JPH01261373A - 置換キノリン誘導体 - Google Patents

置換キノリン誘導体

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JPH01261373A
JPH01261373A JP1045035A JP4503589A JPH01261373A JP H01261373 A JPH01261373 A JP H01261373A JP 1045035 A JP1045035 A JP 1045035A JP 4503589 A JP4503589 A JP 4503589A JP H01261373 A JPH01261373 A JP H01261373A
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JP
Japan
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carbon atoms
formula
group
alkyl
alkoxy
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Pending
Application number
JP1045035A
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English (en)
Inventor
Robert J Ife
ロバート・ジョン・アイフ
Thomas H Brown
トーマス・ヘンリー・ブラウン
Colin A Leach
コリン・アンドリュー・リーチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SmithKline Beecham Intercredit BV
Original Assignee
SmithKline Beecham Intercredit BV
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Filing date
Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
    • C07D405/12Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
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    • C07D215/42Nitrogen atoms attached in position 4
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D215/42Nitrogen atoms attached in position 4
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は新規な置換キノリン誘導体、それらの製造方法
、それらの製造に有用な中間体、それらを含有する医薬
組成物および治療におけるそれらの使用に関する。
発明の背景 胃酸分泌の抑制剤としての活性を有する置換キノリン誘
導体が、その分野において知られている。
例えば、米国特許第4343804号および欧州特許公
開明細書EP第259174−Aは、フェニル環が、所
望により、一連の置換基、例えば、アルキル、アルキル
チオ、アルコキシ、ハロゲンまたはシアノ基により置換
されていてもよい一連の4−フェニルアミノキノリン化
合物を開示している。本発明は、4−フェニルアミノ環
が一群の新規な置換基により置換されており、胃酸分泌
の強力な抑制剤であることが判明した置換キノリン誘導
体に関する。
発明の開示 したがって、本発明は、第1の態様において、式(1)
: E式中 R1は水素、炭素数l〜6のアルキル、炭素数
l〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルコキシ−炭素
数l〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、
炭素数3〜6のシクロアルキル−炭素数l〜6のアルキ
ル、フェニルまたはフ工−ニル−炭素数1〜6のアルキ
ル(これらのフェニル基は所望により置換されていても
よい)、B1はヒドロキシ−炭素数1〜6のアルキル、
炭素数1〜6のアルコキシ−炭素数1〜6のアルキル、
または隣接する2つの基Rjが一緒になって、炭素数1
〜4のアルキレンジオキシ基を形成しR3は水素、炭素
数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、アミ
ノ、炭素数1〜6のアルキルチす、ハロゲン、シアノ、
ヒドロキシ、炭素数1〜6のアルカノイルまI;はトリ
フルオロメチル、R4は水素、炭素数1〜6のアルキル
、フェニル、炭素数l〜6のアルコキシ、炭素数1〜6
のアルキルチす、炭素数1〜6のアルカノイル、アミノ
、炭素数1〜6のアルキルアミノ、ジ炭素数1〜6のア
ルキルアミノ、ハロゲン、トリフルオロメチルまたはシ
アノ、nは1または2、qは0〜4、mは12または3
、およびpはl、2.3または4を意味する;ただし、
m+pは5よりも大きくはない1 で示される化合物またはその塩を提供する。
好適には、ゐ1は水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素
数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルコキシアル
キル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6の
ンクロアルキルー炭素数l〜6のアルキル、フェニルま
たはフェニル−炭素数l〜6のアルキルであり、これら
のフェニル基は所望により置換されていてもよい。好ま
しくは、R1は水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数
l〜6のアルコキシまたは炭素数1〜6のアルコキシア
ルキルである。さらに好ましくは R1は炭素数1〜6
のアルキルまたは炭素数1〜6のアルコキシである。最
も好ましくは、R1は炭素数1〜6のアルキル、特に、
n−プロピルである。
好適には、mは1〜3であり、かつR2はヒドロキシ−
炭素数1〜6のアルキルもしくは炭素数l〜6のアルコ
キシ−炭素数1〜6のアルキル基、まt;は2つの基R
1が一緒になって、炭素数1〜4のアルキレンジオキシ
基を形成する。好ましくは、mは2であり、かつ2つの
基R2が一緒になって炭素数l〜4のアルキレンジオキ
シ基、特に、メチレンジオキシ基を形成する。
好適には R3は水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素
数l〜6のアルコキシ、アミノ、炭素数1〜6のアルキ
ルチオ ロキシ、カルバモイル、カルボキシ、炭素数1〜6のア
ルカノイル、トリフルオロメチルまたはニトロである。
好ましくは、R1は水素、炭素数1〜6のアルキルまた
は炭素数1〜6のアルコキシ、最も好ましくは、炭素数
1〜6のアルキルまたは炭素数1〜6のアルコキシであ
る。
好適にはpは1〜3、好ましくはpはOまたは11最も
好ましくは1であり、基R3はフェニル環の2−位にあ
る。
好適には、nは1または2であり、1つの基R1は8−
位にある。好ましくは、nはlであり、基R′はキノリ
ン環の8−位にある。
好適には、R4は水素、炭素数1〜6のアルキル、フェ
ニル、炭素数l〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアル
キルチオ、炭素数1〜4のアルカノイル、アミノ、炭素
数1〜6のアルキルアミノ、ジ炭素数l−6のアルキル
アミノ、ハロゲン、トリフルオロメチル は R4は水素、炭素数1〜6のアルコキシ、例えば、
メトキシ、または炭素数1〜6のアルキル、例えば、メ
チルである。
好適には、qはθ〜4、好ましくは、qは1〜4、最も
好ましくは、qは0である。
炭素数1〜6のアルキル基(それ自体であるか、または
他の基の一部としてのいずれか)は、直鎖または分枝鎖
であり得る。
フェニル−炭素数1〜6のアルキル基として、例えば、
ベンジル、フェニルエチル、フェニルプロピルおよびフ
ェニルブチル基、およびアルキル部が分校した基、例え
ば、l−メチルベンジルが挙げられる。
置換フェニルおよびフェニル−炭素数l〜6のアルキル
基であるR1は、例えば、炭素数1〜6のアルキル、炭
素数1〜6のアルコキシ、アミノ、炭素数1〜6のアル
キルチオ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、カルバモイ
ル、カルボキシ、炭素数1〜6のアルカノイル、トリフ
ルオロメチルおよびシアノから選択された1〜3個の置
換基により置換されたフェニル基を包含する。
R1−R4のうち1つまたはそれ以上が、炭素数3〜6
のアルキル基(それ自体であるか、または他の基の一部
としてのいずれかにおいて、例えば、ベンジルまたはフ
ェネチル基)である式(1)の化合物が、炭素数3〜6
のアルキル基の存在により不斉中心を有しうろことは明
らかである。かかる化合物は、2つ(まI;はそれ以上
)の光学異性体(エナンチオマー)として存在する。両
方の純粋なエナンチオマー、ラセミ体混合物(50%の
各エナンチオマー)および両方の非等量混合物は、本発
明の範囲内に含まれる。さらに、可能なすべてのジアス
テレオマー形(純粋なエナンチオマーおよびその混合物
)もまた、本発明の範囲内にある。
式(I)の化合物は、適当な酸および塩基との塩を形成
しうる。特に、該化合物は、その特性が当業者に明らか
である適当な有機および無機酸との医薬上許容される酸
付加塩を形成しうる。例えば、医薬上許容される塩は、
塩酸、硫酸まI;はリン酸、例工ばクエン酸、マレイン
酸またはフマール酸のような脂肪族、芳香族または複素
環式スルホン酸またはカルボン酸との反応により形成す
ることができる。
ざらなる態様において、本発明は、 (a)式(U)および式(m): (エエ)         (エエエ)[式中、R1%
R2、R1、R4、ps Q− nおよびmは式(1)
の記載と同じ、Xはアミンにより置換可能な基を意味す
る〕 で示される化合物を反応させるか、 (b)式(■): [式中、R1、R2、R3、R4、G’t qxnおよ
びmは式(1)の記載と同じ、R8は水素または窒素保
護基を意味する1 で示される化合物を還元するか、または(c)R’が炭
素数【〜6のアルコキシ以外である式(1)の化合物に
ついては、式(■):[式中、R3、R4、n、I)x
Qおよびmは式(I)の記載と同じ Rloは炭素数l
〜6のアルコキシ以外の基H+、Rsは水素または窒素
保護基およびR2°は所望により保護されていてもよい
基R2を意味する1 で示される化合物を酸化し、その後、所望により、いず
れの保護基も除去し、基R1を別の基R1に変え、およ
び/または塩を形成させることを特徴とする式(1)の
化合物の製造方法を提供する。
アミンにより置換可能な適当な基Xは、例えば、ハロゲ
ン基、アリールまたはアルキルスルホネート、例えば、
トルエン−p−スルホネートまたはメタンスルホネート
、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アルキルスルフ
ィニル、アルコキシまたはアリールオキシ基を包含する
。好ましくは、Xはハロゲン基、例えば、塩素または臭
素、またはフェノキシのようなアリールオキシ基である
適当な窒素保護基R5および保護された基R2は、例え
ば、[有機合成における保護基J(P rOLecti
VeGroups in Organic 5ynth
esis)、ティー争ダヴル・グリ−7(T 、W、G
reene)、1981(ウィリー )(W i 1e
y)に記載されているように当業者にとつて朗らかであ
る。特に、保護された基R1は、例えば、アセトキシ基
またはベンゾイルオキシ基のような遊離上ドロキシ基が
保護された基である。
式(II)の化金物と式CI[I)の化合物の間の反応
は、有機溶媒中、室温と用いる溶媒の還流温度との間の
温度にて行う。適当な溶媒は、例えば、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサンまたはアニソールを包含する。好まし
くは、該反応は、溶媒としてジオキサン中、還流温度に
て実施する。
式(IV)の化合物の還元は、例えば、適当な溶媒中、
貴金属触媒上の水素添加により行われる。好適には、該
反応は、溶媒としてエタノール中、炭素上のパラジウム
触媒において実施する。
式(IV)の化合物は、式(■): [式中、R1,R1、R1、R4、R″、ns m%Q
およびpは前記と同じ] で示される対応する化合物を、例えば、オキシ塩化リン
と反応させることによって製造することができる。
式(V)の化合物の酸化は、適当な溶媒中、酸化剤の存
在下にて行われる。適当な酸化剤は、例えば、二酸化マ
ンガンまたは二酸化クロムを包含する。
基R1の適当な相互変換は当業者にとって自明であり、
例えば、R′が炭素数2〜6のアルキル、炭素数3〜6
のシクロアルキル−炭素数2〜6のアルキルまたは所望
により置換されていてもよいフェニル−炭素数1〜6の
アルキルである式(I)の化合物は、次式(IA): [式中、R2、R3、n、mおよびpは式(I)の記載
と同じ、R5およびR′は式(IV)の記載と同じ]で
示される化合物をアルキル化することにより製造できる
式(IA)の化合物のアルキル化は、適当な有機溶媒中
、アルキル化剤の存在下、室温と用いた有機溶媒の還流
温度の間の温度にて、強塩基の存在下にて実施する。適
当なアルキル化剤は、例えば、ヨウ化メチルまたはベン
ジルのようなハロゲン化アルキルまたはアラルキルおよ
びジメチルまたはジエチル硫酸のようなジアルキル硫酸
を包含する。
適当な強塩基は、例えば、水素化ナトリウム、リチウム
ジイソプロピルアミドまたはジムシルナトリウム(di
msyl sodium) (ジメチルスルホキシドの
ナトリウム塩)を包含する。その後、存在するいずれの
保護基も除去し、所望の式(I)の化合物を得る。
式(II)、(IV)、(V)および(■)の中間体は
、標準法により製造できる。
式(I[+)の中間体は、商業上入手可能であるか、ま
たは標準法により製造できる。
式(I)の化合物およびその医薬上許容される塩は、胃
腸H”K”ATPase酵素(フエレニウス・イー、パ
ーグリンド・ティー、サックス・ジー、オルケ・エル、
エランジー・ビー、ジョストランド・ニス・イーおよび
つオールマーク・ヒ゛−(F ellenius。
R9、B erglindh、 T 、、S achs
、 G 、、Olke、 L 、、E 1ander、
 B 、、S jostrand、 S 、E 、およ
びWallmark、 B 、)、1981ネイチヤー
 (N ature)、290.159〜61)を抑制
することにより抗分泌作用を発揮する。
したがって、さらなる態様において、本発明は、治療に
おいて有用な式(I)の化合物およびその医薬上許容さ
れる塩を提供する。式(1)の化合物およびその医薬上
許容される塩は、外因的および内因的に刺激された胃酸
分泌を抑制し、哺乳動物、特に、ヒトの胃腸疾患の治療
に有用である。かかる疾患は、例えば、胃および十二指
腸潰瘍、吸引肺炎およびゾリンジャーーエリソン症侯群
を包含する。
さらに、式(1)の化合物は、抗分泌作用が好ましい他
の疾患の治療、例えば、胃炎、N5AID誘発胃炎、急
性上部腸出血の患者、慢性かつ過度のアルコール消費の
病歴を有する患者および胃食道逆流疾患(GERD)の
患者に用いることができる。
治療に用いる場合、本発明の化合物は、通常、標準的医
薬組成物にて投与される。したがって、本発明は、さら
なる態様において、式(1)の化合物またはその医薬上
許容される塩と医薬上許容される担体とからなる医薬組
成物を提供する。
経口投与した場合、活性である式(1)の化合物および
その医薬上許容される塩は、液体、例えば、シロップ、
懸濁液またはエマルジョン、錠剤、カプセル剤またはロ
ゼンジとして処方できる。
液体処方は、−船釣に、適当な液体担体、例えば、エタ
ノール、グリセリン、非水性溶媒、例えば、ポリエチレ
ングリコール、オイル類または水中、該化合物書t;は
医薬上許容される塩の懸濁液または溶液と、沈澱防止剤
、保存剤、フレーバー剤または着色剤とからなる。
錠剤形の組成物は、固体鬼方の調製に通常用いられるい
ずれか適当な医薬担体を用いて調製することができる。
例えば、かかる担体は、ステアリン酸マグネシウム、澱
粉、ラクトース、シュークロースおよびセルロースを包
含する。
カプセル形の組成物は、通常のカプセル化操作を用いて
調製することができる。例えば、活性成分を含有するペ
レットを、標準担体を用いて調製し、ついでハードゼラ
チンカプセルに充填する。
また、分散液まt;は懸濁液を、いずれか適当な医薬担
体、例えば、水性ガム、セルロース、珪酸塩またはオイ
ル類を用いて調製し、ついで該分散液または懸濁液をソ
フトゼラチンカプセルに充填する。
典梨的な非経口1!我物は、滅菌水性担体または非経口
的に許容されるオイノ呟例えば、ポリエチレングリコー
ル、ポリビニルピロリドン、レシチン、落花生油または
ゴマ油中、該化合物または医薬上許容される塩の溶液ま
たは懸濁液からなる。
また、該溶液を凍結乾燥し、ついで投与直前に適当な溶
媒で復元することもできる。
典型的な半割処方は、この方法にて投与した場合、活性
である式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩
と、ポリマーグリコール、ゼラチンもしくはカカオバタ
ーまたは他の低融点植物性もしくは合成ワックスもしく
は脂肪のような結合剤および/または潤滑剤とからなる
好ましくは、該組成物は、錠剤またはカプセル剤のよう
な単位投与形である。
経口投与用の各投与単位は、好ましくは、1〜250m
g (非経口投与用では、好ましくは、0゜1〜25m
gを含有する)の式(1)の化合物または遊離塩基とし
て換算したその医薬上許容される塩を有する。
本発明はまた、有効量の式(1)の化合物またはその医
薬上許容される塩を、胃酸分泌の抑制を必要とする哺乳
動物に投与することを特徴とする胃酸分泌の抑制方法、
および有効量の式(1)の化合物またはその医薬上許容
される塩を、酸分泌の増加に基づく胃または腸疾患の治
療を必要とする哺乳動物に投与することを特徴とする酸
分泌の増加に基づく胃または腸疾患の治療方法を提供す
る。
本発明の医薬上許容される化合物は、通常、胃−腸疾患
および胃酸により発症または悪化する他の症状の治療用
に患者に投与される。成人患者用の1日の投与レジメは
、例えば、経口投与では1mgと500mgの間、好ま
しくは1mgと250mgの間、または静脈内、皮下も
しくは筋肉的投与では0 、1 mgと100mgの間
、好ましくは、O、l mgと25mgの間の式(I)
の化合物または遊離塩基として換算したその医薬上許容
される塩であって、該化合物を1日当たり1〜4回投与
する。好適には、該化合物を、連続治療の期間、例えば
、1週間またはそれ以上の期間投与する。
加えて、本発明の化合物は、制酸剤(例えば、炭酸また
は水酸化マグネシウムおよび水酸化アルミニウム)、非
ステロイド抗炎症薬(例えば、インドメタシン、アスピ
リンまt二はナプロキセン)、ステロイドまt;は亜硝
酸塩スカベンジャー(例えば、アスコルビン酸またはア
ミノスルホン酸)、または胃潰瘍の治療に用いられる他
の薬剤(例えば、ピレンジピン、プロスタノイド、例え
ば、16.16−ジメチルPGE2またはヒスタミンH
z’−拮抗剤(例えば、シメチジン))のような別の活
性成分と共同投与することができる。
寒鼻匹 次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 3−ブチリル−4−クロロ−8−メトキシキノリン2.
64g(10ミリモル)を、1.4−ジオキサンlO−
に溶かし、2−アミノベンジルアJレコール1.85g
(15ミリモル)を加え、混合物を5分間加熱還流した
。ジオキサンを蒸発させ、水を加え、生成物をジクロロ
メタン中に抽出させた。
クロマトグラ4イー(シリカゲル、酢酸エチル)および
酢酸エチルからの再結晶により、3−ブチリル−4−(
2−(ヒドロキシメチル)フェニルアミノ)−8−メト
キシキノリン1.86g(収率53%)を得た。融点1
59〜l 61 ”C0元素分析 : C! l H2
z N 20 sとして計算値(%) : C,71,
98、)(,6,33、N 、7.99測定値(%):
 C,71,90、H,6,22、N 、7.95実施
例2 2−メトキシメチルアニリン1.0 g (7,2ミリ
モル)および3−ブチリル−4−クロロ−8−メトキシ
キノリン1.9g (7,2ミリモル)を、1.4−ジ
オキサン50−中、−緒に2時間加熱還流した。溶媒を
蒸発させ、残渣をジクロロメタンに溶かし、水、炭酸水
素ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、乾燥し、蒸
発させた。エタノール−水から再結晶し、3−ブチリル
−4−(2−メトキシメチルフェニルアミノ)−8−メ
トキシキノリンを得た。融点128〜130°C0 元素分析 : C2,Hz+NzO3・0.2Hzoと
して 計算値(%) : C,71,79、H,6,68、N
 、7.61測定値(%) : C,71,78、H,
6,55、N、7.60実施例3 3 、4−(メチレンジオキシ)アニリン1.og(7
゜3ミリモル)および3−ブチリル−4−クロロ−8−
メトキシキノリン1.4g (5,3ミリモル)を、テ
トラヒドロフラン2〇−中、室温にて1時間撹拌した。
溶媒を蒸発させ、残渣をクロマトグラフィー(シリカゲ
ル−ジクロロメタン−ジクロロメタンの1%メタノール
)に付した。必要なフラクションを蒸発させ、エーテル
から結晶させ、黄色結晶として3−ブチリル−4−(3
,4二(メチレンジオキシ)フェニルアミノ)−8−メ
トキシキノリンを得た。融点145〜147°C0 元素分析 :C*+Hx。N、0.として計算値(%)
 :、C,69,22、H,5,53、N、7.69測
定値(%) : C,69,26、H,5,53、N 
、7.62実施例4 3−ブチリル−4−クロロ−8−メトキシキノリン2g
(8ミリモル)、4−アミノベンジルアルコール2.3
g(12ミリモル)および1.4−ジオキサン50艷を
、70℃にて1.5時間加熱し、ついでさらに該アミン
0.9g(8ミリモル)を加え、加熱をさらに6時間続
けた。溶媒を蒸発させ、生成物を遊離塩基に変えた。ク
ロロホルム/エーテルから再結晶し、3−ブチリル−4
−(4−ヒドロキシメチルフェニルアミノ)−8−メト
キシキノリン1.5gを得た。融点187〜189°C
0元素分析 : C! l Hz z N ! Olと
して計算値(%): C,71,98、H,6,33、
N、7.99測定値(%) : C,71,82、)(
,6,30、N、7.95実施例5 3−ブチリル−4−(3,4−メチレンジオキシ−2゜
6−ジメチルフェニルアミノ)−8−メトキシキノリン
の調製 A、3.5−ジメチル−1,2−(メチレンジオキシ)
ベンゼンの調製 窒素雰囲気下、激しく撹拌したジメチルスルホキシド1
50d、ジクロロメタン10gおよび水酸化ナトリウム
8.3gの混合物中、3.5−ジメチルカテコール13
.8gを、油浴(120〜130°C)上にて2時間加
熱した。該混合物を水60〇−中に注ぎ、エーテルで抽
出(x4)した。
エーテル溶液を乾燥し、蒸発させ、油状物として3.5
−ジメチル−1,2−(メチレンジオキシ)ベンゼン1
4.0g(収率93%)を得た。
B、3.5−ジメチル−4−二トロー1.2−(メチレ
ンジオキシ)ベンゼンの調製 細かく粉砕した硝酸第2銅12.1gを、無水酢酸15
0+n12中、10℃にて撹拌し、無水酢酸5〇−中の
3.5−ジメチル−1,2−(メチレンジオキシ)ベン
ゼン7.5gを滴下した。該混合物を1時間撹拌し、つ
いで水15Mを加え、温度を10°C付近に保持し、室
温にて一夜放置した。該混合物を氷を加えてO′Cに冷
却し、固体の3.5−ジメチル−4−二トロー1.2−
(メチレンジオキシ)ベンゼン8.0g(収率82%)
を濾去し、氷水で洗浄し、乾燥した。融点75〜76℃
C,2,6−シメチルー3.4−(メチレンジオキシ)
アニリンの調製 エタノール250−中、3.5−ジメチル−4−ニトロ
−1、2−(メチレンジオキシ)ベンゼン5.0gおよ
び炭素上10%パラジウム触媒1.2gを、水素雰囲気
下(50p、s、i、)、40°Cにて4時間振盪した
。該混合物をセライトを介して濾過し、蒸発させ、暗色
油状物として2,6−シメチルー3゜4−(メチレンジ
オキシ)アニリン2.8g(収率68%)を得た。
D、3−ブチリル−4−(3,4−メチレンジオキシ−
2,6−ジメチルフェニルアミノ)−8−メトキシキノ
リンの調製 2.6−シメチルー3 、4−(メチレンジオキシ)ア
ニリン1.67g(20ミリモル)および3−ブチリル
−4−クロロ−8−メトキシキノリン2.3g(lOミ
リモル)を、1.4−ジオキサン5〇−中、2時間還流
しながら一緒に加熱した。溶媒を蒸発させ、残渣をジク
ロロメタンに溶かし、2M)ICQ1炭酸水素ナトリウ
ム溶液(×2)およびブラインで洗浄した。有機溶液を
乾燥し、濾過し、固体まで蒸発させ、それをエタノール
から再結晶し、3−ブチリル−4−(3,4−メチレン
ジオキシ−2,6−ジメチルフェニルアミノ)−8−メ
トキシキノリン1.7g(収率43%)を得た。融点1
50〜152℃。
元素分析 :CxxHz+NzO+・0−IHzOとし
て 計算値(%): C,69,65、H,6,22、N、
7−06測定値(%) : C,69,63、H,5,
92、N 、7.01実施例6 鼠 A、3−アミノ−2−メチルベンジルアルコールの調製 エタノール100−中、2−メチル−3−ニトロベンジ
ルアルコール2.0g(12ミリモル)の溶液を、初期
圧力3.5パールにて、2時間、10%パラジウム/炭
素(0,1g)上にて水素添加した。溶液をセライトを
介して濾過し、蒸発さ\せ、3−アミノ−2−メチルベ
ンジルアルコール1゜67g(定収量)を得た。融点1
04〜106°C。
B、3−ブチリル−4−(3−ヒドロキシメチル−2−
メチルフェニルアミノ)−8−メトキシキノリンの調製 ジオキサン25−中、3−ブチリル−4−クロロ−8−
メトキシキノリン1.32g(5ミリモル)および3−
アミノ−2−メチルベンジルアルコール0゜82g(6
ミリモル)の溶液を、1.5時間加熱還流し、ついで溶
媒を蒸発させた。炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、生
成物をジクロロメタン中に抽出し、乾燥し、蒸発させた
。メタノールから再結晶し、3−ブチリル−4−(3−
ヒドロキシメチル−2−メチルフェニルアミノ)−8−
メトキシキノリン1.20g(収率66%)を得た。融
点186〜188℃。
元素分析 : Cz!Hz*NzOsとして計算値(%
) : C,72,50,H,6,64、N、7.69
測定値(%) : C,72,66、H,6,66、N
、7.66実施例7 艮 A、3−アミノ−4−メチルベンジルアルコールのTf
4製 3−アミノ−4−メチル安息香酸メチル16.52g 
(0,1モル)を、ジグリム(diglyme) l 
50−に溶かし、水素化ホウ素リチウム2.18gC0
41モル)を加え、該溶液を室温にて一夜撹拌しt;。
さらにいくらかの水素化ホウ素ナトリウム2.18g 
(0,1モル)を加え、混合物を20分間加熱還流しI
;。反応物を水でクエンチし、溶媒を蒸発させ、残渣を
水に溶かし、該溶液を塩酸でpH5に調整し、生成物を
ジクロロメタン中に抽出した。乾燥1.蒸発およびエー
テルでトリチュレーションし、3−アミノ−4−メチル
ベンジルアルコール7.3g(収率54%)を得た。融
点105〜107℃。
8.3−ブチリル−4−(5−ヒドロキシメチル−2−
メチルフェニルアミノ)−8−メトキシキノリンの調製 ジオキサンL〇−中、3−ブチリル−4−クロロ−8−
メトキシキノリン0.80g(3ミリモル)および3−
アミノ−4−メチルベンジルアルコール0゜48g(3
,5ミリモル)の溶液を、1.5時間加熱還流し、つい
で溶媒を蒸発させj;。炭酸水素ナトリウム水溶液を加
え、生成物をジクロロメタン中に抽出し、乾燥し、蒸発
させた。メタノールから再結晶し、3−ブチリル−4−
(5−ヒドロキシメチル−2−メチルフェニルアミノ)
−8−メトキシキノリン0.65g(収率59%)を得
t;。融点180〜181”c!。
元素分析 : Cz*HzaNxOsとして計算値(%
> : C,72,50、H,6,64、N、7.69
測定値(%) : C,72,6L H,6,57、N
 、7.72実施例8 経口投与用の錠剤は、以下の成分を9mm錠剤に配合す
ることにより調製する。
Mg/錠剤 式(I)の化合物        100ラクトース 
          153澱粉          
    33クロスポビドン         12微
結晶セルロース        30ステアリン酸マグ
ネシウム     230mg 実施例9 非経口投与用の注射剤は、以下のように調製する。
%W:W 実施例3の化合物     0.50%(W:v)1M
クエン酸          30%(v:v)水酸化
ナトリウム(適量)   pH3,2まで注射用水EP
         too−に調整実施例3の(II/
金物をクエン酸に溶かし、水酸化ナトリウム溶液を用い
、pHをゆっくりとpH3。
2に調整する。ついで該溶液を水で100−にし、濾過
滅菌し、適当なサイズのアンプルまたはバイアルに封入
する。
生物学的データー A、H+K”ATPage活性 単一高濃度(100μM)′の式(I)の化合物の凍結
乾燥した胃小嚢のに9−刺激A T P ase活性に
対する作用を測定した。好ましい式(1)の化合物をま
た、一連の濃度にわたって試験し、IC,。値を測定し
た。
(i)凍結乾燥した胃小嚢(H/に−ATPase)の
調製 凍結乾燥した胃小嚢を、キーリングら (Keeling、 et al、)(バイオケミカル
・ファーマコロジー)(B iochem、 P ha
rmacol 、)、34.2967、l 985)の
方法に従い、ブタ底部粘膜より調製した。
(ii)K”−刺激A T P ass活性に+−刺激
A T P ase活性は、以下の:10mMピペス(
P 1pes) / hリス緩衝液、pH7,0,2m
MMg5O,,1mM KCQ、2mMNa、ATPお
よび3〜6μgタンパク質/l−凍結乾燥した胃小嚢の
存在下、37°Cにて測定した。30分間インキュベー
ションした後、ATPから加水分解した無機リン酸塩を
、ヨダおよびホキン法(Y odaおよびHokin)
  (バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リ
サーチ・コミュニケーション(B iochem、 B
 1ophys、 Res、 Commun、)、40
.880.1970)により測定した。
式(I)の化合物を、K+−刺激ATPase活性に影
響を及ぼさない使用最高濃度までジメチルスルホキシド
に溶かした。
また、最高濃度の式(1)の各化合物の標準量の無機リ
ン酸塩の回収に対する作用を測定した。
IC5゜値(μM)は以下のとおりであった。
化合物      IC,。(μM) 2         5.5 3         3.6 4        tooμMにて38%5     
        2.7 6             6.0 7            10.2 B、胃潅流ラット内腔(ペンタガストリン刺激胃酸分泌
) ゴッシュ&シールド(Ghosh&5child)  
(ブリテラシュ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー
(B r 、 J 、 P harmacology)
、13.54.1958)により記載されている操作の
変形を用いた場合、以下の実施例の化合物は、lOμモ
ル/kgの濃度でのi、v、投与にて、以下のようにペ
ンタガストリン刺激胃酸分泌の抑制を引き起こすことが
判明した。
実施例No、       %抑制 御          33

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素
    数1〜6のアルコキシ−炭素数1〜6のアルキル、炭素
    数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のシクロアル
    キル−炭素数1〜6のアルキル、フェニルまたはフェニ
    ル−炭素数1〜6のアルキル(これらのフェニル基は所
    望により置換されていてもよい)、R^2はヒドロキシ
    −炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ
    −炭素数1〜6のアルキル、または隣接する2つの基R
    ^2が一緒になって、炭素数1〜4のアルキレンジオキ
    シ基を形成し、R^3は水素、炭素数1〜6のアルキル
    、炭素数1〜6のアルコキシ、アミノ、炭素数1〜6の
    アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、炭素数
    1〜6のアルカノイルまたはトリフルオロメチル、R^
    4は水素、炭素数1〜6のアルキル、フェニル、炭素数
    1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオ、炭
    素数1〜6のアルカノイル、アミノ、炭素数1〜6のア
    ルキルアミノ、ジ炭素数1〜6のアルキルアミノ、ハロ
    ゲンまたはトリフルオロメチル、nは1または2、qは
    0〜4、mは1、2または3、およびpは1、2、3ま
    たは4を意味する;ただし、m+pは5よりも大きくは
    ない] で示される化合物またはその塩。
  2. (2)mが1で、フェニル環の2−位にある請求項(1
    )記載の化合物。
  3. (3)基R^4がキノリン環の8−位における炭素数1
    〜6のアルキルまたは炭素数1〜6のアルコキシ基であ
    る請求項(1)または請求項(2)記載の化合物。
  4. (4)3−ブチリル−4−(2−(ヒドロキシメチル)
    フェニルアミノ)−8−メトキシキノリン、3−ブチリ
    ル−4−(2−メトキシメチルフェニルアミノ)−8−
    メトキシキノリン、3−ブチリル−4−(3,4−(メ
    チレンジオキシ)フェニルアミノ)−8−メトキシキノ
    リン、3−ブチリル−4−(4−ヒドロキシメチルフェ
    ニルアミノ)−8−メトキシキノリン、3−ブチリル−
    4−(3,4−メチレンジオキシ−2,6−ジメチルフ
    ェニルアミノ)−8−メトキシキノリン、3−ブチリル
    −4−(3−ヒドロキシメチル−2−メチルフェニルア
    ミノ)−8−メトキシキノリンもしくは3−ブチリル−
    4−(5−ヒドロキシメチル−2−メチルフェニルアミ
    ノ)−8−メトキシキノリンまたはその塩である請求項
    (1)記載の化合物。
  5. (5)請求項(1)〜(4)記載のいずれか1つの化合
    物またはその医薬上許容される塩と医薬上許容される担
    体とからなる医薬組成物。
  6. (6)治療において有用な請求項(1)〜(4)記載の
    いずれか1つの化合物。
  7. (7)胃酸分泌の抑制において有用な請求項(1)〜(
    4)記載のいずれか1つの化合物。
  8. (8)(a)式(II)および式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ (II)(III) [式中、R^1、R^2、R^3、R^4、p、q、n
    およびmは式( I )の記載と同じ、Xはアミンにより
    置換可能な基を意味する] で示される化合物を反応させるか、 (b)式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、R^1、R^2、R^3、R^4、p、q、n
    およびmは式( I )の記載と同じ、R^5は水素また
    は窒素保護基を意味する] で示される化合物を還元するか、または (c)R^1が炭素数1〜6のアルコキシ以外である式
    ( I )の化合物については、式(V):▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) [式中、R^3、R^4、n、p、qおよびmは式(
    I )の記載と同じ、R^1′は炭素数1〜6のアルコキ
    シ以外の基R^1、R^5は水素または窒素保護基およ
    びR^2′は所望により保護されていてもよい基R^2
    を意味する] で示される化合物を酸化し、その後、所望により、いず
    れの保護基も除去し、基R^1を別の基R^1に変え、
    および/または塩を形成させることを特徴とする請求項
    (1)記載の化合物の製造方法。
  9. (9)式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、R^1、R^2、R^3、R^4、p、q、n
    およびmは式( I )の記載と同じ、R^5は水素また
    は窒素保護基を意味する] で示される化合物。
  10. (10)式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) [式中、R^3、R^4、n、p、qおよびmは式(
    I )の記載と同じ、R^1′は炭素数1〜6のアルコキ
    シ以外の基R^1、R^5は水素または窒素保護基およ
    びR^2′は所望により保護されていてもよい基R^2
    を意味する] で示される化合物。
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