JPH01105012A - ゆるみ止めナット - Google Patents

ゆるみ止めナット

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JPH01105012A
JPH01105012A JP25839687A JP25839687A JPH01105012A JP H01105012 A JPH01105012 A JP H01105012A JP 25839687 A JP25839687 A JP 25839687A JP 25839687 A JP25839687 A JP 25839687A JP H01105012 A JPH01105012 A JP H01105012A
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JP
Japan
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nut
flange portion
thickness
flange
locking nut
Prior art date
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JP25839687A
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English (en)
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JPH0423131B2 (ja
Inventor
Yasunobu Mitoya
三刀屋 恭信
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Tokai TRW and Co Ltd
Original Assignee
Tokai TRW and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロックナツト乃至ゆるみ止めナツトに係わり、
より詳細には、ナツト本体と該本体の一端側において該
本体から径方向外方に伸長するフランジ部とを有するゆ
るみ止めナツトに係わる。
〔従来の技術〕
上記の如き7ランジ付ゆるみ止めナツトとしては、第6
図乃至第7図に示す如くフランジ(つば)付ナツト10
0乃至120のフランジ102.122にそり(逆テー
パ)をもたせて、このフランジ部102,122のC,
D方向のたわみ牲によりこのフランジ部に弾力性を与え
、主にナツト100.120にその軸線方向押し付は力
を生ぜしめることにより、締めつけ力の低ド、螺合のゆ
るみに対する抵抗トルクの低下を防ぐものが知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、この種の従来のゆるみ止めナツト120.
100では、フランジ部122の付は根に溝124を設
けて、フランジ部122の軸線方向弾性を付与したりフ
ランジ部102の厚さAをナツト本体104の厚さBと
比較して薄くすることによってフランジ部102に軸方
向弾性を付与していた故、締めつけ力及び抵抗トルクが
必ずしも高くなかった。
本発明は、前記した点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、おねじに締めつけ軸力が発生する
までは抵抗トルクがなく、おねじに締めつけ軸力が発生
した後初めて抵抗トルクが発生するフリースピニング形
のゆるみ止めナツトであって抵抗トルクによるゆるみ止
め力が十分に大きいゆるみ止めナツトを提供することに
ある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明によれば、前記した目的は、前記フランジ部と前
記本体部との接続部での7ランジ部の厚さがナツト本体
の径方向の厚さよりも厚く、7ランジ部の外側面にその
外縁から径方向中央に向かって逆テーバが形成されてい
るゆるみ止めナツトによって達成される。
〔作用及び効果〕
本発明のゆるみ止めナツトでは、前記7ランジ部と前記
本体部との接続部でのフランジ部の厚さがナツト本体の
径方向の厚さよりも厚い故に、7ランジ部の剛性を実際
上ナツト本体の剛性よりも高りシ得る。しかも、本発明
のゆるみ止めナツトでは7ランジ部の外側面にその外縁
から径方向中央に向かって逆テーパが形成されている故
に、ナツトの7ランジ部の外周縁がおねじ側部材の締め
付は面に当接し、おねじに発生する締めっけ軸力によっ
て7ランジ外側面が平面に近付くまで変形され、フラン
ジ部と同程度以下の厚さ乃棄剛性のナツト本体部が同時
に弾性変形されておねじを強く締めつけるため、抵抗ト
ルクが発生し、大きな戻り止め乃至ゆるみ止め力が得ら
れる。尚、7ランジ部は同程度の抵抗トルクを得るに必
要な締めつけ力を比較的低く押えるのに役立つ。
本発明によれば、前記テーバの角度は、好ましくは、2
flHX下で且つ10分以上である。
〔実施例〕
次に、本発明ゆるみ止めナツトの好ましい一実施例を第
1図から第5図に基づいて説明する。
第1図及び第2図中、1oは筒状のナツト本体2、及び
該ナツト本体2の軸114方向の一端部6側から径方向
外方に伸長するフランジ部8を有するゆるみ止めナツト
である。尚、ナツト本体2の外形は、図示の例では6角
柱状であるが、6角柱状のかわりに例えば8乃至12角
柱状等でも円柱状でもよい。また、場合によっては、軸
方向に径乃至太さが変化していてもよい。また、7ラン
2部8の外周は図示の例では円形であるが、多角形等信
の形でもよい。フランジ部8の外周が多角形の場合その
角がナツト本体2の多角形の角と同じ方向に(輪線4の
周りで)位置するのが好ましい。
7ラン2部8は、本体部2との接続部12から径方向外
側程薄くなるように形成されており、7ラン2部8と本
体部2との接続部12での厚さEはナツト本体2の径方
向の厚さFよりも厚い。尚、好ましくは、フランジ部8
の外縁部16近傍でのフランジ部8の厚さHは、厚さF
よりも大きいが、接続11s12での厚さEよりも小さ
い。従って、ナツト10では、フランジ部8はナツト本
体2よりも変形されにく(、実質的に剛性が高い。また
、7ラン2部8の外側面14にはその外縁部16から径
方向中央部18に向かって角度Gの逆テーバが形成され
ており、外側面14は、締めつけ前においては、頂角の
大きい円錐台の周面を形成している。角度Gが、小さす
ぎると、十分な抵抗トルクが得られず、角度Gが大きす
ぎると締めつけの際弾性限界を越える変形がナツト10
に生じる虞れがある。従って、前記角度Gは、10分以
上で2度以下であることが好ましい。尚、角度Gは、軸
輪4の周りで7ラン2部8の全方向に一定でも変動して
いてもよい。
以上の如く構成されたゆるみ止めナツト10をボルト2
0に締め付ける例について、第3図から第5図に基づい
てより詳細に説明する。
第3図中、22はボルト20がボルト孔24に植え込ま
れた基体であり、基体22の上面(締付面)26に対し
てナツト10が締め付けられる。
ナツト10のフランジ部8の下面14が基体22の上面
(締付面)26に当接するまでは、ナツト10とボルト
20との間に実際上抵抗トルクを生じることなく、又は
低い抵抗トルクで、ナツト10の本体12のねじ孔13
とボルト20の外周のおねじ部21との螺合がすすめら
れる。従って、ポルl−20と基体22のねじ孔24と
の螺着が比較的弱くてもナツト10の前記位置までの螺
合の間、ボルト20の基体22に対する回転変位乃至相
対位置の変化が生ずる虞れが少ない。ナツト10の螺合
を第3図中J方向に進めることにより、ナツト10のフ
ランジ部8の下面(外側面)14の外縁部16が基体2
2の上面26に当接し押し付けられるようになると、ナ
ツト10の締めつけトルクが上昇し、その後のナツト1
0のねじこみに際してナツト10のフランジ部8の外縁
側にフランジm8の角度Gを小さくするようにフランジ
部8を弾性変形させるに方向の力が基体22の上面26
から加えられる。このに方向の力によって、フランジ部
8のみならず、該フランジ部8よりも剛性の小さいナツ
ト本体部2に該本体部2を径小化させるような力[が加
えられる。この力りは、ナツト本体2をボルト2oに押
し付ける力として働き、このナツト10の本体部2によ
るボルト20のおねじの締めつけ作用によってナツト1
0とボルト20との螺合のゆるみ止め効果が得られる。
この力に1Lは、フランジ部8の下面14の全体が実質
的に基体22の上面26に当接する第4図の破線で示す
位置にナツト10が設定されるまで高められる。
この締めつけ状態において、ナツト10によってボルト
20に生ぜしめられる応力分布4よ第5図の左半分で示
すようになる。第5図の右半分には溝付ナツト150を
用いた場合の応力分布が示されている。この二つ(左右
)を比較して明らかなとおり、ナツト1oを用いた場合
、応力はナツト10の軸線方向の全体で比較的−様に加
えられており、応力集中が緩和され得、疲労が生じにく
く、長期間締めつけを行い得ることがわかる。
本発明のゆるみ止めナツトは、例えば、自動車の操向装
置及び懸架装置等に使用されるボールジヨイントの組付
、より詳細にはポールスタッドの組付に用いられる。こ
の組付のために、ねじ山にナイロン等をいれたナツト等
ブリベーリング形のものを用いるとねじ込みの初期から
ねじ込みに対して高い抵抗トルクを受ける故、ポールス
タッドが共廻りして締めつけができない虞があり、また
ポールスタッドに割りビン孔を設は溝付ナツトを使って
割りピンでゆるみ止めをしようとすると、割りビン孔及
びビンに開運する部品及び加工を要し、コストが高くな
るのと比較して、本発明のゆるみ止めナツトは、安価且
つ長期間確実で信頼性の高い組付手段として用いられ得
る。
尚、本発明のゆるみ止めナツトは、ポールスタッドの締
めつけ用のみならず、任意の部材乃至任意の部位の締め
つけに適用され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による好ましい一実施例のゆるみ止めナ
ツトの断面説明図、第2図は第1図のナツトの平面説明
図、第3図は第1図のナツトを適用した例の断面説明図
、第4図は第3図の平面説明図、第5図は第3図の例の
応力分布と従来の溝付ナツトの場合の応力分布とを対比
的に示す説明図、第6図及び第7図は従来の7ランジ付
ゆるみ止めナツトの説明図である。 2・・・・・・ナラI・本体、8・・・・・・フランジ
部、12・・・・・・接続部、14・・・・・・外側面
、E、F、ll・・・・・・厚さ、G・・・・・・テー
パ角度。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ナット本体と該本体の軸線方向の一端側に位置し
    ており該本体から径方向外方に伸長するフランジ部とを
    有するゆるみ止めナットにおいて、前記フランジ部と前
    記本体部との接続部でのフランジ部の厚さがナット本体
    の径方向の厚さよりも厚く、フランジ部の外側面には、
    その外縁から径方向中央に向かつて逆テーパが形成され
    ているゆるみ止めナット。
  2. (2)前記テーパの角度が、2度以下で且つ10分以上
    である特許請求の範囲第1項に記載のゆるみ止めナット
JP25839687A 1987-10-15 1987-10-15 ゆるみ止めナット Granted JPH01105012A (ja)

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JP25839687A JPH01105012A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 ゆるみ止めナット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25839687A JPH01105012A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 ゆるみ止めナット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01105012A true JPH01105012A (ja) 1989-04-21
JPH0423131B2 JPH0423131B2 (ja) 1992-04-21

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ID=17319656

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JP25839687A Granted JPH01105012A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 ゆるみ止めナット

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JPH0423131B2 (ja) 1992-04-21

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