JPH01148112A

JPH01148112A - シーダーマルチの播種制御装置

Info

Publication number: JPH01148112A
Application number: JP30654087A
Authority: JP
Inventors: Hideki Kamiyama; 神山　英機; Hironoshin Fukuda; 福田　啓之進; Isamu Kawamoto; 河本　勇; Masaaki Samejima; 鮫島　正明; Shiro Taniai; 谷合　史朗
Original assignee: Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: Yanmar Co Ltd
Priority date: 1987-12-03
Filing date: 1987-12-03
Publication date: 1989-06-09
Anticipated expiration: 2012-02-19
Also published as: JP2583253B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明はトラクターや管理機等のロータリー耕耘装置の
後部に付設されて、播種と同時にマルチフィルムを敷設
するシーダーマルチの播種タイミングを制御する装置に
関するものである。

（ロ）従来技術従来から播種と同時にマルチフィルムを敷設するシーダ
ーマルチは公知となっているのである。

例えば、特開昭５７−８６２０５号公報等である。

これら従来技術におけるシーダーマルチは、トラクター
の走行速度に合わせて播種装置を駆動したり、マルチフ
ィルムを押圧する鎮圧輪の回転をチェーン等を介して播
種装置の駆動軸に伝え、繰出装置を駆動したりしていた
のである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点このようにトラクターの走行速度に播種タイミングを合
わせる構成であると、トラクターに速度変化が生じたと
きには、その都度播種装置を調整する必要があり、また
、鎮圧輪の回動により繰出装置を駆動する構成であると
、接地部の地表の凹凸や傾斜等の条件により鎮圧ローラ
ーの回転数が変化し、または、滑ったりして播種量が変
化したり、播種位置がズしたりしていたのである。

（ニ）問題を解決するための手段本発明はこのような点に鑑み、次の如く構成したもので
ある。

シーダーマルチの播種部において、マルチフィルム１５
のマルチ孔１５ａを検出してマルチフィルム１５の引き
出し速度を検出する引き出し速度検出装置２１、非作業
状態を検知する作業スイッチ２３、種子センサー２４を
備え、該引出速度検出装置２１の検出値により播種機７
の駆動装置を制御したものである。

（ホ）実施例本発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本発明の詳細な説明すると。

第１図は管理機にシーグーマルチを装着した全体側面図
。゛第２図はシーグーマルチ平面図。第３図は制御ブロ
ック図である。

第１図、第２図にて牽引作業車として管理機Ｋを使用し
た場合の全体構成から説明すると、管理機にのヒツチｌ
に装着したロータリー耕耘装置Ｒのビーム２後端に取付
ブラケット３が固設され、該取付ブラケット３下部に畝
成形板４が固設され、取付ブラケット３上部にメインフ
レーム５が嵌装されている。

該メインフレーム５前部より下方にフレーム５ａを突設
し、下端に取付フレーム６が横設され、該取付フレーム
６に作溝器支持体１８・１８及びマルチフィルム取付体
１７・１７が嵌挿され、該作溝器支持体１８・１８に作
溝器１２前端が固設され、該作溝器１２後端に培土板１
３が固設されている。そして、前記マルチフィルム取付
体１７・１７にマルチフィルム１５を巻いた筒が軸架さ
れ、該マルチフィルム１５には一定間隅をおいてマルチ
孔１５ａ・１５ａ・・・が開口されているのである。

前記メインフレーム５中途部より下方に支持フレーム５
ｂが突出され、該支持フレーム５ｂ下端に取付フレーム
８が横設され、該取付フレーム８に播種機７・７がマル
チ孔１５ａの列数だけ左右位置調節可能に嵌装され、両
側に鎮圧ローラー取付体１９・１９が嵌挿され、鎮圧ロ
ーラー２０を下方に付勢して装着されている。

該播種機７はホッパー７ａ、繰出装置７ｂ、ガイドパイ
プ７Ｃから構成され、ホンパー７ａ内下部には種子の有
無を検知する種子センサー２４が設けられ、繰出装置７
ｂには駆動軸ＩＯが貫通され、駆動軸ｌ〇一端の繰出装
置７ｂ側面に駆動モーター９が設けられ、繰出装置７ｂ
・７ｂを駆動している。該駆動モーター９はパルスモー
タ−等より構成され、後述するコントローラー３３にて
制御されている。そして、繰出装置７ｂ側面より支持ス
テー３４を突出し、該支持ステー３４先端にガイドシャ
フト１１及び引出速度検出装置２１が付設されている。

該引出速度検出装置２１はアーム２１ａを突出して、マ
ルチフィルム１５に当接させ、マルチ孔１５ａになると
回動してマルチ孔を検出して、マルチ孔１５ａからマル
チ孔１５ａまでの時間を検出して引き出し速度を）炙出
しているのである。但し、マルチ孔１５ａとマルチ孔１
５ａまでの距離を測定してコントローラー３３に入力し
ておく必要がある。

また、メインフレーム５中央上部に制御ボックス１６が
ｉ！置され、該制御ボックス１６内にコントローラー３
３が内装され、前記駆動モーター９、引出速度検出装置
２１、種子センサー２４及び管理機にのハンドル１４に
設けた作業クラッチ２２の「入」でＯＮする作業スイッ
チ２３と接続され、該制御ボックス１６上には０Ｎ１０
ＦＦスイツチ２５及び警報装置２６が付設されている。

該警報装置２６は本実施例ではランプであるが、ブザー
等であってもよいものである。また、トラクターのロー
タリー耕耘装置にシーグーマルチを装着したときには作
業スイッチ２３の代わりにリフトセンサーが設けられ、
上昇したときにコントローラー３３をＯＦＦするように
構成される。

また前記メインフレーム５後端には取付パイプ２７が横
設され、該取付パイプ２７に支持杆２９・２９が嵌挿さ
れ、該支持杆２９端部に押圧輪３０及び覆土輪３１が付
設されているのである。

（へ）発明の作用このような構成において、０Ｎ１０ＦＦスイツチ２５を
ＯＮにしてシーグーマルチをスタンバイの状態とし、管
理機にの耕耘と同時に播種及びマルチフィルムの敷設を
行うと、作業クラッチ２２を回動して作業スイッチ２３
がＯＮされるとコントローラー３３が作動し、管理機Ｋ
が前進すると共に畝成形板４にて畝が成形され、その献
上に作溝器１２にて播種溝が形成され、該播種溝に種子
が落下して培土板１３により土が被せられるのである。

そして、マルチフィルム１５は走行と共に引き出されて
マルチ孔１５ａが引出速度検出装置２１により検出され
ると、マルチフィルム１５の引出速度が検出され、駆動
モーター９が駆動されて繰出装置７ｂを作動させて種子
を落下し播種が行われるのである。

よって、管理器の走行速度が変化してもその走行速度に
従ってマルチフィルム１５の引出速度も変化するので、
引出速度に合わせて駆動モーター９が駆動されるので、
播種が正確に行われるのである。

また、ホンパー７ａ内の種子が無くなると、種子センサ
ー２４が作動して警報装置２６が作動してオペレーター
に知らせ、また、マルチフィルム１５が無くなると引出
速度検出装置２１がＯＮの状態が続くので、それを検知
して警報装置２６を作動してマルチフィルム切れを知ら
せるのである。

そして、作業クラッチ２２を「切」に回動すれば制御装
置も停止されるのである。

（ト）発明の効果このような構成・作用により、本発明は次のような効果
が得られるのである。

第１に、牽引作業車の速度に合わせて播種機を駆動する
ことができるようになったので、種子の数量にバラツキ
がなく、マルチ孔に正確に一致させることができるよう
になったのである。

第２に、マルチフィルムが引っ張られることにより少し
伸びたりするが、位置がズしても孔検出装置により繰出
タイミングが補正され、正確に播種されるようになった
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は管理機にシーグーマルチを装着した全体側面図
。第２図はシーダーマルチ平面図。第３図は制御ブロッ
ク図である。７・・・播種機９・・・駆動モーター１５・・・マルチフィルム１５ａ・・・マルチ孔２１・・・引出速度検出装置２３・・・作業スイッチ２４・・・種子センサー

Claims

【特許請求の範囲】

シーダーマルチの播種部において、マルチフィルム１５
のマルチ孔１５ａを検出してマルチフィルム１５の引き
出し速度を検出する引き出し速度検出装置２１、非作業
状態を検知する作業スイッチ２３、種子センサー２４を
備え、該引出速度検出装置２１の検出値により播種機７
の駆動装置を制御したことを特徴とするシーダーマルチ
の播種制御装置。