JPH01156624A - 差圧検出器 - Google Patents
差圧検出器Info
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- JPH01156624A JPH01156624A JP31528787A JP31528787A JPH01156624A JP H01156624 A JPH01156624 A JP H01156624A JP 31528787 A JP31528787 A JP 31528787A JP 31528787 A JP31528787 A JP 31528787A JP H01156624 A JPH01156624 A JP H01156624A
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Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、流量計測用の差圧検出器、特に高温高圧水を
取扱うボイラ又は原子炉の給水、スプレ弁、再循環水な
どの流量計測に好適な差圧検出器に関する。
取扱うボイラ又は原子炉の給水、スプレ弁、再循環水な
どの流量計測に好適な差圧検出器に関する。
ボイラ又は原子炉の高温高圧水を取扱う配管や系統では
、流量中に存在する各種物質(酸素や鉄等)に基準値を
設けておき、それらの物質を基準値内に制限させている
。この制限によって配管や系統の腐蝕防止をはかる。
、流量中に存在する各種物質(酸素や鉄等)に基準値を
設けておき、それらの物質を基準値内に制限させている
。この制限によって配管や系統の腐蝕防止をはかる。
腐蝕生成物の鉄や酸素、及びそれらの鉄酸化物はスケー
ルと呼ばれる。スケールが系統や配管に付着すると、腐
蝕だけでなく、熱交換率の低下や差圧検出器での差圧誤
差の発生による流量不適正表示の問題が発生する。これ
らのスケール付着については、[火力プラントの給水系
統へのスケール付着J (1984年、7月号、「火
力原子力発電」中の43頁〜48頁。火力原子力協会)
がある。
ルと呼ばれる。スケールが系統や配管に付着すると、腐
蝕だけでなく、熱交換率の低下や差圧検出器での差圧誤
差の発生による流量不適正表示の問題が発生する。これ
らのスケール付着については、[火力プラントの給水系
統へのスケール付着J (1984年、7月号、「火
力原子力発電」中の43頁〜48頁。火力原子力協会)
がある。
差圧検出器でのスケールによる差圧誤差防止に関する従
来例には、差圧検出器本体をステンレス(SUS304
)で構成した例、特開昭61−41098号及び特開昭
61−61008号がある。特開昭61−41098号
は絞り部分である差圧検出器本体(絞り機構部、以下同
じ)をセラミック材で構成して差圧検出器本体へのスケ
ール付着防止をはかる。特開昭61−61008号は、
差圧検出器のオリフィスプレートの心材を金属とし、こ
の金属をセラミックスでコーティングさせ、これによっ
て差圧検出器へのスケール付着防止をはかる。
来例には、差圧検出器本体をステンレス(SUS304
)で構成した例、特開昭61−41098号及び特開昭
61−61008号がある。特開昭61−41098号
は絞り部分である差圧検出器本体(絞り機構部、以下同
じ)をセラミック材で構成して差圧検出器本体へのスケ
ール付着防止をはかる。特開昭61−61008号は、
差圧検出器のオリフィスプレートの心材を金属とし、こ
の金属をセラミックスでコーティングさせ、これによっ
て差圧検出器へのスケール付着防止をはかる。
ステンレスで差圧検出器を構成した場合、酸化鉄のイオ
ン化から生ずる電気的現象又は母材に対するスケールの
親和性によるスケール付着は避けられず、開口面積、開
口形状の変化による流量計測への誤差は避けられなかっ
た。
ン化から生ずる電気的現象又は母材に対するスケールの
親和性によるスケール付着は避けられず、開口面積、開
口形状の変化による流量計測への誤差は避けられなかっ
た。
特開昭61−41098号や特開昭61−61008号
では、セラミックスの加工を必要とすることから、セラ
ミックス特有の加工の困難との問題があった。
では、セラミックスの加工を必要とすることから、セラ
ミックス特有の加工の困難との問題があった。
本発明の目的は、スケール付着をなくし、流量誤差を少
なくしてなる差圧検出器を提供することにある。
なくしてなる差圧検出器を提供することにある。
本発明は、絞り部分である差圧検出器本体をチタン(T
i)又はジルコニューム(Z r)で構成した。
i)又はジルコニューム(Z r)で構成した。
スケールは、流体中のイオンが差圧発生器の金属表面電
位の作用で引きつけられると、更に金属材料とスケール
との親和性により付着する。然るに、チタン又はジルコ
ニュームは共に非鉄全屈であり、その酸化物は絶縁物と
なる。そこで、差圧検出器本体をチタン又はジルコニュ
ームで構成スれば、その表面を強制酸化させることによ
って又はその表面が自然酸化することによって、表面酸
化物の働きによって絶縁性となり、スケール付着が防止
できる。
位の作用で引きつけられると、更に金属材料とスケール
との親和性により付着する。然るに、チタン又はジルコ
ニュームは共に非鉄全屈であり、その酸化物は絶縁物と
なる。そこで、差圧検出器本体をチタン又はジルコニュ
ームで構成スれば、その表面を強制酸化させることによ
って又はその表面が自然酸化することによって、表面酸
化物の働きによって絶縁性となり、スケール付着が防止
できる。
第1図、第4図、第5図は本発明の各種差圧検出器本体
の実施例を示す。第1図はオリフィスプレート1の実施
例、第4図はフローノズル2の実施例、第5図はベンチ
エリ3の実施例である。この3つの差圧検出器本体1,
2.3は、それぞれ差圧検出器本体として広く使われた
構成体である。
の実施例を示す。第1図はオリフィスプレート1の実施
例、第4図はフローノズル2の実施例、第5図はベンチ
エリ3の実施例である。この3つの差圧検出器本体1,
2.3は、それぞれ差圧検出器本体として広く使われた
構成体である。
かかる差圧検出器本体1,2.3に、チタンはジルコニ
ューム材料を使った。
ューム材料を使った。
差圧検出器として使用する場合は、配管10中の流路中
に前記差圧検出器を取りつけ、該差圧検出器本体の前後
の流体に強制的に差圧を発生させ。
に前記差圧検出器を取りつけ、該差圧検出器本体の前後
の流体に強制的に差圧を発生させ。
この差圧を圧力検出器が検出する。検出差圧を、ΔPと
すると、ΔPと配管中を流れる流体の流量Qとの間には
一定の関数関係がある。
すると、ΔPと配管中を流れる流体の流量Qとの間には
一定の関数関係がある。
八P=F(Q) ・・・(1)
例えば、 F (Q)=KQ” −(2)で
ある。ここで、Kは定数である。従って(2)式の場合
は、 Q=為1フT ・・・(3)とな
り、差圧ΔPが求まれば、(3)式で流ff1Qを検出
できる。F (Q)がいかなる関数になるかは。
例えば、 F (Q)=KQ” −(2)で
ある。ここで、Kは定数である。従って(2)式の場合
は、 Q=為1フT ・・・(3)とな
り、差圧ΔPが求まれば、(3)式で流ff1Qを検出
できる。F (Q)がいかなる関数になるかは。
各差圧検出器本体の構造によって決まる。
第1図のオリフィスプレートの例では、(イ)図は流体
の流れ方向を正面方向としてみた場合の正面図で、空隙
間1aは、微小隙間である。(ロ)図は、そのA−A断
面図である。配管10中の流体は微小隙間1aを通るこ
とによって、その隙間1aの前後に圧力差が生ずる。こ
の圧力差、即ち差圧を差圧検出部で検出する。差圧検出
部1bと差圧検出器本体1との取り付は例を第2図に示
す。
の流れ方向を正面方向としてみた場合の正面図で、空隙
間1aは、微小隙間である。(ロ)図は、そのA−A断
面図である。配管10中の流体は微小隙間1aを通るこ
とによって、その隙間1aの前後に圧力差が生ずる。こ
の圧力差、即ち差圧を差圧検出部で検出する。差圧検出
部1bと差圧検出器本体1との取り付は例を第2図に示
す。
配管10にバイパス路11を設け、このバイパス路11
中に差圧検出部6を設置する。バイパス路11の間の配
管10には、差圧検出器本体1を設置する。この差圧検
出器本体1と配置10とは溶接等で固定した。
中に差圧検出部6を設置する。バイパス路11の間の配
管10には、差圧検出器本体1を設置する。この差圧検
出器本体1と配置10とは溶接等で固定した。
差圧検出器本体1の先端は細く切り込まれた構造となっ
ており、この先端を流体が通過することによって本体1
の前後に差圧が現われる。
ており、この先端を流体が通過することによって本体1
の前後に差圧が現われる。
かかる差圧検出器でのスケール付着例を第3図に示す。
空隙部1aの先端部にスケール12が付着する。このス
ケール付着により、差圧に変動が生じ、検出誤差となる
。
ケール付着により、差圧に変動が生じ、検出誤差となる
。
本実施例では、差圧検出本体1をチタン又はジルコニュ
ームで構成した。このチタン又はジルコニュームより成
る差圧検出器本体1の表面を設置前に熱酸化させておく
。熱酸化により差圧検出器本体1の表面は、酸化チタン
成分又は酸化ジルコニューム成分に化学変化し、これに
よって絶縁物化された表面層となる。この絶縁物化され
た表面層によって、スケール12の耐着はなくなる。
ームで構成した。このチタン又はジルコニュームより成
る差圧検出器本体1の表面を設置前に熱酸化させておく
。熱酸化により差圧検出器本体1の表面は、酸化チタン
成分又は酸化ジルコニューム成分に化学変化し、これに
よって絶縁物化された表面層となる。この絶縁物化され
た表面層によって、スケール12の耐着はなくなる。
尚、熱酸化による強制酸化の他に、自然酸化によっても
表面の絶縁化は達成できる。即ち、配管内を流れる流体
は高温である場合には、この高温下で差圧検出器本体1
の表面は自然に酸化される。
表面の絶縁化は達成できる。即ち、配管内を流れる流体
は高温である場合には、この高温下で差圧検出器本体1
の表面は自然に酸化される。
この自然酸化するまでにスケールは多少付着するが、計
測上大きな問題はないと考えられる。
測上大きな問題はないと考えられる。
第4図は、フローノズル2の実施例であり、ノズルはテ
ーパー状の構成をなし、このノズル2を流体が流れるこ
とによって、ノズル2前後に差圧が生ずる。そこで、第
2図と同様に検出部6を設けて、差圧を検出する。かか
るフロ−ノズル2自体もチタン又はジルコニュームで猜
成し、その表面は強制酸化又は自然酸化により絶縁化さ
せておくことによって、スケール付着を防止できる。
ーパー状の構成をなし、このノズル2を流体が流れるこ
とによって、ノズル2前後に差圧が生ずる。そこで、第
2図と同様に検出部6を設けて、差圧を検出する。かか
るフロ−ノズル2自体もチタン又はジルコニュームで猜
成し、その表面は強制酸化又は自然酸化により絶縁化さ
せておくことによって、スケール付着を防止できる。
第5図は、ベンチュリで本体3を構成した実施例である
。(ロ)図は流路上でのベンチュリの構成を示す、(イ
)図はそのCC′断面図を示す。このベンチュリによっ
ても差圧が生じる。本体3をチタン又はジルコニューム
で構成した。
。(ロ)図は流路上でのベンチュリの構成を示す、(イ
)図はそのCC′断面図を示す。このベンチュリによっ
ても差圧が生じる。本体3をチタン又はジルコニューム
で構成した。
本実補例によるスケール付着防止作用を第6図で説明す
る。金属表面にプラス電荷があり、静止水中ではこの表
面にマイナス電荷をもったイオンが付着してバランスを
保っている。流体の流速が速くなると、このマイナスイ
オンが強制的に取り除かれ、金属表面のプラス電荷の影
響が遠くまで及び、これにマイナス電荷をもったスケー
ル成分が金属表面に付着する。そこで、本実施例ではこ
の金属(差圧発生器の母材に当る)表面の電荷の影響が
絶縁物によって除去されることになり、スケールの付着
は削減されることになる。
る。金属表面にプラス電荷があり、静止水中ではこの表
面にマイナス電荷をもったイオンが付着してバランスを
保っている。流体の流速が速くなると、このマイナスイ
オンが強制的に取り除かれ、金属表面のプラス電荷の影
響が遠くまで及び、これにマイナス電荷をもったスケー
ル成分が金属表面に付着する。そこで、本実施例ではこ
の金属(差圧発生器の母材に当る)表面の電荷の影響が
絶縁物によって除去されることになり、スケールの付着
は削減されることになる。
尚1本実施例では、差圧検出器本体全体をチタン又はジ
ルコニュームで構成したが、発生器本体の一部であるス
ケール付着部のみをチタン又はジルコニュームで構成し
てもよい。
ルコニュームで構成したが、発生器本体の一部であるス
ケール付着部のみをチタン又はジルコニュームで構成し
てもよい。
本発明によれば、流量計測用差圧発生器へのスケール付
着が除かれ、流量計測の精度を高く保つことができる。
着が除かれ、流量計測の精度を高く保つことができる。
二九により、ボイラの性能管理などが正確にできる様に
なり、効率改善にも役に立つことになる。
なり、効率改善にも役に立つことになる。
第1図は本発明の差圧検出器の実施例図、第2図はその
差圧検出器の配管への取りつけの実施例図、第3図はオ
リフィスプレートとスケール付着例を示す図、第4図及
び第5図は他の差圧検出器の実施例図、第6図はスケー
ル付着の説明図である。 1・・・差圧検出器本体(オリフィスプレート)。 1a・・・空隙部。
差圧検出器の配管への取りつけの実施例図、第3図はオ
リフィスプレートとスケール付着例を示す図、第4図及
び第5図は他の差圧検出器の実施例図、第6図はスケー
ル付着の説明図である。 1・・・差圧検出器本体(オリフィスプレート)。 1a・・・空隙部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、絞り機構部と、該絞り機構部によつて生じた絞り機
構部前後の流体差圧を検出する差圧検出部とを備えてな
る差圧検出器において、上記絞り機構部の少なくとも絞
り部分をチタン又はジルコニユームで構成した差圧検出
器。 2、上記チタン又はジルコニユームでの構成部分は、そ
の皮膜を強制酸化させた絶縁層で構成した特許請求の範
囲第1項記載の差圧検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31528787A JPH01156624A (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 差圧検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31528787A JPH01156624A (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 差圧検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156624A true JPH01156624A (ja) | 1989-06-20 |
Family
ID=18063582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31528787A Pending JPH01156624A (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 差圧検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01156624A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006118915A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Seiko Instruments Inc | 詰まり防止機能付きフローメータ装置 |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP31528787A patent/JPH01156624A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006118915A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Seiko Instruments Inc | 詰まり防止機能付きフローメータ装置 |
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