JPH0116812Y2 - - Google Patents

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JPH0116812Y2
JPH0116812Y2 JP9514881U JP9514881U JPH0116812Y2 JP H0116812 Y2 JPH0116812 Y2 JP H0116812Y2 JP 9514881 U JP9514881 U JP 9514881U JP 9514881 U JP9514881 U JP 9514881U JP H0116812 Y2 JPH0116812 Y2 JP H0116812Y2
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water
stop plate
water stop
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JP9514881U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、新規な止水板に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする問題点〕
止水板は土木工事において、コンクリート構造
物の継目部両側にまたがつて、構造物の外側から
の浸透水を阻止し、止水する目的をもつて用いら
れる。
通常このような止水板は、塩ビ等の合成樹脂あ
るいはゴム類等で製造されており、特殊な場合に
は金属等も用いられるが、十分な止水効果のある
止水板を得るのは非常に困難であつた。
本考案者らは、先に止水性の高い水膨潤性物質
を用いた止水板を、実願昭55−152208号として提
案したが、該止水板は、降雨、泥水の多い現場で
放置されるような場合、水膨潤性物質の膨潤が起
こり、埋設後の止水性が低下するという欠点があ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記欠点を解決するために提案される
もので、本考案の止水板は、非水膨潤性物質から
なる止水板主体1と、水膨潤性物質からなる付加
体3からなるものであつて、その止水板主体1
は、幅方向の端部2,2′が弾性変形可能な断面
C字状の付加体取付部を形成し、水膨潤性物質か
らなる付加体3は該付加体取付部の内部に装着さ
れてなるものであることを特徴とする。
本考案の止水板は、止水板主体1と付加体3を
使用時に組み合わせて使用することができる。
本考案の止水板主体1は、従来使用されている
ゴム、PVCなどの非水膨潤性合成樹脂からなる
ものであればよい。
本考案の止水板の付加体に用いられる水膨潤性
物質としては、例えばビニル系、アクリル系の単
一重合体及び共重合体、ポリウレタン系重合体、
セルロース、デンプンおよびその変性物、架橋物
等が挙げられる。中でも好ましいものは水膨潤性
ポリウレタン含有可撓性物質であり、特に好まし
いものは、水膨潤性ポリウレタン樹脂と天然ゴ
ム、合成ゴム、もしくは再生ゴム等の混合物から
なる可撓性物質である。
かかる水膨潤性物質は、止水板主体1に取りつ
け可能な形に成形して用いられる。
以下本考案を図面により説明する。
第1図は本考案の止水板の一例を示すもので、
止水板主体1の端部2,2′は、付加体3を取り
つけられるように、断面C字状に形成され、しか
もその腕部はある程度弾性変形可能に形成されて
いる。付加体3は略円柱状に成形されて該付加体
取付部の中に詰め込んで装着される。
〔作用〕
本考案の止水板は、止水板主体1と付加体3を
種々組み合わせて用いることが可能であり、付加
体3の取りつけは、使用時すなわちコンクリート
打設直前にすればよい。従つて、使用時まで望ま
しくない水膨潤性物質の膨張が起きない。
本考案の止水板は水膨潤性物質を具備している
ので、埋設後水と接触すると膨張し、腕部が開い
て周囲のコンクリートに押しつけられ、密着性を
高めて漏水を阻止する。
さらに第3図に示されるように、止水板の一部
が既にコンクリートに埋設されているような場合
(このとき埋設されている部分には水膨潤性物質
が用いられていてもよい)、埋設されてない端部
には埋設直前に水膨潤性物質からなる付加体を取
りつけ埋設する。従つてこの場合も、埋設前に水
膨潤性物質が好ましくない膨張をする危険性がほ
とんどなく、高い止水性を得ることができる。
以上のように、本考案の止水板は水膨潤性物質
からなる付加体を、止水板主体に使用直前に取り
つければよく、輸送、保存中には止水板主体と水
との接触を厳格に禁ずる必要はない。
〔考案の効果〕
本考案の効果は、優れた止水性を有するととも
に、望ましいときまで水膨潤性物質の膨潤をコン
トロールできる止水板を提供したことにある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の止水板の一例を示す正面図で
ある。第2図は本考案の止水板の一使用例を示す
参考図である。 1……止水板主体、2,2′……端部、3……
水膨潤性物質からなる付加体、4……コンクリー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 非水膨潤性物質からなる止水板主体1と、水
    膨潤性物質からなる付加体3からなる止水板で
    あつて、その止水板主体1は、幅方向の端部
    2,2′が弾性変形可能な断面C字状の付加体
    取付部を形成し、水膨潤性物質からなる付加体
    3は該付加体取付部の内部に装着されてなるも
    のであることを特徴とする止水板。 2 該水膨潤性物質が、水膨潤性ポリウレタン含
    有可撓性物質である実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の止水板。
JP9514881U 1981-06-29 1981-06-29 止水板 Granted JPS581698U (ja)

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JP9514881U JPS581698U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 止水板

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JP9514881U JPS581698U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 止水板

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Publication Number Publication Date
JPS581698U JPS581698U (ja) 1983-01-07
JPH0116812Y2 true JPH0116812Y2 (ja) 1989-05-17

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JP9514881U Granted JPS581698U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 止水板

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JPS581698U (ja) 1983-01-07

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