JPH01163246A - 高誘電率高分子組成物 - Google Patents
高誘電率高分子組成物Info
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- JPH01163246A JPH01163246A JP62039200A JP3920087A JPH01163246A JP H01163246 A JPH01163246 A JP H01163246A JP 62039200 A JP62039200 A JP 62039200A JP 3920087 A JP3920087 A JP 3920087A JP H01163246 A JPH01163246 A JP H01163246A
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- dielectric constant
- high dielectric
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- matrix
- polyvinylidene fluoride
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- Pending
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Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ発明の属する技術分野
この発明は、高８電率特性を有する高分子組成物に関す
るものである。
るものである。
Ｂ発明の概要
この発明は、ポリ塩化ビニリデンという特定のベースポ
リマーに、特定の添加剤を配合して形成させたことから
なる高誘電率特性を有する高分子組成物に関するもので
ある。
リマーに、特定の添加剤を配合して形成させたことから
なる高誘電率特性を有する高分子組成物に関するもので
ある。
Ｃ従来の技術
］ンデンサ用誘電体材料としては、セラミックス系、高
分子系、電解質系などの材料が従来から使用されている
。
分子系、電解質系などの材料が従来から使用されている
。
これらのうちのセラミックス系材料は、機械的な強度が
大籾いという利点を有している。
大籾いという利点を有している。
また、高分子系材料の場合は、柔軟性を有するという利
点があり、より詳しく述べると電気的諸特性の観点から
最も一般的にはポリスチレン（以下、ｐｓｔと略記する
）が使用されている。
点があり、より詳しく述べると電気的諸特性の観点から
最も一般的にはポリスチレン（以下、ｐｓｔと略記する
）が使用されている。
さらに、電解質系の材料の場合では、北電率が高い利点
は有、るが、見ずに溶けやすいという欠点を有するもの
である。
は有、るが、見ずに溶けやすいという欠点を有するもの
である。
Ｄ発明が解決しようとする問題点
ところで、セラミックス系材料は、機械的強度が大であ
る反面で脆さがあって、衝撃に対して弱く各種の使用条
件の下で安定した機能を発揮し続けることを期待するこ
とは困難である。
る反面で脆さがあって、衝撃に対して弱く各種の使用条
件の下で安定した機能を発揮し続けることを期待するこ
とは困難である。
一方の高分子系材料は、誘電率が木質的に高いものでは
なく、具体的にはＰＳｔの場合、誘電率そのものは２．
４〜２，６という値でありコンデンサ材料として見た場
合、より抜本的な改善が要求されているのが現状である
。
なく、具体的にはＰＳｔの場合、誘電率そのものは２．
４〜２，６という値でありコンデンサ材料として見た場
合、より抜本的な改善が要求されているのが現状である
。
そこで、種々の電子受容添加物を混入しｐｓｔのベンゼ
ン環との間に電荷８勤錯体を形成させることにより、誘
電率の増加を狙う実験がなされているが、どれもそれほ
どの効果がないというのが現状である。
ン環との間に電荷８勤錯体を形成させることにより、誘
電率の増加を狙う実験がなされているが、どれもそれほ
どの効果がないというのが現状である。
高誘電率高分子としては、ポリフッ化ビニリデン（以下
、ｐｖｄＦ）が広く知られているが、これとてもその誘
電率は１０〜１３程度であり、要求されている目的から
見た誘電率である５０〜１００という値には遠いもので
ある。
、ｐｖｄＦ）が広く知られているが、これとてもその誘
電率は１０〜１３程度であり、要求されている目的から
見た誘電率である５０〜１００という値には遠いもので
ある。
このことから、高誘電率発現物質として別に用意した電
荷８動錯体をマトリクス中に分散させた系がいくつか試
みられている。
荷８動錯体をマトリクス中に分散させた系がいくつか試
みられている。
ただ、この場合には、ｍ成約、化学的混練による時の添
加物の均一性を考えたときにマトリクスの溶媒に対する
溶解度が大きいこと、溶融温度（以下、Ｔ、、、）が低
く、しかも、Ｔイを越えた時の粘度が低いこと、ノ♂ど
混練作業の際におけるハンドリング特性の観点から見る
と難点がある。
加物の均一性を考えたときにマトリクスの溶媒に対する
溶解度が大きいこと、溶融温度（以下、Ｔ、、、）が低
く、しかも、Ｔイを越えた時の粘度が低いこと、ノ♂ど
混練作業の際におけるハンドリング特性の観点から見る
と難点がある。
さらに、この時の機械的混練においては、ポリエチレン
（以下、ＰＥ）の化学的混練（溶媒キャスト）において
はＰＳｔを考えた場合、残念ながら両者とも８入電率向
上はあまり期待できない。
（以下、ＰＥ）の化学的混練（溶媒キャスト）において
はＰＳｔを考えた場合、残念ながら両者とも８入電率向
上はあまり期待できない。
マトリクス単独の誘電率が低い場合は、高誘電率発現物
質の添加効果は非常に少ない。
質の添加効果は非常に少ない。
Ｅ問題点を解決するための手段
この発明は、上述のような種々の難点を排除することに
ついて検討を加え、マトリクスとしてポリフッ化ビニリ
デンを使用し、作業性の点から溶媒キャスト法にて高説
電率発現物質を添加し製膜する方法に至り、この発明に
到達した。
ついて検討を加え、マトリクスとしてポリフッ化ビニリ
デンを使用し、作業性の点から溶媒キャスト法にて高説
電率発現物質を添加し製膜する方法に至り、この発明に
到達した。
すなわち、この発明は、ポリフッ化ビニリデン（以下、
ＰＶｄＦと略）をマトリックスとし、これに電子供与体
としてテトラチオテトラセン（以下、ＴＴＴと略）、電
子受容体としてヨウ素（以下、Ｉ２と略）からなる電荷
８勤錯体を配合したことからなる高誘電率高分子組成物
、に関するものである。
ＰＶｄＦと略）をマトリックスとし、これに電子供与体
としてテトラチオテトラセン（以下、ＴＴＴと略）、電
子受容体としてヨウ素（以下、Ｉ２と略）からなる電荷
８勤錯体を配合したことからなる高誘電率高分子組成物
、に関するものである。
この発明においては、添加する高説電率発現物質として
、電荷８勤錯体としては電子供与体としてＴＴＴを用い
、電子受容体としては工２を用いているが、このＴＴＴ
とＩ２からなる錯体系はＰＶｄＦに対し５〜２０ｐｈｒ
の範囲で使用するのが好ましい。
、電荷８勤錯体としては電子供与体としてＴＴＴを用い
、電子受容体としては工２を用いているが、このＴＴＴ
とＩ２からなる錯体系はＰＶｄＦに対し５〜２０ｐｈｒ
の範囲で使用するのが好ましい。
この範囲とは異る量を使用したとき、例えば、５ｐｈｒ
以下の場合では、当然のことながら効果的な誘電率向上
が認められず、また、２０ｐｈｒ以上では絶縁特性が著
しく低下し誘電体から半導体ないしは導体領域まで体積
抵抗率ρＶが下がってしまい、好ましくない事態が起こ
り得るからである。
以下の場合では、当然のことながら効果的な誘電率向上
が認められず、また、２０ｐｈｒ以上では絶縁特性が著
しく低下し誘電体から半導体ないしは導体領域まで体積
抵抗率ρＶが下がってしまい、好ましくない事態が起こ
り得るからである。
Ｆ実施例
以下に、具体的に実施例、比較例を示してこの発明の構
成および効果をより詳細に説明する。
成および効果をより詳細に説明する。
マトリックスとしてＰＶｄＦ （呉羽化学工業■製）お
よびＴＴＴとＩ２を用意し、先ず、ＴＴＴとＩ２のジメ
チルフォルムアルデヒド（以下、ＤＭＦと略記）溶液を
それぞれ当量となるだけ混合し、５０℃にて加熱通流を
２日間行い、錯体を形成させた。
よびＴＴＴとＩ２を用意し、先ず、ＴＴＴとＩ２のジメ
チルフォルムアルデヒド（以下、ＤＭＦと略記）溶液を
それぞれ当量となるだけ混合し、５０℃にて加熱通流を
２日間行い、錯体を形成させた。
次にＴＴＴ−１，の量が、ＰＶｄ Ｆに対し所定量とな
るようにＰＶｄＦのＤＭＦ溶液を没入し、５０℃で加熱
通流を１時間行った後、ガラス板上に展開して５ｔｏｒ
ｒ（６７０Ｐａ）、７０℃に設定している真空加熱乾燥
炉中で３０分間保持して製膜を行い、その代表的周波数
における比誘電率の評価を行い下表の結果を得た。
るようにＰＶｄＦのＤＭＦ溶液を没入し、５０℃で加熱
通流を１時間行った後、ガラス板上に展開して５ｔｏｒ
ｒ（６７０Ｐａ）、７０℃に設定している真空加熱乾燥
炉中で３０分間保持して製膜を行い、その代表的周波数
における比誘電率の評価を行い下表の結果を得た。
比較のために、実施例で使用したＰＶｄＦの変りにマト
リクスをＰＳｔとしたほかは、実施例と同じ操作を行っ
て実施例と同じように評価を行いその結果を実施例と同
様に表示した。
リクスをＰＳｔとしたほかは、実施例と同じ操作を行っ
て実施例と同じように評価を行いその結果を実施例と同
様に表示した。
ＰＶｄＦ ５ １９ １７））
ｌ ２ ３７ ３４ＰＳｔ
５ ５ ４
／／ １５ １１
９Ｇ発明の効果 この発明を実施することにより、次のような効果を享受
することができる。
ｌ ２ ３７ ３４ＰＳｔ
５ ５ ４
／／ １５ １１
９Ｇ発明の効果 この発明を実施することにより、次のような効果を享受
することができる。
（１）安定した高誘電率組成物が得られる。
（２）目的に応じた誘電率を確実に得ることができる。
（３）従来のものと比べ非常に大きな値の誘電率を得る
ことができる。
ことができる。
（４）ＰＳｔに比べ柔軟性に富み歪みによる破壊の可能
性が少ない。
性が少ない。
Claims (3)
- （１）ポリフッ化ビニリデンをマトリックスとし、これ
に電子供与体としてテトラチオテトラセン、電子受容体
としてヨウ素からなる電荷移動錯体を配合したことから
なる高誘電率高分子組成物。 - （２）各々当量ずつのテトラチオテトラセンとヨウ素を
配合したことからなる電荷移動錯体を使用する特許請求
の範囲第１項に記載の高誘電率高分子組成物。 - （３）マトリックスに対して５〜２０ｐｈｒにあたる電
荷移動錯体を使用する特許請求の範囲第１項に記載の高
誘電率高分子組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62039200A JPH01163246A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 高誘電率高分子組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62039200A JPH01163246A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 高誘電率高分子組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163246A true JPH01163246A (ja) | 1989-06-27 |
Family
ID=12546483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62039200A Pending JPH01163246A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 高誘電率高分子組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01163246A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004076830A1 (en) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | T Baden Hardstaff Limited | Exhaust system |
| CN102157354A (zh) * | 2010-12-09 | 2011-08-17 | 四川大学 | 一种具有高介电常数的聚合物-钾盐复合材料的制备方法 |
-
1987
- 1987-02-24 JP JP62039200A patent/JPH01163246A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004076830A1 (en) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | T Baden Hardstaff Limited | Exhaust system |
| CN102157354A (zh) * | 2010-12-09 | 2011-08-17 | 四川大学 | 一种具有高介电常数的聚合物-钾盐复合材料的制备方法 |
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