JPH01101515A - 液晶表示パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高性能、高歩留りの大型な液晶表示パネルに
関するものである。

従来の技術 近年、液晶表示装置は特に画像表示に代表される大容量
表示に向けてのアプローチが活発であり、低価格デバイ
スが実現できるデイスプレィとして注目されている。以
下図面を参照しながら、前述した従来の液晶表示装置の
一例について説明する。

第２図、第３図は従来の液晶表示装置の一例で、マトリ
クス型液晶表示装置の構成を示す図である。

一対の透明な基板１．２の液晶と接する面にそれぞれ帯
状に分割した電極群３．４と配向膜５を形成した後にガ
ラスファイバー或いは樹脂微粒子を散布し、スペーサー
６を設け、電極３．４が互いに直交するように対向させ
て貼り合せ、スペーサーにより形成された間隙に液晶組
成物７を充填し、両基板の外側に直線偏光板８．９を貼
り合せたものである０以上のように構成された液晶表示
装置は、分割されたそれぞれの電極群３．４の各交差点
が絵素１０を形成し、これらの電極群に選択的に電圧を
印加することにより任意の情報を表示することができる
。またカラー表示を可能とする為には、透明電極層を形
成した後、染色、印刷、電着などの方法でカラーフィル
ター層が形成されている。

発明が解決しようとする問題点 従来のように透明電極層上にカラーフィルター層のある
構成では、液晶表示パネルの輝度〜電圧特性における急
峻性が、そのカラーフィルター層によって悪化し電圧降
下も著しい、また液晶分子の配列を規制する際、カラー
フィルター層の凹凸により、均一な配向を得るのが困難
であった。その為カラーフィルター層上の平滑層を設け
る手法がとられたが、従来のような回転塗布、或いは印
刷法での平滑層の形成は液晶表示パネルの大型化に伴い
、均一な被膜形成が非常に困難となり、工程数も増加す
る。またサイズの異なった液晶表示パネルを得るために
は、それにあった装置及び治工具等が必要となり、見栄
えの良い高品位の液晶表示パネルを得る為には歩留りや
コストアップの問題だけでなく、作業効率が大幅に悪化
するという原因にもなっていた。そこで本発明は、液晶
表示パネルが大型化しても、またパネルサイズが碍なっ
ても簡単に均一な被膜形成ができ、表示ムラ等不良のな
い高品位の液晶表示パネルを容易に得られるようにする
ものである。

問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明の液晶表示パネルは
、シート状の有機樹脂を接着形成し平滑層とするもので
ある。

作用 本発明は、前記のような構成にしたことにより、液晶層
と接する面の凹凸を平滑にし、電圧降下も少なく、輝度
−電圧特性の優れた液晶表示パネルが得られる。また液
晶表示パネルが大型化しても簡単に均一な被膜形成がで
き、均一でムラのない高品位の液晶表示パネルを得られ
、しかもサイズの異なった液晶表示パネルでも、シート
を切断するだけで任意の大きさの平滑層が形成できるた
め、歩留り向上、低コスト化だけでなく、作業効率を大
幅に向上することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例の液晶表示パネルについて図面
に基づいて説明する。

第１図において、２１．２２は上下偏光板、２３．２４
は上下ガラス基板、２５はカラーフィルター層、２６は
平滑層、２７．２８は上下透明電橋層、２９は配向膜、
３０はスペーサー、３１は液晶組成物を示している。下
部ガラス基板２４に帯状に分割した電極群２８を形成す
る。上部ガラス基板にカラーフィルター層２５を印刷法
により形成した後、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥ
Ｔ）上に低温架橋型のシリコン樹脂をブレード法にて塗
布し、半硬化、状態にし約３μｍの厚みのシートを得、
ラミネータにてカラーフィルター層２５上に貼り付けＰ
ＥＴを剥がし熱処理を行い、約２μｍ厚の平滑層２６を
形成する０次に壱の平滑層上に低温スパッタ法により透
明電極層２７を形成する。その後上下それぞれの透明電
極層上に配向膜を形成し、ガラスファイバー或いは樹Ｊ
１徽粒子よりなるスペーサー３０を例えば基板２４上に
散布した後、基板２３．２４をパネル周辺にて貼り合せ
、スペーサーにより形成さ杵た間隙に液晶組成物３１を
充填し、両基板の外側に直線偏光板２１．２２を貼り合
せる。上下ガラス基板２３．２４は対向面に電極が構成
されており、また配向膜２９表面は例えばラビング等の
方法に、より所定の配向処理がなされている。

発明の効果 以上のように本発明は、平滑層としてシート状の有機樹
脂を接着形成することにより、簡単な方法でカラーフィ
ルター層の凹凸を緩和し、平坦な透明電極層上に液晶層
を設けて均一な配向を得、電圧降下の少ない、輝度−電
圧特性の優れた液晶表示パネルが得られた。また液晶表
示パネルが大型化しても均一な被膜形成が容易にできシ
しかもサイズの異なった液晶表示パネルでも、シートを
切断するだけで任意の大きさの平滑層が形成できるため
、それに係わる装置及び治工具等を必要としなくなり、
表示ムラ等の不良のない高品位の液晶表示パネルが歩留
りよく低コストで得られただけでなく、作業効率の向上
にも寄与でき、実用的な効果は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の液晶表示パネルの構成図、
第２図、第３図は従来の液晶表示パネルの構成図である
。 ２１・・・・・・上部偏光板、２２・・・・・・下部偏
光板、２３・・・・・・上部ガラス基板、２４・・・・
・・下部ガラス基板、２５・・・・・・カラーフィルタ
ー層、２６・・・・・・平滑層、２７．２８・・・・・
・透明電極、２９・・・・・・配向膜、３０・・・・・
・スペーサー、３１・・・・・・液晶組成物。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　対向配置された上下一対の基板の、一方は帯上の透明
   電極層、もう一方には所定形状のカラーフィルター層−
   平滑層−透明電極層を設け、基板の電極面側が、互いに
   向かい合うように配置され、所定径のスペーサーを用い
   て、前記基板間の間隙を保ち、周辺部を接着剤でシール
   し、ついでこの間隙に液晶組成物を充填してなる液晶表
   示パネルであり、前記平滑層にはシート状の有機樹脂を
   接着形成することを特徴とした液晶表示パネル。