JPH01254373A - 冶金容器用の三枚プレート型ゲート弁の下側不動プレート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中間容器のような冶金容器用の三枚プレート
型グー）弁の下側不動プレートに関する。

〔従来の技術〕

西独特許第１７８．３１７２号に示されているこの種の
ゲート弁の場合、各プレートが事実上圧いに同一の横断
面の排出通路を有している。

この場合下側不動プレートの排出通路は出口へ向かつて
下流側へわずかながら円すい状にチー・ぐをなしている
。上側不動プレートおよびスライドプレートの排出通路
と同じ横断面を有するこのような下側不動プレートの排
出通路構成は、ｆ−）弁が閉ざされた時スライドプレー
トの排出通路内に溶鋼が残されたままになるという難点
を有する。というのは、ゲート弁は排出通路内の溶鋼の
迅速な流出も可能にするからである。

排出通路内に残った溶鋼はゲート弁内部において柔らか
なかたまシに凝固してゲート弁の作動を妨げる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、三枚プレート型ケ°−ト弁において、
弁が閉ざされた際にスライドプレートの排出通路から溶
鋼のすべてが確実に流下できるようにすることである。

〔課題を解決するための手段〕

このような課題を本発明は次のようにして解決した。す
なわち、下側不動プレートの排出通路少なくともその上
流範囲において、スライドプレートの閉鎖運動方向で、
スライドプレートの排出通路の長さのほぼ２倍又はそれ
以上の長さを有しているのである。

下側不動プレートの排出通路がスライドプレートの運動
方向に沿って長くされた１つのスロットから成っている
と有利である。このような構成によれば、スライドプレ
ートの排出通路はゲート弁が閉鎖された際溶鋼を完全に
放出することができ、従って、スライドプレートの排出
通路内の溶鋼の凝固によって生じた作動妨害が避けられ
る。

下側不動プレートの排出通路が下流方向で水平方向の長
さを減少された１つのスロットから成っていると有利で
ある。このスロットの斜面の角度が下流方向に対して３
０’又はそれ以下であると有利である。これによって、
ゲート弁が閉ざされた際スロット内の溶鋼もすべて流下
する。

〔実施例〕

次Ｋ、図面に示した実施例に従って本発明を説明する： 符号１は冶金容器の金属ケーシングの底部を示している
。冶金容器は排出区域に耐火性の底れんが３を有してお
シ、この底れんが３内には排出通路５を有する耐火性の
ノズルれんが生が配置されている。上側の耐火性の不動
プレート７が金属フレーム６内に配置されていて、この
金属フレーム６自体はノズルれんが生の下の１つのハウ
ジング１２内に固定されている。耐火性のスライドプレ
ート８および下側の耐火性のプレート９が順に上側不動
プレート７の下に配置されている。作動装置１０がスラ
イドプレート８に係合しており、下側不動プレート９は
１つのフレーム１１内に配置されている。３つのプレー
ト７．８．９はすべてハウジング１２内に収容されてお
り、ハウジング１２内体は冶金容器の金属ケーシング１
に取外し可能に取シ付けられている。リッド１４が個所
１３においてハウシング１２にヒンジ結合されていてね
じ（図示せず）を介して鉛直方向で位置止めされておシ
、これによって、上側および下側の不動プレート７．９
に対して相対的なスライドプレート８の所要の制御され
たすべり運動を生ぜしめることかできる。１つの集合ノ
ズル又は注出管１５が金属スリーブ１６を介してｆ−）
弁に接続されている。

３つのプレー）７．８．９は各１つの排出通路１７．１
８．１９を有しておシ、これらの通路は第１図に示すｒ
−ト弁開放位置の際容器出口からの溶鋼の流出を可能に
する。排出通路１７．１８の横断面はノズルれんが生肉
の排出通路５の横断面に合致している。これに対して、
下側不動プレート９の排出通路１９はスライドプレート
８の閉鎖方向へ長く延びたスロットの形をなしており、
これによってｒ−ト弁の閉鎖時にスライドプレート８が
覆う行程ｉＡにわたってスライドプレート８の排出通路
１８が底部を開放されたままであって、ｆ−）弁が閉鎖
された時スライドプレート１８の排出通路１８内へ入り
込んだ溶鋼を流出させることができる。

注出管１５の内部横断面は下側不動プレート９の排出通
路１９の横断面に合致している。従って、スライドプレ
ート８の運動方向での排出通路１９の長さは排出通路１
８の長さの２倍を上回る大きさであって、第２図に示す
実施例の場合はぼ３倍の大きさである。

第３図の実施例の場合、下側不動プレート９の排出通路
１９の上流範囲がスライドプレート８の運動方向でその
排出通路１８の長さのほぼ２倍の長さを有しておシ、こ
れに対して下流範囲２０はその水平方向の長さがスライ
ドプレート８の排出通路１８の水平方向の長さと等しい
。

上流範囲と下流範囲２０とは互いに斜面２２を介して移
行している。この斜面２２は３０°又はそれ以下の角度
をなしている。かくして、ゲート弁が閉鎖された場合排
出通路１８内に残された溶鋼が上流範囲、ひいては注出
管１５の排出通路２１へ流下する。

【図面の簡単な説明】

第１図は三枚プレート型ゲート弁の縦断面図、第２図は
スライドプレートおよび下側不動プレートの略示平面図
、第３図は第１図の例とは異なる実施例の部分縦断面図
である。 １・・・金属ケーシング、３・・・底部れんが、４・・
・ノズルれんが、５．１７．１８．１９．２１・・・排
出通路、６・・・金属フレーム、７・・・上側不動プレ
ート、８・・・スライドプレート、９・・・下側不動プ
レート、１０・・・作動装置、１１　・・・フレーム、
１２・・・ハウジング、１４・・・リッド、１５・・・
注出管、１６−・・金属スリーブ、２ｏ・・・下流範囲
、２２・・・斜面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、冶金容器用の三枚プレート型ゲート弁の下側不動プ
   レートであつて、ゲート弁は上側の不動プレートと下側
   の不動プレートとこれら上側および下側の不動プレート
   の中間のスライドプレートとを備えており、各プレート
   がゲート弁開放位置で互いに軸線方向で同列をなす排出
   通路を有している形式のものにおいて、下側不動プレー
   トの排出通路が少なくともその上流範囲において、スラ
   イドプレートの閉鎖運動方向で、スライドプレートの排
   出通路の長さのほぼ２倍又はそれ以上の長さを有してい
   ることを特徴とする、下側不動プレート。 ２、排出通路がスライドプレートの運動方向に沿つて長
   くされた１つのスロットから成つている、請求項１項記
   載の下側不動プレート。 ３、排出通路が下流に向かつて水平方向の長さを減少さ
   れた１つのスロットから成つている、請求項１項又は２
   項記載の下側不動プレート。 ４、スロットの斜面が下流方向に対して３０°又はそれ
   以下の角度を有している、請求項３項記載の下側不動プ
   レート。