JP7578115B2 - 部材据付装置および部材据付方法 - Google Patents
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Description
(1-1)構成
図1は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10で新設床版102の据え付けを行っている状況の一例を示す斜視図であり、図2は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10を示す側面図であり、図3は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10を示す正面図であり、図4は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10を示す平面図(上方から見た平面図)であり、図5は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10をトレーラー80に積み込んだ状態の一例を示す斜視図であり、図6は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10の吊り部16を拡大して示す側面図であり、図7は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10の吊り部16を拡大して示す正面図であり、図8は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10の吊り部16を側方から見た鉛直断面図(図4のVIII-VIII線断面図)であり、図9は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10の吊り部16を正面から見た鉛直断面図(図4のIX-IX線断面図)であり、図10は本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10の吊り部16の部材固定治具36を側方から見た鉛直断面図(図4のX-X線断面図)である。ただし、図10では新設床版102を部材固定治具36で固定した状態を示している。
本第1実施形態に係る部材据付装置10は、特許文献1に記載の門型クレーン200における先端サポート部220のような部材が不要であり、設置作業が効率化されている。図11~27を参照しつつ、本第1実施形態に係る部材据付装置10の設置作業手順を説明する。図11~19は、日本国内の公道を適法に走行できる1台のトレーラー80で本第1実施形態に係る部材据付装置10の全ての部材および部品等を一括輸送する場合の設置作業手順を模式的に示す図面であり、図20~27は、日本国内の公道を適法に走行できる2台のトレーラー82、84で本第1実施形態に係る部材据付装置10の部材および部品等を分割輸送する場合の設置作業手順を模式的に示す図面である。以下では、橋梁100の所定の地点に部材据付装置10を設置することを念頭に置いて、一括輸送する場合と分割輸送する場合とに分けて説明する。なお、図11~27のいずれにおいても、A図とB図の2図を記載しているが、A図は側方から見た側面図(橋梁100の橋軸直角方向から見た側面図)であり、B図は橋梁100の橋軸方向から見た正面図である。また、図11~16および図25、26のB図においては、図示の都合上、電動トロリ50および回動手段42を描いていない。
(ステップS1a)
図11は本第1実施形態に係る部材据付装置10を1台のトレーラー80で輸送中の状態(ステップS1a)を模式的に示す模式図である。図11に示すように、本第1実施形態に係る部材据付装置10は、日本国内の公道を適法に走行できる1台のトレーラー80に全ての部材および部品等を積み込んで一括輸送することが可能である。部材据付装置10の大きさとトレーラー80の大きさとの関係にもよるが、輸送する際には、通常の場合、フレーム本体部12から片持ち張り出し部14および吊り部16を取り外してトレーラー80に積載する。また、前述したように、片持ち張り出し部14は、張り出し方向とは反対方向の端部側の領域(張り出し方向とは反対方向の端部からやや中心寄りの領域)に2つのヒンジ機構(図示せず)が設けられており、上方から見て略J字状に折り畳めるようになっている。本第1実施形態に係る部材据付装置10を輸送する際のトレーラー80の大きさとの関係によっては、片持ち張り出し部14を伸ばした状態のままではトレーラー80に積載することが難しくなることも考えられるが、その場合には、片持ち張り出し部14を略J字状に折り畳むことでトレーラー80に積載できるようにすることも可能である。
図12は部材据付装置10の走行装置24をトレーラー80から設置面に積み降ろしている状況(ステップS2a)を模式的に示す模式図である。ステップS1aの輸送によりトレーラー80が所定の場所(部材据付装置10を設置する場所)に到着したら、まず図12に示すように、走行装置24をトレーラー80の側方の設置面に積み降ろす。その際には、開閉アーム52の先端側に取り付けたワイヤー52Aで走行装置24を吊り上げ、その状態で開閉アーム52を開き、開閉アーム52の先端側が上方から見てトレーラー80の幅方向外側に位置するようにする。そして、ワイヤー52Aにより走行装置24をトレーラー80の側方の設置面に吊り降ろす。
図13は、フレーム本体部12の荷重を荷重盛替え用ジャッキ28に盛り替えて、梁部22を開いて脚部20をトレーラー80の側方に移動させた状況(ステップS3a)を模式的に示す模式図である。フレーム本体部12の荷重を荷重盛替え用ジャッキ28に盛り替えることにより、脚部20にはフレーム本体部12の荷重が負荷されなくなり、梁部22を開いて脚部20をトレーラー80の側方に移動させることが可能になる。フレーム本体部12の荷重を荷重盛替え用ジャッキ28に盛り替えた後、梁部22を開いて、脚部20を上方から見てトレーラー80の幅方向外側に移動させたら、先に設置面に降ろしておいた走行装置24を、4つの脚部20のそれぞれの真下に配置する。
図14は、脚部20を伸長させて、脚部20の下端に走行装置24を取り付けた状態(ステップS4a)を模式的に示す模式図である。先に設置面に降ろしておいた走行装置24を、ステップS3aで4つの脚部20のそれぞれの真下に配置したら、本ステップS4aで脚部20を伸長させ、脚部20の下端に走行装置24を取り付ける。脚部20の下端への走行装置24の取り付けが完了したら、荷重盛替え用ジャッキ28を収縮させる。脚部20の下端に走行装置24を取り付けることにより、フレーム本体部12は、前後方向に移動することが可能になる。また、片持ち張り出し部14を略J字状に折り畳んでいた場合には、この段階で、片持ち張り出し部14をまっすぐに伸ばすようにする。
図15は、フレーム本体部12の取り付け部と片持ち張り出し部14の取り付け部との前後方向の位置合わせを行った状態(ステップS5a)を模式的に示す模式図である。具体的には、トレーラー80を前方に移動させて、フレーム本体部12の片持ち張り出し部14との取り付け部(図示せず)の真下に、トレーラー80に積載している片持ち張り出し部14のフレーム本体部12との取り付け部(図示せず)が位置するように位置を合わせる。ここでは、トレーラー80を前方に移動させることにより、フレーム本体部12の取り付け部(図示せず)と片持ち張り出し部14の取り付け部(図示せず)との前後方向の位置合わせを行っているが、状況に応じて、脚部20の下端に走行装置24を取り付けたフレーム本体部12を前後に移動させて位置合わせを行うようにしてもよい。
図16は、フレーム本体部12の脚部20を収縮させて、フレーム本体部12に片持ち張り出し部14を連結させた状態(ステップS6a)を模式的に示す模式図である。具体的には、本ステップS6aでは、フレーム本体部12の脚部20を収縮させて、フレーム本体部12の取り付け部(図示せず)と片持ち張り出し部14の取り付け部(図示せず)との高さ方向の位置合わせを行い、両者を図示せぬボルト等で連結している。なお、この段階では片持ち張り出し部14に吊り部16の吊り部本体16Aは連結されていない。本第1実施形態に係る部材据付装置10において、回動手段42は吊り部16の一部であるが、ここで説明している一括輸送の際は、吊り部16は、回動手段42と鉛直支持部材30との間で分割しており、回動手段42と吊り部本体16Aとに分割している。
図17は、片持ち張り出し部14を連結させたフレーム本体部12の脚部20を伸長させてフレーム本体部12を立ち上がらせた状態(ステップS7a)を模式的に示す模式図である。
図18は、フレーム本体部12の脚部20を収縮させて、片持ち張り出し部14に吊り部16を取り付けた状態(ステップS8a)を模式的に示す模式図である。
図19は、組み立ての完了した部材据付装置10を立設させた後、トレーラー80を部材据付装置10の設置場所から移動させた状態(ステップS9a)を模式的に示す模式図である。
本第1実施形態に係る部材据付装置10の部材および部品等を2台のトレーラー82、84で分割輸送する場合、1台目のトレーラー82でフレーム本体部12と走行装置24を輸送して、フレーム本体部12を設置場所にまず立設させる。そして、残りの部材及び部品(片持ち張り出し部14および吊り部16等)を2台目のトレーラー84で設置場所に搬入して、先に立設したフレーム本体部12に取り付けて、部材据付装置10を組み立てる。
図20は本第1実施形態に係る部材据付装置10のフレーム本体部12と走行装置24を1台目のトレーラー82で輸送中の状態(ステップS1b)を模式的に示す模式図である。図20に示すように、トレーラー82は、フレーム本体部12と走行装置24以外の部材及び部品(片持ち張り出し部14および吊り部16等)を積んでいないため、トレーラー82は、一括輸送の際に用いるトレーラー80よりも小型のものにすることも可能な場合がある。
図21は部材据付装置10の走行装置24をトレーラー80から設置面に積み降ろしている状況(ステップS2b)を模式的に示す模式図である。ステップS1bの輸送によりトレーラー82が所定の場所(部材据付装置10を設置する場所)に到着したら、まず図21に示すように、走行装置24をトレーラー80の側方の設置面に積み降ろす。その際には、開閉アーム52の先端側に取り付けたワイヤー52Aで走行装置24を吊り上げ、その状態で開閉アーム52を開き、開閉アーム52の先端側が上方から見てトレーラー82の幅方向外側に位置するようにする。そして、ワイヤー52Aにより走行装置24をトレーラー82の側方の設置面に吊り降ろす。
図22は、フレーム本体部12の荷重を荷重盛替え用ジャッキ28に盛り替えて、梁部22を開いて脚部20をトレーラー80の側方に移動させた状況(ステップS3b)を模式的に示す模式図である。フレーム本体部12の荷重を荷重盛替え用ジャッキ28に盛り替えることにより、脚部20にはフレーム本体部12の荷重が負荷されなくなり、梁部22を開いて脚部20をトレーラー80の側方に移動させることが可能になる。フレーム本体部12の荷重を荷重盛替え用ジャッキ28に盛り替えた後、梁部22を開いて、脚部20を上方から見てトレーラー80の幅方向外側に移動させたら、先に設置面に降ろしておいた走行装置24を、4つの脚部20のそれぞれの真下に配置する。
図23は、脚部20を伸長させて、脚部20の下端に走行装置24を取り付けた状態(ステップS4b)を模式的に示す模式図である。先に設置面に降ろしておいた走行装置24を、ステップS3bで4つの脚部20のそれぞれの真下に配置したら、本ステップS4bで脚部20を伸長させ、脚部20の下端に走行装置24を取り付ける。脚部20の下端への走行装置24の取り付けが完了したら、荷重盛替え用ジャッキ28を収縮させる。脚部20の下端に走行装置24を取り付けることにより、フレーム本体部12は、前後方向に移動することが可能になる。
図24は、脚部20の下端に走行装置24を取り付けてフレーム本体部12を立設させた後、1台目のトレーラー82を部材据付装置10の設置場所から移動させた状態(ステップS5b)を模式的に示す模式図である。
図25は、片持ち張り出し部14及び吊り部16等を搭載した2台目のトレーラー84を、フレーム本体部12を立設させた場所に配置させた状態(ステップS6b)を模式的に示す模式図である。
図26は、フレーム本体部12の脚部20を収縮させて、フレーム本体部12に片持ち張り出し部14を連結させた状態(ステップS7b)を模式的に示す模式図である。具体的には、本ステップS7bでは、フレーム本体部12の脚部20を収縮させて、フレーム本体部12の取り付け部(図示せず)と片持ち張り出し部14の取り付け部(図示せず)との高さ方向の位置合わせを行い、両者を図示せぬボルト等で連結する。
図27は、組み立ての完了した部材据付装置10を立設させた後、トレーラー84を部材据付装置10の設置場所から移動させた状態(ステップS8b)を模式的に示す模式図である。
以上、本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10の設置作業を、一括輸送の場合と分割輸送の場合について説明したが、どちらの場合も、脚部20の伸縮によるフレーム本体部12の伸縮動作とトレーラーによる水平面内における位置合わせ(主に前後方向の位置合わせ)を行うことで部材据付装置10の設置作業を完了することができ、クレーン等の他の大がかりな装置を現場で使用する必要はなく、部材据付装置10の設置作業が効率化されている。
本発明の第1実施形態に係る部材据付装置10を用いて、新設床版102を目標とする据え付け地点に据え付ける手順について、図28~38を参照しつつ説明する。ここでは、橋梁100において、目標とする据え付け地点に新設床版102を据え付ける場合を念頭に置いて説明する。
まず、橋梁100における所定の設置場所(目標とする据え付け地点の近傍の場所)において、前述した「「(1-2)設置作業手順」にしたがって、図28に示すように、部材据付装置10を組み立てて設置する(ステップS1c)。
ステップS1cで組み立てて設置した部材据付装置10のフレーム本体部12の中に、図29に示すように、トレーラー88で新設床版102を搬入する(ステップS2c)。
部材据付装置10のフレーム本体部12の脚部20を収縮させ、ステップS2cで搬入したトレーラー88上の新設床版102を、図30に示すように、吊り部16の2次元支持部材32に固定する(ステップS3c)。
部材据付装置10のフレーム本体部12の脚部20を伸長させてフレーム本体部12を立ち上げ、ステップS2cで搬入したトレーラー88上の新設床版102を、図31に示すように、吊り部16が上方から支持した状態で吊り上げる(ステップS4c)。
ステップS4cで、トレーラー88上の新設床版102を、吊り部16が上方から支持した状態で吊り上げた後、トレーラー88をフレーム本体部12の中から移動させる(ステップS5c)。図32は、トレーラー88をフレーム本体部12の中から移動させた後の状態を示している。
電動トロリ50を片持ち張り出し部14に沿って、片持ち張り出し部14の張り出し方向の先端付近まで移動させ、図33に示すように、吊り部16が上方から支持した状態の新設床版102を、片持ち張り出し部14の張り出し方向の先端付近まで移動させる(ステップS6c)。なお、本ステップS6cは、ステップS5cよりも先に実施してもよく、ステップS5cとステップS6cの順番はどちらを先に実施してもよい。
吊り部16が上方から支持した状態の新設床版102を、片持ち張り出し部14の張り出し方向の先端付近まで移動させた後、図34に示すように、回動手段42により、吊り部16が上方から支持した状態の新設床版102を水平面内で90°回転させ、新設床版102の主鉄筋方向が橋梁100の橋軸直角方向となるようにする(ステップS7c)。
部材据付装置10のフレーム本体部12の脚部20を収縮させてフレーム本体部12を下方向に収縮させ、主鉄筋方向が橋梁100の橋軸直角方向となるように回転させた新設床版102を、図35に示すように、橋梁100の目標とする据え付け地点に据え付ける(ステップS8c)。据え付け後、新設床版102の2次元支持部材32への固定を解除し、吊り部16との連結を解除する。
図36に示すように、部材据付装置10のフレーム本体部12の脚部20を伸長させてフレーム本体部12を立ち上げる(ステップS9c)。
図37に示すように、回動手段42により、2次元支持部材32を水平面内で90°回転させ、2次元支持部材32の長辺方向が橋梁100の橋軸方向となるようにする(ステップS10c)。
図38に示すように、電動トロリ50を片持ち張り出し部14に沿って、片持ち張り出し部14の張り出し方向とは反対方向に移動させ、吊り部16をフレーム本体部12の内部に引き戻すとともに、部材据付装置10の全体を、走行装置24により片持ち張り出し部14の張り出し方向に前進させ、片持ち張り出し部14の先端部が、次の新設床版102の目標とする据え付け位置の上方に位置するようにする(ステップS11c)。
図39は、本発明の第2実施形態に係る部材据付装置60を用いて新設床版104の据え付けを行っている状況の一例を示す斜視図である。
以上説明したように、第1実施形態に係る部材据付装置10は、図1に示すように、橋梁100の幅員方向の大きさが、ほぼ1車線分の幅に収まる大きさであり、第1実施形態に係る部材据付装置10は、1車線のみを車線規制して1車線ごとに施工を行う橋梁100の半断面施工に用いることができ、第2実施形態に係る部材据付装置60は、図39に示すように、第1実施形態に係る部材据付装置10を橋梁100の幅員方向に2台並べて構成されており、2車線分の幅の新設床版104の据え付けを行うこと、つまり橋梁100の全断面施工を行うことが可能であったが、第1実施形態に係る部材据付装置10を対象橋梁の幅員方向に3台以上並べて部材据付装置を構成することで、3車線以上の橋梁において、3車線以上の幅の新設床版の据え付けを行うことも可能である。
12…フレーム本体部
14…片持ち張り出し部
14A…I形鋼
14A1…上フランジ
14A2…下フランジ
14B…溝形鋼
16…吊り部
16A…吊り部本体
18…天井部
20…脚部
22…梁部
22A…ヒンジ機構
24…走行装置
26…カウンターウェイト
28…荷重盛替え用ジャッキ
30…鉛直支持部材
30A…ピン
32…2次元支持部材
34…2軸回動軸機構
34A、34B…ピン
36…部材固定治具
36A…下部連結具
36B…中間連結具
36B1…下端部
36B2…上端部
36C…上部連結具
36C1…対向板状体
36C2…連結体
36D…ピン
36X…箱状定着具
36X1…側壁部材
36X2…天井梁部材
36Y…ねじ山付きロッド
38、40…斜め伸縮ジャッキ
38A、38B、40A、40B…クレビス継手
42…回動手段
42A…回転減速機
50…電動トロリ
50A…車輪
52…開閉アーム
52A…ワイヤー
80、82、84、88…トレーラー
86…荷台
100…橋梁
102、104…新設床版
102A…凹部
102B…アンカー
Claims (7)
- 部材を据え付けるための据付装置であり、上下方向に伸縮可能なフレーム本体部と、前記フレーム本体部に連結していて前記フレーム本体部から片持ちで張り出した片持ち張り出し部と、据え付けられる前記部材を前記片持ち張り出し部から下方に所定の長さを以て吊下げ支持するように構成されているとともに、前記片持ち張り出し部の長手方向に沿って移動可能に構成された吊り部と、を備え、据え付けられる前記部材の所定位置への据え付けは、前記フレーム本体部の下方向への収縮により行う部材据付装置であって、
前記吊り部は、
略鉛直方向に延びる鉛直支持部材と、
2次元方向に広がる略同一平面上にあって、かつ、同一直線上にはない3以上の固定箇所を備えていて、該3以上の固定箇所で、据え付けられる前記部材を上方から固定することができる2次元支持部材と、
前記鉛直支持部材の下端部と前記2次元支持部材の中央部付近とを連結する、異なる方向に延びる2つの回動軸を備えた2軸回動軸機構と、
を有してなり、
前記2次元支持部材に上方から固定された据え付けられる前記部材を、前記2つの回動軸のうちの少なくとも1つの回動軸周りに回動させることにより、当該部材の水平面に対する傾斜状態を調整することができ、
さらに前記吊り部は、前記鉛直支持部材と前記2次元支持部材との間に設けられた斜め伸縮ジャッキを備えており、該斜め伸縮ジャッキにより、前記2次元支持部材に上方から固定された据え付けられる前記部材の水平面に対する傾斜状態を調整できることを特徴とする部材据付装置。 - 部材を据え付けるための据付装置であり、上下方向に伸縮可能なフレーム本体部と、前記フレーム本体部に連結していて前記フレーム本体部から片持ちで張り出した片持ち張り出し部と、据え付けられる前記部材を前記片持ち張り出し部から下方に所定の長さを以て吊下げ支持するように構成されているとともに、前記片持ち張り出し部の長手方向に沿って移動可能に構成された吊り部と、を備え、据え付けられる前記部材の所定位置への据え付けは、前記フレーム本体部の下方向への収縮により行う部材据付装置であって、
前記吊り部は、
略鉛直方向に延びる鉛直支持部材と、
2次元方向に広がる略同一平面上にあって、かつ、同一直線上にはない3以上の固定箇所を備えていて、該3以上の固定箇所で、据え付けられる前記部材を上方から固定することができる2次元支持部材と、
前記鉛直支持部材の下端部と前記2次元支持部材の中央部付近とを連結する、異なる方向に延びる2つの回動軸を備えた2軸回動軸機構と、
を有してなり、
前記2次元支持部材に上方から固定された据え付けられる前記部材を、前記2つの回動軸のうちの少なくとも1つの回動軸周りに回動させることにより、当該部材の水平面に対する傾斜状態を調整することができ、
さらに前記吊り部は、前記鉛直支持部材と前記2次元支持部材との間に設けられた斜め伸縮ジャッキを複数備えており、該複数の斜め伸縮ジャッキは異なる方向に伸縮し、該複数の斜め伸縮ジャッキにより、前記2次元支持部材に上方から固定された据え付けられる前記部材の水平面に対する傾斜状態を調整できることを特徴とする部材据付装置。 - 部材を据え付けるための据付装置であり、上下方向に伸縮可能なフレーム本体部と、前記フレーム本体部に連結していて前記フレーム本体部から片持ちで張り出した片持ち張り出し部と、据え付けられる前記部材を前記片持ち張り出し部から下方に所定の長さを以て吊下げ支持するように構成されているとともに、前記片持ち張り出し部の長手方向に沿って移動可能に構成された吊り部と、を備え、据え付けられる前記部材の所定位置への据え付けは、前記フレーム本体部の下方向への収縮により行う部材据付装置であって、
前記吊り部は、
略鉛直方向に延びる鉛直支持部材と、
2次元方向に広がる略同一平面上にあって、かつ、同一直線上にはない3以上の固定箇所を備えていて、該3以上の固定箇所で、据え付けられる前記部材を上方から固定することができる2次元支持部材と、
前記鉛直支持部材の下端部と前記2次元支持部材の中央部付近とを連結する、異なる方向に延びる2つの回動軸を備えた2軸回動軸機構と、
を有してなり、
前記2次元支持部材に上方から固定された据え付けられる前記部材を、前記2つの回動軸のうちの少なくとも1つの回動軸周りに回動させることにより、当該部材の水平面に対する傾斜状態を調整することができ、
異なる方向に延びる前記2つの回動軸は、お互いに略直交し、
さらに前記吊り部は、前記鉛直支持部材と前記2次元支持部材との間に設けられた斜め伸縮ジャッキを2つ備えており、該2つの斜め伸縮ジャッキは異なる方向に伸縮し、該2つの斜め伸縮ジャッキの伸縮方向を上方から水平面に投影したとき、該2つの斜め伸縮ジャッキのうちの1つの伸縮方向は前記2つの回動軸のうちの1つと略直交し、該2つの斜め伸縮ジャッキのうちの他の1つの伸縮方向は前記2つの回動軸のうちの他の1つと略直交し、該2つの斜め伸縮ジャッキにより、前記2次元支持部材に上方から固定された据え付けられる前記部材の水平面に対する傾斜状態を調整できることを特徴とする部材据付装置。 - 前記フレーム本体部は、上下方向に伸縮可能な少なくとも4つの脚部を有してなることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の部材据付装置。
- 前記フレーム本体部は梁部を少なくとも4つ有していて、少なくとも4つの前記脚部のそれぞれの上部に当該脚部と略直交するように前記梁部が1つずつ連結していて、前記梁部は、連結している前記脚部とは反対側の端部にそれぞれヒンジ機構を有していて、連結している前記脚部と略直交する面内を、有している前記ヒンジ機構を中心として回動可能なことを特徴とする請求項4に記載の部材据付装置。
- 前記片持ち張り出し部と略直交する略水平方向にスライド移動可能な梁部を、前記フレーム本体部は少なくとも4つ有していて、少なくとも4つの前記梁部はそれぞれの一端に、当該梁部と略直交するように前記脚部が1つずつ連結していることを特徴とする請求項4に記載の部材据付装置。
- 請求項1~3のいずれかに記載の部材据付装置を用いて部材を据え付けるための部材据付方法であって、
前記部材据付装置を所定の場所に準備する準備工程と、
前記準備工程で準備した前記部材据付装置を下方向に収縮させて、当該部材据付装置の前記吊り部に、据え付ける前記部材を連結する連結工程と、
前記連結工程で前記部材据付装置の前記吊り部に前記部材を連結した後、前記部材据付装置を伸長させて、前記吊り部が前記部材を上方から支持した状態で前記部材据付装置を立ち上げる立ち上げ工程と、
前記吊り部が前記部材を上方から支持した状態で、前記吊り部が前記片持ち張り出し部に沿って前記片持ち張り出し部の張り出し方向先端側に移動する移動工程と、
前記移動工程で前記吊り部が前記片持ち張り出し部の張り出し方向先端側に移動した後、前記斜め伸縮ジャッキにより、前記2次元支持部材に上方から固定された前記部材の水平面に対する傾斜状態を調整する傾斜状態調整工程と、
前記傾斜状態調整工程の後、前記部材据付装置を下方向に収縮させて、前記吊り部が上方から支持した前記部材を所定の位置に据え付ける据付工程と、
を有することを特徴とする部材据付方法。
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