JPH01204525A - 搬送波位相制御回路 - Google Patents

搬送波位相制御回路

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Publication number
JPH01204525A
JPH01204525A JP63029961A JP2996188A JPH01204525A JP H01204525 A JPH01204525 A JP H01204525A JP 63029961 A JP63029961 A JP 63029961A JP 2996188 A JP2996188 A JP 2996188A JP H01204525 A JPH01204525 A JP H01204525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
coefficient
output
loop
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP63029961A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yoshida
厚 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データモデムに利用される搬送波位相制御ル
ープに関する。
〔概要〕
本発明は、データモデムに利用される搬送波位相制御ル
ープにおいて、 受信信号の位相ヒツト時にループ係数を定常時より大き
い値に所定時間にわたり保つことにより、位相ヒツトに
対しては高速追従を可能にし、また定常状態では雑音に
よる擾乱を受けにくくすることができるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
従来、この種の搬送波位相制御ループは受信信号を判定
することで搬送波の位相を抽出し、単純な位相同期ルー
プで搬送波位相に追従するのが一般的であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の搬送位相制御ループは、等測的に単純
な位相同期ループであるので、系の帯域を狭くして雑音
に対する擾乱を軽減する。しがし、このように帯域を狭
くすると、位相ヒツト(位相ステップ)に対する追従能
力が低下する。すなわち、従来の搬送波位相制御ループ
では、雑音に対する擾乱軽減と位相ヒツトに対する高速
追従を同時に満足することはできない欠点がある。
本発明は、このような欠点を除去するもので、雑音に対
する擾乱軽減と位相ヒツトに対する高速追従とをともに
満足する搬送波位相制御回路を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、解析信号で表現された受信信号を所望のサン
プル値に最尤判定する判定器と、この判定器の出力信号
と受信信号の相対位相角を抽出する位相角抽出手段と、
この位相角抽出手段の出力を平滑化した出力にループ係
数を乗算する係数器と、この係数器の出力に比例した周
波数の正弦波信号を出力する電圧制御発振器と、受信信
号に対しこの電圧制御発振器の出力位相値に比例した位
相回転を与える位相回転手段とを備えた搬送波位相制御
回路において、上記位相角抽出手段の出力が正の場合に
カウントアツプし、負の場合にカウントダウンするカウ
ンタ手段と、このカウンタ手段がキャリまたはボローを
発生してから所定時間にわたり上記係数値としてこのカ
ウンタがキャリまたはボローを発生しない状態のときの
ループ係数より大きい値のループ係数を保持するタイマ
手段とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
判定器で解析信号で表現される受信信号を望むべきサン
プル値に最尤判定し、受信信号と判定器の出力信号の相
対位相角を位相角抽出手段で抽出する。位相角抽出手段
の出力は低域通過フィルタで平滑化され、低域フィルタ
の出力と係数に、またはKs  (Kb >Ks )と
が係数器で乗算される。
一方、カウンタは位相角抽出手段の出力が正の場合にカ
ウントアツプし、負の場合にカウントダウンしキャリあ
るいはボローが発生してからタイマで1秒間にわたり係
数器の係数をに、に保持する。
この係数器の出力に比例した周波数の正弦波信号が電圧
制御発振器から出力され、複素受信信号に対し電圧制御
発振器の出力位相値に比例した位相回転が位相回転手段
で与えられる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。図はこの実施例の構成を示すブロック構成図である
この実施例は、図に示すように、解析信号で表現された
受信信号を所望のサンプル値に最尤判定する判定器2と
、この判定器2の出力信号と受信信号の相対位相角を抽
出する位相角抽出手段である共役化器3、正規化器4お
よび複素乗算器5と、この位相角抽出手段の出力を平滑
化した出力にループ係数を乗算する係数器である複素乗
算器8と、この係数器の出力に比例した周波数の正弦波
信号を出力する電圧制御発振器であるデジタルVC09
と、受信信号に対しこの電圧制御発振器の出力位相値に
比例した位相回転を与える位相回転手段である複素乗算
器1と、上記位相角抽出手段の出力が正の場合にカウン
トアツプし、負の場合にカウントダウンするカウンタ手
段であるコンパレータ10およびカウンタ11と、この
カウンタ手段がキャリまたはボローを発生してから所定
時間にわたり上記係数値としてこのカウンタがキャリま
たはボローを発生しない状態のときのループ係数より大
きい値のループ係数を保持するタイマ手段であるオアゲ
ート12、タイマ13および係数切替器14とを備える
次に、この実施例の動作を図に基づき説明する。
解析信号で表現された受信信号7つを ′i’に= Xk+ jHCxk:l =Ak e’(
””’)   (+)ただし、H〔・〕 ニヒルベルト
変換 とすると、受信信号7には判定器2で望ましい値γ、に
判定され、T、は、 r k=Ake”k            〔2)で
与えられる。判定器2の出力は共役化器3および正規化
器4で変形され、複素乗算器5で判定器2の人力と乗算
され、虚部選択器6で虚数部のみが抽出される。虚部選
択器6の出力は1、、 ■、 (e)+、、 〕(、°
AwzAid)=sin φに 2φk      <”、’  φk<<1)   、
、、、、(3)と計算され、これが搬送波位相差を表わ
している。
虚部選択器6の出力はループフィルタ7で高周波成分が
除去され、複素乗算器8で係数に5あるいはに、が掛は
合わされ、ディジタルVCO9に入力される。ディジタ
ルVCO9は人力信号に比例した周波数の複素正弦波信
号を発生し、複素乗算器1で入力信号?3に位相回転を
与え、搬送波位相差を零に近づける制御を行う。このよ
うに本実施例の搬送波位相制御ループは等測的にPLL
(Phase Locked Loop )を構成する
が、この系の帯域は係数に、あるいはに、に比例する。
一方、搬送波位相誤差はコンパレータ10で正負の符号
が判別され、正の場合は2N進のカウンタ11をカウン
トアツプし、負の場合はカウントダウンする。さらに、
カウンタ11のキャリおよびボロー出力はオアゲート1
2に接続され、キャリあるいはボローが発生すればカウ
ンタ11を初期値Nに設定する。また、係数切替器14
で定常状態ではループ係数として小さい方のに、が選ば
れているが、カウンタ11でキャリあるいはボローが発
生すると発生してからT秒間にわたりタイマ13で係数
K。
が保持され選ばれる。さて、系が定常状態にある場合に
搬送波位相差の平均値はゼロであるので、カウンタ11
はアップカウントとダウンカウントを繰り返し、キャリ
またはボローは発生しない。したがって、この状態では
ループ係数は小さい方であるに5が選ばれているので系
の帯域は狭くなり、雑音などによる擾乱を受けにくい。
ところが、受信信号に位相ヒツトが存在すると、位相ヒ
ツトが起こった瞬間からしばらくは搬送波位相誤差が正
あるいは負の連続になるので、カウンタ11は直ちにキ
ャリまたはボローを発生し、ループ係数として大きい方
であるKbが選ばれて系の帯域が広くなり、位相ヒツト
に対し高速な追従が行われる。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、搬送波位相制御ループの
ループ係数を切替えることができるので、雑音による擾
乱を受けにくく保ちながら位相ヒツトにも高速追従し得
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 1.5.8・・・複素乗算器、2・・・判定器、3・・
・共役化器、4・・・正規化器、6・・・虚部選択器、
7・・・ルーフフィルタ、9・・・デジタルVCO11
0・・・コンパレータ、11・・・カウンタ、12・・
・オア、ゲート、13・・・タイマ、14・・・係数切
替器。 特許出願人 日本電気株式会社 。 代理人  弁理士 井 出 直 孝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、解析信号で表現された受信信号を所望のサンプル値
    に最尤判定する判定器(2)と、 この判定器の出力信号と受信信号の相対位相角を抽出す
    る位相角抽出手段(3、4、5)と、この位相角抽出手
    段の出力を平滑化した出力にループ係数を乗算する係数
    器(8)と、 この係数器の出力に比例した周波数の正弦波信号を出力
    する電圧制御発振器(9)と、 受信信号に対しこの電圧制御発振器の出力位相値に比例
    した位相回転を与える位相回転手段(1)と を備えた搬送波位相制御回路において、 上記位相角抽出手段の出力が正の場合にカウントアップ
    し、負の場合にカウントダウンするカウンタ手段(10
    、11)と、 このカウンタ手段がキャリまたはボローを発生してから
    所定時間にわたり上記係数値としてこのカウンタがキャ
    リまたはボローを発生しない状態のときのループ係数(
    K_s)より大きい値のループ係数(K_b)を上記係
    数器に与えるタイマ手段(12、13、14)と を備えたことを特徴とする搬送波位相制御回路。 2、解析信号で表現された受信信号を所望のサンプル値
    に最尤判定する判定器(2)と、 この判定器の出力信号と受信信号の相対位相角を抽出す
    る位相角抽出手段(3、4、5)と、この位相角抽出手
    段の出力を平滑化した出力にループ係数を乗算する係数
    器(8)と、 この係数器の出力に比例した周波数の正弦波信号を出力
    する電圧制御発振器(9)と、 受信信号に対しこの電圧制御発振器の出力位相値に比例
    した位相回転を与える位相回転手段(1)と を備えた搬送波位相制御回路において、 上記位相角抽出手段の出力に応じて異なる値のループ係
    数を上記係数器に与える手段 を備えたことを特徴とする搬送波位相制御回路。
JP63029961A 1988-02-09 1988-02-09 搬送波位相制御回路 Pending JPH01204525A (ja)

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JP63029961A JPH01204525A (ja) 1988-02-09 1988-02-09 搬送波位相制御回路

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JP63029961A JPH01204525A (ja) 1988-02-09 1988-02-09 搬送波位相制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01204525A true JPH01204525A (ja) 1989-08-17

Family

ID=12290570

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63029961A Pending JPH01204525A (ja) 1988-02-09 1988-02-09 搬送波位相制御回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003077497A1 (fr) * 2002-03-11 2003-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de reproduction d'une porteuse radioelectrique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003077497A1 (fr) * 2002-03-11 2003-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de reproduction d'une porteuse radioelectrique
US7277502B2 (en) 2002-03-11 2007-10-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Carrier recovery apparatus

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