JP7751300B2 - 香りテスター用台紙及び香りテスター - Google Patents
香りテスター用台紙及び香りテスターInfo
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Description
従って、香料若しくはその含浸部材を表裏のシート部間に配置すると常に側端部から放香がなされて香料を無駄に消費してしまうことになることから、香料収納体を用いることが不可欠なものとなっている。そのため、香りテスターを製造する際に、香料収納体が必須構成部品となり、部品点数を増加させてコスト削減の妨げとなる。しかも、表シート部と裏シート部の間に香料収納体を配置する際に、香料収納体に設けられる放香用の穴と、表シート部に設けられる放香用の穴を一致させる面倒な作業も要求される、という不都合がある。
しかしながら、特許文献1のフックは、裏シート部とフックとの間にプライスレールが差し込めるというだけのもので、フックによってプライスレールを挟み付ける力が付与されるようにはなっていない。従って、香りテスターを係合させた状態を安定して保つ構成とはいい難い。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、香料収納体を用いることなく香料若しくは香料含浸体を直接収納することができる香りテスター用台紙及び香りテスターを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、一枚の基材シートを用いて袋状の香りテスターを形成できるようにして構成及び組み立ての簡易化と、部品点数の削減によって製造コストの低廉化を図ることができる香りテスター用台紙及び香りテスターを提供することにある。
更に、本発明の目的は、陳列装置のプライスレール等を挟み込んで係合させる際に、安定した挟持力若しくは係合力を維持することができる香りテスターを提供することにある。
一方の面が溶着可能な処理面とされた一枚の基材シートにより形成され、
前記処理面を重ねるように前記基材シートを二枚厚に折り曲げて両側部を溶着することで容器本体を形成する表シート部及び裏シート部と、
前記表シート部の自由端に連なって前記容器本体の開口部側を閉塞する閉塞シート部と、を備え、
前記裏シート部の自由端に延長シートが連設され、当該延長シートは、前記表裏シート部の側端よりも内側に側端が位置する幅となる第1延長シートと、この第1延長シートに連なるとともに当該第1延長シートよりも長さの短い第2延長シートとを含み、
前記第1延長シートと裏シートとの間に第2延長シートの先端側を挟み込むよう第1延長シート及び第2延長シートを折り曲げることで、前記第1延長シートが湾曲して所定の陳列装置に係合可能なフックを形成する、という構成を採っている。
前記マチ形成部は、前記境界の中央部に設けられたループ状の折り目により構成することが好ましい。
また、前記折り目は、ループ状の外側折り目と、この外側折り目の内側に設けられた内側折り目とにより構成することもできる。
前記容器本体に収納される香料若しくは香料含浸体と、
前記表シート部の自由端側に連なるとともに前記香料若しくは香料含浸体を容器本体に収納した状態で当該容器本体の開口部側を閉塞する閉塞シート部と、
前記容器本体の裏面側に所定の陳列装置に係合可能なフックとを備え、
前記フックは、前記裏シート部の自由端に連なる延長シートにより構成され、
前記延長シートは、前記表裏シート部の側端よりも内側に側端が位置する幅となる第1延長シートと、この第1延長シートに連なるとともに当該第1延長シートよりも長さの短い第2延長シートとからなり、
前記第1延長シートと裏シートとの間に第2延長シートの自由端側となる先端側を挟み込むよう第1延長シート及び第2延長シートを折り曲げることで、前記第1延長シートが湾曲して前記フックが形成される、という構成を採っている。
前記マチ形成部は、前記表裏シート部の境界の中央部に設けられたループ状の折り目により構成することができる。
また、前記折り目は、ループ状の外側折り目と、この外側折り目の内側に設けられた内側折り目とにより構成することもできる。
ループ状の折り目を山折りする一方、内側折り目を谷折りすることで、前記表シート部と裏シート部の間に前記空間を形成することができる。
また、表裏シート部の境界にマチ形成部を備えることで、容器本体内に押圧代として作用し得る空間を形成でき、香りを効率よく放出させることができる。この際、マチ形成部が、境界に設けられたループ状の折り目、或いは、当該ループ状の折り目と、その内側に設けられた内側折り目とにより構成することができるため、これらの折り目にスジ押し加工を予め施しておけば、表裏シート部を折り曲げる際に境界部に押し上げ力を付与するだけでマチ形成が可能となる。しかも、マチ形成用の特別のシートを必要とすることもない。
更に、ポリプロピレンフィルムを普通紙に圧着して溶着用処理を施すPP加工であれば、汎用的な基材シートで安価に台紙を形成することができる。また、表裏シート部の側端部における溶着も、既存のヒートシーラーで難なく行うことができ、特別な製造設備を要せず製造コストが上昇するような不都合も生じない。しかも、容器本体に収納される香料若しくは香料含浸体のガスバリア性と保香性も確保することができる。
また、容器本体にフックを設けた構成により、香りテスターを陳列装置に引っ掛けて陳列することができる。この際、第1延長シートが湾曲面を形成して第2延長シートと裏シート部との間に挟持力を付与可能とした構成により、香りテスターを安定して陳列装置に係合させることが可能となる。
なお、本明細書において、特に明示しない限り、「上下」、「左右」等の位置若しくは方向を示す用語は、図1に示される香りテスター10をA方向の正面から見た状態を基準とし、A方向における手前側を「表」、奥行側を「裏」とする。但し、これらの用語は、本発明の構成を分かり易く説明するために使用されるものであり、本発明に係る香りテスターの形状等に関する構成を限定するものではない。
なお、図2中符号30は容器本体11内の放香用穴であり、この穴30は、例えば1.5mm径とされている。
そして、この状態で、閉塞シート部S3を折り曲げ線L2で山折りし、当該閉塞シート部S3の裏面に貼付される図示しない両面テープの剥離テープを剥がして閉塞シート部S3を裏シート部S2と第1延長シートS4の裏面側に接着するとともに、閉塞シート部S3の中央部を切欠部26内に位置する第2延長シートS5の先端側中央部分に接着する。
これにより、容器本体11の開口部の閉塞状態と、フック13の形状安定が図れ、フック13の形状が崩れるような不都合は生じない。
更に、容器本体11の底部に形成されるマチ形成部20は、表シート部S1と裏シート部S2の境界となる折り曲げ線L1を利用して形成されているので、マチ形成用の特別なシートを必要とすることなく、容器本体11内に空間を形成でき、指先による押圧代が確保されて放香用穴30からの放香を確実に行わせることができる。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
例えば、図6に示されるように、容器本体11の底部を形成する境界すなわち折り曲げ線L1の中央部に楕円若しくは略ラグビーボール形となるループ状の外側折り目20Aだけを形成したものであってもよい。この例では、図2に示す内側折り目を採用しないため、マチ形成部20の形状を簡易なものにすることができるとともに、外側折り目20Aを山折りするためのスジ押し加工が台紙Sの片面だけで足りるという製作上の利点を得る。
要するに発明におけるマチ形成部20は、特別なシートを用いることなく折り曲げ方を工夫することで容器本体11内に上記した空間を形成することができる限り、種々の平面形状を形成し得る折り目が設けられていれば足りる。
11 容器本体
12 香料含浸体
13 フック
20 マチ形成部
20A 外側折り目
20B 内側折り目
21 陳列装置
22 プライスレール
26 切欠部
30 放香用穴
S 基材シート(台紙)
S1 表シート部
S2 裏シート部
S3 閉塞シート部
S4 第1延長シート
S5 第2延長シート
S6 延長シート
L1、L2、L3、L4 折り曲げ線
Claims (6)
- 内部に香料を収納可能な袋状の容器本体を備えた香りテスターを形成するための台紙であって、
一方の面が溶着可能な処理面とされた一枚の基材シートにより形成され、
前記処理面を重ねるように前記基材シートを二枚厚に折り曲げて両側部を溶着することで容器本体を形成する表シート部及び裏シート部と、
前記表シート部の自由端に連なって前記容器本体の開口部側を閉塞する閉塞シート部と、を備え、
前記裏シート部の自由端に延長シートが連設され、当該延長シートは、前記表裏シート部の側端よりも内側に側端が位置する幅となる第1延長シートと、この第1延長シートに連なるとともに当該第1延長シートよりも長さの短い第2延長シートとを含み、
前記第1延長シートと裏シートとの間に第2延長シートの先端側を挟み込むよう第1延長シート及び第2延長シートを折り曲げることで、前記第1延長シートが湾曲して所定の陳列装置に係合可能なフックを形成することを特徴とする香りテスター用台紙。 - 前記表裏シート部の境界に設けられて前記容器本体の内部に空間を形成可能なマチ形成部を備え、
前記マチ形成部は、前記境界の中央部に設けられたループ状の折り目により構成されていることを特徴とする請求項1記載の香りテスター用台紙。 - 前記折り目は、ループ状の外側折り目と、この外側折り目の内側に設けられた内側折り目とにより構成されていることを特徴とする請求項2記載の香りテスター用台紙。
- 前記基材シートは普通紙にポリプロピレンフィルムを圧着することで前記処理面を形成したものであることを特徴とする請求項1、2又は3の何れかに記載の香りテスター用台紙。
- 一枚の基材シートの一方の面が溶着可能な処理面とされた表シート部及び裏シート部の前記処理面を重ねるように表裏シート部を二枚厚に折り曲げて両側部が溶着された袋状の容器本体と、
前記容器本体に収納される香料若しくは香料含浸体と、
前記表シート部の自由端側に連なるとともに前記香料若しくは香料含浸体を容器本体に収納した状態で当該容器本体の開口部側を閉塞する閉塞シート部と、
前記容器本体の裏面側に所定の陳列装置に係合可能なフックとを備え、
前記フックは、前記裏シート部の自由端に連なる延長シートにより構成され、
前記延長シートは、前記表裏シート部の側端よりも内側に側端が位置する幅となる第1延長シートと、この第1延長シートに連なるとともに当該第1延長シートよりも長さの短い第2延長シートとからなり、
前記第1延長シートと裏シートとの間に第2延長シートの自由端側となる先端側を挟み込むよう第1延長シート及び第2延長シートを折り曲げることで、前記第1延長シートが湾曲して前記フックが形成されることを特徴とする香りテスター。 - 前記表裏シート部の境界に形成される容器本体の底部に設けられて当該容器本体の内部に空間を形成するマチ形成部を備え、
前記マチ形成部は、前記表裏シート部の境界の中央部に設けられた折り目により構成され、
前記折り目は、ループ状の折り目を含み、
前記折り目を折り曲げることで、前記表シート部と裏シート部の間に前記空間が形成されることを特徴とする請求項5記載の香りテスター。
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| JP2022147062A JP7751300B2 (ja) | 2022-09-15 | 2022-09-15 | 香りテスター用台紙及び香りテスター |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2022147062A JP7751300B2 (ja) | 2022-09-15 | 2022-09-15 | 香りテスター用台紙及び香りテスター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2024042384A JP2024042384A (ja) | 2024-03-28 |
| JP7751300B2 true JP7751300B2 (ja) | 2025-10-08 |
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Family Applications (1)
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| JP2022147062A Active JP7751300B2 (ja) | 2022-09-15 | 2022-09-15 | 香りテスター用台紙及び香りテスター |
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| JP (1) | JP7751300B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018523614A (ja) | 2015-08-21 | 2018-08-23 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | 直立プラスチック製保存袋 |
| WO2019004309A1 (ja) | 2017-06-30 | 2019-01-03 | プロモツール株式会社 | 香りテスター |
| JP2022015966A (ja) | 2020-07-10 | 2022-01-21 | エッセンス オブ ネイチャー株式会社 | 香りテスター用台紙、香りテスター及びその製造方法 |
-
2022
- 2022-09-15 JP JP2022147062A patent/JP7751300B2/ja active Active
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| JP2022015966A (ja) | 2020-07-10 | 2022-01-21 | エッセンス オブ ネイチャー株式会社 | 香りテスター用台紙、香りテスター及びその製造方法 |
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| JP2024042384A (ja) | 2024-03-28 |
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