JPH01254623A - スフインゴ糖脂質代謝の阻害剤を有効成分として含有する癌治療薬 - Google Patents

スフインゴ糖脂質代謝の阻害剤を有効成分として含有する癌治療薬

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JPH01254623A
JPH01254623A JP63152065A JP15206588A JPH01254623A JP H01254623 A JPH01254623 A JP H01254623A JP 63152065 A JP63152065 A JP 63152065A JP 15206588 A JP15206588 A JP 15206588A JP H01254623 A JPH01254623 A JP H01254623A
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JP
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inhibitor
mice
cancer therapeutic
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cells
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JP63152065A
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Norman S Radin
ノーマン エス.ラディン
Jinichi Inokuchi
仁一 井ノ口
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Original Assignee
University of Michigan
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    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/535Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with at least one nitrogen and one oxygen as the ring hetero atoms, e.g. 1,2-oxazines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背m 本発明は、一般に癌治療法、更に詳しくは、スフィンゴ
糖脂質代謝を妨害することによって癌を治療する化学療
法的方法に関するものである。
スフィンゴ脂質は、主要な部分が、長鎖塩基、最も一般
的にはスフィンゴシンである天然に存在する脂質である
。長鎖塩基は、C−2位に第1級アミン基そして隣接炭
素原子上に2個の水酸基を有する脂肪アルキル鎖からな
る。遊離のスフィンゴシンは非常に低濃度で存在するけ
れども、大部分のスフィンゴシン分子は長鎖脂肪酸が塩
基のアミノ基に結合したアミドとして存在する。このア
ミドは、すべての複合体スフィンゴ脂質の代謝の前駆体
として作用するセラミドと称されるものであり、容易に
検出できる濃度で組織中に存在する。
セラミドは、長鎖塩基の末端(C−1位)に第1級アル
コール基を、C−3位に第2級アルコール基を有してい
る。第2級アルコール基はすべての公知のスフィンゴ脂
質において遊離の水g%であるけれども、哺乳動物のセ
ラミド誘導体における第1吸水1!i1基は糖分子との
β−グルコシド結合体または燐酸分子とのエステル結合
体として見出されている。本発明は、スフィンゴ糖脂質
と称される前者の型のセラミド誘導体に関する。
スフィンゴ糖脂質においてグリコシド結合で直接結合し
ている糖分子はD−ガラクトース又はD−グルコースで
あり、セレブロシドと称される。
最近、セレブロシドはその糖部分によってより具体的に
はグルコシルセラミドまたはガラクトシルセラミドと称
されている。前者はすべての型の細胞に存在するけれど
も、後者は夫に神経系に見出される。本発明は、特にグ
ルコシルセラミドおよびその誘導体(以下まとめて“グ
ルコリビド′”と呼ぶ)を取扱うものである。
グリコジルセラミドは、ある程度、D−ガラクトースが
、グルコースにグリコシド結合で結合した誘導体として
存在する。該誘導体は、ラクトシルセラミドまたはラク
トシトと称される。他のグルコリビドは、シアル酸、ガ
ラクトース、アセチルグルコサミン、アセチルガラクト
サミンおよびフコースのような他の糖の連続付加によっ
てラクトシルセラミドから形成される。生成物は、グロ
ボシド、ヘマトシト、血液型物質、フコリビドおよびガ
ングリオシドのような非系統的名称で文献にみられる。
精の種々な結合特性およびこれらを相互に結合すること
に対して応答しうる種々な酵素のために、多くの異なる
グルコリビドが、哺乳動物の組織に存在する。これらの
脂質の大部分は静電気学的に中性である。しかしながら
、ガングリオシドと称されるシアル酸を含有するものは
、存在するシアル酸部分の数によって1以上の負の電荷
を有することができる。この型のグルコリビドは、神経
系の灰白質中に比較的高11度で存在するが、すべての
型の細胞は数種類の型のガングリオシドを少但含有して
いる。
グルコリビドは、長年知られているけれども、その低m
度、容易に定量される基の不足、および秤々な構造のた
め、特徴化し、かつ研究することが困難であった。それ
故に、最近まで、その存在および機能の研究はあまり行
なわれていなかった。
しかしながら、最近では、生命過程においてグルコリビ
ドによって行なわれる生命の維持に必要な役割について
の認識が増大している。初物細胞における重要な膜成分
であることに加えて、グルコリビドは組織免疫および細
胞対細胞認識に緊密に深くかかわっているように思われ
る。グルコリビドは、例えば、動物の種々な器官からの
細胞に対する識別マーカーとして働くことによって細胞
対細胞認識および伝達を媒介する。更に、細胞表面上の
グルコリビドの表現は細胞が分裂および分化するにつれ
て変化するので、グルコリビドはまた生体の系統的成長
および発育に対して必須のものでもある。
スフィンゴ糖脂質代謝の重要性は、その代謝系路が遺伝
的に障害を受けている結果から生ずる疾病の重大さによ
って強調される。例えば、スフィンゴ糖脂質分解経路に
おける酵素が欠損し、患者の体内に多聞の本脂質が蓄積
した結果生ずるティーサックス病、ゴーシエ病およびフ
ァプリー病では、すべての患者が重篤な臨床症状を呈し
ている。
更に、より重要なことには、スフィンゴ糖脂質、特にグ
ルコリビドが癌の過程に関連があるものとする具体的な
■明が増加して来ていることである。
例えば、グルコリビドはフィブロネクチンのような接着
蛋白質と細胞の結合に関係しており、それ故に癌細胞の
浸潤および転移性と深い関係があるかもしれない。グル
コリビドは、また、癌細胞の急徴な成長に重要である成
長促進因子などと複合体を形成する細胞表面受容体部位
の必須な生体成分として存在することが判っている。更
に、細胞がウィルスに感染するか又は急速に増殖するよ
うに誘起される場合は、培養した細胞のグルコリビド組
成は変化する。特に、ガングリオシドは、試験管内及び
生体内で細胞の著しい増殖または成長を促進する。
癌細胞は、また、グルコリピドの高度な代謝活性を有す
るように思われる。ヒト白血病細胞は、通常のレベルの
3倍のグリコシダーゼ即ちグルコシルセラミド分解酵素
を有していることが判っている。研究により、ラット肝
癌組織において、スフィンゴ糖脂質のガラクトシルトラ
ンスフェラーゼの活性が通常の特異的活性度の10倍に
も上界していることが示されている。ヒト腫瘍は、また
、正常な細胞に対して異質であるグルコリビド形成酵素
、即ちアセチルグルコサミントランスフェラーゼを含有
することが判った。
マウスに対しグルコシルセラミドの注射を行なうと、肝
臓の成長く優先的に脂質を吸収する)の著しい急速な刺
激を起すことが判っている。■−ルリツヒ腹水癌aI1
1を有するマウスの場合においては、グルコシルセラミ
ドの注射を行なうと、50%を超える癌細胞の数の増加
をひき起す。最近の研究により、グルコシルセラミドの
蓄積から生ずるゴーシエ病にかかった患者は、意外にも
白血病および他のB−細胞増殖病の高度な出現率を有す
ることも示されている。
腫瘍が、僅かに悪性であることから強度の悪性に進行す
ると、腫瘍はグルコリビドの調和が著しく変化したこと
を示す。腫瘍に由来するこれらのグルコリビドはリンパ
球の増殖する能力を妨害することが見出されている。こ
れにより、癌患者の免疫学的保護機構の有効性の欠損が
説明されている。しかしながら、特異的グルコサミンく
マウスにおいて生成された)に対する抗体の注射は、黒
色腫にかかった患者に非常に有効であることが証明され
ている。
注目に値すべきことには、癌組織には、もとの正常組織
においては生成されていないか、存在しても極く微量の
グルコリビドが多々見い出されている。また、加速度的
なベースで、科学者等は癌組織中の若干のグルコリピド
は何れの正常な組織中においても以前に知られていなか
ったということを知見している。換言すると、多くの又
はすべての腫瘍が、通常ヒトに対して異質である新規な
グルコリビドを生成又は蓄積する能力を有しているよう
に思われる。また、これらの物質のすべてがグルコシル
セラミドから酵素的に形成されたグルコリビドであると
いうことに留意することは重要なことである。
注目に偵する具体的な証明により、スフィンゴ糖脂質、
特にグルコシルセラミドおよびその誘導体叩らグルコリ
ビドが、少なくともある型の癌性細胞の増殖および転移
性を支配する重要な役割を果たすということが示されて
いる。これは、癌細胞がスフィンゴ糖脂質代謝の妨害に
対して特別に感受性があるということを示す。従って、
本発明の目的は、スフィンゴ糖脂質代謝を妨害すること
によって癌を化学療法的に治療する方法を提供すること
である。本発明の他の目的は、例えば良性腫瘍のような
未抑制細胞増殖によって起こる非悪性疾患の化学療法的
治療方法を提供することである。
発明の概要 本発明は、細胞をスフィンゴ糖脂質代謝に対する実質的
な阻害作用を有するのに右列な串の阻害剤と接触させる
ことによって癌細胞を処置する方法を提供する。好適に
は、阻害剤は、下記一般式:(式中、Rは芳香族環、シ
クロヘキサン又は炭素原子数10〜15を有する脂肪族
基であり、R1はアミン基であり、R2は炭素原子数9
〜17を有する脂肪族基である)を有する化合物および
その治療的に許容し得る塩である。
上記式において更に好適には、Rはフェニルであり、R
1はモルホリノ基であり、R2はn−ノニル鎖である。
また好適な阻害剤は1−フエニル−2−アシルアミノ−
3−モルホリノ−1−プロパノールである。
発明の好ましい態様 本発明によれば、癌細胞は、細胞をスフィンゴ糖脂質の
代謝経路を妨害する阻害剤と接触させることによって処
置される。阻害剤は、スフィンゴ糖脂質特に以下まとめ
て“グルコリビド″と呼ばれるグルコシルぜラミドおよ
びその誘導体の酵素合成をブロックするかまたはその輸
送のような他の生理学的過程をブロックすることによっ
て作用しうる。
更に、本発明の方法は、良性腫瘍、いぼ、皮膚成長など
のような細胞増殖によって起る非悪性疾患を治1cAす
るために使用することができる。本発明の方法は、また
、胎児発育の防止および望ましくない妊娠を終らせるた
めに使用することもできる。
本発明の方法の実施に適した阻害剤は下記一般式: (式中、Rは芳香族環、シクロへキリン又は炭素原子数
10〜15を有する脂肪族基であり、R1はアミン基で
あり、R2は炭素原子数9〜17を有する脂肪族基であ
る)を有する化合物およびその治療的に許容し得る塩で
ある。
本発明の阻害剤は、広範囲の種々な薬学的形態で使用す
ることができ、薬剤は、そのまま使用するか、又は薬学
的に許容し得る担体または他の賦形剤もしくは添加剤と
混合することができる。−般に、薬剤は非経口的または
静脈内的に投与される。投与の吊、割合/頻度および手
段の選択は当業者の技術範囲にあり、治療する医師また
は従事する獣医の正しい医術判断に任せることができる
本発明の方法は、単独でまたは他の治療養生法と併用し
て使用してもよい。
好適な阻害剤の合成は、当業者の技術範囲にある。例え
ばJ、 Lipid Re5earch 28巻、56
5〜571頁(1987年)のイノクチおよびレーデイ
ンの“1−フエニル−2−デカノイルアミノ−3−モル
ホリノ−1−プロパノールの製造″を参照されたい。更
に、本発明は、以下の試験データから理解されるであろ
う。
試験データ 試験1 ハルランースプラグダウレー(インデイアナ州インデイ
アナポリス)からのICR(スイスHsd)系の雄マウ
スに、エールリッヒ腹水腫瘍細胞(EATC)2x10
6個を含有する食塩水をO日日に腹腔内に注射する。そ
れぞれのおりには、同様な平均値(約25g)および同
様な標準@差についてコンピュータープログラムによっ
て重(1)調節した4または5匹のマウスが入っている
24時間後に食塩水又は酢酸塩もしくは塩酸塩としての
阻害剤の腹腔内注射によって処置を開始する。阻害剤は
40℃の食塩水に溶解し、体重1g当り10μ!で注射
する。例えば塩酸塩のような溶解することが困難である
薬剤の場合においては、非イオン性の低毒性の界面活性
剤を含有させて薬剤を乳化させ、薬剤を注射に好適なも
のにする。
2つのおりのマウスをそれぞれ対照轟Yと試験群に割り
当て標準試験室食餌を与える。殆どすべての場合におい
て、マウスは全体で毎日1回、10日間(10回)の投
与量を注射する。
非対試料についての片側スチューデントのtテスト(1
−tailed 5tudent t−test )を
、統計学的分析に対して使用した。第1表は試験結果を
示す。
第1表 マウスにおけるD−スレオ−PDMP (酢酸塩)の抗H・f瘍活竹 使用Ffl       10F」目    体重変化
  60日1重  90日l0生存数        
 の生存数  の生存数0jtHlKV口)     
 @      υ     (ロ)     (へ)
食塩水対照      10/10     →−10
,9び   001X100 1〜10日   10/
10     + 1.62    7(4)    
 4” (4)2X100 1〜5日   10/10
    43.78   5(3)     ず(3)
IX150 1〜10日   10/10    −0
.36    7(3)     5 (3)2X1.
50 1〜51] IX1!i0 6〜10日    8/9     −
3.49   5(3)     5(31牢固形師瘍
を有するマウスは苫痛を減少させるために90[]前に
屠殺した。
(2)欄には、低薬剤毒性が示されている。(ハ)欄で
は10日終了後の平均体重の変化を示す。本物質投与群
では、体重増加の抑制があり、軽度な薬剤m9が認めら
れる。正常な未接種マウスは、この期間中に約4.5g
体重が増加する。対照マウスにおける体重増加は、EA
TCの急激な増殖とそれにともなう腹水のために非常に
高い。(へ)欄では、()内は治癒したマウスの数を丞
し、()外の数値には治癒したマウスおよび、固形腫瘍
を有するマウスが含まれている。
食塩水注射対照群は、常にEATCおよび腹水液の急速
な形成を示し、著しく膨張した腹部を有す(生存中央値
約24日)。D−スレA−PDMPで処置したマウスの
約30%は、種々の養生法によって完全に治癒した。治
癒したマウスは、いずれの時期においても腹水液形成の
徴候がなく、10力月後には体重増加は一時的に緩慢で
あるかまたは負であるけれども健康であるように思われ
る。残りのマウスは細胞の固形腫瘍のために死亡したが
、未処置のマウスよりはかなり長く生存した。薬剤に対
する中央T/C比は、前述した4つの処置群について1
91%、238%、319%および150%であり、こ
れらの値は“高度に有望な″抗11i瘍性剤に対して認
められた最小値より十分に大きい。
D−スレオ−POMPの投与量応答試験は、全体の治癒
の%が示すように、使用量が増加するにつれてT/C指
数が増大することを示す。薬剤により初期に死亡する場
合が減少したけれども、25又は50■/に’lを注射
した初物は対照と大体同じ時期に死亡した。60日間生
存する割合は、それぞれ75.100および125R9
/Kgに対して10%、20%および50%であった。
接種後5カ月以上経過後において、もつとも多量に投与
した2つのマウス群の40%は、なお生存し、健康であ
った。
試験2 炭素原子数10〜18の長さの脂肪酸から製造したPD
MPの同族体を使用して前述した試験操作を再び行なっ
た。化合物はD−およびし−光学対掌体に分割しないが
、スレオ立体異性体を塩酸塩として使用した。試料はす
べてMYRJ52(15Rg/$t9)中で乳化した。
C1o、1□、14.16同族体の場合においては10
日間の毎日注射を行なったが、バルミトイル同族体は余
りに有毒であるので6回を超えて使用することができな
いとみなした。ステアロイル化合物の場合には、初期の
体重喪失が大きいため、使用量を2〜10日の間は初期
のレベルの1/2に減少した。試験結果は、第2表に示
す通りである。
第2表 MYRJ乳濁液で毎日注射した OL−PDMP同族体の抗癌活性 10日時点         50日に脂肪酸  10
日後  における 50日に おけるYRJ 対照     8/8   12.6     0  
   010   8/8   0.4    5  
  112   6/8  −0.1    2   
 214   6/8   0.1    1    
416   5/8  −1.1    3    1
18   7/8   2.5    6   00.
075ミリモルlKH主射する場合を除く)。
9 対照マウス1匹は10日以前に腫瘍のため死亡。
■ 対照マウス2匹は、固形Haを形成するほど長期間
例外的に生存した。
第2表は、長鎖同族体は与えられた使用量において有毒
であるがすべての同族体が若干の治療効果を有し、1〜
6匹の正常に見える、明らかに治癒したマウスが得られ
るということを示す。DL−スレオ−PDMPによる長
期間治療割合は、128η/に9の使用量においてD〜
スレオ−PDMPによる前記研究より良好な50%であ
った(第1表)。018同族体からのデータは、PDM
Pに比較して急性の初1111毒性反応の不存在、良好
な体重増加および低モル投与量での有効性を示す。血流
によって固形腫瘍に対して有効であるEATCに対して
形成されたマウスの抗体のために、デカノイル8T (
PDMP、C1o)マウス2匹に生じた小さな固形腫瘍
が、後に消失し、これらの7ウスが治癒したことは注目
しなければならない。この効果は、グルコリピド代謝の
阻古剤が宿主の抗癌免疫防御系を強化するものとして期
待されるものである。
試験3 前記の試験操作を再び行なって第3表に記載した結果を
得た。
第3表 し−スレオ−PDMPの抗1を瘍活性 食塩水    13.2g0    0対照 75     3.2   4    2100   
  1.9   4    3125     0.8
   2    3150     −0.2   5
    3し一スレオーPDMPはセラミドグリコジル
トランスフェラーゼの阻害剤として有効でなく、したが
って以下“GIcCer″と称するグルコシルセラミド
の酵素形成をブロックすることができないけれども、6
0日の観察期間を含む第3表のデータは、肺癌の治癒に
おいてL−光学対掌体がD−光学対掌体よりも有効であ
ることを示す。処置を行なったマウスにおいて固形腫瘍
は実際に若干発育するけれども腹水液は一度しみられな
かった。マウスの急性毒性反応は、D−異性体による場
合よりも明らかに小さく、処置の初期の10日の間動物
の10失がないことから明らかである。固形師瘍の消失
は、使用量をより多くした2匹のマウスにおいて観察さ
れる。PDMPのL−スレオ異性体の有効性は、グルコ
リビド生合成に係わる他の酵素の阻害作用に基づくか、
又はグルコリビド輸送蛋白質の遮断作用による可能性が
推測される。
試験4 10匹の正常な非癌性マウスにD−スレオ−PDMPを
10日間毎日注射し、その後5時間後に層殺し、第4表
に記載した結果を得た。
第4表 1100III、4y/日で10回注射したD−スレオ
−POMPによる毒性試験 蚊−一見     PDMP 体重(’:l )       29.8  (1,4
)      26.5  (1,2) ”肝臓型!F
1(グ)       1.61 (0,11)   
   1.32 (0,12)”腎臓手渚(休の%) 
    1.37 (0,川     1.24 (0
,13)”脳重吊< ’j )     0.465<
0.025)    0.444(0,015ビ脳m鉛
(休(7)%)      1.61 (0,08) 
     1.67 (0,08)牌臓重狙(り)  
     0.099(0,018)      0.
095(0,019)FA’臓rf!rJI(体の%)
     0.34 (0,05)      0.3
6 (0,071()内の数値は標準偏差である。初期
の平均体重は、24.4gである。
IPは0.025未満である。
$*Pは0.05未満である。
対照マウスは平均4.5g体重が増加した。−方装置し
たマウスは2.1gの体重増加を示し、対照群に比較し
て軽度ではあるが体重増加の抑制が認められた。臓器別
では、肝および腎が対照に比しそれぞれ18%および1
7%有意に小さかった。牌臓は僅かにより小さいが、有
意なほど小さくなく、脳は4.6%小さい(Pは0.0
25未満である)。全身毒性の重要性を最小化するため
に体重の%に関するデータを使用した場合、肝臓と腎臓
のみが、有意に小さい(Pは0.05%未満である)。
器官サイズの上記減少は、グルコシルセラミドの注射に
より、肝臓が成長するので、組織グルコシルセラミドの
減少したレベルから予期されるものであった。
試験5 消失性の少ない応答を観察するために、前述した試験を
反復した。試験4と同様に12回毎日注射を行ない、最
後の注射の40時間後にマウスを層殺する。ここで、絶
対重量のうち、腎臓のみが処置したマウスにおいて統計
学的に異なり11%小さい(PG、10.05%未満で
ある)。40時間および5時間試験の比較において、肝
臓の重量は腎臓よりも速やかに正常に戻り、これはおそ
らく、肝臓におけるより速やかなグルコリビド代謝回転
速度の反映によるものであると思われる。
眼窩血液に対して行われた鑑別血球計紳の結果、上記の
D−スレオ−PDMP投与群のマウスの細胞数(赤血球
、白血球、単核球、リンパ球、好酸球、好中球)は、い
ずれも正常であった。このことは、D−スレオ−PDM
Pには、多くの抗腫瘍剤において高頻度に認められる骨
髄およびその関連した系の機能の抑制が無く、本物質の
抗腫瘍剤としての有用性を強く示唆するものである。
試験6 GIcCerの懸濁液を、前述したように18眞にE 
A T’ Cを接種した10匹のマウスの1群に注射す
る。GIcCerおよびガラクトシルセラミド(Gal
Cer)の注射用懸濁液は、食塩水(10rRg/d)
中で機械的に粉砕することによって調整し、100■/
に’Jの使用量で注射する。1つの試験にJjいては、
8日間毎日注射を行ない最後の注射の1日後に層殺し、
EATCを緩衝化食塩水で腹部からフラッシュ除去し、
洗浄する。食塩水注射対照は濃縮遠心分離細胞3.07
d(1匹のマウス当たりの平均値)であり、一方Glc
Cer注射したマウスは4.68m、即ち52%の増加
(Pは0.05未満である)であった。白球51による
細胞計算は同様な増加を示すので細胞は大きさよりも細
胞数が増大したということを結論づけることができる。
D−スレオ−PDMPおよびGIcCerで処置したマ
ウスは、細胞1 、57 rd、(GIcCer細胞に
比較して66%の減少)であった。この統計学的に有意
な差は、GIcCerの存在下でさえもEATCの成長
を阻害するというPDMPの能力を示す。
このように、GIcCer代謝は、EATC成長の速度
・抑制因子であるということが証明される。上記試験に
おいて、外因性GIcCer摂取および利用の速度は、
本脂質に対するEATCのすべての要求を供給するのに
十分なほど急速ではないことを示唆している。
試験7 EATC接種の3日後に処置を始めた。注射を5回のみ
行ない、マウスを1日後に層殺した。結果は、第5表に
示す通りである。
第5表 セレブロシド及びグルコシルトランスフエラーぜ阻害剤
の存在下にJjける−[体内での1−ルリツヒ食塩水比
較対照       2.72±0.95    10
0GlcCer (1100rft/?fg)    
 4.13±0.63   152”Ga1Ccr (
100111!Fz49)      2.29±1.
21    841対照に比較してPは005未満であ
る。
対照に比較してPは0.01未満である。
第5表に示したように、Ga1CerはEATCの増殖
促進効果がなかった。GIcCerおよびGa1Cer
は、セラミド、スフィンゴシンおよび脂肪酸に異化され
るが、GIcCerのみはガングリオシドを包含する高
級グルコリビドに同化される。7JFgクロマトグラフ
ィーによってEATCがGa1CerおよびGlcCe
rの両脂質を吸収することが判明したが、GIcCer
のみが細胞増殖促進作用することは軍警な点である。
GIcCerを注射した正常なマウスには、T1離腹躾
細胞の有意な数の形成がなかった。
試験8 D−スレオ−PDMPが働イT GlcCer生合成を
阻害することは下記に示すようにグルコシルトランスフ
ェラーゼの試験から明らかである。酵素源としてのミク
ロソームを高速遠心分離によって調製し、ミクロソーム
、ΔTP、リポソームオクタノイルスフィンゴシン、L
JDP−[”Hl(llu、Mg2+およびジチオエリ
スリトールを使用して37℃で30分間のU素反応を行
なう。EATCからのミクロソーム(蛋白質0.50η
)がグルコジルトランスフェラーゼ活性を1/2減少す
るのにPDMP20μHが必要である。正常な肝臓から
のミクロソーム(蛋白質72μg)はD−スレオ−PD
MP  5μHを必要とする。EATCA素は阻害剤に
対して感受性が小さいと思われるけれども、阻害剤の腹
腔内濃度は、初期に非常に高い。POMPのL−光学対
掌体は、正常なマウス組織のグリコジルトランスフェラ
ーゼに対して観察されるように、EATCの本酵素を阻
害しなかった。
EATCのミクロソーム分画におけるグルコシルトラン
スフェラーゼの特異活性(0,41ミリモル/h/蛋白
質Ir1g)は、正常なICRスイスンウスからの肝臓
ミクロソームの1/7にすぎないことが見出されたこと
は予期しないことであった。
本発明者等の試験的な結論は、これらの細胞が腹膜から
多量のGlcCerを得るということである。このよう
に、薬剤の有効性は、試験的に宿主および腫瘍細胞の両
方GIcCer合成の遮断に基づくものとすることがで
きる。
試験9 試験1で示したように、EΔTC接種マウスはD−スレ
オ−POMPの投与により約30%が冶カ4した。これ
らの4匹のマウスに2×106個のEATCを最初の接
種から63日後に再度接種した。その結果、マウスは、
7力月を超えるvA察明期間わたり再接種の影響を受け
ず正常であった。
5匹の他の生存マウスをEATC接種後135および1
00日目転向様にEATCを再度接種した結果、4匹が
5力月を超える?A京明間において癌化しなかった。一
方、上記のマウスと同年令の無処理の正常マウスは、E
ATCの接fI後、若いマウスと同様に全てが癌化した
。本発明者等は、マウスがEΔTC+PDMPによって
有効に[生細胞によるワクチン化」を受けたと結論した
試験10 ここでは、Hl性の低い界面活性剤をD−スレオ−PD
MPと併用することによる抗腫瘍効果を検討した。
マ「クスの4つの群(1群当たり8匹)に、D−スレオ
ーPDMP (120II!!?/に9>およびMYR
J52またi;tPLIJRONIc  F68(60
又は180I!tg/Ng)をEATC接種後1日目か
日日0日間1日に1回注)1する。いづれの投与でも急
性毒性は認められず、10日後においては全てのマウス
が生存していた。60日後において明らかに治癒したマ
ウスの数は2つのMYRJ群については2および3匹そ
して2つのPLURON I 0群については1および
3匹であり、いづれの界面活性剤を用いた場合にも、高
用団の際に明らかにPDMPの有効性が強化された。
多くのグルコリビドが、細胞の外部(血漿)膜中に存在
しており、D−スレオ−PDMPによるそれらの減少が
腫瘍血漿膜を物理的に不安定にし、界面活性剤による膜
の破壊が促進されkものと思われる。本化合物の変形、
変化および置換の範囲の変化は前述した説明において意
図されるものであり、ある場合においては本発明のいく
つかの特徴は他の特徴と対応して使用することなく用い
られるであろうということは理解されねばならない。
したがって、特許請求の範囲は広く、かつ本発明の精神
および範囲と一致するような方法で解釈しなければなら
ない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スフインゴ糖脂質代謝の阻害剤を有効成分として含
    有する癌治療薬。 2、阻害剤が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは芳香族環、シクロヘキサンまたは炭素原子
    数10〜15を有する脂肪族基であり、R_1はアミン
    基であり、R_2は炭素原子数9〜17を有する脂肪族
    基である)の化合物およびその治療的に許容し得る塩で
    ある請求項1記載の癌治療薬。 3、阻害剤が1−フエニル−2−アシルアミノ−3−モ
    ルホリノ−1−プロパノールである請求項2記載の癌治
    療薬。 4、阻害剤がD−、L−およびDL−スレオ−1−フエ
    ニル−2−デカノイルアミノ−3−モルホリノ−1−プ
    ロパノールからなる群から選択される請求項3記載の癌
    治療薬。 5、非毒性の酸を含有する請求項1記載の癌治療薬。 6、非イオン性の界面活性剤を含有する請求項1記載の
    癌治療薬。 7、スフインゴ糖脂質が、グルコシルセラミドまたはそ
    の誘導体である請求項1記載の癌治療薬。 8、スフインゴ糖脂質がグルコシルセラミドまたはその
    誘導体でありそして阻害剤が一般式▲数式、化学式、表
    等があります▼ (式中、Rは芳香族環、シクロヘキサンまたは炭素原子
    数10〜15を有する脂肪族基であり、R_1はアミン
    基であり、R_2は炭素原子数9〜17を有する脂肪族
    基である)の化合物またはその治療的に許容し得る塩で
    ある請求項1記載の癌治療薬。 9、Rがベンゼン環である請求項8記載の癌治療薬。 10、阻害剤が1−フエニル−2−アシルアミノ−3−
    モルホリノ−1−プロパノールである請求項8記載の癌
    治療薬。
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