JPH01149146A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、所定の制御プログラムに基づいて制御機器
をコントロールする電子機器に係り、特に制御プログラ
ムの実行状態を自己診断する電子機器に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第４図は従来の電子機器の構成を説明するブロック図で
あり、３１はマイクロプロセッサで、図示しないＲＯＭ
等に記憶された制御プログラム（制御およびこの制御実
行状態を診断する診断プログラム）に基づいて被制御機
器（プリンタ等）３２に制御情報を送出するとともに、
被制御機器３２の動作状態をフィードバックして、被制
御機器３２の動作状態を診断して、表示器３３にその結
果を表示する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、実際に故障が発生した場合、または危険な状
態が発生している場合、単一の表示器３３に対して該当
する状態情報を独立して表示するため、そのような状態
が複数の要素の組合せにより複合的に発生した場合には
、その木質的な原因を究明できず、電子機器を使用する
オペレータに対して適格な回避操作を指示できず、電子
機器上の異常回復が遅延してしまう等の問題点があった
。

また、精密さを要求される電子機器においては、外部か
らの衝撃を受けた場合に、その衝撃により内部の回路動
作が正常に機能するかどうかを判定する処理が実行され
るが、そのような事態を疑似的に発生させることができ
ず、その処理が実際に動作されるかどうかは、直接その
電子機器に対して外力を与えなければ確認できず、電子
機器の損傷を免れない等の問題が発生する。

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、電子機器をコントロールする制御部と外部の端末
処理装置とを更新可能にすることにより、複合的な異常
原因を究明できるとともに、想定される異常事態を疑似
的に発生させて自己診断機能が正常に作動するかどうか
を外部からシュミュレーションできる電子機器を得るこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電子機器は、コントローラと外部端末コ
ントローラとの相互間に制御情報、異常状態信号を相互
通信する通信インタフェースと、被制御機器の制御権を
入力される切換え指示情報に応じて外部端末コントロー
ラまたはコントローラに切り換える切換え手段とを設け
たものである。

（作用〕 この発明においては、制御権の切り換えを意味する切換
え指示情報が入力されると、通信インタフェースを介し
て切換え手段が被制御機器の制御権をコントローラから
外部端末コントローラに引き渡し、コントローラと外部
端末コントローラとの相互間に制御情報、異常状態信号
を相互通信させる。

〔実施例） 第１図はこの発明の一実施例を示す電子機器の構成を説
明するブロック図であり、第４図と同一のものには同じ
符号を付しである。

この図において、１はこの発明の切換え手段を兼ねるマ
イクロプロセッサで、この発明の通信インタフェースと
なる、例えばＲ５系の通信インタフェース回路を有し、
外部ターミナル接続ポート（図示しない）に接続される
外部端末装置（外部端末コントローラ）３と相互通信が
できるように構成されている。２は切換えスイッチで、
外部端末装置３とマイクロプロセッサ１による被制御機
器３２の制御権の切り換え指示をマニュアル指示する。

なお、上記１〜３．３２．３３等により電子機器（破線
内部）か構成される。

マイクロプロセッサ１は、制御権の切り換えを意味する
切換え指示情報が、例えば切換えスイッチ２より入力さ
れると、通信インタフェース部を介して被制御機器３２
の制御権をマイクロプロセッサ１から外部端末装置３に
引き渡し、マイクロプロセッサ１と外部端末装置３との
相互間に制御情報２異常状態信号を相互通信させ、被制
御機器３２に発生している異常を総括的に判断し・その
結果を表示器３３にメツセージ表示するとともに、異常
状態信号を疑似的に発生させて、その状態信号に基づく
被制御機器３２の動作状態を表示器３３に表示させる。

次に第２図を参照しながら第１図の動作について説明す
る。

第２図はこの発明による外部診断制御手順の一例を示す
フローチャートである。なお、（１）〜（ｌＯ）は各ス
テップを示す。

マイクロプロセッサ１が内部メモリに記憶された制御プ
ログラムを実行する（１）。これにより、異常が発生し
たかどうかを判断しく２）、Ｎｏならばステップ（１）
に戻り、ＹＥＳならば外部端末装置３に電子機器を接続
する（３）。

次いで、切換えスイッチ２がオンとなるのを待機しく４
）、切換えスイッチ２がオンとなったら、マイクロプロ
セッサ１の被制御機器３２に対する制御権を放棄させ（
５）、外部端末装置３により診断プログラムを実行させ
（６）、異常個所の判定を開始しく７）、外部端末装置
３により被制御機器。

２の異常判定結果を表示器３３に表示する（８）。

次いで、切換えスイッチ２がオフされるのを待機しく９
）、切換えスイッチ２がオフしたら、外部端末装置３の
被制御機器３２に対する制御権を放棄させ、マイクロプ
ロセッサ１による被制御機器３２に対する制御権を復帰
させ（１０）、処理を終了する。

なお、上記実施例では切換えスイッチ２による指示によ
りマイクロプロセッサ１による被制御機器３２に対する
制御権を外部端末装置３に切り換える場合について説明
したが、第３図に示すように、外部端末装置３からの切
換え制御コマンドで切換えスイッチ２１を操作すること
により、制御権を切り換え制御してもよい。

第３図はこの発明の他の実施例を示す電子機器の構成を
説明するブロック図であり、第１図と同一のものには同
じ符号を付しである。

この図において、２１は切換えスイッチで、外部端末装
置３から送出される切換え制御信号（切換え制御コマン
ド）に基づいてスイッチングし、被制御機器３２の制御
権をマイクロプロセッサ１から外部端末装置３に切り換
える。

なお、切換え制御コマンドが切換えスイッチ２１に送出
する前に、外部端末装置３はマイクロプロセッサ１に停
止コマンドを送出し、マイクロプロセッサ１の制御を一
旦停止させ、その後、被制御権が外部端末装置３に切り
換えられる。

このように、被制御機器３２の動作状態を外部機器から
コントロールできるようになり、複合的な異常または疑
似的な異常状態を任意に発生させることが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明はコントローラと外部端
末コントローラとの相互間に制御情報。

異常状態信号を相互通信する通信インタフェースと、被
制御機器の制御権を入力される切換え指示情報に応じて
外部端末コントローラまたはコントローラに切り換える
切換え手段とを設けたので、コントローラ固有の異常診
断処理で判定で籾ない複雑な複合異常状態を検出でき、
その旨をオペレータに報知できる。

また、従来は外部から直接外力が加えられないと、その
衝撃が発生した場合に機能する動作を確認できなかった
が、任意の異常状態を疑似的に発生でき、異常時の作動
を安全に確認できる等の優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の一実施例を示す電子機器の構成を説
明するブロック図、第２図はこの発明による外部診断制
御手順の一例を示すフローチャート、第３図はこの発明
の他の実施例を示す電子機器の構成を説明するブロック
図、第４図は従来の電子機器の構成を説明するブロック
図である。 図中、１はマイクロプロセッサ、２は切換えスイッチ、
３は外部端末装置、３２は被制御機器、３３は表示器で
ある。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）被制御機器の動作状態を自己診断しながら前記被
   制御機器をプログラム制御するコントローラと、診断結
   果を表示する表示手段とを有する電子機器において、前
   記コントローラと外部端末コントローラとの相互間に制
   御情報、異常状態信号を相互通信する通信インタフェー
   スと、前記被制御機器の制御権を入力される切換え指示
   情報に応じて前記外部端末コントローラまたは前記コン
   トローラに切り換える切換え手段とを具備したことを特
   徴とする電子機器。
2. （２）切換え指示情報は、外部端末コントローラから切
   換え手段に送出することを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項記載の電子機器。
3. （３）切換え指示情報は、マニュアル指示により切換え
   手段に送出することを特徴とする特許請求の範囲第（１
   ）項記載の電子機器。