JP7793403B2 - 木鋼複合部材及び木鋼複合部材の製造方法 - Google Patents
木鋼複合部材及び木鋼複合部材の製造方法Info
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Description
また、特許文献2には、矩形の木質材からなる心材の周囲に鋼支持部材を沿わせた複合柱が開示されている。この複合柱では、木質の心材と鋼支持部材とを一体に組み合わせ、端面に鋼からなる仕口部を当接するものとなっている。
また、特許文献2に記載されている複合柱でも、木質の芯材と鋼支持部材とを組み合わせたときに、木質材の加工が正確になされていないと同様に鋼支持部材の負荷が大きくなる。
なお、圧力均等化層には、柔軟な状態で木質部材の端面に塗り付けることができ、後に硬化する材料を用いることができる。例えば合成樹脂等による接着剤、セメントペースト、モルタル、石膏、樹脂モルタル等を用いることができる。
図1は本発明の第1の実施形態である木鋼複合部材であって、柱として使用されるものの側面図、拡大した平面図及び拡大した断面図である。また、図2はこの木鋼複合柱の端部を拡大して示す側面図であり、(a)図は木質部材、鋼部材及び材端部材である材端プレートの接合が完了した状態、(b)図は材端プレートを鋼部材と接合する状態を示すものである。図3は同じ木鋼複合柱の木質部材、鋼部材及び材端プレートを接合する要領を示す概略斜視図である。
この木鋼複合柱は、断面がほぼ正方形で中実の木質部材1と、木質部材1の側面に形成された軸線方向の溝11に嵌め入れられた複数の鋼部材2と、木質部材1及び鋼部材2の両端部に接合され、木質部材1と鋼部材2との双方に軸線方向の力を伝達することが可能となった材端プレート3と、で主要部が構成されている。
この木質部材1の4つの側面のほぼ中央部には、それぞれ軸線方向の溝11が全長にわたって形成されている。この溝11は、鋼部材2の断面形状に対応するものであり、鋼部材2がぴったりと嵌め入れることができるように形成されている。
鋼部材2の端面には軸線方向にボルト穴21が設けられており、内周面には雌ねじが切削されている。
第1の鋼板31は、木質部材1の断面寸法とほぼ対応する矩形の板材からなり、図2(b)に示すように木質部材1の溝11に嵌め入れられた鋼部材2と対応する位置にはボルトを挿通する貫通孔34が形成されている。この貫通孔34に挿通したボルト35を鋼部材2の端面に形成したボルト穴21にねじ込み、図2(a)に示すように締め付けることによって材端プレート3と鋼部材2を接合するものである。
連結部材33は、鋼からなる矩形断面の管状部材であり、第1の鋼板31と第2の鋼板32との間で双方を平行にして連結するものである。第1の鋼板31との接合及び第2の鋼板32との接合は溶接によるものである。
図3(a)に示すように4つの側面のそれぞれに形成された溝11に鋼部材2を嵌め入れる。このときの鋼部材2は木質部材1より短くなっており、木質部材1の端面より鋼部材2の端面が所定長だけ後退している。そして、図3(b)に示すように材端プレート3を木質部材1の端面に当接する。このとき鋼部材2の端面と材端プレート3との間には、図2(b)に示すように所定の大きさの間隙37が生じている。そして、材端プレート3が有する第1の鋼板の貫通孔34に挿通したボルト35を鋼部材2の端面に形成したボルト穴21にねじ込み、鋼部材2を材端プレート3に引き寄せて、図2(a)に示すように鋼部材2の端面が材端プレート3に当接されるまで締め込む。これにより、鋼部材2には引張力が導入されるとともに、木質部材1には材端プレート3から圧縮力が導入される。
なお、木質部材1の端面と第1の鋼板31との間には、木質部材の端面の凹凸等によって隙間が生じないように、後に硬化する樹脂等を塗布しておくことができる。
木質部材1及び鋼部材2の双方に軸力が導入されていない状態で材端プレート3が接合された木鋼複合柱では、図4(a)に示すように、軸線方向の荷重が作用すると、荷重の載荷初期から双方の部材に軸線方向の力が付加される。そして、材端プレート3によって木質部材1と鋼部材2とのひずみ量は同じに維持されるので、木質部材1と鋼部材2とのそれぞれに負荷される軸線方向の力は、双方の軸方向の剛性比によって分配される。つまり、軸線方向に作用する荷重が増加すると、木質部材の軸方向の剛性EwAwと鋼部材の軸方向の剛性EsAsとの比で荷重が負担される。ここでEwは木質部材の弾性係数、Awは木質部材の断面積、Esは鋼部材の弾性係数、Asは鋼部材の断面積である。
そして、軸線方向の荷重が増大し、木質部材1又は鋼部材2のいずれかの圧縮応力度が許容応力度に達するまでの荷重を支持することができる。図4(a)に示すように、一般に木質部材が許容応力度に達するときのひずみεwa1は鋼部材が許容応力度に達するときのひずみεsa1より大きくなっている。したがって、鋼部材の圧縮応力度が許容応力度に達したときに、鋼部材はPsaの軸力を負担し、木質部材の圧縮応力度は許容応力度に達しておらず、木質部材はPw1の軸力を負担する。この木質部材が負担する軸力Pw1は木質部材が許容応力度に達したときの負担する軸力Pwaより小さくなる。
(1)鋼部材2に設けられた貫通孔に挿通され、木質部材1にねじ込まれるビス又はラグスクリューによって留め付けるもの。
(2)木質部材1の鋼部材2が嵌め入れられた部分の側方から設けられたピン孔にドリフトピン又はボルトを挿入し、鋼部材2に設けられた貫通孔に挿通させることによって鋼部材2を木質部材1に留め付けるもの。
(3)木質部材1の周囲を囲むように取り付けられた鋼ベルトによって留め付けるもの。
(4)木質部材1の鋼部材2が嵌め入れられた部分の両側に架け渡すように固定された鋼板材によって鋼部材2を留め付けるもの。
この木鋼複合柱は、図1に示す木鋼複合柱と同様に断面がほぼ正方形で中実の木質部材41と、木質部材41の側面に形成された軸線方向の溝に嵌め入れられた複数の鋼部材42と、木質部材41及び鋼部材42の両端部に接合され、木質部材41と鋼部材42との双方に軸線方向の力を伝達することが可能となった材端プレート43と、で主要部が構成されている。
この木鋼複合柱では、第1の鋼板51の鋼部材42と対応する位置には矩形の切り欠き54が設けられている。そして、図7に示すように鋼部材42が切り欠き54内に挿通され、第1の鋼板51が設けられた位置を越えて第2の鋼板52側へ突き出し、先端が第2の鋼板52に溶接で接合されるものとなっている。
木質部材41に圧縮力が作用した状態で鋼部材42と材端プレート43とを接合する方法は、例えば図8(a)又は図8(b)に示す方法を採用することができる。
なお、図5に示す木鋼複合柱で、鋼部材42は第2の鋼板52に溶接接合されているが、溶接による熱で木質部材41を損傷しないときには、第1の鋼板51も切り欠き54の周辺部で鋼部材42と溶接で接合することができる。
図9(a)に示す木鋼複合柱は本発明の第3の実施形態であって、図5に示す木鋼複合柱と同様に木質部材61の側面に形成された溝に、帯状の鋼部材62が嵌め入れられたものである。そして、材端プレート63は、図5に示す木鋼複合柱で用いられている材端プレートと同じ第1の鋼板64、第2の鋼板65及び連結部材66を有するものであるが、これらの他に第1の鋼板64と第2の鋼板65と間に設けられた4つの連結板67を備えている。これらの連結板67は、第1の鋼板64の切り欠きを通過して突き出している鋼部材62の端部に沿った位置に設けられ、第1の鋼板64及び第2の鋼板65に溶接で接合されている。そして、鋼部材62はこれらの連結板67に重ね合わされ、双方の対応する位置に設けられた貫通孔に挿通された高力ボルト68によって接合されている。このような木鋼複合柱でも、図5に示す木鋼複合柱と同様な手段で木質部材61に圧縮力、鋼部材62に引張力を導入した状態で材端プレート63を接合することができる。
鋼部材72は、材端プレート73の第1の鋼板74を木質部材71の端面に当接した状態で、フランジ部72aが第2の鋼板75と所定の間隙を開けて対向するように長さを調性しておき、上記ボルト77を締め付けることによって鋼部材のフランジ部72aを第2の鋼板75に当接させる。このようにフランジ部72aを第2の鋼板75と接合することにより鋼部材72に引張力を導入し、木質部材71に圧縮力を導入することができる。
なお、ボルトはフランジ部72aに設けられたボルト穴にねじ込むのに代えて、フランジ部72aに設けた貫通孔にボルトを挿通し、ナットをねじり合わせて締め付けるものであってもよい。
これは鋼部材を加熱し、伸長した状態で木質部材に嵌め合わせ、木質部材の端面に当接された材端プレートと接合するものである。接合は加力する場合と同様に行うことができる。加熱された鋼部材は材端プレートと接合された後に温度が低下し、収縮することによって木質部材には圧縮力が導入され、鋼部材には引張力が導入される。
この木鋼複合柱は、図5に示す木鋼複合柱と同じ構造を有する材端プレート93及び鋼部材92を有し、木質部材91と鋼部材92とを組み合わせた断面の構成も同じものとなっている。この木鋼複合柱でも、木質部材91には圧縮力が導入され、鋼部材92には引張力が導入されているが、これらの圧縮力及び引張力は、木質部材91の端面と材端プレート93との間に押し込まれたくさび94によって導入されたものである。
鋼部材92は引張力が導入される前に材端プレート93と接合され、図12に示すように木質部材91は材端プレート93との間に間隙98を設けて鋼部材92と組み合わされる。木質部材91の端面は、対向する一対の側面から断面の中心に向かって上記間隙を徐々に狭くするように傾斜したものとなっており、傾斜面に鋼板95が取り付けられている。そして、2方向から鋼部材92の位置を避け、それぞれ2つのくさび94を中心に向かって押し込む。これによって木質部材91と材端プレート93との間隙を押し広げ、鋼部材92には引張力を導入し、木質部材91には圧縮力を導入するものである。押し込まれたくさび94には、押し込む方向に貫通孔96が設けられており、対向するように押し込まれた2つのくさびの双方の貫通孔にボルト97が挿通され、くさび94が抜け出さないように連結される。
この木鋼複合柱では、鋼部材102を芯材として周囲を囲むように木質部材101を組み合わせたものであり、両端には鋼部材102及び木質部材101の双方に軸線方向の力が伝達されるように材端プレート103が接合されている。
第1の鋼板111は、木質部材101の断面寸法とほぼ対応する矩形の鋼板材からなり、鋼部材102と対応する位置には、鋼部材102の断面形状に対応する十字型の貫通孔114が形成されている。この貫通孔114に鋼部材102が挿通され、先端部が第2の鋼板112に溶接で接合されている。
連結部材113は、角型の鋼管からなるものであり、第1の鋼板111の4つの角部にそれぞれ設けられ、第1の鋼板111と第2の鋼板112とに両端が溶接で接合され、第1の鋼板111と第2の鋼板112とが平行となるように連結している。
図15(a)に示すように、2つの材端プレート103を木質部材101の両端面に当接し、製作を行う工場等に固定して設けた反力ブロック104に反力を作用させ、ジャッキ105等を用いて材端プレート103を木質部材101の端面に押し付ける。これにより木質部材101に軸線方向の圧縮力を導入する。このとき材端プレート103と鋼部材102とは接合されておらず、材端プレート103の第2の鋼板112と鋼部材102の端面との間には、木質部材101に導入する圧縮力で生じる変形量に相当する間隙を設けておく。そして、木質部材101に圧縮力が作用した状態を維持したまま、鋼部材102と第2の鋼板112とを溶接W3によって接合する。溶接の完了後、外力を除荷することにより鋼部材102には引張力が導入され、木質部材101の圧縮力と釣り合った状態となる。
この木鋼複合部材は、図13に示す木鋼複合柱と同じ断面構成となっており、十字型の鋼部材122の周囲を囲むように木質部材121が組み合わされている。材端プレート123も同様に第1の鋼板131と第2の鋼板132と連結部材133とを有するものであり、第1の鋼板131に設けられた十字型の貫通孔に鋼部材122が挿通され、先端が第2の鋼板132と対向している。
この木鋼複合柱では、鋼部材122の先端部と第2の鋼板132との接合が、第2の鋼板132を貫通する複数のボルト124によるものとなっている。これらのボルト124は、第2の鋼板132に設けられた貫通孔に挿通され、鋼部材122の端面から軸線方向に設けられたボルト穴の雌ねじにねじり合わされ、締め付けることによって接合するものである。
鋼部材122は、材端プレート123を木質部材121の端面に当接したときに、端面と第2の鋼板132との間に所定幅の隙間が生じるように長さを調整しておき、ボルト123を締め付けるのにともなって鋼部材122を引き寄せ、引張力を導入するとともに木質部材121に圧縮力を導入することができる。
この木鋼複合柱の木質部材141と鋼部材142とを組み合わせた断面構成は図13に示す木鋼複合柱と同じになっており、材端プレート143も同じものが用いられているが、木質部材141の端面と材端プレート143の第1の鋼板151との間にくさび144が押し込まれている。木質部材141の端面は、対向する一対の側面から断面中心に向かって材端プレート143との間隔を徐々に狭くするように傾斜したものとなっており、傾斜面に鋼板145が取り付けられている。
この木鋼複合柱は、鋼部材142と材端プレート143とをあらかじめ溶接等によって接合し、鋼部材142を囲むように木質部材141を組み合わせた後、木質部材141の端面と材端プレート143の第1の鋼板151との間にくさび144を、図17(b)に示すように対向する2方向から押し込むことにより、木質部材141に圧縮力を導入し、鋼部材142に引張力を導入したものである。なお、符号146は、押し込まれたくさびが抜け出すのを抑止するためのボルトを示すものであり、くさび144に貫通孔を設けて4つのくさびを互いに連結している。
例えば、上記の実施形態はいずれも柱として使用するものであるが、ブレース等の軸力が大きく作用する部材として用いることもできる。
11:木質部材に形成された溝,
21:ボルト穴,
31:第1の鋼板, 32:第2の鋼板, 33:連結部材, 34:第1の鋼板に設けられた貫通孔, 35:ボルト, 36:第2の鋼板に設けられた貫通孔, 37:材端プレートと鋼部材の端面との間隙,
41:木質部材, 42:鋼部材, 43:材端プレート,
51:第1の鋼板, 52:第2の鋼板, 53:連結部材, 54:第1の鋼板に設けられた切り欠き, 55:反力板, 56:ジャッキ,
61:木質部材, 62:鋼部材, 63:材端プレート, 64:第1の鋼板, 65:第2の鋼板, 66:連結部材, 67:第1の鋼板と第2の鋼板との間の連結板,
68:高力ボルト,
71:木質部材, 72:鋼部材, 72a:鋼部材の端部に設けられたフランジ部,
73:材端プレート, 74:第1の鋼板, 75:第2の鋼板, 76:連結部材,
77:ボルト
81:木質部材, 82:鋼部材, 82a:鋼部材の軸線方向に連続するフランジ部,
83:木質部材, 84:鋼部材, 85:木質部材, 86:鋼部材, 87:木質部材, 88:鋼部材,
91:木質部材, 92:鋼部材, 93:材端プレート, 94:くさび, 95:鋼板, 96:くさびに設けられた貫通孔, 97:ボルト, 98:木質部材と材端プレートとの間隙,
101:木質部材, 102:鋼部材, 103:材端プレート, 104:反力ブロック, 105:ジャッキ, 106:反力板, 107:引張部材,
111:第1の鋼板, 112:第2の鋼板, 113:連結部材, 114:第1の鋼板に設けられた貫通孔,
121:木質部材, 122:鋼部材, 123:材端プレート, 124:ボルト,
131:第1の鋼板, 132:第2の鋼板, 133:連結部材,
141:木質部材, 142:鋼部材, 143:材端プレート, 144:くさび,
145:鋼板, 146:くさびを連結するボルト,
151:第1の鋼板, 152:第2の鋼板, 153:連結部材
Claims (9)
- 軸線方向の力を支持する鋼部材と、
前記鋼部材の軸線方向に沿って組み合わされ、該鋼部材とともに軸線方向の力を支持する木質部材と、
前記鋼部材及び前記木質部材の両端部に取り付けられ、前記鋼部材と前記木質部材との双方に軸線方向の力を伝達することが可能に取り付けられた材端部材と、を有し、
前記材端部材は、前記木質部材の端面に向けて押し付けられ、該木質部材には軸線方向に圧縮力が導入され、
前記鋼部材には、引張力が導入されており、
前記鋼部材と前記材端部材とは、溶接又はボルトで接合され、前記材端部材に作用する圧縮方向の力により、前記鋼部材に作用する引張力の低減及び引張力の消滅後に圧縮力の導入が可能に接合されていることを特徴とする木鋼複合部材。 - 前記木質部材は、単一の中実断面を有するものであり、
前記鋼部材は、前記木質部材の外周部に複数に分散して組み合わされていることを特徴とする請求項1に記載の木鋼複合部材。 - 前記木質部材は、前記鋼部材の周囲を囲むものであることを特徴とする請求項1に記載の木鋼複合部材。
- 前記木質部材と前記材端部材との間には、該木質部材と該材端部材との間で硬化した圧力均等化層が介挿されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の木鋼複合部材。
- 木質部材と鋼部材とを、双方の軸線をほぼ平行に組み合わせる工程と、
前記木質部材の両端面に材端部材を当接し、該材端部材に力を作用させ、該材端部材を介して該木質部材に軸線方向の圧縮力を導入する工程と、
前記木質部材に圧縮力が導入され、前記鋼部材には軸線方向の力が作用していない状態で、前記材端部材と前記鋼部材とを、該材端部材から該鋼部材に軸線方向の引張力と圧縮力とのいずれもの伝達が可能となるように接合する工程と、
前記材端部材に作用させて前記木質部材に圧縮力を導入した力を除去する工程と、を含むことを特徴とする木鋼複合部材の製造方法。 - 木質部材と鋼部材とを、双方の軸線をほぼ平行に組み合わせる工程と、
前記木質部材の両端面に材端部材を当接し、該材端部材を介して該木質部材に軸線方向の圧縮力を導入する工程と、
前記木質部材に圧縮力が導入されている状態で、前記材端部材と前記鋼部材とを、該材端部材から該鋼部材に軸線方向の引張力と圧縮力とのいずれもの伝達が可能となるように接合する工程と、を含み、
前記木質部材に軸線方向の圧縮力を導入する工程は、前記材端部材を介して前記木質部材に反力を負荷し、前記鋼部材を引張するものであり、
前記材端部材と前記鋼部材とを接合する工程は、該鋼部材に引張力が導入された状態で該材端部材と接合するものであることを特徴とする木鋼複合部材の製造方法。 - 前記鋼部材を引張する工程は、前記材端部材が有する鋼板を貫通するボルトを前記鋼部材にナットを介して係止するか又は前記ボルトを前記鋼部材に設けられたネジ穴にねじ込み、該ボルトをねじ込む力によって前記鋼部材を軸線方向に引き寄せるものであることを特徴とする請求項6に記載の木鋼複合部材の製造方法。
- 木質部材と鋼部材とを、双方の軸線をほぼ平行にして組み合わせる工程と、
前記木質部材の両端面に対向して材端部材を配置し、該材端部材と前記鋼部材とを、該材端部材から該鋼部材に軸線方向の引張力と圧縮力とのいずれもの伝達が可能となるように接合する工程と、
前記木質部材の端面と前記材端部材との間にくさびを押し込み、前記木質部材に圧縮力を、前記鋼部材に引張力を導入する工程と、を含むことを特徴とする木鋼複合部材の製造方法。 - 材端部材を木質部材の両端面に当接するように配置する工程と、
前記木質部材と平行に加熱した鋼部材を配置し、該材端部材と前記鋼部材とを、該材端部材から該鋼部材に軸線方向の引張力と圧縮力とのいずれもの伝達が可能となるように接合する工程と、
前記鋼部材の温度を降下させ、該鋼部材の収縮によって前記材端部材を前記木質部材の端面に圧接させる工程と、を含むことを特徴とする木鋼複合部材の製造方法。
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