JP7749640B2 - 躯体 - Google Patents

躯体

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JP7749640B2 JP2023194041A JP2023194041A JP7749640B2 JP 7749640 B2 JP7749640 B2 JP 7749640B2 JP 2023194041 A JP2023194041 A JP 2023194041A JP 2023194041 A JP2023194041 A JP 2023194041A JP 7749640 B2 JP7749640 B2 JP 7749640B2
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Description

本発明は、躯体に関する。
特許文献1は、木柱及び鉄骨梁からなるラーメン架構を開示する。鉄骨梁はH型鋼からなり、一対の支圧板が互いに対向して鉄骨梁の下フランジに設けられ、鉄骨梁の下の木柱の頭部がこれら支圧板の間に挟まれ、通しボルトがこれら支圧板及び頭部を貫通して、対のナットがこれら支圧板及び頭部を挟み込むように通しボルトの両端部に締結されている。鉄骨梁の上の木柱の脚部も同様にして鉄骨柱の上フランジに接合されている。隣の木柱も同様にして鉄骨梁に接合されている。通常、柱と梁によって囲われた領域には、壁が設けられる。
特開2023-9651号公報
ところで、柱と梁によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立することが望まれる。そこで、本発明は、柱と梁によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立できる技術を提供することを目的とする。
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図17において参照される。
請求項1に係る発明によれば、
建物の躯体(1)であって、
水平に設置される鉄骨製の天井梁(27)と、
前記天井梁(27)の下方に配置される木製の水平材(31)と、
間隔を置いて前記水平材(31)と前記天井梁(27)の間に建て込まれる第1木柱(41)及び第2木柱(46)と、
前記第1木柱(41)、前記第2木柱(46)、前記天井梁(27)及び前記水平材(31)によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)に接合される壁パネル(71)と、
前記天井梁(27)の下面に接合され、前記天井梁(27)から垂下するフランジ(63)と、
前記水平材(31)の上に固定され、第1インサートプレート(52)を有する第1継ぎ金具(50)と、
前記天井梁(27)の下面に接合され、前記天井梁(27)から垂下する第2インサートプレート(163)と、
前記水平材(31)の上に固定され、インサートバー(152)を有する第2継ぎ金具(150)と、を備え、
前記第1インサートプレート(52)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、第1スリット(42)が前記第1木柱(41)の下端から前記第1木柱(41)の軸方向に切り欠かれ、前記第1インサートプレート(52)が前記第1スリット(42)に差し込まれ、第1接合具(55)が前記第1インサートプレート(52)を貫通して前記第1木柱(41)に打ち込まれ、
前記第1木柱(41)の側面が前記フランジ(63)に当接して、前記第1木柱(41)が前記フランジ(63)に接合され、
前記インサートバー(152)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、ホゾ穴(47)が前記第2木柱(46)の下端から前記第2木柱(46)の軸方向に穿孔され、前記インサートバー(152)が前記ホゾ穴(47)に差し込まれ、第2接合具(155a又は155b)が前記インサートバー(152)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれ、
第2スリット(147)が前記第2木柱(46)の上端から前記第2木柱(46)の軸方向に切り欠かれ、前記第2インサートプレート(163)が前記第2スリット(147)に差し込まれ、第3接合具(165)が前記第2インサートプレート(163)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれている
ことを特徴とする躯体(1)が提供される。
以上のような請求項1に係る発明によれば、前記フランジ(63)が前記天井梁(27)の下面に接合され、前記フランジ(63)が前記天井梁(27)から垂下し、前記第1継ぎ金具(50)の前記第1インサートプレート(52)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、前記第1スリット(42)が前記第1木柱(41)の下端から前記第1木柱(41)の軸方向に切り欠かれているため、先に架設された前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に前記第1木柱(41)を配置する際に、前記第1木柱(41)を鉛直方向に対して斜めにして前記第1スリット(42)に前記第1インサートプレート(52)を差し込み、その後に前記第1木柱(41)の姿勢を鉛直にして、前記第1木柱(41)を前記フランジ(63)に当接させることができる。つまり、前記第1木柱(41)の長さが前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間の間隔から誤差を有しても、前記第1インサートプレート(52)、前記第1スリット(42)及び前記フランジ(63)は、前記第1木柱(41)を立てて前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に確実に仮留めできることに貢献する。前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に仮留めされた前記第1木柱(41)が前記フランジ(63)に接合されることによって、前記第1木柱(41)が前記天井梁(27)に本留めされる。前記第1接合具(55)が前記第1インサートプレート(52)を貫通して前記第1木柱(41)に打ち込まれることによって、前記第1木柱(41)が前記水平材(31)に本留めされる。従って、前記フランジ(63)、前記第1インサートプレート(52)、前記第1スリット(42)及び前記第1接合具(55)は、先に架設された天井梁(27)の下に前記第1木柱(41)を建て込むことに貢献する。前記天井梁(27)の架設後に第1木柱(41)を建て込まれるため、前記天井梁(27)の架設に係る施工性が良い上、第1木柱(41)の建て込みに係る施工性が良い。
一方、前記インサートバー(152)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、前記ホゾ穴(47)が前記第2木柱(46)の下端から前記第2木柱(46)の軸方向に穿孔され、前記インサートバー(152)が前記ホゾ穴(47)に差し込まれ、前記第2接合具(155a又は155b)が前記インサートバー(152)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれているため、前記第2木柱(46)が前記水平材(31)に強固に接合されて、前記第2木柱(46)の引き抜き強度が高い。また、前記第2スリット(147)が前記第2木柱(46)の上端から前記第2木柱(46)の軸方向に切り欠かれ、前記第2インサートプレート(163)が前記天井梁(27)から垂下し、前記第2インサートプレート(163)が前記第2スリット(147)に差し込まれ、前記第3接合具(165)が前記第2インサートプレート(163)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれているため、前記第2木柱(46)が前記水平材(31)に強固に接合されて、前記第2木柱(46)の引き抜き強度が高い。
前記壁パネル(71)が引き抜き強度の高い前記第2木柱(46)に接合され、前記壁パネル(71)が施工性の良い前記第1木柱(41)に接合されているため、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立することができる。
請求項2に係る発明によれば、
建物の躯体(1)であって、
水平に設置される鉄骨製の天井梁(27)と、
前記天井梁(27)の下方に配置される木製の水平材(31)と、
間隔を置いて前記水平材(31)と前記天井梁(27)の間に建て込まれ、前記水平材(31)に接合される第1木柱(41)及び第2木柱(46)と、
前記第1木柱(41)、前記第2木柱(46)、前記天井梁(27)及び前記水平材(31)によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)に接合される壁パネル(71)と、
前記天井梁(27)の下面に接合され、前記天井梁(27)から垂下するフランジ(63)と、
前記天井梁(27)の下面に接合され、前記天井梁(27)から垂下するインサートプレート(163)と、を備え、
前記第1木柱(41)の側面が前記フランジ(63)に当接して、前記第1木柱(41)が前記フランジ(63)に接合され、
スリット(147)が前記第2木柱(46)の上端から前記第2木柱(46)の軸方向に切り欠かれ、前記インサートプレート(163)が前記スリット(147)に差し込まれ、接合具(165)が前記インサートプレートを貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれている
ことを特徴とする躯体(1)が提供される。
以上のような請求項2に係る発明によれば、前記フランジ(63)が前記天井梁(27)の下面に接合され、前記フランジ(63)が前記天井梁(27)から垂下いるため、先に架設された前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に前記第1木柱(41)を配置する際に、前記第1木柱(41)を鉛直方向に対して斜めにして、その後に前記第1木柱(41)の姿勢を鉛直にして、前記第1木柱(41)を前記フランジ(63)に当接させることができる。つまり、前記第1木柱(41)の長さが前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間の間隔から誤差を有しても、前記フランジ(63)は、前記第1木柱(41)を立てて前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に確実に仮留めできることに貢献する。前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に仮留めされた前記第1木柱(41)が前記フランジ(63)に接合されることによって、前記第1木柱(41)が前記天井梁(27)に本留めされる。従って、前記フランジ(63)は、先に架設された天井梁(27)の下に前記第1木柱(41)を建て込むことに貢献する。前記天井梁(27)の架設後に第1木柱(41)を建て込まれるため、前記天井梁(27)の架設に係る施工性が良い上、第1木柱(41)の建て込みに係る施工性が良い。
一方、前記スリット(147)が前記第2木柱(46)の上端から前記第2木柱(46)の軸方向に切り欠かれ、前記インサートプレート(163)が前記天井梁(27)から垂下し、前記インサートプレート(163)が前記スリット(147)に差し込まれ、前記接合具(165)が前記インサートプレート(163)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれているため、前記第2木柱(46)が前記水平材(31)に強固に接合されて、前記第2木柱(46)の引き抜き強度が高い。
前記壁パネル(71)が引き抜き強度の高い前記第2木柱(46)に接合され、前記壁パネル(71)が施工性の良い前記第1木柱(41)に接合されているため、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立することができる。
請求項3に係る発明によれば、
建物の躯体であって、
水平に設置される鉄骨製の天井梁(27)と、
前記天井梁(27)の下方に配置される木製の水平材(31)と、
間隔を置いて前記水平材(31)と前記天井梁(27)の間に建て込まれ、前記天井梁(27)及び前記水平材(31)にそれぞれ接合される第1木柱(41)及び第2木柱(46)と、
前記第1木柱(41)、前記第2木柱(46)、前記天井梁(27)及び前記水平材(31)によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)に接合される壁パネル(71)と、
前記天井梁(27)の下面に接合され、前記天井梁(27)から垂下するフランジ(63)と、
前記水平材(31)の上に固定され、インサートバー(152)を有する継ぎ金具と、を備え、
前記第1木柱(41)の側面が前記フランジ(63)に当接して、前記第1木柱(41)が前記フランジ(63)に接合され、
前記インサートバー(152)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、ホゾ穴(47)が前記第2木柱(46)の下端から前記第2木柱(46)の軸方向に穿孔され、前記インサートバー(152)が前記ホゾ穴(47)に差し込まれ、接合具が前記インサートバー(152)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれている
ことを特徴とする躯体が提供される。
以上のような請求項3に係る発明によれば、前記フランジ(63)が前記天井梁(27)の下面に接合され、前記フランジ(63)が前記天井梁(27)から垂下するため、先に架設された前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に前記第1木柱(41)を配置する際に、前記第1木柱(41)を鉛直方向に対して斜めにして、その後に前記第1木柱(41)の姿勢を鉛直にして、前記第1木柱(41)を前記フランジ(63)に当接させることができる。つまり、前記第1木柱(41)の長さが前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間の間隔から誤差を有しても、前記フランジ(63)は、前記第1木柱(41)を立てて前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に確実に仮留めできることに貢献する。前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に仮留めされた前記第1木柱(41)が前記フランジ(63)に接合されることによって、前記第1木柱(41)が前記天井梁(27)に本留めされる。従って、前記フランジ(63)は、先に架設された天井梁(27)の下に前記第1木柱(41)を建て込むことに貢献する。前記天井梁(27)の架設後に第1木柱(41)を建て込まれるため、前記天井梁(27)の架設に係る施工性が良い上、第1木柱(41)の建て込みに係る施工性が良い。
一方、前記インサートバー(152)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、前記ホゾ穴(47)が前記第2木柱(46)の下端から前記第2木柱(46)の軸方向に穿孔され、前記インサートバー(152)が前記ホゾ穴(47)に差し込まれ、前記接合具(155a又は155b)が前記インサートバー(152)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれているため、前記第2木柱(46)が前記水平材(31)に強固に接合されて、前記第2木柱(46)の引き抜き強度が高い。
前記壁パネル(71)が引き抜き強度の高い前記第2木柱(46)に接合され、前記壁パネル(71)が施工性の良い前記第1木柱(41)に接合されているため、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立することができる。
請求項4に係る発明によれば、
建物の躯体であって、
水平に設置される鉄骨製の天井梁(27)と、
前記天井梁(27)の下方に配置される木製の水平材(31)と、
間隔を置いて前記水平材(31)と前記天井梁(27)の間に建て込まれ、前記水平材(31)及び前記天井梁(27)にそれぞれ接合される第1木柱(41)及び第2木柱(46)と、
前記第1木柱(41)、前記第2木柱(46)、前記天井梁(27)及び前記水平材(31)によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)に接合される壁パネル(71)と、
前記水平材(31)の上に固定され、第1インサートプレート(52)を有する継ぎ金具(50)と、
前記天井梁(27)の下面に接合され、前記天井梁(27)から垂下する第2インサートプレート(163)と、を備え、
前記第1インサートプレート(52)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、第1スリット(42)が前記第1木柱(41)の下端から前記第1木柱(41)の軸方向に切り欠かれ、前記第1インサートプレート(52)が前記第1スリット(42)に差し込まれ、第1接合具(55)が前記第1インサートプレート(52)を貫通して前記第1木柱(41)に打ち込まれ、
第2スリット(147)が前記第2木柱(46)の上端から前記第2木柱(46)の軸方向に切り欠かれ、前記第2インサートプレート(163)が前記第2スリット(147)に差し込まれ、第2接合具(165)が前記第2インサートプレート(163)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれている
ことを特徴とする躯体が提供される。
以上のような請求項4に係る発明によれば、前記継ぎ金具(50)の前記第1インサートプレート(52)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、前記第1スリット(42)が前記第1木柱(41)の下端から前記第1木柱(41)の軸方向に切り欠かれているため、先に架設された前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に前記第1木柱(41)を配置する際に、前記第1木柱(41)を鉛直方向に対して斜めにして前記第1スリット(42)に前記第1インサートプレート(52)を差し込み、その後に前記第1木柱(41)の姿勢を鉛直にすることができる。つまり、前記第1木柱(41)の長さが前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間の間隔から誤差を有しても、前記第1インサートプレート(52)及び前記第1スリット(42)は、前記第1木柱(41)を立てて前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に確実に仮留めできることに貢献する。前記第1接合具(55)が前記第1インサートプレート(52)を貫通して前記第1木柱(41)に打ち込まれることによって、前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に仮留めされた前記第1木柱(41)が前記水平材(31)に本留めされる。従って、前記第1インサートプレート(52)、前記第1スリット(42)及び前記第1接合具(55)は、先に架設された天井梁(27)の下に前記第1木柱(41)を建て込むことに貢献する。前記天井梁(27)の架設後に第1木柱(41)を建て込まれるため、前記天井梁(27)の架設に係る施工性が良い上、第1木柱(41)の建て込みに係る施工性が良い。
一方、前記第2スリット(147)が前記第2木柱(46)の上端から前記第2木柱(46)の軸方向に切り欠かれ、前記第2インサートプレート(163)が前記天井梁(27)から垂下し、前記第2インサートプレート(163)が前記第2スリット(147)に差し込まれ、前記第2接合具(165)が前記第2インサートプレート(163)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれているため、前記第2木柱(46)が前記水平材(31)に強固に接合されて、前記第2木柱(46)の引き抜き強度が高い。
前記壁パネル(71)が引き抜き強度の高い前記第2木柱(46)に接合され、前記壁パネル(71)が施工性の良い前記第1木柱(41)に接合されているため、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立することができる。
請求項5に係る発明によれば、
建物の躯体であって、
水平に設置される鉄骨製の天井梁(27)と、
前記天井梁(27)の下方に配置される木製の水平材(31)と、
間隔を置いて前記水平材(31)と前記天井梁(27)の間に建て込まれ、前記天井梁(27)に接合される第1木柱(41)及び第2木柱(46)と、
前記第1木柱(41)、前記第2木柱(46)、前記天井梁(27)及び前記水平材(31)によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)に接合される壁パネル(71)と、
前記水平材(31)の上に固定され、インサートプレートを有する第1継ぎ金具(50)と、
前記水平材(31)の上に固定され、インサートバー(152)を有する第2継ぎ金具(150)と、を備え、
前記インサートプレートが前記水平材(31)の上面に対して立てられ、スリットが前記第1木柱(41)の下端から前記第1木柱(41)の軸方向に切り欠かれ、前記インサートプレートが前記スリットに差し込まれ、第1接合具が前記インサートプレートを貫通して前記第1木柱(41)に打ち込まれ、
前記インサートバー(152)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、ホゾ穴(47)が前記第2木柱(46)の下端から前記第2木柱(46)の軸方向に穿孔され、前記インサートバー(152)が前記ホゾ穴(47)に差し込まれ、第2接合具(155a又は155b)が前記インサートバー(152)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれている
ことを特徴とする躯体が提供される。
以上のような請求項5に係る発明によれば、前記第1継ぎ金具(50)の前記第1インサートプレート(52)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、前記第1スリット(42)が前記第1木柱(41)の下端から前記第1木柱(41)の軸方向に切り欠かれているため、先に架設された前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に前記第1木柱(41)を配置する際に、前記第1木柱(41)を鉛直方向に対して斜めにして前記第1スリット(42)に前記第1インサートプレート(52)を差し込み、その後に前記第1木柱(41)の姿勢を鉛直にすることができる。つまり、前記第1木柱(41)の長さが前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間の間隔から誤差を有しても、前記第1インサートプレート(52)は、前記第1木柱(41)を立てて前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に確実に仮留めできることに貢献する。前記第1接合具(55)が前記第1インサートプレート(52)を貫通して前記第1木柱(41)に打ち込まれることによって、前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間に仮留めされた前記第1木柱(41)が前記水平材(31)に本留めされる。従って、前記第1インサートプレート(52)、前記第1スリット(42)及び前記第1接合具(55)は、先に架設された天井梁(27)の下に前記第1木柱(41)を建て込むことに貢献する。前記天井梁(27)の架設後に第1木柱(41)を建て込まれるため、前記天井梁(27)の架設に係る施工性が良い上、第1木柱(41)の建て込みに係る施工性が良い。
一方、前記インサートバー(152)が前記水平材(31)の上面に対して立てられ、前記ホゾ穴(47)が前記第2木柱(46)の下端から前記第2木柱(46)の軸方向に穿孔され、前記インサートバー(152)が前記ホゾ穴(47)に差し込まれ、前記第2接合具(155a又は155b)が前記インサートバー(152)を貫通して前記第2木柱(46)に打ち込まれているため、前記第2木柱(46)が前記水平材(31)に強固に接合されて、前記第2木柱(46)の引き抜き強度が高い。
前記壁パネル(71)が引き抜き強度の高い前記第2木柱(46)に接合され、前記壁パネル(71)が施工性の良い前記第1木柱(41)に接合されているため、前記天井梁(27)、前記水平材(31)、前記第1木柱(41)及び前記第2木柱(46)によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立することができる。
請求項6に係る発明によれば、
請求項1、2又は3に記載の躯体であって、
前記壁パネル(71)の上部が前記フランジ(63)に当接して、前記壁パネル(71)の上部が前記フランジ(63)に接合されることによって前記壁パネル(71)が前記フランジ(63)を介して前記天井梁(27)に接合される
ことを特徴とする躯体が提供される。
以上のような請求項6に係る発明によれば、前記壁パネル(71)の高さが前記天井梁(27)と前記水平材(31)の間の間隔から誤差を有しても、前記壁パネル(71)を前記天井梁(27)及び前記水平材(31)に接合することができる。
本発明によれば、天井梁、水平材、第1木柱及び第2木柱によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立することができる。
図1は、第1実施形態の躯体の1階部分を示した図である。 図2は、第1木柱と水平材の接合構造の分解斜視図である。 図3は、第1木柱と水平材の接合構造の分解斜視図である。 図4は、第1木柱と天井梁の接合構造の分解斜視図である。 図5は、第2木柱と水平材の接合構造の分解斜視図である。 図6は、第2木柱と天井梁の接合構造の分解斜視図である。 図7は、図1に示すVII-VIIの面の断面図である。 図8は、図1に示すVIII-VIIIの面の断面図である。 図9は、継ぎ金具の設置工程の説明図である。 図10は、天井梁の架設工程の説明図である。 図11は、アングルの設置工程の説明図である。 図12は、第1木柱の建て込み工程の説明図である。 図13は、第2木柱の建て込み工程の説明図である。 図14は、第2実施形態の躯体の1階部分を示した図である。 図15は、天井梁の架設と並行して2本の木柱を建て込む工程の説明図である。 図16は、天井梁の架設の前に2本の木柱を建て込む工程の説明図である。 図17は、天井梁の架設の前に1本の木柱を建て込み、天井梁の架設と並行してもう1本の木柱を建て込む工程の説明図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。実施形態の特徴及び技術的な効果は、以下の詳細な説明及び図面から理解される。ただし、本発明の範囲は、以下に開示された実施形態に限定されない。図面は例示のみのために提供されるため、本発明の範囲は図面の例示に限定されない。
<第1の実施形態>
1. 躯体
図1は、3階建ての建物の躯体1の1階部分を示した図である。建物の躯体1の1階部分は鉄骨造と木造を組み合わせたハイブリッド構造である。躯体1の2階及び3階の部分は木造である。
躯体1は、基礎10、鉄骨柱21,23、床梁25、天井梁27、土台31、第1木柱41、第2木柱46、第1継ぎ金具50、第2継ぎ金具150、フランジ63及び壁70,80,90を1階部分に備える。壁70,80,90は建物の外壁と内壁のどちらであってもよい。
基礎10は地盤上に構築されている。基礎10はベタ基礎と布基礎のどちらであってもよい。基礎10は、鉄骨柱21,23をそれぞれ支持するフーチング11,13を有する。フーチング11,12は基礎10に一体に設けられている。フーチング11,13は互いに離間している。
鉄骨柱21,23は角形鋼管からなる。鉄骨柱21,23はフーチング11,13にそれぞれ立てられた状態に設けられている。鉄骨柱21の脚部がフーチング11に埋め込まれた状態でフーチング11に固定され、鉄骨柱21がフーチング11から鉛直上方へ延びている。鉄骨柱23の脚部がフーチング13に埋め込まれた状態でフーチング13に固定され、鉄骨柱23がフーチング13から鉛直上方へ延びている。
床梁25はH型鋼からなる。床梁25の両端が鉄骨柱21,23にそれぞれ固定され、床梁25が鉄骨柱21と鉄骨柱23の間に水平に架設されている。床梁25は基礎10の上に載って基礎10に固定されている。
天井梁27はH型鋼からなる。天井梁27は床梁25の上方において水平に配置されている。床梁25の両端が鉄骨柱21,23にそれぞれ固定され、床梁25が鉄骨柱21と鉄骨柱23の間に水平に架設されている。
躯体1は図1に示された鉄骨柱21,23、床梁25及び天井梁27以外にも鉄骨柱、床梁及び天井梁を1階部分に備え、これら鉄骨柱、床梁及び天井梁が鉄骨軸組工法により軸組されることによってラーメン架構が構築されている。鉄骨柱21,23、床梁25及び天井梁27はこのラーメン架構の一部である。床小梁が床梁の間に架設されてもよい。天井小梁が天井梁の間に架設されてもよい。小梁とは、大梁の間に架設されて、床の荷重を大梁に伝達する梁をいう。大梁とは、柱の間に架設される梁をいう。床梁25及び天井梁27は大梁である。
土台31は木製の角材である。土台31は無垢材又は集成材である。土台31は、床梁25の上に載って、締結具によって床梁25に固定されている。土台31は、床梁25に沿って水平に設けられた水平材である。土台31の両端は鉄骨柱21,23にそれぞれ固定されてもよいし、鉄骨柱21,23に固定されていなくてもよい。なお、床梁25が設けられず、土台31が基礎10の上に載って基礎10に固定されてもよい。
木柱41,46は木製の角材である。木柱41,46は無垢材又は集成材である。木柱41,46は、鉄骨柱21,23の間において、土台31の上に立てられた状態に設けられている。順に鉄骨柱21、木柱41、木柱46及び鉄骨柱23が間隔を置いて配列されている。
木柱41が土台31に固定されている。図1及び図2を参照して、木柱41と土台31の接合構造について説明する。図2は、木柱41と土台31の接合構造の分解斜視図である。図2は、図1に示す領域IIの分解斜視図である。図1及び図2に示すように、継ぎ金具50がボルト又はビス等によって土台31の上に固定され、木柱41が接合具55によって継ぎ金具50に固定されている。
継ぎ金具50はベースプレート51及びインサートプレート52を有する。インサートプレート52がベースプレート51に対してほぼ垂直に設けられ、インサートプレート52とベースプレート51が一体化されている。ベースプレート51は、土台31の上に伏せられて、ビス又はボルトなどのような留め具によって土台31の上に固定されている。インサートプレート52は土台31の上面に対して立てられている。インサートプレート52は、そのインサートプレート52を貫通した複数の貫通孔53を有する。
一方、木柱41においては、スリット42が木柱41の下端から木柱41の軸方向に切り欠かれており、スリット42が木柱41の下端及び2つの対向側面において開口している。複数の挿入孔43が木柱41の他の側面からスリット42を越えて反対側の側面まで、前記2つの対向側面に対して平行な方向に貫通している。スリット42が木柱41の側面において開口していることは、木柱41を横方向に移動させながらインサートプレート52をスリット42に差し込めることに貢献する。
木柱41の下端が土台31の上のベースプレート51に向けられて、インサートプレート52がスリット42に差し込まれている。インサートプレート52の貫通孔53が挿入孔43と同軸となっている。接合具55が、木柱41から木柱41に打ち込まれて、インサートプレート52を貫通している。具体的には、接合具55が木柱41の挿入孔43及びインサートプレート52の貫通孔53に差し込まれて嵌まっている。接合具55は、木柱41をインサートプレート52に留めることに貢献する。接合具55は金属製、例えば鋼製である。接合具55は木製であってもよい。接合具55は例えば寸切りボルト、ダボ、ダボねじ、ピン又はドリフトピンである。接合具55の全体が挿入孔43及び貫通孔53に収まり、接合具55が挿入孔43から突き出ていなくてもよい。
図2に示す例では、インサートプレート52が土台31の軸方向(長手方向)に対して平行であり、スリット42の幅方向が土台31の軸方向に対して垂直である。それに対して、図3に示す例のように、インサートプレート52が土台31の軸方向に対して垂直であり、スリット42の幅方向が土台31の軸方向に対して平行であってもよい。
図1に示すように、木柱41が天井梁27に固定されている。図1及び図4を参照して、木柱41と天井梁27の接合構造について説明する。図4は、木柱41と天井梁の接合構造の分解図である。図4は、図1に示す領域VIの分解斜視図である。図1及び図4に示すように、天井梁27の軸方向に対して平行なフランジ63が天井梁27の下面から垂下するとともに天井梁27の下面に固定され、木柱41がフランジ63に当てられてフランジ63に固定されている。
フランジ63は、鋼製のアングル60の二つのウェブ61,62のうち一方のウェブ62によって構成されている。具体的には、アングル60の軸方向(長手方向)が天井梁27の軸方向に対して平行であり、アングル60の他方のウェブ61が天井梁27の下面に面接触してその下面に溶接され、或いは高力ボルト接合などによって固定され、アングル60の一方のウェブ62が天井梁27の下面から鉛直に垂下し、その他方のウェブ62がフランジ63に相当する。
木柱41の側面がフランジ63に当てられて、木柱41がビスなど留め具65によってフランジ63に固定されている。木柱41の上端が天井梁27の下面から離間していてもよいし、その下面に当接していてもよい。
図1に示すように、木柱46が土台31に固定されている。図1及び図5を参照して、木柱46と土台31の接合構造について説明する。図5は、木柱46と土台31の接合構造の分解斜視図である。図5は、図1に示す領域Vの分解斜視図である。図1及び図5に示すように、継ぎ金具150がボルト又はビス等によって土台31の上に固定され、木柱46が接合具155a,155bによって継ぎ金具150に固定されている。
継ぎ金具150はベースプレート151及びインサートバー152を備える。ベースプレート151及びインサートバー152は金属製、例えば鋼製である。ベースプレート151は、板状に設けられた台座である。ベースプレート151は継ぎ金具50のベースプレート51よりも厚く、ベースプレート151の剛性がベースプレート51の剛性よりも高い。インサートバー152は、円形の棒状に設けられたホゾである。インサートバー152は、中空を有するよう管状に設けられてもよいし、中空の無いソリッド状であってもよい。インサートバー152は、ベースプレート151の中央に立てられた状態に設けられている。インサートバー152とベースプレート151が一体化されている。インサートバー152の直径は継ぎ金具50のインサートプレート52の厚さよりも大きく、インサートバー152の剛性がインサートプレート52の剛性よりも高く、インサートバー152の曲げ耐性がインサートプレート52の曲げ耐性よりも高い。インサートバー152は、複数の貫通孔153a及び1つの貫通孔153bを有する。貫通孔153aがインサートバー152の軸方向に対して直交するようインサートバー152に形成されている。貫通孔153bがインサートバー152の軸方向に対して直交するようインサートバー152に形成されている。複数の貫通孔153bがインサートバー152に形成されていてもよい。貫通孔153aの貫通方向が貫通孔153bの貫通方向に対して垂直である。貫通孔153aと貫通孔153bがインサートバー152の軸方向に交互に並んでいる。
ベースプレート151は、土台31の上に伏せられて、ビス又はボルトなどのような留め具によって土台31の上に固定されている。インサートバー152は土台31の上面に対して立てられている。
一方、木柱46においては、ホゾ穴47が木柱46の下端から木柱46の内部へ木柱46の軸方向に穿孔されており、ホゾ穴47が木柱46の下端において開口している。複数の挿入孔48aが木柱46の側面からホゾ穴47を越えて反対側の側面まで貫通し、挿入孔48aが木柱46の軸方向に対して直交する。1つの挿入孔48bが木柱46の他の側面からホゾ穴47を越えて反対側の側面まで貫通し、挿入孔48bが木柱46の軸方向に対して直交する。複数の挿入孔48bが木柱46に形成されていてもよい。挿入孔48aの貫通方向が挿入孔48bの貫通方向に対して垂直である。挿入孔48aと挿入孔48bが木柱46の軸方向に交互に並んでいる。
木柱46の下端が土台31の上のベースプレート151に向けられて、インサートバー152がホゾ穴47に差し込まれている。インサートバー152の貫通孔153aが挿入孔48aと同軸となっており、インサートバー152の貫通孔153bが挿入孔48bと同軸となっている。接合具155a,155bが木柱46の側面から木柱46に打ち込まれて、インサートバー152を貫通している。具体的には、接合具155aが木柱46の挿入孔48a及びインサートバー152の貫通孔153aに差し込まれて嵌まり、接合具155bが木柱46の挿入孔48b及びインサートバー152の貫通孔153bに差し込まれて嵌まっている。接合具155a,155aは、木柱46をインサートバー152に留めることに貢献する。接合具155a,155bは例えば寸切りボルト、ダボ、ダボねじ、ピン又はドリフトピンである。接合具155aの全体が挿入孔48a及び貫通孔153aに収まり、接合具155aが挿入孔48aから突き出ていなくてもよい。接合具155bの全体が挿入孔48b及び貫通孔153bに収まり、接合具155bが挿入孔48bから突き出ていなくてもよい。
図1に示すように、木柱46が天井梁27に固定されている。図1及び図6を参照して、木柱46と天井梁27の接合構造について説明する。図6は、木柱46と天井梁27の接合構造の分解斜視図である。図6は、図1に示す領域VIの分解斜視図である。図1及び図5に示すように、継ぎ金具150がボルト又はビス等によって土台31の上に固定され、木柱46が接合具155a,155bによって継ぎ金具150に固定されている。
図1及び図6に示すように、鋼板からなるインサートプレート163が、天井梁27の軸方向に対して垂直な姿勢となって、天井梁27の下面に溶接などにより固定されている。インサートプレート163は、天井梁27の下面から垂下している。インサートプレート163の厚さはフランジ63の厚さよりも大きく、インサートプレート163の剛性がフランジ63の剛性よりも高く、インサートプレート163の曲げ耐性がフランジ63の曲げ耐性よりも高い。インサートプレート163は、そのインサートプレート163を貫通した複数の貫通孔164を有する。
一方、木柱46においては、スリット147が木柱46の上端及び対向側面から木柱46の内部へ切り欠かれており、スリット147が木柱46の上端及び2つの対向側面において開口している。複数の挿入孔148が木柱46の他の側面からスリット147を越えて反対側の側面まで、前記2つの対向側面に対して平行な方向に貫通している。木柱46の上端が天井梁27の下面に向けられて、インサートプレート163がスリット147に差し込まれている。インサートプレート163の貫通孔164が挿入孔148と同軸となっている。接合具165が、木柱46の側面から木柱46に打ち込まれて、インサートプレート163を貫通している。具体的には、接合具165が木柱46の挿入孔148及びインサートプレート163の貫通孔164に差し込まれて嵌まっている。接合具165は、木柱46をインサートプレート163に留めることに貢献する。接合具165は金属製、例えば鋼製である。接合具165は木製であってもよい。接合具165は例えばドリフトピン、寸切りボルト、ダボ、ダボねじ又はピンである。接合具165の全体が挿入孔148及び貫通孔164に収まり、接合具165が挿入孔148から突き出ていなくてもよい。
図1、図7及び図8に示すように、壁70は木柱41と木柱46の間に設けられている。壁70の両側が木柱41,46にそれぞれ接合されている。壁70の上部がフランジ63に当てられ、壁70の上部がビスなどによってフランジ63に固定されている。壁70の下部が土台31に接合されている。
壁70は木製である。壁70は木製の壁パネル71及び木製の側材72,73を有する。
壁パネル71は、上下一対の木製の横框材及び左右一対の木製の縦框材を矩形枠状に組み立てて成る矩形枠体と、枠体の前面及び後面に張り付けられた木製の面材と、を有する。必要に応じて、壁パネル71が、矩形枠体の内側において矩形枠体に組み付けられた1又は複数の木製の桟材を有してもよい。壁パネル71が外壁を構成する場合、壁パネル71は、面材の間に充填されたグラスウール、ロックウール及び発泡樹脂などのような断熱材を有してもよい。
側材72,73は角材である。側材72が接着剤又はビスなどによって壁パネル71の側面に接合され、側材72が接着剤又はビスなどによって壁パネル71の側面に接合されている。
一方、側材44が接着剤又はビスなどによって木柱41の側面に接合されている。側材44と側材72が壁厚方向(梁25,27の幅方向)に重ねられて、これら側材44,72が接着剤又はビスなどによって互いに接合される。これにより壁70の片方の側が木柱41に接合される。側材44,72は木柱41と壁パネル71の間に収まる。
木柱46についても同様に、側材49が接着剤又はビスなどによって木柱46の側面に接合されている。側材49と側材73が壁厚方向に重ねられて、これら側材49,73が接着剤又はビスなどによって互いに接合される。これにより壁70のもう片方の側が木柱46に接合される。側材49,73は木柱46と壁パネル71の間に収まる。
図1に示すように、壁80は鉄骨柱21と木柱41の間に設けられている。壁80の両側が鉄骨柱21及び木柱41にそれぞれ接合されている。壁80の上部がフランジ63に当てられ、壁80の上部がビスなどによってフランジ63に固定されている。壁80の下部が土台31に接合されている。壁70,80,90のうち少なくとも1つに開口部が形成され、建具がその開口部に設置されていてもよい。
壁90は木柱46と鉄骨柱23の間に設けられている。壁90の両側が木柱46及び鉄骨柱23にそれぞれ接合されている。壁90の上部がフランジ63に当てられ、壁90の上部がビスなどによってフランジ63に固定されている。壁90の下部が土台31に接合されている。
2. 躯体の構築方法
躯体1の構築方法について説明する。
(1) 鉄骨柱の建て込みと基礎及びフーチングの構築
まず、鉄骨柱21,23を建て込み、鉄骨柱21,23の下端部の周囲にフーチング11,13の鉄筋を配筋し、基礎10の鉄筋も配筋する。図1に示された鉄骨柱21,23以外の鉄骨柱も建て込み、それらの鉄骨柱の下端部の周囲にフーチングの鉄筋を配筋する。更に、型枠も組む。次に、型枠の内側にコンクリートを打設して、そのコンクリートの養生後に型枠を解体する。以上により、基礎10、フーチング11,13及び他のフーチング(これら他のフーチングは、鉄骨柱21,23以外の鉄骨柱を支持するものである。)を構築する。
(2) 床梁の架設
次に、床梁25をクレーン等によって吊り上げて、床梁25を基礎10の上に載せる。床梁25の両端を鉄骨柱21,23にそれぞれ固定して、床梁25を鉄骨柱21と鉄骨柱23の間に水平に架設する。床梁25を基礎10に固定する。同様に、他の床梁も鉄骨柱間に架設する。床梁の間に床小梁を架設してもよい。
(3) 土台の設置
次に、土台31を床梁25と平行にして、土台31を床梁25の上に載せる。土台31を締結具によって床梁25に固定する。
(4) 継ぎ金具の設置
次に、図9に示すように、継ぎ金具50,150を土台31の上に固定する。具体的には、継ぎ金具50,150のベースプレート51,151を土台31の上に伏せ置いて、継ぎ金具50,150のインサートプレート52及びインサートバー152を土台31の上面に対して立てて、ベースプレート51,151を土台31に固定する。なお、土台31への継ぎ金具50,150の取り付けタイミングは、後述の木柱41,46の建て込み前であれば、いつでもよい。
(5) 木柱と天井梁の接合
インサートプレート163を天井梁27の軸方向に対して垂直にして、インサートプレート163を天井梁27の下面から垂下させるようインサートプレート163を天井梁27の下面に溶接する。なお、施工現場への天井梁27の搬入前に、工場などにおいてインサートプレート163を天井梁27に予め溶接してもよい。
天井梁27の架設前に、施工現場又は工場においてインサートプレート163を木柱46のスリット147を差し込む。接合具165を木柱46の挿入孔148及びインサートプレート163の貫通孔164に差し込むことによって、木柱46と天井梁27の間にインサートプレート163を介して木柱46を天井梁27に接合する。
(6) 天井梁の架設
次に、図10に示すように、天井梁27をクレーン等によって吊り上げて、天井梁27を鉄骨柱21と鉄骨柱23の間に配置する。この際、インサートバー152を木柱46のホゾ穴47を差し込む。
天井梁27の両端を鉄骨柱21,23にそれぞれ固定して、天井梁27を鉄骨柱21と鉄骨柱23の間に水平に架設する。同様に、他の天井梁も鉄骨柱間に架設する。天井梁の間に天井小梁を架設してもよい。なお、土台31の設置前に天井梁27を架設してもよい。
(7) 木柱の接合
次に、接合具155aを木柱46の挿入孔48a及びインサートバー152の貫通孔153aに差し込み、接合具155bを木柱46の挿入孔48b及びインサートバー152の貫通孔153aに差し込む。これにより、木柱46を継ぎ金具150を介して土台31に接合する。
(8) アングルの設置
次に、図11に示すように、アングル60のウェブ61を天井梁27の下面に当てて、アングル60のウェブ62を天井梁27の下面から垂下させる。ウェブ61を溶接又は高力ボルトなどによって天井梁27に接合する。アングル60のウェブ62がフランジ63に相当する。なお、天井梁27の架設前にアングル60を天井梁27に接合してもよい。天井梁27の搬入前に、工場などにおいてアングル60を天井梁27に予め接合してもよい。
(9) 木柱の建て込み
次に、木柱41を土台31と天井梁27の間に建て込む。
具体的には、まず、木柱41のスリット42に継ぎ金具50のインサートプレート52を差し込む。この際、スリット42とインサートプレート52が相対的に面内方向(面内方向とは、インサートプレート52に対して平行な方向をいう。)に可動であるため、木柱41を鉛直方向に対して斜めにしても、木柱41のスリット42に継ぎ金具50のインサートプレート52を差し込むことができる。また、スリット42が木柱41の下端のみならず側面においても開口するため、木柱41を鉛直方向に対して斜めにしても、木柱41のスリット42に継ぎ金具50のインサートプレート52を差し込むことができる。
次に、木柱41の姿勢を調整して、木柱41を土台31の上に鉛直に立てる。木柱41を土台31の上に立てる際に、木柱41の上部をフランジ63に当てる。
次に、接合具55を木柱41の挿入孔43及びインサートプレート52の貫通孔53に差し込むことによって、木柱41を継ぎ金具50を介して土台31に固定する。
次に、木柱41の上部をビスなど留め具65によってフランジ63に固定する。
(10) 壁の設置
次に、木柱41,46、床梁25及び天井梁27によって囲われた領域に壁70を設置する。具体的には、壁パネル71をクレーンなどによって吊り上げ、木柱41,46、床梁25及び天井梁27によって囲われた領域に壁パネル71を嵌め込む。この際、壁70の側材72を木柱41の側材44に壁厚方向(梁25,27の幅方向)に重ね、壁70の側材72を木柱46の側材49に壁厚方向に重ね、壁70の上部をフランジ63に当てる。木柱41の側材44を壁70の側材72に接着剤又はビスなどによって接合し、木柱46の側材49を壁70の側材73に接着剤又はビスなどによって接合し、壁70の上部をビスなどによってフランジ63に接合し、壁70の下部を土台31に接合する。
次に、鉄骨柱21、木柱41、床梁25及び天井梁27によって囲われた領域に壁80を設置する(図1参照)。更に、鉄骨柱23、木柱46、床梁25及び天井梁27によって囲われた領域に壁80を設置する(図1参照)。
ラーメン架構の他の開口部にも木柱及び壁を設置し、1階部分の床を敷設し、1階部分の天井を張る。また、躯体1の2階部分及び3階部分を例えば在来軸組工法、木質パネル接着工法又は木造枠組壁工法などのような木造工法により構築する。
3. 躯体の構築方法の変形例
上記の構築方法では、天井梁27の架設前に木柱46を天井梁27に接合した後、天井梁27を架設し、その後に木柱46を土台31に接合する。それに対して、図13に示すように天井梁27の架設前に木柱46を接合具155a,155b及びインサートバー152により土台31に接合してもよい。木柱46の土台31への接合後、天井梁27を鉄骨柱21,23の間に架設し、その後に木柱46をインサートプレート163及び接合具165により天井梁27に接合する。
4. 技術的に有利な効果
(1) 木柱41の長さが天井梁27と土台31の間の間隔から誤差を有することにより木柱41の上端が天井梁27の下面に安定的に当接しなくても、フランジ63が天井梁27の下面に接合され、フランジ63が天井梁27から垂下し、且つ、木柱41の側面がフランジ63に当接してフランジ63に接合されているため、木柱41が先に架設された天井梁27に確実に固定される。そのため、躯体1及びその構築方法は、先に架設された天井梁27の下に木柱41を後に建て込むのに適している。木柱41と天井梁27の接合構造及び製造方法も、先に架設された天井梁27の下に木柱41を後に建て込むのに適している。
(2) 木柱41の建て込み前に天井梁27が架設されるため、天井梁27の架設後に木柱41が天井梁27と土台31の間に確実に配置されるためには、木柱41の長さが天井梁27と土台31の間の間隔よりも若干短くする必要がある。そうした場合でも、フランジ63が天井梁27から垂下し、且つ、木柱41の側面がフランジ63に当接してフランジ63に接合されているため、木柱41が先に架設された天井梁27に固定される。つまり、木柱41の上端が天井梁27の下面から若干離れていても、フランジ63が木柱41,46と天井梁27の固定に貢献する。
(3) 天井梁27へのアングル60の取付の際に、アングル60のウェブ61が天井梁27の下面に面接触して天井梁27の下面に接合されるため、アングル60のウェブ62、つまりフランジ63の姿勢が安定する。フランジ63の姿勢の安定は木柱41の姿勢の安定に寄与する。よって、先に架設された天井梁27の下に木柱41を後に建て込むに際して、木柱41の上部が安定的に天井梁27に固定される。
(4) 木柱41の建て込みの際には、スリット42とインサートプレート52が相対的に面内方向(面内方向とは、インサートプレート52に対して平行な方向をいう。)に可動であるため、木柱41を鉛直方向に対して斜めにしても、木柱41のスリット42に継ぎ金具50のインサートプレート52を差し込むことができる。また、スリット42が木柱41の下端のみならず側面においても開口するため、木柱41を鉛直方向に対して斜めにしても、木柱41のスリット42に継ぎ金具50のインサートプレート52を差し込むことができる。よって、木柱41の長さが天井梁27と土台31の間の間隔に等しくても、木柱41を天井梁27と土台31の間に容易に建て込むことができる。
(5) 木柱41の上部がフランジ63を介して天井梁27に固定されることと、木柱41の下部が継ぎ金具50を介して土台31に固定されることとが併せて採用されている。このような併用は、先に設置の天井梁27と土台31の間に木柱41を建て込むことの容易化に寄与する。
(6) 天井梁27の架設後に木柱41が建て込まれるため、天井梁27の架設に係る施工性が良い上、木柱41の建て込みに係る施工性が良い。
(7) 図10に示すように、天井梁27の架設前に木柱46が天井梁27に接合される。或いは、図13に示すように、天井梁27の架設前に木柱46が土台31の上に建て込まれる。これらのことは、木柱46の引き抜き強度の向上に貢献する。つまり、強風及び地震などのような大きな外力が木柱41,46及び壁70,80,90に与えられても、木柱46が外れにくいことから、木柱41,46及び壁70,80,90が外力に耐え得る。
継ぎ金具150のインサートバー152が柱状であり、そのインサートバー152が柱状の中空たるホゾ穴47に差し込まれ、接合具155a,155bがそれぞれ別の方向から木柱46及びインサートバー152に打ち込まれるため、木柱46と土台31の接合強度が高い。
(8) 継ぎ金具150のインサートバー152が柱状であり、そのインサートバー152が柱状の中空たるホゾ穴47に差し込まれ、接合具155a,155bがそれぞれ別の方向から木柱46及びインサートバー152に打ち込まれるため、木柱46と土台31の接合強度が高い。
(9) 木柱41の建て込みのような施工性の良さと、木柱46の建て込みのような耐力の高さとを両立することができる。壁パネル71が引き抜き強度の高い木柱46に接合され、壁パネル71が施工性の良い木柱41に接合されているため、天井梁27、水平材31及び木柱41,46によって囲われた領域への壁の構築の施工性の良さとその壁の耐久性・強度の高さを両立することができる。
(10) 天井梁27の架設後に木柱41が建て込み、その後に天井梁27、木柱41及び土台31によって囲われた領域に壁パネル71を建て込んで、壁パネル71を天井梁27、木柱41,46及び土台31に接合するため、天井梁27の架設に係る施工性、木柱41の建て込みに係る施工性と、壁パネル71の建て込みに係る施工性が良い。
(11) 建物の躯体1の1階部分が鉄骨造であり、躯体1の1階部分の耐震性が高い上、寿命が長い。そのため、建物の躯体1は、いわゆる「住み続けられるまちづくり」及び「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」といった目標の達成に貢献する。
(12) 躯体1の木柱41,46及び壁70,80,90が木製であり、躯体1の2階及び3階部分は木造である。木材の生産及び加工から排気までにかかる二酸化炭素の排出量は、鋼材の生産及び加工から排気までにかかる二酸化炭素の排出量よりも少ない。そのため、躯体1は、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの推進による脱炭素社会の実現に貢献する上、SDGsの達成にも貢献する。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、木柱41と土台31の接合構造が木柱46と土台31の接合構造と異なり、木柱41と天井梁27の接合構造が木柱46と天井梁27の接合構造と異なる。それに対して、図14に示すように、木柱41と土台31の接合構造が木柱46と土台31の接合構造と同じであり、木柱41と天井梁27の接合構造が木柱46と天井梁27の接合構造と同じであってもよい。
木柱41,46の両方の引き抜き強度が高いため、強風及び地震などのような大きな外力が木柱41,46及び壁70,80,90に与えられても、木柱46が外れにくいことから、木柱41,46及び壁70,80,90が外力に耐え得る。
第2の実施形態の躯体1の構築方法においては、図15に示すように天井梁27の架設前に木柱41を天井梁27に接合してもよいし、図17に示すように天井梁27の架設前に木柱41を土台31に接合してもよい。また、図16に示すように、天井梁27の架設前に木柱46を天井梁27に接合するとともに木柱41を土台31に接合した後、天井張り27を架設してもよい。
1 躯体
27 天井梁
31 土台(水平材)
41 第1木柱
42 第1スリット
46 第2木柱
50 第1継ぎ金具
52 第1インサートプレート
55 接合具
63 フランジ
147 第2スリット
150 第2継ぎ金具
152 インサートバー
155a 接合具
155b 接合具
163 第2インサートプレート
165 接合具

Claims (6)

  1. 建物の躯体であって、
    水平に設置される鉄骨製の天井梁と、
    前記天井梁の下方に配置される木製の水平材と、
    間隔を置いて前記水平材と前記天井梁の間に建て込まれる第1木柱及び第2木柱と、
    前記第1木柱、前記第2木柱、前記天井梁及び前記水平材によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁、前記水平材、前記第1木柱及び前記第2木柱に接合される壁パネルと、
    前記天井梁の下面に接合され、前記天井梁から垂下するフランジと、
    前記水平材の上に固定され、第1インサートプレートを有する第1継ぎ金具と、
    前記天井梁の下面に接合され、前記天井梁から垂下する第2インサートプレートと、
    前記水平材の上に固定され、インサートバーを有する第2継ぎ金具と、を備え、
    前記第1インサートプレートが前記水平材の上面に対して立てられ、第1スリットが前記第1木柱の下端から前記第1木柱の軸方向に切り欠かれ、前記第1インサートプレートが前記第1スリットに差し込まれ、第1接合具が前記第1インサートプレートを貫通して前記第1木柱に打ち込まれ、
    前記第1木柱の側面が前記フランジに当接して、前記第1木柱が前記フランジに接合され、
    前記インサートバーが前記水平材の上面に対して立てられ、ホゾ穴が前記第2木柱の下端から前記第2木柱の軸方向に穿孔され、前記インサートバーが前記ホゾ穴に差し込まれ、第2接合具が前記インサートバーを貫通して前記第2木柱に打ち込まれ、
    第2スリットが前記第2木柱の上端から前記第2木柱の軸方向に切り欠かれ、前記第2インサートプレートが前記第2スリットに差し込まれ、第3接合具が前記第2インサートプレートを貫通して前記第2木柱に打ち込まれている
    ことを特徴とする躯体。
  2. 建物の躯体であって、
    水平に設置される鉄骨製の天井梁と、
    前記天井梁の下方に配置される木製の水平材と、
    間隔を置いて前記水平材と前記天井梁の間に建て込まれ、前記水平材に接合される第1木柱及び第2木柱と、
    前記第1木柱、前記第2木柱、前記天井梁及び前記水平材によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁、前記水平材、前記第1木柱及び前記第2木柱に接合される壁パネルと、
    前記天井梁の下面に接合され、前記天井梁から垂下するフランジと、
    前記天井梁の下面に接合され、前記天井梁から垂下するインサートプレートと、を備え、
    前記第1木柱の側面が前記フランジに当接して、前記第1木柱が前記フランジに接合され、
    スリットが前記第2木柱の上端から前記第2木柱の軸方向に切り欠かれ、前記インサートプレートが前記スリットに差し込まれ、接合具が前記インサートプレートを貫通して前記第2木柱に打ち込まれている
    ことを特徴とする躯体。
  3. 建物の躯体であって、
    水平に設置される鉄骨製の天井梁と、
    前記天井梁の下方に配置される木製の水平材と、
    間隔を置いて前記水平材と前記天井梁の間に建て込まれ、前記天井梁及び前記水平材にそれぞれ接合される第1木柱及び第2木柱と、
    前記第1木柱、前記第2木柱、前記天井梁及び前記水平材によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁、前記水平材、前記第1木柱及び前記第2木柱に接合される壁パネルと、
    前記天井梁の下面に接合され、前記天井梁から垂下するフランジと、
    前記水平材の上に固定され、インサートバーを有する継ぎ金具と、を備え、
    前記第1木柱の側面が前記フランジに当接して、前記第1木柱が前記フランジに接合され、
    前記インサートバーが前記水平材の上面に対して立てられ、ホゾ穴が前記第2木柱の下端から前記第2木柱の軸方向に穿孔され、前記インサートバーが前記ホゾ穴に差し込まれ、接合具が前記インサートバーを貫通して前記第2木柱に打ち込まれている
    ことを特徴とする躯体。
  4. 建物の躯体であって、
    水平に設置される鉄骨製の天井梁と、
    前記天井梁の下方に配置される木製の水平材と、
    間隔を置いて前記水平材と前記天井梁の間に建て込まれ、前記水平材及び前記天井梁にそれぞれ接合される第1木柱及び第2木柱と、
    前記第1木柱、前記第2木柱、前記天井梁及び前記水平材によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁、前記水平材、前記第1木柱及び前記第2木柱に接合される壁パネルと、
    前記水平材の上に固定され、第1インサートプレートを有する継ぎ金具と、
    前記天井梁の下面に接合され、前記天井梁から垂下する第2インサートプレートと、を備え、
    前記第1インサートプレートが前記水平材の上面に対して立てられ、第1スリットが前記第1木柱の下端から前記第1木柱の軸方向に切り欠かれ、前記第1インサートプレートが前記第1スリットに差し込まれ、第1接合具が前記第1インサートプレートを貫通して前記第1木柱に打ち込まれ、
    第2スリットが前記第2木柱の上端から前記第2木柱の軸方向に切り欠かれ、前記第2インサートプレートが前記第2スリットに差し込まれ、第2接合具が前記第2インサートプレートを貫通して前記第2木柱に打ち込まれている
    ことを特徴とする躯体。
  5. 建物の躯体であって、
    水平に設置される鉄骨製の天井梁と、
    前記天井梁の下方に配置される木製の水平材と、
    間隔を置いて前記水平材と前記天井梁の間に建て込まれ、前記天井梁に接合される第1木柱及び第2木柱と、
    前記第1木柱、前記第2木柱、前記天井梁及び前記水平材によって囲われた領域に設けられ、前記天井梁、前記水平材、前記第1木柱及び前記第2木柱に接合される壁パネルと、
    前記水平材の上に固定され、インサートプレートを有する第1継ぎ金具と、
    前記水平材の上に固定され、インサートバーを有する第2継ぎ金具と、を備え、
    前記インサートプレートが前記水平材の上面に対して立てられ、スリットが前記第1木柱の下端から前記第1木柱の軸方向に切り欠かれ、前記インサートプレートが前記スリットに差し込まれ、第1接合具が前記インサートプレートを貫通して前記第1木柱に打ち込まれ、
    前記インサートバーが前記水平材の上面に対して立てられ、ホゾ穴が前記第2木柱の下端から前記第2木柱の軸方向に穿孔され、前記インサートバーが前記ホゾ穴に差し込まれ、第2接合具が前記インサートバーを貫通して前記第2木柱に打ち込まれている
    ことを特徴とする躯体。
  6. 請求項1、2又は3に記載の躯体であって、
    前記壁パネルの上部が前記フランジに当接して、前記壁パネルの上部が前記フランジに接合されることによって前記壁パネルが前記フランジを介して前記天井梁に接合される
    ことを特徴とする躯体。
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