JPH01216116A - スラスト軸受 - Google Patents
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- JPH01216116A JPH01216116A JP3941388A JP3941388A JPH01216116A JP H01216116 A JPH01216116 A JP H01216116A JP 3941388 A JP3941388 A JP 3941388A JP 3941388 A JP3941388 A JP 3941388A JP H01216116 A JPH01216116 A JP H01216116A
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は流体機械のスラスト軸受に係り、特に、低粘度
の流体で潤滑されるスクリュー圧縮機、水中ポンプ等に
好適なスラスト軸受に関する。
の流体で潤滑されるスクリュー圧縮機、水中ポンプ等に
好適なスラスト軸受に関する。
負荷容量が高くコンパクトでコストの安価ならせん溝付
スライドすベリ軸受が、近年、さかんに使用される。ス
パイラルグループスラスト軸受とは第1図に示すように
、らせん状の溝を回転側、□あるいは、静止側に設け1
機器の回転に伴い、溝に発生する動圧で負荷容量を高め
る。溝の深さ等の諸元は荷重1回転数、軸受の大きさな
どの多くの因子により決まるが、特に、影響の大きいの
が潤滑流体の粘度で、通常、低粘度はど溝の深さが浅い
、− ところで、軸受にとって固形異物は常に悩みの種で、潤
滑流体中には、必ず、多かれ少なかれ、油の変成物、砂
、溶接スパッタ、サビその他の異物が混在しており、そ
の量は機器の使用に従って増加するのが普通である。そ
して、異物が軸受摺動面に入り込むとその引っかき作用
により、わずかずつ摺動面を摩耗させ、摩耗が著しい場
合は、負荷を支持している流体膜の形成が不可能となり
。
スライドすベリ軸受が、近年、さかんに使用される。ス
パイラルグループスラスト軸受とは第1図に示すように
、らせん状の溝を回転側、□あるいは、静止側に設け1
機器の回転に伴い、溝に発生する動圧で負荷容量を高め
る。溝の深さ等の諸元は荷重1回転数、軸受の大きさな
どの多くの因子により決まるが、特に、影響の大きいの
が潤滑流体の粘度で、通常、低粘度はど溝の深さが浅い
、− ところで、軸受にとって固形異物は常に悩みの種で、潤
滑流体中には、必ず、多かれ少なかれ、油の変成物、砂
、溶接スパッタ、サビその他の異物が混在しており、そ
の量は機器の使用に従って増加するのが普通である。そ
して、異物が軸受摺動面に入り込むとその引っかき作用
により、わずかずつ摺動面を摩耗させ、摩耗が著しい場
合は、負荷を支持している流体膜の形成が不可能となり
。
焼付きに至ることもある。よって、摺動面に異物を入れ
ないことはもちろん、入った異物は速やかに軸受外部へ
排出することが軸受の信頼性を高めるうえで特に重要で
ある。
ないことはもちろん、入った異物は速やかに軸受外部へ
排出することが軸受の信頼性を高めるうえで特に重要で
ある。
ジャーナル軸受では油溝の先端に細い溝を設けたり、特
開昭59−58219号公報に開示されるように動圧発
生部の始点、あるいは、終点に軸受両端面に連通する溝
を設けて異物を排出する。また、静圧スラスとすベリ軸
受も比較的異物の排出は容易で、ポケットの一部からチ
ャンファを軸受外周側に開放し、そこから潤滑流体とと
もに導出する。
開昭59−58219号公報に開示されるように動圧発
生部の始点、あるいは、終点に軸受両端面に連通する溝
を設けて異物を排出する。また、静圧スラスとすベリ軸
受も比較的異物の排出は容易で、ポケットの一部からチ
ャンファを軸受外周側に開放し、そこから潤滑流体とと
もに導出する。
スパイラルグループ型のスラストすベリ軸受では、チャ
ンファ等異物排出用の小さい溝を設けると、動圧発生機
構が損なわれ、著しく負荷容量が低下し、軸受の機能を
果たさなくなる。実開昭60−32177号公報では静
止軸受部の裏面に凹形状の溝を設けて異物を堆積させ、
そこから、外周側に連通ずる細い孔を通し、外部に排出
する例が示されている。
ンファ等異物排出用の小さい溝を設けると、動圧発生機
構が損なわれ、著しく負荷容量が低下し、軸受の機能を
果たさなくなる。実開昭60−32177号公報では静
止軸受部の裏面に凹形状の溝を設けて異物を堆積させ、
そこから、外周側に連通ずる細い孔を通し、外部に排出
する例が示されている。
本発明では軸受摺動面に異物が浸入する危険性。
確率はかなり高く、浸入した異物の排出作用は期待でき
ない。また、外周側に連通ずる孔から動圧効果で高めら
れた潤滑流体が流出し、内周側の圧力が低下し、負荷容
量を下げてしまうという問題もあった。
ない。また、外周側に連通ずる孔から動圧効果で高めら
れた潤滑流体が流出し、内周側の圧力が低下し、負荷容
量を下げてしまうという問題もあった。
本発明の目的はスパイラルグループ型スラストすべり軸
受の負荷容量を損なうことなく、実用上潤滑流体中への
混入が避けられない固形異物による軸受摺動面の摩耗を
低減することにある。
受の負荷容量を損なうことなく、実用上潤滑流体中への
混入が避けられない固形異物による軸受摺動面の摩耗を
低減することにある。
上記目的はスパイラル溝が形成された面の反対側の摺動
面に先端同士が互いに重なり合う溝(たとえば放射溝)
を設けることにより達成される。
面に先端同士が互いに重なり合う溝(たとえば放射溝)
を設けることにより達成される。
動圧を発生するスパイラル溝と先端が重なる反対面の溝
は間隔をとって設けられる。先端同士が重なり合った場
合のみ内周側から外周側に連通ずる。それによって負荷
容量の低減は極少に抑えられる。そして、内周側から外
周側に連通した瞬間、スパイラル溝の動圧効果は消失し
、高圧の内周側から外周側に連通溝を通して潤滑流体が
高速で流れ、沈滞していた異物を速やかに排出するので
軸受摺動面が過度に摩耗することがない。
は間隔をとって設けられる。先端同士が重なり合った場
合のみ内周側から外周側に連通ずる。それによって負荷
容量の低減は極少に抑えられる。そして、内周側から外
周側に連通した瞬間、スパイラル溝の動圧効果は消失し
、高圧の内周側から外周側に連通溝を通して潤滑流体が
高速で流れ、沈滞していた異物を速やかに排出するので
軸受摺動面が過度に摩耗することがない。
以下1本発明の実施例を第1図により説明する。
第1図において回転側円板1と静止側円板2は構造が簡
単で安価、コンパクトな平行平板スラスト軸受を構成し
、静止側円板2の摺動面には負荷容量を増すためスパイ
ラル溝3がエツチング法等により形成され、回転側円板
1.静止側円板2の中心部には動圧で生じた高圧の潤滑
流体のたまるポケットla、2bが設けられ、静止側円
板2の摺動面には、さらに、摩耗粉等の固形異物5を回
収、貯蔵する円周溝2aが回転側円板1の放射溝4の内
周側と接続して存在する。放射溝4の先端はスパイラル
溝3の内周側先端と互いに重なり合う。
単で安価、コンパクトな平行平板スラスト軸受を構成し
、静止側円板2の摺動面には負荷容量を増すためスパイ
ラル溝3がエツチング法等により形成され、回転側円板
1.静止側円板2の中心部には動圧で生じた高圧の潤滑
流体のたまるポケットla、2bが設けられ、静止側円
板2の摺動面には、さらに、摩耗粉等の固形異物5を回
収、貯蔵する円周溝2aが回転側円板1の放射溝4の内
周側と接続して存在する。放射溝4の先端はスパイラル
溝3の内周側先端と互いに重なり合う。
回転側円板1が矢印の方向に回転すると、静止側円板2
のスパイラル溝3により動圧が生じ、負荷容量が得られ
る。動圧により潤滑流体(例えば油)の膜が回転側円板
1と静止側円板2の摺動面間に形成されるが、油自身の
劣化炭化により生じるスラッジ、あるいは、油槽内(潤
滑系路を含む)の異物、溶接スパッタ、砂、繊維、サビ
等固形異物5が油に混入して摺動面に入り込んでくる。
のスパイラル溝3により動圧が生じ、負荷容量が得られ
る。動圧により潤滑流体(例えば油)の膜が回転側円板
1と静止側円板2の摺動面間に形成されるが、油自身の
劣化炭化により生じるスラッジ、あるいは、油槽内(潤
滑系路を含む)の異物、溶接スパッタ、砂、繊維、サビ
等固形異物5が油に混入して摺動面に入り込んでくる。
油膜以上の大きさの固形異物5は回転側円板1.静止側
円板2の摺動面をひつかいて摩耗させ、激しい場合は、
スパイラル溝3を徐々に削り、その高さを減じ、負荷容
量を低下させる。固形異物5が摺動面の外に排出されれ
ばひつかきによる摩耗は問題ない程度に減じることがで
きるが、従来のスパイラル溝付動圧型スラストすベリ軸
受では摺動面から移動できず摩耗が進行していた。
円板2の摺動面をひつかいて摩耗させ、激しい場合は、
スパイラル溝3を徐々に削り、その高さを減じ、負荷容
量を低下させる。固形異物5が摺動面の外に排出されれ
ばひつかきによる摩耗は問題ない程度に減じることがで
きるが、従来のスパイラル溝付動圧型スラストすベリ軸
受では摺動面から移動できず摩耗が進行していた。
第1図の回転側円板1に設けられた放射溝4は静止側円
板2のスパイラル溝3の先端同士が重なっているため1
回転に伴って間欠的にスパイラル溝3と放射溝4、及び
、円周溝2aとが連通する。
板2のスパイラル溝3の先端同士が重なっているため1
回転に伴って間欠的にスパイラル溝3と放射溝4、及び
、円周溝2aとが連通する。
すると、その瞬間、重なり合ったスパイラル溝を通じて
中心部のポケットla、2bの最も高圧の油が急速に外
部に流出し、その流れとともに固形異物5が円形拡大図
のように外部に排出される。
中心部のポケットla、2bの最も高圧の油が急速に外
部に流出し、その流れとともに固形異物5が円形拡大図
のように外部に排出される。
すなわち、摺動面が瞬間的に清掃される。ちょうど部屋
にほこりが次第に堆積し長時間経過すると汚れが目立つ
が、それが−時に清掃される状況と似ている。
にほこりが次第に堆積し長時間経過すると汚れが目立つ
が、それが−時に清掃される状況と似ている。
このとき、わずかであるが、ポケットla。
2bの圧力が低下し、負荷容量の減少が懸念されるが、
放射溝4と重ならないスパイラル溝は多数あり、そのポ
ンプイン作用が強く油を内部へ供給するため、はとんど
、負荷容量は低下しない。
放射溝4と重ならないスパイラル溝は多数あり、そのポ
ンプイン作用が強く油を内部へ供給するため、はとんど
、負荷容量は低下しない。
第2図は他の実施例を示す。本実施例ではスパイラル溝
3は回転側円板1に形成され、静止側円板2に放射溝4
が設けられている。lb、2aは回転側、及び、静止側
のポケット、1aは円周溝である。スパイラル溝3は、
第3図で明らかなように、長い溝3bと短かい溝3aと
に分かれ、長い溝3bは本実施例では対称に二本を設け
ている。
3は回転側円板1に形成され、静止側円板2に放射溝4
が設けられている。lb、2aは回転側、及び、静止側
のポケット、1aは円周溝である。スパイラル溝3は、
第3図で明らかなように、長い溝3bと短かい溝3aと
に分かれ、長い溝3bは本実施例では対称に二本を設け
ている。
他の基本的構成は第1図の実施例と同じである。
第2図と第3図で本実施例の動作を説明する。
放射溝の半径rRは長いスパイラル溝3bと短かい溝3
aとの中間の長さとなっており、長いスパイラル溝3b
と重なり合った場合のみ、ポケットlb、2aから放射
溝4、スパイラル溝3bを介して軸受摺動面の外部へ連
通する。そして、先の実施例で詳述したように、放射溝
4とスパイラル溝3bを通って流れる瞬間的な高速の油
の流れによって溝の内部の異物はもちろん、その周辺を
も清掃する効果を発揮する。
aとの中間の長さとなっており、長いスパイラル溝3b
と重なり合った場合のみ、ポケットlb、2aから放射
溝4、スパイラル溝3bを介して軸受摺動面の外部へ連
通する。そして、先の実施例で詳述したように、放射溝
4とスパイラル溝3bを通って流れる瞬間的な高速の油
の流れによって溝の内部の異物はもちろん、その周辺を
も清掃する効果を発揮する。
本実施例ではスパイラル溝3を回転側円板に設け、潤滑
流体(油、水等)のポンプイン作用が強く生じるため、
及び、放射溝4とスパイラル溝3とが連通ずる頻度が少
ないために、高い負荷容量を必要とする場合に好適であ
る。
流体(油、水等)のポンプイン作用が強く生じるため、
及び、放射溝4とスパイラル溝3とが連通ずる頻度が少
ないために、高い負荷容量を必要とする場合に好適であ
る。
第4図は本発明によるスラスト軸受のスクリュー圧縮機
への適用例を示す、冷媒を圧縮するスクリュー圧縮機は
雄と雌のロータがかみ合い、ケーシングと二つのロータ
で閉じられる空間を、順次。
への適用例を示す、冷媒を圧縮するスクリュー圧縮機は
雄と雌のロータがかみ合い、ケーシングと二つのロータ
で閉じられる空間を、順次。
減少させてガスを圧縮する。ロータはラジアル軸受、ス
ラスト軸受で回転自在に支持されるが、潤滑油には冷媒
が溶は込み、圧縮により高温となるため、粘度が極めて
低く、軸受の潤滑条件は極めて苛酷である。第4図は雄
ロータの吐出側近傍を示す縦断面図で、6が雄ロータ、
9がケーシングである。ロータはラジアル軸受7(吐出
側)、吸入側ラジアル軸受(図示せず)とスラスト軸受
で回転自在に支持されるスラスト軸受は回転側円板1、
静止側円板2から構成される。潤滑油は給油孔10を通
って給油端10aからラジアル軸受7、スラスト軸受へ
と供給される。油の供給はスクリュー圧縮機内の高圧と
低圧の差圧を利用して圧送され、給油端10aでは軸受
外部より5〜20kg/−程度高い。
ラスト軸受で回転自在に支持されるが、潤滑油には冷媒
が溶は込み、圧縮により高温となるため、粘度が極めて
低く、軸受の潤滑条件は極めて苛酷である。第4図は雄
ロータの吐出側近傍を示す縦断面図で、6が雄ロータ、
9がケーシングである。ロータはラジアル軸受7(吐出
側)、吸入側ラジアル軸受(図示せず)とスラスト軸受
で回転自在に支持されるスラスト軸受は回転側円板1、
静止側円板2から構成される。潤滑油は給油孔10を通
って給油端10aからラジアル軸受7、スラスト軸受へ
と供給される。油の供給はスクリュー圧縮機内の高圧と
低圧の差圧を利用して圧送され、給油端10aでは軸受
外部より5〜20kg/−程度高い。
第5図は第4図のスクリュー圧縮機に適用した回転側円
板1と静止側円板2の摺動面を示す。回転側円板1にス
パイラル溝3、円周溝1aが形成され、静止側円板2に
幅、深さとも十分に小さい放射溝4が外周に開放して設
けられている。なお、中心部のポケットは無い。潤滑油
は給油端10aから静止側円板2の内周側を通り、円周
溝1aに供給され、摺動面で油膜を形成し、荷重を支持
する。油膜の圧力は第5図(Q)に示すように、円周溝
の位toでは潤滑油供給圧力Pt、同円板の外部の位[
rOでは雰囲気圧力Paとなり、スパイラル溝の動圧に
よりスパイラル溝の終端r’bで最高圧力Pδを得る。
板1と静止側円板2の摺動面を示す。回転側円板1にス
パイラル溝3、円周溝1aが形成され、静止側円板2に
幅、深さとも十分に小さい放射溝4が外周に開放して設
けられている。なお、中心部のポケットは無い。潤滑油
は給油端10aから静止側円板2の内周側を通り、円周
溝1aに供給され、摺動面で油膜を形成し、荷重を支持
する。油膜の圧力は第5図(Q)に示すように、円周溝
の位toでは潤滑油供給圧力Pt、同円板の外部の位[
rOでは雰囲気圧力Paとなり、スパイラル溝の動圧に
よりスパイラル溝の終端r’bで最高圧力Pδを得る。
放射溝4とスパイラル溝3が重なると放射溝を通って外
部へ油が流れるため、圧力が逃げP4に低下する。しか
し、放射溝4以外の位置では連続的にポンプイン作用に
より動圧が発生し、Pδに近い圧力が得られ、負荷容量
の低下は極少に抑えられる。
部へ油が流れるため、圧力が逃げP4に低下する。しか
し、放射溝4以外の位置では連続的にポンプイン作用に
より動圧が発生し、Pδに近い圧力が得られ、負荷容量
の低下は極少に抑えられる。
各々のスパイラル溝は一回転に放射溝の数だけ異物が外
部に排出されて清掃される。放射溝4の幅、深さを小さ
くすればするほど、そこを流れる油の量は減り、異物排
出速度は低下するが、逆に、負荷容量は放射溝の無い場
合に近づく、単位時間あたりに摺動面で発生したり、あ
るいは、浸入してくる異物の量は少なく、わずかづつで
も外部へ排出されれば摺動面から溝へ逃げ、摺動面で回
転側円板1と静止側円板2を摩耗させることはなくなる
0円周溝1aから供給される潤滑油中に混在する固形異
物は同円板の平坦部を通ってスパイラル溝に到達し、上
述の作用により、外部へ排出される。
部に排出されて清掃される。放射溝4の幅、深さを小さ
くすればするほど、そこを流れる油の量は減り、異物排
出速度は低下するが、逆に、負荷容量は放射溝の無い場
合に近づく、単位時間あたりに摺動面で発生したり、あ
るいは、浸入してくる異物の量は少なく、わずかづつで
も外部へ排出されれば摺動面から溝へ逃げ、摺動面で回
転側円板1と静止側円板2を摩耗させることはなくなる
0円周溝1aから供給される潤滑油中に混在する固形異
物は同円板の平坦部を通ってスパイラル溝に到達し、上
述の作用により、外部へ排出される。
本実施例ではスパイラル溝全面が繰り返し、まんべんな
く清掃されるので、潤滑油中の固形異物量が多い場合、
スパイラル溝が形成されている円板の摺動面の平滑化が
要求される場合に適する。
く清掃されるので、潤滑油中の固形異物量が多い場合、
スパイラル溝が形成されている円板の摺動面の平滑化が
要求される場合に適する。
なお、スパイラル溝を設ける円板は回転側、静止側のど
ちらでも良く、スパイラル溝の形状も図示例にこだわら
ず、他の型式であるアウトフロ型。
ちらでも良く、スパイラル溝の形状も図示例にこだわら
ず、他の型式であるアウトフロ型。
ヘリングボン型でも良く、それぞれに適する放射溝を設
けることができる。また、放射溝の角度を傾け、それに
ポンプイン効果を持たせたり、スパイラル状の溝として
も良い。 ゛ 〔発明の効果〕 本発明によれば、負荷容量を低下させることなく、固形
異物によるスラストすベリ軸受摺動面の摩耗を抑止でき
、軸受の初期性能を長時間にわたって維持することがで
きる。
けることができる。また、放射溝の角度を傾け、それに
ポンプイン効果を持たせたり、スパイラル状の溝として
も良い。 ゛ 〔発明の効果〕 本発明によれば、負荷容量を低下させることなく、固形
異物によるスラストすベリ軸受摺動面の摩耗を抑止でき
、軸受の初期性能を長時間にわたって維持することがで
きる。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図(a)、(d
)と平面図(b)、(c)、第2図は本発明の他の実施
例の縦断面図(a)と平面図(b)、(c)、第3図は
第2図の部分拡大図、第4図は本発明によるスラスト軸
受を適用したスクリュー圧縮機の部分縦断面図、第5図
は第4図に適用した本発明の一実施例を示す説明図であ
る。 1・・・回転側円板、2・・・静止側円板、3・・・ス
パイラル溝、4・・・放射溝。 代理人 弁理士 小川勝男 17.−′に 雫tv!J tX2r11i 第3図 第4図 八
)と平面図(b)、(c)、第2図は本発明の他の実施
例の縦断面図(a)と平面図(b)、(c)、第3図は
第2図の部分拡大図、第4図は本発明によるスラスト軸
受を適用したスクリュー圧縮機の部分縦断面図、第5図
は第4図に適用した本発明の一実施例を示す説明図であ
る。 1・・・回転側円板、2・・・静止側円板、3・・・ス
パイラル溝、4・・・放射溝。 代理人 弁理士 小川勝男 17.−′に 雫tv!J tX2r11i 第3図 第4図 八
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、互いに対面する平行円板からなるスラスト軸受にお
いて、 摺動面の一方に外周側から内周に向かうらせん溝を設け
、他方の面に内周側から外周側に向かう溝を設け、それ
らの先端が一つ以上重なり合うように構成したことを特
徴とするスラスト軸受。 2、前記らせん溝は長さが異なり、長いものと反対面の
溝の先端とが互いに重なり合うことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のスラスト軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3941388A JPH01216116A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | スラスト軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3941388A JPH01216116A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | スラスト軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01216116A true JPH01216116A (ja) | 1989-08-30 |
Family
ID=12552301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3941388A Pending JPH01216116A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | スラスト軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01216116A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004132535A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-04-30 | Nippon Densan Corp | 動圧軸受及びこの動圧軸受を備えたスピンドルモータ並びにこのスピンドルモータを用いたディスク駆動装置 |
WO2013128949A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | オイレス工業株式会社 | スラスト滑り軸受、およびスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構 |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP3941388A patent/JPH01216116A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004132535A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-04-30 | Nippon Densan Corp | 動圧軸受及びこの動圧軸受を備えたスピンドルモータ並びにこのスピンドルモータを用いたディスク駆動装置 |
WO2013128949A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | オイレス工業株式会社 | スラスト滑り軸受、およびスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構 |
JP2013177933A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Oiles Corp | スラスト滑り軸受、およびスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構 |
CN104105892A (zh) * | 2012-02-28 | 2014-10-15 | 奥依列斯工业株式会社 | 推力滑动轴承、以及推力滑动轴承和活塞杆的组合机构 |
US9334897B2 (en) | 2012-02-28 | 2016-05-10 | Oiles Corporation | Thrust slide bearing, and combination mechanism of a thrust slide bearing and a piston rod |
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