JPH01220926A - 多方向接続型ディジタル加入者無線方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル加入者無線方式に関し、特にディジ
タル伝送網の一端を構成する基地局とディジタル伝送チ
ービスの利用者側に設置される複数の加入者局とを無線
回線によ多接続するディジタル加入者無線方式に関する
。

〔従来の技術〕

ディジタル加入者無線方式には９通常、２つの方式があ
る。第１の方式は、基地局では広角ビームのアンテナを
用い、各加入者局は同一の無線搬送周波を用いて時分割
多元接続（ＴＤＭＡ）方式により複数の加入者局を同時
に収容するＴＤＭＡ方式である。

第２の方式は、基地局と加入者局とが一対の無線搬送周
波を用い、高指向性のアンテナを互いに対向させて加入
者局を独立に収容する対向方式である。

ＴＤＭＡ方式は、加入者局が比較的小さな回線容量かつ
短距離で多数分布する場合に効率良くしかも経済的にデ
ィジタル回線を提供できる。また、対向方式は、大容量
で比較的距離が長く少数の加入者局を収容するのに適し
た方式である。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、比較的伝送容量の大きい加入者局が。

距離が長く四方に散在する場合には、上述した従来のＴ
ＤＭＡ方式では、加入者局の収容効率が下がり。

経済性が劣化する。それだけでなく、広角指向のアンテ
ナ特性の為、長距離では回線品質が劣化するという問題
点もある。

一方、従来の対向方式は、加入者局の増加と共に、無線
搬送波も増え２周波数利用効率が下がるという問題点が
ある。

以上のような問題点に鑑み２本発明はＴＤＭＡ方式はど
は加入者局が多くないが、対向方式を用いるほど大容量
ではなく、シかも広範囲に散在する加入者局を収容する
場合に適したディジタル加入者無線方式を提供しようと
するものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のディジタル加入者無線方式は、基地局は、ディ
ジタル伝送網から入力される時分割信号を、各加入者局
と高指向性のアンテナを互いに対向させた無線伝送路の
一端を構成する無線送受信装置にて共通の無線搬送波ｆ
、を変調してそれぞれ異なる前記加入者局に向けて送信
する。一方、前記加・人者局は、前記基地局からの受信
信号の中から自局に割り当てられた情報と前記基地局に
同期したタイミング信号とを抽出し、前記タイミング信
号をもとに前記基地局からの距離等の条件を加味して自
局に割り当てられた時間のみ自局の情報で前記各加入者
局に共通の無線搬送波ｆ２（ｆ２Ｎｆ１）を変調して前
記基地局に向は送信する。前記基地局は、前記各加入者
局から受信した各々の情報信号を合成し、前記ディジタ
ル伝送網に送り出す。

〔実施例〕

第１図と第２図を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図において１局内信号Ｌ１は２局側間期端局装置か
ら直接又は、中継伝送路を経由して基地局終端装置１０
１に入力する。局内インタフェース部１は２局側から加
入者方向（以降、下りと呼ぶ）については９局側の信号
を終端すると同時に局内フレーム信号から無線フレーム
信号周波数に変換を行い、加入者側から局側方向（以降
、上りと呼ぶ）へは、無線フレーム信号から局内フレー
ムに変換し２局内上シ信号として送出する。フレーム多
重分離部２は１局内インタフェース部１と無線送受信イ
ンタフェース部３１　（Ｂ、）　、　３２　（Ｂ２）〜
３　ｎ　（Ｂ　）間の信号変換を行う。即ち９局内イン
クフェース部１の局内信号Ｌ１に多重収容される各加入
者の情報容量に従って無線フレーム上へ最適配置となる
様に時間軸上に割り当て９時分割多重（以下、　ＴＤＭ
と呼ぶ）信号として送受信機インタフェース部３１　（
Ｂ、）　、　３２　（Ｂ２）〜３ｎ（Ｂｎ）に送る。

送受信機インタフェース部３１．３２〜３ｎは対向する
加入者局に送るべき信号を選択し、他の加入者周分の信
号は、マスク等を処理し、加入者局での信号処理の基準
タイミングを伝える為のフレーム同期ビット等の多重や
ネットワークの状況等を伝えるステータスビットや、基
地局側からの制御ビット等の無線保守ビットを挿入する
。又、無線区間の回線品質等を監視する為のチエツクビ
ット等を多重し、更に無線信号のスペクトラムを平坦に
し、加入者局でのクロックタイミング信号の抽出を容易
にする事を目的としたスクランブル信号処理を行い、無
線送受信装置４１．４２〜４ｎを経由してＴＤＭ信号と
して無線搬送周波ｆ１を変調して加入者に送る。

各加入者局の無線送受信装置５１．５２〜５ｎと加入者
用終端装置６１．６２〜６ｎは、第２図（イ）、（ロ）
、（ハ）に示す様に、下シ方向では加入者局Ｎ。

の情報１１と加入者局Ｎ２の情報Ｉ２及び加入者局Ｎｎ
の情報工　を各加入者局の情報容量に従って時分割収容
された信号を受信し、フレーム同期信号（Ｒ）により、
基地局からの該当加入者局の情報や、無線保守ビットを
抽出し、加入者局に信号を再生して送出すると同時に無
線区間保守の処理を行う。

一方、上り方向は、基地局からのフレーム同期信号（Ｒ
）を再生することにより、基地局への送出タイミングの
基準をつくり出す。各加入者局は距離等の条件を加味し
て送出タイミングを決め、自局に割り当てられた情報時
間のみ・や−スト信号として基地局に送出する。この様
に、加入者局からの情報は無線搬送周波数１２を変調し
た時分割多元接続（ＴＤＭＡ）信号として基地局の無線
送受信装置４１．４２〜４ｎ及び送受信機インタフェー
ス部３１　（Ｂ１）　、　３２　（Ｂ２）〜３　ｎ　（
Ｂｎ）に入力される。これらの信号はフレーム分離多重
部２において、あらかじめ決められている局内インタフ
ェースの各々の加入者信号の上り情報として変換処理が
行われる。

第２図に）はフレーム分離多重部２での加入者情報の上
シ、下りの多重合成の様子を示したものである。なお、
第１図の説明では９局内信号は１つとして説明したが、
これが複数本になっても同じ効果を得られる事は勿論の
ことである。

〔発明の効果〕

本発明によれば基地局と各加入者局は完全同期のシステ
ムとして働き、加入者局から基地局への情報は、互いに
衝突しない様に時間的に制御できる。従って、従来の対
向方式による加入者無線方式に比べ、基地局と、加入者
局間の無線送受信周波数は一対で共用して使える為９周
波数の有効利用性において優れる。また、従来の広角ビ
ームを用いたＴＤＭＡ方式による加入者無線方式に比べ
、基地局と加入者局とが完全に対向しており１強指向の
アンテナを使用することが出来る為、より安定で高品質
な回線を提供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のシステム構成図。 第２図は第１図の動作を説明する為のディジタル信号の
フレーム構成図でアル。 Ｌｌ・・・局内信号、１０１・・・基地局終端装置、１
・・・局内インタフェース部、２・・・フレーム多重分
離部。 ３１．３２〜３ｎ・・・無線送受信インタフェース部。 ４１．４２〜４ｎ、５１．５２〜５ｎ・・・無線送受信
装置、６１．６２〜６ｎ・・・加入者用終端装置。 ７１．７２〜７　ｎ　＝加入者端末、Ｒ・・・フレーム
同期信号、　Ｉ、　、　Ｉ２〜■。・・・加入者の情報
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ディジタル伝送サービスの利用者側に設置される加
   入者局と、ディジタル伝送網の一端を構成する基地局と
   を接続するディジタル加入者無線方式において、前記基
   地局と前記加入者局との間を、一対の高指向性のアンテ
   ナを互いに対向させて伝送路を構成し、前記ディジタル
   伝送網から入力される時分割多重信号で前記基地局より
   共通の無線搬送波を変調し、それぞれ異なる前記加入者
   局に向けて、各々の前記加入者局に対向した前記基地局
   の無線送受信装置から送信し、前記加入者局は、前記基
   地局からの時分割多重された受信信号のうち、自局に割
   り当てられた情報と前記基地局の信号に同期したタイミ
   ング信号を抽出して出力し、前記タイミングをもとに前
   記加入者局から前記基地局の前記無線送受信装置に向け
   て自局に割り当てられた時間だけ、前記各加入者局に共
   通の無線搬送波を変調して送信し、前記基地局は前記各
   加入者局から受信した情報を合成して前記ディジタル伝
   送網に送り出すことを特徴とする多方向接続型ディジタ
   ル加入者無線方式。