JPH01178919A - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JPH01178919A
JPH01178919A JP62336125A JP33612587A JPH01178919A JP H01178919 A JPH01178919 A JP H01178919A JP 62336125 A JP62336125 A JP 62336125A JP 33612587 A JP33612587 A JP 33612587A JP H01178919 A JPH01178919 A JP H01178919A
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color
image carrier
liquid crystal
pattern
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JP62336125A
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English (en)
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Shuzo Kaneko
金子 修三
Kazuo Isaka
井阪 和夫
Akihiro Mori
明広 毛利
Kazuo Yoshinaga
和夫 吉永
Toshiichi Onishi
敏一 大西
Yutaka Kurabayashi
豊 倉林
Gakuo Eguchi
江口 岳夫
Yoshi Toshida
土志田 嘉
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Original Assignee
Canon Inc
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学的散乱状態の差異を利用した像を形成し
、これを表示したり、あるいはメモリとして記録する、
または他の画像形成への中間媒体として使用する像形成
装置に関し、詳しくは、上記像形成を高コントラストに
達成し得る像形成装置に関する。
[従来の技術] 従来より、テレビやVTRによる動画出力や、コンピュ
ーターとの対話作業における出力は、CRTやTN(ツ
ィステッドネマティック)液晶等のデイスプレィモニタ
ーに表示され、またワードプロセッサーやファクシミリ
等による文書2図形等の高精細画像は、プリントアウト
されたハードコピーとしてペーパーに出力表示されてき
た。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、CRTは上記の動画出力に対しては美し
い画像を出力するが、長時間静止した画像に対してはフ
リッカや解像度不足による走査績等が視認性を低下させ
る。
また、上記の7M液晶等の従来の液晶デイスプレィにお
いては、装置の薄型化を実現してはいるが、ガラス基板
に液晶をサンドイッチする等の作製上の手間や、画面が
暗い等の問題点があった。
さらに、CRTやTN液晶では、上記した静止画像の出
力中においても安定した画像メモリーがないために、常
にビームや画素電圧をアクセスしていなければならない
等の欠点がある。
これに対してペーパーに出力された画像は、高精細に、
また安定したメモリー画像として得られるが、これを多
く使用すると整理にスペースを要し、また大量に廃棄す
ることによる資源の無駄使いも馬鹿にならない。
本発明は、従来、ハードコピーとしてのみ得られていた
高精細カラー画像をハードコピーと同等の鮮明さで表現
し、またカラー画像を繰り返し表示、消去できる表示装
置、その他の装置に適用しうる像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明による像形成装置は、加熱または所定温度での保
持により透明状態および不透明状態となる像担持体と、
該像担持体の背面に設けられたカラーパターンと、前記
像担持体の透明状態および不透明状態を像状に制御する
書き込み手段と、前記像担持体をカラーパターン前面に
導く駆動手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に用いることのできる光学散乱層としては、サー
モトロピック液晶性を示す材料が好適である。この例と
しては、たとえばメタクリル酸ポリマーやシロキサンポ
リマー等を主鎖とした低分子液晶をペンダント状に付加
したいわゆる側鎖型高分子液晶、また高強度高弾性耐熱
性繊維や樹脂の分野で用いられているポリエステル系ま
たはポリアミド系等の主鎖型高分子液晶等である。
また、液晶相としてスメクティック、ネマティック、コ
レステリックをとるもの、またはその他の相をとるもの
、またディスコティック液晶等も用いうる。
さらに、高分子液晶中に不斉炭素を導入したSmC・を
示す相を有し、強誘電性を示す高分子液晶も好ましく用
いうる。
以下、高分子液晶の具体例を例示するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
HH (CニーC)。HH D  HI     O %w = 18,000 (N) 40H2−CH)。
?H3 (CH2−C)、 また、これらを塗布成膜するための溶媒としては、ジク
ロロエタン、DMF、シクロヘキサン等の他、テトラヒ
ドロフラン(THF)  、アセトン、エタノールその
他の極性または非極性溶媒又はこれらの混合溶媒が使用
され、これらは使用する高分子液晶との溶解性並びにこ
れを塗工する基体の材質または基体の表面に設けた表面
層との濡れ性、成膜性等の要因によって選択しうるは言
うまでもない。
[作 用] 以下、高分子液晶の具体的な一例として、前記構造式(
I)により表わされる液晶を用いて、本発明の基本構成
を詳しく説明する。
前記高分子液晶をジクロロエタンにより溶解し、これを
アルコール洗浄を施したポリエステル系透明基体上にア
プリケーターにより塗布した。
その後、95℃雰囲気中に10分間放置したところ、白
色の散乱膜が形成された。この膜厚は塗布前における高
分子液晶のvt%が20%の場合において10gm強の
ものが得られた。
このようにして得られた白色シート上を感熱ヘッドで走
査したところ、文字1図形パターンに従って透明部分が
固定された。このシートを光学濃度が1.2の黒色バッ
クグラウンド上に導くと、白地に黒の鮮明な表示が得ら
れた。
また、通常のオーバーヘッドプロジェクタ−上に上記シ
ートを導いたところ、文字、パターン部が白く投影され
る鮮明なネガ投影像が得られた。
次に上記パターンが記録されたシートの全面を約120
°Cにまで加熱し、その後約90°Cで数秒保ったとこ
ろ、元の白色散乱状態に全面が復帰し、このまま常温に
戻しても安定であり、再度の記録。
表示がなされ得た。
上記の現象は、前記高分子液晶が安定したメモリー状態
を維持するガラス転移点以下におけるフィルム状態、実
質的に光学的散乱状態に推移することのできる液晶フィ
ルム状態、およびこれより高温で等方的分子配列となる
等方性フィルム状態の少なくとも3状態をとり得ること
に起因して制御することができる。
次に、透明基体上に高分子液晶層を設け、像形成を行う
場合についての原理的プロセスを第8図を用いて説明す
る。
第8図において、前述した散乱状態は図中■の状態であ
る。これを例えば感熱ヘッドあるいはレーザー等の加熱
手段により■aのようにT2(Tiso =等方状態移
行温度)以上に加熱した後急冷すると、図中■の様にほ
ぼ等方状態と同様の光透過状態が固定される。この急冷
状態は、特に冷却手段を用いることもなく、基体を空気
中に自然放熱するもので充分である。この等方状態は、
T1(Tg =ガラス転移温度)以下における室温また
は常温状態においては安定であり、画像メモリーとして
安定な状態である。
一方■aのように72以上に加熱した後、液晶温度T、
−72間に一例として1秒ないし数秒にかけて保持する
と、■bのようにこの保持時間において散乱強度を再び
増し、常温においては再び元の散乱状態■に復帰し、こ
の状態はTI以下において安定に保持される。
また図中■で示すごとく、液晶温度71〜72間に一例
として10ミリ秒〜1秒程度の時間保持する様にすれば
、その部分においては中間の透過状yホを常温で保持す
ることができ、階調表現として使用することも可能であ
る。
すなわち、本例ではいったん等方状態に加熱した後常温
に至るまでに、液晶温度でどれ程の時間保持するかで透
過率または散乱強度を制御することができ、またこれを
TI以下においては安定に保持することができるもので
ある。さらに上記において散乱状態に復帰させる場合の
温度は、液晶温度内でT2に近い方がより早く、また、
液晶温度に比較的長時間放置する様な場合は、いったん
等方状態に加熱しないでも、以前の状態にかかわらず■
の散乱状態に戻らしめることは可能である。
本発明の像形成装置においては、前記の散乱状態をより
強度にする要因を積極的に付加することにより、より美
しい画像を得ることができる。このためには、前記例示
した高分子液晶が前記したジクロロエタンあるいはDM
F  (ジメチルフォルムアミド)、シクロヘキサン等
の溶媒に溶解後、基体に塗布し、前記溶媒を揮発せしめ
る過程あるいは揮発せしめた後に、液晶温度(75℃〜
110℃)に一定時間保つことにより安定した光学的散
乱膜が既に形成されていることが望ましい。
上記膜形成に最適な条件の1つとしては、高分子液晶の
溶媒に対する添加量が、添加、攪拌後、透明な溶液、ま
たは粘稠状態で得られる様な濃度であることである。た
とえば、前記構造式を示した高分子液晶をジクロロエタ
ンに単独で溶解する場合、高分子液晶のwt%濃度が1
0%においては溶液は白濁したミセル状となっているが
、15%〜25%程度の比較的高濃度においては安定し
た透明な粘稠溶液が得られる。この傾向は、その他の数
種の高分子液晶および溶媒との組み合わせにおいても観
測される。この透明な粘稠溶液をアプリケーター、ワイ
ヤバーまたはディッピング等の手段により良く洗浄した
ガラス、ポリエステル等の基体に塗工した後、前記液晶
温度に保持すると、前記ミセル状において同様に塗工し
た場合に比べ、非常に一様性の高い光学的散乱膜が得ら
れる。
この時、前記基体に対しては無配向処理であるか、また
はエチルアルコール等により複数方向へ抜き取り処理を
行なったものであり、いずれも表面に対する汚れをかな
り排除したものである。
なお、高分子液晶の溶媒としては、複数の溶媒の混合溶
媒、または高分子液晶材料以外の混合物、色素材料その
他を、塗工に悪影響を及ぼさない範囲で添加することも
可能である。
本発明においては、前記高分子液晶による光学散乱層と
、背面に設けられるカラーパターンとの間に屈折率の低
い層を設けることで、見かけ上前記の光学散乱強度を大
きくし得る。以下、高分子液晶による光学散乱層とカラ
ーパターンとの間に低屈折率層を設けた像担持体の作用
を第9図(a)〜(d)とともに説明する。
第9図(a)に示す様に1例えば光学吸収体であるカラ
ーパターン2を光学散乱層lに密着積層した場合、光学
散乱層lで散乱した光のうち、前記カラーパターン2に
到達した光はそのまま吸収される。これは例えばカラー
パターン2上に直接前記高分子液晶を溶液にして塗布し
た場合等に相当する。
ところが第9図(b)に示す様に、光学散乱層1とカラ
ーパターン2との間に低屈折率層3を設けると、図示の
如く光線は界面5aで屈折し、臨界角を超えて光学散乱
層1中に成分が多くなる。すなわちカラーパターン2に
吸収される光量は減り、光学散乱層1の散乱強度は見か
け上大きくなる0例えばこれが白色の場合は背面のカラ
ーパターン2に対する被覆力が増すため、より白く見え
るようになる。
一方、第9図(C)に示す様に光学散乱層lとカラーパ
ターン2との間に屈折率の比較的高い高屈折率層4を設
けると、前記光学散乱層1と高屈折率層4との界面5b
での光学散乱層1に対する反射の臨界角は大きくなるた
め、前記第9図(b)と比べて散乱度は落ちる。ただし
、前記第9図(a)に比べると界面5bでの散乱層に対
する反射成分も多少は出るので散乱度は幾分向上する。
なお第9図(c)に該当する場合としては、例えばカラ
ーパターンにバインダ層および前記光学散乱層をコーテ
ィング等で密着積層した場合等である。
しかし、第9図(d)の様に前記第9図(c)で示した
高屈折率層4のカラーパターン2側に、さらに低屈折率
層3を設けると、再び界面5cでの高屈折率層4側への
反射が増え、結果的に第9図(b)と同様カラーパター
ン2への光吸収量は減り、散乱層がより白く見える様に
なる。
上記低屈折率層としては、真空層またはエアー層が最も
望ましく、その屈折率は前記光学散乱層として用いた物
質より小さいものが望ましい。通常高分子液晶等を用い
た場合には、屈折率は1〜1.4程度で1.1以下が最
適に用いうる。また、この低屈折率層の層厚は実質白色
光波長よりも広くとれば良い、ここで、例えばエアー層
を得る場合において、前記カラーパターン表面との間に
高屈折率の粘着性層がなければ、これと部分的に接触さ
せた形であっても実質上充分な層厚がとれる。
これは、前記低屈折率層を挟持する両面のうち少なくと
も一方が、その表面粗さとしてRz (JISBO60
1−1982) テ0.8 g m程度以上、望ましく
は1μm以上の表面を有する物質で構成することで実現
できる。
なお、等吉相でほぼ透明に固定された部分は、この透明
部においては光は散乱せずにほぼ直進し透過するため、
下地の光学吸収体にそのまま吸収され、下地の色が視認
される。
[実施例] 以下、実施例と共に本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 第1図は、本発明による像形成装置をカラー表示装置と
して適用した場合の構成図である。
表示装鐙の上部には、駆動ローラー17が設けられ、こ
れと対向する下部にはローラー15が設けられている。
2本のローラー間には、像担持体ベルト10が張架され
、画像の表示面となる表示部20と対応する裏面にはカ
ラーバックグラウンド12が配置されている。前記駆動
ローラー17の近傍には、画像消去のための消去用ヒー
ター13とハロゲ〉′ランプ14が配置され、温度セン
サー16と接続されている。また、ローラー15の近傍
には、画像書き込みのためのサーマルヘッド11および
プラテン18が配置されている。
なお、駆動ローラー17は不図示のモータで駆動される
ほか、その他の手段はいずれも不図示の機械的構成部品
または電気、電子部品にて作動されるものとする。
光学散乱層である像担持体ベルトIOは、ポリエチレン
テレフタレート透明基体上に、下記構造式で表わした高
分子液晶 75℃     110℃ Glass□液晶相□1so。
をジクロロエタンに溶解して20%溶液とし、ワイヤパ
ーにて塗布し、これをオーブン中90’C! 、 15
分間放着し白色散乱層としたものをエンドレス状に形成
した。
前述した低屈折率層は、この像担持体ベル)10の背面
にわずかな隙間をもって、あるいは軽く当接した状態で
カラーバックグラウンド12を配置することにより形成
されるエアー層を用いる。
まず、像書き込み時において、駆動ローラー17が矢示
方向に駆動されるとともに、サーマルヘッド11に対し
て、コンピューターで画像処理されたカラー画信号を出
力すると、像担持体ベルト10上の加熱された部分に、
像状の透明部パターンが形成されていく。この動作によ
り、A4版1ページ分の画像状の透明部パターンを順次
形成した後、表示部20で停止すると白地に背面のカラ
ーバックグラウンド12の色による鮮明なカラー画像が
形成される。
ここで上記のコンピューターにより画像処理された画信
号は、上記カラーバックグラウンド12のカラーパター
ンにあらかじめ合わせられた信号であり、表示部20で
停止した時にカラー画像となる様にマツチングさせたも
のである。
本構成においては、カラーバックグラウンド12として
ブルー(B)、グリーン(G)、レッド(R)、ブラッ
ク(BL)、あるいはイエロー(Y)、マゼンタ(M)
、シアン(C)、ブラック(BL)のカラーモザイクま
たはカラーのストライブパターンを用い、第2図の部分
拡大図に示す様に、像担持体のうち高分子液晶層21を
カラーバックグラウンド12偏に配置した。この様にす
れば、高分子液晶層21とカラーバックグラウンド12
との間にある程度の厚みをもった透明基体は存在しない
様にすることができ、視野角による解像性の低下もなく
画像表示することができる。
以下、カラー画像を形成、表示する場合についてさらに
詳しく述べる。
上記のカラーパターンを有するカラーバックグラウンド
12は、例えば網点印刷等の従来から知られている印刷
方法等により、各色あわせてlff1wあたり12ライ
ン、またはそれ以下、またはそれ以上に厚膜または薄膜
形成することができる。
なお、このカラーパターンは、本例においてはバックグ
ラウンド基体19に直接印刷したものでも良いし、フィ
ルム状として基体に貼りつけたものでも良い。
画像書き込み時においては、第2図および第3図に示す
様に、例えばグリーンCG)の一部、およびブラック(
BL)の一部の色を出す場合にはGおよびBLのそれぞ
れ一部のカラーパターンに対応する様に像担持ベル)1
0の移動とともにあらかじめサーマルヘッド11により
透明部パターンを形成し、これを固定する。次に、上記
像担持体ベルト10の移動により表示部20に透明部パ
ターンが導かれ、あらかじめ固定された部分が所望のカ
ラーに一致した時に、上記ベルトlOの移動を停止する
ここで表示部20前面に設けた照明ランプ29を点燈す
ると、白地に一部GまたはBLの画像が鮮明に視認され
る。
同様に、あらかじめR,Bに対応する高分子液晶層21
を加熱し透明化しておけば表示部20においてこれらの
色の混色によるカラー画像が視認される。本例において
は、特に黒色を、出したときにこの濃度が上昇する様に
ブラック(BL)のストライプパターンを設けたもので
ある。
第4図(a)〜(c)において、形成された透明部パタ
ーンと、カラーバックグラウンドとの各色をより良く対
応させるための位置合わせ検知方法およびその構成の一
例を示す。本例では、カラーへツクグラウンド12に設
けたフォトカプラ23を用いて像担持ベルト10の形成
された透明部パターンとカラーバックグラウンド12の
カラーパターンとのマツチングをとる様にしたものであ
る。この例として図(a)に示す様にカラーバックグラ
ウンド12のカラーパターンのうち、その先端部ブルー
(B)の位置に切り欠き24をつくり、発光素子25と
受光素子26が相対する様にフォトカプラ23を設ける
。これを側面から見ると図(b)の様になる。−方、像
担持体ベルト10に対しては、その移動中の画像書き込
み開始直後にブルー(B)の画像部28が来るべきタイ
ミングで透明部27を必ず形成する様にする(図(C)
参照)。その後、所望の透明部パターンがサーマルへラ
ド11で書き込まれ、表示部20にこれが導かれ、前記
先頭のブルー(B)に対応して形成した透明部27が、
前記フォトカプラ23の位置に来ると、この時前記発光
票子25による光線の受光部における検知量が最大とな
り、これを不図示のベルト駆動モーターにフィードバッ
クすることにより所定位置で停止する様にすることがで
きる。
本実施例の様にすれば、画信号により透明部パターンを
形成する時にベルト駆動モーターが精密に一定速度のベ
ルト移動を与えているならば、各カラーに対する書き込
みピッチのみをタイミング良く制御すれば良く1例えば
像担持体ベル)10にカラーパターンが直接形成されて
いる様なものに対して画像形成する場合に比べるとその
形成位置に対する許容度が広い。
また、前述した様に像担持体表面(カラーバックグラウ
ンド側)またはカラーバックグラウンド表面が適当に粗
い表面であればこれらが接触した場合でも非書き込み部
の白色散乱の度合は強くとれる。
次に、画像の消去はハロゲンランプ14およびこのハロ
ゲンランプ14の熱に関連して温度勾配をもたせた形状
の消去用ヒーター13により行なう。すなわち、所定の
画像表示後、再び駆動ローラー17を矢示方向に駆動を
開始して行なうが、この時消去用ヒーター13のうちハ
ロゲンランプ14の近傍はホホ115°Cに、またハロ
ゲンランプ14から最も遠い位置ではほぼ80℃となる
よう温度センサー16の検知出力からコントロールされ
る。この様にして前記像担持体ベルト10の様子を観察
すると、ハロゲンランプ14の近接部通過時に、この部
分はほぼ全面透明となり、また消去用ヒーター13部分
通過時においては、全面が次第に透明から白色に再び散
乱していくことがわかる。この動作により前記表示画像
は全面消去され、再び白色の散乱状態が得られる。ここ
で、」二記の本構成で用いた消去用ヒーター13のベル
ト移動方向の巾はほぼ50mmであり、この全面が少な
くとも75℃以上である様にした。
前記、画像の書き込み、消去の動作は少なくとも200
回以上は安定であった。なお、ベルトの移動速度は40
mm1secにおいても充分鮮明な画像が得られた。
また、本装置構成はマルチへラド11のがわりに通常の
シリアルヘッドを不図示の駆動構成により像担持体ベル
ト10の移動方向と垂直方向にシリアルスキャンする構
成であってももちろん良好に動作する。
さらに、サーマルヘッド11の各ドツトに与える電圧の
強弱、または与える電圧パルスの巾を変化させてやるこ
とで、階調を得ることも可能である。
なお1本装置構成においては、高分子液晶層を直接サー
マルヘッドで摺擦、走査しても本高分子液晶は充分耐熱
性、皮膜強度が強いものであるので基本的に繰り返し画
像形成には問題ないが、必要に応じて、また、さらに強
度を増すために表面にポリイミド、アラミド等の保護層
をラミネート等により設けても良い。
この具体的な実施例として、3.5 gm及び6pH1
1のアテミドシートをラミネートにより設けて画像形成
を行なったが、結果はいずれも良好であった。
また本例において、例えばベルトの横ズレを防止するた
めの制御等、その他様々の位置制御手段を別に設けても
良い。
第5図は本発明の他の実施例を示す。第5図(a)はカ
ラー表示装置主要部の構成図であり、同図(b)は外観
の概略図を示す。本例は高分子液晶層38と透明基体3
9よりなる像担持体30を固定し。
画像書き込み手段であるサーマルヘッド31および消去
用手段である画像消去用ヒーター32が移動する構成と
した。
以ド、画像形成の順序の一例を示す。
■ サーマルヘッド31を定位置に戻す。
■ 不図示のモータ、ワイヤ等の駆動手段により、サー
マルへラド31を支持体36aに沿って矢示方向に駆動
し、像担持体30に透明部パターンを形成する。
■ カラーバックグラウンド33を押圧部材34により
前記透明部パターンが形成された像担持体30に近接ま
たは接触させる。
■ 後述する位置合わせ検知方法等を使って、不図示の
バックグラウンド゛駆動手段によりカラーパターンと前
記透明部パターンが一致する様にカラーバックグラウン
ド33を縦または横方向に微少に移動調整する。
■ 照明ランプ35を必要に応じ点燈し、カラー画像表
示を行なう。
次に画像消去の順序の一例を示す。
■ 前記照明ランプ35を清規する。
■ 前記カラーバックグラウンド33を像担持体30よ
り引き離す。
■ ハロゲンランプ40bを点燈し、不図示の温度検知
手段により前記実施例と同様画像消去用ヒーター32の
うちハロゲンランプ40b近傍部分でTis。
(T2)以上、また画像消去用ヒーター32の他の大部
分が、使用する高分子液晶の液晶温度となる様にして像
担持体30の透明基体39側に接触させて矢示方向にゆ
っくり運動させる。
なお、上記消去手段として図示した画像消去用ヒーター
32は熱源としてのハロゲンランプを2ケ所に設けてお
り(40a、 40b)、次回の画像消去においてはハ
ロゲンランプ40aのみ点燈し、図の下部方向から移動
できるものとした。
次に、前述した位置あわせ検知方法およびその構成の一
例を説明する。
第6図(a)はこの構成例を示す。本構成は、カラーバ
ックグラウンド33のB 、 G 、 R、BLの各色
を縦のストライブパターンとして設けた例であり、この
一部に切り欠き41を設け、ここに精度良く、例えば4
ケ所にLED、レーザーダイオード等の微小な発光素子
42を必要に応じてレンズ等とともに取りつけたもので
ある。一方、像担持体30の透明基体側には、各種受光
素子43が前記4ケ所の発光素子42の位置関係に対応
する様に同様に4ケ所設けられている。
画像形成時においては、第6図(b)に示すように前記
裏面に受光素子43の存在する範囲内に透明部分を書き
込む様に、前記サーマルヘッド31の所定のドツトを駆
動する。これは第6図(b)における表示範囲外であっ
た方が良い。
この後、前記した様にバフグラウンド33を像担持体3
0に当接させた後、縦または横方向に微小に変位させる
ことにより、前記4ケ所の受光素子43の受けとる光量
が全て最大となる位置で停止させる。
本例においても、カラーバックグラウンド33の表面は
適度に凹凸のついているものを使用することで、像担持
体30と実質接触しても良い。また微小の隙間をここに
設け、第5図(a)または(b)に図示するように、こ
の隙間に照明光が多少大る様に照明ランプを配置するこ
とで、見かけ上の下地の白色散乱はより鮮明になる。
第7図はさらに他の実施例を示すもので、本発明を投影
表示装置に適用した場合の一例を示す構成図である。
本例はカラーバックグラウンド52をR,G、Bのカラ
ーフィルターパターンとし、前記実施例と同様にしてカ
ラー画像を形成してこれを投影表示するものである。図
において、感熱ヘッド53により所定の透明パターンを
1吋、ケ体ベルト51に形成した後、これをカラー7へ
ツタグラウンド52の前面、または背面に送ると、レン
ズ56.光源57からなる投影光学系によりカラー画像
がスクリーン55に投影される。この後、カラー画像は
消去用面ヒータ−54により液晶温度に一定時間保持さ
れ、ここで再び像担持体表面は光学散乱状態へ一様に消
去され、次画面形成に備えるものである。
この場合、前記高分子液晶層の散乱状態は白色である必
要はない。またカラーフィルターパターンの表面は必ず
しもラフな表面でなくともよい。
また、高分子液晶層に少量のレーザー吸収染料等を混入
して、図示した感熱へラド53のかわりに半導体レーザ
ー、その他のレーザー等をポリゴンミラーやガルバノミ
ラ−等の光学系とともに用い、このレーザーによる熱書
き込みを行なう様にしても良い。
さらに、本例の応用例として、カラーフィルターパター
ンの裏側に別のバックライトを設け、スクリーンに投影
せずに直視する様にした表示装置等も構成しうる。これ
らの場合に前記した位置合せ手段を用いる時には、少な
くとも検知部においては投影光を遮光して行なうことが
望ましい。
本発明は上記の実施例にかかわらず、また使用する像形
成媒体も前記高分子液晶にかかわらず不透明状態および
透明状態のコントラストを利用するものに対してはすべ
て適用可能である。また、本例では1つの像形成形態と
して透明部パターン画像を形成する例を挙げたが、逆に
不透明部パターン画像を形成し、カラー画像を形成する
ものであっても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ちらつきのない
高精細なカラー画像を、ハードコピーと同様の鮮明さで
表現することができ、従来のように光学的コントラスト
を得るための偏光板等も不要とすることができる。した
がって、カラー画像を繰り返し表示、消去できる表示装
置、または投影装置等への適用、またはカラー画像を中
間媒体として使用する装置等1種々の機器への適用が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラー表示装置の構成図、第2図は像担持体ベ
ルトとカラーバックグラウンドの部分断面図、第3図は
同じく部分正面図、第4図(a)〜(C)は位置合わせ
検知方法の説明図、第5図(a)。 (b)はカラー表示装置の他の実施例を示す構成図、第
6図(a)、 (b)は位置合わせ検知方法の説明図、
第7図は投影表示装置の構成図、第8図は温度と透過率
(散乱強度)との関係を示す図、第9図は像担持体の作
用の説明図である。 1・・・光学散乱層 2・・・カラーパターン 10・・・像担持体ベルト 12・・・カラーバックグラウンド 21・・・高分子液晶層  22・・・透明基体27・
・・透明部     28・・・画像部30・・・像担
持体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明状態および不透明状態となる像担持体と、該
    像担持体の背面に設けられたカラーパターンと、前記像
    担持体の透明状態および不透明状態を像状に制御する書
    き込み手段と、前記像担持体をカラーパターン前面に導
    く駆動手段とを備えたことを特徴とする像形成装置。
  2. (2)前記不透明状態が光学散乱状態であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の像形成装置。
  3. (3)前記像担持体が光学散乱層を有するものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の像形成装置。
  4. (4)前記光学散乱層が高分子液晶層であることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の像形成装置。
  5. (5)前記透明状態および不透明状態による像状のパタ
    ーンと、前記カラーパターンとの位置合わせ制御手段を
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の像
    形成装置。
JP62336125A 1987-12-10 1987-12-29 像形成装置 Pending JPH01178919A (ja)

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DE3855346T DE3855346T2 (de) 1987-12-10 1988-12-09 Gerät zur Darstellung von Bildern
US07/535,978 US5059000A (en) 1987-12-10 1990-06-11 Image forming medium and image forming apparatus using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5151781A (en) * 1990-07-13 1992-09-29 Victor Company Of Japan, Ltd. Method of recording color image information
JP6466040B1 (ja) * 2018-02-09 2019-02-06 三菱電機株式会社 表示システム及び表示方法

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