JPH01111235A - 診断装置の障害情報収集方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は診断装置の障害情報収集方式に関し、特に複数
の処理装置を含む電子計算機システムにおいて障害の発
生した処理装置から障害情報を収集して障害部位を特定
化する診断装置の障害情報の収集方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の診断装置の障害情報収集方式は、電子計
算機システム、特に中小型電子計算機システムにおいて
は障害の種別に拘らず障害の発生した処理装置から障害
情報の全てを一時的に収集して障害部位の特定化に供し
ていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の診断装置の障害情報収集方式では、障害
の発生した処理装置から該当する障害に関係のない障害
情報も含めて全ての障害情報を収集していたので、障害
情報の収集に長時間を要し、障害部位の特定化に長時間
を要するといる欠点がある。

特に、中小型の電子計算機システムにおいては、電子計
算機システムに障害情報を高速に収集するためのハード
ウェアおよび障害部位を絞り込むためのハードウェアを
盛り込むことはコスト上の制約から難しいので、障害の
収集および障害部位の絞込みに長時間を要するという欠
点示ある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、障害情報の収集およ
び障害部位の絞込みのための特定のハードウェアを電子
計算機システムに盛り込まなくても障害の発生した処理
装置から必要な障害情報のみを短時間で収集でき、障害
部位の絞込みに要する時間を短縮させる診断装置の障害
情報収集方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の診断装置の障害情報収集方式は、複数の処理装
置と診断インタフェースを介して接続された診断装置に
おいて、障害部位に実装されている障害部品の故障率の
大小の順に順序付けられ前記障害部位を特定化するため
に収集すべき障害情報が指定されている障害情報収集指
定群の指定する障害情報をこの障害情報収集指定群の順
に収集する指示を与える障害情報収集制御手段と、この
障害情報収集制御手段によって指示された障害情報を障
害の発生した前記処理装置から収集する障害情報収集手
段と、この障害情報収集手段によって収集された障害情
報の解析および前記障害情報・　収集制御手段による前
記障害情報収集指定群の指示を制御する障害情報解析制
御手段と、この障害情報解析制御手段に制御されて前記
障害情報収集手段によってすでに収集された障害情報だ
けでは前記障害部位の特定ができないときには前駆障害
情報解析制御手段に別の障害情報の収集を要求した上で
新たに収集された障害情報を解析して前記障害部位を特
定化する障害情報解析手段と、この障害情報解析手段に
よって特定化された前記障害部位を表示する障害情報解
析結果表示手段とを有する。

〔作用〕

本発明の診断装置の障害情報収集方式では、障害情報収
集制御手段が障害部位に実装されている障害部品の故障
率の大小の順に順序付けられ障害部位を特定化するため
に収集すべき障害情報が指定されている障害情報収集指
定群の指定する障害情報を障害情報収集指定群の順に収
集する指示を与え、障害情報収集手段が障害情報収集制
御手段によって指示された障害情報を障害の発生した処
理装置から収集し、障害情報解析制御手段が障害情報収
集手段によって収集された障害情報の解析および障害情
報収集制御手段による障害情報収集指定群の指示を制御
し、障害情報解析手段が障害情報解析制御手段に制御さ
れて障害情報収集手段によってすでに収集された障害情
報だけでは障害部位の特定ができないときには障害情報
解析制御手段に別の障害情報の収集を要求した上で新た
に収集された障害情報を解析して障害部位を特定化し、
障害情報解析結果表示手段が障害情報解析手段によって
特定化された障害部位を表示する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の診断装置の障害情報収集
方式が適用された電子計算機システムの構成を示すブロ
ック図である。この電子計算機システムは、複数の処理
装置ｉｏ、　ｔｉ、・・・、１ｎ（ｎは正整数）と、処
理装置１０．１１．・・・、１ｎにそれぞれ対応した診
断インタフェース２０．２１．　・・・、　２ｎと、診
断インタフェース２０．２１．・・・、　２ｎを介して
処理装置１０．１１．・・・、　Ｉｎに接続される診断
装置３０とを含んで構成されている。

診断装置３０は、障害情報収集手段４０と、障害情報格
納部５０と、障害情報収集制御手段６０と、障害情報収
集指定群テーブル７０と、障害情報解析制御手段８０と
、障害情報解析手段９０と、障害情報解析結果表示手段
１００とを含んでいる。

障害情報収集手段４０は、障害発生時に障害情報収集制
御手段６０の指示により障害の発生した処理装置１ｋ（
ｋは１≦に≦ｎの任意の正整数）から診断インタフェー
ス２ｋを介して障害情報を収集して障害情報格納部５０
に格納する。

障害情報収集制御手段６０は、障害発生時に後述する障
害情報収集指定群テーブル７０の中からまず１次障害情
報収集指定群７１の指定する障害情報を収集する指示を
障害情報収集手段４０に与え、障害情報解析制御手段８
０を起動する。以降、障害情報解析制御手段８０からの
障害情報収集要求により、障害情報収集手段４０に障害
情報収集指定群テーブル７０の２次障害情報収集指定群
７２〜ｍ　（ｍは正整数）次障害情報収集指定群７ｍの
指定する障害情報の収集を順次指示する。

障害情報収集指定群テーブル７０は、処理装置１０゜１
１、・・・、１ｎの障害部位を交換単位として特定化す
るために収集すべき障害情報が指定されているｍ個の障
害情報収集指定群から構成されている。この障害情報収
集指定群は障害部位に実装されている障害部品の故障す
る確率（故障率）の大小の順に１〜ｍの次数が定められ
ており、以降１次障害情報収集指定群７１．２次障害情
報収集指定群７２゜・・・１ｍ次障害情報収集指定群７
ｍと称する。

障害情報解析制御手段８０は、障害情報解析手段９０の
起動、障害情報解析手段９０からの障害情報収集要求に
対する障害情報収集制御手段６０への障害情報収集要求
および障害情報解析結果表示手段１００の起動を行う。

障害情報解析手段９０は、障害情報解析制御手段８０の
指示により障害情報を解析して障害部品を予測し、障害
部品が実装されている障害部位を交換単位として特定し
て障害情報解析制御手段８０に通知する。また、解析で
きないときには障害情報解析制御手段８０に障害情報収
集要求を出す。

障害情報解析結果表示手段１００は、障害情報解析制御
手段８０からの指示により障害情報解析手段９０が特定
化した障害部位者を表示する。

次に、このように構成された本実施例の診断装置の障害
情報収集方式の動作について第２図を参照しながら説明
する。

ここでは、１次障害情報収集指定群７１はケースへの障
害が発生したと解析できる障害情報ＡおよびケースＢの
障害が発生したと解析できる障害情報Ｂを、２次障害情
報収集指定群７２はケースＣの障害が発生したと解析で
きる障害情報Ｃを、３次障害情報収集指定群７３はケー
スＤの障害が発生したと解析できる障害情＠Ｄをそれぞ
れ収集するように指定しているとする。なお、ケースＡ
、ケースＢ、ケースＣおよびケースＤの障害が発生した
と解析されるときにそれぞれ特定化される障害部位に実
装されている障害部品の故障率をそれぞれＦＡ＋　　Ｆ
ｌｌ＋　　ＦＣおよびＦＤとすると、ＦＡ〉Ｆ＋＋　＞
　Ｆｃ　＞　Ｆゎである。

また、ここでは、処理装置１にでケースＣの障害が発生
したとする。

診断装置３０内の障害情報収集手段４０は、診断インタ
フェース２ｋを介して処理装置１ｋに障害が発生したこ
とを検知する。

処理装置１にで障害が発生したことを検知した障害情報
収集手段４０は、障害情報収集制御手段６０に処理装置
１にで障害が発生したことを通知する。

障害情報収集手段４０から処理装置１にで障害が発生し
たことを通知された障害情報収集制御手段６０は、まず
障害情報収集手段４０に１次障害情報収集指定群７１が
指定する障害情報ＡおよびＢを収集するように指示する
。

障害情報収集制御手段６０から障害情報ＡおよびＢを収
集するように指示された障害情報収集手段４０は、処理
装置１ｋから障害情報ＡおよびＢを収集して障害情報格
納部５０に格納し、障害情報収集制御手段６０に障害情
報ＡおよびＢの収集完了を通知する。

障害情ＩＡおよびＢの収集完了を通知された障害情報収
集制御手段６０は、障害情報解析制御手段８０を起動し
、障害情報解析制御手段８０からの障害情報収集要求を
待つ。

障害情報収集制御手段６０から起動された障害情報解析
制御手段８０は、障害情報格納部５０に格納された障害
情報ＡおよびＢの解析を障害情報解析手段９０に要求す
る。

障害情報解析制御手段８０から障害情報ＡおよびＢの解
析を要求された障害情報解析手段９０は、まず障害情ａ
ＡからケースＡの障害が発生したと解析しようとするが
実際には障害情報Ａは収集されていないので解析できず
、次の障害情＠ＢからケースＢの障害が発生したと解析
しようとする。しかし、障害情報Ｂも実際には収集され
ておらず解析できないので、障害情報解析制御手段８０
を介して障害情報収集制御手段６０に別の障害情報の収
集を要求する。

障害情報の収集を要求された障害↑〃報収集制御手段６
０は、障害情報収集手段４０に２次障害情報収集指定群
７２の指定する障害情報Ｃを収集するように指示する。

障害情報収集手段４０は、処理装置１ｋから障害情ａＣ
を収集して障害情報格納部５０に格納し、障害情報Ｃの
収集完了を障害情報収集制御手段６０に通知する。

障害情報Ｃの収集完了を通知された障害情報収集制御手
段６０は、障害情報解析制御手段８０を再起動する。

再起動された障害情報解析制御手段８０は、障害情報解
析手段９０を再起動して障害情報格納部５０に格納され
た障害情報Ｃの解析を要求する。

障害情報Ｃの解析を要求された障害情報解析手段９０は
、障害情報ＣからケースＣの障害が発生したと解析し、
障害がケースＣの場合であることから障害部位を特定化
して、障害部位名を障害情報解析制御手段８０に通知す
る。

障害情報解析制御手段８０は、障害情報解析手段９０か
ら障害部位名を通知されて、障害情報解析結果表示手段
１００に障害部位名の表示を指示する。

障害情報解析制御手段８０から障害部位名の表示の指示
を受けた障害情報解析結果表示手段１００は、表示を指
示された障害部位名を表示して操作者に通知する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、障害情報を故障率の高い
障害部品が実装された障害部位を特定化できる障害情報
から順に収集するようにしたことにより、障害発生時に
必要な障害情報のみを短時間に収集でき、障害部位を特
定化する時間を短縮できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の診断装置の障害情報収集方
式が適用された電子計算機システムの構成を示すブロッ
ク図、 第２図は本実施例の診断装置の障害情報収集方式におけ
る処理の流れを説明するための図である。 図において、 １０、１１．・・・、　Ｉｎ・処理装置、２０、２１．
・・・、　２ｎ・診断インタフェース、３０・・・・・
・・診断装置、 ４０・・・・・・・障害情報収集手段、５０・・・・・
・・障害情報格納部、 ６０・・・・・・・障害情報収集制御手段、７０・・・
・・・・障害情報収集指定群テーブル、７１・・・・・
・・１次障害情報収集指定群、７２・・・・・・・２次
障害情報収集指定群、７ｍ・・・・・・・ｍ次障害情報
収集指定群、８０・・・・・・・障害情報解析制御手段
、９０・・・・・・・障害情報解析手段、１００　　・
・・・・・障害情報解析結果表示手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の処理装置と診断インタフェースを介して接続され
   た診断装置において、 障害部位に実装されている障害部品の故障率の大小の順
   に順序付けられ前記障害部位を特定化するために収集す
   べき障害情報が指定されている障害情報収集指定群の指
   定する障害情報をこの障害情報収集指定群の順に収集す
   る指示を与える障害情報収集制御手段と、 この障害情報収集制御手段によって指示された障害情報
   を障害の発生した前記処理装置から収集する障害情報収
   集手段と、 この障害情報収集手段によって収集された障害情報の解
   析および前記障害情報収集制御手段による前記障害情報
   収集指定群の指示を制御する障害情報解析制御手段と、 この障害情報解析制御手段に制御されて前記障害情報収
   集手段によってすでに収集された障害情報だけでは前記
   障害部位の特定ができないときには前記障害情報解析制
   御手段に別の障害情報の収集を要求した上で新たに収集
   された障害情報を解析して前記障害部位を特定化する障
   害情報解析手段と、 この障害情報解析手段によって特定化された前記障害部
   位を表示する障害情報解析結果表示手段と、 を有することを特徴とする診断装置の障害情報収集方式
   。