JP7782609B1 - 建築物の壁および建築物 - Google Patents

建築物の壁および建築物

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Abstract

【課題】壁の面外変形を抑制できる建築物の壁および建築物を提供する。
【解決手段】建築物の壁10は、フレーム構造部11と、フレーム構造部11に配置されるパネル20と、フレーム構造部11とパネル20とを結合する結合部材50と、フレーム構造部11に対する面外方向へのパネル20の移動を抑制する移動抑制部70と、を備える。移動抑制部70は、フレーム構造部11から、面外方向と交差し、フレーム構造部11からパネルに向かう突出方向に突出する第1突出部71と、フレーム構造部11から突出方向に突出し、第1突出部71から面外方向に離れて配置される第2突出部72と、パネル20の周面から突出し、第1突出部71と第2突出部72との間に配置される第3突出部73と、を有する。
【選択図】図5

Description

本開示は、建築物の壁および建築物に関する。
特許文献1には、パネルを有する壁が開示されている。壁は、フレーム構造部(同文献では、建物構造体)と、フレーム構造部に配置されるパネル(同文献では、PCカーテンウォール)と、フレーム構造部とパネルとを結合する結合部材(同文献では、アンカーボルトおよびファスナー)とを備える。
特開平09-242233号公報
台風、地震等の影響で建築物が揺れることによって、壁の層間変形が生じる場合がある。壁の層間変形において面外方向への力が生じると、壁を構成するパネルが面外方向へ移動する面外変形が生じるおそれがある。この点、特許文献1の壁では、上方または下方において隣接する、複数のパネル同士を係合させることによって面外方向へのパネルの移動を抑制している。
特許文献1の壁では、面外方向へのパネルの移動が、パネル同士の係合によって拘束されている。しかし、パネル同士の係合では、建築物の揺れ方によっては、パネルが面外方向または面内方向へ大きく動いてしまうおそれがある。
(1)上記課題を解決する建築物の壁は、フレーム構造部と、前記フレーム構造部に配置されるパネルと、前記フレーム構造部と前記パネルとを結合する結合部材と、前記フレーム構造部に対する、前記パネルに交差する面外方向への前記パネルの移動を抑制する移動抑制部と、を備え、前記移動抑制部は、前記フレーム構造部から、前記面外方向と交差し、前記フレーム構造部から前記パネルに向かう突出方向に突出する第1突出部と、前記フレーム構造部から前記突出方向に突出し、前記第1突出部から前記面外方向に離れて配置される第2突出部と、前記パネルの周面から突出し、前記第1突出部と前記第2突出部との間に配置される第3突出部と、を有する。
この構成によれば、パネルの周囲から突出する第3突出部が、第1突出部と第2突出部との間に配置される。第1突出部と第2突出部とは面外方向に離れて配置され、その第1突出部と第2突出部との間に第3突出部が配置されるため、第3突出部は、面外方向への移動を抑制される。第3突出部はパネルの周面から突出するため、第3突出部の面外方向への移動が抑制されることによって面外方向へのパネルの移動が抑制される。したがって、壁は、面外変形を抑制できる。
(2)上記(1)に記載の建築物の壁において、前記結合部材は、前記フレーム構造部に固定され、前記第1突出部および前記第2突出部は、前記結合部材に設けられる。
この構成によれば、第1突出部および第2突出部が結合部材に設けられるため、結合部材をフレーム構造部に固定することによって第1突出部および第2突出部を構成できる。
(3)上記(1)または(2)に記載の建築物の壁において、前記移動抑制部は、前記面外方向に沿って配置され、前記フレーム構造部から前記突出方向に延びる第1板状部材と、前記パネルの周面から突出する第2板状部材と、を有し、前記第1板状部材の一端部は、前記フレーム構造部に接続され、前記第1板状部材の他端部には、スリットが構成され、前記第1突出部および前記第2突出部は、前記第1板状部材のうち前記スリットの両側に位置し、前記第3突出部は、前記第2板状部材であって、前記第2板状部材は、前記スリットに配置される。
この構成によれば、スリットが構成される第1板状部材によって第1突出部と第2突出部とが構成される。このため、移動抑制部のうちフレーム構造部に設けられる部分を簡単に構成できる。
(4)上記(1)または(2)に記載の建築物の壁において、前記第1突出部は、前記面外方向と交差するように配置される第1板状部を有し、前記第2突出部は、前記面外方向と交差するように配置され、前記第1板状部から前記面外方向に離れて配置される第2板状部を有し、前記第3突出部は、前記第1板状部と前記第2板状部との間に配置される。
この構成によれば、第3突出部が、面外方向と交差するように配置される第1板状部および第2板状部との間に配置されるため、第3突出部が面外方向と交差する面内方向に移動しても、第3突出部が第1突出部と第2突出部との間に位置しやすい。したがって、面外方向への第3突出部の移動を好適に抑制できる。
(5)上記(4)に記載の建築物の壁において、前記移動抑制部は、前記フレーム構造部に固定される第3板状部材を有し、前記第1板状部および前記第2板状部は、前記第3板状部材に溶接される。
この構成によれば、第1板状部および第2板状部が第3板状部材に溶接されるため、第3板状部材をフレーム構造部に固定することによって第1板状部および第2板状部を設けることができる。
(6)上記(4)に記載の建築物の壁において、前記第1突出部は、前記第1板状部のうち、前記第2板状部と対応する面とは反対側の面から前記面外方向に沿って延びる第1リブ部を有し、前記第1リブ部は、前記第1板状部を前記面外方向において支持し、前記第2突出部は、前記第2板状部のうち、前記第1板状部と対応する面とは反対側の面から前記面外方向に沿って延びる第2リブ部を有し、前記第2リブ部は、前記第2板状部を前記面外方向において支持する。
この構成によれば、第1リブ部によって第1板状部が支持されるため、第1板状部の強度を向上できる。この構成によれば、第2リブ部によって第2板状部が支持されるため、第2板状部の強度を向上できる。
(7)上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の建築物の壁において、前記フレーム構造部は、前記パネルの上方に位置する上部材と、前記パネルの下方に位置する下部材と、を含み、前記突出方向は、前記上部材および前記下部材のいずれか一方から前記上部材および前記下部材のいずれか他方に向かう方向であって、前記移動抑制部は、前記パネルの四隅のそれぞれに設けられる。
この構成によれば、パネルの四隅のそれぞれに移動抑制部が設けられるため、フレーム構造部に対する面外方向へのパネルの移動を抑制できる。
(8)上記課題を解決する建築物は、上記(1)から(7)のいずれか1つに記載の建築物の壁を備え、前記フレーム構造部は、横架材を含む。
この構成によれば、面外変形が抑制されている壁によって建築物を構成できるため、建築物の振動による建築物の劣化を抑制できる。
(9)上記課題を解決する建築物は、上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の建築物の壁を備え、前記フレーム構造部は、柱を含む。
この構成によれば、面外変形が抑制されている壁によって建築物を構成できるため、建築物の振動による建築物の劣化を抑制できる。
本開示の建築物の壁および建築物によれば、壁の面外変形を抑制できる。
第1実施形態に係る建築物の模式図である。 図1の建築物について、壁の拡大図である。 図1の建築物について、壁の拡大断面図である。 図1の建築物について、壁の拡大断面図である。 図1の建築物について、壁の拡大断面図である。 図1の建築物について、壁のうち接続部材の周辺の拡大断面図である。 第1実施形態に係る移動抑制部のうち第1突出部および第2突出部の斜視図である。 第2実施形態に係る移動抑制部のうち第1突出部および第2突出部の斜視図である。 第2実施形態に係る建築物について、壁の拡大断面図である。 第2実施形態に係る建築物について、壁の拡大断面図である。 第3実施形態に係る移動抑制部のうち第1突出部および第2突出部の斜視図である。 第3実施形態に係る建築物について、壁の拡大断面図である。 第3実施形態に係る建築物について、壁の拡大断面図である。 変形例に係る建築物について、壁の拡大断面図である。
<第1実施形態>
図1から図7を参照して、第1実施形態に係る建築物1および建築物1の壁10を説明する。
<建築物>
図1および図2に示されるように、建築物1は、例えば、中規模建築物、大規模建築物、中層建築物、および、高層建築物のいずれかの建築物である。図1は、建築物1として4階建ての住宅を例示する。建築物1は、基礎2と、外壁3と、屋根4と、フレーム構造部11と、を備える。フレーム構造部11は建築物1の軸組を構成する。フレーム構造部11は、柱5、梁、桁を含む。外壁3は、フレーム構造部11に設けられる。屋根4は、フレーム構造部11に設けられる。
建築物1は、壁10を備える。外壁3の一部または全部は、壁10によって構成される。建築物1が内壁を有する場合、内壁の一部または全部が壁10によって構成されてもよい。
<壁>
壁10は、フレーム構造部11と、パネル20と、結合部材50と、移動抑制部70と、を備える。壁10は、躯体1Aにパネル20が結合部材50によって結合されることによって構成される。本実施形態では、壁10は、1階の外壁3を構成するパネル20と、2階の外壁3を構成するパネル20とが横架材12を挟んで配置される2層連続の耐力壁として構成される。
<フレーム構造部>
図2に示されるように、フレーム構造部11は、建築物1の躯体1Aの一部を構成する。本実施形態では、建築物1の躯体1Aは、基礎2と、フレーム構造部11とを含むものとする。
フレーム構造部11は、例えば、横架材12を含む。横架材12は、例えば、水平梁である。一例では、横架材12は、鋼材によって構成される。一例では、横架材12は、H型鋼によって構成される。
図2では、4つのパネル20を含む壁10が例示されている。上部材13は、パネル20の上方に位置する。下部材14は、パネル20の下方に位置する。以下では、図2の第2横架材12Bの上方に位置するパネル20を基準に説明する。フレーム構造部11は、上部材13と、下部材14と、を含む。フレーム構造部11は、横架材12として、第1横架材12Aと、第1横架材12Aの下方に配置される第2横架材12Bとを含む。図2の例では、上部材13は第1横架材12Aであって、下部材14は第2横架材12Bである。
躯体1Aには、開口部15が構成される。開口部15は、上部材13、下部材14、および、柱5によって囲まれる。パネル20は、開口部15に配置される。
<パネル>
パネル20は、フレーム構造部11に配置される。パネル20は、躯体1Aに接触しない。パネル20は、フレーム構造部11に接触しない。パネル20は、パネル20がフレーム構造部11に取り付けられた取付状態における正面視において、矩形に構成される。パネル20は、4つの角部においてフレーム構造部11に結合される。
パネル20は、外装材、耐力パネル、および、カーテンウォールのいずれかである。本実施形態のパネル20は、耐力パネルである。パネル20は、複数の部材が積層された合板によって構成される。パネル20を構成する部材として、木製板、集成板、樹脂プレート、断熱樹脂部材、無機質材等が挙げられる。一例では、パネル20は、木製板と、樹脂プレートと、断熱樹脂部材との積層によって構成される。他の例で、パネル20は、直交集成板によって構成される。さらに、他の例では、パネル20は、無機質材を含む。
外壁3は、パネル20が建築物1の室内空間に露出するように構成されてもよい。パネル20において室内に向く面の少なくとも一部が室内に露出してもよい。例えば、パネル20が木製の直交集成板によって構成される場合、パネル20において室内空間を向く面が室内に露出するように、パネル20が配置される。これによって、室内を木目調に構成できる。
パネル20は、結合部材50によってフレーム構造部11に接触しないようにフレーム構造部11に結合される。パネル20は、パネル20の下面20Bと下部材14の上面14Aとの間に第1空間S1が設けられ、パネル20の上面20Aと上部材13の下面13Bとの間に第2空間S2が設けられるように配置される。
パネル20は、パネル締結部32を有する。パネル締結部32は、好ましくは、パネル20の4つの角部のそれぞれに設けられる。
図4に示されるように、パネル20の室内空間を向く面の下端には、結合部材50を隠すように内装材6が設けられる。内装材6の一例は巾木である。パネル20の外面には、下地材7および外装材8が設けられる。下地材7および外装材8は、結合部材50を隠すようにパネル20の下端よりも下方に延びる。
<パネル締結部材>
図3から図4に示されるように、パネル20は、パネル20に固定されるパネル締結部材30を備える。パネル締結部材30は、パネル締結部32を構成するための部材である。図3は、図4のC-C線に沿う壁10の断面図である。図4は、図3のA-A線に沿う壁10の断面図である。図5は、図3のB-B線に沿う壁10の断面図である。パネル20の4つの角部のうち、図3から図5に例示される角部と異なる3つの角部のそれぞれも、図3から図5に記載される結合構造に準ずるように構成される。
パネル締結部材30は、例えば、鋼材によって構成される。パネル締結部材30は、板状部材によって構成される。パネル締結部材30は、金属板によって構成される。パネル締結部材30は、埋込部31と、パネル締結部32とを有する。埋込部31は、パネル20の端面に設けられるパネルスリット25に挿入される。パネルスリット25は、パネル20において厚さ方向の中間部に設けられる。埋込部31は、締結部材100によってパネル20に固定される。埋込部31には、締結部材100が挿通する第1貫通孔33が設けられる。締結部材100の例は、ボルトおよびナットのセット、リベット、釘、または、ドリフトピンである。本明細書において、以降における締結部材100も同様である。
パネル締結部32は、埋込部31と一体に構成されている。パネル締結部32は、接続部材60が締結される部分である。一例では、パネル締結部32は、2つの接続部材60を介して結合部材50に結合される。パネル締結部32は、パネル20の端面から突出する。パネル締結部32には、締結部材100が挿通する第2貫通孔34が設けられる。
パネル締結部材30は、パネル締結部材30の主面がパネル20の主面に平行となるようにパネル20に固定される。パネル締結部材30がパネル20に固定されると、パネル締結部32の第2貫通孔34の中心軸心は、壁10の主面に直交する。
<結合部材>
図2に示されるように、結合部材50は、フレーム構造部11とパネル20とを結合する。結合部材50は、フレーム構造部11に固定される。パネル20を配置するために、結合部材50は、下部材14の上面14Aおよび上部材13の下面13Bに固定される。結合部材50は、例えば、鋼材によって構成される。結合部材50は、例えば、金属板によって構成される。
図3に示されるように、結合部材50は、板状部51と、立ち上がり部52と、を有する。板状部51は、複数の締結部材100によって下部材14の上面14Aおよび上部材13の下面13Bのいずれかに固定される。板状部51には、締結部材100が挿通する第3貫通孔53が設けられている。
立ち上がり部52は、板状部51に固定されている。立ち上がり部52は、例えば、板状部51に溶接されている。立ち上がり部52には、第4貫通孔57が設けられている。第4貫通孔57は、取付状態において、水平方向かつ立ち上がり部52の長手方向に直交する方向に、立ち上がり部52を貫通する。結合部材50は、横架材12の長手方向と板状部51の長手方向とが一致するように、横架材12に固定される。このように結合部材50が横架材12に固定されると、立ち上がり部52の第4貫通孔57の中心軸心は、壁10の主面に直交する。板状部51の長手方向は、横架材12の長手方向と一致する。
パネル20が横架材12に直接取り付けられていると、建築物1が揺れるときにパネル20が横架材12に対して動くことによって、パネル20の角部が横架材12にめり込むおそれがある。壁10では、接続部材60によってパネル20が横架材12に接触しないようにパネル20が横架材12に取り付けられるため、パネル20が横架材12に対して動いても、パネル20の角部が横架材12にめり込みにくい。
立ち上がり部52は、結合締結部54を有する。結合締結部54は、接続部材60によってパネル20のパネル締結部32に接続される。
<接続部材>
図3に示されるように、壁10は、接続部材60をさらに備える。接続部材60は、パネル20が横架材12と接触しないようにパネル20を横架材12に接続する。接続部材60は、締結部材100によってパネル20に着脱可能に構成される。パネル締結部32と結合締結部54とは、接続部材60によって接続される。一例では、1つのパネル締結部32は、2つの接続部材60によって対応する結合締結部54に締結される。
図6に示されるように、接続部材60は、第1部材61と、第2部材65とを備える。第2部材65は、第1部材61と同じ構造を有してもよいし、第1部材61と異なる構造を有してもよい。本実施形態では、第2部材65は、第1部材61と同じ構造を有する。
第1部材61および第2部材65は、金属板によって構成される。第1部材61および第2部材65は、例えば、鋼材によって構成される。好ましくは、第1部材61および第2部材65は、低降伏点鋼によって構成される。
第1部材61は、第1凸部62と2つの第1締結部63とを有する。2つの第1締結部63の間に第1凸部62が設けられる。第1凸部62は、壁10の厚さ方向における一方である第1方向D1に突出するように折れ曲がった板によって構成される。第1凸部62は、例えば、一方の第1締結部63から水平に突出する第1水平部62Aと、他方の第1締結部63から水平に突出する第2水平部62Bと、第1水平部62Aと第2水平部62Bとを繋ぐ第1鉛直部62Cとを有する。第1締結部63には、締結部材100が挿通する第5貫通孔64が設けられる。
第2部材65は、第2凸部66と2つの第2締結部67とを有する。2つの第2締結部67の間に第2凸部66が設けられる。第2凸部66は、第1方向D1と反対の第2方向D2に突出するように折れ曲がった板によって構成される。第2凸部66は、例えば、一方の第2締結部67から水平に突出する第3水平部66Aと、他方の第2締結部67から水平に突出する第4水平部66Bと、第3水平部66Aと第4水平部66Bとを繋ぐ第2鉛直部66Cとを有する。第2締結部67には、締結部材100が挿通する第6貫通孔68が設けられる。
第2部材65は、第1部材61に締結部材100によって結合される。具体的には、第1部材61と第2部材65とは、結合締結部54およびパネル締結部32を挟持するようにして、締結部材100によって互いに結合する。
接続部材60は、伸縮部60Aと2つの締結部60Bとを含む。第1部材61と第2部材65とが結合している結合状態において、第1凸部62と第2凸部66とは、伸縮部60Aを構成する。伸縮部60Aは、接続部材60に加わる力によって伸縮する。結合状態において、1つの第1締結部63と1つの第2締結部67とは、1つの締結部60Bを構成する。伸縮部60Aを挟むように2つの締結部60Bが構成される。
伸縮部60Aは、2つの締結部60Bの間の距離を伸縮させる構造を有する。接続部材60は、伸縮部60Aの変形によって、2つの締結部60Bの間の距離を縮小させるように縮まり、または、2つの締結部60Bの間の距離を拡大させるように伸びる。パネル20が横架材12に対して動くときに伸縮部60Aが伸縮することによって、横架材12に対するパネル20から加わる力が抑制される。
<移動抑制部>
図2に示されるように、移動抑制部70は、パネル20の四隅のそれぞれに設けられる。移動抑制部70は、パネル20の下面20Bと下部材14の上面14Aとの間の第1空間S1と、パネル20の上面20Aと上部材13の下面13Bとの間の第2空間S2とに設けられる。
図5に示されるように、移動抑制部70は、フレーム構造部11に対する、パネル20に交差する面外方向X1へのパネル20の移動を抑制する。移動抑制部70は、第1突出部71と、第2突出部72と、第3突出部73と、を有する。第1突出部71は、フレーム構造部11から突出方向A1に突出する。第2突出部72は、フレーム構造部11から突出方向A1に突出し、第1突出部71から面外方向X1に離れて配置される。突出方向A1は、面外方向X1と交差し、フレーム構造部11からパネル20に向かう方向である。例えば、突出方向A1は、上部材13および下部材14のいずれか一方から上部材13および下部材14のいずれか他方に向かう方向である。図5に例示される突出方向A1は、下部材14から上部材13に向かう方向である。面外方向X1から見て、第2突出部72は、第1突出部71と重なる。
第3突出部73は、パネル20の周面から突出方向A1とは反対の方向に突出する。第3突出部73は、パネル20の周面から突出し、第1突出部71と第2突出部72との間に配置される。第3突出部73の少なくとも一部は、面外方向X1から見て、第1突出部71および第2突出部72と重なる。
第1突出部71および第2突出部72は、結合部材50に設けられる。第1突出部71および第2突出部72は、結合部材50の板状部51に固定される。第1突出部71および第2突出部72は、第1板状部材74に設けられる。
移動抑制部70は、第1板状部材74と、第2板状部材75と、を有する。第1板状部材74は、第1突出部71と、第2突出部72とを含む。第1板状部材74は、面外方向X1に沿って配置され、フレーム構造部11から突出方向A1に延びる。第2板状部材75は、パネル20の周面から突出する。
図7は、移動抑制部70のうち第1板状部材74の斜視図である。第1板状部材74の一端部74Aは、フレーム構造部11に接続される。第1板状部材74の一端部74Aは、結合部材50の板状部51に固定されることによって、結合部材50を介してフレーム構造部11に固定される。第1板状部材74の他端部74Bには、スリット76が構成される。スリット76は、第1板状部材74の端部から突出方向A1に沿うように延びる(図5参照)。第1突出部71および第2突出部72は、第1板状部材74のうちスリット76の両側に位置する。
図3に示されるように、第2板状部材75は、パネル締結部材30に設けられる。第2板状部材75は、パネル締結部材30の埋込部31と一体に構成されている。第2板状部材75は、第1板状部材74のスリット76に配置される。第2板状部材75の厚さ方向は、面外方向X1と一致する。第2板状部材75の大きさは、パネル20が面内方向X2に動いても第3突出部73が第1突出部71および第2突出部72の間に位置できる程度の大きさに設定される。
第3突出部73は、第2板状部材75の一部または全部である。第3突出部73は、第2板状部材75のうちパネル20の周面から延びて第1板状部材74のスリット76に配置される部分である。スリット76の幅は、第2板状部材75の一方の面に第1突出部71が接触するとともに、第2板状部材75の一方の面に第2突出部72が接触するように設定される。
<本実施形態の作用>
本実施形態の第1の作用を説明する。
台風、地震等の影響で建築物1が揺れることによって壁10の層間変形が生じると、壁10に面外方向X1への力が生じる場合がある。パネル20が面外方向X1へ動くと、パネル20の落下、建築物1における室内空間の内装の破損、等の問題が生じるおそれがある。壁10では、パネル20から突出する第3突出部73が、フレーム構造部11から突出する第1突出部71および第2突出部72の間に配置されるため、壁10に面外方向X1への力が生じても、面外方向X1へのパネル20の移動が抑制される。
本実施形態の第2の作用を説明する。
第1突出部71および第2突出部72は、結合部材50の板状部51に固定される。結合部材50の板状部51は、複数の締結部材100によって下部材14の上面14Aおよび上部材13の下面13Bのいずれかに固定される。横架材12の製造時に結合部材50を横架材12に設けることによって、壁10の施工現場において移動抑制部70の第1板状部材74を横架材12に配置する工程を省くことができる。
<本実施形態の効果>
本実施形態の効果を説明する。
(1-1)壁10は、フレーム構造部11と、フレーム構造部11に配置されるパネル20と、フレーム構造部11とパネル20とを結合する結合部材50と、移動抑制部70と、を備える。移動抑制部70は、フレーム構造部11に対する、パネル20に交差する面外方向X1へのパネル20の移動を抑制する。移動抑制部70は、第1突出部71と、第2突出部72と、第3突出部73と、を有する。第1突出部71は、フレーム構造部11から、面外方向X1と交差し、フレーム構造部11からパネル20に向かう突出方向A1に突出する。第2突出部72は、フレーム構造部11から突出方向A1に突出し、第1突出部71から面外方向X1に離れて配置される。第3突出部73は、パネル20の周面から突出し、第1突出部71と第2突出部72との間に配置される。
この構成によれば、パネル20の周囲から突出する第3突出部73が、第1突出部71と第2突出部72との間に配置される。第1突出部71と第2突出部72とは面外方向X1に離れて配置され、その第1突出部71と第2突出部72との間に第3突出部73が配置されるため、第3突出部73は、面外方向X1への移動を抑制される。第3突出部73はパネル20の周面から突出するため、第3突出部73の面外方向X1への移動が抑制されることによって面外方向X1へのパネル20の移動が抑制される。したがって、壁10は、面外変形を抑制できる。
(1-2)第1突出部71および第2突出部72は、結合部材50に設けられる。
この構成によれば、第1突出部71および第2突出部72が結合部材50に設けられるため、結合部材50を設置することによって第1突出部71および第2突出部72を構成できる。
(1-3)移動抑制部70は、第1板状部材74と第2板状部材75とを有する。第1板状部材74は、面外方向X1に沿って配置され、フレーム構造部11から突出方向A1に延びる。第2板状部材75は、パネル20の周面から突出する。第1板状部材74の一端部74Aは、フレーム構造部11に接続され、第1板状部材74の他端部74Bには、スリット76が構成される。第1突出部71および第2突出部72は、第1板状部材74のうちスリット76の両側に位置する。第3突出部73は、第2板状部材75である。第2板状部材75は、スリット76に配置される。
この構成によれば、スリット76が構成される第1板状部材74によって第1突出部71と第2突出部72とが構成される。このため、移動抑制部70のうちフレーム構造部11に設けられる部分を簡単に構成できる。
(1-4)フレーム構造部11は、パネル20の上方に位置する上部材13と、パネル20の下方に位置する下部材14と、を含む。移動抑制部70は、パネル20の四隅のそれぞれに設けられる。
この構成によれば、パネル20の四隅のそれぞれに移動抑制部70が設けられるため、フレーム構造部11に対する面外方向X1へのパネル20の移動を抑制できる。
(1-5)建築物1は、建築物1の壁10を備える。フレーム構造部11は、横架材12を含む。
この構成によれば、面外変形が抑制されている壁10によって建築物1を構成できるため、建築物1の振動による建築物1の劣化を抑制できる。
<第2実施形態>
図8から図10を参照して、第2実施形態に係る建築物1および建築物1の壁10を説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態の構成と実質的に変更のない構成については、第1実施形態の構成と同一の符号をつけるとともに、その説明を省略する。
本実施形態では、移動抑制部70のうちフレーム構造部11側に設けられる部分の構成が第1実施形態と異なる。移動抑制部70は、第1板状部材74の代わりに第1アングル部材81および第2アングル部材82を含む。第1アングル部材81および第2アングル部材82のそれぞれは、L字鋼によって構成される。第1アングル部材81および第2アングル部材82は、向き合うように配置される。第1アングル部材81は第1突出部71を構成し、第2アングル部材82は第2突出部72を構成する。
第1突出部71は、第1板状部83を有する。第1アングル部材81のうち第2アングル部材82と対向する部分が第1板状部83である。第2突出部72は、第2板状部84を有する。第2アングル部材82のうち第1アングル部材81と対向する部分が第2板状部84である。移動抑制部70は、第3板状部材85を有する。第1アングル部材81および第2アングル部材82は第3板状部材85に溶接される。
図9および図10に示されるように、第1板状部83は、面外方向X1と交差するように配置される。第2板状部84は、面外方向X1と交差するように配置され、第1板状部83から面外方向X1に離れて配置される。第3突出部73は、第1板状部83と第2板状部84との間に配置される。第1板状部83および第2板状部84は、第3板状部材85に溶接される。具体的には、第1アングル部材81が第3板状部材85に溶接されることによって、第1板状部83が第3板状部材85に溶接される。また、第2アングル部材82が第3板状部材85に溶接されることによって、第2板状部84が第3板状部材85に溶接される。
第3板状部材85は、フレーム構造部11に固定される。第3板状部材85は、締結部材100によってフレーム構造部11に固定される。第3板状部材85には、締結部材100が挿通する第7貫通孔86が設けられる。
<本実施形態の効果>
本実施形態の効果を説明する。
(2-1)第1突出部71は、第1板状部83を有する。第1板状部83は、面外方向X1と交差するように配置される。第2突出部72は、面外方向X1と交差するように配置され、第1板状部83から面外方向X1に離れて配置される第2板状部84を有する。第3突出部73は、第1板状部83と第2板状部84との間に配置される。
この構成によれば、第3突出部73が、面外方向X1と交差するように配置される第1板状部83および第2板状部84との間に配置される。このため、第3突出部73が面外方向X1と交差する面内方向X2に移動しても、第3突出部73が第1突出部71と第2突出部72との間に位置しやすい。したがって、面外方向X1への第3突出部73の移動を好適に抑制できる。
(2-2)移動抑制部70は、第3板状部材85を有する。第3板状部材85は、フレーム構造部11に固定される。第1板状部83および第2板状部84は、第3板状部材85に溶接される。
この構成によれば、第1板状部83および第2板状部84が第3板状部材85に溶接されるため、第3板状部材85をフレーム構造部11に固定することによって第1板状部83および第2板状部84を設けることができる。
<第3実施形態>
図11から図13を参照して、第3実施形態に係る建築物1および建築物1の壁10を説明する。なお、本実施形態では、第2実施形態の構成と実質的に変更のない構成については、第1実施形態および第2実施形態の構成と同一の符号をつけるとともに、その説明を省略する。
本実施形態では、移動抑制部70のうちフレーム構造部11側に設けられる部分の構成が第2実施形態と異なる。移動抑制部70は、第1アングル部材81および第2アングル部材82の代わりに、平面視でT字形状の第1T字部材91、および、平面視でT字形状の第2T字部材92を含む。第1T字部材91および第2T字部材92は、向き合うように配置される。第1T字部材91は第1突出部71を構成し、第2T字部材92は第2突出部72を構成する。
第1T字部材91は第1板状部83を有する。第1T字部材91のうち第2T字部材92と対向する部分が第1板状部83である。第2T字部材92は第2板状部84を有する。第2T字部材92のうち第1T字部材91と対向する部分が第2板状部84である。第2アングル部材82は、第1アングル部材81とは別体に構成される。
図12および図13に示されるように、第1突出部71は、第1リブ部93を有する。第1リブ部93は、第1板状部83のうち、第2板状部84と対応する面とは反対側の面から面外方向X1に沿って延びる。第1リブ部93は、第1板状部83を面外方向X1において支持する。第1板状部83および第1リブ部93は、平面視においてT字状に配置される。
第1突出部71は、第4板状部材94を有する。第4板状部材94は、第1板状部83および第1リブ部93と一体に構成される。第4板状部材94は、フレーム構造部11に固定される。第4板状部材94は、フレーム構造部11に固定される。第4板状部材94には、締結部材100が挿通する第8貫通孔98が設けられる。
第2突出部72は、第2リブ部95を有する。第2リブ部95は、第2板状部84のうち、第1板状部83と対応する面とは反対側の面から面外方向X1に沿って延びる。第2リブ部95は、第2板状部84を面外方向X1において支持する。第2板状部84および第2リブ部95は、平面視においてT字状に配置される。
第2突出部72は、第5板状部材96を有する。第5板状部材96は、第2板状部84および第2リブ部95と一体に構成される。第5板状部材96は、フレーム構造部11に固定される。第5板状部材96は、締結部材100によってフレーム構造部11に固定される。第4板状部材94には、締結部材100が挿通する第9貫通孔99が設けられる。
本実施形態では、第1板状部83および第2板状部84は、締結部材100によって締結される。第1板状部83および第2板状部84は、締結部材100が挿通する貫通孔を有する面外方向締結部97を含む。面外方向締結部97は、第1板状部83および第2板状部84の一方が、第1板状部83および第2板状部84の他方に対して動くことを抑制する。
<本実施形態の効果>
本実施形態の効果を説明する。
(3)第1突出部71は、第1リブ部93を有する。第1リブ部93は、第1板状部83のうち、第2板状部84と対応する面とは反対側の面から面外方向X1に沿って延びる。第1リブ部93は、第1板状部83を面外方向X1において支持する。第2突出部72は、第2板状部84のうち、第1板状部83と対応する面とは反対側の面から面外方向X1に沿って延びる第2リブ部95を有する。第2リブ部95は、第2板状部84を面外方向X1において支持する。
この構成によれば、第1リブ部93によって第1板状部83が支持されるため、第1板状部83の強度を向上できる。この構成によれば、第2リブ部95によって第2板状部84が支持されるため、第2板状部84の強度を向上できる。
<変形例>
上記実施形態は、建築物1および建築物1の壁10が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。建築物1および建築物1の壁10は、上記実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その例は、実施形態の構成の一部を置換、変更、省略した形態、または、実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下に実施形態の変形例を示す。
・フレーム構造部11は、柱5を含んでもよい。本変形例では、第1突出部71および第2突出部72が、フレーム構造部11の柱5から水平方向に突出するように設けられる。第3突出部73は、パネル20の側面から水平方向に突出する。本変形例では、第1突出部71および第2突出部72が突出する突出方向A1が、開口部15を構成する一方の柱5から他方の柱5へ向かう方向であってもよい。この構成によれば、外変形が抑制されている壁10によって建築物1を構成できるため、建築物1の振動による建築物1の劣化を抑制できる。
・第1実施形態において、第1突出部71および第2突出部72が、結合部材50に設けられなくてもよい。例えば、第1突出部71および第2突出部72が、フレーム構造部11に直接取り付けられていてもよい。
・第2実施形態において、第1アングル部材81および第2アングル部材82が、結合部材50に設けられてもよい。本変形例では、第1アングル部材81および第2アングル部材82は、第3板状部材85を介して結合部材50の板状部51に設けられてもよく、結合部材50の板状部51に直接溶接されてもよい。
・第3実施形態において、第1T字部材91および第2T字部材92が、結合部材50の板状部51に設けられてもよい。
・図14に示されるように、第3実施形態において、面外方向締結部97は、締結部材100が挿通する貫通孔の代わりに溶接部97Aを有していてもよい。溶接部97Aは、第1板状部83と第2板状部84との間が溶接されることによって構成される。
・移動抑制部70は、パネル20の四隅のうち少なくとも1つに設けられればよい。移動抑制部70がパネル20の四隅のうち少なくとも1つに設けられれば、壁10の面外変形は抑制される。
・パネル20がフレーム構造部11の開口部15に配置される例を説明したが、パネル20がフレーム構造部11から面外方向X1に離れて配置されるような壁においても、移動抑制部70は適用できる。例えば、パネル20の周面から突出する第3突出部73を、パネル20から面外方向X1に沿って延ばして配置してもよい。
・横架材12が木材で構成されてもよい。本変形例では、第1突出部71および第2突出部72が、木材で構成される横架材12に締結部材100によって直接固定されてもよい。本変形例の建築物1の壁10によれば、中規模建築物、大規模建築物、中層建築物、および、高層建築物のいずれかの建築物である木造建築物を構成できる。
本明細書には以下の技術が開示される。
[付記1]
フレーム構造部と、前記フレーム構造部に配置されるパネルと、前記フレーム構造部と前記パネルとを結合する結合部材と、前記フレーム構造部に対する、前記パネルに交差する面外方向への前記パネルの移動を抑制する移動抑制部と、を備え、前記移動抑制部は、前記フレーム構造部から、前記面外方向と交差し、前記フレーム構造部から前記パネルに向かう突出方向に突出する第1突出部と、前記フレーム構造部から前記突出方向に突出し、前記第1突出部から前記面外方向に離れて配置される第2突出部と、前記パネルの周面から突出し、前記第1突出部と前記第2突出部との間に配置される第3突出部と、を有する、建築物の壁。
[付記2]
前記結合部材は、前記フレーム構造部に固定され、前記第1突出部および前記第2突出部は、前記結合部材に設けられる、付記1に記載の建築物の壁。
[付記3]
前記移動抑制部は、前記面外方向に沿って配置され、前記フレーム構造部から前記突出方向に延びる第1板状部材と、前記パネルの周面から突出する第2板状部材と、を有し、前記第1板状部材の一端部は、前記フレーム構造部に接続され、前記第1板状部材の他端部には、スリットが構成され、前記第1突出部および前記第2突出部は、前記第1板状部材のうち前記スリットの両側に位置し、前記第3突出部は、前記第2板状部材であって、前記第2板状部材は、前記スリットに配置される、付記1に記載の建築物の壁。
[付記4]
前記第1突出部は、前記面外方向と交差するように配置される第1板状部を有し、前記第2突出部は、前記面外方向と交差するように配置され、前記第1板状部から前記面外方向に離れて配置される第2板状部を有し、前記第3突出部は、前記第1板状部と前記第2板状部との間に配置される、付記1に記載の建築物の壁。
[付記5]
前記移動抑制部は、前記フレーム構造部に固定される第3板状部材を有し、前記第1板状部および前記第2板状部は、前記第3板状部材に溶接される、付記4に記載の建築物の壁。
[付記6]
前記第1突出部は、前記第1板状部のうち、前記第2板状部と対応する面とは反対側の面から前記面外方向に沿って延びる第1リブ部を有し、前記第1リブ部は、前記第1板状部を前記面外方向において支持し、前記第2突出部は、前記第2板状部のうち、前記第1板状部と対応する面とは反対側の面から前記面外方向に沿って延びる第2リブ部を有し、前記第2リブ部は、前記第2板状部を前記面外方向において支持する、付記4に記載の建築物の壁。
[付記7]
前記フレーム構造部は、前記パネルの上方に位置する上部材と、前記パネルの下方に位置する下部材と、を含み、前記突出方向は、前記上部材および前記下部材のいずれか一方から前記上部材および前記下部材のいずれか他方に向かう方向であって、前記移動抑制部は、前記パネルの四隅のそれぞれに設けられる、付記1に記載の建築物の壁。
[付記8]
付記1から7のいずれか1つに記載の建築物の壁を備え、前記フレーム構造部は、横架材を含む、建築物。
[付記9]
付記1から6のいずれか1つに記載の建築物の壁を備え、前記フレーム構造部は、柱を含む、建築物。
1…建築物、5…柱、10…壁、11…フレーム構造部、12…横架材、13…上部材、14…下部材、20…パネル、50…結合部材、70…移動抑制部、71…第1突出部、72…第2突出部、73…第3突出部、74…第1板状部材、75…第2板状部材、76…スリット、83…第1板状部、84…第2板状部、85…第3板状部材、93…第1リブ部、95…第2リブ部。

Claims (10)

  1. フレーム構造部と、
    前記フレーム構造部に配置されるパネルと、
    伸縮部を有する接続部材を介して前記フレーム構造部と前記パネルとを結合する結合部材と、
    前記フレーム構造部に対する、前記パネルに交差する面外方向への前記パネルの移動を抑制する移動抑制部と、を備え、
    前記移動抑制部は、
    前記フレーム構造部から、前記面外方向と交差し、前記フレーム構造部から前記パネルに向かう突出方向に突出する第1突出部と、
    前記フレーム構造部から前記突出方向に突出し、前記第1突出部から前記面外方向に離れて配置される第2突出部と、
    前記パネルの周面から突出し、前記第1突出部と前記第2突出部との間に配置される第3突出部と、を有し、
    前記第3突出部は、前記第1突出部および前記第2突出部に固定されず、かつ、前記第1突出部および前記第2突出部に対して相対移動可能に配置される、
    建築物の壁。
  2. 前記結合部材は、前記フレーム構造部に固定され、
    前記第1突出部および前記第2突出部は、前記結合部材に設けられる、
    請求項1に記載の建築物の壁。
  3. 前記移動抑制部は、前記面外方向に沿って配置され、前記フレーム構造部から前記突出方向に延びる第1板状部材と、前記パネルの周面から突出する第2板状部材と、を有し、
    前記第1板状部材の一端部は、前記フレーム構造部に接続され、
    前記第1板状部材の他端部には、スリットが構成され、
    前記第1突出部および前記第2突出部は、前記第1板状部材のうち前記スリットの両側に位置し、
    前記第3突出部は、前記第2板状部材であって、
    前記第2板状部材は、前記スリットに配置される、
    請求項1に記載の建築物の壁。
  4. 前記第1突出部は、前記面外方向と交差するように配置される第1板状部を有し、
    前記第2突出部は、前記面外方向と交差するように配置され、前記第1板状部から前記面外方向に離れて配置される第2板状部を有し、
    前記第3突出部は、前記第1板状部と前記第2板状部との間に配置される、
    請求項1に記載の建築物の壁。
  5. 前記移動抑制部は、前記フレーム構造部に固定される第3板状部材を有し、
    前記第1板状部および前記第2板状部は、前記第3板状部材に溶接される、
    請求項4に記載の建築物の壁。
  6. 前記第1突出部は、前記第1板状部のうち、前記第2板状部と対応する面とは反対側の面から前記面外方向に沿って延びる第1リブ部を有し、
    前記第1リブ部は、前記第1板状部を前記面外方向において支持し、
    前記第2突出部は、前記第2板状部のうち、前記第1板状部と対応する面とは反対側の面から前記面外方向に沿って延びる第2リブ部を有し、
    前記第2リブ部は、前記第2板状部を前記面外方向において支持する、
    請求項4に記載の建築物の壁。
  7. 前記フレーム構造部は、
    前記パネルの上方に位置する上部材と、
    前記パネルの下方に位置する下部材と、を含み、
    前記突出方向は、前記上部材および前記下部材のいずれか一方から前記上部材および前記下部材のいずれか他方に向かう方向であって、
    前記移動抑制部は、前記パネルの四隅のそれぞれに設けられる、
    請求項1に記載の建築物の壁。
  8. フレーム構造部と、
    前記フレーム構造部に配置されるパネルと、
    前記フレーム構造部と前記パネルとを結合する結合部材と、
    前記フレーム構造部に対する、前記パネルに交差する面外方向への前記パネルの移動を抑制する移動抑制部と、を備え、
    前記移動抑制部は、
    前記フレーム構造部から、前記面外方向と交差し、前記フレーム構造部から前記パネルに向かう突出方向に突出する第1突出部と、
    前記フレーム構造部から前記突出方向に突出し、前記第1突出部から前記面外方向に離れて配置される第2突出部と、
    前記パネルの周面から突出し、前記第1突出部と前記第2突出部との間に配置される第3突出部と、を有し、
    前記移動抑制部は、前記面外方向に沿って配置され、前記フレーム構造部から前記突出方向に延びる第1板状部材と、前記パネルの周面から突出する第2板状部材と、を有し、
    前記第1板状部材の一端部は、前記フレーム構造部に接続され、
    前記第1板状部材の他端部には、スリットが構成され、
    前記第1突出部および前記第2突出部は、前記第1板状部材のうち前記スリットの両側に位置し、
    前記第3突出部は、前記第2板状部材であって、
    前記第2板状部材は、前記スリットに配置される、
    建築物の壁。
  9. 前記フレーム構造部は、
    前記パネルの上方に位置する上部材と、
    前記パネルの下方に位置する下部材と、を含み、
    前記突出方向は、前記上部材および前記下部材のいずれか一方から前記上部材および前記下部材のいずれか他方に向かう方向であって、
    前記移動抑制部は、前記パネルの四隅のそれぞれに設けられる、
    請求項8に記載の建築物の壁。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の建築物の壁を備える、
    建築物。
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