JP7799915B2 - 伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器 - Google Patents

伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器

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JP7799915B2
JP7799915B2 JP2024187915A JP2024187915A JP7799915B2 JP 7799915 B2 JP7799915 B2 JP 7799915B2 JP 2024187915 A JP2024187915 A JP 2024187915A JP 2024187915 A JP2024187915 A JP 2024187915A JP 7799915 B2 JP7799915 B2 JP 7799915B2
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Description

本発明は、上昇管熱交換器の関連技術分野に関し、具体的には、伝熱強化効果を有する
ダブルコイル型上昇管熱交換器である。
上昇管は、コークス炉の炉頂に取り付けられて、炭化室内の粗ガスを導出するためのコ
ークス炉付属機器である。コークス炉は、排煙を行う際に上昇管を通じて排気するが、コ
ークス炉から発生する荒ガスには大量の余熱が含まれる。上昇管は筒体、曲管、フラップ
座(水封弁弁体とも称される)で構成され、上昇管筒体は、鋳鉄又は鋼板を溶接してなる
円筒であり、内側に粘土レンガが張られている。ジャケット又は螺旋管状構造を有するよ
うに作られ、ジャケット又は螺旋管内に水又は有機熱媒体を通して荒ガスの顕熱を回収す
るものもある。
公開番号CN104152157Aの中国特許出願には、コークス炉用の上昇管熱交換
器が開示され、この上昇管熱交換器は、上昇管本体を有し、上昇管本体の中心に煙道が設
けられ、上昇管本体の上端に煙道上部フランジ、下端に煙道下部フランジが設けられ、前
記上昇管本体は、内から外へ順に、内層部と、熱交換部と、ハウジングとを含み、前記内
層部は、内から外へ順に、熱伝導層と、耐高温耐食性層と、金属構造層とを含み、前記熱
伝導層と、耐高温耐食性層と、金属構造層とが積層されて内層部を形成し、前記熱交換部
は、熱交換管グループを含み、前記熱伝導層の、耐高温耐食性層と接触しない面が煙道を
形成し、煙道の表面は滑らかでシームレスであり、結晶シリコン粉末コーティングが塗布
されている。煙道表面のスラッギング現象を効果的に緩和することができ、熱エネルギー
吸収効果が良好であり、運転が安定して信頼性が高く、周期的な熱応力破壊を回避するこ
とができる。
公開番号CN104694139Aの中国特許出願には、導流器及び熱交換器の分野に
関し、特に、導流装置を備えたコークス炉荒ガス熱交換器を開示した。この熱交換器は、
コークス炉熱交換器本体を含み、前記コークス炉熱交換器本体の低端に排ガス入口が設け
られ、排ガス入口とは同軸線上に、排ガス出口が設けられている。前記排ガス入口と排ガ
ス出口との間には熱交換通路があり、前記熱交換通路内には導流装置が設けられている。
前記導流装置は、中心シャフトを含み、前記中心シャフトの軸線と熱交換通路の軸線とが
重なり、中心シャフトには導流ベーンが設けられ、前記導流ベーンの導流面が中心シャフ
トと斜め角度を形成する。このコークス炉荒ガス導流装置は、導流ベーン作用により、荒
ガスの流れを従来のほぼ上下上方の直線的な層方向流れから螺旋状の混合流れに変える。
これにより、上昇管内の荒ガスの熱を流動中に上昇管内壁に均一に分散させる目的を達成
し、上昇管熱交換器の熱交換量を大きくするのに有利である。
上述した従来の技術案には、以下の欠点が存在する。上昇管本体に入る荒ガスをうまく
撹乱することができないため、荒ガスの流れが安定し、全体の熱交換効果が低下するとと
もに、全体の熱伝導構造が単一化してしまう。そのため、以上で提起された課題を解決す
るために、伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器が提供される。
本発明の目的は、上記の背景技術で提起された、上昇管本体に入る荒ガスをうまく撹乱
することができないため、荒ガスの流れが安定し、全体の熱交換効果が低下するとともに
、全体の熱伝導構造が単一化する課題を解決するための、伝熱強化効果を有するダブルコ
イル型上昇管熱交換器を提供することにある。
上記目的を実現するために、本発明により提供される技術案は、伝熱強化効果を有する
ダブルコイル型上昇管熱交換器であり、前記ダブルコイル型上昇管熱交換器は、
上端の外側に上部フランジが固定的に取り付けられ、下端の外側に下部フランジが固定
的に取り付けられた上昇管本体であって、内部に内筒スリーブが設けられ、内筒スリーブ
の外側には上昇管本体内にある熱交換管本体が設けられ、前記熱交換管本体は、上端の前
側に排水口が設けられ、下端の前側に給水口が設けられた前記上昇管本体と、
内筒スリーブ内に取り付けられ、熱交換管本体の内側にある補助アセンブリであって、
第1の取付板と、支持ブロックと、固定板と、熱伝導フィンと、固定ボルトと、ネジ孔と
を含む前記補助アセンブリと、
上昇管本体内の上端に取り付けられ、下端の外側に第2の取付板が等角度に固定的に取
り付けられた上部固定リングであって、前記第2の取付板の、上昇管本体の中心軸に近い
端部内には取付タブが固定的に取り付けられ、取付タブ内には、接続板、撹乱板及び撹乱
棒を含む撹乱アセンブリが接続された前記上部固定リングと、
第2の取付板の下端の外側に固定的に取り付けられ、底部の外側に掻取り板が設けられ
た下部固定リングと、を含み、
前記上部フランジ内に第1の既製溝が形成され、第1の既製溝内にバネが配置され、バ
ネの、上部フランジの中心軸に近い端部の外側に固定柱が接続されている。
好ましくは、前記第1の取付板の、熱交換管本体の中心軸から離れた端部の外側に支持
ブロックが固定的に取り付けられ、支持ブロックの外側には、同様に第1の取付板の外側
にある固定板が設けられ、前記固定板の内側に熱伝導フィンが挿入され、固定板内及び熱
伝導フィン内には取付用の固定ボルトが通されている。
好ましくは、前記支持ブロックは、第1の取付板の外側に上下方向に等間隔で配置され
、第1の取付板の縦断面が「L」字状であり、支持ブロックと固定板とは間隔をあけて配
置され、上昇管本体内には、熱交換管本体の取付を容易にする既製空間が形成されている
。
好ましくは、前記固定板と熱伝導フィンとが1対1に対応して配置され、熱伝導フィン
は、熱交換管本体の隣接するターン間の隙間に位置し、熱伝導フィン内には第1の取付板
の近くに固定ボルトに適合するネジ孔が形成されている。
好ましくは、前記固定柱は、第1の既製溝を介して上部フランジと伸縮構造を構成し、
上部固定リングの外側の内部には、固定柱に適合する第2の既製溝が等角度に形成され、
固定柱は、第2の既製溝を介して上部固定リングと係合により接続されている。
好ましくは、前記上部固定リングの直径が下部固定リングの直径よりも大きく、下部固
定リングの下端の外側に設けられた掻取り板は、内筒スリーブの内壁に接触し、堆積物を
掻き取るように機能する。
好ましくは、前記取付タブ内には固定挿入棒が通されて取り付けられ、固定挿入棒の外
側端部には接続ナットが螺合により取り付けられ、撹乱アセンブリを取り付けて固定する
ように機能する。
好ましくは、前記接続板の外側に撹乱板が一体的に固定され、接続板の、上昇管本体の
中心軸に近い端部の外側には撹乱棒が固定的に取り付けられている。
好ましくは、前記接続板と撹乱板との両方は、第2の取付板の、上昇管本体の中心軸に
近い側に上下方向に等間隔で配置され、撹乱棒は撹乱板の上下中心軸に対して左右対称に
設けられている。
好ましくは、前記撹乱板は上方へ傾いて配置され、複数の撹乱板は内筒スリーブ内で螺
旋状に順次上方へ分散している。
好ましくは、前記撹乱板には、上下方向に複数の通気孔が貫通している。
好ましくは、前記内筒スリーブの内側には、内部U字型コイルが設けられ、前記内部U
字型コイル内には飽和蒸気が循環的に通される。
先行技術に比べて、本発明の有益な効果は以下の通りである。この伝熱強化効果を有す
るダブルコイル型上昇管熱交換器は、全体の伝熱強化効果が向上するように、上昇管本体
に入る荒ガスを良好に撹乱するように機能するとともに、熱伝導フィンにより熱伝導を補
助することができ、全体の熱伝導構造の単一化を回避することができる。また、内部U字
型コイルと熱交換管本体とを組み合わせることにより、全体の伝熱強化効果を大幅に向上
させる。
1、 第2の取付板、撹乱板及び撹乱棒が設けられ、接続板と撹乱板との両方が、第2
の取付板の、上昇管本体の中心軸に近い側に上下方向に等間隔で配置されているとともに
、撹乱板が上方へ傾いて配置され、複数の撹乱板が内筒スリーブ内で螺旋状に順次上方へ
分散していることにより、使用する前に、固定挿入棒及び接続ナットにより接続板及び撹
乱板を上方へと螺旋状に第2の取付板の外に安定して取り付ける。この場合、同じ第2の
取付板外の撹乱板同士は等間隔で配置され、水平方向に隣接する4組の撹乱板の高さが次
第に増すことにより、撹乱板及び撹乱棒と荒ガスとの接触を促す。この場合、撹乱板及び
撹乱棒は荒ガスを撹乱でき、通気孔により、内筒スリーブにおける荒ガスの通過速度が上
げられるため、荒ガスの熱に対して十分な熱交換による回収及び迅速な排出を行うことが
容易であり、全体の伝熱強化効果を向上させることが容易である。
2、 バネ、固定柱及び上部固定リングが設けられ、固定柱が第1の既製溝により上部
フランジと伸縮構造を構成するとともに、固定柱が第2の既製溝を介して上部固定リング
と係合により接続されていることにより、取り付ける際に、バネが変形から復元して固定
柱を上部固定リングに近い側に移動させ、固定柱を第2の既製溝を介して上部固定リング
と係合させる。これにより、上部固定リングを固定して取り付けやすく、さらに、第2の
固定板、撹乱アセンブリ及び掻取り板を内筒スリーブ4内に取り付けやすい。
3、 第1の取付板、固定板及び熱伝導フィンが設けられ、支持ブロックが第1の取付
板の外側に上下方向に等間隔で配置され、第1の取付板の縦断面が「L」字状であり、支
持ブロックと固定板とが間隔をあけて配置されているとともに、熱伝導フィンが熱交換管
本体の隣接するターン間の隙間に位置することにより、第1の取付板と支持ブロックとに
より、熱交換管本体を良好に支持して取り付けるため、熱交換管本体を内筒スリーブ及び
既製空間内に安定して取り付けることが容易であり、また、固定板及び固定ボルトにより
熱伝導フィンを熱交換管本体の隣接するターン間の隙間に固定して取り付けることが容易
であり、この場合、固定板により熱伝導を良好に補助し、全体の熱伝導構造の単一化を回
避することができる。
4、 従来の上昇管熱交換器は、荒ガスの壁面近傍の熱のみに対して熱交換していたが
、本願では、撹乱アセンブリ及び内部U字型コイルの設置により、各区間の荒ガスに対し
て十分に熱交換し、内U字型コイルにより中央の荒ガスの放射熱を最大限に利用して過熱
蒸気を発生させ、荒ガスの熱が最大限に利用され、製品及び熱伝導構造の多様性を実現し
た。
本発明の上昇管本体と第2の取付板とが接続された全体の分解構造模式図である。 本発明の熱交換管本体と補助アセンブリとが接続された全体の構造模式図である。 本発明の第2の取付板と撹乱アセンブリとが接続された全体の部分構造模式図である。 本発明の補助アセンブリの全体構造模式図である。 本発明の固定柱と上部固定リングとが接続された全体の部分断面構造模式図である。 本発明の図1のAでの拡大構造模式図である。 本発明の図2のBでの拡大構造模式図である。
以下では、本発明の実施例における添付図面と組み合わせ、本発明の実施例における技
術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本発明の全ての実施例ではなく、一
部の実施例に過ぎないことは明らかである。本発明における実施例に基づいて、当業者が
創造的な労働を行うことなく得る全ての他の実施例は、本発明の保護の範囲に属す。
図1~7を参照し、本発明により提供される技術案は、伝熱強化効果を有するダブルコ
イル型上昇管熱交換器であり、前記ダブルコイル型上昇管熱交換器は、上端の外側に上部
フランジ2が固定的に取り付けられ、下端の外側に下部フランジ3が固定的に取り付けら
れた上昇管本体1であって、内部に内筒スリーブ4が設けられ、内筒スリーブ4の外側に
は上昇管本体1内にある熱交換管本体5が設けられ、熱交換管本体5は、上端の前側に排
水口6が設けられ、下端の前側に給水口7が設けられた上昇管本体1と、内筒スリーブ4
内に取り付けられ、熱交換管本体5の内側にある補助アセンブリ8であって、第1の取付
板801と、支持ブロック802と、固定板803と、熱伝導フィン804と、固定ボル
ト805と、ネジ孔806とを含む補助アセンブリ8と、を含み、第1の取付板801の
、熱交換管本体5の中心軸から離れた端部の外側に支持ブロック802が固定的に取り付
けられ、支持ブロック802の外側には、同様に第1の取付板801の外側にある固定板
803が設けられ、固定板803の内側に熱伝導フィン804が挿入され、固定板803
内及び熱伝導フィン804内には取付用の固定ボルト805が通されているとともに、熱
伝導フィン804内には第1の取付板801の近くに固定ボルト805に適合するネジ孔
806が形成され、上昇管本体1内には、熱交換管本体5の取付を容易にする既製空間9
が形成され、上部フランジ2内に第1の既製溝10が形成され、第1の既製溝10内にバ
ネ11が配置され、バネ11の、上部フランジ2の中心軸に近い端部の外側に固定柱12
が接続されている。
さらに、上部固定リング13が上昇管本体1内の上端に取り付けられ、上部固定リング
13の下端の外側に第2の取付板15が等角度に固定的に取り付けられ、第2の取付板1
5の、上昇管本体1の中心軸に近い端部内には取付タブ16が固定的に取り付けられ、取
付タブ16内には、接続板1901、撹乱板1902及び撹乱棒1903を含む撹乱アセ
ンブリ19が接続され、接続板1901の外側に撹乱板1902が一体的に固定され、接
続板1901の、上昇管本体1の中心軸に近い端部の外側には撹乱棒1903が固定的に
取り付けられ、取付タブ16内には固定挿入棒17が通されて取り付けられ、固定挿入棒
17の外側端部には接続ナット18が螺合により取り付けられ、撹乱アセンブリ19を取
り付けて固定するように機能し、下部固定リング20が第2の取付板15の下端の外側に
固定的に取り付けられ、下部固定リング20の底部の外側に掻取り板21が設けられ、内
筒スリーブ4の下部に、掻取り板21を支持するのに用いられる支持ブラケットが設けら
れている。このような組み合わせにより、伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱
交換器が構成される。
この伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器を使用する場合、具体的には
、図1、図2及び図4に示すように、まず、固定ネジを上部フランジ2、下部フランジ3
内に順に捩じ込み、固定ネジ、上部フランジ2及び下部フランジ2により上昇管本体1を
コークス炉の炉頂に固定して取り付け、さらに、排水口6及び給水口7をそれぞれ外部の
配管に接続する。使用する際に、給水口7を通じて熱交換管本体5内に水又は有機熱媒体
を注入するとともに、コークス炉内の荒ガスを上昇管本体1の下端から上昇管本体1内に
注入する。この場合、熱交換管本体5は荒ガスに対して熱交換を行うことができる。図7
に示すように、支持ブロック802が第1の取付板801の外側に上下方向に等間隔で配
置され、第1の取付板801の縦断面が「L」字状であり、支持ブロック802と固定板
803とが間隔をあけて配置され、固定板803と熱伝導フィン804とが1対1に対応
して配置され、熱伝導フィン804が、熱交換管本体5の隣接するターン間の隙間に位置
し、隣接するターンに全て接触し、第1の取付板801と支持ブロック802とにより、
熱交換管本体5を良好に支持して取り付けるため、熱交換管本体5を内筒スリーブ4及び
既製空間9内に安定して取り付けることが容易であり、また、固定板803及び固定ボル
ト805により熱伝導フィン804を熱交換管本体5の隣接するターン間の隙間に固定し
て取り付けることが容易であり、この場合、固定板803により熱伝導を良好に補助し、
全体の熱伝導構造の単一化を回避することができる。これにより、熱交換管本体5がより
良好に熱交換を行うことができ、熱交換完了後の水又は有機熱媒体は、排水口6を通じて
熱交換管本体5から排出される。
具体的には、図1、図3及び図6に示すように、接続板1901と撹乱板1902との
両方が、第2の取付板15の、上昇管本体1の中心軸に近い側に上下方向に等間隔で配置
されているとともに、撹乱板1902が上方へ傾いて配置され、複数の撹乱板1902が
内筒スリーブ4内で螺旋状に順次上方へ分散し、前記撹乱板1902には、上下方向に複
数の通気孔が貫通しているため、使用の前に、接続板1901を取付タブ16の内側に取
り付けてから、固定挿入棒17を接続板1901及び取付タブ16内に挿入し、接続ナッ
ト18を固定挿入棒17の外側に取り付ける。これにより、固定挿入棒17及び接続ナッ
ト18により接続板1902及び撹乱板1902を上方へと螺旋状に第2の取付板15の
外に安定して取り付けやすく、同じ第2の取付板15外の撹乱板1902同士は等間隔で
配置され、水平方向に隣接する撹乱板1902の高さが次第に増すことにより、撹乱板1
902及び撹乱棒1903と荒ガスとの接触を促す。この場合、撹乱板1902及び撹乱
棒1903は荒ガスを撹乱でき、通気孔により、内筒スリーブにおける荒ガスの通過速度
が上げられるため、荒ガスの熱に対して十分な熱交換による回収及び迅速な排出を行うこ
とが容易であり、全体の伝熱強化効果を向上させることが容易である。
さらに、図1に示すように、前記内筒スリーブ4の内側には、内部U字型コイル22が
設けられ、前記内部U字型コイル22内には飽和蒸気が循環的に通され、内部U字型コイ
ル22と熱交換管本体5とを組み合わせることにより、全体の伝熱強化効果を大幅に向上
させる。具体的には、本実施例において、内部U字型コイル22を内筒スリーブ4の上端
から、撹乱部品19を避けて第2の取付板15内に挿入し、内部U字型コイル22の上端
に排気口221と吸気口222とが設けられ、この熱交換器の運転時に、熱交換管本体5
の給水口7に0.6MPaの飽和水が入り、水・蒸気混合物が発生して熱交換管本体5の
排水口6から排出されるとともに、内部U字型コイル22の吸気口222に0.6MPa
、165℃の飽和蒸気が入り、0.6MPa、350℃以上の過熱蒸気が発生して内部U
字型コイル22の排気口221から排出される。システムに断水が発生したり、熱交換管
本体5の弁などが損傷して修理する必要があったりする場合、内部U字型コイル22は荒
ガスと熱を交換して過熱蒸気を発生させているため、熱交換器の空焚きが回避され、熱交
換器の使用寿命が長くなる。
さらに、排水口6及び給水口7をそれぞれ外部の配管に接続する。使用する際に、給水
口7を通じて熱交換管本体5内に水又は有機熱媒体を注入するとともに、コークス炉内の
荒ガスを上昇管本体1の下端から上昇管本体1内に注入する。この場合、熱交換管本体5
は荒ガスに対して熱交換を行うことができる。
これにより、熱交換管本体5がより良好に熱交換を行うことができ、熱交換完了後の水
又は有機熱媒体は、排水口6を通じて熱交換管本体5から排出される。
具体的には、図1及び図5に示すように、固定柱12が第1の既製溝10を介して上部
フランジ2と伸縮構造を構成するとともに、固定柱12が第2の既製溝14を介して上部
固定リング13と係合により接続されているため、取り付ける際に、下部固定リング20
、第2の取付板15及び第2の既製溝14を順次上昇管本体1内に挿入し、この場合、固
定柱12は上部固定リング13に押し付けられて、上部フランジ2内で摺動してバネ11
を押し付け、上部固定リング13が上昇管本体1内に完全に挿入されると、バネ11が変
形から復元して固定柱12を上部固定リング13に近い側に移動させ、固定柱を第2の既
製溝14を介して上部固定リング13と係合させる。これにより、上部固定リング13を
固定して取り付けやすく、さらに、第2の固定板15、撹乱アセンブリ19及び掻取り板
21を内筒スリーブ4内に取り付けやすい。すると、掻取り板21の底部が支持ブラケッ
トにより支持される。取り外す際に、上部固定リング13を上へ引き抜き、第2の取付板
15及び下部固定リング20で掻取り板21を上へ移動させる。この場合、掻取り板21
と内筒スリーブ4の内壁とが接触し、使用しやすいように、内筒スリーブ4内壁上の付着
物を掻き取りやすい。以上が、伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器であ
る。
本発明に使用される標準部品は全て市販品であり、非標準部品は、明細書及び図面の記
載に従って製造可能である。各部品の具体的な接続方式は、いずれも、従来技術で一般的
に使われているボルト、リベット、溶接などの通常の手段を採用し、機械、部品及び設備
は、いずれも、従来技術で通常の型番を採用し、さらに、回路接続は従来技術で従来技術
の通常の接続方式を採用するので、ここでは詳細な説明を省く。本明細書で詳細に説明さ
れていない内容は当業者にとって周知の先行技術である。
前述の実施例を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者であれば、前述の各実施例
に記載された技術手段を修正し、又はその一部の技術的特徴を均等物により置換すること
ができ、本発明の精神と原則内で行われた修正、均等物による置換、改良等は本発明の保
護範囲内に含まれるべきである。
[符号の説明]
[符号の説明]
1 上昇管本体
2 上部フランジ
3 下部フランジ
4 内筒スリーブ
5 熱交換管本体
6 排水口
7 給水口
8 補助アセンブリ
801 第1の取付板
802 支持ブロック
803 固定板
804 熱伝導フィン
805 固定ボルト
806 ネジ孔
9 既製空間
10 第1の既製溝
11 バネ
12 固定柱
13 上部固定リンク
14 第2の既製溝
15 第2の取付板
16 取付タブ
17 固定挿入棒
18 接続ナット
19 撹乱アセンブリ
1901 接続板
1902 撹乱板
1903 撹乱棒
20 下部固定リンク
21 掻取り板
22 内部U字型コイル
221 排気口
222 吸気口

Claims (12)

  1. 伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器であって、
    上端の外側に上部フランジ(2)が固定的に取り付けられ、下端の外側に下部フランジ
    (3)が固定的に取り付けられた上昇管本体(1)であって、内部に内筒スリーブ(4)
    が設けられ、内筒スリーブ(4)の外側には上昇管本体(1)内にある熱交換管本体(5
    )が設けられ、前記熱交換管本体(5)は、上端の前側に排水口(6)が設けられ、下端
    の前側に給水口(7)が設けられた前記上昇管本体(1)と、
    内筒スリーブ(4)内に取り付けられ、熱交換管本体(5)の内側にある補助アセンブ
    リ(8)であって、第1の取付板(801)と、支持ブロック(802)と、固定板(8
    03)と、熱伝導フィン(804)と、固定ボルト(805)と、ネジ孔(806)とを
    含む前記補助アセンブリ(8)と、
    上昇管本体(1)内の上端に取り付けられ、下端の外側に第2の取付板(15)が等角
    度に固定的に取り付けられた上部固定リング(13)であって、前記第2の取付板(15
    )の、上昇管本体(1)の中心軸に近い端部内には取付タブ(16)が固定的に取り付け
    られ、取付タブ(16)内には、接続板(1901)、撹乱板(1902)及び撹乱棒(
    1903)を含む撹乱アセンブリ(19)が接続された前記上部固定リング(13)と、
    第2の取付板(15)の下端の外側に固定的に取り付けられ、底部の外側に掻取り板(
    21)が設けられた下部固定リング(20)と、
    を含み、
    前記上部フランジ(2)内に第1の既製溝(10)が形成され、第1の既製溝(10)
    内にバネ(11)が配置され、バネ(11)の、上部フランジ(2)の中心軸に近い端部
    の外側に固定柱(12)が接続されている
    ことを特徴とする伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器。
  2. 前記第1の取付板(801)の、熱交換管本体(5)の中心軸から離れた端部の外側に
    は支持ブロック(802)が固定的に取り付けられ、支持ブロック(802)の外側には
    、同様に第1の取付板(801)の外側にある固定板(803)が設けられ、前記固定板
    (803)の内側に熱伝導フィン(804)が挿入され、固定板(803)内及び熱伝導
    フィン(804)内には取付用の固定ボルト(805)が通されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  3. 前記支持ブロック(802)は、第1の取付板(801)の外側に上下方向に等間隔で
    配置され、第1の取付板(801)の縦断面が「L」字状であり、支持ブロック(802
    )と固定板(803)とは間隔をあけて配置され、上昇管本体(1)内には、熱交換管本
    体(5)の取付を容易にする既製空間(9)が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  4. 前記固定板(803)と熱伝導フィン(804)とが1対1に対応して配置され、熱伝
    導フィン(804)は、熱交換管本体(5)の隣接するターン間の隙間に位置し、熱伝導
    フィン(804)内には第1の取付板(801)の近くに固定ボルト(805)に適合す
    るネジ孔(806)が形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  5. 前記固定柱(12)は、第1の既製溝(10)を介して上部フランジ(2)と伸縮構造
    を構成し、上部固定リング(13)の外側の内部には、固定柱(12)に適合する第2の
    既製溝(14)が等角度に形成され、固定柱(12)は、第2の既製溝(14)を介して
    上部固定リング(13)と係合により接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  6. 前記上部固定リング(13)の直径が下部固定リング(20)の直径よりも大きく、下
    部固定リング(20)の下端の外側に設けられた掻取り板(21)は、内筒スリーブ(4
    )の内壁に接触し、堆積物を掻き取るように機能する
    ことを特徴とする請求項5に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  7. 前記取付タブ(16)内には固定挿入棒(17)が通されて取り付けられ、固定挿入棒
    (17)の外側端部には接続ナット(18)が螺合により取り付けられ、撹乱アセンブリ
    (19)を取り付けて固定するように機能する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  8. 前記接続板(1901)の外側に撹乱板(1902)が一体的に固定され、接続板(1
    901)の、上昇管本体(1)の中心軸に近い端部の外側には撹乱棒(1903)が固定
    的に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  9. 前記接続板(1901)と撹乱板(1902)との両方は、第2の取付板(15)の、
    上昇管本体(1)の中心軸に近い側に上下方向に等間隔で配置され、撹乱棒(1903)
    は撹乱板(1902)の上下中心軸に対して左右対称に設けられている
    ことを特徴とする請求項8に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  10. 前記撹乱板(1902)は上方へ傾いて配置され、複数の撹乱板(1902)は内筒ス
    リーブ(4)内で螺旋状に順次上方へ分散している
    ことを特徴とする請求項9に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイル型上昇管熱交換器
    。
  11. 前記撹乱板(1902)には、上下方向に複数の通気孔が貫通している
    ことを特徴とする請求項8~10の何れか一項に記載の伝熱強化効果を有するダブルコイ
    ル型上昇管熱交換器。
  12. 前記内筒スリーブ(4)の内側には、内部U字型コイル(22)が設けられ、前記内部
    U字型コイル(22)内には飽和蒸気が循環的に通される
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の伝熱効果が強化されたダブルコイル型上昇管
    熱交換器。
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