JPH01258407A - 貫通コンデンサ - Google Patents

貫通コンデンサ

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JPH01258407A
JPH01258407A JP8765188A JP8765188A JPH01258407A JP H01258407 A JPH01258407 A JP H01258407A JP 8765188 A JP8765188 A JP 8765188A JP 8765188 A JP8765188 A JP 8765188A JP H01258407 A JPH01258407 A JP H01258407A
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Masusaku Okumura
奥村 益作
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子レンジ等の電子もしくは電気機器に組み込
まれてノイズを除去するのに使用される貫通コンデンサ
に関する。
[従来の技術] 従来より、貫通コンデンサとしては、円筒形状のセラミ
ック誘電体を使用するものや、円板形状のセラミック誘
電体を使用するしの、あるいはポリエチレンテレフタレ
ート等の樹脂フィルムを円筒形状に巻装してなるものを
誘電体として使用する乙の等が周知である。
樹脂フィルムを誘電体として使用する従来の貫通コンデ
ンサの一例の縦断面図および平面図を夫々第6図(a)
および第6図(b)に示す。
上記貫通コンデンサlは、円筒形状のコンデンサユニッ
ト2と、貫通端子3と、接地用端子板4と、集電板5と
、円筒状の絶縁部材Sとからなる。
上記コンデンサユニット2は、第7図に示すように、は
ぼ一定幅を有し、一つの主面にコンデンサ電極6か形成
されてなるテープ状の第1の誘電体フィルム7と、この
第1の誘電体フィルム7とほぼ等しい幅を有し、一つの
主面にコンデンサ1極8が形成されてなるテープ状の第
2の誘電体フィルム9とからなる。そして、上記第1の
誘電体フィルム7のいま一つの主面に、第2の誘電体フ
ィルム9の上記コンデンサ電極8が重ね合わされて、絶
縁部材S(第6図(a)参照)を巻芯として、円筒形状
に巻装される。
上記第1の誘電体フィルム7のコンデンサ電極6および
上記第2の誘電体フィルム9のコンデンサ電極8はいず
れもアルミニウム(Ag)もしくは亜鉛(Zn)の蒸着
もしくはスパッタにより形成される。そして、上記第1
の誘電体フィルム7のコンデンサ電極6は、第1の誘電
体フィルム7の一辺から一定のマージン11をおいて他
辺7こ達し、コンデンサユニット2の一端面に引き出さ
れる。
また、上記第2の誘電体フィルム9のコンデンサ電極8
は、第1の誘電体フィルム7の上記他辺に対応する第2
の誘電体フィルム9の辺から一定のマージン!2をおい
て第1の誘電体フィルム7の上記−辺に対応する第2の
誘電体フィルム9の辺に達し、コンデンサユニット2の
他端面に引き出される。
上記コンデンサユニット2の一端面および他端面には、
第6図(a)に示すように、溶融金属の溶射により、メ
タリコン電極13および14が夫々形成される。そして
メタリコン電極13は第1の誘電体フィルム7のコンデ
ンサ電極6に電気的に接続され、いま一つのメタリコン
電極14は第2の誘電体フィルム9のコンデンサ電極8
に電気的に接続される。
上記メタリコン電極!3および14には、接地用端子板
4および集電板5が夫々半田付けされる。
そして、その集電板5には、絶縁部材Sに挿通した貫通
端子3が半田付けされる。上記構成を有する貫通コンデ
ンサ1の等価回路を第8図に示す。
[発明が解決しようとする課題] 上記の貫通コンデンサ1では、ノイズ電流iは、貫通端
子3を通過した後、集電板5.メタリコン電極14から
コンデンサユニット2内を、貫通端子3を流れる向きと
は逆に流れて、メタリコン電極13および接地用端子板
4からアースにバイパスされる(第6図(a)および第
8図参照)。この場合、コンデンサユニット2内を流れ
る高周波電流の周波数が高くなればなるほど、高周波電
流はコンデンサユニット2の外側面近くに集中して流れ
ようとするので、貫通端子3の半径R1に対してコンデ
ンサユニット2の実効的な半径R7が大きく、1./R
,の値が5ないしlOと大きくなる。
このため、貫通端子3とコンデンサユニット2を流れる
ノイズ電流iの向きが逆であっても、両者を流れるノイ
ズ電流間の距離が大きくなり、貫通端子3をノイズ電流
iが流れることにより発生するインダクタンスと、コン
デンサユニット2をノイズ電流iが流れることにより発
生するインダクタンスとの相殺の効果はあまり期待する
ことはできない。従って、第6図(a)および第6図(
b)の従来の貫通コンデンサlでは、ノイズ電流iに対
する貫通端子3と接地用端子板4との間の残留インダク
タンスが充分低減されず、この残留インダクタンスのた
めに高域での挿入損失が充分でないという問題があった
本願の第1の発明の目的は、残留インダクタンスが小さ
く、高域での挿入損失が大きい貫通コンデンサを提供す
ることである。
本願の第2の発明の目的は、本願の第1の発明より乙さ
らに残留インダクタンスが小さく、高域での挿入損失も
さらに大きな貫通コンデンサを提供することである。
[課題を解決するための手段] このため、本願の第1の発明は、一端面に形成された端
子電極に一つのコンデンサ電極が引き出されるとともに
、他端面に形成されたいま一つの端子電極に上記−つの
コンデンサ電極との間に静電容量を形成しているいま一
つのコンデンサ電極が引き出されてなる筒形のコンデン
サユニットと、この筒形のコンデンサユニットの軸心部
に挿通される貫通端子と、コンデンサユニットの上記端
子電極と貫通端子とを電気的に接続する集電部材と、上
記コンデンサユニットのほぼ全長にわたって外嵌する一
端開口状の金属ケースからなり、上記−端開口に対向す
る他端の中央部に上記貫通端子が遊嵌する穴を有し、コ
ンデンサユニットの上記いま一つの端子電極に電気的に
接続される接地用ケース部材と、上記コンデンサユニッ
トと貫通端子との間に介装されて両者を電気的に絶縁す
る第1絶縁部材と、上記コンデンサユニットと接地用ケ
ース部材との間に介装されて両者を絶縁するシート状の
第2絶縁部材とを備え、上記貫通端子から接地用ケース
部材へ流れる高周波電流が上記コンデンサユニットの上
記接地用ケース部材の近傍部分から上記接地用ケース部
材を通して折返して流れるようにしたことを特徴として
いる。
また、本願の第2の発明は、各一端面に形成された端子
電極にコンデンサ電極が引き出されるとともに、各他端
面に形成されたいま一つの端子電極に上記コンデンサ電
極との間に静電容量を形成しているいま一つのコンデン
サ電極が引き出され、外側に位置するものがそれよりも
内側に位置するものよりも長さが短く、上記各一端面が
一致するように同軸に配置されてなる複数個の筒形のコ
ンデンサユニットと、これら筒形のコンデンサユニット
の軸心部に挿通される貫通端子と、各コンデンサユニッ
トの上記各−つの端子電極と貫通端子とを電気的に接続
する集電部材と、上記各コンデンサユニットの上記各い
ま一つの端子電極から最外側のコンデンサユニットの外
側面を覆って外嵌する一端開口状の金属ケースからなり
、上記一端開口に対向する他端の中央部に上記貫通端子
が遊嵌する穴を有し、各コンデンサユニットの上記各い
ま一つの端子電極に電気的に接続される接地用ケース部
材と、最内側のコンデンサユニットと貫通端子との間に
介装されて両者を電気的に絶縁する第1絶縁部材と、最
外側のコンデンサユニットと接地用ケース部材との間に
介装されて両者を絶縁するシート状の第2絶縁部材とを
備え、上記貫通端子から接地用ケース部材へ流れる高周
波電流が最外側のコンデンサユニットの上記接地用ケー
ス部材の近傍部分から上記接地用ケース部材を通して折
返して流れるようにしたことを特徴としている。
[作用] 本願の第1および第2の発明において、コンデンサユニ
ットを流れる高周波電流は、その周波数が高くなればな
るほど、コンデンサユニットの外周部近くを流れようと
する。すなわち、コンデンサユニットを流れる高周波電
流は、その周波数が高くなると、コンデンサユニットの
外周部近くに集中して流れる。一方、上記接地用ケース
部材はシート状の第2絶縁部材を介してコンデンサユニ
ットの外側面に接しているので、上記接地用ケース部材
に流れる高周波電流は、上記コンデンサユニットの外周
面に近接して流れ、しかも上記コンデンサユニット内と
は逆の向きに流れる。これにより、コンデンサユニット
を流れる高周波電流による磁界と接地用ケース部材を流
れる高周波電流による磁界が互いに相殺し合い、残留イ
ンダクタンスが小さ(なる。
また、本願の第2の発明では、高周波電流が集中する最
外側のコンデンサユニットはその長さが短く、かつ、静
電容量も小くでき、それだけ残留インダクタンスもより
小さくなり、可使周波数は更に高くなる。
[発明の効果] 本発明によれば、コンデンサユニットを流れる高周波電
流は、その周波数が高くなればなるほど接地用ケース部
材に近いコンデンサユニットの外周部近くに集中して流
れ、しかも接地用ケース部材内では高周波電流はコンデ
ンサユニットとは逆向きに流れるので、コンデンサユニ
ットを流れる高周波電流による磁界と接地用ケース部材
を流れる高周波電流による磁界との相殺効果が太き(な
り、高域での残留インダクタンスの小さい貫通コンデン
サを得ることができる。
また、コンデンサユニットを流れる高周波電流の周波数
が高くなると、コンデンサユニットの外周部近くに高周
波電流が集中して流れるので、同軸に配置された複数の
コンデンサユニットのうちで最外側のコンデンサユニッ
トの長さを短くすれば、高周波電流が流れる経路が短く
なり、残留インダクタンスをさらに小さくすることがで
きる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
一つの貫通コンデンサの一実施例の縦断面図および平面
図を夫々第1図(a)および第1図(b)に示す。
上記貫通コンデンサは、樹脂フィルムを誘電体として使
用する筒形のコンデンサユニット21と、このコンデン
サユニット21の軸心部に挿通される貫通端子22と、
この貫通端子22と上記コンデンサユニット21の端子
電極23とを電気的に接続する集電部材24と、上記コ
ンデンサユニット21に外嵌する接地用ケース部材25
と、上記コンデンサユニット21と貫通端子22とを電
気的に絶縁する第1絶縁部材26と、上記コンデンサユ
ニット21と接地用ケース部材25とを電気的に絶縁す
る第2絶縁部材27とからなる。
上記コンデンサユニット21は、第7図において説明し
たものと同じ構成を有するものである。
従って、その詳細な説明は省略する。
上記コンデンサユニット2!のコンデンサ電極(第7図
のコンデンサ電極6に対応)は、上記コンデンサユニッ
ト21の一端面に形成された端子電極23に引き出され
る。また、上記コンデンサ電極との間に静電容量を形成
しているいま一つのコンデンサ電極(第7図のコンデン
サ電極8に対応)は、上記コンデンサユニット21の他
端面に形成された端子電極28に引き出される。
上記貫通端子22は、その一部が絶縁性を有する樹脂か
らなるチューブ状の第1絶縁部材26により被覆され、
上記コンデンサユニット21の軸心部に挿通される。ま
た、金属製の板を円板形状に打ち抜いてなる集電部材2
4の中心部に形成された穴24aに上記貫通端子22が
挿通される。
そして、上記集電部材24は、貫通端子22およびコン
デンサユニット21の端子電極23に半田等により、導
電的に接着される。
一方、接地用ケース部材25は、上記コンデンサユニッ
ト21のほぼ全長にわたって外嵌する筒状部25aを有
する一端開口状の金属ケースからなるものである。この
接地用ケース部材25の一端開口に対向する平板部25
bの中央部には、上記貫通端子22が遊嵌する穴29を
有する。上記接地用ケース部材25の平板部25bは、
この穴29と、必要により形成された別の穴30を通し
て供給される半田等により、コンデンサユニット2Iの
いま一つの端子電極28に導電的に接着される。
第2絶縁部材27は絶縁性を有する樹脂製のシートから
なる。この第2絶縁部材27は上記コンデンサユニット
21の外周に巻装され、その上に接地用ケース部材25
が嵌合される。また、上記第2絶縁部材27は、上記接
地用ケース部材25の一端開口側から一部突出する寸法
を有する。
上記接地用ケース部材25は、その一端開口側にフラン
ジ部31を有し、このフランジ部31に形成された取付
穴32にて、上記貫通コンデンサが電子機器のシャーシ
やケース等に固定される。
図示していないがこの接地用ケース外周にねじを切って
おきシャーシ、ケース等にねじ込んで固定してもよい。
以上に構成を説明した第1図(a)および第1図(b)
の貫通コンデンサは、分布定数回路的には第3図に示す
ような等価回路を有する。すなわち、この等価回路は、
集電部材24と接地用ケース部材25の平板部25bと
の間に、貫通端子22の径方向に、この貫通端子22か
ら距離dk(k= 1 、2 。
・= 、 n)をへだてて、静電容、ICk(k= 1
 、2、−=、n)とインダクタンスLk(k=1,2
.・・・、n)との直列回路が順次接続されたものとな
る。
そして、上記インダクタンスLkは、貫通端子22から
接地用ケース部材25の筒状部25aまでの距離をdと
すれば、 (!og n d/dk      ・−・(1)に比
例することが知られている。この(り式から上記インダ
クタンスLkは、番号kが大きくなるほど、すなわち、
接地用ケース部材25の筒状部25aに近いものほど、
小さくなることが分かる。
ところで、貫通端子22から上記接地用ケース部材25
のフランジ部3!にバイパスされる高周波電流は、周波
数が高くなるほど、貫通端子22から離れた、インダク
タンスとコンデンサとの直列回路を流れようとする。す
なわち、周波数が高くなればなるほど、第3図において
、静電容量CIとインダクタンスL、の直列回路を流れ
る高周波電流i、は小さくなり、静電容量Cnとインダ
クタンスLnの直列回路に流れる高周波電流inが大き
くなる。従って、周波数が高くなると、高周波電流は静
電容It CnとインダクタンスLnの′直列回路に集
中して流れることになる。この場合、d/dkにおいて
、k=nとなって、d/dkが最小(1,2〜1.05
)となるので、(1)式より、上記インダクタンスLn
(貫通コンデンサ残留インダクタンス)が最小になるこ
とが分かる。このことは、上記静電容量Cnとインダク
タンスLnとの直列回路を流れる高周波電流が接地用ケ
ース部材25に最も近接しているので、この接地用ケー
ス部材25を上記とは逆に流れる高周波電流が発生する
磁界と上記直列回路を流れる高周波電流が発生する磁界
とが効率よく相殺し合うことからも明らかである。
第1図の貫通コンデンサの周波数・挿入損失特性を測定
したところ、第5図において、点線り、で示す結果を得
た。また、第6図(a)および第6図(b)で説明した
従来の貫通コンデンサの周波数−挿入損失特性を、第5
図において実線り、で示す。この第5図から、第1図(
a)および第1図(b)の貫通コンデンサでは、上記従
来の貫通コンデンサに比較して、IoooMHzで約2
0dB挿入損失が大きくなっていることが分かる。
次に、いま一つの貫通コンデンサの実施例の縦断面図お
よび平面図を夫々第2図(a)および第2図(b)に、
また、この等価回路を第4図に示す。
上記貫通コンデンサは、第1図(a)および第1図(b
)にて説明した貫通コンデンサにおいて、コンデンサユ
ニット21を径方向で2つ(もしくはそれ以上)のコン
デンサユニット21a、21bに分割し、コンデンサユ
ニット21aの外側のコンデンサユニット21bの長さ
(lxを、コンデンサユニット21aの上記長さQ、よ
りも短くしたものである。
このように、接地用ケース部材25に近い外側のコンデ
ンサユニット21bの長さI2!を小さくすれば、第4
図からも分かるように、高周波電流が流れる経路が短く
なり、それだけ、残留インダクタンスが小さくなる。
なお、第2図(a)および第2図(b)において、第1
図(a)および第1図(b)に対応する部分には対応す
る符号を付して示し、重複した説明は省略する。
上記第2図(a)および第2図(b)の貫通コンデンサ
の挿入損失−周波数特性を第5図において二点鎖線り、
で示す。この第5図から、第2図(a)および第2図(
b)の貫通コンデンサでは、第1図(a)および第1図
(b)のものに比較して、1000 MHzでさらに1
0dB程度、挿入損失が大きくなっていることが分かる
本発明は、電子レンジの電源フィルタ用の貫通コンデン
サ、電磁干渉フィルタ(EMI)フィルタ用コンデンサ
、あるいは各種バイパス用コンデンサ等に広く適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および第1図(b)は夫々本発明に係る一
つの貫通コンデンサの一実施例の縦断面図および平面図
、 第2図(a)および第2図(b)は夫々本発明に係るい
ま一つの貫通コンデンサの一実施例の縦断面図および平
面図、 第3図は第1図(a)および第1図(b)の貫通コンデ
ンサの等価回路図、 第4図は第2図(a)および第2図(b)の貫通コンデ
ンサの等価回路図、 第5図は本発明の貫通コンデンサと従来の貫通コンデン
サの周波数−挿入損失特性図、第6図(a)および第6
図(b)は夫々従来の貫通コンデンサの縦断面図および
平面図、 第7図はコンデンサユニットの構造説明図、第8図は第
6図(a)および第6図(b)の貫通コンデンサの等価
回路図である。 21.21a、2 lb・・・コンデンサユニット、2
2・・・貫通端子、23・・・端子、24・・・集電部
材、25・・・接地用ケース部材、26・・・第1絶縁
部材、27・・・第2絶縁部材、28・・・端子電極、
29・・・穴。 特許出願人 株式会社村田製作所 代 理 人 弁理士 前出 葆 外1名第5図 □思壇孜(MHz)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端面に形成された端子電極に一つのコンデンサ
    電極が引き出されるとともに、他端面に形成されたいま
    一つの端子電極に上記一つのコンデンサ電極との間に静
    電容量を形成しているいま一つのコンデンサ電極が引き
    出されてなる筒形のコンデンサユニットと、この筒形の
    コンデンサユニットの軸心部に挿通される貫通端子と、
    コンデンサユニットの上記端子電極と貫通端子とを電気
    的に接続する集電部材と、上記コンデンサユニットのほ
    ぼ全長にわたって外嵌する一端開口状の金属ケースから
    なり、上記一端開口に対向する他端の中央部に上記貫通
    端子が遊嵌する穴を有し、コンデンサユニットの上記い
    ま一つの端子電極に電気的に接続される接地用ケース部
    材と、上記コンデンサユニットと貫通端子との間に介装
    されて両者を電気的に絶縁する第1絶縁部材と、上記コ
    ンデンサユニットと接地用ケース部材との間に介装され
    て両者を絶縁するシート状の第2絶縁部材とを備え、上
    記貫通端子から接地用ケース部材へ流れる高周波電流が
    上記コンデンサユニットの上記接地用ケース部材の近傍
    部分から上記接地用ケース部材を通して折返して流れる
    ようにしたことを特徴とする貫通コンデンサ。
  2. (2)各一端面に形成された端子電極にコンデンサ電極
    が引き出されるとともに、各他端面に形成されたいま一
    つの端子電極に上記コンデンサ電極との間に静電容量を
    形成しているいま一つのコンデンサ電極が引き出され、
    外側に位置するものがそれよりも内側に位置するものよ
    りも長さが短く、上記各一端面が一致するように同軸に
    配置されてなる複数個の筒形のコンデンサユニットと、
    これら筒形のコンデンサユニットの軸心部に挿通される
    貫通端子と、各コンデンサユニットの上記各一つの端子
    電極と貫通端子とを電気的に接続する集電部材と、上記
    各コンデンサユニットの上記各いま一つの端子電極から
    最外側のコンデンサユニットの外側面を覆って外嵌する
    一端開口状の金属ケースからなり、上記一端開口に対向
    する他端の中央部に上記貫通端子が遊嵌する穴を有し、
    各コンデンサユニットの上記各いま一つの端子電極に電
    気的に接続される接地用ケース部材と、最内側のコンデ
    ンサユニットと貫通端子との間に介装されて両者を電気
    的に絶縁する第1絶縁部材と、最外側のコンデンサユニ
    ットと接地用ケース部材との間に介装されて両者を絶縁
    するシート状の第2絶縁部材とを備え、上記貫通端子か
    ら接地用ケース部材へ流れる高周波電流が最外側のコン
    デンサユニットの上記接地用ケース部材の近傍部分から
    上記接地用ケース部材を通して折返して流れるようにし
    たことを特徴とする貫通コンデンサ。
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JP2008147541A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ
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