JPH01210372A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は印刷装置に関し、特に情報処理システムなどの
出力装置として使用される印刷装置における制御プログ
ラムのエラー検出処理に関する。

従来技術 従来、情報処理システムなどの出力装置として使用され
ている印刷装置では集積回路によって制御回路が組まれ
、この制御回路により印字機構部などの機械部分の制御
が行われていたが、近年におけるＬ　Ｓ’　Ｉ技術の発
達により機械部分の制御がプロセッサによって行われよ
うになってきた。

印刷装置にプロセッサが使用されることに伴って、装置
内部のメモリ上にプロセッサの制御プログラムが格納さ
れるようになり、そのメモリも複数個で構成されていた
が、メモリの大容量低価格化に伴って１個で済むように
なってきた。

このメモリに格納される制御プログラムもメモリ上では
一つのデータとして取扱われているので、この制御プロ
グラムの正常性をチエツクする必要があり、そのために
制御プログラムのデータにパリティ情報を付加し、メモ
リから制御プログラムを読出す毎にパリティチエツクを
行って、制御プログラムの正常性のチエツクを行ってい
る。

すなわち、第２図に示すように、従来の印刷装置はプロ
セッサ部１と、制御メモリ２と、制御メモリエラーチエ
ツク部３と、印字機構部インタフェース部４と、印字機
構部５とにより構成されており、プロセッサ部１は制御
メモリ２に格納された制御プログラムにより、印字ｉ構
部インタフニー支部４を介して印字機構部５を制御して
いた。

制御メモリ２に格納された制御プログラムはプロセッサ
部１によって制御メモリ２から読出される毎に制御メモ
リエラーチエツク部３でその内容のパリティチエツクが
行われる。

制御メモリエラーチエツク部３のパリティチエツクによ
り制御プログラムにエラーが検出されると、制御メモリ
エラーチエツク部３はプロセッサ部１に対してエラー割
込みを発生させ、プロセッサ部１ではこのエラー割込み
により制御プログラムの一部（エラー処理プログラム）
を使用して必要なエラー処理を行っている。

このエラー処理プログラムは制御プログラムの一部に設
けられているので、印字動作の制御に使用される制御プ
ログラムと同一メモリ上に存在することとなる。

このような従来の印刷装置では、プロセッサ部１によっ
て使用される制御プログラムにエラーが発生すると、プ
ロセッサ部１ではエラー発生時のエラー割込みによりエ
ラー処理プログラムを実行するが、エラーを発生した制
御プログラムとエラー処理プログラムとが同一メモリ上
にあるなめに正常なエラー処理の実行が不可能となり、
その結果プロセッサ部１の暴走が生ずるという欠点があ
る。

また、プロセッサ部１の暴走により印字機構部５などプ
ロセッサ部１によって制御されている部分においても異
常動作が誘発され、最悪の場合には装置が破損してしま
うという欠点がある。

九肌曵旦追 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、プロセッサの暴走および装置の異常動作
を防止することができ、装置が破損するのを防止するこ
とができる印刷装置の提供を目的とする。

発明の構成 本発明による印刷装置は、制御メモリに格納された制御
プログラムを実行するプロセッサによって印字機構にお
ける印字動作が制御される印刷装置であって、前記制御
メモリから読出された前記制御プログラムに異常が検出
されたとき、前記異常の検出に応答して前記プロセッサ
の処理動作を抑止するプロセッサ抑止手段と、前記異常
の検出に応答して前記印字機構における前記印字動作を
抑止する印字機構抑止手段と、前記制御プログラムに異
常か検出されたことを表示する表示手段とを有すること
を特徴とする。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。図において、本発明の一実施例による印刷装置は、
プロセッサ部１と、制御メモリ２と、制御メモリエラー
チエツク部３と、印字機構部インタフェース部４と、印
字機構部５と、プロセッサリセット部６と、印字機構部
パワーコントロール部（以下パワーコントロール部とす
る）７と、エラーメツセージ表示部８とにより構成・さ
れている。

本実施例においては、プロセッサ部１と、制御メモリ２
と、制御メモリエラーチエツク部３と、印字８１′！Ｉ
Ａ部インタフェース部４と、印字機構部５とにおける処
理動作は、第２図に示す従来の印刷装置と同じなので、
それらの処理動作の説明は省略する。

但し、制御メモリエラーチエツク部３においては、従来
プロセッサ部１に出力していたエラー割込みをプロセッ
サ部１には出力せず、エラーが検出されたことをプロセ
ッサリセット部６とパワーコントロール部７とエラーメ
ツセージ部８とに夫々通知するようになっている。

すなわち、プロセッサ部１が制御メモリ２をアクセスす
る毎に、制御メモリ２から読出された制御プログラムは
制御メモリエラーチエツク部３によってデータの正常性
がチエツクされているが、制御メモリエラーチエツク部
３でデータの異常が検出されると、データエラーが発生
したことを通知するための制御信号が制御メモリエラー
チエツク部３からプロセッサリセット部６とパワーコン
トロール部７とエラーメツセージ表示部８とに送出され
る。

プロセッサリセット部６では制御メモリエラーチエツク
部３からの制御信号を受取ると、プロセッサ部１に対し
てクロック停止信号を送出し、プロセッサ部１における
処理動作を停止させる。

また、パワーコントロール部７では制御メモリエラーチ
エツク部３からの制御信号を受取ると、印字機構部５に
供給されている電源を瞬間的に遮断し、印字機構部５に
供給されている電源の供給を停止して印字機構部５の動
作を停止させる。

さらに、゛エラーメツセージ表示部８では制御メモリエ
ラーチエツク部３からの制御信号を受取ると、外部に対
してデータエラーが発生したことを表示し、操作者に対
してデータエラーの発生を通知する。操作者はこれによ
り装置においてエラーか発生したことを容易に確認する
ことができる。

このように、制御メモリ２から読出された制御プログラ
ムにエラーか発生したことを制御メモリエラーチエツク
部３で検出したときに、この制御メモリエラーチエツク
部３からの制御信号に応答してプロセッサリセット部６
によってプロセッサ部１の処理動作を停止させるととも
に、パワーコントロール部７によって印字機構部５の動
作を停止させ、エラーメツセージ表示部８にデータエラ
ーが発生したことを外部に対して表示させるようにする
ことによって、制御メモリ２から読出された制御プログ
ラムに発生したエラーによるプロセッサ部１の暴走や、
印字機構部５などの装置の異常動作を防止することかで
き、装置か破損するのを防止することかできる。

また、エラ、−メツセージ表示部８にデータエラーか発
生したことを外部に対して表示させることにより、制御
プログラムに発生したエラーの確認を容易に行うことが
できるとともに、発生したエラーに対する処理を正常に
行わせることかできる。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、制御メモリから読出
された制御プログラムに異常が検出されたとき、この制
御プログラムを実行するプロセッサの処理動作を抑止す
るとともに、このプロセッサによって印字動作が制御さ
れる印字＠構における印字動作を抑止し、制御プログラ
ムに異常が検出されたことを外部に対して表示するよう
にすることによって、プロセッサの暴走および装置の異
常動作を防止することができ、装置か破損するのを防止
することかできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は従来例の構成を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・プロセッサ部 ２・・・・・・制御メモリ ３・・・・・・制御メモリエラーチエツク部５・・・・
・・印字ａｉｍ部 ６・・・・・・プロセッサリセット部 ７・・・・・・印字機構部 パワーコントロール部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）制御メモリに格納された制御プログラムを実行す
   るプロセッサによって印字機構における印字動作が制御
   される印刷装置であって、前記制御メモリから読出され
   た前記制御プログラムに異常が検出されたとき、前記異
   常の検出に応答して前記プロセッサの処理動作を抑止す
   るプロセッサ抑止手段と、前記異常の検出に応答して前
   記印字機構における前記印字動作を抑止する印字機構抑
   止手段と、前記制御プログラムに異常が検出されたこと
   を表示する表示手段とを有することを特徴とする印刷装
   置。