JPH01160442A - 魚釣用リールの制動摩擦板 - Google Patents
魚釣用リールの制動摩擦板Info
- Publication number
- JPH01160442A JPH01160442A JP32060487A JP32060487A JPH01160442A JP H01160442 A JPH01160442 A JP H01160442A JP 32060487 A JP32060487 A JP 32060487A JP 32060487 A JP32060487 A JP 32060487A JP H01160442 A JPH01160442 A JP H01160442A
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- Japan
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- friction plate
- porosity
- impregnated
- fishing reel
- carbon fiber
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は魚釣用リールにおけるドラグ機構の制動摩擦板
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
従来の技術
魚釣用リールのドラグ機構における制動摩擦材としては
、アスベスト、フェノール樹脂等で形成したもの、実開
昭６０−１８５４７９号公報に見られるように可撓性織
布で形成したもの等が知られているが、耐久性に乏しい
と共に特に海水等で濡れた場合の摩擦抵抗値が一定でな
くなり第２図のようにドラグ制動力が変化する所謂ステ
ィックスリップ現象が生じる欠陥がある。
、アスベスト、フェノール樹脂等で形成したもの、実開
昭６０−１８５４７９号公報に見られるように可撓性織
布で形成したもの等が知られているが、耐久性に乏しい
と共に特に海水等で濡れた場合の摩擦抵抗値が一定でな
くなり第２図のようにドラグ制動力が変化する所謂ステ
ィックスリップ現象が生じる欠陥がある。
また織布に熱硬化性樹脂を含浸硬化して耐久性を補強し
たものを知られているが、このものは表面が鏡面のよう
に平滑になって水に濡れると前記のものと同様にやはり
スティックスリップ現象を生じ円滑なドラグ制動ができ
なくなる欠陥がある。
たものを知られているが、このものは表面が鏡面のよう
に平滑になって水に濡れると前記のものと同様にやはり
スティックスリップ現象を生じ円滑なドラグ制動ができ
なくなる欠陥がある。
特にドラグ制動力の変化量が大きくなると釣竿穂先が上
下に振動し魚釣り操作に支障を来すのが現状である。
下に振動し魚釣り操作に支障を来すのが現状である。
発明が解決しようとする問題点
これらの現状に鑑み、本発明は制ｅ７！ｉ！擦板の耐摩
耗性の向上を図りながら制動面を凹凸に形成して水に濡
れてもドラグ制動時の摩耗抵抗値を安定させスティック
スリップ現象の発生を防止し、常に所定のドラグ制動を
行って魚釣り操作を容易にするようにしたことを目的と
するものである。
耗性の向上を図りながら制動面を凹凸に形成して水に濡
れてもドラグ制動時の摩耗抵抗値を安定させスティック
スリップ現象の発生を防止し、常に所定のドラグ制動を
行って魚釣り操作を容易にするようにしたことを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段
本発明は前記目的を達成するための手段として、カーボ
ン繊維よりなる織布にその５〜２５％重敗の熱硬化性樹
脂を含浸せしめると共に気孔率が２０〜７０％になるよ
うにプレス成形したことを・ｌ旨とするものであり、前
記気孔率とは によって表わされるものである。
ン繊維よりなる織布にその５〜２５％重敗の熱硬化性樹
脂を含浸せしめると共に気孔率が２０〜７０％になるよ
うにプレス成形したことを・ｌ旨とするものであり、前
記気孔率とは によって表わされるものである。
本発明者はスティックスリップ現象の発生は表面の凹凸
を左右する樹脂含浸量と気孔率に関係があるものと考え
、従来製品の樹脂含浸量と気孔率を夫々測定したところ
、夫々３０重斌％以上、２〜１５％であることが分かっ
た。
を左右する樹脂含浸量と気孔率に関係があるものと考え
、従来製品の樹脂含浸量と気孔率を夫々測定したところ
、夫々３０重斌％以上、２〜１５％であることが分かっ
た。
そこで本願発明者はカーボン繊維の織布を使用して樹脂
含浸量及び気孔率について種々実験したところ、樹脂含
浸量を２５市斌％以下に、気孔率を２０％以上にするこ
とにより、耐摩耗性を保持しながら表面を制動作用に適
する凹凸に形成してスティックスリップ現象を防止でき
ることに成功し、樹脂含浸量が５重喰％以下及び気孔率
が７０％以上になると耐久性に電点があることが確認さ
れた。
含浸量及び気孔率について種々実験したところ、樹脂含
浸量を２５市斌％以下に、気孔率を２０％以上にするこ
とにより、耐摩耗性を保持しながら表面を制動作用に適
する凹凸に形成してスティックスリップ現象を防止でき
ることに成功し、樹脂含浸量が５重喰％以下及び気孔率
が７０％以上になると耐久性に電点があることが確認さ
れた。
また前記気孔率を２０〜７０％に形成する手段としては
、５〜２５重量％の樹脂を含浸せしめたカーボン繊維織
布を０．１〜５ ｋｇ ／ Ｃ！＃で加圧熱硬化して成
型することにより形成することができる。
、５〜２５重量％の樹脂を含浸せしめたカーボン繊維織
布を０．１〜５ ｋｇ ／ Ｃ！＃で加圧熱硬化して成
型することにより形成することができる。
本発明に使用する織布としては、耐摩耗性のカーボン繊
維からなる朱子織、平織等の織布を使用し、これにフェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を５〜２５
重量％含浸せしめてから０゜１〜５ ｋｇ ／ ａｊで
加圧しながら熱硬化処理することにより気孔率を２０〜
７０％に保持することができるので、これを所定の円板
状に成形するものである。
維からなる朱子織、平織等の織布を使用し、これにフェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を５〜２５
重量％含浸せしめてから０゜１〜５ ｋｇ ／ ａｊで
加圧しながら熱硬化処理することにより気孔率を２０〜
７０％に保持することができるので、これを所定の円板
状に成形するものである。
実験例
（１）＆’！布（比！Ａ１．７のカーボン繊維１２．０
００フイラメントの繊維束を２５ａｅ当り２９本の割合
で織成した平織〔カーボン質１ｔ２．６ ｇ ））に夫
々数表の通りエポキシ樹脂（比重１．２）を含浸せしめ
た後数表の圧力でプレス成形したものを夫々外径５５＋
ｎｓ内径２８ｍｍの制動摩擦円板に形成した。
００フイラメントの繊維束を２５ａｅ当り２９本の割合
で織成した平織〔カーボン質１ｔ２．６ ｇ ））に夫
々数表の通りエポキシ樹脂（比重１．２）を含浸せしめ
た後数表の圧力でプレス成形したものを夫々外径５５＋
ｎｓ内径２８ｍｍの制動摩擦円板に形成した。
（２）上記各制動摩擦円板を両軸受型リールのスプール
（巾６．０ａｎ径５．５国）の側面に固着し、これに対
向する制動盤にステンレス円板（径２８ｍｍ）を固着す
ると共にスプールに２０号テグス釣糸を１５０ｍ捲回し
、釣糸が３瞳の力で引かれたときにスプールが回転して
釣糸が引出されるようにドラグカを調整する。
（巾６．０ａｎ径５．５国）の側面に固着し、これに対
向する制動盤にステンレス円板（径２８ｍｍ）を固着す
ると共にスプールに２０号テグス釣糸を１５０ｍ捲回し
、釣糸が３瞳の力で引かれたときにスプールが回転して
釣糸が引出されるようにドラグカを調整する。
（３）上記のように設定した状態で各制！ｌ！ｌＪ摩擦
円板を夫々水で濡らし、釣糸を５ｋＩＩ／ｈのスピード
で約３８秒間引出したときの各制動摩擦円板のドラグ力
の変化には次表の通りである。
円板を夫々水で濡らし、釣糸を５ｋＩＩ／ｈのスピード
で約３８秒間引出したときの各制動摩擦円板のドラグ力
の変化には次表の通りである。
この実験結果から明らかなように本発明のものではドラ
グカの変化量を５０ｇ以下に抑えることができ、またド
ラグカの変化域が１００ｇを超えると釣竿の穂先が上下
に振動し魚釣り操作にも支障を来すことが確認された。
グカの変化量を５０ｇ以下に抑えることができ、またド
ラグカの変化域が１００ｇを超えると釣竿の穂先が上下
に振動し魚釣り操作にも支障を来すことが確認された。
発明の効果
本発明の制動摩擦板は魚釣り操作中に制動部が海水等に
よって濡れても摩擦抵抗値を可及的に一定状態に保持す
ることができ、スティックスリップ現象の発生を防止し
て安定したドラグ制動ができ容易に魚釣り操作を−行う
ができると共に長期使用にも耐える優れた特徴を有する
。
よって濡れても摩擦抵抗値を可及的に一定状態に保持す
ることができ、スティックスリップ現象の発生を防止し
て安定したドラグ制動ができ容易に魚釣り操作を−行う
ができると共に長期使用にも耐える優れた特徴を有する
。
第１図は本発明によるドラグカの変化量を示す図表、第
２図は従来製品のドラグカの変化域を示す図表である。 特許出願人 ダイワ精工株式会社
２図は従来製品のドラグカの変化域を示す図表である。 特許出願人 ダイワ精工株式会社
Claims (1)
- カーボン繊維よりなる織布にその５〜２５重量％の熱硬
化性樹脂を含浸せしめると共に気孔率が２０〜７０％に
なるようにプレス成形した魚釣用リールの制動摩擦板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32060487A JPH01160442A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 魚釣用リールの制動摩擦板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32060487A JPH01160442A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 魚釣用リールの制動摩擦板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01160442A true JPH01160442A (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=18123263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32060487A Pending JPH01160442A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 魚釣用リールの制動摩擦板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01160442A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001052645A1 (fr) * | 2000-01-19 | 2001-07-26 | Shimano Inc. | Rondelle de frein pour moulinet de peche et moulinet pourvu d'une telle rondelle de frein |
| JP2007119033A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Japan Tissue Engineering:Kk | 培養組織のための包装体及び培養組織包装体 |
| JP2008502327A (ja) * | 2004-05-28 | 2008-01-31 | ペン フィッシング タックル マニュファクチャリング カンパニー | 釣り用リールの改良または釣り用リールに関連する改良 |
| US7900776B2 (en) | 2003-11-16 | 2011-03-08 | Entegris, Inc. | Wafer container with door actuated wafer restraint |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56106986A (en) * | 1980-12-17 | 1981-08-25 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Friction material |
| JPS56167934A (en) * | 1980-05-24 | 1981-12-23 | Aisin Seiki Co Ltd | Friction material |
| JPS59140929A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | Komatsu Ltd | 湿式摩擦材 |
| JPS60184527A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-20 | Komatsu Ltd | 湿式摩擦材の製造方法 |
| JPS62255630A (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-07 | Toyota Motor Corp | 摩擦材料 |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP32060487A patent/JPH01160442A/ja active Pending
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