JPH01248909A - 抽出形回路しや断器の位置表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は配電盤の固定枠に対し格納および引出し可能
な抽出形回路しゃ断器（引出し式しゃ断５）の位置表示
装置、に関するものである。

［従来の技術］ 従来の抽出形回路しゃ断器の位置表示装置を第４図を用
いて説明する。

第４図において、従来の抽出形回路しゃ断器の位置表示
装置は、配電盤の固定枠等（図示せず）に取付けるため
の取付板ｌ、取付板１に固定されたマイクロスイッチ２
、取付板ｌ上の軸１ａを中心として回動し、抽出形回路
しゃ断器１０の引出し、格納動作に連動して回転するレ
バー３、レバー３の復元用のばね４で構成されている。

レバー３の一端の折曲げ部３ｂはマイクロスイッチ２の
可動レバー７ａに接触している。

次に従来例の動作を説明する。

抽出形回路しゃ断器１０を配電盤等（図示せず）に格納
する場合、抽出形回路しゃ断器の本体ｌＯが矢印入方向
に挿入されると、レバー３の端部３ａと接触し、レバー
３は軸１ａを中心として時計方向（矢印り方向）に回転
する。レバー３が時計方向に回転すると、レバー３の折
曲げ部３ｂによりマイクロスイッチ２のａ［勧レバー２
ａは矢印Ｃの方向に押圧され、マイクロスイッチ２の出
力（マイクロスイッチは周知により構成の説明は省略す
る）はオンとなる。

抽出形回路しゃ断ｖ５１０を引出すと、ばね４の復元力
によりレバー３は反時計方向（矢印Ｂと反対の方向）に
回転し、マイクロスイッチ２の可動レバー２ａもマイク
ロスィッチ２自体の復元力により矢印Ｃと逆の方向に移
動し１元の位置に復帰する、すなわちマイクロスイッチ
２はオフとなる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の抽出形回路しゃ断器の位置表示装置は以上のよう
に構成されているため、マイクロスイッチの出力はオン
→オフまたはオフ→オフへの一方向への切換シーケンス
しか出力せず、抽出形回路しゃ断器が配電盤の固定枠な
どに格納されているか否かしか検出できず、例えばテス
タ等を用いてしゃ断器の動作テストを行うための中間位
置を検出することができないという問題点を有していた
。

この発明は以上のような問題点を解決するためになされ
たものであり、抽出形しゃ断器を格納又は引出す際に、
たとえばオフ→オン→オフの順に出力を切換え、抽出形
しゃ断器の中間位置を検出する抽出形しゃ断器の位置表
示装置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手股］ この発明に係る抽出形しゃ断器の位置表示装置は、 一つの直線上に配列された二つの溝又は凹陥部を有し、
しゃ断器の引出し、格納動作に連動して移動するレバー
と、 前記直線に対し直角方向に設けられた軸にゆるく軸支さ
れ、前記直線に沿ってレバーと慴動接触するローラと。

ローラがレバーの二つの溝または凹陥部と接触している
とき内部接点を開さ、ローラがレバーの二つの溝又は凹
陥部以外の部分と接触しているとき内部接点を閉じるス
イッチと、 を具備している。

Ｌ作用］ レバーは、ばね等により一方向に付勢されており、抽出
形回路しゃ断器を配置ｔｕの固定枠等に格納する際には
、当該付勢力にさからって例えば水平方向に移動される
。２つの溝または凹陥部はレバーの移動方向に沿って一
直線上に設けられている。　スイッチは例えば周知のマ
イクロスイッチ等であり、常時ばね等により接点を開く
（すなわちオフの状態となる）ように付勢されている。

ローラはレバーとマイクロスイッチの間に設けられてお
り、マイクロスイッチのばね等による付勢力によりレバ
ーおよびマイクロスイッチの可動レバー等に接触してい
る。

最初ローラがレバーの１つの溝または凹陥部に係合し、
マイクロスイッチはオフ状態にあるｌえばしや断器の引
出し位置とする）、シゃ断器の格納動作に応じてレバー
が水平方向に移動を開始すると、ローラが溝または凹陥
部から離脱し、レバー上を回転しなから慴動接触する。

このときマイクロスイッチの可動レバーは付勢力に逆ら
って押し込まれオン状態となる（中間位置に対応する）
。

さらにレバーが移動すると、ローラが他の清または凹陥
部に係合する（格納位置に対応する）、マイクロスイッ
チの可動レバーは復元し、マイクロスイッチは再度オフ
状態となる。すなわち、例えば最初のオフ状態はしゃ断
器の引出し位置、オン状態はしゃ断器の中間位置、最後
のオフ状態はしゃ断器の格納位置に対応する。

抽出形しゃ断器を引出す場合は上記動作と全く逆に作用
する。すなわち、抽出形しゃ断器の位置表示装置は、抽
出形しゃ断器の装置および引出しのいずれの場合にも、
オフ→オン→オフの順に出力状態を切換える。

〔実施例］ この発明に係る抽出形回路しゃ断器の位置表示装置を、
一実施例を示す第１図、第２図および第３図を用いて説
明する。

第１図において、この発明に係る抽出形回路しゃ断器の
位置表示装置は、配！ｔｓの固定枠等（図示せず）に取
付けるための取付板１１と、取付板１１に固定されたマ
イクロスイッチ１２と、抽出形回路しゃ断器（図示せず
）の格納に連動して図中矢印Ｘ方向に移動するレバー１
３と、レバー上に設けられたばね受け１７を介して、レ
バー１３を常時矢印Ｙ方向に付勢する圧縮ばね１４と、
ばねガイド１８と、レバー１３とスイッチ１２の可動レ
バー１２ａとの間に設けられ、軸１５を中心として上下
に自由度を有しながら回転するローラ１６とで構成され
ている。

レバー１３は矢印Ｘ方向の同一線上に設けられた二つの
Ｊ１３ｂおよび１３ｃを有している−＞１ｌ１３ｂおよ
び１３ｃの大きさはローラ１６が完全に入り込んでしま
わないよう、矢印Ｘ方向についてローラ１６よりもわず
かに小さい、スイッチ１２はマイクロス・イッチであり
、第１図および第３図に示す状態において内部の接点は
開離しくすなわち出力はオフを示し）、また第２図に示
す状態において内部の接点は接触している（すなわち出
力はオンを示す）。

なおマイクロスイッチは周知により詳細な説明は省略す
る。ローラ１６の軸受１６ａは軸１５よりもスイッチ１
２の可動レバー１２　ａのストロークを吸収でき分だけ
大きく設定されている。

次に実施例の動作について説明する０例えば抽出形回路
しゃ断器を格納する場合、第１図において、レバー１３
の先端１３ａが抽出形回路しゃ断′ｒ：ｔ（図示せず）
と接触し、矢印Ｘ方向に押圧力を受けると、ローラ１６
が１１３ｃがら離脱し、レバー１３の底面１３ｄ上を回
転しなから慴動接触し、それに伴って矢印Ｍ方向に下降
する。同時にスイッチ１２の可動レバー１２ａは矢印Ｚ
方向に押圧を受ける。このときの状態を第２図に示す、
このときスイッチ１２はオンを出力する。さらにレバー
１３が矢印Ｘ方向に移動すると、第３図に示すようにス
イッチ１２のばね等による復元力を受けて可ＩＩＩレバ
ー１２ａが矢印り方向に移動し、ローラ１６は矢印Ｎ方
向に−１−昇して満１３ｂに係合する。このときスイッ
チ１２の出力はオフとなる。

すなわち抽出形回銘しゃ断器を配電盤の固定枠等に格納
する動作において、スイッチ１２の出力はオフ→オン→
オフに切換わり、３段階の位置に対応する信号を出力す
る。３段階の位置は例えばレバー１３のｍ　１３ｃとロ
ーラ１６が係合しているとき（最初の］フ状態〉を抽出
形回路しゃ断器の引出し位置に、レバー１３の底面１３
ｄとローラ１６が接触しているとき（オン状態）を中間
位置に、またレバー１３の溝１３ｂとローラ１６が係合
しているとさ（あとのオフ状態）を格納位置に対応させ
る。中間位置において、テスタ等を用いて抽出形回路し
ゃ断器の動作テストを行う。

抽出形回路しゃ断器を配電盤の固定枠等から引出すと、
ばね１４の付勢力によりレバー１３は第１図中矢印Ｙの
方向に移動する。このとき上記格納の際の動作と逆の動
作を行い、スイッチ１２の出力は同様にオフ→オン→オ
フに切換わる。

上記実施例においてはスイッチ１２には周知のマイクロ
スイッチを用いたが、光学式セン→Ｌ等を用いた他のス
イッチであってもよい、また、レバー１３の溝のｔａｂ
、１３ｃのかわりに凹陥部を用いても同様の作用を行う
ことはいうまでもない。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、抽出形回路しゃ断器
の動作に連動するレバーに、動作方向と同一の直線上に
２つの溝または凹陥部を設け、この溝または凹陥部にロ
ーラが係合した際にスイッチがオフとなるように設定し
であるため、抽出形回路しゃ断器の格納または引出し動
作中においてスイッチはたとえばオフ→オン→オフの３
段階に切換わり、３箇所の位置表示を出力することがで
きるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第３図はこの発明に係る抽出形回
路しゃ断器の位置表示装置の一実施例の構成および動作
を示す図、第１Ｉ図は従来の抽出形回路しゃ断器の位置
表示装置を示す図である。 図中、１２はスイッチ、１３はレバー、１３ｂ、ｌｌｃ
は溝、１６はローラである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一つの直線上に配列された二つの溝又は凹陥部を
   有し、しや断器の引出し、格納動作に連動して移動する
   レバーと、 前記直線に対し直角方向に設けられた軸にゆるく軸支さ
   れ、前記直線に沿って前記レバーと摺動接触するローラ
   と、 前記ローラが前記レバーの二つの溝または凹陥部と係合
   しているとき内部接点を開き、前記ローラが前記レバー
   の二つの溝又は凹陥部以外の部分と接触しているとき内
   部接点を閉じるスイッチと、を具備した抽出形回路しや
   断器の位置表示装置。