JPH01268930A

JPH01268930A - 局部洗浄装置への洗浄水供給装置

Info

Publication number: JPH01268930A
Application number: JP9499188A
Authority: JP
Inventors: Osamu Tsutsui; 修筒井; Hisato Haraga; 久人原賀; Shingo Tanaka; 田中　真吾
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1988-04-18
Filing date: 1988-04-18
Publication date: 1989-10-26
Anticipated expiration: 2012-10-27
Also published as: JP2669467B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、局部洗浄装置への洗浄水供給装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、局部洗浄装置への洗浄水供給装置の一形態として
、給水源と給湯源に連通連結した温度調節バルブの下流
側に混合湯水流路を連通連結し、同混合湯水流路の先端
に噴射ノズルを設けたものがある。

そして、使用に際しては、洗浄スイッチの作動によって
作動出力をコントローラに送り、同コントローラによっ
て温度調節バルブを駆動して適温の混合湯水を生成し、
同混合湯水を噴射ノズルより局部に向けて噴射し、局部
洗浄を行っている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかし、かかる局部洗浄装置への洗浄水供給装置におい
て、通常、−回の局部洗浄動作に要する混合湯水の量は
、例えば、０．５１　／ｓｉｎ〜１．５１　／ｌｌ１ｉ
ｎと橿めて少量である。

そのため、浴槽出湯やカラン出湯或いはシャワー出湯の
ように大流量の出湯の場合のように適温制御を正確に行
うことができなかった。

即ち、浴槽出湯の場合のように出湯量が大流量の場合は
、温度調節バルブによって混合すべき水量及び湯量も多
いため、温度調節バルブを構成する湯側調整弁と水側調
整弁との弁開度と湯量又は水量とを比例的に変化させる
ことができ、比較的容易に適温制御を行うことができる
。

しかし、局部洗浄装置への供給のように、小流量の出湯
の場合には、温度調節バルブを構成する湯側調整弁と水
側調整弁との弁開度と湯量又は水量とを比例的に変化さ
せることが困難であり、従って、適温制御ｎが精密に行
うことができず、使用者に不快感を与えることにもなっ
ていた。

なお、弁構造及びそれを制御する制御装置を高級なもの
にすれば適温制御を精密に行うことができると考えられ
るが、この場合、局部洗浄装置への洗浄水供給装置を極
めて高価なものにすることになる。

さらには、浴槽やシャワー等大流量の混合湯水を供給す
べく設置された温度調節バルブでは、局部洗浄装置で所
望される微小流量の適温制御が困難であった。

本発明は、上記問題点を解決することができる局部洗浄
装置への洗浄水供給装置を提供することを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段本発明は、温度調節バルブによって適温の混合湯水を生
成し、同混合湯水を、洗浄水として、局部洗浄装置流路
と通して局部洗浄装置に供給する局部洗浄装置への洗浄
水供給装置において、局部洗浄装置流路から捨水流路を
分岐し、同捨水流路に定流量弁を設けたことを特徴とす
る局部洗浄装置への洗浄水供給装置に係るものである。

また、本発明において、局部洗浄装置流路は、上流側を
温度調節バルブに連通ずる給湯流路の下流側に、流量調
整・止水・切換バルブを介して連通した複数の波路の内
の一流路を形成することができる。

（ホ）作用及び効果上記した構成により、本発明は、以下の効果を奏する。

■本発明では、局部洗浄装置流路から捨水流路を分岐し
、同捨水流路に定流量弁を設けているので、温度調節バ
ルブに大流量の混合湯水を定量的に供給することができ
、高級な制御装置を用いることなく、温度調節バルブを
構成する湯側流Ｎ調整弁と水側調整弁による湯量と水量
との混合動作を容易かつ精密に行うことができる。

■局部洗浄装置を、上流側を温度調節バルブに連通ずる
給湯流路の下流側に、流量調整・止水・切換バルブを介
して連通した複数の流路の内の一流路とすることによっ
て、単一の温度調節バルブを用いて、局部洗浄装置の適
温制御のみならず、他の使用個所の適温制御を精密に行
うことができる。

（へ）実施例以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を具体的
に説明する。

第１図に、本発明に係る局部洗浄装置への洗浄水供給装
置を具備する自動給湯装置Ａの概念的全体構成を示して
おり、図中、１０．１１は湯側流路と水側流路であり、
両流路１０．１１には、それぞれ圧力調整弁１０ａ、ｌ
ｌａ　、湯水の圧力を均衡させて混合湯温調整を容易な
らしめる圧力平衡弁Ｅ及び流量調整弁１２．１３が設け
られている。

そして、両流路１０，１１間には、モータ等の弁駆動装
置１４が介設されており、同弁駆動装置１４によって流
１ｉＪ整弁１２．１３を駆動・開閉して、下流側に位置
する混合湯水流路（給湯流路）１５に混合湯水を流すこ
とができるとともに、弁開閉度を変えることによって湯
と水の混合比を変え、温度ＵＡ節を行うことができる。

なお、上記構成において、流Ｉ！ｌｌ整弁１２．１３及
び弁駆動装置１４とによって、温度調節バルブＢが形成
されることになる。

また、混合湯水流路１５の下流側には、それぞれ、温度
調節バルブＢに近接した側から遠方に向けて、順に、局
部洗浄装置流路１６と、シャワー・カラン流路１９（同
流路１９はカラン流路１９ａとシャワー流路１９ｂとに
流量調整・止水・切換バルブ２０を介して分岐されてい
る）と、浴槽流路１８と、洗面流路１７とが接続されて
いる。

そして、局部洗浄装置流路１６と、洗面流路１７と、浴
槽流路１８と、カラン流路１９ａと、シャワー流路１９
ｂとは、それぞれ、局部洗浄装置２１と、洗面器２２と
、浴槽２３と、シャワーへラド２４とに混合湯水を供給
することができる。

また、上記流路構成において、局部洗浄装置流路１６と
、洗面流路１７と、浴槽流路１８には、それぞれ、？ｌ
Ｌ！調整弁２５，２６．２７が取付けられている。

そして、上記流量調整・止水・切換バルブ２０及び流量
調整弁２５．２６．２７は、モータ等の弁駆動装置２０
ａ　＋　２５ａ　＋　２６ａ　＋　２７ａによって駆動
され、混合湯水の局部洗浄装置２１．洗面器２２．浴槽
２３及びシャワー２４への流路選択及び各流路における
流量調整、さらには、全流路への連通連結を遮断した止
水を行うことができる。

なお、流ｆｉｌｌ整・止水・切換バルブ２０及び流量調
整弁２５，２６．２７及び弁駆動装置２０ａ　、　２５
ａ　、　２６ａ　、　２７ａによって、流量調整・止水
・切換バルブＣが形成されることになる。

さらに、第１図において、２８は混合湯水流路１５の上
流側に設けた混合湯水温度センサであり、混合湯水流路
１５内を流れる混合湯水の混合湯水検出温度値↑−を検
出し、その混合湯水検出温度値Ｔｍと混合湯水設定温度
値Ｔｓの温度偏差値に基づいて、後述する制御装置りは
ＰＩＤ　ｉ制御を行い、適当な駆動出力を発生して温度
調節バルブＢを駆動し、同駆動によって、混合渇水の温
度調節を図ることができる。

また、２９は局部洗浄装置流路１６に設けた混合湯水流
量センサであり、局部洗浄装置流路１６内を流れる混合
湯水の混合湯水検出流量値ＱＩｌを検出し、その混合湯
水検出流量値０−と混合湯水検出流量値口３との流量偏
差値に基づいて、上記した温度偏差値に基づく温度調節
制御の他に、制御装置りは、適当な駆動出力を発生して
流量調整弁２５を駆動し、同駆動によって、流量調整等
を行うことができる。

また、３０は浴槽流路１８に設けた混合湯水流量センサ
であり、浴槽流路１８内を流れる混合湯水の混合湯水検
出流量値Ｑｓ＋を検出し、その混合湯水検出流量値ロー
と混合湯水設定湯量値Ｏ３との流量偏差値に基づいて、
上記した温度偏差値に基づく温度調節制御の他に、制御
袋Ｗ、Ｄは、適当な駆動出力を発生して流量調整弁２７
を駆動し、同駆動によって、流量調整等を行うことがで
きる。

また、３１はシャワー・カラン流路１９に設けた混合湯
水流量センサであり、同流路１９内を流れる混合湯水の
混合湯水検出流量値ローを検出し、その混合湯水検出流
量値Ｑｓと混合湯水設定湯量値Ｑｓとの流量偏差値に基
づいて、上記した温度偏差値に基づく温度調節制御の他
に、制御装置りは、適当な駆動出力を発生して流量調整
・止水・切換バルブ２０を駆動し、同駆動によって、流
量調整等を行うことができる。

また、制御装置りは、第１図に示すように、マイクロプ
ロセッサＭＰＵと、入出力インターフェース３５．３６
と、ＲＯ）ｌ　とＲＡＭ　とからなるメモリ３８とから
構成されており、メモリ３８には、上記した各種センサ
２８，２９，３０．３１からの出力信号や、以下に説明
する各種コントローラ４０，４１．４２からの駆動信号
に基づいて、温度調節バルブＢと流量調整・止水・切換
バルブＣを駆動するためのバルブ駆動順序プログラムが
記憶されており、また、流路切換時等における出湯条件
を記憶することができる。

即ち、第１図において、４０は局部洗浄装置２１を具備
する水洗便器の近傍に設置し、噴射ノズルからおしり等
の局部への洗浄水の噴射条件を支持する局部洗浄装置用
コントローラであり、４１は洗面器２２の近傍に設置し
、吐出金具等から洗面器２２への出湯条件を支持する洗
面器用コントローラであり、４２は浴室や台所等に設置
し、浴槽２３への出湯条件を指示する浴槽用コントロー
ラであり、４３は浴室の洗い場に設置し、シャワー２４
及びカラン２４ａへの出湯条件を指示するシャワー・カ
ラン用コントローラである。

そして、これらのコントローラ４０．４１．４２．４３
を操作することによって、所定の駆動信号ないし制１ｎ
信号を制御ｎ装置りに送り、同駆動信号に基づいて、上
記温度調節バルブＢ及び流＠調整・止水・切換バルブＣ
を駆動することができる。

本発明は、実ｎ的に、上記構成において、局部洗浄装置
２１への混合湯水の適温制御を精密に行うようにした構
成に特徴を存する。

即ち、第１図に示すように、局部洗浄装置流路１６の流
量調整弁２５の下流側部分から捨水流路５０を分岐して
おり、同捨水流路５０の先端を、局部洗浄装置２１内に
開口している。

また、捨水流路５０の中途には定流量弁５１が取付けら
れている。

かかる構成によって、局部洗浄装置、２１が必要とする
小量の洗浄水（例えば、０．５４！／ｓｉｎ〜１．５１
／■ｉｎ）を、局部洗浄装置流路１６の下流を通して局
部洗浄装置、２１内に供給することができるとともに、
捨水流路５０を通して、定量的に大量の混合湯水を局部
洗浄装置２１内に捨水することができる。

従って、温度調節バルブＢを構成する湯側流量調整弁１
２と水側調整弁１３によって制御される湯ｍと水量も大
流墳とすることができ、温度調節バルブＢにおける混合
動作、即ち、適温制御を、高級な制御装置等を用いるこ
となく、容易かつ精密に行うことができ、１！Ｉ温の洗
浄水を局部に向けて噴射することができる。

また、本実施例においては、局部洗浄装置流路１６を、
上流側を温度調節バルブＢに連通ずる給湯流路の下流側
に、流量調整・止水・切換バルブＣを介して連通した複
数の流路の内の一流路としたので、単一の温度調節バル
ブＢを用いて、局部洗浄装置の適温制御のみならず、他
の使用個所の適温制御を精密に行うことができる。

なお、定流量弁５１としては、各種形態のものを用いる
ことができ、例えば、特公昭５１−２３０５９号公報に
記載した定流量弁を用いることができる。

ついで、上記構成を有する自動給湯装置Ａによる自動給
湯運転を、第１図〜第３図を参照して説明する。

なお、第２図に浴槽２３へお湯張りする場合の動作順序
を示し、第３図に局部洗浄動作を優先して行う場合のサ
ブルーチンを示す。

第２図において、電源スィッチを押した（１００）後、
浴槽２３へのお湯張り量を、浴槽用コントローラ４２の
湯璽設定スイッチを押して設定する（１０１）　。

次ぎに、浴槽２３へ出湯される混合湯水の出湯温度を、
浴槽用コントローラ４２の湯温設定スイッチを押して設
定する（１０３）　。

上記動作を確認後、自動給湯スイッチを押して温度調節
バルブＢを駆動して適温の混合湯水をつくるとともに、
流量調整弁２７を開にして、浴槽流路１８を通して混合
湯水を浴槽２３中に供給してお湯張りを行う（１０６）
　。

積算カウンターによって出湯量をカウントして積算する
（１０７）とともに、温度調節バルブＢをＰＩＤ制御等
によって適温制御する（１０８）　。

かかる適温側ｆｉｌ（１０８）において、浴槽用コント
ローラ４３に設けた自動給湯表示ランプ、設定湯量表示
ランプ及び設定湯温表示ランプが点灯する（１０９）こ
とになる。

そして、カウンターによってカウントした積算湯量が設
定湯量になった場合は、お湯張りが完Ｔしたとして（Ｉ
ＩＯＹ）、流量調整弁２７を停止し、入浴０にランプ及
び入浴０にブザーを鳴らし入浴が可能であることを使用
者に伝える（１１０）　。

一方、カウンターによってカウントした積算湯量が設定
湯量に達してない場合（ＩＩＯＮ）は、達するまでステ
ップ（１０７）から（１１０）を繰り返すことになる。

かかる動作順序において、中途において局部洗浄装置流
路１６に混合湯水を供給したい場合は、第２図に示す動
作手順の中途に、第３図に示す動作手順を割り込ませ、
同動作手順に基づいて、局部洗浄動作が局部洗浄優先動
作時間ｔ１だけ優先的に進められることになる。

部ち、第３図において、浴槽お湯張り中（１２０）に局
部洗浄装置２１に着座すると、赤外線センサ、焦電セン
サ、マイクロスイッチ、ロードセル等からなる着座検出
手段がオンする（１２１）　。

このオン信号に基づいて、制御ｎ装置りは、浴槽流路１
８におけるお湯張り条件（例えば、設定温度や積算流量
等）を記憶する（１２２）とともに、弁駆動装置２７ａ
を駆動して、お湯張り用の流量調整弁２７を閉じ、お湯
張り動作を停止する（１２３）　。

ついで、混合湯水温度センサ２８で混合湯水の温度を検
出し、局部洗浄設定温度値より低い場合は（１２４Ｎ）
は、捨て水を行い（１２５）　、同動作を局部洗浄設定
温度値になるまで継続する。

そして、混合湯水の測定温度値が局部洗浄設定温度値に
達した場合は（１２４Ｙ）、局部洗浄スイッチをオンし
て弁駆動装置２５ａを駆動しく１２６）　、流量調整弁
２５を開け（１２７）　、混合湯水を局部洗浄装置２１
に供給して、局部等の洗浄を行う。

また、局部を十分に洗浄した後、局部洗浄スイッチをオ
フすれば（１２８）　、弁駆動装置２５ａが停止して、
流量調整弁２５を閉じる（１２９）　、従って、混合湯
水の局部洗浄装置２１への混合湯水の供給は停止される
ことになり、洗浄動作は完了する。

次に、使用者が局部洗浄装置２１から立つと、着座検出
手段がオフ出力を出しく１３０）　、同オフ出力によっ
て、制御装置りは、前記ステップ（１２２）で記憶した
浴槽流路１８におけるお湯張り条件（例えば、設定温度
や積算流量等）を読みだす（１３１）とともに、弁駆動
装置２７ａによって流量調整弁２７を開け、お湯張り流
路１８を通して混合湯水の浴槽２３へのお湯張り動作を
続行することになる（１３３）　。

そして、かかる動作手順において、上記したよに、本実
施例では、局部洗浄装置流路１６に、定流量弁５１を具
備する捨水通路５０を設けたので、湯側流量調整弁１２
と水側調整弁１３とから構成される温度調節バルブＢに
大流量の湯と水を流し、混合湯水を生成することが可能
となり、浴槽２３やシャワーヘッド２４等へ大流量の混
合湯水を供給できるように設計された温度調節バルブＢ
によって微小流量を所望の局部洗浄装置２１に供給する
場合においても、混合湯水の混合割合の制御、即ち、適
温制御をより精密に行うことができ、適温の洗浄水を局
部洗浄装置２１の噴射ノズルから局部に向けて噴射して
洗浄することができ、使用者の使用感を向上することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る局部洗浄装置への洗浄水供給装置
を具備する自動給湯装置の概念的構成説明図、第２図は
同自動給水装置におけるお湯張り動作の動作順序を示す
フローチャート、第３図は局部洗浄動作の動作順序を示
すフローチャートである。図中、Ａ：自動給湯装置Ｂ：温度調節バルブＣ：？ｔｌ調整・止水・切換バルブＤ＝制御装置１６：局部洗浄装置流路　１７：洗面流路１８：浴槽流
路１９：シャワー・カラン流路２１：局部洗浄装置　　　２２：洗面器２３：浴槽　　
　　　　　２４：シャワー２４ａ：カラン第２図

Claims

【特許請求の範囲】１、温度調節バルブによって適温の混合湯水を生成し、
同混合湯水を、洗浄水として、局部洗浄装置流路と通し
て局部洗浄装置に供給する局部洗浄装置への洗浄水供給
装置において、局部洗浄装置流路から捨水流路を分岐し、同捨水流路に
定流量弁を設けたことを特徴とする局部洗浄装置への洗
浄水供給装置。２、局部洗浄装置流路は、上流側を温度調節バルブに連
通する給湯流路の下流側に、流量調整・止水・切換バル
ブを介して連通した複数の流路の内の一流路を形成する
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の局部洗浄
装置への洗浄水供給装置。