JPH01102636A - ソーティング回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 文字認識装置における辞書データと認識対象データとの
距離計算結果を辞書データー文字について計算が終了す
る度に距離の小さい順に並び変えを行うソーティング回
路に関し、 簡易な回路構成のソーティング回路を提供することを目
的とし、 各文字カテゴリに属する文字パターンが持つべき特徴パ
ラメータのデータを記憶する認識辞書部と、認識対象デ
ータの特徴点から認識辞書部に記憶されている辞書デー
タを検索し認識対象データと辞書データとの距離を演算
して得た距離データを並び変える回路であって、複数の
距離データ間で値の小さい順に選択出力する並び変え手
段と、並び変え手段から出力された該距離データを出力
順にシリアルに並べられている格納領域に順次保持して
行く保持手段と、新に入力する距離データと保持手段に
保持している該距離データをシリアルに並べられている
格納領域から順次シフトして取出し順次大小を比較して
、そ６比較結果情報により並び変え手段の選択順序を制
御する比較手段とを具備し構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、文字認識装置における辞書データと認識対象
データとの距離計算結果を辞書データー文字について計
算が終了する度に距離の小さい順に並び変えを行うソー
ティング回路に関する。

文字認識装置等の認識技術の発達に伴い、専用のバード
ウェアで認識処理する回路が設置されるようになり、か
かる回路は一般に簡易なハードウェアで構成することが
要求される。

〔従来の技術〕

第３図は従来例を説明するブロック図、第４図は文字認
識装置の構成概要を説明する図をそれぞれ示す。

通常、文字認識装置は第４図に余すような基本構成をな
している。即ち、 認識対象文字の文字パターンに含まれる種々の雑音（例
えば、文字線幅の変動や外部雑音等）を除去し、認識過
程での誤差を出来るだけ少なくするための処理を行う前
処理部１００と、認識対象文字の文字パターンを特徴づ
けるパラメータの検出を行う特徴抽出部２００と、各種
文字カテゴリに属する文字パターンが持つべき特徴パラ
メータのデータを記憶する認識辞書部３００　と、 認識対象文字の文字パターンを特徴づけるパラメータと
認識辞書部３００に記憶する特徴パラメータのデータと
を例えば距離演算を行い照合して認識対象文字を認識処
理する認識部４００とを具備している。

認識部４００で行う認識処理例としては、例えば認識す
べき１文字に対して認識辞書３００からＮ個の候補デー
タを取出し、これらＮ個の候補データとの距離演算を行
い、その距離データが一番小さいものを当該文字として
認識を行うもので、その距離データを小さい順に並び変
える処理を認識部４００内部に備えられているソーティ
ング回路４１０にて行うものである。

第３図は上述のソーティング回路４１０の従来例を示す
もので、これは認識すべき１文字に対応する認識辞書部
３からのＮ個の候補データとの間で距離演算したＮ個の
距離データを順次格納するレジスタ部２と、 新に入力する距離データ■とレジスタ部２に格納してい
る距離データとの距離値の大小比較をし、その比較結果
情報により並び変えセレクタ部４を制御する比較部３と
、 新に入力する距離データ■とレジスタ部２に格納してい
る距離データとを距離値の小さい順に並び変え小さい順
に選択してレジスタ部２に送出する並び変えセレクタ部
４とを具備している。

尚、レジスタ部２はＮ個のレジスタ領域Ｒｅｇ、１〜Ｒ
ｅｇ、Ｎを有し、これらは並列に設置されている。

又、比較部３はＮ個のレジスタ領域Ｒｅｇ、　１〜Ｒｅ
ｇ。

Ｎに対応する比較領域ＣＯＭＰＩ〜ＣＯＭＰＮを有し、
これも並列に設置されている。

更に、並び変えセレクタ部４はＮ個の入力／出力端子を
有し、新に入力する距離データ■と最大（Ｎ−１）個の
レジスタ領域Ｒｅｇ、１〜Ｒｅｇ、Ｎからの出力とを距
離データの小さい順に並び変え、距離データの小さい順
にＮ個の距離データを選択し出力端子に出力する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のような従来のソーティング回！４１０のレジスタ
部２は並列にＮ個（−文字分の距離データに相当する）
のレジスタ領域Ｒｅｇ、１　”Ｒｅｇ、Ｎを構成してい
る。

従って、比較部３及び並び変えセレクタ部４等もレジス
タ部２の段数に対応して設ける必要があり、これはレジ
スタ部２の段数が多くなるに伴い回路規模が著しく大き
くなることを意味する。

本発明は、簡易な回路構成のソーティング回路を提供す
ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図を示す。

第１図に示す本発明の原理ブロック図中の１０は複数の
前記距離データ間で値の小さい順に選択出力する並び変
え手段であり、 ２０は並び変え手段１０から出力された該距離データを
出力順にシリアルに並べられている格納領域に順次保持
して行く保持手段であり、 ３０は新に入力する距離データと保持手段２０に保持し
ている該距離データをシリアルに並べられている格納領
域から順次シフトして取出し大小を比較して並び変え手
段１０の選択順序を制御する比較手段であり、これらを
具備することにより本問題点を解決するための手段とす
る。

〔作　用〕

１文字を認識するためのＮ個の候補データを認識対象デ
ータと距離演算した距離データを順次し格納手段２０に
格納して行（。

この時、並び変え手段１０は比較手段３０からの制御情
報により既に格納手段２０に格納している距離データと
新に距離演算して入力される距離データ■とを小さい順
に並び変え、小さい順に選択して格納手段２０に送出し
、格納手段２０では順次シフトして小さい順に格納して
行く。

比較手段３０は並び変え手段１０が並び変え処理を行う
時、新に入力される１つの候補データに対応する距離デ
ータ■と既に格納手段２０に格納している距離データと
の大小比較を順次１つずつシフトして格納手段２０から
取出して行い、その比較結果情報を並び変え手段１０へ
送出して並び変え手段１０の並び変え処理を制御し、全
ての候補データに対する並び変え処理が終了した時点で
は小さい順にＮ個の候補データが格納手段２０に格納さ
れるように構成することにより、簡易な構成のソーティ
ング回路を実現することが可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第２図に示す実施例により具体的に
説明する。

第２図は本発明のソーティング回路４１０ａの実施例を
説明するブロック図を示す、尚、企図を通じて同一符号
は同一対象物を示す。　。

第２図に示す本発明の実施例は第１図で説明した並び変
え手段１０として、１対の入力データ、即ち新に入力す
る距離データ■とレジスタ部２０ａから取出した１つの
距離データとを小さい方から選択する並び変えセレクタ
部１０ａ１ 格納手段２０として、Ｎ個のデータを格納するＮ個のレ
ジスタ領域Ｒｅｇ、　１〜Ｒｅｇ、Ｎをシリアルに接続
しているレジスタ部２０ａ　。

比較手段３０として一対の距離データ間を大小・を比較
し、その比較情報を並び変えセレクタ部１０ａへの制御
情報として送出する比較回路３０ａとで構成した例であ
る。

尚、上記の他にレジスタ領域Ｒｅｇ、１に格納している
データをラッチするラッチ回路２１を具備して本発明の
ソーティング回路４１０ａの実施例を構成する。

上記本実施例でも認識対象データに対する候補データの
数はＮ個とし、レジスタ部り０ａ内レジスタ領域Ｒｅｇ
、１　”Ｒｅｇ、ＮにはこのＮ個の候補データと認識対
象データとの距離を演算したＮ個の距離データをレジス
タ領域Ｒｅｇ、１を最小値として小さい順に格納する。

又、このＮ個のレジスタ領域Ｒｅｇ、　１〜Ｒｅｇ、Ｎ
は並び変えセレクタ部１０ａの４出力側から順次シリア
ルに接続され、レジスタ領域Ｒｅｇ、１が並び変えセレ
クタ部１０ａの入力側と接続されるように構成されてい
る。

従って、各レジスタ領域Ｒｅｇ、１　”Ｒｅｇ、Ｎに格
納されている距離データを並び変えセレクタ部１０ａの
入力側へ取出す場合や並び変えセレクタ部１０ａから小
さい順に送出された距離データを格納する場合には、新
たな距離データ■が入力するサイシルで１周シフトさせ
て処理される。

尚、ラッチ回路２１は距離データの処理がシリアルに処
理されるため、処理開始時点でのレジスタ領域Ｒｅｇ、
１の内容をラッチして置くためのものである。

又、比較回路３０ａで比較すご距離データは新に入力す
る距離データ■と、ランチ回路２１にラッチされている
距離データ間の大小比較であり、並び変えセレクタ部１
０ａもこΦ一対の距離データの内小さい方を優先選択し
てレジスタ領域Ｒｅｇ、１〜Ｒｅｇ、Ｎを順次シフトし
て格納して行く。

これをＮ回繰り返し行うことにより、最終的にレジスタ
領域Ｒｅｇ、１には最小の距離データが、レジスタ領域
Ｒｅｇ、Ｎには最大の距離データが格納されることにな
る。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば、簡易な構成のソーティン
グ回路を提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図、第２図は
本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は従来例を
説明するブロック図、第４図は文字認識装置の構成概要
を説明する図、をそれぞれ示す。 図において、 ２．２０ａはレジスタ部、　　３は比較部、４．１０ａ
、は並び変えセレクタ部、 １０は並び変え手段、　　　２０は格納手段、２１はラ
ッチ回路、　　　　３０は比較手段、３０ａは比較回路
、 １００は前処理部、　　　　２００は特徴抽出部、３０
０は認識辞書部、　　　４００は認識部、４１０．４１
０ａはソーティング回路、をそれぞれ示す。 本発明の詳細な説明するブロック図 第１図 本発明の詳細な説明するブロック図 第２図 従来例を説明するブロック図 認識文字 文字認識装置の構成概要を説明する図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 各文字カテゴリに属する文字パターンが持つべき特徴パ
   ラメータのデータを記憶する認識辞書部と、認識対象デ
   ータの特徴点から前記認識辞書部に記憶されている辞書
   データを検索し前記認識対象データと前記辞書データと
   の距離を演算して得た距離データ（〔１〕）を並び変え
   る回路（４１０）であって、 複数の前記距離データ（〔１〕）間で値の小さい順に選
   択出力する並び変え手段（１０）と、 前記並び変え手段（１０）から出力された該距離データ
   を出力順にシリアルに並べられている格納領域に順次保
   持して行く保持手段（２０）と、新に入力する距離デー
   タ（〔１〕）と前記保持手段（２０）に保持している該
   距離データをシリアルに並べられている格納領域から順
   次シフトして取出し順次大小を比較して、その比較結果
   情報により前記並び変え手段（１０）の選択順序を制御
   する比較手段（３０）とを具備することを特徴とするソ
   ーティング回路。