JPH01230596A - α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン誘導体の製造法 - Google Patents
α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン誘導体の製造法Info
- Publication number
- JPH01230596A JPH01230596A JP12615888A JP12615888A JPH01230596A JP H01230596 A JPH01230596 A JP H01230596A JP 12615888 A JP12615888 A JP 12615888A JP 12615888 A JP12615888 A JP 12615888A JP H01230596 A JPH01230596 A JP H01230596A
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- methyl ester
- apm
- aspartyl
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/06—Dipeptides
- C07K5/06104—Dipeptides with the first amino acid being acidic
- C07K5/06113—Asp- or Asn-amino acid
- C07K5/06121—Asp- or Asn-amino acid the second amino acid being aromatic or cycloaliphatic
- C07K5/0613—Aspartame
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明ハ、α−L−アスパルデルーL−フェニルアラニ
ンメチルエステルの製造中間体となるα−L−アスノ9
ルチルーL−7エニルアラニンノメチルエステルの製造
法及び該ゾメデルエステルかラノα−L−7スパルチル
ーL−フェニルアラニンメチルエステルの製造法に関す
る。
ンメチルエステルの製造中間体となるα−L−アスノ9
ルチルーL−7エニルアラニンノメチルエステルの製造
法及び該ゾメデルエステルかラノα−L−7スパルチル
ーL−フェニルアラニンメチルエステルの製造法に関す
る。
(従来技術と課題)
α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエ
ステル(以下α−^PMと略記する。)は、嵐質で低カ
ロリーの新甘味剤として需要の大きな物質である。
ステル(以下α−^PMと略記する。)は、嵐質で低カ
ロリーの新甘味剤として需要の大きな物質である。
α−APMの製造法としてすてに攬々の製造法が開示さ
れている。
れている。
例えば、N−保護−L−アスパラギン酸無水物とL−フ
ェニルアラニンメチルエステルを縮合させてから常法に
よりN−保護基を脱離させる方法(米国特許第3,78
6,039号)、L−アスノ4ラギン酸無水物の強酸付
加塩とL−フェニルアラニンメチルエステルを直接縮合
させる方法(特公昭49−14217号)、N−保護−
L−アスパラギン酸とL−7工ニルアラニンメチルエス
テルtm素cv存在下に縮合させてから常法によ#)N
−保護基を脱離する方法(特公昭55−135595号
)などが知られている。
ェニルアラニンメチルエステルを縮合させてから常法に
よりN−保護基を脱離させる方法(米国特許第3,78
6,039号)、L−アスノ4ラギン酸無水物の強酸付
加塩とL−フェニルアラニンメチルエステルを直接縮合
させる方法(特公昭49−14217号)、N−保護−
L−アスパラギン酸とL−7工ニルアラニンメチルエス
テルtm素cv存在下に縮合させてから常法によ#)N
−保護基を脱離する方法(特公昭55−135595号
)などが知られている。
しかし、α−APMは物性的特徴から容易に3−ペンツ
ルー6−カシメキシメチル−2,5−ジケトピベラノン
又は、アルコールを含む系では1部そのアルキルエステ
ル(以下DKP又はDKP誘導体と略記する)に変化し
やすく、α−APMの工業的製造においてこの副生は多
い。このため、いずれのα−APM製造法においても共
通する問題となりている。
ルー6−カシメキシメチル−2,5−ジケトピベラノン
又は、アルコールを含む系では1部そのアルキルエステ
ル(以下DKP又はDKP誘導体と略記する)に変化し
やすく、α−APMの工業的製造においてこの副生は多
い。このため、いずれのα−APM製造法においても共
通する問題となりている。
一方、DKP又はDKP H導体をメタノールと水とか
らなる混合溶媒中にて強酸と接触させアミド結合を開裂
させα−APMを取得する方法(特開昭60−1747
99号、特開昭61−225196号)が知られている
。しかしながらこの方法は、水が大量に含まれてお9強
酸で反応させるため、DKPの2つのイグテド結合の両
方が開裂し、アスパラギン酸とフェニルアラニンが副生
じ、さらにDKPの2つの−2fテド結合の一方を開裂
させる場合でも選択性に乏しく所望としないフェニール
アラニールアスパラギン酸又はそのメチルエステルの副
生が多い。
らなる混合溶媒中にて強酸と接触させアミド結合を開裂
させα−APMを取得する方法(特開昭60−1747
99号、特開昭61−225196号)が知られている
。しかしながらこの方法は、水が大量に含まれてお9強
酸で反応させるため、DKPの2つのイグテド結合の両
方が開裂し、アスパラギン酸とフェニルアラニンが副生
じ、さらにDKPの2つの−2fテド結合の一方を開裂
させる場合でも選択性に乏しく所望としないフェニール
アラニールアスパラギン酸又はそのメチルエステルの副
生が多い。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、上述の諸問題に対して鋭意検討をした結
果、DKP又はDKPメチルエステルをメタノール溶媒
中水が含有せずとも強酸と接触せしめると予想に反し、
ペプデド結合の開裂がおこシ、その開裂は片方のみでし
かもアスパルチル側のアミド結合が優先して開裂するた
め高収率でα−アスパルチル−フェニルアラニンジメチ
ルエステル(α−アスノ臂シルチル−フェニルアラニン
アスパラギン酸及びフェニールアラニンのカルメキシル
残基がメチルエステル化したもの、以下α−APM2と
記す。)として生成すること、更には、この反応系で得
たα−APM2は、きわめて安定であシ、連続的にHC
Aとメタノールを含む水性溶媒と接触反応させることに
よシ、工業的にきわめて有利に目的化合物であるα−A
PM (HCt)に導びくことかできることを見出し本
発明を完成するに至った。
果、DKP又はDKPメチルエステルをメタノール溶媒
中水が含有せずとも強酸と接触せしめると予想に反し、
ペプデド結合の開裂がおこシ、その開裂は片方のみでし
かもアスパルチル側のアミド結合が優先して開裂するた
め高収率でα−アスパルチル−フェニルアラニンジメチ
ルエステル(α−アスノ臂シルチル−フェニルアラニン
アスパラギン酸及びフェニールアラニンのカルメキシル
残基がメチルエステル化したもの、以下α−APM2と
記す。)として生成すること、更には、この反応系で得
たα−APM2は、きわめて安定であシ、連続的にHC
Aとメタノールを含む水性溶媒と接触反応させることに
よシ、工業的にきわめて有利に目的化合物であるα−A
PM (HCt)に導びくことかできることを見出し本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によればDKP又はDKPエステルの
ベグテド結合の片方の開裂で反応が止t#)、しかも本
発明で示すα−APM2が再度ジケトピイラソン化、ケ
ン化等容易に起る化合物として知られているが本発明の
条件下ではきわめて安定であシ、本発明の工業的価値は
高い。
ベグテド結合の片方の開裂で反応が止t#)、しかも本
発明で示すα−APM2が再度ジケトピイラソン化、ケ
ン化等容易に起る化合物として知られているが本発明の
条件下ではきわめて安定であシ、本発明の工業的価値は
高い。
本発明の方法によって得たα−APM2は、公知の方法
によって容易にα−APMに誘導でき、特に、特開昭5
9−129258号に開示されたHCt及びメタノール
を含む水溶液中に存在させておけば安定的かつ高収率で
α−APM塩酸塩(以下、α−APM−HCAと略記す
る)に誘導される。
によって容易にα−APMに誘導でき、特に、特開昭5
9−129258号に開示されたHCt及びメタノール
を含む水溶液中に存在させておけば安定的かつ高収率で
α−APM塩酸塩(以下、α−APM−HCAと略記す
る)に誘導される。
次K DKP又はDKPメチルエステルからα−APM
2への生成条件について記す。
2への生成条件について記す。
本発明に使用する原料は、α−APM製造工程で副生じ
たDKP及びDKPメチルエステルを単離して使用する
か、又は工程液中水及び有機溶媒等の溶液中に溶解また
は懸濁している時は、濃縮しメタノール溶媒に置換して
用いることができる。また別の方法で合成し7’@ D
KP及びDKPメチルエステルを使用してもよく、本原
料以外にα−APM、又はその関連紡導体が含まれてい
ても特に支障はない。
たDKP及びDKPメチルエステルを単離して使用する
か、又は工程液中水及び有機溶媒等の溶液中に溶解また
は懸濁している時は、濃縮しメタノール溶媒に置換して
用いることができる。また別の方法で合成し7’@ D
KP及びDKPメチルエステルを使用してもよく、本原
料以外にα−APM、又はその関連紡導体が含まれてい
ても特に支障はない。
溶媒は、メタノールであシ、実質的に水を含まない。(
水が存在する場合、可及的に少ないことが好ましく、通
常メタノール溶媒に対して30重量%以下、好ましくは
20重量%以下が良く、さらに好ましくは15重量%以
下が良い。)メタノール以外のアルコール、例えばエタ
ノール、プロ/4ノール、ブタノール等のアルコール、
さらに酢酸メチル、酢酸エチル等の脂肪酸アルキルエス
テルとの混合溶媒も本発明に使用できる。また、メタノ
ール溶媒と他の有機溶媒の混合溶媒も使用可能である。
水が存在する場合、可及的に少ないことが好ましく、通
常メタノール溶媒に対して30重量%以下、好ましくは
20重量%以下が良く、さらに好ましくは15重量%以
下が良い。)メタノール以外のアルコール、例えばエタ
ノール、プロ/4ノール、ブタノール等のアルコール、
さらに酢酸メチル、酢酸エチル等の脂肪酸アルキルエス
テルとの混合溶媒も本発明に使用できる。また、メタノ
ール溶媒と他の有機溶媒の混合溶媒も使用可能である。
溶媒の使用量は、DKP又はOKPメチルエステルに対
してあまシ少ないと操作しにくく通常6モル比を越える
量が喪い。
してあまシ少ないと操作しにくく通常6モル比を越える
量が喪い。
使用される酸は塩i!l(塩化水素を含む)、硫酸、臭
化水素酸などの強酸であればよく、好ましくは塩酸、硫
酸が適する。酸の使用量は、DKP又はDKPメチルエ
ステルに対して0.1当量比以上あれば反応は進行する
が通常は0.5〜15肖量比の範囲である。
化水素酸などの強酸であればよく、好ましくは塩酸、硫
酸が適する。酸の使用量は、DKP又はDKPメチルエ
ステルに対して0.1当量比以上あれば反応は進行する
が通常は0.5〜15肖量比の範囲である。
反応温度は、酸の便用量によって反応速度が変化するが
通常0〜150℃の範囲で選択されるがあまシ温度を高
くする必要もな(10〜80℃が適している。
通常0〜150℃の範囲で選択されるがあまシ温度を高
くする必要もな(10〜80℃が適している。
反応時間は、酸の使用量によって反応の完結時間が異な
り特に限定はない。通常0.1〜20時間の範囲である
。
り特に限定はない。通常0.1〜20時間の範囲である
。
生成したα−APM2を含む反応液からは公知の方法で
α−APMを得ることが可能であるが、就中、工業的に
は以下の方法が好ましい。即ち、得られた反応液から溶
媒を留去するか、又はそのまま、塩酸水溶液を加え攪拌
するとAPM−HClが析出するのでそれを分離し、必
要に応じ公知の方法で遊離のα−APMとすも本APM
−HC1晶析初期のα−APM2等のα−AP誘導体の
6)度は通常5〜701/dtである。あまり濃度が高
いと粘度が高くなるので工業的には10〜50 g/d
lが適している。
α−APMを得ることが可能であるが、就中、工業的に
は以下の方法が好ましい。即ち、得られた反応液から溶
媒を留去するか、又はそのまま、塩酸水溶液を加え攪拌
するとAPM−HClが析出するのでそれを分離し、必
要に応じ公知の方法で遊離のα−APMとすも本APM
−HC1晶析初期のα−APM2等のα−AP誘導体の
6)度は通常5〜701/dtである。あまり濃度が高
いと粘度が高くなるので工業的には10〜50 g/d
lが適している。
晶析液中のHCt濃度は通常1〜8M/lがよい。
濃度が低いとα−APM−HCt結晶の析出速度が下が
シ、高いと分解が増すので好ましくは2〜6 N1/l
が適している。
シ、高いと分解が増すので好ましくは2〜6 N1/l
が適している。
晶析液中のメタノール濃度は通常1〜109/atであ
る。濃度が低くても高くてもα−APM−HCtの晶析
率が下がるので好ましくは2〜5 jJldlが適して
いる。
る。濃度が低くても高くてもα−APM−HCtの晶析
率が下がるので好ましくは2〜5 jJldlが適して
いる。
また、溶媒を留去し例えば炭酸ナトリウム水溶液を加え
トルエン等の有機溶媒で遊離のα−APM2を抽出し、
再度塩酸水溶液で水層側にα−APM2を抽出しメタノ
ールを加え攪拌するとAPM・UCLが析出するのでそ
れを分離してもよい。
トルエン等の有機溶媒で遊離のα−APM2を抽出し、
再度塩酸水溶液で水層側にα−APM2を抽出しメタノ
ールを加え攪拌するとAPM・UCLが析出するのでそ
れを分離してもよい。
以上の説明の様に、本発明によれば実質的に水の不存在
下でのベプチP結合の開裂により従来の問題であった副
生物を極度に抑制し、高収率でα−APM2を生成し、
次いで、α−APMに転換することが可能であり、α−
APMの収率を大巾に向上できる製造法を提供するもの
で、α−APM製造工業に大きく貢献できる。
下でのベプチP結合の開裂により従来の問題であった副
生物を極度に抑制し、高収率でα−APM2を生成し、
次いで、α−APMに転換することが可能であり、α−
APMの収率を大巾に向上できる製造法を提供するもの
で、α−APM製造工業に大きく貢献できる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1
3−ベンジル−6−カルメキシ)fルー2.5−ノケト
ビベラジン26.2.@にメタノール500−198
wt%硫酸4〇−加え攪拌下に2時間加熱還流した。こ
の反応液1−をサンプリングし高速液体クロマトグラフ
ィーにて分析した結果α−APM2は78.5%(対3
−ベンジル−6−カルボキシメチル−2,5−ノケトピ
ペラノン)生成していた。
ビベラジン26.2.@にメタノール500−198
wt%硫酸4〇−加え攪拌下に2時間加熱還流した。こ
の反応液1−をサンプリングし高速液体クロマトグラフ
ィーにて分析した結果α−APM2は78.5%(対3
−ベンジル−6−カルボキシメチル−2,5−ノケトピ
ペラノン)生成していた。
実施例2
3−ペンツルー6−カルゲキシメテルー2.5−ノケト
ピペラノン26.2 #をメタノール40〇−にamb
、塩化水素18.3Fを吹き込み4時間加熱還流した。
ピペラノン26.2 #をメタノール40〇−にamb
、塩化水素18.3Fを吹き込み4時間加熱還流した。
この反応液を1−サンプリングし、α−APM2を実施
例1と同様に分析した結果77.6%(対3−ペンツル
ー6−カル?キシメチル−2,5−ノケトピペラノン)
生成していた。
例1と同様に分析した結果77.6%(対3−ペンツル
ー6−カル?キシメチル−2,5−ノケトピペラノン)
生成していた。
実施例3
3−ベンゾルー6−カルブキシメチル−2,5−ノケト
ピペジゾン26.2gをメタノール10001nt。
ピペジゾン26.2gをメタノール10001nt。
35wt%塩1125.5−を加え55〜65℃で4時
間攪拌した。この反応液を1−サンプリングし、α−A
PM2を実施例1と同様に分析した結果72,7%(対
3−ベンゾルー6−カル♂キシメチル−2,5−ノケト
ピペラノン)生成していた。
間攪拌した。この反応液を1−サンプリングし、α−A
PM2を実施例1と同様に分析した結果72,7%(対
3−ベンゾルー6−カル♂キシメチル−2,5−ノケト
ピペラノン)生成していた。
実施例4
3−ペンツルー6−カル?キシメチル−2,5−ノケト
ピペラジンメテルエステル27.611ヲメタノール1
00−に溶解させ、塩化水素18.11iを吹き込み6
5℃で4時間反応させた。この反応液中のα−APM2
を実施例1と同様に分析した結果、79.0%(対3−
ヘンシル−6−カル?キシメチル−2,5−ノケトピ
ペラジンメチルエステル)生成していた。
ピペラジンメテルエステル27.611ヲメタノール1
00−に溶解させ、塩化水素18.11iを吹き込み6
5℃で4時間反応させた。この反応液中のα−APM2
を実施例1と同様に分析した結果、79.0%(対3−
ヘンシル−6−カル?キシメチル−2,5−ノケトピ
ペラジンメチルエステル)生成していた。
実施例5
3−ペンツルー6−カルボキシメチル−2.5−ジケト
ピペラジンメチルエステル27.61に酢酸メチル1.
Ot、98wt%硫酸35−加え攪拌下に10時間加熱
還流した。この反応液中のα−APM2は48.5%で
あった。
ピペラジンメチルエステル27.61に酢酸メチル1.
Ot、98wt%硫酸35−加え攪拌下に10時間加熱
還流した。この反応液中のα−APM2は48.5%で
あった。
実施例6
実施例2で得た反応液の全景を濃縮し、メタノールを留
去した後、4.0 M/lの塩酸水溶液を加え全量を1
00−とし、その溶液中のメタノール濃度が417dl
になるように調製した。この溶液を20℃で8日間攪拌
し、次いで3〜5℃で1日攪拌し析出した結晶を戸数し
た。
去した後、4.0 M/lの塩酸水溶液を加え全量を1
00−とし、その溶液中のメタノール濃度が417dl
になるように調製した。この溶液を20℃で8日間攪拌
し、次いで3〜5℃で1日攪拌し析出した結晶を戸数し
た。
得られた結晶を水に溶解し、α−APMを高速液体クロ
マトグラフィーで分析した結果、α−APMは20、
l 11であった。
マトグラフィーで分析した結果、α−APMは20、
l 11であった。
実施例7
実施例3で得た反応液の全量を実施例6と同様に処理し
、同様にα−APMを分析した結果、α−APMは19
.3.9であった。
、同様にα−APMを分析した結果、α−APMは19
.3.9であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、3−ベンジル−6−カルボキシメチル−2,5−ジ
ケトピペラジン又はそのメチルエステルを実質的に水を
含まないメタノール溶媒中、強酸存在下で反応せしめる
ことを特徴とするα−L−アスパルチル−L−フェニル
アラニンジメチルエステルの製造法。 2、3−ベンジル−6−カルボキシルメチル−2,5−
ジケトピペラジン又はそのメチルエステルを実質的に水
を含まないメタノール溶媒中、強酸存在下で反応せしめ
、α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンジメチ
ルエステル化し、次いで、塩酸及びメタノールを含有す
る水性溶媒中で反応せしめ、α−L−アスパルチル−2
−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩を生成せしめ
ることを特徴とするα−L−アスパルチル−L−フェニ
ルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12615888A JP2508803B2 (ja) | 1987-07-22 | 1988-05-24 | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン誘導体の製造法 |
EP19880111691 EP0300450B1 (en) | 1987-07-22 | 1988-07-20 | Method for producing alpha-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester hydrochloride |
DE19883889391 DE3889391T2 (de) | 1987-07-22 | 1988-07-20 | Methode für die Herstellung von methylester hydrochlorid alpha-L-Aspartyl-L-phenylalanin. |
CA 572621 CA1326738C (en) | 1987-07-22 | 1988-07-21 | Method for producing .alpha.-l-aspartyl-l-phenylalanine derivatives |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18319987 | 1987-07-22 | ||
JP62-183199 | 1987-07-22 | ||
JP12615888A JP2508803B2 (ja) | 1987-07-22 | 1988-05-24 | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン誘導体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230596A true JPH01230596A (ja) | 1989-09-14 |
JP2508803B2 JP2508803B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=26462375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12615888A Expired - Lifetime JP2508803B2 (ja) | 1987-07-22 | 1988-05-24 | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン誘導体の製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0300450B1 (ja) |
JP (1) | JP2508803B2 (ja) |
CA (1) | CA1326738C (ja) |
DE (1) | DE3889391T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05117246A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-14 | Ajinomoto Co Inc | 新規2,5−ジオキソピペラジン化合物とその製造法及びα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステル誘導体の製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60174799A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-09 | Ajinomoto Co Inc | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造法 |
-
1988
- 1988-05-24 JP JP12615888A patent/JP2508803B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-20 DE DE19883889391 patent/DE3889391T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-20 EP EP19880111691 patent/EP0300450B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-21 CA CA 572621 patent/CA1326738C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0300450B1 (en) | 1994-05-04 |
EP0300450A2 (en) | 1989-01-25 |
DE3889391D1 (de) | 1994-06-09 |
CA1326738C (en) | 1994-02-01 |
DE3889391T2 (de) | 1994-12-01 |
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