JPH01121040A - 超音波ドップラー装置におけるビーム走査方法 - Google Patents

超音波ドップラー装置におけるビーム走査方法

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JPH01121040A
JPH01121040A JP27895287A JP27895287A JPH01121040A JP H01121040 A JPH01121040 A JP H01121040A JP 27895287 A JP27895287 A JP 27895287A JP 27895287 A JP27895287 A JP 27895287A JP H01121040 A JPH01121040 A JP H01121040A
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JP
Japan
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ultrasonic
period
ultrasonic beam
area
beam scanning
Prior art date
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Application number
JP27895287A
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English (en)
Inventor
Masato Ando
安藤 昌人
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、パルスドツプラー法により血流情報を得る場
合に使用される超音波ドツプラー装置におけるビーム走
査方法に関する。
(ロ)従来技術とその問題点 一般に、パルスドツプラー法が適用される超音波ドツプ
ラー装置は、第4図に示す構成か採られる。断層像表示
用データを得る際には、超音波探触子aから超音波ビー
ムがセクタ走査される。これにより送受波回路すで得ら
れたエコー信号は断層データ検波回路Cに送出され、こ
こで検波されたエコー信号が断層像表示用の画像データ
としてデジタルスキャンコンバータdに記憶される。−
方、血流情報を得る際には、超音波探触子aから同一の
偏向角の下で複数回(たとえば8回)連続して超音波ビ
ームがパルス放射され、これにより送受波回路すで得ら
れた各エコー信号がドツプラー信号検波回路eに入力さ
れる。そして、該回路eでエコー信号が直交検波されて
ドツプラー信号が抽出され、このドツプラー信号に基づ
いて次段の血流情報算出回路fで平均血流速、分散等の
血流データが算出された後、デジタルスキャンコンパー
クdに記憶される。この場合に得られた血流データは、
−次元の情報しか与えないので、順次、偏向角を変化さ
せつつ上記の操作を繰り返して行い、これらの血流デー
タをデジタルスキャンコンバータdにすべて記憶する。
こうして、二次元表示用に必要な血流データがデジタル
スキャンコンバータdに記憶されると、次に、デジタル
スキャンコンバータdからこれらのデータがTV走査に
同期して読み出され、これにより、CRTモニタg上に
断層像と二次元の血流情報とが重ね合わせて表示される
ところで、このような超音波ドツプラー装置において、
いま、パルス繰り返し周期をt、パルス繰り返し数をn
1断層像を得るために必要な超音波ビームの総本数をN
とすると、1枚の血流情報の画像を得るためのフレーム
レートfrは、rr=l/(t −N−n) で与えられる。したがって、第5図に示すように、偏向
角を小さく設定すれば(たとえばθに設定)、超音波ビ
ームの本数Nが少な(なるのでフレームレートを高める
ことができるが、観察視野が狭くなるため、たとえば心
臓を観察する場合においては、心室B全体の血流情報を
表示することが困難となる。これに対して、偏向角を大
きく設定すれば(たとえば2θに設定)、観察視野が広
がるけれども、超音波ビームの本数Nが増えるために、
フレームレ−・トが極端に低下する。すなわち、超音波
ビームが1本増えるたびに1/(tn)だけフレームレ
ートが落ちてくる。そして、フレームレートが低下する
と、心臓の血流の連続的な動きを十分に観察できなくな
る。
このように、観察視野とフレームレートとは相反する関
係にあるため、従来は、観察視野を広くとり、かつ、フ
レームレートも低下させないようにすることが困難であ
った。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、広い観察視野を確保しつつ、フレームレートを低下
させないようにすることを目的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段 偏向角を順次変化させつつ超音波ビームをパルス放射し
て二次元の血流情報を得る場合、セクタ走査面の両側部
は、観察上必要な視野としては寄与しないことが多い。
したがって、観察上特に必要でない部分から殊更血流情
報を採取する必要性は無いといえる。
本発明はかかる点に着目したものであって、上記の目的
を達成するために、次の方法を採る。
すなわち、本発明の超音波ドツプラー装置におけるビー
ム走査方法では、セクタ走査面に対して観察上必要な所
定の視野幅を設定し、この視野幅に対応する対向角内を
走査される超音波ビームに対しては、一定のパルス繰り
返し周期で超音波を送波し、前記対向角を越えて走査さ
れる超音波ビームに対しては、偏向角が増加するのに伴
ってパルス繰り返し周期を、 t=L/c /s i nθ+Tb (ここに、tはパルス繰り返し周期、Lは視野幅、Cは
音速、θは超音波ビームの偏向角、Tbは超音波エコー
を受波してから次の超音波ビームを送波するまでのブラ
ンキング期間)の関係式に従って次第に短く設定するよ
うにしている。
(ニ)作用 対向角を越えて走査される超音波ビームについては、視
野幅によって区切られる境界までの血流情報のみ採取で
きればよいから、送受波に要する期間が短くな゛す、そ
の分、パルス繰り返し周期tを短く設定できる。このた
め、観察視野を広くしても、フレームレートを低下しな
いようにすることができる。
(ホ)実施例 本発明の超音波ドツプラー装置におけるビーム走査方法
では、第1図に示すように、まず、セクタ走査面Sに対
して血流情報として観察上必要な所定の視野幅りを設定
する。たとえば、心臓の血流情報を観察する場合、心室
Bが表示されている部分は有効領域A。とじて残し、セ
クタ走査面Sの両側部の領域A、は、血流情報として特
に役立たないので、無効領域として超音波を送受波する
対象から省く。
そのためには、第2図に示すように、セクタ走査面Sか
ら切り出された上記の有効領域A。について、視野幅り
に対応する対向角θ。内を走査される超音波ビーム(第
2図の符号Iで示す領域内を走査される超音波ビーム)
に対しては、一定のパルス繰り返し周期tで超音波を送
波する。すなわち、最大深度において超音波ビームの送
受波に要する周期をT1最大深度からの超音波エコーを
受波してから次の超音波ビームを送波するまでのブラン
キング期間をTbとすると、パルス操り返し周期tは、 T−sinθ≦L / 2 cのとき、t =T+Tb
             (1)となる。
これに対して、対向角θ。を越えて走査される超音波ビ
ーム(第2図の符号■で示す領域内を走査される超音波
ビーム)に対しては、視野幅りによって区切られる境界
までの血流情報のみ採取できればよいから、送受波に要
する期間Tを短くでき、その分、パルス繰り返し周期t
が短くて済む。
したがって、対向角θ。を越えて走査される超音波ビー
ムに対しては、次式に従い、偏向角θが増加するのに伴
ってパルス繰り返し周期tを次第に短くする。
すなわち、T−sinθ> L / 2 cのとき、t
 =L/c /s i nθ+Tb      (2)
(ただし、Cは音速)となる。
具体例として、ここでは、セクタ断層像が扇角90°、
超音波ビームの走査本数128本で構成されるものとし
、一方、二次元の血流情報を得るために扇角が60°(
超音波ビーム本数84本)、超音波ビームのパルス繰り
返し回数が8回とした場合について説明する。
セクタ走査面は左右対象形であるから、中央から左側部
分についてのみ着目し、血流情報を得るための超音波ビ
ームについて、中央から偏向角θが増加する方向に向け
て順に番号を付けると、1番から21番までの超音波ビ
ームは、第2図の符号■で示す領域内を走査されるから
、上記の(1)式に基づく一定のパルス繰り返し周期t
で駆動される。22番から42番までの超音波ビームは
、第2図の符号■で示す領域内を走査されるから、上記
の(2)式に基づいて、超音波ビームの番号が大きくな
るほど(偏向角θが増加するのに伴って)パルス繰り返
し周期tが次第に短くなる。22番から42番までの超
音波ビームのパルス繰り返し周期tの総和は、ブランキ
ング期間を無視すれば、 ΣT−sin15°/5in(1/LUX yr /2
x (n −0,5))=14.97T となる。これに対して、22番から42番までの超音波
ビームを通常走査する場合には、(42−22−1)X
T= 21 T となる。したがって、本発明のビーム走査方法によると
きには、14.97721=0.68倍だけ時間が短縮
される。
これをフレームレートで比較すると、T−200μse
cとして、従来例の場合では、1/(TX84X8)=
7.4フレーム/secとなり、本発明方法によるとき
には、 1/(2x14.97xTx8.+21x2xTx8)
  −8,7フレーム/sec となり、フレームレートを高めることができる。
なお、上記の実施例では、セクタ走査面Sに対して視野
幅りを設定した場合の超音波の送受波対象となる領域H
の境界部分は、水平線に対して直交しているが、その他
、第3図に示すように、送受波対象となる領域Hの境界
部分を水平線に対して一定角度傾斜するように設定して
もよい。
(へ)効果 本発明によれば、広い観察視野を確保しつつ、フレーム
レートの低下が防止できるようになる等の優れた効果が
発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、第1図は
セクタ走査面に対して設定される視野幅と有効領域の関
係を示す説明図、第2図は有効領域おける超音波ビーム
のパルス繰り返し周期の関係を示す説明図、第3図は変
形例を示す説明図、第4図は超音波ドツプラー装置の構
成図、第5図は従来の二次元の血流情報を得る場合の説
明図である。 L・・・視野幅、Ao・・・有効領域、θ。・・・対向
角。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セクタ走査面に対して観察上必要な所定の視野幅
    を設定し、この視野幅に対応する対向角内を走査される
    超音波ビームに対しては、一定のパルス繰り返し周期で
    超音波を送波し、前記対向角を越えて走査される超音波
    ビームに対しては、偏向角が増加するのに伴ってパルス
    繰り返し周期を、t=L/c/sinθ+Tb (ここに、tはパルス繰り返し周期、Lは視野幅、cは
    音速、θは超音波ビームの偏向角、Tbは超音波エコー
    を受波してから次の超音波ビームを送波するまでのブラ
    ンキング期間)の関係式に従って次第に短く設定するこ
    とを特徴とする超音波ドップラー装置におけるビーム走
    査方法。
JP27895287A 1987-11-04 1987-11-04 超音波ドップラー装置におけるビーム走査方法 Pending JPH01121040A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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