突起が上記係止フラン
ジを乗り越えることによつて、容器本体の容器口
部への容器蓋の装着及び容器本体の容器口部から
容器蓋の離脱が遂行される。そして、容器本体の
容器口部へ容器蓋を装着する際と容器本体の容器
口部から容器蓋を離脱する際との少なくともいず
れか一方においては、上記案内リード条と上記被
案内リード条との協働によつて、容器本体の容器
口部に対する容器蓋の移動が案内される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 而して、上述した通りの形態の容器において
は、当業者には周知の如く、(イ)容器本体の容器口
部に対する容器蓋の装着及び離脱を特に大きな力
を必要とすることなく女性又は子供でも充分容易
に遂行することができる(容器蓋の装着及び離脱
の容易性)、(ロ)容器本体の容器口部に対する容器
蓋の装着及び離脱の際、特に装着の際に、容器蓋
の弾性変形によつて上記係止突起が上記係止フラ
ンジを乗り越えると、かかる事実を消費者に示す
充分な音が発生される(充分な発音性)、という
2個の要件を満足せしめることが重要である。し
かしながら、上述した通りの形態の従来の容器に
おいては、上記2個の要件を満足せしめることが
著しく困難であつた。この点について更に詳述す
ると、容器蓋の装着及び離脱の容易性を満足せし
めるためには、上記係止突起が上記係止フランジ
を乗り越える際の両者間の相互干渉量を比較的小
さくし、かくして容器蓋を僅かに弾性変形せしめ
さえすれば上記係止突起が上記係止フランジを乗
り越えるようになせばよい。しかしながら、容器
蓋の装着及び離脱の際の音の発生は、上記係止突
起が上記係止フランジを乗り越える際に強制的に
弾性変形せしめられた容器蓋が上記係止突起が上
記係止フランジを乗り越えた後に弾性的に元の形
状に戻ることに依存しており、それ故に、上記係
止突起が上記係止フランジを乗り越える際の両者
間の相互干渉量を比較的小さくすると、必然的に
発生される音が小さくなる。即ち、上記係止突起
が上記係止フランジを乗り越える際の両者間の相
互干渉量を比較的小さくすれば、容器蓋の装着及
び離脱の容易性は充分に満足せしめることができ
るが、発音性が低下してしまう。逆に、上記係止
突起が上記係止フランジを乗り越える際の両者間
の相互干渉量を比較的大きくすれば、発音性は充
分に満足せしめることができるが、容器蓋の装着
及び離脱の容易性が低下してしまう。 そこで、本発明は、上述した通りの形態の容器
において、本来的には相反する上記2つの要件、
即ち(イ)容器蓋の装着及び離脱の容易性及び(ロ)充分
な発音性、の双方を充足せしめることを、その技
術的課題とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の解決手段は、(i)容器蓋の筒状スカート
の内面に形成する複数個の係止突起を、半径方向
内方への突出量が比較的大きい第1の組の係止突
起と、半径方向内方への突出量が比較的小さい第
2の組の係止突起にせしめること、或いは(ii)容器
本体の容器口部の外周面に形成する係止フランジ
の、複数個の係止突起が乗り越える複数個の係止
部分を、半径方向外方への突出量が比較的大きい
第1の組の係止部分と、半径方向外方への突出量
が比較的小さい第2の組の係止部分とにせしめる
ことである。 〔作用〕 本発明に従つて上記解決手段が採用された容器
においては、その論理的理由は必ずしも明白では
ないが、後述する実施例及び比較例の記載から首
肯される如く、上記技術的課題が達成される。 〔具体例〕 以下、本発明に従つて改良が施された容器の具
体例を図示している添付図面を参照して、更に詳
細に説明する。 〈第1の具体例〉 まず、第1図乃至第5図を参照して、本発明に
従つて改良された容器の第1の具体例について説
明する。 第1図及び第2図を参照して説明すると、容器
は、第1図にその一部を図示する容器本体2と第
2に図示する容器蓋4との組合せから成る。 ガラス或いはポリプロピレン、ポリエチレン又
はポリスチレンの如き適宜の合成樹脂から形成す
ることができる図示の容器本体2は、上面が開放
された略円筒形状の容器口部6を有する。第1図
と共に第3−A図を参照して説明すると、容器口
部6の外周面には、周方向に連続して実質上水平
に延びる環状係止フランジ8が形成されている。
この環状係止フランジ8は、下方に向つて半径方
向外方に傾斜した上面8aと、逆に下方に向つて
半径方向内方に傾斜した下面8bとを有する。容
器口部6の外周面には、更に、上記環状係止フラ
ンジ8の上方にて周方向に等間隔を置いて複数
個、図示の場合は4個の案内リード条10が形成
されている。案内リード条10の各々は、第1図
において上方から見て時計方向即ち閉方向に向つ
て下方に、好ましくは10乃至45度の傾斜角度αで
傾斜して延びる下面12bを有する導入部12
と、この導入部12の下面12bに続いて略水平
に、好ましくは上記閉方向に向つて下方に1乃至
5度である若干の傾斜角度βで傾斜して延びる下
面14bを有する主部14と、この主部14に続
く略直角三角形状の導出部16とを有する。導出
部16の上面16aは、上記閉方向に向つて下方
に、好ましくは8乃至50度の傾斜角度γで傾斜し
て延びている。導出部16の下端縁は上記環状係
止フランジ8の上面8aに接続されている。 一方、ポリプロピレン、ポリエチレン又はポリ
スチレンの如き適宜の合成樹脂から形成すること
ができる図示の容器蓋4は、円形天面18とこの
円形天面18の周縁から垂下する円筒状スカート
20とを有する。天面18の内側には、例えば厚
紙とアルミニウム薄との積層体から形成されたそ
れ自体は公知の密封パツキング材22が挿入され
ているのが好都合である。スカート20の内面上
端部には保持突条24が形成されており、上記密
封パツキング材22は弾性的に幾分変形せしめる
ことによつて保持突条24を通過せしめて所要位
置に挿入され、保持突条24によつて下方への脱
落が防止される。 図示の具体例においては、第2図に明確に図示
する如く、スカート20の下部の壁厚が減少せし
められていて、スカート20の下部内面の内径は
上部内面の内径よりも幾分大きくせしめられてい
る。そして、スカート20のかかる下部内面に
は、容器本体2の容器口部6に形成されている上
記環状係止フラジ8と協働する複数個、図示の場
合は4個の係止突起26が周方向に等間隔を置い
て配設されている(第3−A図も参照されたい)。
係止突起26の各々は、例えば略半円形状の断面
形状を有し、実質上水平に延びている。一方、ス
カート20の上部内面には、容器本体2の容器口
部6に形成されている上記安定リード条10の
各々と協働する複数個、図示の場合は4個の被案
内リード条28が形成されている(第3−A図も
参照されたい)。被案内リード条28の各々は、
略水平に、好ましくは第2図において上方から見
て時計方向即ち閉方向に向つて下方に1乃至5度
である若干の傾斜角度β′で傾斜して延びる上面2
8aを有する。 次に、第1図及び第2図と共に第3−A図乃至
第3−C図及び第4図を参照して、上述した通り
の容器本体2の容器口部6と容器蓋4との相互作
用について言及する。 容器本体2の容器口部6を容器蓋4によつて閉
じる際には、最初に、容器口部6に容器蓋4を被
嵌する。かくすると、容器口部6に形成されてい
る案内リード条10及び環状係止フランジ8と、
容器蓋4に形成されている被案内リード条28及
び係止突起26とは、例えば第3−A図に図示す
る通りの関係に位置付けられる。この際、第1
図、第2図及び第4図から容易に理解される如
く、容器蓋4に形成されている被案内リード条2
8の内側突出端の内径は容器口部6に形成されて
いる案内リード条10の外側突出端の外径よりも
小さい故に、被案内リード条28は案内リード条
10を軸線方向下方に自由に通過することができ
ないが、容器蓋4に配設されている係止突起26
の内側突出端の内径は案内リード条10の外側突
出端の外径よりも大きい故に、係止突起26は案
内リード条10を軸線方向下方に自由に通過する
ことができる。次いで、容器蓋4を第2図及び第
4図において上方から見て時計方向即ち閉方向に
回転せしめる。かくすると、第3−B図に図示す
る如く、被案内リード条28の前端面がリード条
10の導入部12の下面12bに当接する。従つ
て容器蓋4を更に閉方向に回転せしめると、被案
内リード条28は案内リード条10の導入部12
の下面12bに案内されて周方向に移動すると共
に軸線方向下方にも移動し、かくして第3−C図
及び第4図に図示する如く、被案内リード条28
の上面28aが案内リード条10の主部14の下
面14bに係合する状態にせしめられる。同時
に、容器蓋4に形成されている係止突起26も周
方向に移動すると共に軸線方向下方にも移動し、
かくして係止突起26は環状係止フランジ8を乗
り越え、第3−C図及び第4図に図示する如く、
環状係止フランジ8の下面8bに係合する状態に
せしめられる。第3−C図及び第4図に図示する
状態においては、被案内リード条28の上面28
aが案内リード条10の主部14の下面14bに
係合すると共に係止突起26が環状係止フランジ
8の下面18bに係合することによつて、容器口
部6に対して容器蓋4が確実且つ安定に保持され
て、密封パツキング材22が容器口部6の開口端
に押付けられ、かくして容器口部6が容器蓋4に
よつて閉じられる。所望ならば、第3−C図及び
第4図に図示する状態から更に容器蓋4を閉方向
に回転せしめることができるように構成し、被案
内リード条28の前端面が案内リード条10の導
出部16の後面16cに当接することによつて、
容器蓋4の閉方向への回転が終了せしめられるよ
うになすこともできる。 一方、容器本体2の容器口部6から容器蓋4を
除去して容器口部6を開放するには、容器蓋4を
第2図及び第4図において上方から反時計方向即
ち開方向に回転せめる。かくすると、被案内リー
ド条28の上面28aが案内リード条10の主部
14の下面14bから離脱せしめられ、そして被
案内リード条28の後端部下面が案内リード条1
0の導出部16の上面16aに当接する。従つ
て、容器蓋4を更に開方向に回転せしめると、被
案内リード条28は案内リード条10の導出部1
6の上面16aに案内されて周方向に移動すると
共に軸線方向上方にも移動し、同時に係止突起2
6も周方向に移動する共に軸線方向にも移動し、
かくして係止突起26は環状係止フランジ8を乗
り越えて環状係止フランジ8から離脱し、容器口
部6に形成されている案内リード条10及び環状
係止フランジ8と、容器蓋4に形成されている被
案内リード条28及び係止突起28とは、第3−
A図に図示する通りの関係に戻される。しかる後
においては、容器蓋4は容器口部6に対して軸線
方向上方に自由に移動することができるようにな
り、従つて容器蓋4を軸線方向上方に移動せしめ
て容器口部6から除去し、かくして容器口部6を
開放せしめることができる。被案内リード条28
の後端部下面が案内リード条10の導出部16の
上面16aに円滑に案内されて移動し得るように
なすために、所望ならば、被案内リード条28の
後端部下面を、案内リード条10の導出部16の
上面16aの傾斜に対応せしめて、開方向に向つ
て上方、従つて閉方向に向つて下方に、好ましく
は8乃至50度の傾斜角度で傾斜せしめてもよい。
他方、当業者には周方向の如く、上述した通りの
形態の容器においては、容器本体2内に例えばイ
ンスタントコーヒ粉末等の内容物を収容した後に
容器口部6に容器蓋4を装着する際には、容器口
部6の開口端縁に適宜の接着剤が塗布されること
が少なくない。かかる場合には、第4図に図示す
る通りに容器口部6に容器蓋4を装着すると、密
封パツキング材22の下面が上記接着剤によつて
容器口部6の開口端縁に接合せしめられる。そし
て、容器口部6から容器蓋4を離脱せしめる際に
は、密封パツキング材22が下層(例えばアルミ
ニウム薄)と上層(例えば厚紙)に分離され、上
層は容器蓋4と共に容器口部6から離脱される
が、下層は容器口部6にそのまま残され、従つて
容器口部6を開放するには更に容器口部6の開口
端縁からそこに残留している上記下層を除去する
ことが必要である。 而して、上述した通りの形態の容器において
は、既に言及した如く、(イ)容器本体2の容器口部
6に対する容器蓋4の装着及び離脱を特に大きな
力を必要とすることなく女性又は子供でも充分容
易に遂行することができる(容器蓋4の装着及び
離脱の容易性)と共に、(ロ)容器本体2の容器口部
6に対する容器蓋4の装着及び離脱の際、特に装
着の際に、容器蓋4に形成されている係止突起2
6が容器口部6に形成されている係止フランジ8
を乗り越えると、かかる事実を消費者に示す充分
な音が発生される(充分な発音性)ことが重要で
ある。そして、容器本体2の容器口部6に対する
容器蓋4の装着及び離脱の際に必要な力は、容器
蓋4に形成されている係止突起26が容器口部6
に形成されている係止フランジ8を乗り越える、
即ち係止突起26の内側突出端が係止フランジ8
の外側フランジ8の外側突出端を通過する、のに
要する力に大きく依存する。係止突起26が係止
フランジ8を乗り越える際には、当業者には周知
の如く、係止突起26と係止フランジ8との相互
干渉量に応じて容器蓋4が弾性変形して係止突起
26と係止フランジ8の相互干渉を吸収する。従
つて、容器本体2の容器口部6に対する容器蓋4
の装着及び離脱の際に必要な力は、係止突起26
と係止フランジ8との相互干渉量に大きく依存す
る。また、容器本体2の容器口部6に対する容器
蓋4の装着及び離脱の際の音の発生は、係止突起
26が係止フランジ8を乗り越える際に弾性変形
した容器蓋4が、係止突起26が係止フランジ8
を乗り越えた後に弾性的に元の形状に戻ることに
起因しており、従つて発音性の良否も係止突起2
6と係止フランジ8との相互干渉量に大きく依存
する。 然るに、上記相互干渉量を小さくすれば、容器
蓋4の装着及び離脱を充分容易なものにせしめる
ことができるが、音の発生が不良になり、逆に上
記相互干渉量を大きくすれば、音の発生を充分良
好なものにすることができるが、容器蓋4の装着
及び離脱が困難になり、従来の容器では、既に言
及した如く、上記(イ)及び(ロ)の双方を満足せしめる
ことが著しく困難であつた。 本発明に従つて改良された上記容器において
は、上記(イ)及び(ロ)の双方を満足せしめるために、
上述した通りの構成に加えて、次の改良が施され
ている。 即ち、本発明に従つて改良された図示の容器に
おいては、容器蓋4に形成されている複数個の係
止突起26は、半径方向内方への突出量が比較的
大きい第1の組の係止突起と、半径方向内方への
突出量が比較的小さい第2の組の係止突起とを含
んでいる。図示の場合は、周方向に等間隔を置い
て形成された4個の係止突起26のうちの1個置
きに位置する2個の係止突起即ち直径方向に対向
して位置する一対の係止突起(第2図及び第3−
A図乃至第3−C図において交差斜線を付してい
ない係止突起)は、第5−A図に図示する如く、
比較的大きい半径方向内方への突出量l1を有す
る。他方、直径方向に対向して位置する残りの一
対の係止突起(第2図及び第3−A図乃至第3−
C図において交差斜線を付した係止突起)は、比
較的小さい半径方向内方への突出量l2を有する。
かように、比較的大きな半径方向内方への突出量
l1を有する第1の組の係止突起と比較的小さい半
径方向内方への突出量l2を有する第2の組の係止
突起との2種の係止突起26を容器蓋に形成し、
係止突起26が容器口部6に形成されている係止
フランジ8を乗り越える際の係止突起26と係止
フランジ8との相互干渉量に差を生ぜしめる、即
ち第1の組の係止突起と係止フランジ8との相互
干渉量を比較的大きくし第2の組の係止突起と係
止フランジ8との相互干渉量を比較的小さくする
と、比較的大きい相互干渉量と比較的小さい相互
干渉量とが相補的に作用し、後述する実施例から
も理解されるように、上記(イ)及び(ロ)の双方を充分
に満足せしめることが実験的に確認された。 第1の組の係止突起における比較的大きい半径
方向内方への突出量l1(従つて比較的大きい相互
干渉量)と、第2の組の係止突起における比較的
小さい半径方向内方への突出量l2(従つて比較的
小さい相互干渉量)との値は、容器蓋4のスカー
ト長さ、スカート内径及びスカート肉厚並びに容
器蓋4の材質等に依存し、係止突起26が係止フ
ランジ8を乗り越える際の容器蓋4の弾性変形特
性に応じて適宜に設定することができる。 また、容器蓋4に形成される複数個の係止突起
26のうちいずれを第1の組の係止突起にし、い
ずれを第2の組の係止突起にするかは、容器蓋4
に形成される係止突起26の数等に応じて適宜に
選定することができる。しかしながら、容器口部
6に対する容器蓋4の装着及び必要な力の平衡化
という見地からして、一般的に、容器蓋4に4個
又はそれ以上の偶数個、即ち2n個(ここでnは
2以上の自然数)の係止突起26を形成し、2n
個の係止突起26のうちの直径方向に対をなす2
個の係止突起は必ず同一の組に属するようになす
ことが好ましい。 而して、係止突起26が係止フラジ8を乗り越
える際に要する力は、係止突起26と係止フラン
ジ8の相互干渉量のみならず、係止突起26が係
止フランジ8に対して軸線方向下方に移動する際
の係止突起26の下面26bと係止フランジ8の
上面8aとの間の摩擦力(容器口部6に容器蓋4
を装着する時)、或いは係止突起26が係止フラ
ンジ8に対して軸線方向上方に移動する際の係止
突起26の上面26aと係止フランジ8の下面8
bとの間の摩擦力(容器口部6から容器蓋4を離
脱する時)にも部分的に依存する。そして、かよ
うな摩擦力は発音性には実質上影響を及ぼさな
い。従つて、上記摩擦力をできる限り小さくすれ
ば、発音性を実質上低下せしめることなくして、
容器蓋4の装着及び離脱を一層容易にせしめるこ
とができ、そして上記摩擦力をできる限り小さく
するためには、係止突起26が係止フランジ8を
乗り越える際の両者間の接触の面接状態ではなく
て実質上点乃至線接触状にせしめればよい。この
ために、図示の具体例においては、第5−A図及
び第5−B図から明確に理解される如く、係止フ
ランジ8の上面8aと下面8bは下方又は上方に
向つて半径方向外方に傾斜した実質上平坦な面で
あるのに対して、係止突起26と上面26aの下
面26bは略円弧状の曲面にせしめられており、
係止突起26の下面26bと係止フランジ8の上
面8a、及び係止突起26の上面26aと係止フ
ランジ8の下面8bは、夫々、相互に実質上線接
触せしめられる。勿論、2つの面(即ち係止突起
26の下面26bと係止フランジ8の上面8a、
及び係止突起26の上面26aと係止フランジ8
の下面8b)の接触状態を実質上線接触にせしめ
るためには、一方を実質上平坦な面にし他方を曲
面にすることに代えて、相方を曲率の異なつた曲
面にしてもよいし、双方の傾斜角度が相互に異な
つた実質上平坦な面にしてもよい。また、2つの
面の周方向における曲率も相互に異なるようにせ
しめて、両面の接触状態を実質上点接触にせし
め、かくして両面間の摩擦力を更に低減せしめる
こともできる。 〈第2の具体例〉 次に、第6図、第7−A図及び第7−B図を参
照して、本発明に従つて改良された容器の第2の
具体例について説明する。 上述した第1の具体例においては、比較的大き
い半径方向内方への突出量l2を有する第1の組の
係止突起と比較的小さい半径方向内方への突出量
l2を有する第2の組の係止突起との2種の係止突
起26を容器蓋4に形成し、かくして係止突起2
6が係止フランジ8を乗り越える際の係止突起2
6と係止フランジ8との相互干渉量を比較的大き
い相互干渉量と比較的小さい相互干渉量との2種
にせしめている。これに対して、第6図、第7−
A図及び第7−B図に図示する第2図の具体例で
は、容器口部6に形成されている係止フランジ8
における、容器蓋4に形成されている複数個の係
止突起26の各々が乗り越える複数個の係止部分
の半径方向外方への突出量を変化せしめることに
よつて、係止突起26が係止フランジ8を乗り越
える際の係止突起26と係止フランジ8との相互
干渉量を比較的大きい相互干渉量と比較的小さい
相互干渉量との2種にせしめている。 第2の具体例においては、第6図から容易に理
解される如く、周方向に連続して延びる1個の環
状係止フランジに代えて、周方向に等間隔を置い
て配置された4個の弧状係止フランジ8が、容器
口部6の外周面に形成されている。そして、かか
る4個の係止フランジ8のうちの1個置きに位置
する2個の係止フランジ即ち直径方向に対向して
位置する一対の係止フランジ(第6図において交
差斜線を付していない係止フランジ)の、少なく
とも容器蓋4に形成されている係止突起26が乗
り越えるところの係止部分(即ち第1の組の係止
部分)は、第7−A図に図示する如く、比較的大
きい半径方向外方への突出量L1を有する。他方、
直径方向に対向して位置する残りの一対の係止フ
ランジ(第6図において交差斜線を付した係止フ
ランジ)の、少なくとも容器蓋4に形成されてい
る係止突起26が乗り越えるところの係止部分
(即ち第2の組の係止部分)は、第7−B図に図
示する如く、比較的小さい半径方向外方への突出
量L2を有する。 一方、第2の具体例における容器蓋4に形成さ
れている4個の係止突起26は、全て実質上同一
の内径方向内方への突出量を有する。 上述した通りの第2の具体例においても、係止
突起26が係止フランジ8を乗り越える際の係止
突起26と係止フランジ8との相互干渉量に差が
生ぜしめられて、係止突起26と係止フランジ8
の第1の組の係合部分では相互干渉量が比較的大
きく、係止突起26と係止フランジ8の第2の組
の係合部分では相互干渉量が比較的小さく、それ
故に、比較的大きい相互干渉量と比較的小さい相
互干渉量とが相補的に作用し、かくして第1の具
体例の場合と同様に上記(イ)及び(ロ)の双方を充分に
満足せしめることができる。 第6図、第7−A図及び第7−B図に図示する
第2の具体例においては、上述した通り、4個の
弧状係止フランジ8を容器口部6に形成している
が、4個の弧状係止フランジ8間の間隔部を相互
に連続して、第1の具体例の場合と同様に周方向
に連続して延びる1個の環状係止フランジ8にせ
しめても、上記(イ)及び(ロ)の点に関する作用効果に
差異が生ずるものではないことは多言するまでも
なく明らかであろう。この場合、4個の弧状係止
フランジ8間の相互連結部は係止突起26が乗り
越える部分ではないので、上記相互連結部の半径
方向外方への突出量は任意の値でよい。 上述した第1及び第2の具体例においては、容
器本体2の容器口部6に容器蓋4を装着する時と
容器本体2の容器口部6から容器蓋4を離脱する
時とのいずれにおいても容器口部6に形成された
案内リード条10と容器4に形成された被案内リ
ード条28とが協働する(従つて、装着時と離脱
時とのいずれにおいても容器口部6に対して容器
蓋4が回転せしめられる)が、本発明は、例えば
特公昭55−34071号公報に開示されている容器の
如く容器本体の容器口部から容器蓋を離脱する時
にだけ容器口部に形成されている案内リード条と
容器蓋に形成されている被案内リード条とが協働
する型の容器、或いは容器本体の容器口部に容器
蓋を装着する時にだけ容器口部に形成されている
案内リード条と容器蓋に形成されている被案内リ
ード条とが協働する型の容器にも、同様に適用し
得るものである。 更にまた、上述した第1及び第2の具体例にお
いては、容器口部6に形成されている係止フラン
ジ8は周方向に延びており、容器蓋4に形成され
ている係止突起26は軸線方向に係止フランジ8
を乗り越えるように構成されているが、容器口部
には周方向に間隔を置いて軸線方向に延びる複数
個の係止フランジが形成されており、容器蓋4に
形成されている係止突起は周方向に係止フランジ
を乗り越えるように構成された容器にも、本発明
は同様に適用し得るものである。 〔実施例及び比較例〕 次に、実施例及び比較例について説明する。 実施例 第2図に図示する通りの形態のポリプロピレン
製容器蓋を作製した。作製した容器蓋の主要寸法
は次の通りであつた。 天面肉厚 ……略1.8mm 天面内側からのスカート垂下長さ ……略26.0mm スカート外径 ……略78.8mm スカート上部肉厚 ……略4.5mm スカート下部肉厚 ……略0.2mm 第1の組の係止突起の半径方向内方への突出量
……略2.2mm 第2の組の係止突起の半径方向内方への突出量
……略1.9mm 上記容器蓋の天面内側に積層体から形成された
密封パツキング材を挿入し、しかる後に第1図に
図示する通りの形態の容器口部を有するガラス製
容器本体に、第4図に図示する通りの状態に装着
した。容器口部の開口端には、容器蓋を装着する
前に接着剤を塗布した。容器口部の主要寸法は次
の通りであつた。 容器口部外径 ……略71.8mm 係止フランジの半径方向外方への突出量
……略2.7mm 上記の通りにして容器口部に容器蓋が装着され
た容器本体を3週間放置し、しかる後に、容器蓋
に回転トルクを加えて開方向に回転せしめて容器
口部から離脱せしめた。そして、かかる離脱の際
に、容器蓋に加えることが必要であつた回転トル
クを、係止突起が係止フランジを乗り越える前ま
での間の最大トルクである第1段トルクと、係止
突起が係止フランジを乗り越える際のトルクであ
る第2段トルクとに分けて測定した。 尚、容器口部から容器蓋を離脱する際には、積
層体から形成された密封パツキング材は上層と下
層に分離され、上層は容器蓋と共に容器口部から
離脱されたが、下層は容器口部の開口端に接着さ
れたまま残留した。 更に、容器口部から離脱され容器蓋を容器口部
に再び被嵌し、容器蓋に回転トルクを加えて閉方
向に回転せしめて容器口部に再装着した。そし
て、かかる再装着の際に、係止突起が係止フラン
ジを乗り越える時に容器蓋に加えることが必要で
あつたトルクを測定した。 加えて、容器蓋の離脱時及び際装着時の発音性
の良否をチエツクした。 上述した通りのトルクを測定及び発音性の良否
のチエツクを10個の容器蓋について遂行した結果
は、下記第1表に示す通りであり、必要トルクは
充分に小さく、発音性も良好であつた。 実施例 2 容器蓋に形成されている係止突起の上面及び下
面が容器口部に形成されている係止フランジの下
面及び上面と実質上同一の傾斜角度を有する平坦
な面であり、従つて容器蓋の離脱及び再装着の際
には係止突起の上面と係止フランジの下面及び係
止突起の下面と係止フランジの上面とが面接触せ
しめられるという点を除けば、実施例1の容器蓋
と同一の容器蓋を作製した。 そして、かような容器蓋10個について、実施例
1と同様のトルク測定及び発音性の良否のチエツ
クを遂行した。その結果は下記第1表に示す通り
であり、必要トルクは実施例1の場合よりも幾分
大きいが充分に小さく、発音性も良好であつた。 比較例 1 比較のために、容器蓋に形成されている4個の
係止突起の半分方向内方への突出量が全て実質上
同一であつて略2.2mm(即ち実施例1の容器蓋に
おける第1の組の係止突起の半径方向内方への突
出量と同一)である点を除けば、実施例1の容器
蓋と同一の容器蓋を作製した。 そして、かような容器蓋10個について、実施例
1と同様のトルク測定及び発音性の良否のチエツ
クを遂行した。その結果は下記第1表に示す通り
であり、発音性は良好であつたが、必要トルクが
過大であつた。 比較例 2 更に比較例のために、容器蓋に形成されている
4個の係止突起のうちの第2の組の係止突起の半
径方向内方への突出量が実質上零である(換言す
れば第2の組の係止突起を省略した)点を除け
ば、実施例1の容器蓋と同一の容器蓋を作製し
た。 そして、かような容器蓋10個について、実施例
1と同様のトルク測定及び発音性の良否のチエツ
クを遂行した。その結果は下記第1表に示す通り
であり、必要トルクは充分に小さいが、発音性が
不良であつた。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従つて改良された容器の第
1の具体例における容器本体の容器口部を示す側
面図。第2図は、本発明に従つて改良された容器
の第1の具体例における容器蓋を示す断面図。第
3−A図、第3−B図及び第3−C図は、夫々、
第1図に図示する容器本体の容器口部に第2図に
示す容器蓋を被嵌した時、次いで容器蓋を幾分閉
方向に回転した時、及び容器蓋を充分に閉方向に
回転して容器口部に所要の通りに装着した時の、
案内リード条と被案内リード条との相対的位置関
係及び係止フランジと係止突起との相対的位置関
係を示す簡略展開図。第4図は、第1図に示す容
器口部に第2図に示す容器蓋を所要の通りに装着
した状態を、一部を切欠いて示す側面図。第5−
A図及び第5−B図は、夫々、第3−C図に示す
状態における係止フランジと第1の組の係止突
起、及び係止フランジと第2の組の係止突起を示
す部分断面図。第6図は、本発明に従つて改良さ
れた容器の第2の具体例を示す、第3−C図と同
様の簡略展開図。第7−A図及び第7−B図は、
夫々、第6図に示す状態における係止フランジの
第1の組の係止部分と係止突起、及び係止フラン
ジの第2の組の係止部分と係止突起を示す、第5
−A図及び第5−B図と同様の部分断面図。 2……容器本体、4……容器蓋、6……容器口
部、8……係止フランジ、10……案内リード
条、18……容器蓋の天面、20……容器蓋のス
カート、26……係止突起、28……案内リード
条。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 容器口部を有し、該容器口部の外周面には周
    方向に連続して環状に延びる1個の係止フランジ
    又は周方向に間隔を置いて位置する複数個の係止
    フランジ、及び周方向に間隔を置いて位置する複
    数個の案内リード条が形成されているところの容
    器本体と、天面及び該天面から垂下する筒状スカ
    ートを有し、該筒状スカートの内面には周方向に
    間隔を置いて位置し且つ該係止フランジと協働す
    る複数個の係止突起、及び周方向に間隔を置いて
    位置し且つ該案内リード条と協働する複数個の被
    案内リード条が形成されているところの容器蓋と
    の組合せから成り、該容器本体の該容器口部に該
    容器蓋を装着する際及び該容器本体の該容器口部
    から該容器蓋を離脱する際には、該容器蓋の弾性
    変形によつて該係止突起が該係止フランジを乗り
    越える型の容器において; 該複数個の係止突起は、半径方向内方への突出
    量が比較的大きい第1の組の係止突起と、半径方
    向内方への突出量が比較的小さい第2の組の係止
    突起とを含んでいることを特徴とする容器。 2 該係止突起は周方向に等間隔を置いて2n個、
    ここでnは2以上の自然数、形成されており、直
    径方向に対向して位置して対をなす2個の係止突
    起は同一の組に属する特許請求の範囲第1項記載
    の容器。 3 該係止突起が該係止フランジを乗り越える際
    に、該係止突起と該係止フランジは相互に実質上
    点乃至線接触せしめられる特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の容器。 4 容器口部を有し、該容器口部の外周面には周
    方向に連続して環状に延びる1個の係止フランジ
    又は周方向に間隔を置いて位置する複数個の係止
    フランジ、及び周方向に間隔を置いて位置する複
    数個の案内リード条が形成されているところの容
    器本体と、天面及び該天面から垂下する筒条スカ
    ートを有し、該筒条スカートの内面には周方向に
    間隔を置いて位置し且つ該係止フランジと協働す
    る複数個の係止突起、及び周方向に間隔を置いて
    位置し且つ該案内リード条と協働する複数個の被
    案内リード条が形成されているところの容器蓋と
    の組合せから成り、該容器本体の該容器口部に該
    容器蓋を装着する際及び該容器本体の該容器口部
    から該容器蓋を離脱する際には、該容器蓋の弾性
    変形によつて該係止突起が該係止フランジを乗り
    越える型の容器において; 該係止フランジの、該複数個の係止突起が乗り
    越える複数個の係止部分は、半径方向外方への突
    出量が比較的大きい第1の組の係止部分と、半径
    方向外方への突出量が比較的小さい第2の組の係
    止部分とを含んでいることを特徴とする容器。 5 該係止突起と該係止フランジの該係止部分と
    は周方向に等間隔を置いて2n個、ここでnは2
    以上の自然数、形成されており、直径方向に対向
    して位置して対をなす2個の係止部分は同一の組
    に属する特許請求の範囲第4項記載の容器。 6 該係止突起が該係止部分を乗り越える際に、
    該係止突起と該係止部分は相互に実質上点乃至線
    接触せしめられる特許請求の範囲第4項又は第5
    項記載の容器。
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JP5588673B2 (ja) * 2009-12-29 2014-09-10 日本山村硝子株式会社 容器
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