JPH01167586A - 高温電気炉断熱材 - Google Patents

高温電気炉断熱材

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JPH01167586A
JPH01167586A JP32333387A JP32333387A JPH01167586A JP H01167586 A JPH01167586 A JP H01167586A JP 32333387 A JP32333387 A JP 32333387A JP 32333387 A JP32333387 A JP 32333387A JP H01167586 A JPH01167586 A JP H01167586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbonaceous
heat
heat insulating
insulating material
carbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP32333387A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yoshida
吉田 昭男
Yukihiro Shibuya
渋谷 幸廣
Ikuo Seo
瀬尾 郁夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本ブを明は、高温電気炉断熱材、更に詳しくは、炉心側
表面に輻射熱反射用炭素質薄板を設置した高温電気炉断
熱lに関する。
(従来の技術と光明が解決しようとする問題点)焼結炉
、焼入炉、ろう付炉、炭化炉、熱処理炉、蒸着炉、結晶
成長炉、HIP炉等の高温電気炉(使用条件は一般に1
000〜3000℃)においては、炉心部は装入材料、
ルツボ、光熱体等を囲繞する断熱材からなることは既に
知られている。
そして、断熱材として考直すべき点は、(1)炉内の加
熱効果をあげるため輻射熱を完全に反射させる材料であ
ること、■水分の吸湿性が少ないこと、■熱容量が小さ
いこと、(4)軽量で安価であること、などが挙げられ
ている(杉山他「金属材料」、11、[8] 、p、8
1 (昭47))。
ところで、そのような要求を満足すべき断熱材として炭
素繊維系断熱材が最近おしもおされもせぬ高温炉断熱材
としての地位を築きつつある(野崎他「工業加熱」23
、[3]、33(昭61))。因みに、炭素繊維系断熱
材には、炭素繊維を二一ドルバンヂして作られたフェル
ト、このフェルトを基材とし、これに炭化率の高いレジ
ンを用いて任意の形状に含浸成形し、硬化させたのち、
その成形体を炭化処理して作られた、かさ高な炭素m組
成形体などがある。この炭素繊維成形体は、黒鉛質バイ
ンダーで圧縮成形されているので、平滑な表面と十分な
強度をもち、しかも自立性があるので、炉内ガスの排気
、導入などの際、ガスが高速度で流出、流入しても粉じ
んやフェルト単糸の飛散が少なく、また、自立性がある
ため断熱材を炉に装填、交換する際、組立てるだけでよ
く、フェルトのような巻きつけも不要であり作業性及び
作業環境の改善に適した材料といえる(前掲誌p、35
及びそこに引用の特公昭5O−35930)。その他成
形断熱材にはフェルト単糸の飛散を一層よく防止しある
いは表面強化のために、この成形体表面に黒鉛シートを
積層したものおよび炭素l!雑フェルトと黒鉛シートと
が交互に積層された構造を有するもの(前掲誌p、36
及びそこに引用の実開昭54−92471)または特殊
なカーボンセメントをコーティングしたもの(前掲誌p
、38)などがある。
しかしながら、このような炭素繊維系断熱材であっても
、これをそのま)高温電気炉断熱材として用いたのでは
炉内の加熱効果を上げる点などでなお断熱材としての性
能が十分であるとは云い難い。また、例えば、セラミッ
クス焼結炉、シリコン191結晶生成炉では気化した金
属やS;02などのR1ガスのため断熱材表面が劣化し
寿命が短かくなり、断熱材からの粉じん飛散により処理
物の純度が低下する。また、断熱材表面に黒鉛シートを
貼ったもの(実開昭54−92471 )は黒鉛シート
が剥離し易く、高純度化処哩が出来ず製品純度が悪化し
易いので、特に高純度が要求される場合は不適である、
などの欠点があり、炭素繊維系断熱材についてこれらの
点に関するさらなる改良が望まれている。
因みに、輻射熱反射用炭素質薄板が炉心側表面に設置さ
れるべき高温電気炉断熱材は、上記のような炭素41維
系断熱材に限られるわけではなく、本発明の輻射熱反射
用炭素質薄板が炉心側表面に設置された結果、炉内の加
熱効果があがり、前述のような欠点が解消されるなど、
そのような設置の効果が得られる断熱材であればいかな
る材料のものでもよいことはもちろんである。
そして、輻射熱反射による炉内の加熱効果をあげること
を主たる目的とした方法としては、耐熱熱(前掲工業加
熱、p、 39 )などが提案されてはいる。さらに、
黒鉛シート多層反射板(実開昭54−92471 >の
使用も提案されているが、前者の場合は耐熱限界は15
00℃に過ぎず、後者の場合は耐熱限界は高いが強度が
弱いために壊れ易く自立性がないのでセット方法が複雑
になる、などの欠点を有している。
(問題点を解決するための手段と作用・効果)本発明者
は、高温電気炉断熱材についての上記欠点がこのような
断熱材の炉心側表面に輻射熱反(ト)用炭素質薄板を設
置することにより解消できることを見出し、この知見に
基いて本発明を完成した。
このような欠点のwI演は、炭素質薄板が輻射熱反射能
、耐熱性において優れ、緻密で、耐食性を有しているこ
と、などによる。本発明によれば、また炭′f4質薄板
を交換することで断熱材の寿命を大巾に延長することも
可能である。なお、炭素質薄板は、博いのでその熱容量
が小ざく、炉の冷却、加熱にはなんらの支障もなく、ま
た、黒鉛シートに較べて自立性に優れ、任意の形状に取
イ」けることができる。
ここに、輻射熱反射用炭素質薄板としては、例えば、特
開昭60−239358に係る方法によって¥J造でき
る、基材として使用された実質的に炭素化された薄い紙
状支持体と、偏光顕微鏡下に異方性を示す粒子の大きさ
が10p以下の微細なモザイク状または等方性の光学的
構造を示す炭素質マトリックスとの複合体よりなる炭素
質薄板であって、炭素含有量が95重量%以上で、嵩密
度が1.4〜1.9!J/cjの物性を有する炭素質薄
板や、特開昭62−46909に係る方法によって製造
できる、加熱により軟化した後炭化囚化する炭素原料を
加熱プレスにより加圧しながら炭化させ更に焼成する炭
素質薄板の製造に当り、炭素原料と加熱プレスの加圧面
との間に溶融することなく炭化する紙状物質を配し、加
圧しながら炭化させることにより¥J還された炭素質a
板を挙げることができる。
炭素質薄板の板厚は、製造上の制約、強度、2次加工性
などの観点から下限は約0.1aであり、穴明は加工性
、熱容量、続演性などの観点から上限は約1闇であり、
これらの観点を総合して好ましくは約0.5〜約0.7
闇の範囲にある。
炭素質薄板は、1層で使用してもよいが、輻射熱の反射
による断熱効果を上げるためには例えば10〜30層と
して使用してもよい。
多層に構成した場合の1例の切欠図を第1図に示す。こ
の例では、炭素質薄板(1)が10〜30枚、スペーサ
ー■を介在させて重ね合わされ、これら全体をボルト/
ナツト締転)締めされている。スペーサー並びにボルト
及びナツトはいずれも炭素1111ft強化炭素材製の
ものを使用するとよい。層間距離(相隣る炭wan板の
相対する2つの表面間の距1i1ft)は、通常、0.
1〜3m#I好ましくは0,5〜1麿である。
輻射熱反射用炭素質薄板が設置されるべき高温電気炉断
熱材の炉心側表面とこの表面に最も近い炭素質薄板の表
面の距離(炭素質薄板/断熱材距離)は、断熱材が前述
の炭素繊維系断熱材である場合は、通常0.1〜3mm
好ましくは0.5〜1m1lIであり、断熱材の材料が
その他のものである場合はその断熱材に関して炭素質薄
板の断熱効果ができるだけよく発揮されるような距離を
実験的に容易に定めることができる。
炭素質薄板を炉心部を構成する断熱材の炉心側表面の全
面に設置してもよく、高温局部に限定して設置してもよ
い。例えば、炉心が直方体の角型炉の場合は、全6面に
設置してもよいし、そのなかの特定の面のみに設置して
もよく、更にはある面の特に高温な局部に設置してもよ
い。
炭素質薄板の電気炉断熱材の炉心側への設置固定は、即
ち、通常のボルト/ナツト締め固定、たとえば炭素質薄
板及び断熱材層の両者をn通する孔に炭素質ボルトを炉
心側より通し、これを断熱材層の外側で炭素質ナツト締
めすることで行なえる。炭素質薄板/断熱材距離を所望
の範囲に保つには、炭素質薄板を多層にして使用する場
合のスペーサーと同材質のスペーサーを適宜使用すると
よい。
(実 施 例) フェルトを基材としてかさ高な構造の炭素M&維元系断
熱材使用し、100市の厚さで囲繞して形成した650
/IIm X 10100O底面a ) X 1000
m、 (高さ)の体積の炉心部を有し発熱体が黒鉛であ
る角形高温電気炉によりセラミックスの焼結処理を行な
うために、本発明による炉内の加熱効果ないしは断熱効
果の試験を行なった。
すなわち、上記角型高温電気炉の断熱材の炉心側表面全
面に厚さ0.6ffilの炭素質薄板(特開昭60−2
39358号公報実施例2により製造したもの)11枚
を肋間距離を0.7mrnとなるようにスペー1ナーを
介在させて炭素質ボルト/ナツト締めで多層に構成した
輻射熱反射板を設置した。炭素質薄板/1IJi熱材距
離は0.7ffifiであった。
この電気炉では黒鉛発熱体により炉内温度2800℃を
達成することができた(所要時間6時間)。
一方、反射板を設置しない以外は全く同一の条件で加熱
を行なったところ、炉内温度は2400℃にしか達しな
かった(所要時間6時間)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る多層に構成した炭素質薄板輻射
熱反射板の1例の切欠図である。 1・・・炭素質薄板、 2・・・スペーサー。 イ::理人弁に上船  山    武

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炉心側表面に輻射熱反射用炭素質薄板を設置した高温電
    気炉断熱材。
JP32333387A 1987-12-21 1987-12-21 高温電気炉断熱材 Pending JPH01167586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32333387A JPH01167586A (ja) 1987-12-21 1987-12-21 高温電気炉断熱材

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JP32333387A JPH01167586A (ja) 1987-12-21 1987-12-21 高温電気炉断熱材

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JPH01167586A true JPH01167586A (ja) 1989-07-03

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JP32333387A Pending JPH01167586A (ja) 1987-12-21 1987-12-21 高温電気炉断熱材

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