JPH01241293A - テレビジョン信号伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン信号伝送装置に関し、特に現
行ＮＴＳＣ方弐との両立性を持つ新規なテレビジョン伝
送方式を採用したものに関する。

〔従来の技術〕

第３図は例えば、特開昭６１−１５９８８１号公報に示
された従来のテレビジョン伝送方式であり、送信側１か
ら受信側２に映像信号を伝送するものである。

送信側１にはノンインタレース方式で走査するＴＶカメ
ラｌｌｂ、２組のフレームメモリ１３ｅ。

１３ｆ１このフレームメモリ１３ｅ、１３ｆの入力及び
出力を交互に切換えるスイッチ回路１２ａ。

１２ｂ１フレームメモリ１３ｅ、１３ｆの書込み。

読出しおよびその順序ならびにスイッチ回路１２ａ、１
２ｂの切換えを制御する制御回路１５、エンコーダ１４
を備える。

受信側２にはデコーダ２１．２組のフレームメモリ２３
Ｇ、２３ｄ、このフレームメモリ２３Ｃ２２３ｄの書込
み、読出しおよびその順序を制御するとともにスイッチ
回路２２ａ、２２ｂの切換えを制御する制御回路２５、
スイッチ回路２２ｂを介してフレームメモリ２３ｃまた
は２３ｄの内容をノンインタレース方式で表示するデイ
スプレィ２４を備える。

次に動作について説明する。

送信側１のＴＶカメラｌｌｂは撮像管または撮像デバイ
スをノンインタレース方式で線順次に走査することによ
りＲ，Ｇ、Ｂそれぞれのノンインタレース方式の映像信
号を出力する。この映像信号はスイッチ回路１２ａを介
してまずフレームメモリ１３ｅに線順次に書込まれる。

１フレーム分の書込みが完成したとき、制御回路１５の
制御により、次のフレームの映像信号はフレームメモリ
１３ｆに上記の要領に従って書込まれる。一方この間に
フレームメモリ１３ｅの内容は制御回路１５によりまず
奇数番目の走査線の信号が順次スイッチ回路１２ｂを介
してエンコーダ１４に入力され、ＮＴＳＣ方式にエンコ
ードされた後出力される。奇数番目の走査線よりなる奇
数フィールドのエンコードが完了すると、制御回路１５
によりフレームメモリ１３ｅの内容のうち偶数番目の走
査線の信号が順次スイッチ回路１２ｂを介してエンコー
ダ１４に入力され、ＮＴＳＣ方式にエンコードされた後
、出力される。偶数番目の走査線よりなる偶数フィール
ドのエンコードが完了するときはＴＶカメラｌｌｂでは
２番目のフレームの走査が完了するときで、制御回路１
５によりフレームメモリ１３ｆの内容の読出しが上記と
同様の操作で行われる。この操作がフレームメモリ１３
ｅとフレームメモリ１３ｆとで交互に繰返される。

エンコーダ１４の出力信号を見る限り、これはＮＴＳＣ
方式の映像信号であり、ただ奇数フィールドの内容と偶
数フィールドの内容との間に１／６０秒の時間差がない
ことだけが正規のＮＴＳＣ方式と異なっているだけであ
る。

受信側２では受信したＮＴＳＣ方式の映像信号をデコー
ダ２１に導き、Ｒ，Ｇ、Ｈの映像信号にデコードした後
、制御回路２５の制御によりスイッチ回路２２ａを介し
てフレームメモリ２３ｃに書込む。はじめに受信した映
像信号は奇数番目の走査線のみから構成される奇数フィ
ールドであるので、制御回路２５によりフレームメモリ
２３ｃ上の奇数走査線の番地に順次書込む。奇数フィー
ルドの書込みが完了すると続いて偶数フィールドの映像
信号が到来するので、これを制御回路２５によりフレー
ムメモリ２３ｃ上の偶数走査線の番地に順次書込む。偶
数フィールドの完了により、フレームメモリ２３ｃ上に
１フレームの書込みが完成すると、制御回路２５の制御
により次の奇数フィールドおよび偶数フィールドは上記
の要領に従って、フレームメモリ２３ｄに書込まれる。

−方、これと同時にフレームメモリ２３ｃの内容は制御
回路２５によって水平走査周波数３１．５Ｋ）Ｉｚ、毎
秒６０フレームのノンインタレース方式で２度読出され
、スイッチ回路２２ｂを介してデイスプレィ２４に表示
される。この操作がフレーム毎に繰返され、デイスプレ
ィ２４にはＴＶカメラ１１で撮像したノンインタレース
方式の映像が再現される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の方式は走査線数５２５本、３０フィールド／３０
フレーム／秒の順次走査で撮像し、走査線数５２５本、
６０フィールド／６０フレーム／秒の順次走査の映像を
表示するので、垂直解像度は確かに向上するが、動画の
激しい動きに対してはジャーキネスが目立つという問題
点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、静止画像あるいはジャーキネスの目立たない
ような動画像に対しては垂直解像度の向上を図れ、しか
もジャーキネスが目立つような激しい動きの動画像に対
してはジャーキネスは現行ＮＴＳＣ方式と同等まで抑え
ることができるテレビジョン信号伝送装置を得ることを
目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るテレビジョン信号伝送装置は、走査線数
５２５本、６０フィールド／６０フレーム／秒のノンイ
ンタレースにて盪像し、ジャーキネスが目立たないよう
な映像信号の場合には１フレームおきにインタレースで
読出し、ジャーキネスが目立つような映像信号の場合に
は１フレーム毎に奇数走査線と偶数走査線を交互に読出
し、インタレースの映像信号として伝送するようにした
ものである。

〔作用〕

この発明におけるテレビジョン信号伝送装置は、送信側
にてジャーキネスが目立つ場合と目立たない場合とで伝
送内容を変えるようにしたので、受信側にて静止画像あ
るいはジャーキネスの目立たないような動画像に対して
は垂直解像度が向上し、ジャーキネスの目立つような動
画像に対してはジャーキネスは現行ＮＴＳＣ方式と同等
までに抑えることができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は本発明の一実施例によるテレビジョン信号伝送
装置を示し、図において、送信側１には走査線数５２５
本、６０フィールド／６０フレーム／秒のノンインタレ
ース方式で走査するＴＶカメラｌｌａ、４組のフレーム
メモリ１３ａ、１３ｂ、１３ｃ、１３ｄ、このフレーム
メモリ１３ａ。

１３ｂ、１３ｃ、１３ｄの入力および出力を交互に切換
えるスイッチ回路１２ａ、１２ｂ、フレームメモリ１３
ａ、１３ｂ、１３ｃ、１３ｄの書込み、読出し、及びそ
の順序ならびにスイッチ回路１２ａ、１２ｂの切換を制
御する制御回路１５、及びエンコーダ１４を備える。

受信側２にはデコーダ２１．２組のフレームメモリ２３
ａ、２３ｂ、このフレームメモリ２３ａ。

２３ｂの入力及び出力を交互に切換えるスイッチ回路２
２ａ、２２ｂ、フレームメモリ２３ａ、２３ｂの書込み
、読出し及びその順序を制御するとともにスイッチ回路
２２ａ、２２ｂの切換を制御する制御回路２５、及びス
イッチ回路２２ｂを介して、フレームメモリ２３ａまた
は２３ｂの内容をノンインタレース方式で表示するデイ
スプレィ２４を備える。

次に動作について第１図を用いて説明する。送信側１の
ＴＶカメラｌｌａはＩ最像管または盪像デバイスを走査
線数５２５本、６０フィールド／６０フレーム／秒のノ
ンインタレース方式で線順次に走査することにより、Ｒ
，Ｇ、Ｂそれぞれのノンインタレース方式の映像信号を
出力する。この映像信号はスイッチ回路１２ａを介して
、まずフレームメモリ１３ａに線順次に書込まれる。１
フレームの書込みが完成したとき、制御回路１５の制ｍ
により、次のフレーム即ち、第２のフレームの映像信号
はフレームメモリ１３ｂに上記の要領に従って書込まれ
る。同様に第３のフレームの映像信号はフレームメモリ
１３Ｃに、第４のフレームの映像信号はフレームメモリ
１３ｄにそれぞれ書込まれる。

一方、第３．第４のフレームの映像信号がフレームメモ
リ１３ｃ、１３ｄに書込まれる間に、フレームメモリ１
３ａ、１３ｂの内容は制御回路１５により以下の如く読
出される。まず、フレームメモリ１３ａの奇数番目の走
査線の信号が順次スイッチ回路１２ｂを介して、エンコ
ーダ１４に入力され、ＮＴＳＣ方式にエンコードされた
後、出力される。フレームメモリ１３ａの奇数番目の走
査線よりなる奇数フィールドのエンコードが完了した後
、ジャーキネスが目立たないような信号状態の場合には
フレームメモリ１３ａの偶数番目の走査線の信号が、ジ
ャーキネスが目立つような信号状態の場合にはフレーム
メモリ１３ｂの偶数番目の走査線の信号が制御回路１５
により順次スイッチ回路１２ｂを介してエンコーダ１４
に入力され、ＮＴＳＣ方式にエンコードされた後出力さ
れる。偶数番目の走査線よりなる偶数フィールドのエン
コードが完了するときはＴＶカメラｌｌａでは第４のフ
レームの走査が完了するときで、制御回路１５の制御に
よりフレームメモリ１３ｃ、１３ｄの内容の読出しが上
記と同様の操作で行われる。この操作がフレームメモリ
１３ａ、１３ｂとフレームメモリ１３Ｃ，１３ｄとで交
互に繰返される。エンコーダ１４の出力信号を見る限り
、これはＮＴＳＣ方式の映像信号である。

受信側では受信したＮＴＳＣ方式の映像信号をデコーダ
２１に導き、Ｒ，Ｇ、Ｂの映像信号にデコードした後、
制御回路２５の制御によりスイッチ回路２２ａを介して
フレームメモリ２３ａに書込む。はじめに受信した映像
信号は奇数番目の走査線のみから構成される奇数フィー
ルドであるので、制御回路２５によりフレームメモリ２
３ａ上の奇数走査線の番地に順次書込む。奇数フィール
ドの書込みが完了すると続いて偶数フィールドの映像信
号が到来するので、これを制御回路２５によりフレーム
メモリ２３ａ上の偶数走査線の番地に順次書込む。

偶数フィールドの書込みの完了によりフレームメモリ２
３ａ上に１フレームが完成されると、制御回路２５の制
御により次の奇数フィールドおよび偶数フィールドは上
記要領に従ってフレームメモリ２３ｂに書込まれる。一
方、これと同時にフレームメモリ２３ａの内容は制御回
路２５によって水平走査周波数３１．５Ｋ）ｌｚ、毎秒
６０フレームのノンインタレース方式で以下の如く読出
される。奇数番目の走査線と偶数番目の走査線が受信側
２にて同一フレーム内の信号からなる場合にはフレーム
メモリ２３ａの内容は順次２度読出される。奇数番目の
走査線と偶数番目の走査線が受信側２にて同一フレーム
内の信号ではない場合にはフレームメモリ２３ａの内容
は１度目は奇数番目の走査線を２度ずつ読出し、２度目
は偶数番目の走査線を２度ずつ読出す。読出された信号
はスイッチ回路２２ｂを介して、デイスプレィ２４に表
示される。

この操作がフレーム毎に繰返され、デイスプレィ２４に
はノンインタレース方式の映像が再現される。

第２図は本実施例装置の信号伝送方式の概念的な原理図
である。

撮像信号が静止画像あるいはジャーキネスが特に目立た
ないような動画像であるような場合の本方式の原理図が
第２図＋８）、　（ｂｌ、　（Ｃ１である。第２図（ａ
ｌのように、走査線数５２５本、６０フィールド／６０
フレーム／秒のノンインタレース方式で撮像された信号
は第２図（ｂ）のようにフレーム１の奇数番目の走査線
、フレーム３の偶数番目の走査線、フレーム５の奇数番
目の走査線、フレーム５の偶数番目の走査線というよう
に、走査線数５２５本。

６０フィールド／３０フレーム／秒のＮＴＳＣ信号とし
て伝送される。受信側にては第２図［Ｃ）のように、フ
レーム１．フレーム３．フレーム５がそれぞれ２フレー
ムずつ走査線数５２５本、６０フィールド／６０フレー
ム／秒のインタレース方式で再生される。

また、撮像信号がジャーキネスが目立つような動画像で
あるような場合の本方式の原理図が第２図（ｄｉ、　（
ｅ）、　（ｆ）である、第２図（ｄｉのように走査線数
５２５本、６０フィールド／６０フレーム／秒のノンイ
ンタレース方式で撮像された信号は第２図（ｅ）のよう
にフレーム１の奇数番目の走査線、フレーム２の偶数番
目の走査線、フレーム３の奇数番目の走査線、フレーム
４の偶数番目の走査線、フレーム５の奇数番目の走査線
、フレーム６の偶数番目の走査線というように走査線数
５２５本、６０フィールド／３０フレーム／秒のＮＴＳ
Ｃ信号として伝送される。

受信側にては第２図（ｆ）のように、フィールド内にて
走査線補間することになる。例えば、フレーム１の奇数
走査線をそれぞれ２度ずつ走査することにより、フレー
ム１′という信号を出力する。

このようにして走査線数５２５本、６０フィールド／６
０フレーム／秒のノンインタレース信号を再生する。

しかしながら、実際のテレビジョン信号では上述した２
つの例のような状態が混在している。上記２つの例の両
者を含むような場合の原理図が第２図（ｇ）、　（ｈ）
、　（１１，Ｕ）である。第２図（ｇ）のように、走査
線数５２５本、６０フィールド／６０フレーム／秒のノ
ンインタレース方式で撮像された信号において仮にフレ
ーム３．フレーム４．フレーム５における動きが非常に
激しいと想定する。このとき、送信側では第２図（ｈ）
のようにフレーム１の奇数番目の走査線、フレーム１の
偶数番目の走査線、フレーム３の奇数番目の走査線、フ
レーム４の偶数番目の走査線、フレーム５の奇数番目の
走査線、フレーム５の偶数番目の走査線というように走
査線数５２５本、６０フィールド／３０フレーム／秒の
ＮＴＳＣ信号として伝送する。受信側にては第２図（１
）の如く激しい動きをしたフレームのみ（この例の場合
にはフレーム３′、フレーム４′）フィールド内で走査
線補間することになる。

しかしながら、実際には受信側にてどの画像情報が同一
の画面を源としているのか判断するのは非常に困難であ
る。そのため送信側にて例えば第２図（Ｊ）のようなパ
ルス信号を伝送してやればよい。

このパルス信号により受信側にては容易に走査線数５２
５本、６０フィールド／６０フレーム／秒のノンインタ
レースの再生画像を得ることができる。

なお、上記実施例ではジャーキネスが目立つような動画
像の場合、フィールド内走査線を一本前の走査線の信号
を用いて補間するようにしたが、走査線補間方法はこれ
に限るものではない。

また、上記実施例では送信側にて同一画面を源としてい
る信号を判別するためのパルス信号をテレビジョン信号
に付加して伝送してやればよいと説明したが、必ずしも
その必要はない。

更に、上記実施例では送信側にて動きの激しい映像とそ
うでない映像との判別方法については特に説明しなかっ
たが、これは映像信号の差分をとる、あるいはＴＶカメ
ラの動きを判定する等により容易に実現することができ
る。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明に係るテレビジョン信号伝送装
置によれば、送信側にてジャーキネスが目立つような信
号の場合と目立たないような信号の場合とで伝送内容を
変えるようにしたので、受信側にて静止画像あるいはジ
ャーキネスの目立たないような動画像に対しては、垂直
解像度が向上する効果があり、またジャーキネスが目立
つような動画像に対しても現行方式と同等にまでジャー
キネスを抑えることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の一実施例によるテレビジョン信号伝
送装置の概略ブロック図、第２図はこの発明の原理図、
第３図は従来の参揚≠テレビジョン伝送方式の一手旙例
を示す概略ブロック図である。 図において、１は送信側、２は受信側、１１ａ。 １１ｂはノンインタレースＴＶカメラ、１２ａ。 １２ｂはスイッチ回路、１３８〜１３ｆはフレームメモ
リ、１４はエンコーダ、１５は制御回路、２１はデコー
ダ、２２ａ、２２ｂはスイッチ回路、２３ａ〜２３ｄは
フレームメモリ、２４はデイスプレィ、２５は制御回路
である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）送信側で得られた映像信号を伝送系を介して受信
   側に送り、受信側で画像表示するテレビジョン信号伝送
   装置において、 撮像管または撮像デバイスを走査線数５２５本、６０フ
   ィールド／６０フレーム／秒のノンインタレースにて走
   査し映像信号を得る撮像手段、上記映像信号を記憶する
   画像記憶手段、 フレーム毎に上記画像記憶手段に上記映像信号を書込ん
   だ後、ジャーキネスが目立たないような映像信号の場合
   には１フレームおきにインタレース方式で読出し、ジャ
   ーキネスが目立つような映像信号の場合には、１フレー
   ム毎に奇数走査線と偶数走査線を交互に読出す制御手段
   、 この読出されたインタレースの映像信号を伝送系に送る
   手段を有する送信装置と、 画像記憶手段、 該画像記憶手段に上記伝送系を介して伝送されたインタ
   レースの映像信号を書込んで１フレームの画像情報を記
   憶するとともに、ジャーキネスが目立たないような映像
   信号の場合には１フレームの画像情報を２回ノンインタ
   レースで読出し、ジャーキネスが目立つような映像信号
   の場合には上記１フレームの画像情報のうち、奇数走査
   線のみを読出し走査線を補間して１フレーム分のノンイ
   ンタレース信号を得、偶数走査線のみを読出し走査線を
   補間してもう１フレーム分のノンインタレース信号を得
   る制御手段、 読出されたノンインタレースの映像信号を走査線数５２
   ５本、６０フィールド／６０フレーム／秒のノンインタ
   レース方式で表示する画像表示手段を有する受信装置と
   を備えたことを特徴とするテレビジョン信号伝送装置。