JPH0111290Y2 - - Google Patents

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JPH0111290Y2
JPH0111290Y2 JP1982000570U JP57082U JPH0111290Y2 JP H0111290 Y2 JPH0111290 Y2 JP H0111290Y2 JP 1982000570 U JP1982000570 U JP 1982000570U JP 57082 U JP57082 U JP 57082U JP H0111290 Y2 JPH0111290 Y2 JP H0111290Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、触媒ブロツクを充填する脱硝反応器
を備えた脱硝装置に関するものである。
〔従来技術〕
第1図は脱硝反応器1の断面図、第2図は脱硝
反応器1内に充填された触媒ブロツク2を示す斜
視図である。
触媒ブロツク2は予め最小単位である触媒ユニ
ツト3が数個組み込まれて一体のブロツクとされ
たもので、この触媒ブロツク2の排ガスの脱硝性
能上必要な数を脱硝反応器1内で上下・前後・左
右方向に配列充填する。充填された触媒ブロツク
群は鋼板の受台4に乗せ、受台4は支持台5によ
り支持される。脱硝反応器1の上下には断納材6
が設けられ内部保温構造となつている。排ガス。
例えばNOxガスが一水平方向(第1図矢印参照)
から流入し触媒ブロツク群を通過する際に脱硝さ
れる。
上記のように多数の触媒ブロツク2を配列充填
した脱硝反応器1においては、地震などによつて
各触媒ブロツク2間の位置がずれ触媒ブロツク2
がくずれ落ちてしまい危険性がある。この触媒ブ
ロツク2間のずれを防ぐため、従来第2図に示す
ように、各触媒ブロツク2間および触媒ブロツク
2と受台4を溶接(第2図に符号Wで示す)する
ことによつて一体構造とし、受台4を支持台5に
固定するとともに触媒ブロツク群の上部を脱硝反
応器1の構成部材よりのストツパ部材7(第1図
参照)などによつて各触媒ブロツク間のずれを防
止するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の構造では上下・前後・左
右の各触媒ブロツク2間がすべて溶接により結合
されるため、溶接作業の時間および手間が多くな
り、また一旦触媒ブロツク2間が溶接され触媒ブ
ロツク群が一体構造となると、各触媒ブロツク2
内への触媒ユニツトの入れ換えが出来なくなるた
め、入れ換えのため再度各触媒ブロツク2ごとに
分解する必要がある。
また、一体構造のものを脱硝反応器内に充填す
る必要があるため搬入、搬出時の重量が大とな
り、搬出入の作業性が非常に悪くなる。さらに、
特に問題となるのは起動・停止時などに排ガスの
温度変化があるので、脱硝反応器内で触媒ブロツ
ク2の位置によつて温度差があり、各触媒ブロツ
ク間に熱による伸縮差が生じ、そのために溶接部
に亀裂が発生するという欠点がある。これによつ
て各触媒ブロツク2間の結合が解除されてしま
い、各触媒ブロツク2間のずれが生じやすくなる
という欠点がある。
本考案は上記従来の欠点を鑑み、脱硝反応器内
への触媒ブロツクの搬出入を容易にし、かつ排ガ
スの温度変化による触媒ブロツクの伸縮差を吸収
可能にするとともに触媒ブロツク間のずれを生じ
させない脱硝反応器への充填構造を備えた脱硝装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案は触媒ユニツ
トを組みこんだ触媒ブロツクと、この触媒ブロツ
クを上下方向および前後・左右の各水平方向に配
列充填する脱硝反応器とを備え、この脱硝反応器
に対して一水平方向に排ガスを流すことによつて
排ガスの脱硝を行う脱硝装置を対象とするもので
ある。そして、山形鋼からなる第1ストツパ部材
の両側端を外枠に固着し、第1ストツパ部材の凹
部内に所定の間隔をおいて少なくとも2つの第3
ストツパ部材を固着した例えば触媒ブロツク21
の如き第1触媒ブロツクと、 山形鋼からなる第2ストツパ部材の両側端に外
枠を固着した第2触媒ブロツクを固着した第2触
媒ブロツクとを上下方向に重ねて、 前記第2ストツパ部材の角部を前記第1ストツ
パ部材の凹部内に嵌入するとともに、第2ストツ
パ部材の端部と前記第3ストツパ部材の端部とが
係合するように構成されていることを特徴とする
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第3図ないし第14
図を用いて説明する。
まず最初、上下方向に配列される触媒ブロツク
21,23,25の連結関係について、第6図な
いし第9図、第11図ならびに第12図を用いて
説明する。この実施例では第9図ならびに第7図
に示すように触媒ブロツク25の上に触媒ブロツ
ク23が重ねられ、さらにその上に触媒ブロツク
21が重ねられる例を示している。
第8図および第9図に示すように、触媒ブロツ
ク23の外枠の下部には、山形鋼からなる第1ス
トツパ部材23bがその角部が上向きで左右方向
に延びるように用いられている。この第1ストツ
パ部材23bには、その凹部において触媒ブロツ
ク23の左右端より1の長さを有する平板状の
第3ストツパ部材11が水平に固着されている。
第7図ならびに第12図に示す如く他の触媒ブ
ロツク21の下部にも同様に、第3ストツパ部材
11を有する第1ストツパ部材21bが用いられ
ている。
一方、触媒ブロツク23の外枠上部には第6図
および第7図に示すように、山形鋼からなる支持
鋼23aがその角部が下向きで左右方向に延びる
ように用いられている。そして、この支持鋼23
aの上で触媒ブロツク23の左右端より距離1
だけ離れた位置に、山形鋼からなる第2ストツパ
部材10がその角部が上向きになるように固着さ
れている。
第9図に示す如く触媒ブロツク23の上部にも
同様に、第2ストツパ部材10がその角部が上向
きになるように固着されている。
従つて触媒ブロツク23の上に触媒ブロツク2
3を重ねることにより、触媒ブロツク25の第2
ストツパ部材10が触媒ブロツク23の第1スト
ツパ部材23bの凹部内に嵌合して互いに重なり
合い、それにより両触媒ブロツク23,25の前
後方向の動きが互いに拘束されている。また第2
ストツパ部材10の端部が触媒ブロツクの第3ス
トツパ部材11の端部に当接・係合し、それによ
り両触媒ブロツク23,25の左右方向の動きが
互いに拘束される。
触媒ブロツク23の上に触媒ブロツク21を重
ねた場合も同様に、第12図に示すように、触媒
ブロツク23の第2ストツパ部材10が触媒ブロ
ツク21の第1ストツパ部材23bの凹部内に嵌
合して互いに重なり合う、また、第2ストツパ部
材10の端部が第3ストツパ部材11の端部に当
接・係合し、これらにより両触媒ブロツク21,
23の前後方向ならびに左右方向の動きが互いに
拘束される。このようにして、上下方向に配列さ
れた触媒ブロツクが自重も作用して互いに連結さ
れる。
次に触媒ブロツク23,26の左右方向の連結
について、第6図、第7図、第10図、第11図
ならびに第13図を用いて説明する。
触媒ブロツク23と左右方向で隣接する触媒ブ
ロツク26には、触媒ブロツク23と同様に外枠
上部の構成として山形鋼からなる支持鋼26a
が、それの角部が下向で左右方向に延びるように
用いられる。(第10図、第13図参照)。そして
触媒ブロツク23の支持鋼23aならびに触媒ブ
ロツク26の支持鋼26aの凹部には、触媒ブロ
ツク23,26の左右端より2の距離だけ平板
状の第4ストツパ部材12がそれぞれ水平に固着
されている(第13図参照)。
この触媒ブロツク23,26は連結部材13に
よつて連結される。この連結部材13は第10図
ならびに第13図に示すように、山形鋼からなる
2つの係止部13aと、両方の係止部13aを互
いに結合する結合板13bとから構成されてい
る。両方の係止部13a,13aの間隔は、第1
3図に示すように2つの第4ストツパ部材12,
12の合計長さとほぼ同じに設計されている。
この連動部材13の一方の係止部13aを支持
鋼23aの凹部と重なるように、他方の係止部1
3aを支持鋼26aの凹部と重なるように、連動
部材13を触媒ブロツク23,26間に嵌装す
る。そうすることにより、係止部13a,13a
間に第4ストツパ部材12,12が挿入された形
態になり、第4ストツパ部材12の端部と係止部
13aの端部とが当接して、触媒ブロツク23,
26との連結がなされ、両触媒ブロツク23,2
6間の左右方向の動きが拘束できる。
次に前後方向に配列されている例えば触媒ブロ
ツク21と触媒ブロツク22の連絡について、第
3図ないし第5図を用いて説明する。
第3図し各触媒ブロツク21〜24の配列状態
を示しており、同図のように触媒ブロツク21,
22ならびに触媒ブロツク23,24は、それぞ
れ前後方向に配置されており、排ガスは矢印方向
より流入される。
第4図および第5図に示すように、触媒ブロツ
ク21の外枠下部板21aの上面には、触媒ブロ
ツク22側に突出され係合孔部8aを備えた係止
部材8が固着されている。また触媒ブロツク22
の外枠下部板22aの上面には、前記孔部8aに
係合するストツパ部材9が設けられている。
そしてこの突起部材9を孔部8aに挿入して、
係止部材8と突起部材9とを係合することによ
り、触媒ブロツク21,22を連結して両者の前
後、左右方向の動きを拘束する。
また第14図は、上下・前後・左右方向に配列
され一体構造となつた触媒ブロツク群を受台4に
設けたずれ防止部材14によつて触媒ブロツク群
全体の水平方向の動きを拘束する一例を示したも
のである。
以上述べた実施例では、左右方向に配列された
触媒ブロツク間を第4ストツパ部材12と連動部
材13とによつて結合した場合を示したが、前後
方向に配列された触媒ブロツクの結合と同様に、
各触媒ブロツクの外枠下部板の上面に左右方向の
動きを拘束するのと同様のストツパ部材(図示せ
ず)を設ければ、連結部材13を用いることなく
左右方向に配列された触媒ブロツク間の前後・左
右方向の動きを拘束することが可能である。
また、上下に配列された触媒ブロツク間を結合
するために、第2ストツパ部材10を上の触媒ブ
ロツクの外枠下面に設け、その第2ストツパ部材
10と係合する第3ストツパ部材11を下の触媒
ブロツクの外枠上部にある山形鋼に設けるように
しても良い。
〔考案の効果〕 以上説明した本考案では、下記のような効果を
有する。
山形鋼からなる第1ストツパ部材の凹部内に
同じく山形鋼からなる第2ストツパ部材の突部
を嵌入するため、第1ストツパ部材と第2スト
ツパ部材とがぴつたりと重なり合い、この部分
からのガスのリークがなく、そのため未処理ガ
ス量が減少する。この種の脱硝装置ではブロツ
ク化するために触媒ブロツクの間の隙間からガ
スリークがあり、このガスリークによる脱硝率
の低下が大きな問題となる。
触媒ブロツクを多数段に積み重ねた際、それ
らの荷重が山形鋼からなる第1ストツパ部材に
掛り、ストツパ部材が開かれた突部から裂けよ
うとする。しかし、第1ストツパ部材の凹部内
に固着された第3ストツパ部材が補強体として
も作用するから、荷重による第1ストツパ部材
の破損が防止できる。
触媒ブロツクの左右方向の位置ずれは、第2
ストツパ部材と第3ストツパ部材の係合によつ
て阻止される。この際、第3ストツパ部材は第
1ストツパ部材に固着されているから、位置ず
れしようとする力は結局第1ストツパ部材の長
手方向に作用し、第1ストツパ部材を伸ばす方
向に力が掛ることになる。そのために非常に大
きな耐力が得られ、触媒ブロツクの位置ずれを
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は脱硝反応器の断面図、第2図は脱硝反
応器に充填された触媒ブロツクを示す斜視図、第
3図は本考案により一体構造化された触媒ブロツ
ク群の略断面図、第4図は本考案の前後方向に配
列された触媒ブロツクを結合する係止部材を示す
図、第5図は第4図に関する斜視図、第6図は本
考案の外枠上部に設けられたストツパ部材を示す
断面図、第7図は本考案の外枠上部に設けられた
ストツパ部材を示す側面図、第8図は本考案の外
枠下部に設けられたストツパ部材を示す断面図、
第9図は本考案の外枠下部に設けられたストツパ
部材を示す側面図、第10図は本考案の左右触媒
ブロツクを結合する連結部材の係合状態を示す
図、第11図は第10図の側面図、第12図は本
考案の上下触媒ブロツクを係合するストツパ部材
の係合状態を示す図、第13図は本考案の左右触
媒ブロツクを係合するストツパ部材と連結部材の
係合状態を示す図、第14図は触媒ブロツク群を
受台に拘束するずれ係止部材を示す図である。 1……脱硝反応器、2,21,22,23,2
4,25,26……触媒ブロツク、3……触媒ユ
ニツト、10……第2ストツパ部材、11……第
3ストツパ部材、21b,23b……第1ストツ
パ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 触媒ユニツトを組みこんだ触媒ブロツクと、こ
    の触媒ブロツクを上下方向および前後・左右の各
    水平方向に配列充填する脱硝反応器とを備え、こ
    の脱硝反応器に対して一水平方向に排ガスを流す
    ことによつて排ガスの脱硝を行う脱硝装置におい
    て、 山形鋼からなる第1ストツパ部材の両側端を外
    枠に固着し、第1ストツパ部材の凹部内に所定の
    間隔をおいて少なくとも2つの第3ストツパ部材
    を固着した第1触媒ブロツクと、 山形鋼からなる第2ストツパ部材を固着した第
    2触媒ブロツクとを上下方向に重ねて、 前記第2ストツパ部材の角部を前記第1ストツ
    パ部材の凹部内に嵌入するとともに、第2ストツ
    パ部材の端部と前記第3ストツパ部材の端部とが
    係合するように構成されていることを特徴とする
    る脱硝装置。
JP57082U 1982-01-08 1982-01-08 脱硝装置 Granted JPS58107132U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57082U JPS58107132U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 脱硝装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57082U JPS58107132U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 脱硝装置

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Publication Number Publication Date
JPS58107132U JPS58107132U (ja) 1983-07-21
JPH0111290Y2 true JPH0111290Y2 (ja) 1989-04-03

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ID=30013636

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JP57082U Granted JPS58107132U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 脱硝装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5684027U (ja) * 1979-12-03 1981-07-07
JPS5684026U (ja) * 1979-12-03 1981-07-07

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JPS58107132U (ja) 1983-07-21

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