JPH01243787A - 再生ビデオ情報の記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、再生ビデオ情報の記憶装置に関し、特に複数
のチャプターに区分されてビデオ情報が記録された記録
媒体の記録情報再生装置における再生ビデオ情報の記憶
装置に関する。

背景技術 複数の一連の情報区分（以下、チャプターと称する）か
らなるビデオ情報群が記録された記録媒体、例えばビデ
オディスクを演奏するビデオディスクプレーヤシステム
には、演奏に先立って各チャプターの頭を順次サーチし
つつ各チャプター毎に再生ビデオ情報の一部（例えば、
１フイ一ルド分）を画像メモリに順次記憶し、これら各
チャプターの記憶情報を例えば９画面分割で表示するよ
うにしたものがある。このシステムによれば、同時に９
つのチャプターの先頭画面を見ることができるので、い
わゆるカラオケ用のビデオディスクの場合には、ジャケ
ットを見なくてもディスクに収録されている曲（チャプ
ター）を把握できることになり、特に選曲の際に有効な
機能となる。

しかしながら、カラオケ用のビデオディスクの場合、一
般に、曲（チャプター）の終了検出を次のチャプターで
行なっており、次のチャプターに入った際にその画像を
表示させないようにするために、第３図に示すように、
チャプターの頭部分には数フレーム−１秒程度黒画面情
報が記録されている。このカラオケ用ビデオディスクを
上述したシステムで演奏した場合、各チャプターの頭を
順次サーチしつつ再生ビデオ情報を画像メモリに記憶す
る際に、黒画面情報のみを記憶することになり、表示画
面は全て黒画面となってしまうので、システム本来の機
能を発揮できないことになる。

発明の概要 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、各チャプ
ターの先頭画面（例えば、タイトル画面）情報を確実に
記憶できるようにした再生ビデオ情報の記憶装置を提供
することを目的とする。

本発明による再生ビデオ情報の記憶装置は、複数のチャ
プターに区分されてビデオ情報が記録された記録媒体の
記録情報再生装置において、記録媒体からの読取出力か
ら得られる再生ビデオ信号によってチャプターの先頭を
検出するチャプター先頭検出手段と、再生ビデオ情報が
継続して黒画面情報であることを検出する黒画面検出手
段とを備え、チャプター先頭検出手段による検出後であ
って黒画面検出手段による検出終了後に再生ビデオ情報
の画像メモリへの記憶を開始する構成となっている。

実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。

第１図は、本発明による再生ビデオ情報の記憶装置を備
えたビデオディスクプレーヤシステムの構成の一例を示
すブロック図である。図において、ビデオディスク１は
スピンドルモータ２によって回転駆動され、その記録情
報は光学式ピックアップ３によって読み取られる。光学
式ピックアップ３には、光源であるレーザダイオード、
対物レンズ、フォトディテクタ等を含む光学系、ディス
ク１の情報記録面に対して対物レンズをその光軸方向に
おいて駆動するフォーカスアクチュエータ、ピックアッ
プ３から発せられる光ビームスポットを記録トラックに
対してディスク半径方向において偏倚せしめるトラッキ
ングアクチュエータ等が内蔵されている。

このピックアップ３内のトラッキングアクチュエータを
駆動するためのコイル（図示せず）に供給されるコイル
電流を検出する電流検出回路４が設けられており、この
電流検出回路４は検出したコイル電流に応じた電流検出
信号をスライダーサーボ回路５に供給する。スライダー
サーボ回路５においては電流検出信号の増幅及び位相補
償がなされ、その出力はモータ駆動回路６を経てスライ
ダーモータ７の駆動信号となる。このスライダーモータ
７はピックアップ３を搭載しかつディスク半径方向にお
いて移動自在なスライダー８の駆動源となる。なお、ス
ライダーサーボ回路５は、移動指令に応答して所定レベ
ルの駆動信号を位相補償された電流検出信号の代りに出
力するように構成されている。

ピックアップ３の読取出力はビデオ復調回路９でＦＭ復
調され、加算器１０を介してデコーダ１１に供給される
と共に、同期分離回路１２．２４ビツトコードデコーダ
１３及び黒画面検出回路１４に供給される。デコーダ１
１はＹ／Ｃ分離回路等を含み、再生ビデオ信号をＹ（輝
度）信号及びＲ−Ｙ、　Ｂ−Ｙ　（色差）信号として出
力する。Ｙ信号はＡＤコンバータ１５でディジタル化さ
れてフィールドメモリ１６に供給され、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ
信号はスイッチング回路１７を経てＡＤコンバータ１８
でディジタル化されてフィールドメモリ１９に供給され
る。フィールドメモリ１６．１９の書込み制御及び書込
みブロックの指定はメモリコントローラ２０によって行
なわれる。フィールドメモリ１６から読み出されたディ
ジモル化Ｙ信号はＤＡコンバータ２１でアナログ化され
、フィールドメモリ１９の読出しデータはマルチプレク
ス回路２２でディジタル化Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信号とされた
後ＤＡコンバータ２３，２４でそれぞれアナログ化され
、これらＹ信号及びＲ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信号はエンコーダ２
５で合成されてビデオ出力となる。

同期分離回路１２では、再生ビデオ信号中に含まれる再
生水平同期信号、再生垂直同期信号及び再生複合同期信
号を分離抽出する。分離抽出された再生水平同期信号は
スピンドルサーボ回路２６に、再生垂直同期信号はシス
テムコントローラ２７に、再生複合同期信号はキャラク
タジェネレータ２８にそれぞれ供給される。スピンドル
サーボ回路２６では、再生水平同期信号とシステムコン
トローラ２７から供給される基準水平同期信号との位相
差に応じた制御信号が生成され、この制御信号はモータ
駆動回路３１を経てスピンドルモータ２の駆動信号とな
る。２４ビツトコードデコーダ１３では、水平同期信号
のバックポーチに制御コードとして挿入されている２４
ビツトのバイフェーズコードのデコードが行なわれる。

この２４ビツトのバイフェーズコードには、チャプター
ナンバーやリードアウトコード等が含まれている。

２４ビツトコードデコーダ１３の出力データはシステム
コントローラ２７に供給される。

黒画面検出回路１４は、再生ビデオ情報が黒画面情報で
あることを検出するためのものであり、例えば第２図に
示ように、再生ビデオ信号レベルを積分する積分囲路１
４１と、この積分回路１４１の出力レベルが所定基準レ
ベルＶ　ｒｅｆ以下であることを検出するレベルコンパ
レータ１４２とによって構成されている。この黒画面検
出回路１４の検出出力はシステムコントローラ２７に供
給される。キャラクタジェネレータ２８では、２４ビツ
トコードデコーダ１３の出力データから得られるチャプ
ターナンバーに基づいてシステムコントローラ２７から
指定される文字（チャプターナンバー）情報を発生する
。この文字情報は加算器１０で再生ビデオ信号に合成さ
れる。

システムコントローラ２７は、プロセッサ、ＲＯＭＳＲ
ＡＭ等からなるマイクロコンビエータによって構成され
ている。システムコントローラ２７には、同期分離回路
１２で分離抽出された再生垂直同期信号、２４ビツトコ
ードデコーダ１３の出力データ、黒画面検出回路１４の
検出出力、操作キー２９のキー操作に応じたデータ等が
入力される。このシステムコントローラ２７において、
プロセッサは、ＲＯＭに予め格納されているプログラム
に従って入力された信号を処理し、スライダーサーボ回
路５、ジャンプ指令に応答してピックアップ３内のトラ
ッキングアクチュエータを駆動するトラックジャンプ駆
動回路３０、キャラクタジェネレータ２８の各部を制御
すると共に、メモリコントローラ２０に対して書込み指
令信号及び書込みブロック指定信号を供給する。

次に、かかる構成において、ビデオディスク１の演奏に
先立って各チャプターの頭を順次サーチしつつ各チャプ
ターの先頭の再生ビデオ情報を例えば１フイ一ルド分だ
け画像メモリに順次記憶する際に、システムコントロー
ラ２７のプロセッサによって実行される処理手順につい
て第４図のフローチャートに従って説明する。

操作キー２９からチャプターサーチ指令が発せられると
、プロセッサはスライダー８を高速移動させる一方、２
４ビツトコードデコーダ１３の出力データから得られる
チャプターナンバーを監視しつつチャプター１のサーチ
を実行し、目標チャプターナンバーとの一致を検出した
らスライダー８の高速駆動を停止する（ステップＳｌ）
。そして、トラッキングサーボがロックインの状態にお
いて得られるチャプターナンバーが変化したことによっ
てチャプターの先頭を検出すると（ステップＳ２）、プ
レイ動作に移行しくステップＳ３）、続いて黒画面検出
回路１４の検出出力を監視することによって再生ビデオ
情報が黒画面情報であるか否かを判断する（ステップＳ
４）。カラオケ用のビデオディスクの場合、第３図に示
すように、チャプターの頭部分には数フレーム−１秒程
度黒画面情報が記録されているので、チャプターの先頭
を検出した時点から一定期間は再生ビデオ情報が黒画面
情報となり、再生ビデオ信号の輝度レベルは所定基準レ
ベルＶ　ｒｅｆ’よりも低くなる。

黒画面検出回路１４による黒画面情報区間の終了を検出
すると、プロセッサは、その時点でキャラクタジェネレ
ータ２８に対してチャプター１の文字情報を発生すべく
指令を発しくステップＳ５）、続いてフィールドメモリ
１６．１９に書き込むべきチャプター１の再生ビデオ情
報の書込みブロックをメモリコントローラ２０に対して
指定しくステップＳ６）、同時にメモリコントローラ２
０に対して書込みを指令する（ステップＳ７）。

これにより、チャプター１の文字情報を含む１フイ一ル
ド分の再生ビデオ情報（第３図の例ではタイトル部分）
がフィールドメモリ１６．１９に書　。

き込まれることになる。なお、フィールドメモリ１６．
１９には、例えば９チヤプタ一分の再生ビデオ情報が記
憶されるので、フィールドメモリ１６．１９に対する各
チャプターの記憶領域（ブロック）が指定されている。

従って、実際にフィールドメモリ１６．１９に記憶され
る各チャプターのデータは１フイ一ルド分の画像データ
を適当な間隔で間引いたものとなる。

チャプター１の再生ビデオ情報の記憶が終わると、プロ
セッサは、続いてチャプター２のサーチを実行しくステ
ップＳ８）、以降、チャプター１の場合と同様の処理に
よってチャプター２の再生ビデオ情報の記憶を行なう。

そして、チャプターＮ（本例では、Ｎ−９）の再生ビデ
オ情報の記憶が終わると、９画面として凸曲のタイトル
が各チャプターナンバーと共に表示されることになる。

従って、凸曲のタイトルを画像−覧として表示できるこ
とにより選曲が容易になり、また各チャプターナンバー
も同時に表示されるので選択したい曲が何曲目かが一目
でわかることになる。

なお、ディスクの収録曲が９曲に満たない場合には、２
４ビツトコードデコーダ１３の出力データからリードア
ウトコードを検出した時点でチャプターサーチを終了し
、フィールドメモリ１６゜１９に記憶されている画面分
の画像データを読み出して表示するようにすれば良い。

また逆に、ディスクの収録曲が９曲を越える場合には、
９曲目の再生ビデオ情報の記憶が終わると、−度チャブ
ターサーチを終了して記憶した画像データの表示を行な
い、しかる後再度１０曲目から同様にチャプターサーチ
を開始するようにしても良いし、９曲目分の画像データ
を表示した時点で一連の処理を終了するようにしても良
い。

また、上記実施例では、再生ビデオ情報にチャプターナ
ンバーを示す文字情報を合成して画像メモリ（フィール
ドメモリ）に記憶するとしたが、これは必須ではなく、
チャプターナンバーを表示しない場合にはステップＳ５
は省略される。

さらに、タイミング的に画像メモリへの゛記憶処理に時
間を要するようであれば、１フイ一ルド分のデータを一
時的にバッファメモリに記憶し、このバッフ７メモリか
らデータの間引き等の処理をしつつ画像メモリの指定ブ
ロックに記憶するようにすることも可能である。

またさらに、上記実施例においては、黒画面検出回路１
４として、輝度レベルを基にして黒画面情報を検出する
構成のものを用いたが、この代りに又は併用して、カラ
ーサブキャリアの情報を基にして黒画面情報を検出する
構成のものを用いて本発明を実施することも可能である
。

発明の詳細 な説明したように、本発明による再生ビデオ情報の記憶
装置によれば、チャプターサーチ後であって黒画面情報
区間でないと判定した後に再生ビデオ情報を記憶する構
成となっているので、各チャプターの黒画面情報を除く
先頭画面（例えば、タイトル画面）情報を確実に記憶で
きることになる。

従って、この記憶した画面情報を所定数の画面分割で表
示することにより、例えばカラオケ用ビデオディスクの
場合、凸曲のタイトルを画像−覧として表示できるので
、ジャケットを見なくてもディスクに収録されている曲
を把握できることになり、選曲が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による再生ビデオ情報の記憶装置を備え
たビデオディスクプレーヤシステムの構成の一例を示す
ブロック図、第２図は第１図における黒画面検出回路の
具体例を示すブロック図、第３図はチャプターの先頭部
分における記憶情報の構成を示す図、第４図はプロセッ
サによって実行されるチャプターサーチによる再生ビデ
オ情報の記憶処理の手順を示すフローチャートである。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・ビデオディスク　　３・・・・・・ピッ
クアップ９・・・・・・ビデオ復調回路　１２・・・・
・・同期分離回路１３・・・・・・２４ビツトコードデ
コーダ１４・・・・・・黒画面検出回路 １６．１９・・・・・・フィールドメモリ２０・・・・
・・メモリコントローラ ２７・・・・・・システムコントローラ幕２菌 本３図 為４

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のチャプターに区分されてビデオ情報が記録
   された記録媒体の記録情報再生装置において、所望のチ
   ャプターをサーチして前記所望のチャプターの再生ビデ
   オ情報の一部を画像メモリに記憶する再生ビデオ情報の
   記憶装置であって、前記記録媒体からの読取出力から得
   られる再生ビデオ信号によってチャプターの先頭を検出
   するチャプター先頭検出手段と、再生ビデオ情報が継続
   して黒画面情報であることを検出する黒画面検出手段と
   を備え、前記チャプター先頭検出手段による検出後であ
   って前記黒画面検出手段による検出終了後に再生ビデオ
   信号から得られるビデオ情報の前記画像メモリへの記憶
   を開始することを特徴とする再生ビデオ情報の記憶装置
   。
2. （２）前記黒画面検出手段は、再生ビデオ信号レベルを
   積分する積分回路と、この積分回路の出力レベルが所定
   基準レベル以下であることを検出するレベルコンパレー
   タとからなることを特徴とする請求項１記載の再生ビデ
   オ情報の記憶装置。
3. （３）再生ビデオ情報にチャプターナンバーを示す文字
   情報を合成して前記画像メモリに記憶することを特徴と
   する請求項１記載の再生ビデオ情報の記憶装置。