JPH0121501B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0121501B2
JPH0121501B2 JP6397181A JP6397181A JPH0121501B2 JP H0121501 B2 JPH0121501 B2 JP H0121501B2 JP 6397181 A JP6397181 A JP 6397181A JP 6397181 A JP6397181 A JP 6397181A JP H0121501 B2 JPH0121501 B2 JP H0121501B2
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JP
Japan
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film
roller
rubbing
rollers
exit
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JP6397181A
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Inventor
Yasuhiro Oota
Osamu Yoshizaki
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPS57179846A publication Critical patent/JPS57179846A/ja
Publication of JPH0121501B2 publication Critical patent/JPH0121501B2/ja
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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3042Imagewise removal using liquid means from printing plates transported horizontally through the processing stations

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷版用フイルム処理装置に関するも
のである。
現在においては平版印刷の版材としてはアルミ
ニウムを主とする金属平版が広く使用されている
が、最近においては製造上の利点、経済上の利点
その他の理由から、この金属平版に代わつて樹脂
フイルムによる版材が開発されるに至つている。
これは、例えばカーボンブラツク等の吸光物質又
は吸熱物質が含有された親油性材料の感光層を樹
脂フイルムベース上に形成したものであつて、画
像露光によつて光を受けた部分を硬化せしめたと
きは、それ以外の部分を、水若しくはアルカリ水
溶液等の処理液による処理、特に当該処理液の存
在下において感光層側の表面を摺擦することを含
む処理により、除去し得るようにしたものであ
る。
しかしながらこのような印刷版用フイルムは、
従来の金属平版の版材に比して剛性が小さくて大
きな可撓性若しくは柔軟性を有し、従つて金属平
版用版材処理装置によつては適切に処理すること
ができない。
本発明は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、印刷版用フイルムが大きな可撓性若し
くは柔軟性を有するにも拘らず、その一面の全面
に亘つて所要の擦過処理を施すことができ、従つ
て優れた現像を達成することのできる印刷版用フ
イルム処理装置を提供することを目的とする。
本発明の特徴とするところは、処理されるべき
印刷版用フイルムが移動されるフイルム通路に沿
つて互に離間するよう配設した、各々挾圧ローラ
を構成する、入口側搬送ローラ及び出口側搬送ロ
ーラと、これら入口側搬送ローラと出口側搬送ロ
ーラとの間における前記フイルム通路に沿つて配
設した、各々前記フイルムの一面に圧接される複
数の擦過ローラと、前記フイルムが前記入口側搬
送ローラにより挾着され且つ当該フイルムが前記
出口側搬送ローラにより挾着されていないとき
は、当該フイルムとの圧接部が当該フイルムの移
動速度より大きい速度で且つ当該フイルムの移動
方向と同方向に進行する方向に前記擦過ローラを
駆動すると共に、前記フイルムが前記出口側搬送
ローラにより挾着されたときは、当該フイルムと
の圧接部が当該フイルムの移動方向とは逆方向に
進行する方向に前記擦過ローラを駆動する擦過ロ
ーラ制御機構とを具えて成る点にある。
以下図面によつて本発明の一実施例について説
明する。
第1図は本発明の一実施例に係る印刷版用フイ
ルム処理装置の要部の構成を示し、この例におい
て1は装置の外匣であつて、この外匣1はその一
端側に、処理すべき未現像のフイルムを挿入する
ためのフイルム挿入口2を有すると共に、他端側
上部には、処理済のフイルムが排出されるフイル
ム排出口3を有する。このフイルム排出口3は前
記フイルム挿入口2と同方向に開口し、外匣1内
においてフイルム挿入口2に続くフイルム通路P
は、概略的に、外匣1の他端側に向つて伸び、次
に上方に屈曲して伸び、更に前記外匣1の一端側
に屈曲して前記フイルム排出口3に至る。そして
このフイルム通路Pに沿つて、フイルム挿入口2
に接近して設けた、挾圧ローラより成る導入ロー
ラ4に続き、膨潤機構5、現像機構6及びリンス
機構7がこの順に外匣1の他端側に向つて並設さ
れ、フイルム通路Pの上方に伸びる部分には乾燥
機構8が設けられ、更にフイルム排出口3に接近
して挾圧ローラより成る排出ローラ9が設けられ
る。そして外匣1の上面はフイルム排出口3に続
いてこれより排出されるフイルムを受け取る傾斜
したフイルム受け台10を機構し、このフイルム
受け台10は、前記膨潤機構5、現像機構6及び
リンス機構7の上方に配置される。11はフイル
ム挿入口2に関連して設けたフイルム挿入ステー
ジ、WLは液面レベル、LTは貯液槽を示す。
前記膨潤機構5は、水又はアルカリ水溶液等の
処理液を貯溜する膨潤槽21と、その入口側及び
出口側に設けた各々挾圧ローラより成る搬送ロー
ラ22及び23と、これら搬送ローラ22と23
との間においてフイルムを膨潤槽21内の処理液
中に浸漬するよう案内するガイド部材24とによ
り構成されるが、更に効率の高い膨潤作用を得る
ために任意の処理液加温機構(図示せず)を設け
ることが好ましい。
前記現像機構6は、同様の処理液を貯溜し得る
処理液槽31と、その入口側及び出口側に設けた
各々挾圧ローラより成る搬送ローラ32及び33
と、これら搬送ローラ32と33との間に設けた
複数(図示の例では3組)の摺擦ローラ34と、
この摺擦ローラ34の各々の直前においてフイル
ムに処理液を噴射供給する処理液噴射ノズル35
と、適宜に設けられる、挾圧ローラより成る補助
搬送ローラ36とにより構成される。
ここに各摺擦ローラ34は、第2図に示すよう
に、フイルム通路Pの下方において位置が固定さ
れた回転軸Xの周りに回転される擦過ローラ41
と、フイルム通路Pを介してこの擦過ローラ41
に対して調節された押圧力で押圧された押圧ロー
ラ42とより成り、擦過ローラ41は、吸水性を
有する柔軟な多孔性物質、例えばウレタンフオー
ム等の発泡樹脂より成る表層43をローラ基体4
4の外周面に設けて構成され、その下部が前記処
理液槽31の処理液中に浸漬された状態に配設さ
れる。そして前記表層43は、第3図に示すよう
に更にその周方向に沿つた表面が波状面45とさ
れていることが好ましい。46は擦過ローラの支
軸である。
又前記押圧ローラ42は例えば樹脂ローラより
成り、第4図A及びBに示すように、外匣1に固
定された支壁12(第4図Aでは省略)に軸Yの
周りに回転自在に枢着した偏心フランジ47の当
該軸Yと偏心して形成したスリーブ孔48内に、
前記押圧ローラ42の中心軸Zに沿つて突出する
支軸49が回転自在に挿入され、前記偏心フラン
ジ47の外周縁には複数(図示の例では4個)の
位置決め用切欠50が形成されると共に、偏心フ
ランジ47の回転によつて前記切欠50が移動す
る前記支壁12の個所には、前記切欠50と係合
して偏心フランジ47の回転を阻止する固定ネジ
51が装着される。
前記リンス機構7は、水又はそれ以外のリンス
液を貯溜するリンス槽61と、その入口側及び出
口側に設けた各々挾圧ローラより成る搬送ローラ
62及び63と、これら搬送ローラ62と63と
の間においてフイルムをリンス槽61内のリンス
液中に浸漬するよう案内するガイド部材64とに
より構成される。そして前記リンス槽61の出口
側における搬送ローラ63には液切り機能を有せ
しめること、又は液切り機能を有するローラ等を
当該搬送ローラ63に隣接して設けることが好ま
しい。
前記乾燥機構8は、前記リンス機構7に続いて
設けたガイド用搬送ローラ65及びガイド66に
後続して設けられ、基本的には多数の順次に接す
るローラ70,70,…と温風吹出部材71,7
1,…とにより構成され、ローラ70,70,…
は全体が千鳥状となるよう上方に向つて配置さ
れ、温風吹出部材71,71の各々は、第5図に
も示すように、対応するローラ70に対し、隣接
する2つのローラ70A,70Bによつて挾まれ
た空間72を介して対向するよう配置され、これ
ら温風吹出部材71,71,…は例えば共通の温
風供給機構(図示せず)に接続される。
以上において、導入ローラ4、排出ローラ9、
搬送ローラ22及び23、搬送ローラ32及び3
3、補助搬送ローラ36、並びに搬送ローラ62
及び63は、その各々を構成する一対のローラの
一方及び他方が駆動ローラ及びこれに接する従動
ローラとされ、この駆動ローラはフイルムをフイ
ルム通路Pに沿つて搬送する方向に回転される。
又乾燥機構8を構成するローラ70,70,…
は、任意のものが駆動ローラとされてそれ以外の
ものが従動ローラとされ、順次に接するローラ
は、第5図に示したように回転方向が互に逆とさ
れる。
更に前記現像機構6における摺擦ローラ34に
おいては、その擦過ローラ41と押圧ローラ42
とによるフイルムに対する挾圧力は、当該現像機
構6における搬送ローラ32及び33の何れより
も小さいものとし、又擦過ローラ41は、擦過ロ
ーラ制御機構(図示せず)によつて、第6図に示
すように、処理すべきフイルムFの少なくとも先
頭縁が、出口側における搬送ローラ33に挾圧さ
れるに至るまでの間は、フイルムFを搬送する方
向に回転されしかもその周速度はフイルム搬送速
度より大きくされるが、第7図に示すようにフイ
ルムFの先頭縁が搬送ローラ33に挾圧されるに
至つたときは、これを例えば搬送ローラ33の近
傍に設けたセンサー75が検知することにより、
逆方向に回転される。そして当該フイルムFの後
端縁が搬送ローラ33より排出されたときは、こ
れを前記センサー75が検知して、フイルム搬送
方向に再逆転される。このような擦過ローラ41
の制御のための擦過ローラ制御機構としては、前
記センサー75を含む任意のものを利用すること
ができる。
なおフイルム通路Pは以上の説明からも理解さ
れるようにフイルム搬送機能を有するローラその
他により規定される。勿論必要に応じて適宜案内
ローラ、補助搬送ローラ、ガイド部材その他を設
けることもできる。又前記膨潤槽21における膨
潤液、現像機構6の処理液槽31における処理
液、及びリンス槽61におけるリンス液は、その
各々に関連する貯液槽LTを含む循環路により循
環せしめることができ、その循環路中にフイルタ
ー等の浄化器を設けることにより、同一の液体を
好適に利用することができる。更に許容される場
合には、特定の機構において用いた液体を他の機
構において用いる液体の全部又は一部として利用
することも可能である。
以上の如き構成の本発明印刷版用フイルム処理
装置においては、例えばカーボンブラツクが含有
された感光層を有する印刷版用フイルムを露光感
光せしめた未現像のフイルムを、前記感光層が下
面となる状態でフイルム挿入ステージ11よりフ
イルム挿入口2内に挿入すると、このフイルム
は、導入ローラ4により膨潤機構5に導入され、
搬送ローラ22により搬送されながらガイド部材
24により膨潤槽21内の膨潤液中に浸漬され、
これによつてフイルムの感光層における露光によ
つて硬化されなかつた非画像部が膨潤され、その
後搬送ローラ23によつて膨潤機構5から排出さ
れる。
このフイルムは次いで搬送ローラ32により現
像機構6に導入され、搬送ローラ32により搬送
されながら、処理液噴射ノズル35による処理液
の噴射及びこれに続く摺擦ローラ34による摺擦
が複数段階に亘つて当該フイルムの下面即ち感光
層に加えられる。この摺擦は、処理液噴射ノズル
35よりフイルムに与えられた処理液及び処理液
槽31から擦過ローラ41の表層43に与えられ
て搬送された処理液の存在下において行なわれ、
この結果、既述したようにして膨潤された非画像
部の感光層が除去される。この摺擦ローラ34に
おける感光層の除去は、フイルムの先頭縁が出口
側の搬送ローラ33に挾圧されたことがセンサー
75により検知されるまでの間は、いわば順方向
にフイルムの移動速度より大きい周速度で回転
し、それ以後はいわば逆方向に回転する擦過ロー
ラ41により行なわれる。そして搬送ローラ33
により現像機構6から排出される。
現像機構6よりのフイルムは、リンス機構7に
おいて、搬送ローラ62により搬送されながらガ
イド部材64によりリンス槽61内のリンス液中
に浸漬されてリンスされ、この結果フイルム上に
は画像部のみにおいて感光層が残留する。これは
適宜液切りを受けた後、搬送ローラ63によりリ
ンス機構7より排出され、ガイド用搬送ローラ6
5及びガイド66により上方に屈曲し、上昇して
乾燥機構8に導入される。
乾燥機構8においては、順次のローラ70,7
0,…により、フイルムは蛇行するフイルム通路
Pに沿つて搬送され、完全に液切りが行なわれつ
つ、温風吹出部材71,71,…よりの温風が吹
き付けられて乾燥する。そしてこの乾燥した処理
済のフイルムは排出ローラ9によりフイルム排出
口3を介してフイルム受け台10上に滑り落ち、
例えば外匣1の一端側におけるフイルム受け台1
0の下端縁に形成した突縁13によりフイルム受
け台10上に保持され、後続の処理済フイルムが
順次堆積される。
図示の実施例の如き構成によれば、処理すべき
フイルムが大きな可撓性若しくは柔軟性を有する
ことを利用して、全体として反転したフイルム通
路Pに沿つてフイルムを搬送するようにしてお
り、フイルム通路Pの上流側即ち膨潤機構5、現
像機構6及びリンス機構7の上方におけるフイル
ム受け台10上に処理済のフイルムを排出するよ
うにしているため、装置全体を非常にコンパクト
なものとすることができる。
加えて、搬送ローラ及びガイド部材により、フ
イルム通路Pを小さな長さ範囲内で大きく屈曲若
しくは彎曲せしめることができるから、膨潤機構
5及びリンス機構7における浸漬処理を十分に行
なうことができて目的とする作用が確実に得られ
ると共に、乾燥機構8においては、ローラ70,
70,…が千鳥状に配置されていて長い処理領域
が得られると共に、各ローラ70に対して第5図
に示したように、隔一のローラ70Aと70Bと
によつて挾まれた空間72を介して対応するロー
ラ70と対向するよう各温風吹出部材71が設け
られているため、上流側のローラ対70A,70
によつて送られて来るフイルムFの先頭縁FH
が、後続するローラ対70,70Bによる挾圧部
側に吹き倒されるようになり、従つて特別のガイ
ド部材を用いずに当該後続するローラ対70,7
0B間にフイルムFの先頭縁FHを導入せしめる
ことができ、確実に所定のフイルム通路Pに沿つ
てフイルムを搬送せしめることができるので好ま
しい。
又現像機構6においては、少なくともフイルム
の先頭縁が出口側の搬送ローラ33による搬送が
開始されるまでの間は、擦過ローラ41はフイル
ムの移動速度より大きい周速度で順方向に回転す
るため、柔軟なフイルムが撓むことなく確実に摺
擦され、従つてその間における現像作用が確実に
達成されると共に、搬送ローラ33による搬送が
開始された後は逆回転するので、一層大きな効率
で摺擦が行なわれると共に、フイルムの後端縁が
入口側の搬送ローラ32から外れて自由となつた
ときにも、当該後端縁がフイルムの移動速度即ち
搬送ローラ33の搬送速度より大きい速度で移動
方向に送られることがなく、従つて第8図に示す
ように柔軟なフイルムFにループLが形成される
ことが防止されてフイルムFを第7図に示したよ
うに常に緊張した状態に保持することができ、フ
イルム全体に確実に擦過ローラ41による摺擦作
用を加えることができる。そして摺擦ローラ34
を複数設けることにより、擦過ローラ41が回転
方向を変更する場合における、フイルムに対する
相対的速度が零になることによる未擦過領域の発
生を防止することができる。尚擦過ローラ41が
逆回転する第7図の状態で、押圧ローラ42はフ
イルムFの移動により順方向に回転される。
以上のように、フイルムの先頭縁が現像機構6
の出口側搬送ローラ33に挾着されたときには、
擦過ローラ41の回転方向を逆にすることによつ
て好適に且つ有利にフイルムの現像を行なうこと
ができるが、図示の例のように、補助搬送ローラ
36を有する場合においては、この補助搬送ロー
ラ36によりフイルムの先頭縁が挾着されたとき
に、当該補助搬送ローラ36より上流側の擦過ロ
ーラ41を逆転せしめるようにしてもよいことは
勿論であり、そうすることによつて一層現像効果
を確実なものとすることができる。
この摺擦ローラ34における擦過力若しくは摺
擦力は、擦過ローラ41に対する押圧ローラ42
の押圧力に関係するが、押圧ローラ42の支持
を、第4図に示したように、偏心フランジ47を
利用して行なうようにすれば、当該偏心フランジ
47の回転状態を調整することによつて押圧ロー
ラ42の中心軸Zの擦過ローラ41の回転軸Xに
対する離間距離dを調節することができ、従つて
擦過ローラ41に対して押圧ローラ42が最適押
圧力で押圧されるよう、偏心フランジ47の最適
回転位置を選んだ状態で固定ネジ51により固定
することにより、常に良好なフイルム摺擦を達成
することができ、良好な現像を行なうことができ
るので好ましい。勿論偏心フランジに偏心した枢
支軸を設け、これにより押圧ローラ42を回転自
在に支持せしめるようにしてもよい。
又前記擦過ローラ41を、その表層43が吸水
性を有する柔軟な多孔性物質より成るものとすれ
ば、適度な粗面が得られ、その下部を処理液中に
浸漬せしめることにより処理液が摺擦領域に搬送
されて常に必要量の処理液が含浸された状態で摺
擦が行なわれるため、フイルムに傷を生ずること
なく非画像部の感光層のみを確実に除去すること
ができ、鮮明な画像部をフイルム上に残留せしめ
ることができるので好ましい。
尚前記印刷版用フイルムは、ベースが透明であ
れば、そのままオフセツト印刷用の印刷版として
も用いることができる他、反転露光用マスクとし
ても用いることができるものである。
以上本発明に係る一実施例について詳細に説明
したが、本発明においては、種々変更を加えるこ
とができ、例えば、膨潤機構5の構成、現像機構
6の構成、押圧ローラ42の押圧機構の構成、リ
ンス機構7の構成、乾燥機構8の構成、並びに各
機構の配置、その他については図示の例に限られ
ず、他の構成のものを用いてもよい。
以上のように、本発明においては、処理される
べき印刷版用フイルムが移動されるフイルム通路
に沿つて互に離間するよう配設した、各々挾圧ロ
ーラを構成する、入口側搬送ローラ及び出口側搬
送ローラと、これら入口側搬送ローラと出口側搬
送ローラとの間における前記フイルム通路に沿つ
て配設した、各々前記フイルムの一面に圧接され
る複数の擦過ローラと、前記フイルムが前記入口
側搬送ローラにより挾着され且つ当該フイルムが
前記出口側搬送ローラにより挾着されていないと
きは、当該フイルムとの圧接部が当該フイルムの
移動速度より大きい速度で且つ当該フイルムの移
動方向と同方向に進行する方向に前記擦過ローラ
を駆動すると共に、前記フイルムが前記出口側搬
送ローラにより挾着されたときは、当該フイルム
との圧接部が当該フイルムの移動方向とは逆方向
に進行する方向に前記擦過ローラを駆動する擦過
ローラ制御機構とを具えて成る構成であるから、
既述のように可撓性若しくは柔軟性の大きい印刷
版用フイルムに対してその一面の全面に亘つて確
実に所要の擦過処理を施すことができ、優れた現
像を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る印刷版用フイ
ルム処理装置の構成についての説明用断面図、第
2図は第1図の摺擦ローラについての説明用断面
図、第3図は擦過ローラの他の例を示す説明用斜
視図、第4図A及びBはそれぞれ摺擦ローラを構
成する押圧ローラの支持についての説明用側面図
及び断面図、第5図は第1図の乾燥機構について
の一部の説明用拡大図、第6図及び第7図は第1
図の現像機構における動作についての説明図、第
8図は擦過ローラの逆転がなされない場合の説明
図である。 1……外匣、2……フイルム挿入口、3……フ
イルム排出口、P……フイルム通路、4……導入
ローラ、5……膨潤機構、6……現像機構、7…
…リンス機構、8……乾燥機構、9……排出ロー
ラ、10……フイルム受け台、11……フイルム
挿入ステージ、12……支壁、13……突縁、2
1……膨潤槽、WL……液面レベル、LT……貯
液槽、22,23,32,33,62,63……
搬送ローラ、24……ガイド部材、31……処理
液槽、34……摺擦ローラ、35……処理液噴射
ノズル、36……補助搬送ローラ、41……擦過
ローラ、42……押圧ローラ、43……表層、4
4……ローラ基体、45……波状面、46……支
軸、47……偏心フランジ、48……スリーブ
孔、49……支軸、50……位置決め用切欠、5
1……固定ネジ、61……リンス槽、64……ガ
イド部材、65……ガイド用搬送ローラ、66…
…ガイド、70,70A,70B……ローラ、7
1……温風吹出部材、72……空間、75……セ
ンサー、F……フイルム、L……ループ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 処理されるべき印刷版用フイルムが移動され
    るフイルム通路に沿つて互に離間するよう配設し
    た、各々挾圧ローラを構成する、入口側搬送ロー
    ラ及び出口側搬送ローラと、これら入口側搬送ロ
    ーラと出口側搬送ローラとの間における前記フイ
    ルム通路に沿つて配設した、各々前記フイルムの
    一面に圧接される複数の擦過ローラと、前記フイ
    ルムが前記入口側搬送ローラにより挾着され且つ
    当該フイルムが前記出口側搬送ローラにより挾着
    されていないときは当該フイルムとの圧接部が当
    該フイルムの移動速度より大きい速度で且つ当該
    フイルムの移動方向と同方向に進行する方向に前
    記擦過ローラを駆動すると共に、前記フイルムが
    前記出口側搬送ローラにより挾着されたときは当
    該フイルムとの圧接部が当該フイルムの移動方向
    とは逆方向に進行する方向に前記擦過ローラを駆
    動する擦過ローラ制御機構とを具えて成ることを
    特徴とする印刷版用フイルム処理装置。
JP6397181A 1981-04-30 1981-04-30 Film processing device for printing plate Granted JPS57179846A (en)

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JPS57179846A JPS57179846A (en) 1982-11-05
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JPS5958454U (ja) * 1982-10-12 1984-04-16 王子製紙株式会社 オフセツトps版用現像機
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