JPH01214687A - 線路などを地下敷設するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軸線方向に作用する打撃工具を支持しかつ前
端になるべく交換可能な前進頭部を持ちかつ後端に、専
用供給装置への供給導管の他に、　−゛　　　　管、ケ
ーブルなど、敷設されるべき線路の接続部を持っている
円筒状前進体を有する、線路などを地下敷設するための
装置に関する。

〔従来の技術〕

このような装置は、いわゆるロシアの地中貫通ロケット
として既に公知でありかつ十分に性能を発揮している。

なぜならばこれらの地中貫通ロケットは、費用のかかる
掘削作業の必要性なしに地下における供給導管、ケーブ
ル及び通路の敷設を可能にするからである。前進体はそ
のために圧縮空気ハンマと同じように、圧縮空気を受け
ることができる打撃ピストンを備えており、この打撃ピ
ストンは従来、同軸的に前進体にはめ込まれておりか、
つこの前進体を、固定的に支持され、ビット先端として
構成された前進頭部を介して、適当な土圧縮のもとに地
中に打ち込む。敷設されるべき線路及び製品管又は適切
な保護管を前進体により直ちに入れることができる地下
通路が生ずる。しかしこれらの公知の地中貫通ロケット
は操縦不可能であり、それは実に費用のかかる方向付け
を必要とし、それにも拘らずしばしばかなりの目標逸脱
に至らせる。従って使用範囲及び特に到達距雛は比較的
きつく制限されておりかつ非常に小口径の地下通路の場
合にしか前進出力を満足させることができない。

欧州特許第０１９５５５９号明細書によれば、操縦可能
な前進装置が既に存在しており、これらの前進装置は、
非常に高い圧力のもとに液体を噴射するための、軸線に
対して傾斜しているノズル付きの前進頭部を持っている
。前進頭部の均一な回転は直線状の前進運動を生ぜしめ
、回転の停止は前進距離の曲線経過に至らせる。しかし
この装置は運転が非常に面倒であり、この装置は地下通
路の外部に独自の前進装置を必要とし、高圧液体による
土地の洗浄は必然的に、生ずる汚泥による困難を生ぜし
め、特にこの前進装置はまったく特定の土地状態におい
てしか使用できない。

さらに、特殊の穿孔頭部によって地下通路を穿孔する圧
縮空気穿孔装置の形の前進装置は公知である。スクリュ
ーコンベヤを介する材料搬送及び加えられるべき高い前
圧縮力の必要性により、これらの圧縮空気穿孔装置は非
常に費用がかかりかつこれらの圧縮空気穿孔装置の使用
は、適当な支持可能性及び広大な基礎溝に左右される。

高い圧縮圧力はさらに地面の変形の危険を伴うので、こ
れらの装置は適切な土地においてしか使用できない。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の基礎になっている課題は、これらの欠点を除去
して、簡単かつ頑丈に構成され、少ない費用でかつ都合
よく使用できかつその良好な操縦性及び高い性能比・・
よりさまざまな種類の土地の中への合理的な、目標通り
の前進を保証する、冒頭に述べた種類の装置を提供する
ことである。

帽１を解決するための手段〕 本発明によればこの課題は、前進体の中に同軸的な工具
支持部が回転及び駆動可能に設けられ、この工具支持部
に打撃工具が偏心的にかつ前進頭部が同心的にはまって
いることによって解決される。地中貫通ロケットの場合
のように、この場合にも前進体は適切な打撃工具によっ
て地中に打ち込まれ、その際、打撃は偏心的にかつ工具
支持部の回転に応じて前進体軸線の周りを回転しながら
行なわれる。従って均一な回転運動は高出力の直線状前
進を生ぜしめる。なぜならば回転及び前進運動の共同作
用によって、打撃は螺旋状軌道に沿って連続しかつ特に
効果的であるからである。それに対して、不均一な回転
運動又は停止は、打撃工具の軸線に対して片側の打撃に
よって直線状前進からの逸脱を強制し、従って前進体の
所望の操縦を許容する。

本発明によりなるべく端面に開削刃などを備えた前進頭
部が、回転軸線に対して非対称的に構成されている場合
は、一方では、この前進頭部の穿孔効果が強められ、他
方では、頭部形状の非対称により前進体の操縦性が高め
られる。

前進頭部の特別の構成及び形状はその都度の土地の種類
に左右されるので、使用される前進頭部の適当な選択に
よってその都度の状態への適合が可能である。

本発明により、前進体が、外方に湾曲した昇進体の反ら
された形状は前進体運動の方向変更を助長し、その際、
縦溝は前進体を案内するようにかつ安定させるように作
用する。

本発明の特に有利な構成によれば、工具支持部は付加的
に振動機を支持している。この高周波振動機は前進体全
体を横振動させるので、前進出力が上昇するだけでなく
地下通路も拡大されかつ土壁が圧縮され、それは製品管
又は保護管などのあとからの引張を容易にする。

工具支持部に駆動電動機が支持され、この駆動電動機が
、前進体の内歯環状歯車とかみ合うピニオンを駆動する
場合は、工具支持部の回転駆動のための構造が非常に簡
単になる。この駆動は、地下通路の外部に設けられた駆
動源から導き出される必要はなく、打撃工具のように直
接前進体に収容できるので、効率は高められかつ特に、
細くて柔軟なケーブル又は管しか必要でない前進体への
専用供給も著しく容易にされる。

前進体を制御するために、工具支持部の回転を中断し、
この工具支持部を所望の角度位置に止めることができる
。本発明により、回転速度が周期的に変化するように駆
動電動機が制御可能である場合は、もちろん有利である
。なぜならば曲線状前進中にも回転が維持されており、
それが、制御過程に関係なく、適当に高められた前進出
力を保証するからである。前進体の位置及び方向を監視
するために、送信装置を工具支持部に組み込むことがで
き、この送信装置は地上の受信器と共同作用する。この
受信器は前進体のその都度の位置を検出しかつそれによ
って前進運動の所望の目標通りの操縦を゛可能にし、そ
の際、この操縦の自動化のために回転駆動は制御装置を
介して所定の目標位置又は目標方向からの前進体位置の
偏差に応じて正しく制御される。しかし一種の指向性無
線装置を介して所望の方向を前進体に設定することも可
能であり、この方向に、生ずる偏差を修正制御により打
ち消すことによって、適切な方位測定用装置を備えた前
進体が追従する。

本発明により、供給４管のうちの１つが周囲標識を持っ
ている場合は、地下通路の外部に、例えば内張り管にあ
る定置の初期目印と標識との比較によって打撃工具のそ
の都度の回転位置を簡単に検知しかっこの回転位置を所
望の操縦運動のために合わせることができる。

操縦運動による困難の恐れなしに、敷設されるべき線路
部分を前進体により直ちに地下通路に入れることができ
るようにするために、管、ケーブルなどの接続のために
前進体の中に付随装置用の可動継手が設けられているの
で、これらの管、ケーブルなどは前進体の有り得る操縦
運動を妨害されないようにする。

継手が、懸架装置を介して前進体の保持部に枢着されて
いる締め付は環などがる成る場合は、簡単かつ適切な構
造が得られる。締め付は環に取り付けられた線路部分は
、十分な操縦運動遊びをもって前進体により地下通路に
入れられる。

〔実施例〕

図面に本発明による装置が示されており、以下に説明さ
れる。

供給導管などを合理的に地中に敷設しかつそのだめに必
要な地下通路を目標通りにかつ効果的に前進させること
ができるようにするために、前進体ｌが存在し、この前
進体はほぼ円筒形状を持つが、しかし図示してない縦溝
付きの、僅かに外方へ反らされた外皮２を持っている。

この中空の前進体ｌの中に工具支持部３が同軸的に回転
可能及び駆動可能に設けられており、この場合、前進体
ｌの内歯環状歯車５とかみ合うピニオン６を駆動する駆
動電動機４が回転駆動を行なう。

工具支持部３は、偏心的に配置された打撃工具７、例え
ば圧縮空気ハンマ、を支持しておりかつ前進側に前進頭
部８を備えており、この前進頭部は交換可能に工具支持
部３に付いておりかつ簡単な前進先端として又は、図示
されているように、端面に開削刃９を備えた非対称円錐
台としても構成できる。打撃工具７に加えて、さらに振
動機ｌＯが工具支持部３に付加されており、この場合、
駆動電動機４、打撃工具７、振動機１０などへのエネル
ギー又は圧力媒体供給は適当な供給導管１１を介して行
なわれ、これらの供給導管は後部側において、図示して
ない供給個所へ通じている。

前進体ｌの使用の際、打撃工具７は圧力媒体を受けてお
りかつそれによって前進体！をｌ打又ｌ打と地中で前進
させる。工具支持部３の同時の均一な回転は、打撃工具
７の偏心的な作用と相まって高い出力の直線状前進を保
証し、この場合、振帽１０により与えられる横振動は前
進を容易にしかつ生ずる地下通路を固まらせる。工具支
持部の回転の適切な中断又はこの回転の周期的な不規則
は、工具打侶の偏心と相まって前進体ｌの曲線状軌道を
強制するので、前進体１の特に合理的な操縦が保証され
ている。

地中を移動する前進体ｌは、土地の種類に応じて単独で
使用でき、又はこの前進体は適当な線路、保護管などを
入れるために直ちに使用できる。そのために前進体１の
後部側に継手１２が設けられており、この継手は、懸架
装置１３を介して前進体ｌの保持部１４に枢着された締
め付は環１５を含んでいる。この締め付は環１５に取り
付けられた管などは、それによって前進体ｌにより連行
されかつ接続部の可動性により、直線状軌道からの前進
体１の、操縦により生ぜしめられる偏差にも妨げられず
に、追従することができる。

前進体１の位置及び運動方向を検出しかつ監視すること
ができるようにするために、様々な電子位置測定及び制
御装置が使用可能である。

の位置に関係して地上の受信器又は送信器と共同作用し
かつ回転駆動の適当な制御を行なう。

この場合、適切な制御装置は、所望の目標入力だけしｂ
）必要としない全自動運転を可能にする。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による装置の軸線に沿う断面図である。 ｌ・・・前進体、３・・・工具支持部、７・・・打撃工
具、８・・・前進頭部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　軸線方向に作用する打撃工具を支持しかつ前端にな
   るべく交換可能な前進頭部を持ちかつ後端に、専用供給
   装置への供給導管の他に、管、ケーブルなど、敷 設されるべき線路の接続部を持つている円筒状前進体を
   有する、線路などを地下敷設するための装置において、
   前進体（１）の中に同軸的な工具支持部（３）が回転及
   び駆動可能に設けられ、この工具支持部に打撃工具（７
   ）が偏心的にかつ前進頭部（８）が同心的にはまつてい
   ることを特徴とする、線路などを地下敷設するための装
   置。 ２　なるべく端面に開削刃（９）などを備えた前進頭部
   （８）が、回転軸線に対して非対称的に構成されている
   ことを特徴とする、請求項１に記載の装置。 ３　前進体（１）が、外方に湾曲した外皮（２）を持ち
   、この外皮になるべく縦溝が設けられていることを特徴
   とする、請求項１又は２に記載の装置。 ４　工具支持部（３）が付加的に振動機（１０）を支持
   していることを特徴とする、請求項１ないし３のうち１
   つに記載の装置。 ５　工具支持部（３）に駆動電動機（４）が支持され、
   この駆動電動機が、前進体（１）の内歯環状歯車（５）
   とかみ合うピニオン（６）を駆動することを特徴とする
   、請求項１ないし４のうち１つに記載の装置。 ６　回転速度が周期的に変化するように駆動電動機（４
   ）が制御可能であることを特徴とする、請求項１ないし
   ５のうち１つに記載の装置。 ７　供給導管（１１）のうちの１つが周囲標識を持つて
   いることを特徴とする、請求項１ないし６のうち１つに
   記載の装置。 ８　管（１６）、ケーブルなどの接続のために前進体（
   １）の中に付随装置用の可動継手（１２）が設けられて
   いることを特徴とする、請求項１ないし７のうち１つに
   記載の装置。 ９　付随装置用の回動継手（１２）が、懸架装置（１３
   ）を介して前進体（１）の保持部（１４）に枢着されて
   いる締め付け環（１５）などから成ることを特徴とする
   、請求項８に記載の装置。