JPH01203554A - 漏水陸屋根の補修防水工法 - Google Patents

漏水陸屋根の補修防水工法

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Publication number
JPH01203554A
JPH01203554A JP2538288A JP2538288A JPH01203554A JP H01203554 A JPH01203554 A JP H01203554A JP 2538288 A JP2538288 A JP 2538288A JP 2538288 A JP2538288 A JP 2538288A JP H01203554 A JPH01203554 A JP H01203554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
section
groove
layer
concrete layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2538288A
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English (en)
Inventor
Yuji Matsuba
松葉 雄次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAIDE KOSAN KK
Original Assignee
YAMAIDE KOSAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は陸屋根、特に漏水陸屋根の補修防水工法に関
する〜ものである。
〔従来の技術〕
陸屋根の防水工法として、非歩行陸屋根の場合はスラブ
コンクリート上に均しモルタルを打設してこの均しモル
タル層上に防水シートを張設しており、歩行陸屋根の場
合はスラブコンクリート上に均しモルタルを打設してこ
の均しモルタル層上に防水シートなどの防水層を形成し
、この防水シート層上に押えコンクリートを打設してい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の陸屋根の防水層が破断して漏水が生じた場合
は補修防水工法を施工するが、非歩行陸屋根の場合は防
水層が露呈しているのでその補修は容易である。
ところが歩行陸屋根の場合、既設の押えコンクリート層
上に第2の防水層を設けるが、前記既設の押えコンクリ
ート層には目地の隙間から雨水が侵入して溜まっている
ので、この侵入した水を除去する必要がある。
侵入した水を除去する手段としては脱気筒を設置して侵
入した水を脱気筒に誘導する処置をとるが、この処置は
、押えコンクリート層内又はこの層と防水層間に、脱気
筒に向けての放射状などの水誘導路を形成する必要があ
って大工事となる。
この発明は、上記後者の歩行陸屋根の補修防水工法の問
題点を解決しようとするもので、その目的とするところ
、既設の押えコンクリート層上に第2の防水層を施行し
た後、既設押えコンクリート層に侵入した雨水を圧送空
気により徐々に大気中に蒸散させ得る補修防水工法とす
るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この発明は防水層上の
既打設の押えコンクリート層の、所要間隔置きに設けら
れた縦横に連続する目地材を少なくともその上半分を除
去すると共に、目地材を除去して生じる溝の上側開口部
を閉じ且つ第2の防水層を形成し、前記連続する溝の少
なくともIIII所に送風機からの空気圧送ホース接続
用パイプを挿入設置し、前記パイプ設置部から離れる複
数箇所の溝部には雨水の流入を阻止する排気部を設けた
ことを特徴とする漏水陸屋根の補修防水工法としたもの
である。
〔作用〕
補修防水工法施行後、空気圧送ホース接続用パイプに送
風機からのホースを接続して送風機をfF動することで
、既設の押えコンクリート層の、目地を除去して形成さ
れた縦横に連続する密閉溝内に空気が圧送されて複数個
の排気部から大気中に排出される空気により、溝内に溜
まっている水は圧送空気の流通時にその風により蒸発し
て共に排出されるので、日に短時間回数、数10日送風
機を作動することで、旧押えコンクリート層内の水分を
ほぼ排出し得る。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る漏水陸屋根の、補修防水工法の前
処理工程中の状態の一実施例を示し、1は陸屋根のスラ
ブコンクリート、層、2はその上に形成された均しモル
タル層、3はその上の既設の防水シート層、4は押えコ
ンクリート層であり、漏水事故発生により、押えコンク
リート層4上に更に第2の防水層を形成するに先立って
、押えコンクリート層4に目地5部分から侵入して溜ま
っている雨水を除去する手段を講じる。
その手段は、押えコンクリート層4の目地材5を全部、
又は上手部を除去して生じる溝6の上側開口部を、テー
プ7(又はプラスチック薄板からなる溝蓋)で閉じ、次
いで全面に第2の防水シート層3a等の防水層を形成す
る。
この状態で連続する溝6には1箇所に、送風機(図示省
略)からの空気圧送ホース8を接続するパイプ9を挿入
設置し、又このパイプ9から離れる複数箇所の溝部には
排気パイプ10(又は排気筒)などの排気部をもうける
。11は排気パイプ10に装着した、雨水の流入を防ぐ
キャップである。
図では空気圧送ホース8を接続するパイプ9を1箇所の
みに設けたが、複数箇所に設けることもできる。
このようにして補修防水工法が終ったところで、パイプ
9に送風機から空気圧ホース8を経て空気又は温風を圧
送することで、圧送された空気又は温風は溝6内に溜ま
った水の蒸発したものを共に排気パイプ10(又は排気
筒)を経て大気中に放散する。
送風機の作動は補修防水工法完了後、1日数回、1回の
伴動を数10分として数10日継続することで既設の押
えコンクリートの層4に含まれる雨水を排除することが
できる。
〔効果〕
この発明の漏水陸屋根の補修防水工法としたことにより
、以下に述べるような効果がある。
111陸屋の防水構造はスラブコンクリート層に均しモ
ルタル層を形成してその上に防水層と押えコンクリート
層がその順に形成されている形式のもので、この陸屋根
の防水層が損傷して漏水した際は、前記既設の層をその
ままにしてその上に更に防水層を形成するので、補修工
程が簡単である。
(2)既設の防水層上の押えコンクリート層には目地部
分から侵入した雨水が溜まっているが、前記既設の押え
コンクリート層上に新しい防水層を形成するに先立って
既設押えコンクリート層の目地材の少なくとも上半部を
除去し、目地材を除去して生ずる溝の上側開口部を閉じ
且つ前記したように第2の防水層を形成し、前記溝の少
なくとも1箇所に空気圧送パイプ、このパイプから離れ
る複数箇所の溝に排気部をそれぞれ設けて、空気圧送パ
イプには送風機の送気ホースを接続することで、補修工
法完了後数10日、間けつ的に送風機を作動することに
より、目地材を除去したあとの溝を圧送空気が流れる際
に前記溝に溜まった雨水は蒸発して前記空気と共に大気
中に放散され、又押えコンクリート層に吸収された雨水
が順次前記溝ににじみ出てきたものも同様に大気中に放
散されるので、従来の、既設の、押えコンクリート層に
脱気筒を設置してしみ込んだ雨水を放散する工法に比し
て、浸み込んだ雨水の排出を短期間に完了することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る漏水陸屋根の補修防水工法の実施例
を示すもので、第1図はその前工程処理を行なった陸屋
根の一部分の一部切欠斜視図、第211は同上の処理時
に第2の防水層を設けた陸屋根の一部分の、一部切欠縦
断側面図である。 1 ・・・・スラブコンクリート層、2・・・・・・均
しモルタル層、3,3a・・・・防水シート層、6・・
・・・・・・・目地材を除去して生じた溝、7・・・・
・・・・講閉じテープ、8・・・・送気パイプ9に接続
した送風機からの空気圧送ホース、10・・・・排気パ
イプ、11・・・・・・キャップ。 特許出願人   山出興産株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 防水層上に押えコンクリート層を形成した陸屋根におい
    て、前記押えコンクリート層の、所要間隔置きに設けら
    れた縦横に連続する目地材を少なくともその上半部を除
    去すると共に、目地材を除去して生じる溝の上側開口部
    を閉じ且つ第2の防水層を形成し、前記連続する溝の少
    なくとも1箇所に送風機からの空気圧送ホース接続用パ
    イプを挿入設置し、前記パイプ設置部から離れる複数箇
    所の溝部には雨水の流入を阻止する排気部を設けたこと
    を特徴とする漏水陸屋根の補修防水工法。
JP2538288A 1988-02-04 1988-02-04 漏水陸屋根の補修防水工法 Pending JPH01203554A (ja)

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JP2538288A JPH01203554A (ja) 1988-02-04 1988-02-04 漏水陸屋根の補修防水工法

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JP2538288A JPH01203554A (ja) 1988-02-04 1988-02-04 漏水陸屋根の補修防水工法

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JPH01203554A true JPH01203554A (ja) 1989-08-16

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ID=12164312

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JP2538288A Pending JPH01203554A (ja) 1988-02-04 1988-02-04 漏水陸屋根の補修防水工法

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JP (1) JPH01203554A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100673319B1 (ko) * 2006-03-17 2007-01-24 김광식 에어라인을 이용한 시트와 우레탄 모르타르 방수구조
JP2014129654A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Eda Tokushu Bosui Kogyo Kk 建造物屋上等防水調査方法
KR20230142970A (ko) * 2022-04-04 2023-10-11 한신호 옥상 슬래브 방수 구조물

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