JPH01241994A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カラー静止画像の記録を行なう磁気ディス
ク装置に関する。

〔発明の概要〕

この発明は、カラー静止画像の記録を行なう磁気ディス
ク装置において、輝度信号と色信号とが別のトラックと
して磁気ディスクに記録され、色信号の記録トラックの
幅方向の両側にトラッキング用の信号が記録されるよう
にして、輝度信号と色信号とのそれぞれに対して十分な
周波数帯域を確保するようにしたものである。

〔従来の技術〕

カラー静止画像の記録再生を行なう装置として、磁気デ
ィスク装置がある。この磁気ディスク装置において、カ
ラー静止画像を記録するには、まずカラー静止画像から
輝度信号と色信号とを分離し、分離された輝度信号を周
波数変調して高域側の周波数帯域を占めるようにする。

そして、周波数変調された輝度信号よりも低域側に色信
号を周波数変換する。そして、この低域変換周波数変調
された輝度信号とを重畳し、磁気ディスクに周波数多重
記録する。

〔発明が解決しようとする課題〕

さて、上述した従来の磁気ディスク装置の記録方式では
、輝度信号と色信号とは周波数多重されて記録されるた
め、それぞれの周波数帯域が互いに制限を受け、それぞ
れの信号に対して、十分な帯域を確保することは困難で
ある。したがって、従来の磁気ディスク装置では、高画
質の再生画を得ることは困難であった。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、カラー静止画像の記録を行なう磁気ディス
ク装置において、輝度信号と色信号とを別トラックとし
て磁気ディスクに記録するとともに、色信号が記録され
るトラックの幅方向の両側にトラッキング用信号を深層
記録する。

〔作用〕

輝度信号と色信号とが分離されて記録されているので、
それぞれ十分な周波数帯域が確保でき、高画質の再生画
が得られる。

〔実施例〕

第１図は、この発明の一実施例の磁気ディスクの半径方
向に沿って切断した面の一部を示す図である。

同図において、（２３）は磁気ディスクのベース、（２
２）はベース（２３）の片面側に形成された磁性層、（
２４）はベース（２３）の磁性ｊｉｉｌ（２２）が形成
された面とは異なる面に形成された磁性層である。

磁性層（２２）には、複数本の同心円状のあるいはスパ
イラル状の輝度信号トラック（２８）が形成される。そ
して、磁性層（２４）には、磁性層（２２）に形成され
た輝度信号トラック（２８）のそれぞれに対応するディ
スクの半径方向の位置に、色信号トラック（３１）が形
成される。この色信号トラック（３１）の幅方向の両側
には、例えば第４図（Ｂ）の周波数スペクトラムに示し
たように、周波数の異なるトラック信号ｆｓｌとｆｓ２
とがトラック　（２９）そして、トラック（３０）とし
て、−本ずつ交互に深層記録されている。

（５）は磁性層（２２）と対向し、輝度信号トラック（
２８）を形成し、また、この輝度信号トラック（２８）
から輝度信号を読み取るための輝度信号用磁気ヘットで
ある。そして、（６）は磁性層（２４）と対向し、色信
号トラック（３１）を形成し、また、色信号トラック（
３１）から色信号を読み取るための色信号用磁気ヘット
である。この輝度信号用磁気ヘット（５）と色信号用磁
気ヘソｌ”　＋６１は、磁気ディスクを挟んで対向し、
磁気ディスクの半径方向に対して、同一な位置を走査す
るように保持される。

そして、これら磁気ヘット（５）及び（６）は磁気ディ
スクの半径方向に、一体的に移動されるようになってい
る。そして、映像信号の磁気ディスクへの記録に際して
は記録に先立って色信号用磁気ヘット（６）により形成
すべきトラックの両側に位置するトランキング信号トラ
ック（２９）　　（３０）からのトラッキング用信号ｆ
ｓｌ、　　ｆｓ２が読み取られ、後述する再生時のトラ
ッキングサーボと同様にしてトラッキング位置が調整さ
れる。そして、このトラッキング制御がなされた後、磁
気ヘット（５）そして（６）によって輝度信号のトラッ
ク（２８）と色信号のトラック（２９）とが同時に形成
されて静止画が記録される。

第２図はこの発明装置の一実施例のブロック図である。

同図においてカラー映像信号がＹ／Ｃ分哨分路回路１に
供給され、輝度信号Ｙと色信号Ｃとに分離される。そし
て、分離された輝度信号Ｙは周波数変調回路（２）に供
給され周波数変調される。そして、この周波数変調され
た輝度信号が記録回路（３）を介して輝度信号用磁気ヘ
ッド（５）に供給され、この磁気ヘット（５）によって
例えば第４図（Ａ）に示す周波数スペクトラムの輝度信
号ｆＹの１フイ一ルド分あるいは１フレ一ム分が磁気デ
ィスクの片面側に各１本づつの輝度信号トラック（２８
）として記録される。

また、Ｙ／Ｃ分則四則回路１で分離された色信号Ｃは記
録回路（４）を介して色信号用磁気ヘッド（６）に供給
され、この磁気ヘッド（６）によって例えば第４図（Ｂ
）に示す周波数スペクトラムの色信号ｆＣの１フイ一ル
ド分又は１フレ一ム分が磁気ディスクの輝度信号ｆＹが
記録される面とは異なる面倒に各１本づつの色信号トラ
ック（２９）として記録される。

第３図は、一実施例の磁気ディスクの再生糸のブロック
図である。

同図において、輝度信号用磁気ヘッド（５）によって輝
度信号用１−ランク（２Ｂ）に記録された輝度１８号が
読み取られる。そして、読み取られた輝度信号は、アン
プ（７）を介して、周波数復調回路（９）に供給され、
周波数１ｋｆＪ！ｉｌされる。そして、周波数復調され
た輝度信号は混合回路（１１）に供給される。

また、このとき同時に色信号用磁気へント（６）によっ
て色信号トラック（３１）に記録された色信号そして、
トラッキング信号トラック（２９）　　（３０）に記録
されたトラッキング用信号ｆｓＬ　　ｆｓ２が読み取ら
れる。そして、色信号用磁気ヘッド（６）で読み取られ
た信号のうち、色信号がバイパスフィルタ（８）によっ
て抽出される。そして抽出された色信号はアンプ（１０
）を介して混合回路（１１）に供給される。そして、こ
の混合回路（１１）において、周波数復調回路（９）か
ら供給された輝度信号と色信号とが混合され、再生静止
画映像信号が得られる。

色信号用磁気ヘッド（６）で読み取られた信号のうち、
トラッキング用信号ｆｓｌは、−点鎖線で示したトラッ
キング部（３６）のバンドパスフィルタ（１２）によっ
て抽出される。そして、抽出されたトラッキング用信号
ｆｓｌは検波回路（１４）を介して、比較回路（１６）
の一方の入力端子に供給される。また、トラッキング用
信号ｆｓ２はバンドパスフィルタ（１３）によって抽出
される。そして、抽出されたトラッキング用信号ｆｓ２
は検波回路（１５）を介して比較回路（１６）の他方の
入力端子に供給される。この比較回路（１６）によって
、トラッキング用信号ｆｓｌとｆｓ２とのレベル差が得
られる。

そして、このレベル差に応じた信号が比較回路（１６）
からＡ／Ｄ変換回路（１７）を介して、マイコン（１８
）に４ｔ１Ｍされる。すると、このマイコン（１８）は
、　Ａ／Ｄ変換回路（１７）から供給された信号に基づ
いて、磁気ヘッド（５）及び（６）が、トラックの幅方
向の中心位置から、どの位ずれているかを算出する。そ
して、磁気ヘッド（５）及び（６）が上述した中心位置
に位置するように制御するための制御信号を、口／へ変
換回路（１９）、アンプ（２０）を介して、ヘット位置
決めモータ（２１）に供給する。そして、このヘッド位
置決めモータ（２１）が、供給された制御信号に基づい
て、磁気ヘッド（５）及び（６）の位置を調整しトラッ
キングが行なわれる。

なお、上述した実施例においては、輝度信号トラック（
２８）と色信号トラック（３１）とは、磁気ディスクの
別々の面倒に形成されているが、以下に説明する他の実
施例のように、輝度信号トラックと色信号トラックとを
磁気ディスクの同一面に形成することもできる。

第５図はこの発明の他の実施例の磁気ディスクの一部断
面図であり、第１図に示したものと同等なものには同一
符号が付しである。

同図において、磁性層（２２）及び（２４）には、色信
号トラック（３２）ならびに輝度信号トラック（３３）
が交互に形成される。そして、色信号トラック（３２）
の幅方向の中心線を挟んで、対称な位置に深層記録され
るトラッキング信号トラック（３４）　　（３５）が形
成される。この磁気ディスクに記録される色信号、輝度
信号ならびにトラッキング用信号の周波数スペクトラム
は第４図に示したものと間しものである。そして、色信
号及び輝度信号の記録再生には、色信号用のヘッドと輝
度信号用のヘッドとが半径方向にインライン配列された
、例えば、薄膜ヘッドが用いられる。また、記録再生を
行なう回路については、第２図そして第３図に示した回
路と同様な回路を用いることができる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、色信号をこの色信号とは異なる周波
数帯域のトラッキングサーボ用信号が深）−記録された
磁気ディスクのトラックに記録し、この色信号が記録さ
れたトラックとは異なるトラックに輝度信号を記録する
ようになされζいるので、輝度信号ならびに色信号のそ
れぞれの記録帯域として十分に広い帯域を確保すること
ができ、高画質の再生画を得ることができるという効果
がある。

また、第１図に示すように、輝度信号を磁気ディスクの
上面側に、そして色信号を下面側に記録するようにすれ
ば、輝度信号と色信号とのクロストークがなく、Ｓ／Ｎ
比が良く、さらに高画質な再生画を得ることができると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の磁気ディスクの一部断面
図、第２図は一実施例の磁気ディスクの記録系のブロッ
ク図、第３図は一実ｈＩＩ１例の磁気ディスクの再生系
のブロック図、第４図は周波数スペクトラムを示す図、
第５図は他の実施例の磁気ディスクの一部断面図である
。 （５）は輝度信号用磁気ヘッド、（６）は色信号用磁気
ヘット、（２Ｂ）　　（３３）は輝度信号トラック、（
２９）（３０）　　（３４）　　（３５）はトラッキン
グ信号トラック、（３１）　　（３２）は色信号トラッ
クである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 カラー静止画像を同心円状あるいはスパイラル状のトラ
   ックとして記録する磁気ディスク装置であって、 輝度信号と色信号とが別のトラックとして上記磁気ディ
   スクに記録されるとともに、 上記色信号の記録トラックの幅方向の両側に、上記色信
   号の記録周波数帯域よりも低い周波数帯域のトラッキン
   グ用の信号が深層記録されてなる磁気ディスク装置。