JPH0126830B2 - - Google Patents

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JPH0126830B2
JPH0126830B2 JP17529181A JP17529181A JPH0126830B2 JP H0126830 B2 JPH0126830 B2 JP H0126830B2 JP 17529181 A JP17529181 A JP 17529181A JP 17529181 A JP17529181 A JP 17529181A JP H0126830 B2 JPH0126830 B2 JP H0126830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
piston rod
thrust
axial direction
screwed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17529181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5877475A (ja
Inventor
Teruo Matsuba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP17529181A priority Critical patent/JPS5877475A/ja
Publication of JPS5877475A publication Critical patent/JPS5877475A/ja
Publication of JPH0126830B2 publication Critical patent/JPH0126830B2/ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は引張試験などにおいて試験片を把持
するつかみ具に関するものであり、特にエアシリ
ンダを使用した空気作動式つかみ具に関するもの
である。
一般に引張試験などでは第1図に示されている
ように、つかみ具本体1の一対の傾斜面2間につ
かみ歯3を配置したつかみ具が使用されている。
本体1とつかみ歯3を軸方向に相対的に変位させ
ると、傾斜面2のくさび作用によつてつかみ歯3
を開閉させることができる。従来は、エアシリン
ダまたは油圧シリンダ4に軸方向に相対的に変位
可能に挿入したピストンロツド5をつかみ歯3に
係合させ、シリンダ4を直接本体1に連結、また
は本体1と一体的に形成していた。シリンダ4に
空気圧または油圧を供給すると、シリンダ4がピ
ストンロツド5に対し軸方向に相対的に変位し、
本体1がつかみ歯3に対し軸方向に相対的に変位
する。これによつて、つかみ歯3を開閉させてい
たものである。シリンダ4の空気圧または油圧は
スラストとして本体1からつかみ歯3に伝達され
る。つかみ歯3は本体1のスラストによつて試験
片6を把持する。引張試験では、試験片6に軸方
向に引張荷重が与えられる。その反力はつかみ歯
3、本体1を介してシリンダ4に伝達される。シ
リンダ4の空気圧または油圧は引張荷重を受け、
引張荷重に対抗する。
しかしながら、シリンダ4としてエアシリンダ
を使用すると、大きい引張荷重に耐えることがで
きず、試験片6を把持することができない。この
ため、約500Kgの引張荷重に制限され、それ以上
の引張荷重を試験片6に与えることはできなかつ
た。シリンダ4として油圧シリンダを使用する
と、大きい引張荷重に耐えることができるが、油
圧シリンダを使用するには、油圧タンク、油圧ポ
ンプなどが必要である。このため、装置全体が大
型になり、コストが高くなるという欠点がある。
油もれなどが生じ、取扱いも容易ではない。
したがつて、この発明は、エアシリンダを使用
してつかみ歯を開閉させる空気作動式つかみ具に
よつて大きい引張荷重に耐え得るようにすること
を目的としてなされたものである。この発明によ
れば、つかみ具本体の一対の傾斜面間につかみ歯
を配置し、前記本体とつかみ歯を軸方向に相対的
に変位させ、前記傾斜面のくさび作用によつてつ
かみ歯を開閉するようにしたつかみ具において、
エアシリンダに軸方向に相対的に変位可能に挿入
したピストンロツドを前記つかみ歯に係合させ、
回転スリーブを前記ピストンロツドに対しそのま
わりを相対的に回転可能に、かつ軸方向に相対的
に変位しないように案内するとともに、前記回転
スリーブの外周面と内周面の一方に、リードが大
きくねじ合わせた部材の一方にスラストを与える
ことによつて他方にトルクを発生させることがで
きる第1ねじを形成し、前記回転スリーブの外周
面と内周面の他方に、リードが小さくねじ合わせ
た部材の一方にトルクを与えることによつて他方
にスラストを発生させるがねじ合わせた部材の一
方にスラストを与えても他方にトルクは発生しな
い第2ねじを形成し、前記回転スリーブを前記エ
アシリンダに対し前記第1ねじによつて回転可能
にねじ合わせ、前記本体に対し前記第2ねじによ
つて回転可能にねじあわせ、前記本体を前記ピス
トンロツドに対し軸方向に相対的に変位可能に、
かつ相対的に回転しないように案内したことを特
徴とする空気作動式つかみ具が提供される。
以下この発明の実施例を図面について説明す
る。
第2図においてピストンロツド7はエアシリン
ダ8に軸方向に相対的に変位可能に挿入されてい
る。ピストンロツド7の上端はクロスヘツド9に
固定され、下端はつかみ歯3に係合されている。
この実施例ではつかみ歯3に形成された溝がピス
トンロツド7の下端に形成されたフランジ10に
横方向に変位可能に嵌合されている。これは第1
図に示されている従来のものと同様である。
エアシリンダ8はその外周に沿つて下方に突出
する円筒状の突出部11を有し、本体1はその中
央部から上方に突出する管状の突出部12を有す
る。
さらに、回転スリーブ13の外周面に第1ねじ
14が形成され、回転スリーブ13の内周面に第
2ねじ15が形成され、この回転スリーブ13が
エアシリンダ8と本体1の突出部11,12間に
配置されている。第1ねじ14はリードが大き
く、ねじ合わせた部材の一方にスラストを与える
ことによつて他方にトルクを発生させることがで
きる。第2ねじ15はリードが小さく、ねじ合わ
せた部材の一方にトルクを与えることによつて他
方にスラストを発生させるが、ねじ合わせた部材
の一方にスラストを与えても、他方にトルクは発
生しない。第1ねじ14は一般に非自動締りねじ
と呼ばれており、以下これを非自動締りねじ14
と記載する。第2ねじ15は一般に自動締りねじ
と呼ばれており、以下これを自動締りねじ15と
記載する。回転スリーブ13はピストンロツド7
の外周溝16に嵌合された端面を有し、外周溝1
6によつてピストンロツド7に対しそのまわりに
回転可能に、かつ軸方向に変位しないように案内
されている。そして、エアシリンダ8に対し非自
動締りねじ14によつて回転可能にねじ合わさ
れ、本体1に対し自動締りねじ15によつて回転
可能にねじ合わされているものである。
本体1はキー17によつてピストンロツド7に
対し軸方向に相対的に変位可能に、かつ相対的に
回転しないように案内されている。エアシリンダ
8はキー18によつて同様にピストンロツド7に
対し軸方向に相対的に変位可能に、かつ相対的に
回転しないように案内されている。
前記のように構成された空気作動式つかみ具に
おいてエアシリンダ8に空気圧を供給すると、エ
アシリンダ8がピストンロツド7に対し軸方向に
相対的に変位する。エアシリンダ8の空気圧はス
ラストとして突出部11から非自動締りねじ14
を介して回転スリーブ13に伝達される。回転ス
リーブ13はピストンロツド7の外周溝16によ
つて案内され、ピストンロツド7に対しその周り
を相対的に回転することはできるが、軸方向に相
対的に回転することはできない。エアシリンダ8
はキー18によつて案内され、ピストンロツド7
に対し軸方向に相対的に変位することはできる
が、相対的に回転することはできない。したがつ
て非自動締りねじ14によつて回転スリーブ13
にトルクが発生し、回転スリーブ13はピストン
ロツド7に対しその周りを相対的に回転する。
回転スリーブ13のトルクは自動締りねじ15
を介して突出部12から本体1に伝達される。本
体1はキー17によつて案内され、ピストンロツ
ド7に対し軸方向に相対的に変位することはでき
るが、相対的に回転することはできない。したが
つて自動締りねじ15によつて本体1にスラスト
が発生し、本体1はピストンロツド7に対し軸方
向に相対的に、すなわちつかみ歯3に対し軸方向
に相対的に変位する。つかみ歯3は本体1の傾斜
面2のくさび作用によつて開閉し、試験片を把持
する。
非自動締りねじ14のリードは大きく、自動締
りねじ15のリードは小さいため、本体1が軸方
向に変位する量はエアシリンダ8が軸方向に変位
する量より小さい。反対に本体1のスラストはエ
アシリンダ8のスラストよりも大きい。すなわち
エアシリンダ8のスラストが非自動締りねじ14
及び自動締りねじ15によつて拡大されて、本体
1に伝達されるものである。したがつて、試験片
を堅固に把持することができる。
試験片に与えられる引張荷重の圧力は本体1か
らスラストとして自動締りねじ15を介して回転
スリーブ13に伝達される。自動締りねじ15は
回転スリーブ13にトルクを発生させる作用はな
い。したがつて回転スリーブ13は回転せず、引
張荷重の反力はそのまま回転スリーブ13から外
周溝16に伝達され、ピストンロツド7に支持さ
れる。エアシリンダ8には伝達されず、その空気
圧は引張荷重を受けない。したがつて試験片に大
きい引張荷重を与えても、それに耐え、試験片を
堅固に把持することができる。
以上説明したように、この発明によれば、ピス
トンロツド7がエアシリンダ8に軸方向に相対的
に変位可能に挿入され、つかみ歯3に係合する。
さらに、回転スリーブ13がピストンロツド7に
対しそのまわりを相対的に回転可能に、かつ軸方
向に相対的に変位しないように案内され、回転ス
リーブ13の外周面と内周面の一方に第1ねじ1
4が形成され、他方に第2ねじ15が形成され
る。第1ねじ14はリードが大きく、ねじ合わせ
た部材の一方にスラストを与えることによつて他
方にトルクを発生させることができる。第2ねじ
15はリードが小さく、ねじ合わせた部材の一方
にトルクを与えることによつて他方にスラストを
発生させるが、ねじ合わせた部材の一方にスラス
トを与えても、他方にトルクは発生しない。そし
て、回転スリーブ13がエアシリンダ8に対し第
1ねじ14によつて回転可能にねじ合わされ、つ
かみ具本体1に対し第2ねじ15によつて回転可
能にねじあわされ、つかみ具本体1はピストンロ
ツド7に対し軸方向に相対的に変位可能に、かつ
相対的に回転しないように案内される。この結
果、試験片の引張荷重を直接ピストンロツド7に
支持することができ、エアシリンダ8の空気圧が
引張荷重を受けず、試験片に大きい引張荷重を与
えても、それに耐えることができる。したがつ
て、前記従来の油圧作動式つかみ具の装置全体が
大型になり、コストが高くなるという問題、およ
び油モレなどが生じ、取扱いが煩雑になるという
問題を解決することができ、所期の目的を達成す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のつかみ具を示す断面図、第2図
はこの発明の実施例を示す断面図である。 1……本体、2……傾斜面、3……つかみ具、
7……ピストンロツド、8……エアシリンダ、1
3……回転スリーブ、14……非自動締りねじ、
15……自動締りねじ、17……キー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 つかみ具本体の一対の傾斜面間につかみ歯を
    配置し、前記本体とつかみ歯を軸方向に相対的に
    変位させ、前記傾斜面のくさび作用によつてつか
    み歯を開閉するようにしたつかみ具において、エ
    アシリンダに軸方向に相対的に変位可能に挿入し
    たピストンロツドを前記つかみ歯に係合させ、回
    転スリーブを前記ピストンロツドに対しそのまわ
    りを相対的に回転可能に、かつ軸方向に相対的に
    変位しないように案内するとともに、前記回転ス
    リーブの外周面と内周面の一方に、リードが大き
    くねじ合わせた部材の一方にスラストを与えるこ
    とによつて他方にトルクを発生させることができ
    る第1ねじを形成し、前記回転スリーブの外周面
    と内周面の他方に、リードが小さくねじ合わせた
    部材の一方にトルクを与えることによつて他方に
    スラストを発生させるがねじ合わせた部材の一方
    にスラストを与えても他方にトルクは発生しない
    第2ねじを形成し、前記回転スリーブを前記エア
    シリンダに対し前記第1ねじによつて回転可能に
    ねじ合わせ、前記本体に対し前記第2ねじによつ
    て回転可能にねじあわせ、前記本体を前記ピスト
    ンロツドに対し軸方向に相対的に変位可能に、か
    つ相対的に回転しないように案内したことを特徴
    とする空気作動式つかみ具。
JP17529181A 1981-10-31 1981-10-31 空気作動式つかみ具 Granted JPS5877475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17529181A JPS5877475A (ja) 1981-10-31 1981-10-31 空気作動式つかみ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17529181A JPS5877475A (ja) 1981-10-31 1981-10-31 空気作動式つかみ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5877475A JPS5877475A (ja) 1983-05-10
JPH0126830B2 true JPH0126830B2 (ja) 1989-05-25

Family

ID=15993541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17529181A Granted JPS5877475A (ja) 1981-10-31 1981-10-31 空気作動式つかみ具

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JP (1) JPS5877475A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0452674Y2 (ja) * 1984-11-29 1992-12-10
GB2625373A (en) * 2022-12-16 2024-06-19 Illinois Tool Works Grip assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5877475A (ja) 1983-05-10

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