JPH01178696A

JPH01178696A - さく岩機付き積込車

Info

Publication number: JPH01178696A
Application number: JP33616687A
Authority: JP
Inventors: Tetsuji Taguchi; 田口　哲治
Original assignee: TAIKUU KK
Current assignee: TAIKUU KK
Priority date: 1987-12-29
Filing date: 1987-12-29
Publication date: 1989-07-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はトンネル掘削等に用いるさく岩機付き積込車に
関するものである。

（従来の技術）従来、トンネル掘削等において用いる積込機は掬い込み
部材と搬送コンベヤを有する積込機構を備えた車体の両
側にクローラまたは車輪を設けたもの、あるいは特公昭
５９−２９７５８号公報に開示されるように積込機構と
、カッタドラムを備えたものかある。

また、クローラあるいは車輪を備えた走行体にドリフタ
を架装したジャンボと称するさく岩を備えたクローラ式
ドリルジャンボ等がある（特公昭４６−１６６４８号公
報参照）。

然しながら、トンネル掘削時においてはドリルジャンボ
を前進させさく岩機で削孔し、ドリルジャンボを後退さ
せ、次いで積込機を前進させて、さく着後のル塙を掬い
込み部材によって掬い込み、搬送コンベヤによって後方
に移送し、鉱車に４ｆｆｉを積込み、軌道上を走行させ
る鉱車によってトンネル外へｉ７６を搬出させた。

（発明が解決しようとする問題点）ドリルジャンボ等のさく岩機付き走行体によりさく岩し
たのち、このさく岩機付き走行体を後退させ、次いで積
込機を前進させて桶を積込むようにしたため、さく岩機
付き走行体と積込機とを使用し、これらを交互に作動さ
せなければならないためトンネル掘削等に長時間に亘る
作業を要するばかりでなく多大の労力を必要とする等の
問題点があった。

（問題点を解決するための手段）本発明は車体に備えたクローラにより前進し、さく岩機
を前進させてさっ孔し、次いでさく岩機を後退させ、車
輪によって砿車走行用軌条上を後退させ、発破を掛け、
積込機構を作動させて掬い込み部材により爆等を掬い込
み、搬送コンベヤによって後方移送し、鉱車にｉＭを積
込ませ、名肌等の積込みを終わったのち、さく岩機を前
進させ、再びかつ孔するようにさく岩と積込みとを連続
してなし得るものであって、車体の両側にクローラと、
砿車走行用軌条上を走行自在とする車輪を設けるととも
に、掬い込み部材と搬送コンベヤを有する積込機構を備
え、さらに進退自在および、さく岩傾斜角自在かつ前面
さく岩位置選定自在としたさく層重を備えてなることを
特徴とするさく岩機付き積込車を提供するものである。

（作　　用）クローラによって前進し、さく岩機によって前壁面をさ
く岩させ、次いでさく岩機を後退させ、車輪によって砿
車走行用軌条上を後退させ、掬い込み部材および搬送コ
ンベヤによって鉱車に確等を積込み、さく岩機を前進さ
せてさく岩し、再び積込み作動をなし得るよう順次かつ
連続してトンネル等を掘削することができる。

（実　施　例）本発明さく岩機付き積込車を図面について説明する。

さく岩機付き積込み車１は第１図および第２図に示すよ
うに、車体２の両側にクローラ３゜３および車輪４，４
，４．４を設けてあり、車体２の上部に積込８Ｍ′！ｆ
４５を設けである。

前記クローラ３．３は車体２の後部に設けたモータ６、
伝動ｍ楕（図示しない）を介して回動自在とするととも
にクローラ３．３の回動と車輪４，４，４．４の回動と
を切換自在としである。

前記積込ｍ構５は掬い込み部材７と搬送コンベヤ８とを
有し、掬い込み部材７は車体２の前部に突出し傾角を保
持しながら上下方向に変位自在としてあり、搬送コンベ
ヤ８は掬い込み部材７の後部に前端を連係してあり、ｆ
＆端を車体２の後方に延在させるとともに傾角変位自在
としである。　次に車体２の上部に固設した取付体９の
取付部１０に上端、下端を回動自在に取付けた縦支軸１
１を設けてあり、この縦支軸１１の上端部に支持腕１２
を設け、この支持腕１２の前端にさく岩機支持体１３を
固設し、前記縦支軸１１の下端部に枢支した操作シリン
ダ１４のロッド１５端を前記さく岩機支持体１３に取付
けてあり、操作シリンダ１４を作動させ、取付軸１６を
支点としてさく岩機支持体１３を矢印（ａ）に示すよう
に、上下方向傾角調整自在としてあり、さらにさく岩機
支持体１３の前端に回動自在な取付部材１７を設けてあ
り、この取付部材１７は前記さく岩機支持体１３に設け
た回転機構１８によって中心軸１９を中心として鉛直面
内において回動させるようにしである。前記取付部材１
７の前端に中間部を固定するとともに前記取付部材１７
に設けた作動シリンダ２０のロッド２１端に前端を固定
した架装部材２２を設け、この架装部材２２にさく岩機
２３を取付けである。前記さく岩機２３は架装部材２２
に取付けた案内部材２４の前端に固設した支持部材２５
と、案内部材２４に設けた駆動ｉ楕２６により案内部材
２４に沿って前進後退自在とした支体２７を有し、先端
を削孔端とした削孔棒２８の前部を前記支持部材２５に
滑動自在に支持させるとともに削孔棒２８の後端を支体
２７に固定してあり、前記取付部材１７の鉛直方向回動
によってさく岩機２３を第１図および第２図に示すよう
に、上位置（イ）、下位置（ロ）、左位置（ハ）、右位
置（ニ）に変位自在としである。また、前記さく岩機支
持体１３に中間部を枢支した作動シリンダ２９のロッド
３０端に連結したレバー３１の一端を下端に枢支した連
結棒３２の上端を取付片３３に枢支させてあり、前記作
動シリンダ２９を作動させてさく岩機２３を傾角変位自
在としである。

前記支体２７は案内部材２４に沿い自走自在としてあり
、かつドリフタ−３４のロッド３５端に削孔棒２８の後
端を取付けてあり、ドリフタ−３４を作動させて削孔棒
２８を前進後退自在としてあり、作動シリンダ２２の作
動によってさく岩機２３を前進後退自在としである。

さらに前記さく岩機２３は、第２図に示すように、縦支
軸１１の中心を支点として矢印（ｂ）で示すように、水
平面内左右傾角変位自在とするよう取付体９の右端に設
けた支片３６に基部を枢支する連結部材３７の先端を作
動シリンダ３８のロッド３９端に取付け、作動シリンダ
３８の基端を、さく岩機支持体１３に枢支させである。

前記車体２の両側に設けた車輪４．４の左右間隔は、鉱
車４０を走行させる鉱車走行用軌条４１．４１上を走行
自在とするよう形成してあり、車輪４．４を鉱車走行用
軌条４１．４１上に移乗させるよう、第１図に示すよう
に、車体２の前部および後部に車輪変位用シリンダ４２
゜４２を設け、車輪変位用シリンダ４２．４２のロッド
４３端に端部を枢支した連杆４４の他端部を軸４５に固
定し、この軸４５に一端を固定した車輪取付杆４６の他
端に車輪４を枢支し、クローラ３．３による走行時には
車輪４を浮上状とし、車輪４を鉱車走行用軌条４１上に
載せ移乗させるときには、車輪変位用シリンダ４２を作
動させ、車輪取付杆４６を下方に回動させて車輪４を鉱
車走行用軌条４１上に載せ、走行自在とするよう形成し
、車体２を僅かに上昇させて走行に支障のないようにし
である。

本発明は前記のようにに構成するから、トンネル掘削時
において、クローラ３．３を介して掘削部所に走行し、
さく岩機２３を所定のさく岩傾斜角にし、さく岩機２３
を上下左右に変位させるとともに、水平方向左右に変位
させて前面さく右位置を選定したのち、前進させて削孔
棒２８により削孔する。

次いで、さく岩１１２３を後退させるとともに、クロー
ラ３．３を介して車体２を後退させ、鉱車走行用軌条４
１上に車輪４を移乗させて所定の後退位置に移動する。

このようにしたのち、さく岩機２３による削孔に爆薬を
仕掛けて発破をかけ、前壁面をさく岩する。

次に車体２を前進させ、掬い込み部材７をさく岩した備
中に突込み、掬い込んで赫を搬送コンベヤ８を経て移送
させ、搬送コンベヤ８の後端より鉱車走行用軌条４１上
に待機し、かつ車体２後部に連結しである鉱車４０に錨
を積込む。

次に車輪４によって鉱車走行用軌条４１上を走行させ、
この鉱車走行用軌条４１の先端で車輪４を上方に変位さ
せてクローラ３，３を介し、車体２を走行させるように
したのち前進させ、さく岩１１２３を前進させるととも
に所望のさく岩傾斜角、前面さく右位置に選定して削孔
し、次いでさく岩機２３を後退させるとともに車体２を
後退させ、発破をかけてさく岩し、車体２を前進し積込
機構５によって研等を移送し鉱車４０に積込む。

このようにして、さく岩し、後退し、発破を掛け、前進
し、６昌等を積込むようにかがる作業を順次かつ連続し
て繰返すことができる。

（発明の効果）本発明は車体にクローラおよび車輪を設けるとともに積
込機構を備え、さらに進退自在およびさく右傾斜角変位
自在がつ前面さく岩位置選定自在としたさく岩機を備え
てなるから、さく岩積込みを連続かつ高能率でなし得る
から、トンネル掘削等の能率を各段と向上させることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明さく岩機付き積込車の側面図、第２図は
同・平面図である。１・・・さく岩機付き積込車、２・・・車体、３・・・
クローラ、４・・・車輪、５・・・積込機構、６・・・
モータ、７・・・掬い込み部材、８・・・搬送コンベヤ
、１３・・・さく岩機支持体、１８・・・回転機構、２
３・・・さく岩機、２８・・・削孔棒、４０・・・鉱車
、４１・・・砿車走行用軌条、４２・・・車輪変位用シ
リンダ。

Claims

【特許請求の範囲】

車体の両側にクローラと、砿車走行用軌条上を走行自在
とする車輪を設けるとともに、掬い込み部材と搬送コン
ベヤを有する積込機構を備え、さらに進退自在および、
さく岩傾斜角自在かつ前面さく岩位置選定自在としたさ
く岩機を備えてなることを特徴とするさく岩機付き積込
車。